JP2012026595A - 加熱調理器 - Google Patents

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豊 柴崎
Takashi Sunaga
隆司 須永
Masayuki Moro
政行 茂呂
Masahiro Kobayashi
雅弘 小林
Koichi Hoshino
晃一 星野
Kenichi Hashizume
健一 橋詰
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Abstract

【課題】加熱調理器の厨房家具等への組み付け作業を容易にし、製造時の組み立て工数と製造コストを低減できる加熱調理器を得る。
【解決手段】吸気口41及び排気口42が上面に設けられ、内部に加熱コイル5を備えた加熱調理器本体100と、加熱調理器本体100の内部から背面側外部に突出可能に設けられ、加熱調理器本体100を厨房家具Kに固定する背面固定金具50と、加熱調理器本体100の上面の背面固定金具50に対応する位置に設けられた固定金具穴43と、吸気口41、排気口42、及び固定金具穴43を覆う吸排気フィルター8a、8bと、固定金具穴43を閉塞するとともに、吸排気フィルター8a、8bを位置決め支持する中央フィルター保持部材20とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、上面に設けられた吸排気口を覆う吸排気フィルターを備えた加熱調理器に関する。
従来、「前記吸気口および前記排気口上部を通気口を有する着脱可能な通気カバーで覆い」、「通気カバーをトッププレートに設けた防振性材料からなる位置決め部材に載置し」た加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−301990号公報(第2頁、第5頁、図3)
特許文献1に記載の加熱調理器は、加熱調理器本体の上面に複数の位置決め部材(フィルター保持部材)を取り付け、このフィルター保持部材に吸排気口を覆う通気カバーを載置している。
また、厨房家具に組み込まれて使用される加熱調理器を厨房家具に組み込むに当たっては、厨房家具に設けられた凹状の収容部に加熱調理器を上方から挿入し、加熱調理器内部から背面外部に突出する固定金具により、加熱調理器本体を厨房家具に固定している。そして、固定金具の調整を行うための固定金具調整穴が加熱調理器本体の上面に設けられており、吹きこぼれ等により固定金具が腐食するのを回避するために固定金具調整穴を防水カバーで覆うのが一般的である。
加熱調理器を厨房家具に組み付ける際には防水カバーを外して固定金具調整穴を開く必要があるが、加熱調理器本体の背面側上面には複数のフィルター保持部材と防水カバーが設けられているため、作業者が防水カバーとフィルター保持部材とを間違えて取り外してしまい、作業効率が低下するおそれがあった。また、部品点数が多いため、製造時の組み立て工数や製造コストが増加していた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、加熱調理器の厨房家具等への組み付け作業を容易にし、製造時の組み立て工数と製造コストを低減できる加熱調理器を提供するものである。
本発明に係る加熱調理器は、吸排気口が上面に設けられ、内部に加熱手段を備えた加熱調理器本体と、前記加熱調理器本体の内部から背面側外部に突出可能に設けられ、前記加熱調理器本体を厨房家具に固定する背面固定金具と、前記加熱調理器本体の上面の前記背面固定金具に対応する位置に設けられた固定金具調整穴と、前記吸排気口と前記固定金具調整穴とを覆う吸排気フィルターと、前記固定金具調整穴を閉塞するとともに、前記吸排気フィルターを位置決め支持するフィルター保持部材と、を備えたものである。
本発明に係る加熱調理器は、固定金具調整穴を閉塞するとともに、吸排気フィルターを載置可能なフィルター保持部材を備えた。従来の防水カバーとフィルター保持部材の機能を一体化したので、加熱調理器の組み付け作業の作業性を向上させることができる。また、部品点数を削減できるので、加熱調理器の製造工数と製造コストの低減を図ることができる。
実施の形態に係る加熱調理器の平面図である。 実施の形態に係る加熱調理器の主要部を示す分解斜視図である。 図1のA−A断面図である。 実施の形態に係るフィルター保持部材を示す図である。 実施の形態に係る背面固定金具50が本体ケース1内にある場合の要部断面模式図である。 実施の形態に係る背面固定金具50が本体ケース1から突き出た状態の要部断面模式図である。
実施の形態.
本実施の形態1では、厨房家具等に組み込まれて使用される、いわゆるビルトイン式の加熱調理器を例に説明する。図1は実施の形態に係る加熱調理器の平面図、図2は実施の形態に係る加熱調理器の主要部を示す分解斜視図、図3は図1のA−A断面図である。なお、説明上、各図において加熱調理器の操作表示部4側を前面側、吸排気フィルター8側を背面側(後面側)と称する。
図1〜図3を参照して本実施の形態1に係る加熱調理器の全体構成を説明する。
加熱調理器は、加熱調理器本体100と、加熱調理器本体100の内部に収容された加熱コイル5a、5bと、吸排気フィルター8a、8bと、左右フィルター保持部材9a、9bと、中央フィルター保持部材20と、背面固定金具50とを備えている。
加熱調理器本体100は、上面を開口したほぼ直方体の本体ケース1と、本体ケース1の上面開口を覆う天板2と、天板2の外周に額縁状に取り付けられた上フレーム3と、使用者による操作を受け付けるとともに加熱条件や動作状態を表示する操作表示部4とを備えている。天板2は、全体が耐熱強化ガラスや結晶化ガラス等の材料で構成され、上フレーム3の開口部の形状に合わせて長方形又は正方形に形成されている。上フレーム3は、全体が非磁性ステンレス板又はアルミ板などの金属製板によって額縁状に形成されており、本体ケース1の上部開口の外周部に沿うようにして配置される。さらに、天板2の外周部と上フレーム3の開口部との間には、ゴム製パッキンやシール材(図示せず)を介在させており、両者が水密状態に固定されている。このように、上フレーム3と天板2との対面部分に形成されるすき間はゴム製パッキンやシール材(図示せず)により塞がれているため、天板2の上面から本体ケース1の内部に水滴などが浸入しないようになっている。
本体ケース1の内部には、天板2に載置される鍋などの被加熱物を加熱する加熱コイル5a、5bが収容されている。また、本体ケース1の内部には、操作表示部4からの信号を受けて加熱コイル5a、5bによる加熱動作を制御する制御回路を備えた制御基板(図示せず)が収容されている。
加熱調理器本体100の背面側の上面には、吸気口41と、排気口42と、固定金具穴43とが設けられている。吸気口41は、加熱調理器本体100の背面側上面の右側に設けられており、加熱調理器本体100の内部に空気を吸い込むための開口部である。本体ケース1内部の吸気口41の上流側には、図示しないファンが組み込まれており、このファンの駆動により吸気口41から空気が吸い込まれる。本実施の形態では、本体ケース1に設けられた吸気口開口部11と、上フレーム3に設けられた吸気口開口部31とが、互いに対応する位置に形成されており、この吸気口開口部11と吸気口開口部31とにより吸気口41が構成されている。
排気口42は、加熱調理器本体100の背面側上面の左側に設けられており、加熱調理器本体100内の加熱された空気を加熱調理器本体100の外部に排出するための開口部である。本実施の形態では、本体ケース1に設けられた排気口開口部12と、上フレーム3に設けられた排気口開口部32とが、互いに対応する位置に形成されており、この排気口開口部12と排気口開口部32とにより排気口42が構成されている。
固定金具穴43は、本発明の固定金具調整穴に相当し、加熱調理器本体100の背面側上面のほぼ中央に設けられている。この固定金具穴43は、後述する背面固定金具50を調整する際に用いる開口部である。本実施の形態では、固定金具穴43は、本体ケース1に設けられた固定金具穴開口部13と、上フレーム3に設けられた固定金具穴開口部33とが、互いに対応する位置に形成されており、この固定金具穴開口部13と固定金具穴開口部33とにより固定金具穴43が構成されている。
吸気口41、排気口42、及び固定金具穴43の上部には、これら3つの上方全体を覆うようにして2枚の吸排気フィルター8a、8b(以下、吸排気フィルター8と総称する場合がある)が着脱自在に載置されている。吸排気フィルター8は、ほぼ平板状の金属製であって、平面視ほぼ矩形状であり、その上面全体に亘って複数の連通孔が形成されている。本実施の形態では、吸排気フィルター8の長辺に平行な複数のスリットにより連通孔を形成しているが、例えば、連通孔用の小孔をプレス加工で形成してもよいし、吸排気フィルター8の上面を金網で構成してもよい。いずれにしても、連通孔は、上方から使用者の指や異物が吸気口41、排気口42、固定金具穴43に入らないようにするものであればよい。吸排気フィルター8の外周部は、下方向に折り曲げ加工されて外周縁81が形成されている。
この2枚の吸排気フィルター8は、上フレーム3に取り付けられた左右フィルター保持部材9a、9b(以下、左右フィルター保持部材9と総称する場合がある)と、中央フィルター保持部材20とに載置されている。左右フィルター保持部材9a、9bは、ゴムなどの防振性材料からなり、吸排気フィルター8の左右の端部に対応する位置に取り付けられている。左右フィルター保持部材9には、吸排気フィルター8の外周縁81の左右端部とほぼ同じ形状の突部91が設けられており、吸排気フィルター8を載置すると外周縁81の内周面と突部91の外周面とが接して吸排気フィルター8が位置決めされる。
次に、中央フィルター保持部材20について説明する。図4は、中央フィルター保持部材20を説明する図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は底面図、図4(d)は側面図である。
中央フィルター保持部材20は、耐熱性を有するゴムや樹脂等の弾性部材で構成されている。中央フィルター保持部材20は、固定金具穴43を塞ぐとともに、吸排気フィルター8を位置決めして支持する機能を有する。
図4に示すように、中央フィルター保持部材20は、吸排気フィルター8を載置するための平板状の載置部21と、吸排気フィルター8の外周縁81に当接して吸排気フィルター8を位置決めする支持部22a、22b、22c、22d(以下、支持部22と総称する場合がある)とを備えている。載置部21の外形は、固定金具穴43の外形よりも大きく、載置部21が固定金具穴43の中に落下しないようになっている。
支持部22は、吸排気フィルター8a、8bの突き合わされる側の外周縁81とほぼ同じ外形を有し、上方に突出している。吸排気フィルター8を載置すると、支持部22の外周面が吸排気フィルター8の外周縁81の内周面と当接して、吸排気フィルター8が前後方向及び左右方向に位置決めされる(図4(a)参照)。
なお、本実施の形態では、ほぼL字形状の支持部22を4つ設けた例を示しているが、吸排気フィルター8a、8bの前後方向及び左右方向の位置決めができるものであれば、その形状や個数は任意に設定できる。例えば、図4(a)に示す支持部22aと支持部22bとをつなげて略コ字状の支持部を構成してもよい。また、本実施の形態では2枚の吸排気フィルター8a、8bを設けているが、吸排気フィルターを1枚設けた場合には、少なくとも前後方向の位置決めができる支持部を設ければよい。また、支持部22の内周面と吸排気フィルター8の外周縁81の外周面とが当接するように構成してもよい。また、2枚の吸排気フィルター8a、8bを左右に並べて配置したときの両者の隙間に、載置部21の上方に突出するリブを更に設けることで、吸排気時の振動などで吸排気フィルター8a、8bが揺動した場合の両者の衝突音や衝突による損傷を抑制できる。
載置部21の下面(裏面)には、上フレーム3の固定金具穴開口部33とほぼ同じ外形を有し、取り付け時において固定金具穴開口部33に水密状態に嵌合されるフレーム嵌合部23が設けられている。フレーム嵌合部23の下側には、本体ケース1の固定金具穴開口部13とほぼ同じ外形を有し、取り付け時に固定金具穴開口部13に水密状態に嵌合される本体嵌合部24が設けられている。また、中央フィルター保持部材20の底面には、下方に向かって延びる複数の補強リブ25が設けられている。本実施の形態では、補強リブ25は格子状に設けられている。そして、補強リブ25と補強リブ25との間には、凹部26が形成されている。すなわち、中央フィルター保持部材20の底面は、補強リブ25と凹部26とによって凹凸状に形成されている。
また、本実施の形態では、図2に示すように、本体ケース1に設けられた固定金具穴開口部13の形状は、前側の辺が短い略五角形としている。そして、この固定金具穴開口部13と嵌合するように、中央フィルター保持部材20の本体嵌合部24もまた略五角形としている(図4(c)参照)。このようにすることで、中央フィルター保持部材20の前後の取り付け方向を間違いにくくしている。しかし、固定金具穴開口部13と本体嵌合部24の形状はこれに限定するものではなく、四角形としてもよい。
次に、加熱調理器本体100を厨房家具に固定するための板金製の背面固定金具50について説明する。図5は、背面固定金具50が本体ケース1内にある場合の要部断面模式図、図6は、背面固定金具50が本体ケース1から突き出た状態の要部断面模式図である。
図3、図5、図6に示すように、背面固定金具50は、細長い長方形の水平部51と、水平部51の一方の端部をほぼ直角に上側に折り曲げて形成された係止部52を備えている。水平部51には、長手方向に延びる長穴53が形成されている。
また、本体ケース1の背面壁16には、取付開口部14が開口しており、本体ケース1の背面壁16の内側であって取付開口部14よりも下の位置には、断面L字状の金属製の台座15が溶接等により取り付けられている。台座15は、水平部15aと水平部15aの一端部から垂直に立ち上がる立ち上がり部15bを有する。水平部15aには、ネジ穴15cが設けられている。
そして、背面固定金具50の長穴53を貫通したボルト60が、台座15のネジ穴15cに仮止めされている。
次に、背面固定金具50による加熱調理器の組み付け方法を説明する。ここで、組み付け先である厨房家具Kの天面には、加熱調理器を据え付けるための収容部K1が開口しているものとする。
加熱調理器を厨房家具Kに組み付ける際には、厨房家具Kに設けられた収容部K1の上方から加熱調理器を挿入する。そうすると、上フレーム3の下面が、厨房家具Kの収容部K1の周縁で支持される。このとき、背面固定金具50は、図5に示すように本体ケース1内に位置するよう移動させておくことで、厨房家具Kの収容部K1に挿入するときに背面固定金具50が邪魔になることがない。
次に、中央フィルター保持部材20を取り外す。このとき、従来の防水カバーとフィルター保持部材のように複数の部材が取り付けられているのではなく、中央フィルター保持部材20があるのみなので、作業者は間違えることなく中央フィルター保持部材20を取り外すことができる。なお、中央フィルター保持部材20の取り外しは、加熱調理器を収容部K1に挿入する前に行ってもよい。
そして、固定金具穴43内に手を差し込んで背面固定金具50を背面側(図5において図面右側)に移動させる。このようにすることで、ボルト60は、背面固定金具50の長穴53内を前面側に向かって移動し、図6に示すように、背面固定金具50は本体ケース1の背面壁16から突出する。次に、固定金具穴43内にドライバーを差し込んでボルト60を締め付けることで、ボルト60の先端が台座15のネジ穴15cから下に向かって螺進し、ボルト60の頭部が背面固定金具50の係止部52とは反対側の端部を押し下げる。そうすると、背面固定金具50の係止部52が上がり、背面固定金具50の係止部52が厨房家具Kの天板の裏面に当接する。これにより、上フレーム3の下面と背面固定金具50の係止部とで厨房家具Kの天板K2を狭持し、加熱調理器本体100を厨房家具Kに固定することができる。加熱調理器本体100の後側上面に設けられた固定金具穴43からドライバーや手などを挿入して背面固定金具50やボルト60を操作することができるので、取り付け作業が容易である。
背面固定金具50の固定が終わると、固定金具穴43に中央フィルター保持部材20を装着する。そして、左右フィルター保持部材9と中央フィルター保持部材20に、吸排気フィルター8を載置し、吸排気フィルター8により吸気口41、排気口42、及び固定金具穴43を覆う。
このようにすることで、加熱コイル5を使用して加熱調理を行った際に、鍋等から吹きこぼれた液体等が吸排気フィルター8の連通孔から下に落ちても、中央フィルター保持部材20に阻止されて液体等が固定金具穴43に浸入するのを抑制できる。このため、背面固定金具50を、吹きこぼれ等の影響による腐食やさびから守ることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、加熱調理器本体100を厨房家具等に固定する背面固定金具50を操作するための固定金具穴43を閉塞するとともに、吸排気フィルター8を位置決めして支持する中央フィルター保持部材20を設けた。加熱調理器を厨房家具Kに組み付ける際には、中央フィルター保持部材20を取り外して背面固定金具50を操作することができる。従来であれば、吸排気フィルターの保持部材と固定金具穴を閉塞する防水カバーが別個に設けられていたため、背面固定金具50を操作するときに作業者が誤って吸排気フィルターの保持部材を取り外すおそれがあったが、本実施の形態によれば他の部材を間違えて取り外すのを回避できて作業効率を向上させることができる。また、従来のように固定金具穴43を塞ぐ防水カバーとフィルター保持部材を別個に設ける必要がないので、部品点数を削減でき、加熱調理器の製造工数と製造コストの削減を図ることができる。
また、中央フィルター保持部材20は、底面から下方に向かって延びる補強リブ25を備えた。中央フィルター保持部材20には、吸排気フィルター8が載置されることにより一定の荷重がかかることに加え、吸排気フィルター8が箸等で押さえられたり鍋等が載置されたりすると集中荷重がかかるなど、他種類の荷重がかかるおそれがあるが、補強リブ25を設けることにより中央フィルター保持部材20の強度を増すことができる。また、補強リブ25と補強リブ25の間には凹部26が形成されているので、適度な可撓性があり、固定金具穴43に中央フィルター保持部材20を容易に装着することができる。
なお、本実施の形態では中央フィルター保持部材20に格子状の補強リブ25を設けた例を示したが、例えば、補強リブを十字状に設けてもよい。また、中央フィルター保持部材20を荷重に対する強度が高い材料で構成した場合には、補強リブを設けないことも可能である。
また、背面固定金具50と固定金具穴43を、加熱調理器本体100の左右ほぼ中央位置に設けた。このため、中央フィルター保持部材20も加熱調理器本体100の左右ほぼ中央位置に配置され、2枚の吸排気フィルター8a、8bを、加熱調理器本体100の左右ほぼ中央位置にて突き合わせて並べることができる。したがって、2枚の吸排気フィルター8a、8bを同じ形状に構成することができて製造が容易であり、左右対称であるので見栄えも良い。また、1枚の吸排気フィルターで吸気口41や排気口42を覆う構成とした場合には、吸排気フィルターの左右ほぼ中央位置で中央フィルター保持部材20が吸排気フィルターを支持し、吸排気フィルターを安定的に保持することができる。
なお、固定金具穴43が、本体ケース1の吸気口あるいは排気口と連通していて、固定金具穴43が吸気口あるいは排気口を兼ねた構成とすることもできる。この場合には、固定金具穴43を中央フィルター保持部材20で閉塞することにより、過度な吸排気を制限することができる。
1 本体ケース、2 天板、3 上フレーム、4 操作表示部、5 加熱コイル、5a 加熱コイル、5b 加熱コイル、8 吸排気フィルター、8a、8b 吸排気フィルター、9 左右フィルター保持部材、9a、9b 左右フィルター保持部材、11 吸気口開口部、12 排気口開口部、13 固定金具穴開口部、14 取付開口部、15 台座、15a 水平部、15b 立ち上がり部、15c ネジ穴、16 背面壁、20 中央フィルター保持部材、21 載置部、22 支持部、22a、22b、22c、22d 支持部、23 フレーム嵌合部、24 本体嵌合部、25 補強リブ、26 凹部、31 吸気口開口部、32 排気口開口部、33 固定金具穴開口部、41 吸気口、42 排気口、43 固定金具穴、50 背面固定金具、51 水平部、52 係止部、53 長穴、60 ボルト、81 外周縁、91 突部、100 加熱調理器本体、K 厨房家具、K1 収容部、K2 天板。

Claims (3)

  1. 吸排気口が上面に設けられ、内部に加熱手段を備えた加熱調理器本体と、
    前記加熱調理器本体の内部から背面側外部に突出可能に設けられ、前記加熱調理器本体を厨房家具に固定する背面固定金具と、
    前記加熱調理器本体の上面の前記背面固定金具に対応する位置に設けられた固定金具調整穴と、
    前記吸排気口と前記固定金具調整穴とを覆う吸排気フィルターと、
    前記固定金具調整穴を閉塞するとともに、前記吸排気フィルターを位置決め支持するフィルター保持部材と、を備えた
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記フィルター保持部材は、底面から下方に向かって延びる補強リブを備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記背面固定金具と前記固定金具調整穴を、前記加熱調理器本体の左右ほぼ中央位置に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
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