JP2012026521A - 補強ホース - Google Patents

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【課題】外力による補強突条の割れを防止する。
【解決手段】線材2と補強突条3との交差角θが小さくなるように配置して、線材2と補強突条3との重ね合わせ部Sを該補強突条3の延び方向に沿って長く形成することにより、補強突条3の溶着面3aに線材2を埋め込むように凹溝3bが形成される場合には、ホースの折り曲げや押し潰しのような外力に伴って補強突条3を部分的に凹ませたとしても、それらの外力が凹溝3bに対し分散して、補強突条3が凹溝3bを拡開する方向へ変形し難くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、耐圧用ホースや帯電防止用ホースなどとして用いられる、例えばアース線や補強繊維などの線材と、その外側に螺旋状に巻き付けられる補強突条とを有する補強ホースに関する。
従来、この種の補強ホースとして、樹脂製のホース本体と、ホース本体の外周面にスパイラル状に巻き付けて、ホース本体の外周面に一体化させた樹脂製の補強線材と、補強線材を横切ってホース本体の外周面に設けたアース線材とを備え、金属線材やアース線材と補強線材とが重なる位置で、アース線材を補強線材に埋め込ませるとともに、補強線材間で、アース線材をホース本体1の外周面に露出させたままにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
その製造方法として、補強線材をホース本体の外周面に溶着させて一体化する前に、あらかじめアース線材をホース本体の外周面に対して巻き付けておき、このアース線材の上から、熱溶融した補強線材を巻き付けて接触させることにより、ホース本体の外周面に溶着させて、アース線材が補強線材の溶着面に埋め込まれた状態で固定されるようにしている。
特許第2935993号公報
しかし乍ら、このような従来の補強ホースでは、補強線材の溶着面にアース線材が埋め込まれることで補強線材を横切る凹溝が形成されるため、アース線材がホース本体の長手方向に沿って、つまりホース本体の軸線と平行に配置するか、又はホース本体の軸線と平行な線より僅かに傾斜させた角度でスパイラル状に巻き付けると、アース線材と補強線材との交差角が大きくなって、凹溝の全長は補強線材の幅寸法とほぼ同じ、詳しくは幅寸法と同じ或いはそれより若干長くなる。
このように凹溝の全長が補強線材の幅寸法とほぼ同等になる補強ホースでは、ホースを折り曲げるような外力が作用してその内側部位にある補強線材を部分的に凹ませたり、ホースの径方向両側又は片側からの押し潰すような外力が作用してその押し潰し部位にある補強線材を部分的に凹ませると、それらの曲げ応力が補強線材の幅寸法とほぼ同等の凹溝に集中して作用するため、補強線材が凹溝を拡開させる方向へ変形し易くなり、この凹溝を起点として割れが発生し、ホース本来の性能を維持することが困難となるという問題があった。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものであり、外力による補強突条の割れを防止すること、外力による補強突条の割れを更に防止すること、などを目的とするものである。
このような目的を達成するために本発明は、ホース本体と、前記ホース本体の外周面に沿って配置される線材と、前記ホース本体の外周面に沿って前記線材の外側に重なるように溶融樹脂を螺旋状に巻き付けることで、前記ホース本体の前記外周面と熱溶着するように形成される補強突条とを備え、前記線材と前記補強突条との交差角が小さくなるように配置して、前記線材と前記補強突条との重ね合わせ部を該補強突条の延び方向に沿って長く形成したことを特徴とする。
さらに前述した特徴に加えて、前記補強突条の内面に弾性変形可能な軟質層を積層し、前記軟質層の表面に、それを横切って前記線材が埋め込まれるように凹溝を形成したことを特徴とする。
また前述した特徴に加えて、前記ホース本体の外周面に前記線材を埋設し、前記補強突条の内面に前記線材と接触する溶着面を形成したことを特徴とする。
前述した特徴を有する本発明は、線材と補強突条との交差角が小さくなるように配置して、線材と補強突条との重ね合わせ部を該補強突条の延び方向に沿って長く形成することにより、補強突条の溶着面に線材を埋め込むように凹溝が形成される場合には、ホースの折り曲げや押し潰しのような外力に伴って補強突条を部分的に凹ませたとしても、それらの外力が凹溝に対し分散して、補強突条が凹溝を拡開する方向へ変形し難くなるので、外力による補強突条の割れを防止することができる。
その結果、線材と補強線材との交差角が大きくなって凹溝の全長が補強線材の幅寸法とほぼ同等になる従来のものに比べ、ホース本来の性能を長期に亘り維持することができて経済的である。
さらに、前記補強突条の内面に弾性変形可能な軟質層を積層し、前記軟質層の表面に、それを横切って前記線材が埋め込まれるように凹溝を形成した場合には、ホースの折り曲げや押し潰しのような外力に伴って補強突条3を部分的に凹ませたとしても、軟質層3cの凹溝3bが弾性変形して、凹溝3bを起点とした割れが発生し難いので、外力による補強突条の割れを更に防止することができる。
その結果、ホース本来の性能を更に長期に亘って維持することができる。
また、前記ホース本体の外周面に前記線材を埋設し、前記補強突条の内面に前記線材と接触する溶着面を形成した場合には、ホースの折り曲げや押し潰しのような外力に伴って補強突条を部分的に凹ませたとしても、溶着面に割れが発生しないので、外力による補強突条の割れを更に防止することができる。
その結果、ホース本来の性能を更に長期に亘って維持することができる。
本発明の実施形態に係る補強ホースを示す説明図であり、(a)が一部切欠斜視図、(b)が要部を部分的に拡大した正面図、(c)が(b)の(1C)−(1C)線に沿える縦断側面図である。 本発明の他の実施形態に係る補強ホースを示す説明図であり、(a)が一部切欠斜視図、(b)が要部を部分的に拡大した正面図、(c)が(b)の(2C)−(2C)線に沿える縦断側面図である。 本発明の他の実施形態に係る補強ホースを示す部分拡大した縦断側面図である。 本発明の他の実施形態に係る補強ホースを示す部分拡大した縦断側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る補強ホースHは、図1〜図4に示すように、ホース本体1と、ホース本体1の外周面1aに沿って配置される線材2と、ホース本体1の外周面1aに沿って線材2の外側に重なるように溶融樹脂を螺旋状に巻き付けることで、少なくともホース本体1の外周面1aと熱溶着するように形成される補強突条3とを、主要な構成要素として備えている。
ホース本体1は、その製造方法の一例として、熱可塑性樹脂などの軟質合成樹脂を材料とし、これを押出し成形機により加熱溶融して管状に押出成形し、冷却硬化することで形成される。
本発明の実施形態に係る補強ホースHが、複数の層を積層する積層補強ホースである場合には、ホース本体1が内層となる。
線材2は、例えば銅線等の金属線材や導電繊維からなるアース用線材、合成樹脂からなる補強繊維や補強糸などであり、図1〜図3に示すように、ホース本体1の外周面1aの上に所定の方向で配置するか、又は図4に示すように、ホース本体1の外周面1aの内部に所定の方向で埋設することも可能である。
さらに、線材2の材料として、それ自体又は少なくとも外周部分を、後述する補強突条3の巻き付け時に生じる熱で溶融する樹脂で形成し、この溶融樹脂が補強突条3の巻き付けに時に溶融して、補強突条3と一体化して線材2との間に後述する凹溝3bが形成されないようにすることも可能である。
線材2の配置方向は、図1及び図2に示すように、ホース本体1の外周面1aに沿って線材2を螺旋状(スパイラル状)に巻き付けることが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、ホース本体1の軸線Xと平行に配置することも可能である。
図1〜図3に示されるように、ホース本体1の外周面1aの上に線材2を配置する方法の一例としては、押出成形機により管状に押出成形した溶融状体のホース本体1が完全に硬化した後に、線材2を巻き付けるなどして、外周面1aの内部に食い込まないようにする。
また、図4に示されるように、ホース本体1の外周面1aの内部に線材2を埋設する方法の一例としては、押出成形機により管状に押出成形した溶融状体のホース本体1が完全に硬化する前に、線材2を巻き付けるなどして、外周面1aの内部に食い込ませ、必要に応じて線材2の一部が露出するように埋め込む。
補強突条3は、押出し成形機によって熱溶融した硬質合成樹脂を押出し、ホース本体1の外周面1aに対して、線材2と交差するように螺旋状に巻き付けることにより、この溶融樹脂の内面がホース本体1の外周面1aに熱溶着して溶着面3aになるとともに、該溶融樹脂を冷却して硬化させることで、補強突条3が所定の断面形状に突出形成される。
図1〜図2に示されるように、ホース本体1の外周面1aの上に線材2が配置された場合には、補強突条3の溶着面3aに、それを横切って線材2を埋め込むように凹溝3bが形成される。
さらに、図3に示されるように、補強突条3の内側に軟質合成樹脂などの軟質材料からなる弾性変形可能な軟質層3cを、共押出し成形により両者が積層された状態で同時に押出し、この軟質層3cの表面をホース本体1の外周面1aに熱溶着する溶着面3aとするとともに、それを横切って線材2が埋め込まれるように凹溝3bを形成することも可能である。
また、図4に示されるように、ホース本体1の外周面1aの内部に線材2が埋設された場合には、補強突条3の溶着面3aを、必要に応じて線材2の露出部と接触して密着させる。
そして、線材2を補強突条3の螺旋巻き付け角度とほぼ同じ角度で逆向きの螺旋状に巻き付けることにより、線材2と補強突条3との交差角θが小さくなるように配置して、線材2と補強突条3との重ね合わせ部Sを補強突条3の延び方向、すなわち巻き付け方向に沿って長く形成することが好ましい。
その具体例としては、図1(b)及び図2(b)に示すように、線材2と補強突条3との交差角θを約50度以下にして、重ね合わせ部Sの全長Lを補強突条3の幅寸法Wの約1.3倍以上にすることが望ましい。
このような補強ホースHによると、図1(a)〜(c)及び図2(a)〜(c)に示すように、補強突条3の溶着面3aに線材2を埋め込むための凹溝3bが形成される場合には、例えば特許第2935993号公報の図1に記載されるように、ホース本体の軸線と平行な線より僅かに傾斜させた角度でスパイラル状に巻き付けられるものに比べ、凹溝3bの全長となる重ね合わせ部Sの全長Lが補強突条3に沿って長くなる。
そのため、ホースを折り曲げるような外力が作用してその内側部位にある補強突条3を部分的に凹ませたり、ホースの径方向両側又は片側からの押し潰すような外力が作用してその押し潰し部位にある補強突条3を部分的に凹ませたとしても、それらの外力が全長Lの長い凹溝3bに対し分散して、補強突条3が凹溝3bを拡開する方向へ変形し難くなる。
それにより、外力による補強突条3の割れを防止することができる。
特に、重ね合わせ部S(凹溝3b)の全長L/補強突条3の幅寸法Wが1.3以上になると、補強突条3を部分的に凹ませるような外力が作用しても、補強突条3の割れを確実に防止できる。
また、前述のように線材2を補強突条3との交差角θが小さくなるように配置するのではなく、これに代えて後述するように、図3に示されるように、補強突条3の内側に弾性変形可能な軟質層3cを積層し、この軟質層3cの表面に、それを横切って線材2が埋め込まれるように凹溝3bを形成したり、また図4に示されるように、ホース本体1の外周面1aの内部に線材2を埋設し、補強突条3の内面に線材2の露出部と接触する溶着面3aを形成することも可能である。
次に、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
実施例1に係る補強ホースHは、図1(a)〜(c)に示すように、複数の層を積層する積層補強ホースであり、ホース本体1として内層の外周面1aに沿って線材2を配置した後に、線材2の外側に重なるように溶融樹脂を螺旋状に巻き付けて硬質な補強突条3が形成され、その後、これら線材2及び補強突条3を覆うように外層4を積層して一体化されたものである。
図1に示される例では、線材2の螺旋巻き付け方向と、補強突条3の螺旋巻き付け方向は逆向きにしている。
また、その他の例として図示しないが、例えば特許第2935993号公報の図1に記載されるように、線材2の螺旋巻き付け方向と、補強突条3の螺旋巻き付け方向は同じ向きにすることも可能である。
さらに、図1に示される例では、外層4の表面を平滑に形成している。
また、その他の例として、補強突条3の外形状に沿った断面波形など所望の形状に形成することも可能である。
このような本発明の実施例1に係る補強ホースHによると、線材2及び補強突条3を覆うように外層4が一体的に積層されるため、線材2の露出部分が断線したり、位置ズレすることや補強突条3の破損を防止できるとともに、耐圧性能も向上し、耐圧ホースとして用いた際に有効である。
特に、図1に示されるように、線材2の螺旋巻き付け方向と、補強突条3の螺旋巻き付け方向は逆向きにした場合には、線材2が径方向へ膨張変化し易い欠点と、補強突条3が捩れたり軸線方向へ伸び易い欠点が打ち消され、相互に補って、径方向へ膨張変化し難くなると同時に、捩れたり軸線方向へ伸び難くなる。
それにより、耐圧性能の向上と捻れ防止を共に達成することができ、保形性能が優れたバランスの良い補強ホースHを提供することができるという利点がある。
この実施例2は、図2(a)〜(c)に示すように、補強ホースHが外層4を設けず、ホース本体1の外周面1aに線材2として例えば銅線等の金属線材や導電繊維からなるアース用線材を巻き付けることにより、補強突条3の間でアース用線材がホース本体1の外周面1aに露出される帯電防止用ホースとした構成が、図1に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は図1に示した実施例1と同じものである。
図2(a)〜(c)に示される例では、図1(a)〜(c)に示される実施例1に比べ、補強突条3となる溶融樹脂の押出し量を増やして太くすることにより、使用時において帯電防止用ホースを地面などに接触させながら引き回した際に、線材2となるアース用線材の露出部分が地面などに接触して断線することを防止している。
また、その他の例として図示しないが、補強突条3の太さを図1(a)〜(c)に示される補強突条3の太さとほぼ同じにすることも可能である。
このような本発明の実施例2に係る補強ホースHによると、特許第2935993号公報の図1に記載されるホースに比べて補強突条3を太くすることにより、外力によって補強突条3が割れ難く、さらに耐圧性能の向上と捻れ防止を共に達成する帯電防止用ホースを提供できるという利点がある。
この実施例3は、図3に示すように、補強突条3の内側に軟質合成樹脂などの軟質材料からなる弾性変形可能な軟質層3cを、共押出し成形により両者が積層された状態で同時に押出し、この軟質層3cの表面をホース本体1の外周面1aに熱溶着する溶着面3aとするとともに、それを横切って線材2が埋め込まれるように凹溝3bを形成した構成が、図1に示した実施例1又は図2に示した実施例2とは異なり、それ以外の構成は図1に示した実施例1又は図2に示した実施例2と同じものである。
図3に示される例では、実施例1や実施例2と異なって図示しないが、線材2をホース本体1の軸線Xと平行に配置したり、補強突条3の螺旋巻き付け角度と異なる任意な角度で螺旋状に巻き付けることも可能である。
さらに、図3に示される例では、実施例1と同様に外層4を設けているが、実施例2のように外層4を設けない帯電防止用ホースとすることも可能である。
このような本発明の実施例3に係る補強ホースHによると、実施例1や実施例2とは異なって、線材2の巻き付け方向に関係なく、外力による補強突条3の割れを防止するができるという利点がある。
この実施例4は、図4に示すように、ホース本体1の外周面1aの内部に線材2を埋設し、補強突条3の内面にホース本体1の外周面1a及び線材2の露出部と接触する溶着面3aを形成した構成が、図1に示した実施例1又は図2に示した実施例2とは異なり、それ以外の構成は図1に示した実施例1又は図2に示した実施例2と同じものである。
図4に示される例では、実施例1や実施例2と異なって図示しないが、線材2をホース本体1の軸線Xと平行に配置したり、補強突条3の螺旋巻き付け角度と異なる任意な角度で螺旋状に巻き付けることも可能である。
さらに、図4に示される例では、実施例1と同様に外層4を設けているが、実施例2のように外層4を設けない帯電防止用ホースとすることも可能である。
このような本発明の実施例4に係る補強ホースHによると、実施例1や実施例2とは異なって、線材2の巻き付け方向に関係なく、外力による補強突条3の割れを防止するができるという利点がある。
なお、前示実施例1では、ホース本体1として内層と外層4を積層して一体化した積層補強ホースであり、前示実施例2では、外層4を設けない帯電防止用ホースである場合を示したが、これに限定されず、実施例1〜4において図示しないが、ホース本体1となる内層の内側に、ホース内を通る流体に合わせた透明材料からなる最内層を一層又は複数層設けたり、実施例1,3,4において図示しないが、外層4の外側に最外層を一層又は複数層設けても良い。
この場合においても前述した実施例1〜4と同様な作用効果が得られる。
1 ホース本体 1a 外周面
2 線材 3 補強突条
3a 溶着面 3b 凹溝
3c 軟質層 S 重ね合わせ部
θ 交差角

Claims (3)

  1. ホース本体(1)と、前記ホース本体(1)の外周面(1a)に沿って配置される線材(2)と、前記ホース本体(1)の外周面(1a)に沿って前記線材(2)の外側に重なるように溶融樹脂を螺旋状に巻き付けることで、前記ホース本体(1)の前記外周面(1a)と熱溶着するように形成される補強突条(3)とを備え、
    前記線材(2)と前記補強突条(3)との交差角(θ)が小さくなるように配置して、前記線材(2)と前記補強突条(3)との重ね合わせ部(S)を該補強突条(3)の延び方向に沿って長く形成したことを特徴とする補強ホース。
  2. 前記補強突条(3)の内面に弾性変形可能な軟質層(3c)を積層し、前記軟質層(3c)の表面に、それを横切って前記線材(2)が埋め込まれるように凹溝(3b)を形成したことを特徴とする請求項1記載の補強ホース。
  3. 前記ホース本体(1)の外周面(1a)に前記線材(2)を埋設し、前記補強突条(3)の内面に前記線材(2)と接触する溶着面(3a)を形成したことを特徴とする請求項1記載の補強ホース。
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