JP2012023309A - 発光装置及び面状照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高輝度かつ高い放熱性を備える、低コストの発光装置及び面状照明装置を提供する。
【解決手段】LEDチップ10aの発光が、ダイアタッチ材10b内部の磁性フィラー12の表面の、銀の層12bによって反射され、LEDチップ10aの出射面から、外部へと放出される。しかも、磁性フィラー12により構成された、熱伝導ネットワーク構造14によって、LEDチップ10aの熱がダイアタッチ材10bを介して基材10cへと分散される。しかも、少なくとも、LEDチップ10a及び基材10cを最短距離で結ぶ、LEDチップ10a及び基材10cの積層方向へと、LEDチップ10aの熱が分散されることで、高輝度かつ高い放熱性を備えるLED10を構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置及び面状照明装置に関するものである。
従来から、電子機器の表示画面や操作部を照明する為の発光装置として、発光ダイオード(LED)が広く用いられており、近年の白色発光LEDの高性能化に伴い、その使用対象は、フルカラー液晶画面のバックライト照明や、更には、シーリングライトやダウンライト等の照明装置にも広く用いられるようになっている。
図5(a)、(b)には、フルカラー液晶画面のバックライト照明にも使用される面状照明装置100の構造例が、模式的に示されている。面状照明装置100の導光板101は、メタクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透明樹脂材料からなる板状の導光体であり、その一方の主面である出射面101aは、入光面101cに直交する方向に延在する同一形状の三角柱プリズムが同一間隔で形成され、対向する主面である反射面101bには、その面に入光した光を反射して、少なくともその一部を臨界角以下の入光角でもって出射面101aに入光させるための拡散反射手段又は正反射手段101bが設けられている。
プリズムシート103は、例えばPETフィルム等の透明樹脂材料からなるシート状部材であり、その一主面103aに、メタクリル樹脂やポリカーボネート樹脂からなる一方向に延在する多条の三角柱プリズムが形成されている。プリズムシート103は、導光板101の出射面101a上に、そのプリズム面103aを導光板101の出射面101aに対向させ、プリズムシート103のプリズムの延在方向が導光板101のプリズムの延在方向と直交するように配置される。そして、導光板101及びLED102は、例えばアルミ合金製のハウジングフレーム104によって保持され、互いの位置精度が保証される。又、ハウジングフレーム104は、LED102の熱を逃がすためのヒートシンクとしても機能している。なお、LED102の裏面の反射膜、導光板101の下部に設けられる反射板は省かれて描かれている。
以上のように、白色発光ダイオードの高性能化は、バックライト照明の高輝度化を実現し、更には、面状照明装置の発光装置としても広く用いられるようになっている。
しかしながら、白色発光LEDの高性能化は、発光素子チップの発熱量の増大を招くこととなり、これに伴いLEDの構造にも放熱性の向上が求められている。図6は、従来のLED102の構造を模式的に示したものであるが、LEDチップ102aは、高熱伝導性フィラー入り接着剤、又は、共晶等金属からなるダイアタッチ材102bを介して、高熱伝導性材料からなる基材(銅板等)102cに接合されることで、必要な放熱性を担保している(例えば、特許文献1、2参照)。なお、図6の例では、基材102cに対し、更に接着剤102dを介して、ヒートシンク等の高熱伝導材102eが固定されている。
特開2006−270002号公報 特開2006−199937号公報
ところで、LED102のダイアタッチ材102bを、高熱伝導性フィラー入り接着剤で構成した場合には、ダイアタッチ材102bの熱伝導率は『Bruggeman』の式に従うものとなり、熱伝導率の高いフィラーの体積充填率の大小が、熱拡散性の大小と密接に関係することになる。すなわち、ダイアタッチ材102bに必要な放熱性能を確保するためには、高価な高熱伝導性フィラーの充填率を高める必要があり、LED102のコストアップを避けることが出来ない。一方、ダイアタッチ材102bを共晶等金属で構成することは実際には接着の再現性や歩留まりに問題があり、大量生産によるコストダウンを図ることが出来ない場合がある。更に、従来のLED102は、輝度向上の為にLED102の裏面に反射膜を形成した上で、ダイアタッチ材102bにより基材102cに接合する場合もあるが、この場合にはLED102のコストアップを免れることができない。
このようなLED102の高コスト構造は、これを用いた発光装置や、フルカラー液晶画面のバックライト照明にも用いられる面状照明装置の、コストダウンを阻害する要因となっている。
本発明は上記課題に鑑みてされたものであり、その目的とするところは、高輝度かつ高い放熱性を備える、低コストの発光装置及び面状照明装置を提供することにある。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)発光素子チップを基材に接合するためのダイアタッチ材として、反射材料が表面にコートされた磁性フィラーを含有する接着剤が用いられている発光装置(請求項1)。
本項に記載の発光装置は、ダイアタッチ材内部の磁性フィラーを通じて、発光素子チップの熱が基材へと分散される。又、発光素子チップの発光が、ダイアタッチ材内部の磁性フィラー表面で反射され、発光素子チップの出射面から外部へと放出されるものである。
(2)上記(1)項において、前記磁性フィラーの表面にコートされた反射材料が、銀である発光装置(請求項2)。
本項に記載の発光装置は、発光素子チップの発光が、ダイアタッチ材内部の、磁性フィラーの表面にコートされた銀の層によって反射され、発光素子チップの出射面から外部へと放出されるものである。
(3)上記(1)、(2)項において、前記ダイアタッチ材に含有された磁性フィラーにより、前記発光素子チップと前記基材との間で配向され、ネットワーク構造が形成されている発光装置(請求項3)。
本項に記載の発光装置は、ダイアタッチ材内部において、磁性フィラーにより構成されたネットワーク構造、すなわち熱伝導ネットワーク構造によって、発光素子チップの熱がダイアタッチ材を介して基材へと分散されるものである。
(4)上記(3)項において、前記熱伝導ネットワーク構造は、少なくとも前記発光素子チップ及び前記基材の積層方向に形成されている発光装置。
本項に記載の発光装置は、発光素子チップの熱が、ダイアタッチ材内部での熱伝導ネットワーク構造の敷設方向、すなわち、少なくとも、発光素子チップ及び基材を最短距離で結ぶ、発光素子チップ及び基材の積層方向へと分散されるものである。
(5)上記(3)、(4)項において、前記熱伝導ネットワーク構造は、磁性フィラーが混入された樹脂材料が磁場中硬化されることにより形成されている発光装置。
本項に記載の発光装置は、磁性フィラーが混入された樹脂材料が磁場中硬化されることにより、磁場の方向に応じた熱伝導ネットワークが、ダイアタッチ材内部に構成される。そして、ダイアタッチ材内部の熱伝導ネットワークの敷設方向に応じて、発光素子チップの熱が分散されるものである。このように、磁界を利用して磁性フィラーを整列させることで、ダイアタッチ材を構成する樹脂に混入する磁性フィラーの充填率を高めることなく、熱伝導ネットワーク構造を形成するものである。又、磁界を利用して磁性フィラーを整列させることで、磁性フィラーが混入された樹脂材料が硬化完了するまでの間に、磁性フィラーが沈降して、磁性フィラーの分布に、熱伝導率及び光の反射効率を低下させるような偏りが生じることもない。
(6)上記(3)から(5)項において、前記磁性フィラーの材料が、鉄又はニッケルである発光装置。
本項に記載の発光装置は、鉄又はニッケルといった強磁性材が用いられることで、磁場中硬化による熱伝導ネットワーク構造が、ダイアタッチ材内部に構成されるものである。又、磁性フィラーの材料として、鉄(熱伝導率:80W/m・K)、ニッケル(熱伝導率:90.7W/m・K)等が用いられることで、ダイアタッチ材に必要な熱伝導性を与えるものである。しかも、鉄又はニッケルを磁性フィラーに用いることで、シリコーン樹脂等の、高耐熱性樹脂に混入して使用することが可能である。
(7)上記(1)から(6)項において、前記磁性フィラーに扁平フィラーが用いられる発光装置。
本項に記載の発光装置は、扁平フィラーが長手方向に連なって熱伝導ネットワーク構造が構成されることで、磁性フィラーが混入された樹脂材料が磁場中硬化される際の、磁性フィラー同士の連鎖が、各磁性フィラーの扁平形状により生じ易くなり、確実に熱伝導ネットワーク構造を形成して、ダイアタッチ材内部の熱伝導性が向上するものである。
(8)前記基材の、前記発光素子チップ実装下部を、ヒートシンクに直接密着させる放熱ブロックを備える発光装置。
本項に記載の発光装置は、放熱ブロックにより、発光素子チップからヒートシンクへの、直接的な放熱経路を構成したものである。
(9)導光板と、該導光板の一側端面に配置される点状光源とを含み、該点状光源から前記導光板へと入射する光が、前記導光板の少なくとも何れか一方の主面より出射されることで、前記導光板が全体的に発光する面状照明装置であって、該点状光源として、上記(1)から(8)のいずれか1項記載の発光装置を具備する面状照明装置(請求項4)。
本項に記載の面状照明装置は、(1)から(8)のいずれか1項記載の、高輝度かつ高い放熱性を備える、低コストの発光装置を、点状光源として具備することにより、高輝度の面状照明装置を低コストで実現するものである。
本発明はこのように構成したので、高輝度かつ高い放熱性を備える、低コストの発光装置及び面状照明装置を提供することが可能となる。
(a)は、本発明の実施の形態に係る発光装置の構造を模式的に示す断面図であり、(b)は、(a)のダイアタッチ材内部の、熱伝導ネットワーク構造を形成する手法を示す説明図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る発光装置の構造の応用例を模式的に示す断面図であり、(b)は、(a)のダイアタッチ材内部の、熱伝導ネットワーク構造を形成する手法を示す説明図である。 (a)は、図1又は図2に示された発光装置を、サイドビュー型LEDとして構成した場合の、全体構成を示す断面図であり、(b)は(a)の応用例に係る断面図である。 (a)は、図1又は図2に示された発光装置を、トップビュー型LEDとして構成した場合の、全体構成を示す断面図であり、(b)は(a)の応用例に係る断面図である。 従来の面状照明装置の構造例を示すものであり、(a)は要部斜視図、(b)はハウジングフレームも含めた断面図である。 図5の面状照明装置にも採用される、従来のLEDの構造を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、従来技術と同一部分若しくは相当する部分については、同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
本発明の実施の形態に係る発光装置は、図1(a)に示されるように、LED10として構成されたものである。又、LED10を構成するLEDチップ(発光素子チップ)10aは、ダイアタッチ材10bを介して、高熱伝導性材料からなる基材(銅板等)10cに接合されている。ここで、ダイアタッチ材10bは、樹脂材料に、磁性フィラー12が混入されてなるものであり、好ましくは、磁性フィラー12による熱伝導ネットワーク構造14が構成されてなるものである。
具体的には、ダイアタッチ材10bを構成する樹脂材料として、シリコーン樹脂等の、高耐熱性と低粘性とを備える材料が用いられる。又、磁性フィラー12は、図1(a)に拡大して示されるように、鉄(熱伝導率:80W/m・K)、ニッケル(熱伝導率:90.7W/m・K)等からなる磁性体粒12aを、高反射・高熱伝導性材料、本実施の形態では銀12bでコートしたものである。又、その粒形も、図示のような球形のみならず、扁平形のものをその一部に混入し、又は、全部に用いることも可能である。また、粒形は、フレーク状や針状であってもよい。鉄、ニッケル等からなる磁性体粒12aは、一般的に光を吸収しやすい性質を有するが、高反射・高熱伝導性材料12bでコートすることで、磁性フィラー12の表面において、光の反射を促すことができる。
又、ダイアタッチ材10b内部に形成された、磁性フィラー12による熱伝導ネットワーク14構造は、図1(b)に示されるように、磁性フィラー12が、磁界16の向きに整列した状態で、シリコーン樹脂等の樹脂材料が磁場中硬化されることにより、構成されるものである。図1(b)の例では、磁界16を励起するために一組のコイル18が用いられており、LEDチップ10a及び基材10cの積層方向(図1(b)の上下方向)に磁界16を励起させて、この方向に磁性フィラー12が整列するように、熱伝導ネットワーク構造14を形成したものである。
又、磁性フィラー12が混入された樹脂材料が磁場中硬化される際の、磁界の向きを、適宜適切に設定し、必要に応じた方向に熱伝導ネットワーク構造14を形成することも可能である。例えば、図2(a)、(b)に示される例では、二組のコイル18A、18Bを用い、LEDチップ10a及び基材10cの積層方向(図2(b)の上下方向)の磁界16Aと、これに直交する方向の磁界16Bを励起させて、互いに直交する方向に磁性フィラー12が整列するように、熱伝導ネットワーク構造14を形成している。
図3には、本発明の実施の形態に係る発光装置10を、面状照明装置の点状光源に適した、サイドビュー型LEDとして構成した例を示している。まず、図3(a)の例では、板状の絶縁性基板20の上面から下面に回り込むようにして、電極パターン(基材)22が形成され、この電極パターンに対して、ダイアタッチ材10bを介してLEDチップ10aが接合されている。そして、LEDチップ10aの表側に設けられた電極パッド24と、電極パターン22とが、金ワイヤ26によって電気的に接続されている。又、絶縁性基板20上には、白色パッケージ28が固定されている。白色パッケージ28はランプシェードとして機能するものであり、LEDチップ10aを避けるための、すり鉢状の開口部28aを有している。そして、この開口部28aが、封止樹脂30によって封止されている。又、絶縁性基板20の下面に巻き込まれた配線パターン22は、粘着テープ32その他の適切な固定手段(例えば、半田付け)によって、バックライト筐体104(図5(b)参照)に固定されている。
ところで、絶縁性基板20、白色パッケージ28は、LEDチップ10aからの光の反射率が高く、耐熱性に優れ、形成が容易なものが望ましく、例えば、ポリフタルアミド等のナイロン系の樹脂、各種液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂が用いられる。なお、縁性基板20と白色パッケージ28とは、白色樹脂を用いて一体成形されていてもよい。封止樹脂30は、例えば、硬質シリコーン系樹脂中に黄色発光の蛍光体であるセリウムで付活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)微粒子を混入したものである。又、LEDチップ10aは、例えば、サファイヤ基板上に、GaN、GaAIN等の窒化物系化合物半導体の積層からなる発光層が形成されたもの(青色発光の素子)が用いられている。
なお、図3(b)の例は、図3(a)に示された電極パターン22の、LEDチップ10a実装下部を、バックッライト筐体104に直接密着させるための、放熱ブロック34が設けられたものである。そして、この放熱ブロック34により、ヒートシンクとして機能するバックッライト筐体104への、直接的な放熱経路を構成することで、更なる放熱性の向上を企図したものである。この放熱ブロック34は、配線パターン22と同様に銅製であっても良く、その他の熱伝導率の高い素材を用いるものであっても良い。
又、図4(a)の例は、本発明の実施の形態に係る発光装置10を、トップビュー型LEDとして構成した例を示している。トップビュー型LEDは、シーリングライトやダウンライト等の照明装置の光源に適したものである。そして、図3(a)に示されたサイドビュー型LEDとの相違点は、サイドビュー型LEDが板状の絶縁性基板20の下面に回り込むようにして、電極パターン(基材)22が形成されているのに対し、図4(a)のトップビュー型LEDは、電極パターン(基材)22が絶縁性基板20の側面から外部に露出している点にある。又、シーリングライトやダウンライトの光源として使用する際には、絶縁性基板20及び電極パターン22は、粘着テープ32その他の適切な固定手段(例えば、半田付け)によって、照明器具のヒートシンク36に固定される。図4(b)の例は、図4(a)に示された電極パターン22の、LEDチップ10a実装下部を、ヒートシンク36に直接密着させるための、放熱ブロック34が設けられたものである。
その他の構成については、図3(a)、(b)に示されたサイドビュー型LEDと同様であり、詳しい説明を省略する。
さて、上記構成をなす、本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。まず、本発明の実施の形態によれば、ダイアタッチ材10b内部の磁性フィラー12を通じて、LEDチップ10aの熱が基材10cへと分散される。又、LEDチップ10aの発光が、ダイアタッチ材10b内部の磁性フィラー12の表面の、銀の層12bによって反射され、LEDチップ10aの出射面(上面)から、外部へと放出されることとなる。よって、従来のLED102のごとく、裏面に反射膜を形成することなく、高輝度かつ高い放熱性を備えるLED10を構成することができる。
又、ダイアタッチ材10b内部において、磁性フィラー12により構成されたネットワーク構造、すなわち熱伝導ネットワーク構造14によって、LEDチップ10aの熱がダイアタッチ材10bを介して基材10cへと分散される。しかも、少なくとも、LEDチップ10a及び基材10cを最短距離で結ぶ、LEDチップ10a及び基材10cの積層方向へと、LEDチップ10aの熱が分散されることで、高輝度かつ高い放熱性を備えるLED10を構成することができる。
又、図1(b)、図2(b)に示されるように、磁性フィラーが混入された樹脂材料が磁場中硬化されることにより、磁場の方向に応じた熱伝導ネットワーク14がダイアタッチ材10b内部に構成される。そして、ダイアタッチ材10b内部の熱伝導ネットワーク14の敷設方向に応じてLEDチップ10aの熱が分散されるものである。このように、磁界を利用して磁性フィラー12を整列させ、好ましくは隣接する磁性フィラー12同士の端部を接触させることで、ダイアタッチ材10bを構成する樹脂に混入する磁性フィラー12の充填率を高めることなく、熱伝導ネットワーク構造14を形成することができる。又、磁界を利用して磁性フィラー12を整列させることで、磁性フィラー12が混入された樹脂材料が硬化完了するまでの間に、磁性フィラー12が沈降して、磁性フィラー12の分布に、熱伝導率及び光の反射効率を低下させるような偏りが生じることもない。
従って、本発明の実施の形態に係るLED10を光源として用いた面状照明装置、シーリングライトやダウンライト等の照明装置は、何れも、低コストでかつ高輝度を実現することができる。
10:LED、10a:LEDチップ、10b:ダイアタッチ材、10c:基材、12:磁性フィラー、12a:磁性体粒、12b:銀、14:熱伝導ネットワーク構造、 16、16A、16B:磁界、 18、18A、18B:コイル、20:絶縁性基板、22:電極パターン、28:白色パッケージ、28a:すり鉢状の開口部、30:封止樹脂、32:粘着テープ、34:放熱ブロック、36:ヒートシンク

Claims (4)

  1. 発光素子チップを基材に接合するためのダイアタッチ材として、反射材料が表面にコートされた磁性フィラーを含有する接着剤が用いられていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記磁性フィラーの表面にコートされた反射材料が、銀であることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記ダイアタッチ材に含有された磁性フィラーにより、前記発光素子チップと前記基材との間で配向され、ネットワーク構造が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の発光装置。
  4. 導光板と、該導光板の一側端面に配置される点状光源とを含み、該点状光源から前記導光板へと入射する光が、前記導光板の少なくとも何れか一方の主面より出射されることで、前記導光板が全体的に発光する面状照明装置であって、該点状光源として、請求項1から3のいずれか1項記載の発光装置を具備することを特徴とする面状照明装置。
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