JP2012027785A - 携帯端末及び表示方法 - Google Patents

携帯端末及び表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012027785A
JP2012027785A JP2010167329A JP2010167329A JP2012027785A JP 2012027785 A JP2012027785 A JP 2012027785A JP 2010167329 A JP2010167329 A JP 2010167329A JP 2010167329 A JP2010167329 A JP 2010167329A JP 2012027785 A JP2012027785 A JP 2012027785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
station
contact
stored
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010167329A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Ogata
俊郎 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010167329A priority Critical patent/JP2012027785A/ja
Publication of JP2012027785A publication Critical patent/JP2012027785A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの駅利用頻度に応じ、表示する情報量を異ならせ、ユーザに与える不快感を抑えた経路案内を行う。
【解決手段】入力された操作指示に応じた情報を表示する表示部3fと、駅の位置情報及と自動改札機の通過時刻情報を含む駅利用履歴情報を記憶する記憶部3eと、自動改札機に設けられ駅の位置情報を保持する非接触ICリーダ装置2と非接触通信して駅の位置情報を取得する第1の通信部3gbと、第1の通信部3gbにより取得された駅の位置情報を含む駅利用履歴情報が記憶部3eに記憶されているか否かを判定する制御部3cと、駅から目的地へ向かう列車の時刻表情報を含む案内情報を記憶する案内情報サーバ1と通信して案内情報を取得する第2の通信部3bとを備え、制御部3cは、駅利用履歴情報が記憶部3eに所定数以上記憶されている場合には、第2の通信部3bにより取得された案内情報の列車の時刻表情報を表示部3fに簡易表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、経路情報として送信されたコンテンツを表示する携帯端末及び表示方法に関する。
ユーザの現在位置から目的地までの経路に関する案内情報を表示画面に表示する携帯ナビゲーション装置が普及している。この携帯ナビゲーション装置によれば、ユーザは、自己の現在位置から目的地までの経路として、徒歩、バス及び電車等の複数の移動手段を利用した案内情報を的確に確認することができる。また、この種の携帯ナビゲーション装置は、GPS(Global Positioning System)を利用してユーザの現在の位置情報を取得し、複数の案内情報を記憶するデータベースを検索して当該現在位置から目的地までの案内情報を複数表示している。この様な目的地への案内情報を表示するものとして、例えば特許文献1が開示されている。
特許文献1には、携帯端末が接近すると、当該携帯端末に搭載されている非接触ICから当該携帯端末を特定するための端末情報を読み出し、当該端末情報と当該読み出した日付及び時刻の情報と交通機関における経路上の位置を特定するための位置情報とを送信し、当該送信された端末情報と当該日付及び時刻の情報と当該位置情報と当該携帯端末の使用者により予め設定されている目的地の情報とに基づいて当該携帯端末に目的地までの経路案内を行う経路案内システム、非接触ICリーダ装置および経路案内方法が開示されている。
このような特許文献1に開示されている経路案内システム、非接触ICリーダ装置および経路案内方法によれば、携帯端末を利用して交通機関の経路案内を行う場合に、携帯端末の使用者にとって煩雑でない操作により、目的地までの経路を適宜、案内することができる。
特開2009−103577号公報
しかしながら、特許文献1では、ユーザにおける駅の利用頻度によっては、当該駅の自動改札機を通過したときに非接触ICリーダ装置を介して経路案内サーバから受信した経路案内に関する情報が必ずしも当該ユーザにとって有益なものではない可能性があった。例えば、ユーザが通勤又は通学等のために日常的に利用する駅に対するユーザの情報量と、初めて利用する場合を含めてあまり利用したことがない駅に対するユーザの情報量とでは、それぞれに大きな相違があると考えることができる。この場合、ユーザが日常的に利用する駅の構内にいる場合には、当該駅に関する情報の情報量は、初めて利用する場合を含めてあまり利用したことがない駅の構内にいる場合と比べて少なくても良い等、それぞれの場合に応じてユーザに必要な経路情報の情報量を異ならせる必要があった。特に、当該案内情報が表示される前にユーザがDTV(Digital Television)を視聴し又は動画データのコンテンツを再生等していた場合には、当該視聴画面又は再生画面のほぼ全体の表示領域に当該案内情報が表示されるため、ユーザは不快感を覚えることがあった。この様に、特許文献1においては、ユーザが日常的に利用する駅と、初めて利用する場合を含めてあまり利用したことがない駅とに応じて、当該ユーザに必要な情報量を異ならせることは考慮されていなかった。
本発明は、前述の従来の事情に鑑みてなされたもので、ユーザが日常的に利用する駅と、初めて利用する場合を含めてあまり利用したことがない駅とのいずれかに応じて、表示部に表示する情報量を異ならせることにより、ユーザに与える不快感を抑えつつ、経路案内等の駅もしくは列車に関する情報の提供を行う携帯端末及び表示方法を提供することを目的とする。
本発明は、前述した携帯端末であって、駅の位置情報及び当該駅の自動改札機の通過時刻情報を含む駅利用履歴情報を記憶する記憶部と、前記駅の自動改札機に設けられ当該駅の位置情報を保持する非接触ICリーダ装置と非接触通信して当該駅の位置情報を取得する通信部と、前記第1の通信部により取得された駅の位置情報を含む前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されているか否かを判定する制御部と、前記駅もしくは当該駅から所望の目的地へ向かう列車に係る情報である案内情報を取得する案内情報取得部と、前記案内情報取得部により取得した前記案内情報を表示する表示部と、を備え、前記制御部は、前記自動改札機を通過した際に、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数未満記憶されていると判定された場合には、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されていると判定された場合よりも、前記表示部に表示する前記案内情報の情報量を多くする。
また、本発明は、前述した表示方法であって、前記駅の自動改札機に設けられ当該駅の位置情報を保持する非接触ICリーダ装置と非接触通信して当該駅の位置情報を取得するステップと、前記取得された駅の位置情報を含む前記駅利用履歴情報が、駅の位置情報及び当該駅の自動改札機の通過時刻情報を含む駅利用履歴情報を記憶する記憶部に所定数以上記憶されているか否かを判定するステップと、前記駅もしくは当該駅から所望の目的地へ向かう列車に係る情報である案内情報を取得するステップと、取得した前記案内情報を表示する表示ステップと、を備え、前記自動改札機を通過した際に、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数未満記憶されていると判定された場合には、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されていると判定された場合よりも、表示する前記案内情報の情報量を多くする。
前述した構成によれば、ユーザが日常的に利用する駅と、初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない駅とのいずれかに応じて、表示部に表示する情報量を異ならせることにより、ユーザに与える不快感を抑えつつ駅もしくは列車に関する情報の提供を行うことができる。
本発明に係る携帯端末及び表示方法によれば、ユーザが日常的に利用する駅と、初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない駅とのいずれかに応じて、表示部に表示する情報量を異ならせることにより、ユーザに与える不快感を抑えつつ駅もしくは列車に関する情報の提供を行うことができる。
第1の実施形態の携帯電話機を含む案内情報表示システムの内部構成を示すシステム構成図 駅利用履歴情報の内容をテーブル形式で示した説明図 表示部に表示された情報の遷移の様子を示す説明図、(a)自動改札機を通過する前の状態における表示部の表示内容、(b)非接触ICリーダ装置が記憶している位置情報に存在する駅の駅利用履歴情報が所定数以上記憶されている場合に表示部に表示された案内情報の一例、(c)非接触ICリーダ装置が記憶している位置情報に存在する駅の駅利用履歴情報が所定数以上記憶されていない場合に表示部に表示された案内情報の一例、(d)非接触ICリーダ装置が記憶している位置情報に存在する駅の駅利用履歴情報が所定数以上記憶されていない場合に表示部に表示された案内情報の別の一例 第1の実施形態においてユーザが自動改札機を通過して駅の構内に入る場合の携帯電話機の動作を説明するフローチャート 第1の実施形態においてユーザが自動改札機を通過して駅の構内から出る場合の携帯電話機の動作を説明するフローチャート 第1の実施形態の変形例1の携帯電話機における自動改札機を通過して駅の構内に入る場合の動作を説明するフローチャート 第1の実施形態の変形例2の携帯電話機における自動改札機を通過して駅の構内に入る場合の動作を説明するフローチャート
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の実施形態においては、本発明の携帯端末の一例として携帯電話機を例に挙げて説明する。但し、本発明の携帯端末は、携帯電話機に限定されない。なお、本発明は、携帯電話機の様な装置、又は当該装置であるコンピュータを動作させるための「プログラム」として表現することも可能であり、更に、携帯電話機により実行されるステップを含む「方法」として表現することも可能である。即ち、本発明は、装置、方法及びプログラムのうちいずれのカテゴリーでも表現可能である。また、以下の説明において、ユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内に入る前には例えば動画データのコンテンツを再生していたとする。また、以下の説明において、案内情報とは、交通機関の路線の情報、各経路の時刻表の情報、駅の構内に関する地図情報、又は当該駅の周辺の地図情報等を含むものとする。
〔第1の実施形態〕
1.第1の実施形態の携帯電話機を含む案内情報表示システムの構成に関する説明
図1は、第1の実施形態の携帯電話機3を含む案内情報表示システムの内部構成を示すシステム構成図である。図1に示すように、案内情報表示システムは、携帯電話機3により送信された案内情報の取得要求に応じて当該案内情報を当該携帯電話機3に送信する案内情報サーバ1と、当該携帯電話機3に組み込まれている非接触IC3gと非接触通信することにより予め保持している所定の情報を出力する非接触ICリーダ装置2と、携帯電話機3とから構成されている。また、図1には、説明を簡単にするために携帯電話機3を1つだけ示しているが、案内情報表示システムにおいて携帯電話機3は1つに限定されない。
案内情報サーバ1は、内部時計NC1を有する制御部1aと、データベース1bと、地図情報検索部1cと、時刻情報検索部1dと、案内情報サーバ通信部1eとを少なくとも備える。内部時計NC1は、クロック回路(不図示)から与えられるクロックをカウントすることにより案内情報サーバ1における現在時刻を計時すると共に、当該計時された時刻情報を制御部1aに出力する。なお、この内部時計NC1は、制御部1aとは独立して案内情報サーバ1内に設けられていても良い。
制御部1aは、案内情報サーバ1に内蔵されるCPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ROM(Read On Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成され、案内情報サーバ通信部1eを介して携帯電話機3から送信された案内情報の取得要求に応じて、案内情報サーバ1の各部を制御する。
データベース1bは、案内情報サーバ1に内蔵されるROM、RAM、ハードディスク、又はフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成され、交通機関の路線の情報、各経路の時刻表の情報、駅の構内に関する地図情報、及び当該駅の周辺の地図情報等の様に、ユーザに対する経路案内に必要な案内情報を記憶している。なお、時刻表の情報(以下、単に「時刻表情報」という)は、平日ダイヤ、休日ダイヤ又は臨時ダイヤの様に、当該案内情報表示システムが稼働している間に運行されるダイヤの種類が複数存在する場合には、当該ダイヤが運行される日付の条件と共に記憶されている。なお、この条件には、例えば期間又は曜日等が含まれる。
地図情報検索部1cは、案内情報サーバ1に内蔵されるCPU、DSP、ROM及びRAM等で構成され、携帯電話機3から送信された案内情報の取得要求に対する制御部1aの指示に基づいて、データベース1bを検索して当該取得要求に対応する地図情報を取得する。地図情報検索部1cは、当該取得された地図情報を、制御部1aを介して案内情報サーバ通信部1eに出力する。
時刻情報検索部1dは、案内情報サーバ1に内蔵されるCPU、DSP、ROM及びRAM等で構成され、携帯電話機3から送信された案内情報の取得要求に対する制御部1aの指示に基づいて、データベース1bを検索して当該取得要求に対応する時刻情報を取得する。この時刻情報には、前述した時刻表情報が含まれる。時刻情報検索部1dは、当該取得された時刻情報を、制御部1aを介して案内情報サーバ通信部1eに出力する。
案内情報サーバ通信部1eは、案内情報サーバ1に内蔵されるCPU、DSP、ROM及びRAM等で構成され、携帯電話機3から送信された案内情報の取得要求を受信すると共に、当該取得要求を制御部1aに出力する。また、案内情報サーバ通信部1eは、制御部1aを介して地図情報検索部1c又は時刻情報検索部1dにより出力された地図情報又は時刻情報を取得し、当該取得された地図情報又は時刻情報を携帯電話機3に送信する。
次に、非接触ICリーダ装置2について説明する。非接触ICリーダ装置2は、交通機関の経路上の各駅に設けられた複数の自動改札機内にそれぞれ組み込まれ、ユーザが携帯電話機3を当該非接触ICリーダ装置2に近づけた場合に、携帯電話機3に予め組み込まれている非接触IC3gの非接触IC通信部3gbと通信する。非接触ICリーダ装置2は、非接触ICリーダ制御部2aと、非接触ICリーダ通信部2bと、位置情報記憶部2cとを備える。
非接触ICリーダ制御部2aは、非接触ICリーダ装置2に内蔵されるCPU、DSP、ROM、RAM及び所定の電子回路等で構成され、当該非接触ICリーダ装置2の各部を制御すると共に、ユーザが携帯電話機3を当該非接触ICリーダ装置2に近づけた場合には、位置情報記憶部2cに記憶されている位置情報を取得する。また、非接触ICリーダ制御部2aは、当該取得された位置情報を非接触ICリーダ通信部2bに出力する。
非接触ICリーダ通信部2bは、非接触ICリーダ装置2に内蔵されるCPU、DSP、ROM、RAM及び所定の電子回路等で構成され、ユーザが携帯電話機3を当該非接触ICリーダ装置2に近づけた場合には、携帯電話機3の非接触IC3gの非接触IC通信部3gbと非接触通信を確立する。また、非接触ICリーダ通信部2bは、当該非接触通信の確立後に、非接触ICリーダ制御部2aにより出力された位置情報を携帯電話機3の非接触IC通信部3gbに送信する。
位置情報記憶部2cは、非接触ICリーダ装置2に内蔵されるROM、RAM、ハードディスク、又はフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成され、当該非接触ICリーダ装置2が組み込まれている自動改札機の位置情報を記憶している。この位置情報は、例えば、当該非接触ICリーダ装置2が組み込まれた自動改札機の設置されている駅の駅名及び当該駅の位置を示す情報であり、又は、案内情報サーバ1のデータベース1bに複数の非接触ICリーダ装置2の位置情報に対応する駅名及び当該駅の位置を示す情報が予め登録されている場合には当該非接触ICリーダ装置2に割り当てられたID等の情報でも良い。
次に、携帯電話機3について説明する。携帯電話機3は、アンテナ3aと、無線通信部3bと、内部時計NC3を有する制御部3cと、操作部3dと、記憶部3eと、表示部3fと、非接触IC3gとを備える。内部時計NC3は、クロック回路(不図示)から与えられるクロックをカウントすることにより携帯電話機3における現在時刻を計時すると共に、当該計時された時刻情報を制御部3cに出力する。なお、この内部時計NC3は、制御部3cとは独立して携帯電話機3内に設けられていても良い。
無線通信部3bは、携帯電話機3に内蔵される送信機モジュール及び受信機モジュールにより構成され、アンテナ3aを介して案内情報サーバ1の案内情報サーバ通信部1eとの間で信号の送受信を行う。無線通信部3bは、制御部3cにより出力された案内情報の取得要求情報を入力し、当該入力された取得要求情報に対応するベースバンド送信信号を所定の変調方式により生成してアンテナ3aを介して案内情報サーバ1に送信する。また、無線通信部3bは、当該案内情報の取得要求情報に対する応答として、案内情報サーバ1により送信された案内情報に対応するベースバンド受信信号を、アンテナ3aを介して受信する。無線通信部3bは、当該ベースバンド受信信号を所定の復調方式により復調し、当該復調された案内情報を制御部3cに出力する。従って、無線通信部3bは、制御部3cにより出力された案内情報の取得要求情報に応じて、駅もしくは駅から所望の目的地へ向かう列車に係る情報である案内情報を案内情報サーバ1から取得する案内情報取得部としての機能を有する。
また、前述した案内情報の取得要求情報には、前述した案内情報のうち交通機関の路線の情報、各経路の時刻表情報、駅の構内に関する地図情報、又は当該駅の周辺の地図情報のいずれが要求されているかを示す情報が含まれているものとする。以下の説明においても同様である。
制御部3cは、携帯電話機3に内蔵されるCPU、DSP、ROM及びRAM等で構成され、携帯電話機3の電源がオンしている間には当該携帯電話機3の各部を制御する。制御部3cの詳細な動作は図4及び図5を参照して後述する。
操作部3dは、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、当該受け付けた入力操作に対応した入力操作信号を制御部3cに出力する。操作部3dは、例えば、電話番号等を入力するテンキー、オンフック又はオフフックを行う通話キー、ファンクションキー、方向キー、及び決定キー等の各種キーを有する。また、操作部3dは、表示部3fの上に配置され、ユーザの指又はスタイラスペン等による入力操作を受け付け可能なタッチパネル等で構成されても良い。なお、操作部3dがタッチパネルで構成されている場合には、表示部3fには当該各種キーに対応するアイコン等が表示されていることが好ましい。
記憶部3eは、携帯電話機3に内蔵されるROM、RAM、ハードディスク、又はフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成され、制御部3cの動作が予め規定されたプログラムをそれぞれ記憶している。また、記憶部3eは、携帯電話機3の各部の動作における各々のワークメモリとしても動作する。また、記憶部3e又は後述する非接触ICメモリ3gcは、図2に示す駅利用履歴情報HDを記憶する。
なお、後述する制御部3cは、ハードウェア又はソフトウェアで構成することが可能である。特に、この制御部3cがソフトウェアにより構成される際には、当該制御部3cの動作が予め規定されたプログラムが携帯電話機3に内蔵されているCPUより読み込まれることにより当該制御部3cが動作可能となる。
ここで、図2を参照して、駅利用履歴情報HDを説明する。図2は、駅利用履歴情報HDの内容をテーブル形式で示した説明図である。駅利用履歴情報HDは、ユーザが駅の自動改札機を通過したときの通過時刻情報と、当該駅の情報と、当該駅の自動改札機を通過して駅の構内に入った場合と当該構内から出た場合のいずれかを示す通過種別とを含む。ここで、通過時刻情報は、より具体的に示すと、年情報と、日付情報と、時間情報とが含まれる。なお、通過時刻情報は暦の年月日に沿った情報ではなく、他の形態の情報であってもよい。例えば、所定の年月日を基準として、経過した年月日を秒で表す情報などであっても良い。また、現時点を基準に直近の所定数の駅利用履歴情報HDは非接触ICメモリ3gcに記憶され、当該所定数を超える過去の駅利用履歴情報HDは記憶部3eに記憶されることが好ましい。この所定数は例えば10であるが、特に10には限定されない。また、ユーザが駅の自動改札機を通過して当該駅の構内に入ったことを示す情報と、当該駅の構内から出たことを示す情報とがそれぞれ記憶部3eに一時的に記憶されることが好ましい。
また、前述したように、通過種別の情報は、当該自動改札機を通過してユーザが駅の構内に入ったことを示す「入」と、当該自動改札機を通過してユーザが駅の構内から出たことを示す「出」とに区別される。制御部3cは、ユーザが携帯電話機3を非接触ICリーダ装置2に近づけた場合には、内部時計NC3から取得した時刻情報と、非接触ICリーダ装置2から取得した位置情報に含まれる駅名と、記憶部3eに一時的に記憶されている駅の自動改札機を通過して駅の構内に入ったことを示す情報又は当該駅の構内から出たことを示す情報とから駅利用履歴情報HDを生成して記憶部3eに記憶する。
図2に示す駅利用履歴情報HDには、ユーザが2010年6月10日の7時30分にA駅の自動改札機を通過してA駅の構内に入ったことが示されている。また、同様に図2に示す駅利用履歴情報HDには、ユーザが2010年6月10日の8時30分にB駅の自動改札機を通過してB駅の構内から出たことが示されている。図2には一例として2つの駅利用履歴情報HDが示されているが、携帯電話機3の非接触ICメモリ3gc及び記憶部3eには多くの駅利用履歴情報HDが記憶されている。このように、駅利用履歴情報HDによれば、ユーザがどの時間帯にどの駅を利用しているか等が分かるため、ユーザが当該駅を日常的に利用しているか、又は初めて利用する場合も含めて当該駅をあまり利用したことがないかを判定することができる。
表示部3fは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)により構成され、操作部3dにより入力された操作内容に対応した結果である各種情報等を表示する。この各種情報として、例えば、表示部3fは、案内情報サーバ1から送信された案内情報を表示する。
非接触IC3gは、非接触ICリーダ装置2と非接触通信するようにIC(Integrated Circuit)で構成され、非接触IC制御部3gaと、非接触IC通信部3gbと、非接触ICメモリ3gcとを備える。
非接触IC制御部3gaは、非接触IC3gの各部を制御すると共に、ユーザが携帯電話機3を非接触ICリーダ装置2に近づけた場合には、非接触ICリーダ装置2から送信された位置情報を、非接触IC通信部3gbを介して取得する。非接触IC制御部3gaは、当該取得された位置情報を制御部3cに出力する。
非接触IC通信部3gbは、ユーザが携帯電話機3を非接触ICリーダ装置2に近づけた場合には、非接触ICリーダ装置2から送信された位置情報を受信する。非接触IC通信部3gbは、当該受信された位置情報を非接触IC制御部3gaに出力する。
非接触ICメモリ3gcは、前述したように、現在を基準に直近の所定数の駅利用履歴情報HDを記憶している。この所定数とは、例えば10でも20であっても良いし、特に限定されない。
2−1.第1の実施形態の携帯電話機の動作(自動改札機を通過して駅の構内に入るとき)に関する説明
図3は、表示部3fに表示された情報の遷移の様子を示す説明図である。同図(a)は、駅の自動改札機を通過する前の状態における表示部3fの表示内容を示す説明図である。同図(b)は、非接触ICリーダ装置2が記憶している位置情報に存在する駅の駅利用履歴情報HDが所定数以上記憶されている場合に表示部3fに表示された案内情報の一例を示す説明図である。同図(c)は、非接触ICリーダ装置2が記憶している位置情報に存在する駅の駅利用履歴情報HDが所定数以上記憶されていない場合に表示部3fに表示された案内情報の一例を示す説明図である。同図(d)は、非接触ICリーダ装置2が記憶している位置情報に存在する駅の駅利用履歴情報HDが所定数以上記憶されていない場合に表示部3fに表示された案内情報の別の一例を示す説明図である。
また、図4は、第1の実施形態においてユーザが自動改札機を通過して駅の構内に入る場合の携帯電話機3の動作を説明するフローチャートである。また、図5は、第1の実施形態においてユーザが自動改札機を通過して駅の構内から出る場合の動作を説明するフローチャートである。以下の説明では、先ず、図3及び図4を参照してユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内に入る場合の携帯電話機3の動作を説明し、その後、図5を参照してユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内から出る場合の携帯電話機3の動作を説明する。
図3(a)に示すように、ユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内に入る前には、携帯電話機3の表示部3fには、記憶部3eに記憶されているコンテンツ(例:動画データ)が再生されていたとする。図3(a)には、当該コンテンツの再生時に表示される動画と、当該動画の再生状況を示す情報と、各種ボタン(再生ボタン、一時停止ボタン、機能ボタン)とが表示部3fに表示されている。
図4において、ユーザが携帯電話機3を非接触ICリーダ装置2に近づけた場合には、携帯電話機3の非接触IC3gの非接触IC制御部3gaは、非接触IC通信部3gbと非接触ICリーダ装置2の非接触ICリーダ通信部2bとの間で非接触通信が確立したことにより当該非接触ICリーダ装置2を検知する(S11)。非接触IC制御部3gaは、非接触ICリーダ装置2を検知した旨の信号を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、非接触ICリーダ装置2を検知した旨を認知する。
制御部3cは、当該検知した非接触ICリーダ装置2の位置情報を取得する旨の信号を生成して非接触IC制御部3gaに出力する。非接触IC制御部3gaは、制御部3cにより出力された信号に応じて、非接触IC通信部3gbを介して非接触ICリーダ装置2から当該非接触ICリーダ装置2内に記憶されている位置情報を取得する。非接触IC制御部3gaは、当該取得された位置情報を制御部3cに出力する(S12)。これにより、制御部3cは、非接触ICリーダ装置2の位置情報を取得する。
制御部3cは、当該非接触IC制御部3gaにより出力された位置情報に基づいて非接触IC3gの非接触メモリIC3gc又は記憶部3eを検索し、ステップS12により取得された位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eに記憶されているか否かを判定する(S13)。特に当該位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eに記憶されていると判定された場合には(S13、YES)、制御部3cは、当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数以上であるか否かを判定する(S14)。この所定数とは、ユーザが当該駅を日常的に利用しているか、又は当該駅を初めて利用する場合も含めて当該駅をあまり利用したことがないかを示すための指標となる数であって、例えば5とする。なお、この所定数は制御部3cの動作において予め規定されていることが好ましく、特に5に限定されない。また、ユーザが所定数を自ら設定することができるとしても良い。この所定数に関する説明は、以下の実施形態においても同様である。
ステップS14において当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数(5つ)以上記憶されていると判定された場合には(S14、YES)、制御部3cは、案内情報として時刻表情報の取得要求情報を生成し、無線通信部3bに出力する。無線通信部3bは、当該出力された取得要求情報に基づいて、案内情報サーバ1から当該取得要求情報の応答に相当する時刻表情報を取得し、当該取得された時刻表情報を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、案内情報として時刻表情報を取得する(S15)。制御部3cは、当該取得された時刻表情報を、図3(b)に示すように簡易表示する(S16)。
なお、この簡易表示とは、図3(b)に示すように、ステップS15により取得された時刻表情報を、表示部3fの表示領域のうち例えば1行分のみ情報の表示が可能な簡易表示領域LCに表示することである。この簡易表示により、携帯電話機3は、ユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内に入った後でも、当該ユーザにとって必要な情報である時刻表情報を必要最小限に表示すると共に、図3(a)に示したコンテンツの再生をそのまま継続することができる。これにより、ユーザは、不快感を覚えることなく自己の必要な時刻表情報を便宜的且つ効率的に知ることができる。
なお、表示部3fの簡易表示領域LCに簡易表示された時刻表情報は、ユーザの操作部3dによる入力操作に応じてスクロールされて表示されることが好ましい。例えば、図3(b)には時刻表情報として「○○方面 9:30」と列車の時刻表情報が1行分のみ表示されているが、ユーザが操作部3dとして下方向キーを1回押下した場合には、当該時刻表情報「○○方面 9:30」に対応する時刻の次に入線する列車の時刻表情報として「××方面 9:35」が簡易表示領域LCに表示される。なお、簡易表示に関する説明は以下の実施形態においても同様である。
ステップ13において当該位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc及び記憶部3eに記憶されていないと判定された場合(S13、NO)、又は、当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数(5つ)以上記憶されていないと判定された場合には(S14、NO)、ステップS17に進む。ステップS17においては、ステップS15と同様に、制御部3cは、案内情報として時刻表情報を取得する(S17)。制御部3cは、当該取得された時刻表情報を、図3(c)に示すように詳細表示する(S18)。
この詳細表示とは、図3(c)に示すように、ステップS17により取得された時刻表情報を、表示部3fの表示領域をほぼ占有した詳細表示領域MC内に表示することである。この詳細表示により、携帯電話機3は、ユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内に入った後でも、当該駅を初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない当該ユーザに対して必要な情報である時刻表情報を詳細に表示すると共に、図3(a)に示したコンテンツの再生を一時的に停止することができる。これにより、ユーザは、初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない駅であっても詳細な時刻表情報を表示部3fにて確認することができ、また、コンテンツの再生も一時的に停止されることにより、不安及び不快感を覚えることなく自己の必要な時刻表情報を便宜的且つ効率的に知ることができる。なお、詳細表示に関する説明は以下の実施形態においても同様である。
また、図3(c)に示す表示部3fの表示画面には、時刻表情報が表示された詳細表示領域MCの他の表示領域に切替ボタンと、戻すボタンと、機能ボタンとが表示されている。ユーザにより案内情報の表示内容の切替に関する操作指示が入力された場合、即ちユーザが操作部3dを操作して切替ボタンを押下した場合には(S19、YES)、制御部3cは、案内情報として当該駅の構内の地図情報の取得要求情報を生成し、無線通信部3bに出力する。無線通信部3bは、当該出力された取得要求情報に基づいて、案内情報サーバ1から当該取得要求情報の応答に相当する地図情報を取得し、当該取得された地図情報を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、案内情報として地図情報を取得する(S20)。制御部3cは、当該取得された地図情報を、図3(d)に示すように表示する(S21)。これにより、図4のフローチャートの説明は終了する。
2−2.第1の実施形態の携帯電話機の動作(自動改札機を通過して駅の構内から出るとき)に関する説明
次に、図5において、ユーザが携帯電話機3を非接触ICリーダ装置2に近づけた場合には、携帯電話機3の非接触IC3gの非接触IC制御部3gaは、非接触IC通信部3gbと非接触ICリーダ装置2の非接触ICリーダ通信部2bとの間で非接触通信が確立したことにより当該非接触ICリーダ装置2を検知する(S31)。非接触IC制御部3gaは、非接触ICリーダ装置2を検知した旨の信号を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、非接触ICリーダ装置2を検知した旨を認知する。
制御部3cは、当該検知した非接触ICリーダ装置2の位置情報を取得する旨の信号を生成して非接触IC制御部3gaに出力する。非接触IC制御部3gaは、制御部3cにより出力された信号に応じて、非接触IC通信部3gbを介して非接触ICリーダ装置2から当該非接触ICリーダ装置2内に記憶されている位置情報を取得する。非接触IC制御部3gaは、当該取得された位置情報を制御部3cに出力する(S32)。これにより、制御部3cは、非接触ICリーダ装置2の位置情報を取得する。
制御部3cは、当該非接触IC制御部3gaにより出力された位置情報に基づいて非接触IC3gの非接触メモリ3gc又は記憶部3eを検索し、ステップS32により取得された位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eに記憶されているか否かを判定する(S33)。特に当該位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eに記憶されていると判定された場合には(S33、YES)、制御部3cは、当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数以上であるか否かを判定する(S34)。この所定数とは、ユーザが当該駅を日常的に利用しているか、又は当該駅を初めて利用する場合も含めて当該駅をあまり利用したことがないかを示すための指標となる数であって、例えば5とする。この所定数は制御部3cの動作において予め規定されていることが好ましく、特に5に限定されない。また、ユーザが所定数を自ら設定することができるとしても良い。
ステップS34において当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数(5つ)以上記憶されていると判定された場合には(S34、YES)、制御部3cは、図3(a)に示すように再生されていたコンテンツを継続して再生する。これにより、図5のフローチャートの説明は終了する。
ステップS33において当該位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc及び記憶部3eに記憶されていないと判定された場合(S33、NO)、又は、当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数(5つ)以上記憶されていないと判定された場合には(S34、NO)、ステップS35に進む。ステップS35においては、ステップS15と同様に、制御部3cは、案内情報として当該駅の構内を出た後にユーザに必要な当該駅の周辺の地図情報を取得する(S35)。制御部3cは、当該取得された地図情報を表示する(S36)。これにより、図5のフローチャートの説明は終了する。
以上により、第1の実施形態の携帯電話機3は、ユーザが日常的に利用する駅と、初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない駅とのいずれかに応じて、案内情報サーバ1から取得した案内情報の表示部3fに表示する情報量を異ならせることにより、ユーザに与える不快感を抑えつつ経路案内を行うことができる。より具体的には、日常的に利用する駅の場合は案内情報が表示されず、初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない駅の場合には案内情報が表示される。したがって、簡易表示を行うよりも更に、画面の占有量を減らすことができる。また、携帯電話機3は、ユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内に入る場合と、ユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内から出る場合とに応じて、ユーザの当該駅の駅利用履歴情報HDを参照して必要な案内情報の内容を切り替えて表示することができる。
〔第1の実施形態の変形例1〕
3.第1の実施形態の変形例1の携帯電話機の構成及び動作に関する説明
第1の実施形態では、ユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内に入る場合及び当該駅の構内から出る場合に、当該携帯電話機3が当該自動改札機に組み込まれた非接触ICリーダ装置2と非接触通信したことを契機に、当該ユーザの当該駅の駅利用履歴情報HDに応じて必要な案内情報が携帯電話機3の表示部3fに表示された。第1の実施形態の変形例1では、携帯電話機3は、第1の実施形態の携帯電話機3に対して当該携帯電話機3の位置情報を取得可能な位置情報取得部を更に備え、当該位置情報取得部により取得されたユーザの現在の位置から所定の距離以内に駅が存在することを契機に、当該ユーザの当該駅の駅利用履歴情報HDに応じた案内情報を案内情報サーバ1から取得して表示部3fに表示する。
第1の実施形態の変形例1の携帯電話機3は、図1に示した携帯電話機3の構成に位置情報取得部を更に備える構成であり、その他の構成に関しては前述した携帯電話機3の構成と同一であるため、当該同一内容に関する説明は省略する。位置情報取得部は、GPS(Global Positioning System)が利用可能なIC等で構成され、当該携帯電話機3の電源がオンされている間、常時、携帯電話機3の現在の位置情報を取得して制御部3cに出力する。第1の実施形態の変形例1の携帯電話機3では、現在の当該携帯電話機3の位置情報を地図上に示すアプリケーションが起動している間に、制御部3cは、位置情報取得部により出力された位置情報に基づいて、当該位置情報から所定の距離以内に駅が存在するか否かを判定する。更に、当該距離以内に駅が存在すると判定された場合に、当該制御部3cは、当該駅に関する案内情報を表示部3fに表示するように制御する。ここで所定の距離は、予め制御部3cの動作において規定されていることが好ましく、例えば100[m]とする。但し、当該所定の距離は100[m]に限定されない。
図6は、第1の実施形態の変形例1の携帯電話機における自動改札機を通過して駅の構内に入る場合の動作を説明するフローチャートである。図6は、当該携帯電話機3を所持するユーザの現在の位置情報に基づいて、当該位置情報から所定の距離以内に駅が存在する場合における携帯電話機3の動作を説明するものである。また、図6の説明においては、ユーザは携帯電話機3において現在の当該携帯電話機3の位置情報を地図上に表示するアプリケーションを使用しているものとする。
図6において、ユーザが或る駅から所定の距離以内の位置に入った場合、即ち、位置情報取得部により出力された位置情報から所定の距離以内に当該駅が存在するようになった場合には(S41、YES)、制御部3cは、当該位置情報取得部により出力された位置情報に基づいて、当該位置情報から所定の距離以内に存在する当該駅の情報を取得する(S42)。なお、このステップS42の当該駅の情報は、携帯電話機3が前述した現在の当該携帯電話機3の位置情報を地図上に表示するアプリケーションから取得可能であるとする。例えば、当該アプリケーションにおいて、携帯電話機3は案内情報サーバ1と通信して当該位置情報から所定の距離以内にある駅の情報を取得するものとする。
制御部3cは、ステップS42により取得された駅の情報に基づいて非接触IC3gの非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eを検索し、ステップS42により取得された駅の駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eに記憶されている否かを判定する(S43)。特に当該駅の駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触メモリ3gc又は記憶部3eに記憶されていると判定された場合には(S43、YES)、制御部3cは、当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数以上であるか否かを判定する(S44)。
ステップS44において当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数(5つ)以上記憶されていると判定された場合には(S44、YES)、制御部3cは、案内情報として時刻表情報の取得要求情報を生成し、無線通信部3bに出力する。無線通信部3bは、当該出力された取得要求情報に基づいて、案内情報サーバ1から当該取得要求情報の応答に相当する時刻表情報を取得し、当該取得された時刻表情報を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、案内情報として時刻表情報を取得する(S45)。制御部3cは、当該取得された時刻表情報を、図3(b)に示すように簡易表示する(S46)。以上により、図6のフローチャートの説明は終了する。
ステップS43において当該位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc及び記憶部3eに記憶されていないと判定された場合(S43、NO)、又は、当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数(5つ)以上記憶されていないと判定された場合には(S44、NO)、ステップS47に進む。ステップS47においては、ステップS45と同様にして、制御部3cは、案内情報として周辺地図情報を取得する(S47)。
ステップS47の後、制御部3cは、ステップS47により取得された周辺地図情報を表示して良いか否かをユーザに問い合わせる旨のポップアップ表示を表示部3fに表示する(S48)。ステップS48において、ユーザから当該表示部3fに表示されたポップアップ表示に対して当該周辺地図情報を表示する旨の入力操作が行われた場合には(S48、YES)、制御部3cは、当該取得された周辺地図情報を詳細表示する(S49)。以下、このような制御を行っている理由を説明する。単純に周辺地図情報を表示するような制御では、GPSの誤差(数10〜数100m)や、駅が密集している場所にいるなどの原因により、周辺地図情報の表示を望んでいない場所や頻度で周辺地図情報が表示されてしまうこととなる。そのため、表示画面が必要以上に占有されてしまうこととなり、ユーザに不快感を与える恐れがある。そこで、本変形例では、一旦ポップアップ表示を行った上で、ユーザの指示を待ってから周辺地図情報を詳細表示するようにしている。なお、本変形例ではポップアップ表示を行うとしているが、これに限られるものではない。詳細な情報の指示を受け付けられる状態になったことを通知できればどのような表示であっても構わない。また、単なる通知ではなく、他の情報を含ませても良い。例えば、縮小版の周辺地図情報、主要な建築物のみを表示する周辺地図情報、現在地の周辺地域のみを対象とした地図情報を表示するなどとしても良い。これらの例によれば、ユーザは、周辺地図情報が表示される前であっても、周辺地域の大まかな情報を知ることができる。
また、前述した場合と同様に、周辺地図情報が詳細表示された詳細表示領域MCの他の表示領域に切替ボタンと、戻すボタンと、機能ボタンとが表示されている。ユーザにより案内情報の表示内容の切替に関する操作指示が入力された場合、即ちユーザが操作部3dを操作して切替ボタンを押下した場合には(S50、YES)、制御部3cは、案内情報として駅の構内の地図情報の取得要求情報を生成し、無線通信部3bに出力する。無線通信部3bは、当該出力された取得要求情報に基づいて、案内情報サーバ1から当該取得要求情報の応答に相当する駅の構内地図情報CCを取得し、当該取得された地図情報を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、案内情報として地図情報を取得する(S51)。制御部3cは、当該取得された地図情報を、図3(d)に示すように表示する(S52)。以上により、図6のフローチャートの説明は終了する。
以上により、第1の実施形態の変形例1の携帯電話機3は、ユーザが日常的に利用する駅と、初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない駅とのいずれかに応じて、ユーザの現在の位置情報を位置情報取得部により常時取得し、当該位置情報から所定の距離以内に駅が存在する場合に、当該駅までの案内情報として当該ユーザに必要な案内情報を表示する。即ち、当該携帯電話機3は、当該ユーザが当該駅に熟知している場合には当該駅における時刻表情報を簡易表示し、当該ユーザが当該駅をあまり利用したことがない場合には当該駅まで案内するための周辺地図情報を詳細表示する。これにより、当該携帯電話機3によれば、ユーザに与える不安及び不快感を抑えつつ経路案内を行うことができる。更に、携帯電話機3は、周辺地図情報が詳細表示された後、ユーザの表示内容の切替操作に応じて、当該駅まで案内するための周辺地図情報から当該駅の構内地図情報を表示することも可能である。
また、上述した第1の実施形態の変形例1と第1の実施形態とを併用しても良い。すなわち、自動改札機を通過するまでは変形例1の動作を行い、自動改札機を通過した場合には第1の実施形態の動作を行うとしても良い。このようにすることで、自動改札機の通過前と後に応じてユーザが必要とする情報を適切に提供することができる。
〔第1の実施形態の変形例2〕
4.第1の実施形態の変形例2の携帯電話機の構成及び動作に関する説明
第1の実施形態の変形例2では、駅の利用する時間帯を、ユーザが通勤又は通学等の様に駅を日常的に利用する時間帯を通常時間帯と、当該通常時間帯を除く他の時間帯である特別時間帯とに区分し、当該ユーザが日常的に利用する駅であるかどうかという条件と、当該駅を利用する時間帯が特別時間帯であるかどうかという条件との組合せに応じて、案内情報サーバ1から取得した案内情報の表示部3fに表示させる情報量を異ならせる。第1の実施形態の変形例2における携帯電話機3は、第1の実施形態の携帯電話機3又は第1の実施形態の変形例1の携帯電話機3のいずれにおいても構成可能である。なお、以下の説明においては、説明を簡単にするために、第1の実施形態の変形例2における携帯電話機3は、第1の実施形態の携帯電話機3と同様の構成とする。
図7は、第1の実施形態の変形例2の携帯電話機における自動改札機を通過して駅の構内に入る場合の動作を説明するフローチャートである。また、図7の説明においては、前述した図3(a)〜(d)を必要に応じて参照する。
図3(a)に示すように、ユーザが駅の自動改札機を通過して駅の構内に入る前には、携帯電話機3の表示部3fには、記憶部3eに記憶されているコンテンツ(例:動画データ)が再生されていたとする。図3(a)には、当該コンテンツの再生時に表示される動画と、当該動画の再生状況を示す情報と、各種ボタン(再生ボタン、一時停止ボタン、機能ボタン)とが表示部3fに表示されている。
図7において、ユーザが携帯電話機3を非接触ICリーダ装置2に近づけた場合には、携帯電話機3の非接触IC3gの非接触IC制御部3gaは、非接触IC通信部3gbと非接触ICリーダ装置2の非接触ICリーダ通信部2bとの間で非接触通信が確立したことにより当該非接触ICリーダ装置2を検知する(S61)。非接触IC制御部3gaは、非接触ICリーダ装置2を検知した旨の信号を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、非接触ICリーダ装置2を検知した旨を認知する。
制御部3cは、当該検知した非接触ICリーダ装置2の位置情報を取得する旨の信号を生成して非接触IC制御部3gaに出力する。非接触IC制御部3gaは、制御部3cにより出力された信号に応じて、非接触IC通信部3gbを介して非接触ICリーダ装置2から当該非接触ICリーダ装置2内に記憶されている位置情報を取得する。非接触IC制御部3gaは、当該取得された位置情報を制御部3cに出力する(S62)。これにより、制御部3cは、非接触ICリーダ装置2の位置情報を取得する。
制御部3cは、当該非接触IC制御部3gaにより出力された位置情報に基づいて非接触IC3gの非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eを検索し、ステップS62により取得された位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eに記憶されているか否かを判定する(S63)。特に当該位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc又は記憶部3eに記憶されていると判定された場合には(S63、YES)、制御部3cは、当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数以上であるか否かを判定する(S64)。
ステップS64において当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数(5つ)以上記憶されていると判定された場合には(S64、YES)、制御部3cは、内部時計NC3により出力された時刻情報を参照して現在の時刻が特別時間帯に含まれるか否かを判定する(S65)。ステップS65において現在の時刻が特別時間帯に含まれないと判定された場合には(S65、NO)、制御部3cは、案内情報として時刻表情報の取得要求情報を生成し、無線通信部3bに出力する。無線通信部3bは、当該出力された取得要求情報に基づいて、案内情報サーバ1から当該取得要求情報の応答に相当する時刻表情報を取得し、当該取得された時刻表情報を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、案内情報として時刻表情報を取得する(S66)。制御部3cは、当該取得された時刻表情報を、図3(b)に示すように簡易表示する(S67)。以上により、図7のフローチャートの説明は終了する。
ステップS63において当該位置情報に含まれる駅名を含む駅利用履歴情報HDが非接触ICメモリ3gc及び記憶部3eに記憶されていないと判定された場合(S63、NO)、又は、当該記憶されている駅利用履歴情報HDが所定数(5つ)以上記憶されていないと判定された場合には(S64、NO)、ステップS68に進む。ステップS68においては、ステップS66と同様に、制御部3cは、案内情報として時刻表情報を取得する(S68)。ステップS68の後、又は、ステップS65において現在の時刻が特別時間帯に含まれると判定された場合には(S65、YES)、制御部3cは、当該取得された時刻表情報を、図3(c)に示すように詳細表示する(S69)。特にステップS65において現在の時刻が特別時間帯に含まれると判定された場合には、ユーザは現在、当該ユーザにとって特別時間帯に相当する時間帯に当該駅を利用していることになる。これにより、携帯電話機3は、当該駅に関する詳細な案内情報を表示部3fに表示する。
また、図3(c)に示す表示部3fの表示画面には、時刻表情報が表示された詳細表示領域MCの他の表示領域に切替ボタンと、戻すボタンと、機能ボタンとが表示されている。ユーザにより案内情報の表示内容の切替に関する操作指示が入力された場合、即ちユーザが操作部3dを操作して切替ボタンを押下した場合には(S70、YES)、制御部3cは、案内情報として駅の構内の地図情報の取得要求情報を生成し、無線通信部3bに出力する。無線通信部3bは、当該出力された取得要求情報に基づいて、案内情報サーバ1から当該取得要求情報の応答に相当する地図情報を取得し、当該取得された地図情報を制御部3cに出力する。これにより、制御部3cは、案内情報として地図情報を取得する(S71)。制御部3cは、当該取得された地図情報を、図3(d)に示すように表示する(S72)。以上により、図7のフローチャートの説明は終了する。
以上により、第1の実施形態の変形例2の携帯電話機3は、ユーザが駅を利用する時間帯を、ユーザが通勤又は通学等の様に駅を日常的に利用する通常時間帯と、当該通常時間帯を除く他の時間帯である特別時間帯とに区分し、当該ユーザが日常的に利用する駅であるかどうかという条件と、当該駅を利用する時間帯が特別時間帯であるかどうかという条件との組合せに応じて、案内情報サーバ1から取得した案内情報の表示部3fに表示させる情報量を異ならせる。これにより、ユーザが特別時間帯に出かける場合には当該ユーザが日常的に利用する駅であっても、携帯電話機3は、当該駅に関する時刻表を詳細表示したり、ユーザの切替操作に応じて当該駅の周辺地図を表示したりするため、ユーザに不快感を与えない経路案内を行うことができる。すなわち、特別時間帯に出かける場合は、日常的に利用する駅であっても、未知の旅行先・出張先等へ移動する可能性が高い。従って、この場合には、本変形例の携帯電話機3は、詳細な案内情報を表示することにより、ユーザにとって真に必要と思われる情報を提供する。
以上、添付図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種実施形態の変更例または修正例、更に各種実施形態の組み合わせ例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、前述した第1の実施形態の変形例2において、特別時間帯を通常時間帯を除く他の時間帯として説明したが、例えば、ユーザが旅行等に出かける日程が休日期間として携帯電話機3に予め入力されている場合には、当該休日期間に該当する日程は特別時間帯に含まれても良い。更に、例えばユーザが月曜日から金曜日まで通勤し土曜日と日曜日とが休日である場合には、当該土曜日及び日曜日は、当該土曜日及び日曜日の時間帯に関係なく当該特別時間帯に含まれるようにしても良い。これにより、ユーザは、当該ユーザの特別時間帯である休日に出かける駅が日常的に利用する駅ではない可能性が高くなり、携帯電話機3は、当該駅に関する案内情報を詳細表示することにより、ユーザに不快感を与えないで経路案内を行うことができる。また、ユーザが携帯電話機3にスケジュール登録している場合、「旅行」である旨のスケジュール等が記録されている日を、特別時間帯であると判断しても良い。
なお、前述した各実施形態では、案内情報の例として、交通機関の路線の情報、各経路の時刻表の情報、駅の構内に関する地図情報、又は当該駅の周辺の地図情報等を例示した。これらの情報は、駅もしくはその駅から所望の目的地へ向かう列車に係る情報である。しかし、案内情報はこれに限られるものではない。駅もしくはその駅から所望の目的地へ向かう列車に係る情報の他の例として、例えば、初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない駅の場合には、ユーザからの入力やスケジュール帳などの情報から移動先を取得し、その移動先に到着する予想時刻等を表示しても良い。これにより旅行等の待ち合わせに十分に間に合いそうか否かなどの確認が容易にできる。また、日常的に利用する駅であっても、移動先に到着する予想時刻等を表示しても良い。この場合には、時刻表の例と同様、初めて利用する場合も含めてあまり利用したことがない駅と比べて、情報を簡潔に表示することが望ましい。また、日常利用する駅である場合には、駅を利用している時間帯が通常と異なる場合のみ、移動先に到着する予想時刻を表示するとしても良い。これは、いつも利用する電車であれば大まかな到着時刻が予想できる一方、そうでない場合には到着時刻が予測しにくい場合が多いためである。また、どのような案内情報を利用するかをユーザ自身が設定できるとしてもよい。
なお、前述した各実施形態では、自動改札機に組み込まれる非接触ICリーダ装置2の位置情報記憶部2cは、位置情報として、自動改札機の設置されている駅の駅名及び当該駅の位置を示す情報を記憶しているとしたが、これに限られるものではない。例えば、駅名のみを位置情報として記憶するとしてもよい。
なお、前述した各実施形態では、表示する案内情報の種類の切り替え(前述の例では、時刻表と地図情報の切り替えや、周辺地図情報と構内地図情報の切り替え)ができるのは案内情報を詳細表示している場合に限られていたが、これに限られるものではない。簡易表示する場合にも表示する案内情報の種類を切り替えられるとしてもよい。また、切り替えられる情報の種類もこれに限られるものではない。時刻表と周辺地図情報と構内地図情報とを切り替えられるようにしたり、他の情報と切り替えられるようにするなどとしても良い。これにより、ユーザは、所望の情報を簡単な操作で得ることができる。また、案内情報を表示する詳細度自体を切り替えられるとしてもよい。これにより、ユーザは、携帯電話機3が自動的に判断した詳細度では所望の情報が十分に得られない場合により詳細な情報を容易に取得することができる。
なお、前述した各実施形態では、案内情報は携帯電話機3が案内情報サーバ1から取得するとしたが、これに限られるものではない。携帯電話機3の内部に案内情報を予め記憶しておいたり、自動改札機から取得するなどとしてもよい。すなわち、案内情報を何らかの手段で取得することができるのであれば、その経路や実装は問わない。
なお、前述した各実施形態では、本発明の携帯端末として携帯電話機3を例に挙げて説明した。しかし、本発明の携帯端末は、前述したように携帯電話機3に限定されず、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器にも広く適用することが可能である。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
また、上記の実施の形態に用いた各機能ブロックもしくは動作は、ハード的に実現しても良いし、これらを実現するプログラムもしくはそのプログラムを記憶したプログラム記憶媒体を用いて実現しても良い。
また、上述した実施の形態およびその変形例を組み合わせてもよい。
本発明は、ユーザが日常的に利用する駅と、初めて利用する駅若しくはあまり利用したことがない駅とのいずれかに応じて、表示部に表示する情報量を異ならせることにより、ユーザに与える不快感を抑えた経路案内を行う携帯端末及び表示方法して有用である。
1 案内情報サーバ
1a、3c 制御部
1b データベース
1c 地図情報検索部
1d 時刻情報検索部
1e 案内情報サーバ通信部
2 非接触ICリーダ装置
2a 非接触ICリーダ制御部
2b 非接触ICリーダ通信部
2c 位置情報記憶部
3 携帯電話機
3a アンテナ
3b 無線通信部
3d 操作部
3e 記憶部
3f 表示部
3g 非接触IC
3ga 非接触IC制御部
3gb 非接触IC通信部
3gc 非接触ICメモリ
CC 構内地図情報
HD 駅利用履歴情報
LC 簡易表示領域
MC 詳細表示領域
NC1、NC3 内部時計

Claims (8)

  1. 駅の位置情報及び当該駅の自動改札機の通過時刻情報を含む駅利用履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記駅の自動改札機に設けられ当該駅の位置情報を保持する非接触ICリーダ装置と非接触通信して当該駅の位置情報を取得する通信部と、
    前記通信部により取得された駅の位置情報を含む前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されているか否かを判定する制御部と、
    前記駅もしくは当該駅から所望の目的地へ向かう列車に係る情報である案内情報を取得する案内情報取得部と、
    前記案内情報取得部により取得した前記案内情報を表示する表示部と、を備え、
    前記制御部は、前記自動改札機を通過した際に、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数未満記憶されていると判定された場合には、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されていると判定された場合よりも、前記表示部に表示する前記案内情報の情報量を多くする携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記制御部は、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されていると判定された場合には前記案内情報を簡易表示し、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数未満記憶されていると判定された場合には前記案内情報を詳細表示する携帯端末。
  3. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記制御部は、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されていると判定された場合には前記案内情報を表示せず、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数未満記憶されていると判定された場合には前記案内情報を詳細表示する携帯端末。
  4. 請求項2または3に記載の携帯端末であって
    前記案内情報は複数の種類の情報を含み、
    前記制御部は、前記案内情報を表示する場合に、前記案内情報の表示内容の切替に関する操作指示が入力されると、前記表示部に表示する案内情報の種類を切り替える携帯端末。
  5. 請求項2または3に記載の携帯端末であって、
    当該携帯端末の現在の位置情報を前記自動改札機以外の情報源から取得する位置情報取得部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記位置情報取得部により取得された位置情報の位置から所定の距離以内にある駅の前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されているか否かを判定すると共に、当該駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されていないと判定された場合には、前記第2の通信部により取得された案内情報を前記表示部に詳細表示する携帯端末。
  6. 請求項2または3に記載の携帯端末であって、
    前記制御部は、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されているか否かを判定するときの時刻が所定の特別時間帯であるか否かを判定し、当該時刻が前記特別時間帯であると判定された場合には、前記駅利用履歴情報が所定数以上記憶されているか否かに関わらず、前記第2の通信部により取得された案内情報を前記表示部に詳細表示する携帯端末。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の携帯端末であって、
    前記案内情報は、前記駅の時刻表情報、前記駅の周辺地図情報、前記駅の構内の地図情報の少なくとも1つを含む携帯端末。
  8. 前記駅の自動改札機に設けられ当該駅の位置情報を保持する非接触ICリーダ装置と非接触通信して当該駅の位置情報を取得するステップと、
    前記取得された駅の位置情報を含む前記駅利用履歴情報が、駅の位置情報及び当該駅の自動改札機の通過時刻情報を含む駅利用履歴情報を記憶する記憶部に所定数以上記憶されているか否かを判定するステップと、
    前記駅もしくは当該駅から所望の目的地へ向かう列車に係る情報である案内情報を取得するステップと、
    取得した前記案内情報を表示する表示ステップと、を備え、
    前記自動改札機を通過した際に、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数未満記憶されていると判定された場合には、前記駅利用履歴情報が前記記憶部に所定数以上記憶されていると判定された場合よりも、表示する前記案内情報の情報量を多くする表示方法。
JP2010167329A 2010-07-26 2010-07-26 携帯端末及び表示方法 Withdrawn JP2012027785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010167329A JP2012027785A (ja) 2010-07-26 2010-07-26 携帯端末及び表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010167329A JP2012027785A (ja) 2010-07-26 2010-07-26 携帯端末及び表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012027785A true JP2012027785A (ja) 2012-02-09

Family

ID=45780621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010167329A Withdrawn JP2012027785A (ja) 2010-07-26 2010-07-26 携帯端末及び表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012027785A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104635672A (zh) * 2014-12-12 2015-05-20 南京恩瑞特实业有限公司 一种有轨电车的交叉路口控制器系统
JP2016139179A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 株式会社Nttドコモ 表示データ生成装置及びプログラム
WO2019119771A1 (zh) * 2017-12-20 2019-06-27 深圳Tcl新技术有限公司 语音交互方法、装置及计算机可读存储介质
JP7352207B1 (ja) 2022-03-22 2023-09-28 三菱電機株式会社 旅客案内装置、旅客案内システム、旅客案内方法、及び旅客案内プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104635672A (zh) * 2014-12-12 2015-05-20 南京恩瑞特实业有限公司 一种有轨电车的交叉路口控制器系统
CN104635672B (zh) * 2014-12-12 2018-05-04 南京恩瑞特实业有限公司 一种有轨电车的交叉路口控制器系统
JP2016139179A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 株式会社Nttドコモ 表示データ生成装置及びプログラム
WO2019119771A1 (zh) * 2017-12-20 2019-06-27 深圳Tcl新技术有限公司 语音交互方法、装置及计算机可读存储介质
JP7352207B1 (ja) 2022-03-22 2023-09-28 三菱電機株式会社 旅客案内装置、旅客案内システム、旅客案内方法、及び旅客案内プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8385946B2 (en) Disfavored route progressions or locations
CN101458090B (zh) 指南信息提供系统和方法、服务器设备、终端设备
JP4248529B2 (ja) 移動体端末
KR100991669B1 (ko) 휴대 단말기의 경로 검색 방법
US9922336B2 (en) Method and system for managing itinerary
US11947609B2 (en) Portable information terminal and application recommending method thereof
JP2009100391A (ja) 通信端末装置と通信システムおよび情報利用方法
JP2005198345A (ja) アプリケーションプログラムの予測方法及び移動体端末
CN101675320A (zh) 导航装置、导航系统、导航方法以及程序
JP2009105882A (ja) 通信端末装置と通信システムおよび情報利用方法
JP2012027785A (ja) 携帯端末及び表示方法
JP2009217397A (ja) スケジュール管理装置、スケジュール管理方法、スケジュール管理プログラム、および記録媒体
JP2012230001A (ja) 経路探索システム及び経路探索方法
CN105241463A (zh) 基于导航信息的业务处理方法及装置、电子设备
JP2005346701A (ja) 電子書籍装置
JP7060014B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20110022983A1 (en) Method and apparatus for displaying search item in portable terminals
KR20200074632A (ko) 컴퓨터 판독 가능 기록매체에 저장된 지하철 운행 안내 어플리케이션
KR102081728B1 (ko) 가상 펜스 기반의 일정 서비스 제공 사용자 장치, 서비스 장치, 시스템 그리고 제공 방법 및 컴퓨터 프로그램이 기록된 기록매체
KR20140050265A (ko) 여행 가이드 서비스를 위한 방법 및 장치
US20160092070A1 (en) Location display method, portable communication apparatus using the method and recording medium using the method
JPH10111650A (ja) 地図情報表示方法およびその装置と記録媒体
JP6372321B2 (ja) 走行管理システム、走行管理方法及びコンピュータプログラム
JP2000142408A (ja) 携帯情報機器
JP6378635B2 (ja) クライアント、サーバおよび情報共有システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20131001