JP2012025626A - 光ファイバ母材製造装置 - Google Patents

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Reishi Fujita
玲史 藤田
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Abstract

【課題】ガラス母材の重量を支えることができる構造を有するのみで、ガラス母材に割れが発生したときにもガラス母材の落下を防止することができ、装置構成の小型化、簡素化が可能となされた光ファイバ母材製造装置を提供する。
【解決手段】ガラス母材101の上端部分をチャックする装置チャック2によるチャック部よりも下部に取付けられるエアシリンダ3と、装置チャック2の枠体に取付けられエアシリンダ3の枠体による荷重を計測するロードセル4とを備え、ガラス母材101に割れ105が発生したときには、ロードセル3にガラス母材101の重量による荷重がかかり、ロードセル3にかかる荷重の値が所定値以上になることにより割れ105の発生を検出し、ガラス母材101が落下を始める前に、エアシリンダ3によってガラス母材101を保持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバ母材製造装置に関し、ガラス母材の落下防止及びガラス母材の割れ検出を行うようにした光ファイバ母材製造装置に関する。
従来、光ファイバの製造においては、ガラス母材を加熱し軟化させて引き伸ばす加工工程では、図3に示すように、光ファイバ母材製造装置において、ガラス母材101の上下両端部分を装置チャック102によってチャックし、図示しない送りねじ等により装置チャック102を移動させて、引き伸ばしを行っている。
このとき、装置チャック102によるチャック部においてガラス母材101に割れが発生すると、加工時、または、加工後に装置チャック102を開いたときに、ガラス母材101が落下し、ガラス母材101や加工装置を破損させる虞がある。そのため、特許文献1に記載されているように、従来の光ファイバ母材製造装置においては、割れたガラス母材101を落下させないように、割れの検出及び落下防止を図っている。
すなわち、この光ファイバ母材製造装置においては、ガラス母材101の割れを検出するためのスイッチ106が設けられている。そして、ガラス母材101の割れが検出されると、図4に示すように、ガラス母材101の端部近傍(装置チャック102によるチャック部よりも下部)に取付けておいたエアシリンダ103によってガラス母材101を把持し、割れ105の発生により落下しようとするガラス母材101を、ワイヤー104及びスプリング等によって保持するようにしている。
スイッチ106は、装置チャック102の枠体に取付けられており、エアシリンダ103の枠体によって押されて閉成された状態となっている。図4に示すように、ガラス母材101に割れ105が発生してワイヤー104により保持される位置まで落下すると、装置チャック102とエアシリンダ103とが離れるので、スイッチ106が開成される。このようにスイッチ106が開成されることにより、ガラス母材101の割れ105の発生が検出される。
特開2002−060237号公報
ところで、前述した従来の光ファイバ母材製造装置においては、ガラス母材101に割れ105が発生したときには、落下を開始したガラス母材101をエアシリンダ103及びワイヤー104等によって保持して停止させる必要がある。そのため、ガラス母材101の重量が大きい場合には、落下を開始したガラス母材101を保持する機構として大掛かりなものが必要となり、また、この機構を支持するための部材も大型化するという問題がある。
落下を開始したガラス母材101を保持する機構であるエアシリンダ103は、ガラス母材101の重量に加えて、落下による慣性力を保持し得るものでなければならないため、停止しているガラス母材101を支えるだけを想定したエアシリンダに比較して、何倍もの容量が必要となるのである。
そこで、本発明は、前述の実情に鑑みて提案されるものであって、ガラス母材の重量を支えることができる構造を有するのみで、ガラス母材に割れが発生したときにも、ガラス母材の落下を防止することができ、装置構成の小型化、簡素化が可能となされた光ファイバ母材製造装置を提供することを目的とする。
前述の課題を解決し、前記目的を達成するため、本発明に係る光ファイバ母材製造装置は、以下の構成を有するものである。
〔構成1〕
ガラス母材の上下両端部分を装置チャックによってチャックし装置チャックを移動させてガラス母材の引き伸ばしを行う光ファイバ母材製造装置において、ガラス母材の上端部近傍であってガラス母材の上端部分をチャックする装置チャックによるチャック部よりも下部に取付けられるエアシリンダと、ガラス母材の上端部分をチャックする装置チャックの枠体に取付けられエアシリンダの枠体による荷重を計測するロードセルとを備え、装置チャックによりチャックしたガラス母材に割れが発生したときには、ロードセルにガラス母材の重量による荷重がかかり、ロードセルにかかる荷重の値が所定値以上になることによりガラス母材の割れの発生を検出し、ガラス母材が落下を始める前にエアシリンダによってガラス母材を保持することを特徴とするものである。
本発明に係る光ファイバ母材製造装置においては、装置チャックによりチャックしたガラス母材に割れが発生したときには、ロードセルにガラス母材の重量による荷重がかかり、ロードセルにかかる荷重の値が所定値以上になることによりガラス母材の割れの発生を検出し、ガラス母材が落下を始める前にエアシリンダによってガラス母材を保持するので、エアシリンダは、ガラス母材の重量を支えるだけの容量を有していればよい。
すなわち、本発明は、ガラス母材の重量を支えることができる構造を有するのみで、ガラス母材に割れが発生したときにも、ガラス母材の落下を防止することができ、装置構成の小型化、簡素化が可能となされた光ファイバ母材製造装置を提供することができるものである。
本発明に係る光ファイバ母材製造装置の構成を示す縦断面図である。 本発明に係る光ファイバ母材製造装置においてガラス母材に割れが発生した状態を示す縦断面図である。 従来の光ファイバ母材製造装置の構成を示す縦断面図である。 従来の光ファイバ母材製造装置においてガラス母材に割れが発生した状態を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る光ファイバ母材製造装置は、光ファイバの製造において、ガラス母材を加熱し軟化させて引き伸ばす加工を行う装置である。
図1は、本発明に係る光ファイバ母材製造装置の構成を示す縦断面図である。
この光ファイバ母材製造装置は、図1に示すように、ガラス母材101の上下両端部分を装置チャック2によってチャックし、図示しない送りねじ等により装置チャック2を移動させて、ガラス母材101の引き伸ばしを行うように構成されている。
この工程において、装置チャック2によるチャック部においてガラス母材101に割れが発生すると、加工時、または、加工後に装置チャック2を開いたときに、ガラス母材101が落下し、ガラス母材101や加工装置を破損させる虞がある。
そこで、この光ファイバ母材製造装置においては、割れたガラス母材101を落下させないように、割れの検出及び落下防止を図っている。
図2は、本発明に係る光ファイバ母材製造装置においてガラス母材に割れが発生した状態を示す縦断面図である。
すなわち、図2に示すように、この光ファイバ母材製造装置においては、ガラス母材101に割れ105が発生しても、ガラス母材101の端部近傍(装置チャック2によるチャック部よりも下部)に取付けておいたエアシリンダ3によってガラス母材101を把持し、ガラス母材101が落下しないようにしている。
すなわち、この光ファイバ母材製造装置においては、ガラス母材101の割れを検出するためのロードセル4が設けられている。ロードセル4は、装置チャック2の枠体に取付けられており、エアシリンダ3の枠体による荷重を計測する状態となっている。
ロードセル4に対してガラス母材101を挟んで反対側の位置には、シャフト5が設けられている。このシャフト5は、ロードセル4と協働して、エアシリンダ3の枠体がガラス母材101に対して傾くことを防止するためのものである。
ガラス母材101に割れが発生していない状態では、ガラス母材101の重量は装置チャック2によって支えられているので、ロードセル4には荷重がかからない。そして、図2に示すように、ガラス母材101に割れ105が発生すると、ガラス母材101の重量が装置チャック2によって支えられなくなるので、ロードセル4にガラス母材101の重量による荷重がかかる。このように、ロードセル4にガラス母材101の重量による荷重がかかり、ロードセル4にかかる荷重の値が設定された値以上になることにより、ガラス母材101の割れ105の発生が検出される。
ガラス母材101に割れ105が発生したとき、ガラス母材101の荷重は、瞬時にロードセル4にかかる。すなわち、ガラス母材101を移動させずに、割れ105の検出を行うことが可能である。そのため、ガラス母材101に割れ105が発生したとき、ガラス母材101が落下を始める前に、エアシリンダ3によってガラス母材101を保持することができる。したがって、エアシリンダ3は、ガラス母材101の重量を支えるだけの容量を有していればよい。
この光ファイバ母材製造装置は、エアシリンダ3の容量が小さくてすむことにより、従来の光ファイバ母材製造装置に比較して、小型化、簡素化が可能であり、かつ、ガラス母材101の割れ105の検出及びガラス母材101の落下防止を図ることができる。
本発明は、光ファイバ母材製造装置に適用され、ガラス母材の落下防止及びガラス母材の割れ検出を行うようにした光ファイバ母材製造装置に適用される。
2 装置チャック
3 エアシリンダ
4 ロードセル
5 シャフト
101 ガラス母材
105 割れ

Claims (1)

  1. ガラス母材の上下両端部分を装置チャックによってチャックし、装置チャックを移動させて、前記ガラス母材の引き伸ばしを行う光ファイバ母材製造装置において、
    前記ガラス母材の上端部近傍であって前記ガラス母材の上端部分をチャックする装置チャックによるチャック部よりも下部に取付けられるエアシリンダと、
    前記ガラス母材の上端部分をチャックする装置チャックの枠体に取付けられ、前記エアシリンダの枠体による荷重を計測するロードセルと
    を備え、
    前記装置チャックによりチャックしたガラス母材に割れが発生したときには、前記ロードセルに前記ガラス母材の重量による荷重がかかり、前記ロードセルにかかる荷重の値が所定値以上になることにより、前記ガラス母材の割れの発生を検出し、前記ガラス母材が落下を始める前に、前記エアシリンダによって前記ガラス母材を保持する
    ことを特徴とする光ファイバ母材製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023074150A1 (ja) * 2021-11-01 2023-05-04 日本電気硝子株式会社 ガラス板の製造方法

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