JP2012023466A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】格段の回路増加をせず、回路の利用効率を向上させ、かつ、ダイナミックレンジの拡大を可能とする固体撮像装置を提供する。
【解決手段】ある列のカラムアンプと、異なる列のカラムアンプとを接続する手段を設けるとともに、間引き動作において、読み出される列のカラムアンプと異なる読み出されない列のカラムアンプを利用してニー補正をかけることによりAD入力時の画像信号のダイナミックレンジの拡大を図る。読み出されない列のカラムアンプに通常動作の設定ゲインより低いゲイン値を設定し特定のニー電圧分だけオフセットして出力をさせる。通常出力側の出力レベルが特定のニー電圧を越えた時点で出力を読み出されない列に切り替える動作を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特にニー補正を行う固体撮像装置に関するものである。
従来、固体撮像装置では、動画撮像など高速動作を必要とする場合に、水平間引き動作または混合動作を行うことにより対応する方法が知られている。ここで、水平間引き動作とは、固体撮像装置における行列状に配列された画素のうち1列おきの画素から、その1列おきの画素で入射光を変換したアナログ電気信号を読み出す動作(いわゆる水平間引き読み出し動作)である。また、混合動作とは、複数の画素から読み出したアナログ電気信号を加算して1つの列として読み出す動作である。
また、固体撮像装置では、ダイナミックレンジを広くすることが求められ、それに対して様々な手法が提案されている。
例えば、より長い蓄積動作による信号とより短い蓄積動作による信号とに基づいてダイナミックレンジを拡大する手法が提案されている。また、例えば、画素から得られる被写体画像の画素信号のうち高輝度領域にある画素信号に対して、ニースロープを用いて圧縮するニー補正を行う手法が提案されている。ここで、ニー補正とは、例えば図6に示す様に、露光量(入力)に対する信号レベル(出力)の比例関係を途中(低輝度領域と高輝度領域との境界)で変更する補正である。以下、これについて説明する。
図6は、一般的なニー補正による擬似ダイナミックレンジ拡大の手法を示す図である。
固体撮像装置では、画素から得られる信号電荷量は、アナログ信号であり次段に備える増幅回路により増幅される。そして、この増幅回路のゲイン値は、照度によって最適化に制御され調整されている。この増幅信号を例えば12ビットのデジタル信号に変換したとき、12ビットの信号では値「4095」(これがクリップレベルとなる。)を越えるレベルの信号を表現できず、データは飽和してしまう。そこで、クリップレベル手前(標準光量範囲内)の、例えば値「3000」をニーポイントとして、それより大きい値の光量に対する信号レベルの比例関係を示すスロープ(以下、これをニースロープという。)を図6に示すように寝かすよう補正する。そうすることで、なるべく高輝度領域までデータが飽和しないようにできる。このニー補正により、人間の目の画像感知特性に応じて、擬似的にダイナミックレンジを拡大することができるので、良好な画質を得ることができる。
特開2001−012345号公報
しかしながら、固体撮像装置が動画撮像など高速動作を必要とする場合において、水平間引き動作または画素混合動作を行うと、複数のコラム回路では、間引かれる(読み出されない)列のカラムアンプ及びAD変換器は動作に関与しない状態になり、回路の利用効率の面で検討の余地がある。
また、同時に、動画など高速動作時においては取得できる光量が低下するため、画像のダイナミックレンジを拡大したいという要求がある。
本発明は、上述の事情を鑑みてなされたもので、格段の回路増加をせず、回路の利用効率を向上させ、かつ、ダイナミックレンジの拡大を可能とする固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、ある列のカラムアンプと、異なる列のカラムアンプとを接続する手段を設けるとともに、間引き動作において、読み出される列のカラムアンプと異なる読み出されない列のカラムアンプを利用してニー補正をかけることによりAD入力時の画像信号のダイナミックレンジの拡大を図る。つまり、読み出されない列のカラムアンプに通常動作の設定ゲインより低いゲイン値を設定し特定のニー電圧分だけオフセットして出力をさせる。そして、通常出力側の出力レベルが特定のニー電圧を越えた時点で出力を読み出されない列に切り替える動作を行う。
本発明によれば、格段の回路増加をせず、カラムアンプの回路の利用効率を向上させ、かつ、ダイナミックレンジの拡大を可能とする固体撮像装置を実現できる。
本発明の一実施形態に係るCMOSイメージセンサの概略を示すシステム構成図である。 従来の固体撮像装置のシステム構成の概略を等価的に示す図である。 本実施の形態における固体撮像装置10のニー補正による入出力特性を示す図である。 本実施の形態における固体撮像装置の主要構成要素の回路構成を示す図である。 本実施の形態における撮像装置のセット構成の一例を示すブロック図である。 一般的なニー補正による擬似ダイナミックレンジ拡大の手法を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係る固体撮像装置のシステム構成の概略を示す図である。
なお、本実施の形態では、固体撮像装置10として、可視光の光量(入射光量)に応じた電荷量を物理量として画素単位で検知するCMOSイメージセンサを例に挙げて説明するものとする。
図1に示す固体撮像装置10は、行列状に配列された複数の画素を備える固体撮像装置であって、例えばCMOSイメージセンサである。この固体撮像装置10は、画素部100と、垂直走査回路101と、メモリ部102と、AD変換器106と、制御信号生成回路108と、画素列選択回路109と、カラムアンプ120と、比較回路110と、出力選択回路122と、レベル設定回路部130とを備える。また、固体撮像装置10は、垂直信号線105(105−1、105−2)は、画素部100(各画素103)の信号を列方向に伝達する。
画素部100は、入射される可視光をその光量に応じた電荷量に光電変換する光電変換素子を含む単位画素(単位センサ)103が行列状(マトリックス状)に2次元配置されてなる。
制御信号生成回路108は、システム全体の制御を行う制御手段である。
垂直走査回路101は、画素部100の各画素103を駆動する駆動手段である。
画素列選択回路109は、n系統(nは2以上の整数)からなり、垂直信号線105−1および垂直信号線105−2の2列を束ねた一単位に対応して設けられ、垂直信号線105(105−1、105−2)とカラムアンプ120(120−1、120−2)との接続状態を選択する。具体的には、画素列選択回路109は、通常動作時では、各々垂直信号線105(105−1、105−2)より読み出された画素103列のアナログの画素信号(伝達信号)をそれぞれ、次段の各々カラムアンプ120(120−1、120−2)に伝える。一方、画素列選択回路109は、間引き動作もしくは画素混合動作時には、読み出される列の垂直信号線105(105−1)からの出力(伝達信号)を、カラムアンプ120−1およびカラムアンプ120−2に並列入力する。
換言すると、画素列選択回路109は、高速動作時には、垂直信号線105−2とカラムアンプ120−2とを切断し、垂直信号線105−1をカラムアンプ120−1と接続するだけでなくカラムアンプ120−2とも接続する並列接続状態を選択する。
カラムアンプ120は、画素部100の画素103列すなわち垂直信号線105(105−1、105−2)それぞれに対応して配設されている。カラムアンプ120は、伝達された信号を増幅する。具体的には、カラムアンプ120は、垂直信号線105より読み出された画素103列のアナログの画素信号(伝達信号)を増幅し、出力選択回路122に出力(伝達)する。
また、カラムアンプ120は、カラムアンプ120−1およびカラムアンプ120−2で構成されている。ここで、カラムアンプ120−1は、間引き動作もしくは画素混合動作時に、読み出される列のカラムアンプ120であり、カラムアンプ120−2は、読み出されない列のカラムアンプ120である。
なお、後述するが、通常動作時、カラムアンプ120は、すべて例えば6dBの同じカラムゲイン(通常照度のゲイン)が設定され、入力信号(画素列選択回路109より入力された画素103列のアナログの画素信号)を6dBゲインアップ(増幅)して出力選択回路122に出力(伝達)する。一方、高速動作時すなわち間引き動作または画素混合動作時、カラムアンプ120−1とカラムアンプ120−2とは、異なるゲインおよびオフセットが設定される。例えばカラムアンプ120−1は、通常照度のゲインである標準ゲイン値が設定され、カラムアンプ120−2は、高輝度用の低ゲインであるニーゲイン値が設定される。そして、選択列の垂直信号線105−1より読み出された画素103列のアナログの画素信号がニーポイント以下なら、カラムアンプ120−1の出力が出力選択回路122に選択され、ニーポイントより大きい場合には、カラムアンプ120−2の出力が出力選択回路122に選択される。
比較回路110は、カラムアンプ120−1から伝達される信号(画素信号)の大きさと、カラムアンプ120−2のオフセットの大きさとを比較して、出力選択回路122に、カラムアンプ120−1またはカラムアンプ120−2とAD変換器106−1とを接続する接続状態を選択させる制御を行う。具体的には、比較回路110は、高速動作時、標準ゲイン値が設定されているカラムアンプ120−1の出力(出力電圧)と、高輝度基準バイアス電圧(VKNEE=1.75V)とを比較する。そして、比較回路110は、その比較結果に従って、出力選択回路122に、カラムアンプ120−1またはカラムアンプ120−2の出力を選択させる。なお、比較回路110は、標準ゲイン値が設定されているカラムアンプ120−1の出力(出力電圧)と、低輝度基準バイアス電圧(VB=1V)とを比較させて、比較結果に従って、出力選択回路122に、カラムアンプ120−1またはカラムアンプ120−2の出力を選択させるとしてもよい。
AD変換器106は、カラムアンプ120−1またはカラムアンプ120−2それぞれに対応して設けられ、出力選択回路122より出力(伝達)された信号をアナログ−デジタル(AD)変換する。そして、AD変換器106は、AD変換した信号を、メモリ部102に出力する。
また、AD変換器106は、AD変換器106−1およびAD変換器106−2で構成されており、通常動作時には、AD変換器106−1およびAD変換器106−2ともに動作する一方で、高速動作時には、AD変換器106−1は動作するもののAD変換器106−2は休止している。
出力選択回路122は、AD変換器106(106−1、106−2)に出力(伝達)する信号を選択する。具体的には、出力選択回路122は、AD変換器106(106−1、106−2)に対応して設けられ、カラムアンプ120(120−1、120−2)とAD変換器106(106−1、106−2)との接続状態を選択する。
例えば、出力選択回路122は、通常動作時には、カラムアンプ120により入力された画素103列のアナログの画素信号(伝達信号)をそのまま通す。一方、高速動作時には、比較回路110の比較結果に従い選択されたカラムアンプ120−1またはカラムアンプ120−2の出力をAD変換器106に出力する。換言すると、出力選択回路122は、高速動作時には、カラムアンプ120−2とAD変換器106−2との接続を切断し、カラムアンプ120−1またはカラムアンプ120−2とAD変換器106−1とを接続する接続状態を選択する。
メモリ部102は、AD変換器106でAD変換されたデジタル信号を一時的に蓄積して出力する。
レベル設定回路部130は、カラムアンプ120(120−1、120−2)のゲインとオフセットとを設定する。レベル設定回路部130は、例えば、通常時には、カラムアンプ120(120−1、120−2)に例えば標準ゲイン値を設定する。また、レベル設定回路部130は、例えば、高速動作時にはカラムアンプ120−1には標準ゲイン値、カラムアンプ120−2にはニーゲイン値を設定する。
また、レベル設定回路部130は、標準輝度基準レベルの基準電圧(低輝度基準バイアス電圧)と高輝度基準レベルの基準電圧(高輝度基準バイアス電圧)の2つの基準電圧レベルを発生し、カラムアンプ120に、オフセット値として与える。具体的には、レベル設定回路部130は、通常時には、標準輝度基準レベルの基準電圧(低輝度基準バイアス電圧)をオフセットとしてカラムアンプ120(120−1、120−2)に設定する。一方、レベル設定回路部130は、高速動作時、標準輝度基準レベルの基準電圧(低輝度基準バイアス電圧)をオフセットとしてカラムアンプ120−1に設定し、高輝度基準レベルの基準電圧(高輝度基準バイアス電圧)をオフセットとしてカラムアンプ120−2に設定する。
なお、固体撮像装置10では、説明を簡易にするため、1系統の信号処理手段、すなわち画素列選択回路109、カラムアンプ120(120−1、120−2)、比較回路110、出力選択回路122、AD変換器106及びメモリ部102が画素部100の片側に配置されたシステム構成としているが、それに限らない。2系統の信号処理手段を画素部100の両側に配置する構成としてもよい。
また、上記では言及していないが、画素103は、R(赤色)、G(緑色)またはB(青色)に対応している。そして、カラムアンプ120(120−1、120−2)にはそれぞれ、R(赤色)、G(緑色)またはB(青色)の画素103に対応するゲインが設定されている。
ここで、比較のため、一般的なCMOSイメージセンサの通常の駆動形態について説明する。
図2は、従来の固体撮像装置のシステム構成の概略を等価的に示す図である。
図2に示す固体撮像装置50は、一般的なCMOSイメージセンサであり、画素部100と、垂直走査回路101と、メモリ部102と、AD変換器506と、制御信号生成回路508と、画素列選択回路509と、カラムアンプ520とを備える。
接続スイッチ592は、垂直信号線105(具体的には非選択列の垂直信号線105−2)とカラムアンプ520とを接続するためのスイッチである。接続スイッチ592は、接続する垂直信号線105とカラムアンプ520とに対して1対1で動作する。例えば、通常動作時には、接続スイッチ592は、対応する垂直信号線105(非選択列の垂直信号線105−2)とカラムアンプ520とを接続する。一方、間引き動作もしくは画素混合動作時には、接続スイッチ592は、対応する垂直信号線105(非選択列の垂直信号線105−2)とカラムアンプ520とを接続しないすなわち切断された状態にする。それにより、カラムアンプ520は、画素部100の画素103列に対応して配設され、垂直信号線105(具体的には選択列の垂直信号線105−1)より読み出された画素103列のアナログの画素信号(伝達信号)を増幅する。
AD変換器506は、カラムアンプ520より出力された増幅後のアナログの画素信号をAD変換し、メモリ部102に出力する。
メモリ部102は、AD変換器506でAD変換されたデジタル信号を一時的に蓄積して出力する。
以上のように構成された固体撮像装置50は、間引きもしくは画素混合時には、接続スイッチ592を切断された状態にして、1列おきにカラムアンプ520以降の回路(カラムアンプ520、AD変換器506、メモリ部102)を動作させることにより水平方向動作を早くし、同時に接続スイッチ592が切断された列のカラムアンプ520、AD変換器506を休止させる。このように、従来の固体撮像装置50では、間引かれる列のカラムアンプ及びAD変換器は動作に関与しない状態になるので、回路の利用が十分されていると言えない。
次に、図1に示す固体撮像装置10の動作について説明する。
まず、通常動作時における動作について説明する。
画素列選択回路109は、通常動作時、例えば複数の垂直信号線105の2列(105−1、105−2)を束ねて、各々垂直信号線105(105−1、105−2)より読み出された画素103列のアナログの画素信号を、次段の各々カラムアンプ120(120−1、120−2)に出力(伝達)する。
次に、カラムアンプ120は、画素列選択回路109より入力された画素103列のアナログの画素信号を増幅して出力選択回路122に出力(伝達)する。ここで、通常動作時、カラムアンプ120(120−1、120−2)はすべて、例えば6dBの同じカラムゲインが設定されている。そのため、カラムアンプ120(120−1、120−2)は、入力信号(画素列選択回路109より入力された画素103列のアナログの画素信号)を6dBゲインアップ(増幅)して出力選択回路122に出力(伝達)する。
次に、出力選択回路122は、入力された画素103列のアナログの画素信号を、スルーして各々AD変換器106(106−1、106−2)に出力(伝達)する。ここで、出力選択回路122では、各々(2列毎に)に画素103列のアナログの画素信号が入力される。そして、通常動作時、出力選択回路122が有する内部スイッチは入力された信号をスルーする設定がなされている。そのため、入力された画素103列のアナログの画素信号は、そのまま各々AD変換器106に出力(伝達)される。
次に、AD変換器106(106−1、106−2)は、入力された画素103列のアナログの画素信号をAD変換し、AD変換されたデジタルの画素信号をメモリ部102に出力する。
次に、メモリ部102は、入力されたデジタルの画素信号が一時的に蓄積され、その後、出力(デジタル出力)される。なお、通常動作は上述した従来のCMOSイメージセンサ(固体撮像装置50)と同じである。
以上のようにして、固体撮像装置10は通常動作時の動作を行う。
次に、間引き動作または画素混合動作時における高速動作について説明する。
間引き動作または画素混合時の動作において、垂直信号線105(105−1、105−2)以降から信号処理を見た場合、複数の垂直信号線105のうちの数列の束毎(本例では2列毎)から1列のみ(以後、選択列の垂直信号線105−1と呼ぶ)の出力(伝達)が読み出されてくる。また、読み出されない列を非選択列の垂直信号線105−2と呼ぶ。
画素列選択回路109は、高速動作時、非選択列の垂直信号線105−2のカラムアンプ120−2への入力を遮断して、選択列の垂直信号線105−1をカラムアンプ120−1だけでなくカラムアンプ120−2にも接続する。このようにして、画素列選択回路109は、高速動作時、選択列の垂直信号線105−1より読み出された画素103列のアナログの画素信号をカラムアンプ120−1とカラムアンプ120−2とに並列に入力(接続)する。
次に、カラムアンプ120−1およびカラムアンプ120−2はそれぞれ、画素列選択回路109より入力された画素103列のアナログの画素信号を増幅して出力選択回路122に出力(伝達)する。ここで、カラムアンプ120−1は、標準ゲイン値として6dBが設定されており、出力における基準電圧として低輝度基準バイアス電圧VB=1Vが設定されている。一方、カラムアンプ120−2は、ニーゲイン値として(標準ゲイン値−9dB)=−3dBが設定されており(ニーゲイン設定)、出力における基準電圧として高輝度基準バイアス電圧VKNEE=1.75Vが設定されている。なお、カラムアンプ120−1とカラムアンプ120−2とに設定される基準電圧の差(差分電圧)は任意に設定できる。ただし、上述したニー補正の考察により、ADの入力レンジを1Vppとすると3000/4095であることにより約0.75Vを好ましい値としている。
次に、比較回路110は、出力選択回路122に、カラムアンプ120−1またはカラムアンプ120−2の出力を選択させる。具体的には、比較回路110は、標準ゲイン値が設定されているカラムアンプ120−1の出力(出力電圧)と、高輝度基準バイアス電圧(VKNEE=1.75V)とを比較する。そして、比較回路110は、カラムアンプ120−1の出力(出力電圧)の方が高輝度基準バイアス電圧より大きい場合には、出力選択回路122に、ニーゲイン設定されているカラムアンプ120−2の出力を選択させる。一方、比較回路110は、カラムアンプ120−1の出力(出力電圧)の方が高輝度基準バイアス電圧より小さい場合には、出力選択回路122に、カラムアンプ120−1の出力を選択させる。
次に、選択側の(高速動作時に動作するよう選択される側の)AD変換器106−1は、出力選択回路122により入力(伝達)された出力(画素103列のアナログの画素信号)をAD変換し、AD変換されたデジタルの画素信号をメモリ部102に出力する。
以上のようにして、固体撮像装置10は高速動作時の動作を行う。
なお、比較回路110は、非選択側の休止しているAD変換器106−2が備える比較回路であってもよい。
図3は、本実施の形態における固体撮像装置10のニー補正による入出力特性を示す図である。図3では、上述した高速動作時に、選択側のAD変換器106−1に入力される信号レベルの特性を示している。
具体的には、固体撮像装置10が示す画質特性は、ニーポイント以下の低輝度側では標準ゲイン設定となり通常の画像を再現する一方で、ニーポイント以上の高輝度側ではニーゲイン(低ゲイン)設定となり例えば、強く光っている画像の輝度を緩めて再現する。
つまり、例えば、固体撮像装置10を用いて、逆光状態で人物を映した場合に、背景の高輝度を抑えながら、低輝度側である人物の顔の詳細を再現できることになり、擬似的にダイナミックレンジが拡大された、良好な画質を得ることができる。もちろん、ニー補正によるダイナミックレンジの拡大、または、画質の改善は、被写体の測光状態に応じてニーポイントと高輝度側のゲイン値との最適化が必要である。しかし、図3に示したように、本構成での動作を考えると、ニーポイント電圧に相当する高輝度基準バイアス電圧(VKNEE)と高輝度側のニーゲインとは、独立に設定することができ、さらに、可能な限り任意の値を設定できるので最適化も容易である。そして、これは、後述するカメラセットにおいて、外部DSPによる測光制御を容易にすることができるという効果を奏する。
(実施例)
次に、図1に示すカラムアンプ120−1およびカラムアンプ120−2の詳細について図を用いて説明する。
図4は、本実施の形態における固体撮像装置の主要構成要素の回路構成を示す図である。図4では、画素列選択回路109−1と、カラムアンプ列(カラムアンプ120−1およびカラムアンプ120−2)と、出力選択回路122とについての回路構成を示している。図1と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
画素列選択回路109−1は、接続スイッチ1092と接続スイッチ1093とを有する。
接続スイッチ1092は、非選択列の垂直信号線105−2とカラムアンプ120−2との間に設けられ、非選択列の垂直信号線105−2とカラムアンプ120−2との接続を遮断することが可能である。接続スイッチ1092は、固体撮像装置10の高速動作時には、オフされて、非選択列の垂直信号線105−2とカラムアンプ120−2との接続を切断する。一方、接続スイッチ1092は、固体撮像装置10の通常動作時には、オンされるので、非選択列の垂直信号線105−2とカラムアンプ120−2とを接続する。
接続スイッチ1093は、選択列の垂直信号線105−1と非選択列の垂直信号線105−2との間に設けられ、選択列の垂直信号線105−1と非選択列の垂直信号線105−2とを固体撮像装置10の高速動作時に接続するためのものである。そのため、接続スイッチ1093は、固体撮像装置10の通常動作時には、オフされている。
このように、画素列選択回路109−1では、選択列の垂直信号線105−1は、次段のカラムアンプ120−1へのスルー配線であり、非選択列の垂直信号線105−2は、次段のカラムアンプ120−2と接続スイッチ1092を介して接続されており、接続スイッチ1092により遮断可能である。そして、接続スイッチ1093は、高速動作時すなわち間引き動作または混合動作時にカラムアンプ列2列(カラムアンプ120−1およびカラムアンプ120−2)を接続して並列入力とする。
カラムアンプ120−1は、コンデンサ1204と、コンデンサ1205と、インバータアンプ1207と、フィードバックスイッチ1208と、イニシャルスイッチ1209とを備える。ここで、インバータアンプ1207と、フィードバックスイッチ1208とは、フィードバックアンプを構成している。また、カラムアンプ120−1には、高速動作時、上述したように、6dBのゲインと1Vのオフセット電圧とが設定される。
コンデンサ1204では、サンプリング容量Csを有し、その一端が垂直信号線105−1に接続されており、他端がフィードバックアンプを構成するインバータアンプ1207とフィードバックスイッチ1208との入力に接続されている。
コンデンサ1205は、フィードバック容量Cfを有し、その一端がインバータアンプ1207に接続され、他端がイニシャルスイッチ1209に接続されている。ここで、コンデンサ1205の他端とイニシャルスイッチ1209とを接続する配線は、同時にカラムアンプ出力線1216となっている。
イニシャルスイッチ1209は、インバータアンプ1207のカソード側(出力)または低輝度基準バイアス線1211と接続するためのスイッチである。イニシャルスイッチ1209は、インバータアンプ1207のカソード側(出力)または低輝度基準バイアス線1211と接続を選択できる。
そして、イニシャルスイッチ1209とフィードバックスイッチ1208とは接続極性が反転している。具体的には、イニシャルスイッチ1209は、フィードバックスイッチ1208がオンのとき、カラムアンプ出力線1216と低輝度基準バイアス線1211との接続をショートさせている。反対に、イニシャルスイッチ1209は、フィードバックスイッチ1208がオフのとき、カラムアンプ出力線1216とインバータアンプ1207のカソード側との接続をショートさせている。
この構成により、垂直信号線105−1の信号入力電圧Vgaに対してカラムアンプ出力線1216の出力レベルは以下の(式1)のように表せる。
Vamp=Cs/Cf*Vga+VB (式1)
従って、カラムアンプ120−1の出力に任意のゲインCs/Cfと任意のオフセットVBを与えることができる。
なお、カラムアンプ120−2は、コンデンサ1204と、コンデンサ1205と、インバータアンプ1207と、フィードバックスイッチ1208と、イニシャルスイッチ1209とを備える。ここで、インバータアンプ1207と、フィードバックスイッチ1208とは、フィードバックアンプを構成している。また、カラムアンプ120−2には、高速動作時、上述したように、−3dBのゲインと1.75Vのオフセットとが設定される。なお、カラムアンプ120−2の構成は、イニシャルスイッチ1210が、インバータアンプ1207のカソード側(出力)または高輝度基準バイアス線1212と接続するためのスイッチであることと、比較回路110と接続されないこととを除いてカラムアンプ120−1と同様であるため説明を省略する。
このように、高速動作時のカラムアンプ列(カラムアンプ120−1およびカラムアンプ120−2)では、選択側のカラムアンプ120−1は、レベル設定回路部130により、6dBのゲインと1Vのオフセット電圧とが設定され、非選択側のカラムアンプ120−2には、レベル設定回路部130により、−3dBのゲインと1.75Vのオフセットとが設定される。
また、出力選択回路122は、出力選択スイッチ214と出力選択スイッチ215とを有する。
出力選択スイッチ214は、カラムアンプ出力線1216と次段のAD変換器106−1との間に設けられ、カラムアンプ出力線1216またはカラムアンプ出力線1217とAD変換器106−2とを接続する。出力選択スイッチ214は、通常動作時、カラムアンプ出力線1216と次段のAD変換器106−1とを接続する。また、出力選択スイッチ214は、高速動作時、比較回路110により制御され、カラムアンプ出力線1216またはカラムアンプ出力線1217と接続される。
出力選択スイッチ215は、カラムアンプ出力線1217と次段のAD変換器106−2との間に設けられ、カラムアンプ出力線1217とAD変換器106−2との接続を遮断するためのものである。出力選択スイッチ215は、固体撮像装置10の高速動作時には、オフされて、カラムアンプ出力線1217とAD変換器106−2との接続を切断する。一方、出力選択スイッチ215は、固体撮像装置10の通常動作時には、オンされるので、カラムアンプ出力線1217とAD変換器106−2とを接続する。
ここで、比較回路110は、低輝度基準バイアス線1211とカラムアンプ出力線1216(カラムアンプ120−1の出力電圧に相当)とを比較し、出力選択スイッチ214を制御する。
以上のように構成された固体撮像装置10は、図3に示されるニー特性すなわちニー補正により入出力特性を示す。
以上、本実施の形態によれば、高速動作時すなわち間引き動作または画素混合動作に、格段の回路増加をせず、カラムアンプの回路の利用効率を向上させ、かつ、ダイナミックレンジの拡大を可能とする固体撮像装置を実現できる。
具体的には、ADの入力レンジを有効活用して擬似的にダイナミックレンジの拡大を可能とすることができる。それにより、AD変換の入力レンジを外れることによる情報の損失無く、S/Nのよい画像を得ることができる利点が得られる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1における固体撮像装置10を利用した応用例について説明する。
図5は、本実施の形態における撮像装置のセット構成の一例を示すブロック図である。図5に示す撮像装置600は、レンズ群を含む光学系651と、固体撮像装置652と、カメラ信号処理回路であるDSP(Digital Signal Processor)653と、フレームメモリ654と、表示装置655と、記録装置656と、操作系657と、電源系658とを備える。また、DSP653と、フレームメモリ654と、表示装置655と、記録装置656と、操作系657と、電源系658とは、バスライン659を介して相互に接続された構成となっている。
光学系651は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで固体撮像装置652の撮像面上に結像する。
固体撮像装置652は、光学系651によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。ここで、この固体撮像装置652は、例えばCMOSイメージセンサであり、上述した実施の形態1に係る固体撮像装置10に相当する。
DSP653は、固体撮像装置652から出力される画素信号に対して種々の信号処理を行う。DSP653は、その処理の一つとして、モニター動作や動画の撮像時に、広ダイナミックレンジ化のための信号処理を行う。また、DSP653は、この信号処理の外に、周知の種々のカメラ信号処理を行う。
例えば、DSP653は、広ダイナミックレンジ化のための信号処理において、固体撮像装置652からの出力信号を元に測光処理を行う。DSP653は、この測光処理の結果より、シーンごとに設定された条件から判断して、画面に最適な標準ゲインとニーゲインとニーポイントを選択する。そして、DSP653は、この選択された標準ゲインとニーゲインとニーポイント(電圧)を固体撮像装置652に再度設定する。このようなフィードバックを繰り返すことにより、固体撮像装置652は、最適に調整された画像出力信号を得る。
表示装置655は、液晶表示装置や有機EL(electro luminescence)表示装置等のパネル型表示装置からなり、固体撮像装置652で撮像された動画または静止画を表示する。
記録装置656は、固体撮像装置652で撮像された動画または静止画を、例えばビデオテープやDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録する。
操作系657は、ユーザによる操作に基づいて、撮像装置600が持つ様々な機能について操作指令を発する。
電源系658は、供給対象(具体的には、DSP653、フレームメモリ654、表示装置655、記録装置656および操作系657)の動作電源となる各種の電源を、供給対象に対して適宜供給する。
以上、本実施の形態によれば、高速動作時すなわち間引き動作または画素混合動作に、格段の回路増加をせず、カラムアンプの回路の利用効率を向上させ、かつ、ダイナミックレンジの拡大を可能とする固体撮像装置652を有する撮像装置600を実現できる。具体的には、ADの入力レンジを有効活用して擬似的にダイナミックレンジの拡大を可能とすることができる。
それにより、モニター動作や動画の撮像時に、ニー補正による広ダイナミックレンジ化を図り、アナログゲインを上げたときに、AD変換の入力レンジを外れることによる情報の損失無く、S/Nのよい画像を得ることができるので、撮像画像の画質をより向上できる。
以上、本発明の固体撮像装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、固体撮像装置に利用でき、特に、例えばCMOSイメージセンサなどの固体撮像装置や、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラおよび携帯電話機等のモバイル機器向けカメラモジュールなどの撮像装置が備える固体撮像装置に利用することができる。
10、50、652 固体撮像装置
100 画素部
101 垂直走査回路
102 メモリ部
103 画素
105 垂直信号線
106、506 AD変換器
108、508 制御信号生成回路
109、509 画素列選択回路
110 比較回路
120、520 カラムアンプ
122 出力選択回路
214、215 出力選択スイッチ
592、1092、1093 接続スイッチ
651 光学系
653 DSP
654 フレームメモリ
655 表示装置
656 記録装置
657 操作系
658 電源系
659 バスライン
1204、1205 コンデンサ
1207 インバータアンプ
1208 フィードバックスイッチ
1209、1210 イニシャルスイッチ
1211 低輝度基準バイアス線
1212 高輝度基準バイアス線
1216、1217 カラムアンプ出力線

Claims (9)

  1. 行列状に配列された複数の画素を備える固体撮像装置であって、
    前記画素の信号を列方向に伝達する第1の列信号線および第2の列信号線と、
    前記第1の列信号線および第2の列信号線それぞれに対応して設けられ、伝達された信号を増幅する第1のカラムアンプおよび第2のカラムアンプと、
    前記第1の列信号線および第2の列信号線に対応して設けられ、第1のカラムアンプおよび第2のカラムアンプに対する前記第1の列信号線および第2の列信号線の接続状態を選択する第1選択回路と、
    前記第1のカラムアンプおよび第2のカラムアンプそれぞれに対応して設けられ、伝達された信号をアナログ−デジタル変換する第1のAD変換器および第2のAD変換器と、
    前記第1のAD変換器および第2のAD変換器に対応して設けられ、前記第1のカラムアンプおよび第2のカラムアンプに対する前記第1のAD変換器および第2のAD変換器の接続状態を選択する第2選択回路とを備え、
    前記第1選択回路は、前記第1の列信号線と前記第1のカラムアンプとを接続し、前記第2の列信号線と前記第2のカラムアンプとを切断する場合、前記第1の列信号線を前記第1のカラムアンプに接続するだけでなく第2のカラムアンプにも接続する並列接続状態を選択し、
    前記第1のカラムアンプと前記第2のカラムアンプとは、前記並列接続状態が選択される場合、異なるゲインおよびオフセットが設定され、
    前記第2選択回路は、前記並列接続状態が選択される場合、前記第2のカラムアンプと前記第2のAD変換器との接続を切断し、前記第1のカラムアンプまたは前記第2のカラムアンプと前記第1のAD変換器とを接続する接続状態を選択する
    固体撮像装置。
  2. 前記第1のカラムアンプは、前記並列接続状態が選択された場合、通常照度用のゲインが設定され、
    前記第2のカラムアンプは、前記並列接続状態が選択された場合、高輝度用の低ゲインが設定される
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記固体撮像装置は、さらに
    前記並列接続状態が選択された場合に、前記第1のカラムアンプから伝達される信号の大きさと、前記第2のカラムアンプのオフセットの大きさとを比較して、前記第2選択回路に、前記第1のカラムアンプまたは前記第2のカラムアンプと前記第1のAD変換器とを接続する接続状態を選択させる制御を行う比較部を備える
    請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記比較部は、前記第1のカラムアンプから伝達される信号の大きさが、前記第2のカラムアンプのオフセットの大きさより大きい場合には、前記第2選択回路に、前記第2のカラムアンプと前記第1のAD変換器とを接続する接続状態を選択させる制御を行い、
    前記第1のカラムアンプから伝達される信号の大きさが、前記第2のカラムアンプのオフセットの大きさより小さい場合には、前記第2選択回路に、前記第1のカラムアンプと前記第1のAD変換器とを接続する接続状態を選択させる制御を行う
    請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記固体撮像装置は、さらに
    記第1のカラムアンプと前記第2のカラムアンプとにそれぞれ、オフセットを設定するレベル設定回路部を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記レベル設定回路部は、標準輝度基準レベルの基準電圧と高輝度基準レベルの基準電圧とを発生し、前記標準輝度基準レベルの基準電圧をオフセットとして前記第1のカラムアンプに設定し、前記高輝度基準レベルの基準電圧をオフセットとして前記第2のカラムアンプに設定する
    請求項5に記載の固体撮像装置。
  7. 前記比較部は、第2のAD変換器に内蔵されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  8. 前記複数の画素は、R(赤色)、G(緑色)またはB(青色)に対応しており、
    前記第1のカラムアンプおよび第2のカラムアンプにはそれぞれ、当該複数の画素に対応するゲインが設定されている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置からの出力信号を基にして測光処理を行う信号処理回路とを備え、
    前記第1のカラムアンプおよび第2のカラムアンプはそれぞれ、前記測光処理の結果を用いてオフセットが設定される
    カメラシステム。
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