JP2012029137A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012029137A
JP2012029137A JP2010167035A JP2010167035A JP2012029137A JP 2012029137 A JP2012029137 A JP 2012029137A JP 2010167035 A JP2010167035 A JP 2010167035A JP 2010167035 A JP2010167035 A JP 2010167035A JP 2012029137 A JP2012029137 A JP 2012029137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
substrate
parallel
ground
feeding point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010167035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5413743B2 (ja
Inventor
Takatoshi Sekizawa
高俊 関澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010167035A priority Critical patent/JP5413743B2/ja
Publication of JP2012029137A publication Critical patent/JP2012029137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5413743B2 publication Critical patent/JP5413743B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】 逆L型アンテナにおいて給電点から屈曲点までの高さを大きくしなくても、その利得が向上するようにすることである。
【解決手段】 基板1の給電点2から、細長い棒状の導電体を基板1と同一の面内で延設し、基板側アンテナ部4を形成する。この基板側アンテナ部4は、逆L型アンテナを構成する平行アンテナ部6と平行で、同じ向きにアンテナ電流Iが流れるようにする。さらに、基板1の切除部1a〜1eと基板側アンテナ部4との間に細長い棒状の導電体よりなるグランドアンテナ部7を平行に形成し、このグランドアンテナ部7に、基板側アンテナ部4を流れるアンテナ電流I4a〜I4cによってイメージ電流I7b〜I7dが流れるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナ装置の利得向上に関するものである。
車両(例えば、自動車)において、キーレスエントリーシステムやスマートエントリーシステムのように、車両と携帯機(車両外部の運転者が所持する。)との間での無線通信によって車両ドアの開錠を行うシステムが公知である。この種のシステムが搭載された車両において、携帯機との間で電波の送受信を行うためのアンテナ装置として逆L型アンテナが採用され、かつこのアンテナ装置が車両の天井部やCピラーの部分に内装される場合がある。
図9に示されるように、従来のアンテナ装置100は、平面視において長方形状の基板51と、基板51の表面からその厚み方向に延設されたアンテナ部52とを備える。アンテナ部52は、細長い導電体を基板51の給電点53からいったん立ち上げて、これを基板51と平行な面内でほぼ直角に屈曲し、方形の渦巻き状にしたものである。逆L型アンテナのアンテナ装置100は、高さを低くできるという利点がある。この種のアンテナ装置として、特許文献1に開示された技術が存している。
上記のアンテナ装置において、車両と携帯機との通信可能距離を長くすることが望ましい。このために、アンテナ装置の利得を向上することが考えられる。ここで、逆L型アンテナの場合、基板の給電点から屈曲点(アンテナ部を屈曲する部分)までの高さを大きくするほど利得が向上することが知られている(特許文献2を参照)。しかし、このアンテナ装置が車両に内装されることを考慮すると、アンテナ部における屈曲点までの高さを大きくすることは困難である。
特開2003−309421号公報 特開2005−311607号公報
本発明は上記した不具合に鑑み、逆L型アンテナにおいて給電点から屈曲点までの高さを大きくしなくても、その利得が向上するようにすることを課題としている。
上記した課題を解決するための本発明は、
細長い棒状の導電体よりなり、基板の表面から起立する起立部と、その起立部の端から前記基板と平行な面内に方向を変えつつ連続的に延設され、終端部が開放されて自由端となっている平行アンテナ部と、によって形成される逆L型アンテナと、
前記基板の設置されたグランド面とは非導通状態のもとに、前記基板の表面に前記逆L型アンテナの前記平行アンテナ部の少なくとも一部と平行になるように配置された基板側アンテナ部と、を備え、
前記基板側アンテナ部は、一端部を前記逆L型アンテナを構成する前記起立部の前記基板側の端に導通し、他端部を前記逆L型アンテナの前記基板からの給電点とし、
前記基板側の前記給電点からアンテナ電流を流したとき、平行状態にある前記基板側アンテナ部と前記平行アンテナ部には、同じ向きの電流が流れることを特徴としている。
本発明に係るアンテナ装置は上記のように構成されていて、起立部と平行アンテナ部とによって形成される逆L型アンテナの基板の部分に、平行アンテナ部の少なくとも一部と平行になる基板側アンテナ部とを備える。基板の給電点から流れたアンテナ電流は、基板側アンテナ部を流れた後、起立部を介して平行アンテナ部に流れる。このとき、基板側アンテナ部と平行アンテナ部との平行な部分では、同じ向きに電流が流れるため、両者が強め合う。この結果、起立部の長さ(基板から平行アンテナ部までの高さ)を大きくすることなく(換言すれば、アンテナ装置の高さをそのままにして)、アンテナ装置全体の利得が向上する。
そして、前記基板には、前記基板側アンテナ部に隣接して平行するグランドアンテナ部が形成され、前記グランドアンテナ部は前記基板側アンテナ部の前記起立部側にて前記グランド面と導通し、前記基板側アンテナ部の前記給電点側にて終端部が開放されて自由端となっており、
前記基板側の前記給電点から電流を流したとき、平行状態にある前記基板側アンテナ部と前記平行アンテナ部と前記グランドアンテナ部に、同じ向きの電流が流れるようにできる。
このアンテナ装置の場合、基板側アンテナ部と平行にグランドアンテナ部が設けられている。グランドアンテナ部には電流が供給されていないが、給電点から基盤側アンテナ部にアンテナ電流が流れると、それに伴ってグランドアンテナ部に同じ向きの電流(イメージ電流)が流れる。そして、両者が強め合う。これにより、アンテナ装置の全体の利得がいっそう向上する。
そして、前記基板の外周縁部の一部が切除され、前記給電点は前記基板の切除部に設けられ、
前記グランドアンテナ部は、前記基板の切除部を埋める形で設けることができる。
この場合、基板側アンテナ部を形成しても基板の大きさが大きくならないため、アンテナ装置の全体形状をそのままとすることができる。
また、複数本のグランドアンテナ部を設けてもよい。この場合、グランドアンテナ部に流れるイメージ電流が大きくなるため、いっそうの利得の向上が図られる。
第1実施例のアンテナ装置101の斜視図である。 (a)はアンテナ装置101の平面図、(b)は同じく平面断面図である。 アンテナ装置101をケース体9に収容する状態の正面図である。 第1実施例のアンテナ装置101を水平配置したときの指向性のシミュレーション結果を示す図である。 同じく、縦配置したときの指向性のシミュレーション結果を示す図である。 同じく、横配置したときの指向性のシミュレーション結果を示す図である。 第1実施例のアンテナ装置101と従来のアンテナ装置100の利得を比較するグラフである。 第2実施例のアンテナ装置102の斜視図である。 従来のアンテナ装置100の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は第1実施例のアンテナ装置101の斜視図、図2の(a)はアンテナ装置101の平面図、(b)は同じく平面断面図、図3はアンテナ装置101をケース体9に収容する状態の正面図である。
本発明の第1実施例のアンテナ装置101について説明する。本明細書では、自動車用のスマートエントリーシステムに使用されるアンテナ装置101について説明する。
図1及び図2に示されるように、第1実施例のアンテナ装置101は、幅方向の一部が削除された平面視において略T字形状の基板1と、基板1の給電点2から細長い棒状の導電体が延設されたアンテナ部3とを備えている。アンテナ部3は、基板1の給電点2からその切除部1a,1b,1c,1d,1eを取り囲む形で、かつ基板1と同一の面内に延設される基板側アンテナ部4と、基板側アンテナ部4の終端部から基板1の厚み方向に立ち上がる形で延設される起立部5と、起立部5の終端部(上端部)から基板1と平行な面内で方形の渦巻き状に延設される平行アンテナ部6と、基板1の各切除部1a〜1eと基板側アンテナ部4との隙間に配置されるグランドアンテナ部7とを備えている。このアンテナ装置101は、300MHz帯や400MHz帯の周波数領域における車載用電波製品(例えばキーレスエントリーシステム、スマートエントリーシステム、タイヤ空気圧モニタシステム(TPMS)、ガレージドアオープナ等)で好適に使用される。
このアンテナ装置101は、図3に示されるように、ベース板8に図示しないねじ等の固着手段によって固定される。そして、その状態でケース体9によって覆われる。ケース体9に収容されたアンテナ装置101は、図示しないブラケットを介して車両の天井部やCピラーの部分のボディに固定され、内装される。これにより、アンテナ装置101が車両の外部から視認されなくなる。
第1実施例のアンテナ装置101を構成する基板1は、所定の長さ(例えば50mm程度)と所定の幅(例えば40mm程度)を有する長方形状の原基板から、幅方向Wの両端部を長さ方向Lの一部を残して切除し(切除部1a,1b,1d,1e)、かつ長さ方向Lの一端部を全幅に亘って切除したもの(切除部1c)であり、平面視において略T字状となっている。基板1における奥側の切除部を符号1a,1bで示し、手前側の切除部を符号1d,1eで示し、右側の切除部を符号1cで示す。基板1には、抵抗やコンデンサ(いずれも図示せず)等の電子部品が実装されている。そして、基板1における奥側の切除部1aにおける幅方向Wの端部に給電点2が設けられている。基板1における給電点2以外の部分は接地されている。
最初に、基板側アンテナ部4について説明する。図1及び図2に示されるように、基板1における奥側の切除部1aに設けられた給電点2から、基板1の長さ方向Lに沿って導電体が延設されている(第1エレメント部4a)。この導電体が基板1と同一の面内でほぼ直角に屈曲され、基板1の幅方向Wに沿って、基板1の幅と同一の長さだけ延設されている(第2エレメント部4b)。同様に、この導電体が基板1と同一の面内でほぼ直角に更に屈曲され、基板1の長さ方向Lに沿って、基板1の切除部1eから僅かに離れた部分まで延設されている(第3エレメント4c)。即ち、基板側アンテナ部4を構成する第1エレメント部4a、第2エレメント部4b、第3エレメント部4cは、基板1の切除部1a〜1eを埋める形(基板1のT字状の突出部分を取り囲む形)で、略U字状に設けられている。基板1と基板側アンテナ部4によって形成される面の大きさは、切除前の基板(従来のアンテナ装置100の基板51)とほぼ同一の大きさである。即ち、第1実施例の基板1と基板側アンテナ部4とを合わせた平面形状は、従来のアンテナ装置100(図9参照)における基板51の平面形状はほぼ同一である(換言すれば、第1実施例のアンテナ装置101の平面形状は、従来のアンテナ装置100の平面形状とほぼ同一の大きさを有している)。
次に、起立部5について説明する。起立部5は、基板側アンテナ部4と同一断面形状の導電体よりなり、第3エレメント部4cの終端部(先端部)から高さ方向(基板1の厚み方向)にほぼ直角に屈曲されて構成される。
次に、平行アンテナ部6について説明する。平行アンテナ部6は、基板側アンテナ部4及び起立部5と同一断面形状の導電体よりなる。この導電体が、起立部5の終端部(上端部)から、基板1と平行な面内でほぼ直角に屈曲され、基板1の幅方向Wに沿って、基板1の幅と同一の長さだけ延設されている(第1エレメント部6a)。同様に、この導電体が基板1と同一の面内でほぼ直角に更に屈曲され、基板1の長さ方向Lに沿って、第1エレメント部4aの直上部分に延設されている(第2エレメント部6b)。同様に、この導電体が基板1と平行な面内でほぼ直角に更に屈曲され、基板1の幅方向Wに沿って、第2エレメント部4bの直上部分に延設されている(第3エレメント部6c)。以下、同様に導電体が平面視において方形の渦巻き状となるように、第4エレメント部6d、第5エレメント部6e、第6エレメント部6f、第7エレメント部6g及び第8エレメント部6hが延設されている。第8エレメント部6hの終端部(先端部)は、開放されて自由端となっている。そして、平行アンテナ部6を構成する第3エレメント部6c、第4エレメント部6d、第5エレメント部6e、第6エレメント部6fが第8エレメント部6hの先端部を取り囲んでいる。これにより、先端部に及ぼす外部の影響を排除することができる。
次に、グランドアンテナ部7について説明する。グランドアンテナ部7は、基板側アンテナ部4、起立部5及び平行アンテナ部6と同一断面形状の導電体よりなる。この導電体が、基板1における手前側の切除部1dに設けられた部分(ただし、給電点ではない。)から、基板1の幅方向Wに沿って延設されている(グランド第1エレメント部7a)。この位置は、第3エレメント部4cの終端部と対応する位置である。そして、この導電体が基板1と同一の面内でほぼ直角に屈曲され、基板1の手前側の切除部1dと第3エレメント部4cとの間に形成された隙間の部分に、基板1の長さ方向Lに沿って延設されている(グランド第2エレメント部7b)。同様に、導電体がグランド第2エレメント部7bの終端部から基板1と同一の面内でほぼ直角に屈曲され、基板1の切除部1cと第2エレメント部4bとの間に形成された隙間の部分に、基板1の幅方向Wに沿って延設されている(グランド第3エレメント部7c)。同様に、導電体がグランド第3エレメント部7cの終端部から基板1と同一の面内でほぼ直角に屈曲され、基板1の奥側の切除部1bと第1エレメント部4aとの間に形成された隙間の部分に、基板1の長さ方向Lに沿って延設されている(グランド第4エレメント部7d)。
グランド第4エレメント部7dの終端部(先端部)は、基板1の奥側の切除部1aから僅かに離れた位置で開放されて自由端となっている。このグランド第4エレメント部7dを基板1と第1エレメント部4aが挟み込んでいて、先端部に及ぼす外部の影響を排除することができる。
第1実施例のアンテナ装置101の作用(アンテナ部3に流れる電流の作用)について説明する。
基板1の給電点2からアンテナ部3を構成する基板側アンテナ部4、起立部5及び平行アンテナ部6にアンテナ電流Iが流れる。以下、基板側アンテナ部4を構成する各部位(第1エレメント部4a、第2エレメント部4b、第3エレメント部4c)を流れるアンテナ電流Iを、各部位を示す添え字と対応させてアンテナ電流I4a,I4b,I4cのように記載する。
給電点2から基板側アンテナ部4の各エレメント部4a,4b,4cに、アンテナ電流I4a,I4b,I4cが流れる。するとこれらのアンテナ電流I4a,I4b,I4cにより、基板側アンテナ部4の各エレメント部4a,4b,4cと平行に近接配置されているグランドアンテナ部7の各エレメント部7b,7c,7dに同じ向きに各電流(イメージ電流)I7b,I7c,I7dが流れる。これらのアンテナ電流I4a〜I4cとイメージ電流I7b〜I7dは、互いに強め合う。この結果、基板側アンテナ部4とグランドアンテナ部7とがアンテナの機能を発揮し、その放射効率(利得)が向上する。
更に、起立部5を流れ、平行アンテナ部6の各エレメント部6a〜6hを流れるアンテナ電流I6a〜I6hのうち、基板側アンテナ部4とグランドアンテナ部6と平行に配置されている各エレメント部6b,6c,6d,6f,6g,6hには、基板側アンテナ部4を流れる各アンテナ電流I4a,I4b,I4cとグランドアンテナ部7を流れる各イメージ電流I7b,I7c,I7dと同じ向きの各アンテナ電流I6b,I6c,I6d,I6f,I6g,I6hが流れる。これらのアンテナ電流I4a〜4c,I6b〜6d,I6f〜I6hと各イメージ電流I7a〜7cは、互いに強め合う。この結果、平行アンテナ部6の放射効率(利得)が向上する。
本出願人は、第1実施例のアンテナ装置101の指向性についてシミュレーションを行い、図4から図6に示す結果を得た。図4は、本実施例のアンテナ装置101と従来のアンテナ装置100を水平配置し、3m離れた位置から電波を送信したときの水平方向と垂直方向の指向性を示すものである。図4より、本実施例のアンテナ装置101の利得を従来のアンテナ装置100と比較したとき、垂直方向ではほとんど変化がなかったものの水平方向では改善されていることがわかる。
また、図5は、本実施例のアンテナ装置101と従来のアンテナ装置100を縦配置し、3m離れた位置から電波を送信したときの水平方向と垂直方向の指向性を示すものである。図5より、本実施例のアンテナ装置101の利得を従来のアンテナ装置100と比較したとき、水平方向ではほとんど変化がなかったものの垂直方向では改善されていることがわかる。
また、図6は、本実施例のアンテナ装置101と従来のアンテナ装置100を横配置し、3m離れた位置から電波を送信したときの水平方向と垂直方向の指向性を示すものである。図6より、本実施例のアンテナ装置101の利得を従来のアンテナ装置100と比較したとき、垂直方向ではほとんど変化がなかったものの水平方向では改善されていることがわかる。
そして、本実施例のアンテナ装置101と従来のアンテナ装置100の全体の利得を比較すると、図7に示されるように、従来のアンテナ装置100の利得が−10.5dBであったのに対し、本実施例のアンテナ装置101の利得は−9.7dBで、0.8dBの利得の向上が確認された。
第1実施例のアンテナ装置101は、従来のアンテナ装置100と比較して基板側アンテナ部4とグランドアンテナ部7とを追加した形態である。しかし、図8に示される第2実施例のアンテナ装置102のように、基板側アンテナ部4だけを追加して設け、グランドアンテナ部7が設けられていない形態のものであってもよい。
上記した第1及び第2の実施例のアンテナ装置101,102において、各エレメント部4〜7を構成する導電体の断面は方形である。ここで、各エレメント部4〜7は、導電体を折り曲げて製作することを考慮すると、丸棒よりなる導電体であってもよい。
本明細書では、逆L型アンテナであるアンテナ装置101について説明した。しかし、逆F型アンテナであるアンテナ装置であってもよい。
本発明は、車両(例えば、自動車)に使用されるキーレスエントリーシステムやスマートキーシステムの他に、住宅に使用されるキーレスエントリーシステムやスマートキーシステムにおけるアンテナ装置として利用することができる。
1 基板
2 給電点
3 アンテナ部
4 基板側アンテナ部
5 起立部
6 平行アンテナ部
7 グランドアンテナ部
101,102 アンテナ装置
I4a〜I4c,I5,I6a〜I6h アンテナ電流

Claims (5)

  1. 細長い棒状の導電体よりなり、基板の表面から起立する起立部と、その起立部の端から前記基板と平行な面内に方向を変えつつ連続的に延設され、終端部が開放されて自由端となっている平行アンテナ部と、によって形成される逆L型アンテナと、
    前記基板の設置されたグランド面とは非導通状態のもとに、前記基板の表面に前記逆L型アンテナの前記平行アンテナ部の少なくとも一部と平行になるように配置された基板側アンテナ部と、を備え、
    前記基板側アンテナ部は、一端部を前記逆L型アンテナを構成する前記起立部の前記基板側の端に導通し、他端部を前記逆L型アンテナの前記基板からの給電点とし、
    前記基板側の前記給電点からアンテナ電流を流したとき、平行状態にある前記基板側アンテナ部と前記平行アンテナ部には、同じ向きの電流が流れることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記基板側アンテナ部は、前記基板の平面視において方形の渦巻き状となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記基板には、前記基板側アンテナ部に隣接して平行するグランドアンテナ部が形成され、前記グランドアンテナ部は前記基板側アンテナ部の前記起立部側にて前記グランド面と導通し、前記基板側アンテナ部の前記給電点側にて終端部が開放されて自由端となっており、
    前記基板側の前記給電点から電流を流したとき、平行状態にある前記基板側アンテナ部と前記平行アンテナ部と前記グランドアンテナ部には、同じ向きの電流が流れることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記基板の外周縁部の一部が切除され、前記給電点は前記基板の切除部に設けられ、
    前記グランドアンテナ部は、前記基板の切除部を埋める形で設けられていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 複数本のグランドアンテナ部が平行状態で設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載のアンテナ装置。
JP2010167035A 2010-07-26 2010-07-26 アンテナ装置 Expired - Fee Related JP5413743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010167035A JP5413743B2 (ja) 2010-07-26 2010-07-26 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010167035A JP5413743B2 (ja) 2010-07-26 2010-07-26 アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012029137A true JP2012029137A (ja) 2012-02-09
JP5413743B2 JP5413743B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=45781533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010167035A Expired - Fee Related JP5413743B2 (ja) 2010-07-26 2010-07-26 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5413743B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253649A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Fujitsu Ltd ループアンテナ
EP2693561A1 (en) 2012-08-02 2014-02-05 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Antenna device

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09275360A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Omron Corp 送受信装置
JPH1041741A (ja) * 1996-07-19 1998-02-13 Omron Corp 送受信装置
JP2002237711A (ja) * 2000-12-08 2002-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置、および通信システム
JP2003008331A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Nippon Soken Inc アンテナ
JP2003069463A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Nippon Soken Inc 携帯型送信器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09275360A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Omron Corp 送受信装置
JPH1041741A (ja) * 1996-07-19 1998-02-13 Omron Corp 送受信装置
JP2002237711A (ja) * 2000-12-08 2002-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置、および通信システム
JP2003008331A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Nippon Soken Inc アンテナ
JP2003069463A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Nippon Soken Inc 携帯型送信器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253649A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Fujitsu Ltd ループアンテナ
EP2693561A1 (en) 2012-08-02 2014-02-05 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Antenna device
US9293811B2 (en) 2012-08-02 2016-03-22 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Antenna device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5413743B2 (ja) 2014-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8525736B2 (en) Antenna device
US20140320367A1 (en) SMALL PRINTED MEANDER ANTENNA PERFORMANCES IN 315MHz FREQUENCY BAND INCLUDING RF CABLE EFFECT
JP6190409B2 (ja) 車載アンテナ装置
CN1519982A (zh) 内部多波段天线
US8610626B2 (en) Antenna with slot
CN101552374A (zh) 汽车用高频玻璃天线及汽车用窗玻璃板
EP2648275B1 (en) Glass antenna for vehicle and window glass for vehicle
US8643558B2 (en) Multi-frequency antenna
JP4901942B2 (ja) アンテナ
JP5451169B2 (ja) アンテナ装置
WO2019027036A1 (ja) 車載用アンテナ装置
JP5413743B2 (ja) アンテナ装置
US8519904B2 (en) Keyboard structure with antenna function
JP6031057B2 (ja) アンテナ装置
CN103457036A (zh) 一种双通道宽频天线
US20090231230A1 (en) Multi-band antenna with improved connecting portion
CN110048214A (zh) 一种天线及无线通讯装置
JP4055734B2 (ja) 車載アンテナ装置および車載アンテナ装置の搭載方法
CN214068897U (zh) 天线和电子设备
CN100359755C (zh) 平面倒f形天线及其制造方法
JP5005447B2 (ja) アンテナ装置
JP6589177B2 (ja) 車両のアンテナ装置
JP3754258B2 (ja) アンテナ装置
US20090091505A1 (en) Antenna device with a single-loop radiating element
JP5005448B2 (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120827

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131031

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5413743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees