JP2012027006A - 重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法 - Google Patents

重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012027006A
JP2012027006A JP2011095209A JP2011095209A JP2012027006A JP 2012027006 A JP2012027006 A JP 2012027006A JP 2011095209 A JP2011095209 A JP 2011095209A JP 2011095209 A JP2011095209 A JP 2011095209A JP 2012027006 A JP2012027006 A JP 2012027006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heavy metal
earth metal
rare earth
ion concentration
metal ion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011095209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5705632B2 (ja
Inventor
Shigehiro Inomata
茂博 猪股
kumi Tachibana
久美 橘
Kazuhiro Shimizu
一浩 清水
Shunji Watanabe
俊二 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2011095209A priority Critical patent/JP5705632B2/ja
Publication of JP2012027006A publication Critical patent/JP2012027006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5705632B2 publication Critical patent/JP5705632B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】本発明は還元作用を持つ金属と、重金属イオンまたは希土類金属イオンが溶け込んでいる強アルカリ溶液が混在している固液分離が困難な半固体試料について、簡便かつ正確な重金属イオンまたは希土類金属イオン濃度の半定量分析方法を提供する。
【解決手段】還元作用を持つ金属と、重金属イオンまたは希土類金属イオンが溶け込んでいる強アルカリ溶液が混在している固液分離が困難な半固体試料にホルムアミドを主とする有機溶剤を加えて分析対象を溶液中に分散させ、固液分離して溶液を取り出し、重金属、希土類金属イオン濃度の半定量分析を行う。
【選択図】なし

Description

本発明は、固液分離が困難な半固体試料における、重金属イオン、希土類金属イオンの濃度の分析方法に関する。
強アルカリ水溶液中に溶けている重金属イオンまたは希土類金属イオンの濃度を分析する方法としては、被分析試料に硝酸を加えて酸性にし、ICP発光分光分析(誘導結合プラズマ発光分光分析。以下略称について同様。)することが行われている。
また、分析対象の重金属イオンまたは希土類金属イオンが強アルカリ水溶液中に存在する場合には、ろ過をして固液分離したものを分析に用いればよい。しかし、分析対象がゲル状等の半固体状である場合には、ろ過をして固液分離することはできない。スラリー中の重金属イオンを定量分析する方法として、被分析試料に錯体水溶液を添加し遠心分離を行うというものがある(例えば、特許文献1)。しかし、強アルカリ水溶液中に溶けている重金属イオンの分析にこの方法を用いると、錯体水溶液が重金属の塩までをも溶かし、系を変化させてしまうという問題がある。そのため系を変化させないような何らかの溶媒でゲル等を分散させ、希釈抽出する作業が必要だった。また、非平衡状態の溶液中の重金属イオンおよび希土類金属イオンの測定は不可能だった。
特開平9−260319号公報
本発明は、従来技術における問題に鑑みて、還元作用を持つ金属と、重金属イオンまたは希土類金属イオンが溶け込んでいる強アルカリ溶液が混在している半固体試料において、簡便かつ正確な重金属イオンまたは希土類金属イオン濃度の半定量分析方法を提供するものである。
上記問題を解決するための本発明は、以下の構成を採用した。
請求項1に記載の発明は、還元作用を持つ金属と重金属イオンまたは希土類金属イオンが溶け込んでいる強アルカリ溶液が混在している半固体試料の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法であって、前記半固体試料にホルムアミドを主とする有機溶剤を加えて、前記半固体試料を溶液中に分散させる分散工程と、溶液中に分散した前記半固体試料を固液分離して、被測定溶液を取り出す固液分離工程と、前記被測定溶液を用いて、測定対象の重金属、希土類金属イオン濃度の半定量分析を行う工程と、を有することを特徴とする重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法である。
請求項1に記載の分析方法によれば、ホルムアミドを主とする有機溶剤を加えて、分析対象を溶液中に分散させ、固液分離することにより、還元作用を持つ金属と重金属イオン、希土類金属イオンとの還元反応を抑えることができる。また、平衡状態時だけではなく非平衡状態であっても、その時点での重金属イオン、希土類金属イオンの検出、定量を簡便に行なうことができる。
請求項2に記載の発明は、前記分散工程の前記ホルムアミドを主とする有機溶剤は、キレート剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法である。
請求項2に記載の分析方法によれば、キレート剤を含むことにより定量性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記ホルムアミドを主とする有機溶剤に含まれるキレート剤は、1−10フェナントロリンであることを特徴とする請求項2に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法である。
請求項3に記載の分析方法によれば、1−10フェナントロリンを含むことにより更に定量性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、前記ホルムアミドを主とする有機溶剤に含まれるキレート剤は、EDTA(エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム)であることを特徴とする請求項2に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法である。
請求項4に記載の分析方法によれば、EDTAを含むことにより更に定量性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、前記分散工程のホルムアミドを主とする有機溶剤は、キレート剤及び硫化ナトリウムを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法である。
請求項5に記載の分析方法によれば、キレート剤及び硫化ナトリウムを含むことにより更に定量性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、前記固液分離は、遠心分離で行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法である。
請求項6に記載の分析方法によれば、固液分離を遠心分離で行うことにより正確に固体と液体に分けることができ、更に正確にイオン濃度が測定することができる。
請求項7に記載の発明は、前記半定量分析は、ICP発光分光分析(誘導結合プラズマ発光分光分析)、AAS(原子吸光分析法)またはイオンクロマトグラフ分析のいずれかであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法である。
請求項7に記載の分析方法によれば、前記半定量分析をICP発光分光分析、AASまたはイオンクロマトグラフ分析のいずれかで行うことにより、更に正確にイオン濃度が測定することができる。
本発明によれば、還元作用を持つ金属と、重金属イオンまたは希土類金属イオンが溶け込んでいる強アルカリ溶液が混在している半固体試料において、簡便かつ正確に重金属、希土類金属イオン濃度の半定量分析を行うことができる。
次に発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、還元作用を持つ亜鉛とゲル化剤と、未知の濃度のインジウムイオンが溶け込んでいる水酸化ナトリウム水溶液が混在している系に、ホルムアミドを主とする有機溶剤を混合する。亜鉛金属と反応しない有機溶液であれば1成分でも2成分以上の組み合わせであっても良い。
その後、この混合溶液を遠心分離等により、固体金属の亜鉛のみを分離除去する。
次いで、亜鉛を除去した溶液を少量採取する。そこに硝酸等を加えて溶液の粘度を調整し、分析することにより、水酸化ナトリウム水溶液中に存在していたインジウムイオン濃度を求めることができる。
重金属イオンや希土類金属イオンは水の中に溶け込んでいるため、分析する際はゲル、またはスラリー等の半固体試料から水を全て取り出さなければならなかった。そのため、有機溶媒に溶かし込ませて取り出していた。水と混和する有機溶媒はアセトン、メタノール、エタノール等々沢山存在する。だが、その殆どが還元金属と反応してしまうか、あるいはゲル等の半固体試料中の強アルカリ水溶液が高濃度なために有機溶媒と強アルカリ水溶液が二層に分離してしまう。
しかし、ホルムアミドを主とする有機溶剤を使うことにより、強アルカリ水溶液と完全に混和し且つ、還元作用を持つ金属との反応を抑えることができた。また、有機溶剤は還元作用を持つ金属と反応を起こさないものであれば一成分であろうがどのような二成分以上の組み合わせでも良い。
また、ホルムアミドを主とする有機溶剤は1−10フェナントロリン、EDTA、DTPA(ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム)等のキレート剤を含むことにより、イオンが安定化し、沈殿を防ぐことができる。これにより定量性を向上させることができる。
また、ホルムアミドを主とする有機溶剤はキレート剤及び硫化ナトリウムを含むことにより、さらに定量性を向上させることができる。
この分析方法は簡便であり1回の測定に10分弱で行なう事が出来る。測定はICP、AAS等々であり測定方法は限定されない。
一般的な溶媒抽出法を用いると、系を変化させてしまい、その時点でのイオン量を定量できない。実施した試料は平衡状態でなく、インジウムイオンは還元剤である金属亜鉛によりインジウム金属に還元されつつある状態である。このことから、ある時点におけるインジウムイオン量は金属亜鉛から瞬間的に別離する必要がある。
このため、酸化還元反応を一気に止めるため強アルカリ溶液をホルムアミドを主とする有機溶剤により混和させて反応を抑制し、有機溶液中に錯体を作るキレート剤を含むと更に良い。そのためには上記有機溶媒により水系から混合系、非水系に系を移行させる事により水系での反応を止める必要がある。また、ホルムアミドを主とする有機溶剤中に錯体を作るキレート剤を入れ、イオンを安定化させて、ある時点での還元される重金属イオン、希土類金属イオンの量を定量することが可能となった。
1−10フェナントロリン等のキレート剤をホルムアミドを主とする有機溶剤に加える事により、強アルカリ溶液と有機溶液の混合液体は長時間保存が出来るようになる。キレート剤を加えないと12時間ぐらい経過すると白濁するが、これを加える事により混合液は1日以上の間透明性を保つ。
次に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。但し、本発明は実施例に例示するもののみに限定されることはない。
(実施例1)
亜鉛粉末にCMCを3質量%混ぜた。CMCはゲル化剤である。今回はこれを用いてゲル状の半固体試料を作製した。これに、測定対象である重金属イオンが溶け込んでいる強アルカリ水溶液を混ぜた。この強アルカリ水溶液は27%NaOHが92.3質量%、ZnOが7.5質量%、In2(SO43・9H2Oが0.2質量%からなる。亜鉛粉末とCMCの混合粉66質量%に対し、強アルカリ水溶液を34質量%混合した。これを試料とした。
この試料を3g取り出し、ホルムアミド5mlを加え、ガラス棒で混合・分散させた。次にこの混合・分散させた試料を、遠心分離機で3000rpmの回転速度で5minかけて固液分離を行なった。
亜鉛粉末から分離した強アルカリ水溶液の液層から1mlをメスフラスコ25mlに分取して純水及びHNO3(1ml)で25mlにメスアップした。固液分離した際、亜鉛粉末とともにインジウム塩も液層から分離されているので、この時点で分取した液に純水を添加しても、インジウムイオン濃度は変化しない。
この液をICP発光分光分析に投入し、インジウムイオンの分析を行なった。分析に使用したICP発光分光分析は宮城県仙台市サトーサービス(株)のサーモフィッシャーサイエンティフィック製IRIS advantageである。
(実施例2)
実施例1の試料を準備し、ホルムアミドに1−10フェナントロリン0.1mol/lを添加し、同様に分析を行った。
(実施例3)
実施例1の試料を準備し、ホルムアミドにEDTA0.1mol/lを添加し、同様に分析を行った。
(実施例4)
実施例1の試料を準備し、ホルムアミドにEDTA0.1mol/lと硫化ナトリウム0.2質量%を添加し、同様に分析を行った。
(比較例1)
実施例1の試料を準備し、混合する有機溶液としてアミノールエタノールを用い、同様に分析を行った。
(比較例2)
実施例1の試料を準備し、混合する有機溶液としてメタノールを用い、同様に分析を行った。
(比較例3)
実施例1の試料を準備し、混合する有機溶液としてアニリンを用い、同様に分析を行った。
(比較例4)
実施例1の試料を準備し、混合する有機溶液としてベータジケトンを用い、同様に分析を行った。
上記、実施例1から4及び比較例1から4の結果を表1に示す。
Figure 2012027006
表1より、混合する有機溶液としてホルムアミドを用いた実施例1から4については副反応もなくイオン濃度を分析することができる。また、キレート剤である1−10フェナントロリン、EDTAを添加した実施例2及び実施例3のイオン濃度についてはそれぞれ6.9ppm、7.5ppmだった。実施例1のホルムアミドのみの場合は3.8ppmのため、キレート剤を添加することにより約2倍のイオン濃度を感知できる。また、更にEDTAと硫化ナトリウムを添加した実施例4のイオン濃度は13.8ppmだった。EDTAと硫化ナトリウムを添加することによって、実施例1のホルムアミドのみの場合と比較して約3.6倍のイオン濃度を感知できる。
混合する有機溶液としてアミノールエタノールを用いた比較例1は副反応が起こらないが、感知できるイオン濃度は0.38ppmであり、実施例1の10%程度であった。
混合する有機溶液としてメタノールを用いた比較例2は、メタノールによって副反応であるインジウム塩の溶解が起こり、正確なイオン濃度が測定できない。
混合する有機溶液としてアニリンを用いた比較例3は副反応が起こらないが、アニリン注入後に水層と有機溶媒層に分離が起こり、正確なイオン濃度が測定できない。
混合する有機溶液としてベータジケトンを用いた比較例4は副反応が起こらないが、感知できるイオン濃度は2.3ppmで、実施例1の60%程度であった。
(実施例5)
亜鉛粉末にCMCを3質量%混ぜた。これに重金属イオンが溶け込んでいる強アルカリ水溶液を混ぜた。この強アルカリ水溶液は27%NaOHが92.3質量%、ZnOが7.5質量%、In2(SO43・9H2Oが0.2質量%からなる。
亜鉛粉末とCMCの混合粉66質量%に対し、強アルカリ水溶液を34質量%混合した。これを試料とした。このとき、混合直後、2時間後、7時間後と条件を振って放置した。
その後、試料3gを取り、混合する有機溶液としてホルムアミド5mlを加え、ガラス棒で混合・分散させた。遠心分離機で3000rpmの回転速度で5minかけて固液分離を行なった。
その後、亜鉛粉末から分離した強アルカリ水溶液の液層から1mlをメスフラスコ25mlに分取して純水及びHNO3(1ml)で25mlにメスアップした。
また、この分析を2度行い、再現性を確認した。
実施例5の結果を表2に示す。
Figure 2012027006
表2より、1回目と2回目共にイオン濃度(実測値)は直後3.8ppm、2時間後2.0ppm、7時間後1.4ppmだった。1回目と2回目の測定値が一致していることから、本分析方法は再現性がある。また、変化量についても一致している。
これらのことから、本発明の分析方法において以下のことが言える。
(1)ホルムアミドを主とする有機溶剤によって還元金属と重金属イオンまたは希土類金属イオンの還元反応を抑制されることにより、ホルムアミドを主とする有機溶剤を添加した時点でのイオン濃度が測定できる。
(2)ホルムアミドを主とする有機溶剤によって副反応である重金属及び希土類金属の塩の溶解を起こさずにイオン濃度が測定できる。
(3)ホルムアミドを主とする有機溶剤によってイオン濃度を高く感知できる。
(4)ホルムアミドを主とする有機溶剤は1−10フェナントロリン、EDTA等のキレート剤を含むことにより、よりイオン濃度を高く感知できる。
(5)ホルムアミドを主とする有機溶剤はキレート剤及び硫化ナトリウムを含むことにより、更にイオン濃度を高く感知できる。

Claims (7)

  1. 還元作用を持つ金属と重金属イオンまたは希土類金属イオンが溶け込んでいる強アルカリ溶液が混在している半固体試料の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法であって、
    前記半固体試料にホルムアミドを主とする有機溶剤を加えて、前記半固体試料を溶液中に分散させる分散工程と、
    溶液中に分散した前記半固体試料を固液分離して、被測定溶液を取り出す固液分離工程と、
    前記被測定溶液を用いて、測定対象の重金属、希土類金属イオン濃度の半定量分析を行う工程と、
    を有することを特徴とする重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法。
  2. 前記分散工程の前記ホルムアミドを主とする有機溶剤は、キレート剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法。
  3. 前記ホルムアミドを主とする有機溶剤に含まれるキレート剤は、1−10フェナントロリンであることを特徴とする請求項2に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法。
  4. 前記ホルムアミドを主とする有機溶剤に含まれるキレート剤は、EDTA(エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム)であることを特徴とする請求項2に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法。
  5. 前記分散工程のホルムアミドを主とする有機溶剤は、キレート剤及び硫化ナトリウムを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法。
  6. 前記固液分離は、遠心分離で行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法。
  7. 前記半定量分析は、ICP発光分光分析(誘導結合プラズマ発光分光分析)、AAS(原子吸光分析法)またはイオンクロマトグラフ分析のいずれかであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法。
JP2011095209A 2010-06-25 2011-04-21 重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法 Active JP5705632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011095209A JP5705632B2 (ja) 2010-06-25 2011-04-21 重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010145302 2010-06-25
JP2010145302 2010-06-25
JP2011095209A JP5705632B2 (ja) 2010-06-25 2011-04-21 重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012027006A true JP2012027006A (ja) 2012-02-09
JP5705632B2 JP5705632B2 (ja) 2015-04-22

Family

ID=45780073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011095209A Active JP5705632B2 (ja) 2010-06-25 2011-04-21 重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5705632B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104655611A (zh) * 2015-01-20 2015-05-27 北方工业大学 一种连续测试铝合金板材中元素分布的方法
CN105823668A (zh) * 2016-05-18 2016-08-03 渤海大学 一种饮品中超痕量铅镉离子非平衡富集与测量方法
CN107894405A (zh) * 2017-12-22 2018-04-10 陕西省西安植物园 一种测定土壤中养分的方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09260319A (ja) * 1996-03-26 1997-10-03 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体研磨スラリー中の重金属イオンの定量分析方法
JP2005331409A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Tokyo Soil Research Co Ltd 重金属等の土壌溶出簡易試験方法
JP2006253420A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Nomura Micro Sci Co Ltd 半導体研磨スラリー中の金属の定量方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09260319A (ja) * 1996-03-26 1997-10-03 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体研磨スラリー中の重金属イオンの定量分析方法
JP2005331409A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Tokyo Soil Research Co Ltd 重金属等の土壌溶出簡易試験方法
JP2006253420A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Nomura Micro Sci Co Ltd 半導体研磨スラリー中の金属の定量方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104655611A (zh) * 2015-01-20 2015-05-27 北方工业大学 一种连续测试铝合金板材中元素分布的方法
CN105823668A (zh) * 2016-05-18 2016-08-03 渤海大学 一种饮品中超痕量铅镉离子非平衡富集与测量方法
CN107894405A (zh) * 2017-12-22 2018-04-10 陕西省西安植物园 一种测定土壤中养分的方法
CN107894405B (zh) * 2017-12-22 2020-02-18 陕西省西安植物园 一种测定土壤中养分的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5705632B2 (ja) 2015-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Abdolmohammad-Zadeh et al. Combination of ionic liquid-based dispersive liquid–liquid micro-extraction with stopped-flow spectrofluorometry for the pre-concentration and determination of aluminum in natural waters, fruit juice and food samples
Ghaedi et al. Cloud point extraction for the determination of copper, nickel and cobalt ions in environmental samples by flame atomic absorption spectrometry
JP5098843B2 (ja) 金属試料中の着目元素の固溶含有率を求める方法
Small et al. Methylene blue derivatization then LC–MS analysis for measurement of trace levels of sulfide in aquatic samples
Lemos et al. Me-BTABr reagent in cloud point extraction for spectrometric determination of copper in water samples
Chamsaz et al. Preconcentration procedure using vortex agitator system for determination of trace levels of cadmium by flame atomic absorption spectrometry
JP2008203032A (ja) 微量金属の分析方法
JP2013205160A (ja) 砒素の定量方法
Chen et al. Cloud point extraction combined with electrothermal vaporization inductively coupled plasma mass spectrometry for the speciation of inorganic selenium in environmental water samples
JP5705632B2 (ja) 重金属または希土類金属イオン濃度の分析方法
CN103278471A (zh) 荧光废水中化学需氧量的监测方法
CN103293260B (zh) 一种食品中罗丹明b高效检测方法及快速检测试剂盒
Bing et al. Simultaneous determination of iodine, bromine, selenium and arsenic in geological samples by inductively coupled plasma mass spectrometry
CN105466910A (zh) 强化弥散铂金中锆及氧化锆含量的测量方法
Goudarzi Determination of trace amounts of copper in river and sea water samples by flame atomic absorption spectrometry (FAAS) after cloud-point preconcentration
Roje Fast method of multi-elemental analysis of stream sediment samples by inductively coupled plasma-mass spectrometry (ICP-MS) with prior single-step microwave-assisted digestion
Peroutka et al. A multi-faceted approach to probe organic phase composition in TODGA systems with 1-alcohol phase modifiers
CN106802298B (zh) 一种铀酰离子的比色识别方法
JP2011158326A (ja) 銀粉中の微量塩素の定量方法
Asadoulahi et al. Determination of thallium traces by ETAAS after on-line matrix separation and preconcentration in a flow injection system
JP2003329584A (ja) 有機相試料中に含まれる金属の分析方法
CN102062734B (zh) 一种覆盖剂中钠含量和钾含量的分析检测方法
JP2019191012A (ja) 無機試料の元素分析方法
Urucu et al. Cloud point preconcentration of gold (III) and determination by flame atomic absorption spectrometry
JP2023012339A (ja) ふっ素およびその化合物の濃度の分析方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5705632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250