JP2012022857A - 固体発光素子を光源とするランプ、及び照明装置 - Google Patents

固体発光素子を光源とするランプ、及び照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放熱性を向上させた、固体発光素子を光源とするランプ等を提供する。
【解決手段】口金110、発光モジュール130、駆動回路部140、ランプ筐体120、凹反射鏡150を備える。口金は使用する際に外部器具に取付けられ電力の供給を受ける。発光モジュールは1又は複数個の固体発光素子を含む。駆動回路部は口金から受けた電力を用いて発光モジュールを点灯させる。ランプ筐体には口金及び発光モジュールが取付けられる。凹反射鏡はランプ筐体上に配置されランプ筐体側の一方の開口及び他方の開口を有し一方の開口から他方の開口に向かって広がる形状を有する。口金、ランプ筐体、発光モジュール、駆動回路部の順に、各構成が配置されている。発光モジュールは光を一方の開口から他方の開口へ向かう方向へ出射するようにランプ筐体に取付けられる。駆動回路は発光モジュールから発する光の一部を遮る位置に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動回路を内蔵し、LED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)やEL(エレクトロルミネセンス:Electroluminescence)等の固体発光素子を光源とするランプに関し、より特定的には、駆動回路と発光モジュールの放熱性をより向上させるための技術に関する。
近年、半導体技術の向上に伴い、固体発光素子を光源とするランプの需要が高まっている。
上記ランプは電力消費量が少なく寿命が長いため、省エネルギー化、省資源化の促進に大きく貢献するものであり、今後益々普及するものと予想される。
ここで、LED等の発光素子を光源として用いる駆動回路を内蔵する従来の電球形ランプが特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1には、内面側に反射面が設けられ、外周面が外方に露出する熱伝導性の反射体を備え、反射体が、放熱部材を介して、発光素子と熱的に結合されている発光素子ランプ(「電球形ランプ」に相当)が開示されている。特許文献1には、以上のような構成により、発光素子の点灯によって発生した基板の熱を反射体の外周面を利用して効果的に放熱することができるので、発光素子ランプの温度上昇を効果的に抑制することができると記載されている。
特許文献2には、外部に露出する周部と、周部の内側に形成された凹部とを有する金属製の外郭部材(「ランプ筐体」に相当)を備え、周部に点状光源が装着され、凹部内に絶縁部材を介して回路部品が収容され、凹部の開口縁部側に口金が配設されており、外郭部材に取付けられた透光性カバーにより点状光源が覆われている電球形ランプが開示されている。特許文献2には、以上のような構成により、点状光源から周部に至る熱伝導が良好で、点状光源に対する冷却性能が優れているので、点状光源の温度上昇を効果的に抑制できると記載されている。
特許文献3には、点灯回路部品の設置面と同一面上に光源(「固体発光素子」に相当)を配置し、反射部材が点灯回路部品(「駆動回路」に相当)の少なくとも一部を覆うことを特徴とする照明装置(「電球形ランプ」に相当)が開示されている。特許文献3には、以上のような構成により、光源からの光を外部へ効率よく取り出すことが可能であると記載されている。
特開2009−117342号公報 特開2006−313717号公報 特開2009−21082号公報
利便性の向上や材料コストの削減等の観点から、固体発光素子を光源とするランプを小型化したいという要望がある。
上記特許文献1及び2のような従来の電球形ランプでは、固体発光素子、駆動回路、及び給電用口金がこの順に配置されているため、給電用口金と固体発光素子との間に設けられた駆動回路が邪魔になって、固体発光素子に起因して発生する熱を、直接口金に伝えて放熱することができない。また、特許文献3のような従来の電球形ランプでは、特許文献1及び2と同様に、中央に設けられた点灯回路部品が邪魔になって、固体発光素子に起因して発生する熱を、直接口金に伝えて放熱することができない上、さらに、光源が点灯回路部品の周りに配置されているため、固体発光素子に起因して発生する熱が点灯回路部品に伝わり易く、点灯回路部品の温度上昇により耐久性が低下する。
そこで、特許文献1〜3においては、固体発光素子に起因して発生する熱を外郭部材を利用して放熱している。しかしながら、このような構成において十分な放熱性を備えるためには、外郭部材の包絡体積を十分に確保する必要があるので、ランプの小型化が困難である。また、外郭部材の大きさが駆動回路の大きさにより制約されるため、ランプを小型化する際の障害となる。
また、固体発光素子で生じた熱の一部は、駆動回路を経由して外部に放熱されるため、特に小型化、高光束化に伴い駆動回路や固体発光素子の温度上昇の問題が顕著となり、放熱性の向上が課題となる。
それ故に、本発明の目的は、放熱性や光の配光特性を向上させた、固体発光素子を光源とするランプ、及び照明装置を提供することである。
本発明は、固体発光素子を光源とするランプに向けられている。そして上記課題を解決するために、本発明の固体発光素子を光源とするランプは、固体発光素子を光源とするランプであって、口金と、発光モジュールと、駆動回路と、ランプ筐体と、凹反射鏡とを備える。口金は使用する際に外部器具に取付けられ電力の供給を受ける。発光モジュールは、1又は複数個の固体発光素子を含む。駆動回路は、前記口金から受けた電力を用いて、前記発光モジュールを点灯させる。ランプ筐体は、前記口金、及び発光モジュールが取付けられている。凹反射鏡は、前記ランプ筐体上に配置され、当該ランプ筐体側の一方の開口、及び他方の開口を有し、当該一方の開口から当該他方の開口に向かって広がる形状を有する。前記口金、前記ランプ筐体、前記発光モジュール、前記駆動回路の順に、各構成が配置されている。前記発光モジュールは、当該発光モジュールからの光を、前記一方の開口から前記他方の開口へ向かう方向へ出射するように前記ランプ筐体に取付けられている。前記駆動回路は、前記発光モジュールから発する光の一部を遮る位置に配置される。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記発光モジュールの配光は、ランバーシャン配光であるとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記凹反射鏡の反射面は、回転楕円体の一部の内壁面からなり、前記回転楕円体における第1焦点、及び第2焦点が、前記回転楕円体の回転軸上に位置し、前記反射面は、前記回転楕円体を前記回転軸に対して垂直な2つの切断面において切断してできる形状の内壁面に当たる部分であり、前記切断面の一方が前記回転軸を横切る位置は、第1焦点と第2焦点との中点から第1焦点までの間にあり、前記第2焦点は、前記凹反射鏡における前記他方の開口よりも外側に位置しているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記第1焦点は、前記発光モジュールの発光部分を含む面内に位置しているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記発光モジュールの発光部分の中心を通る中心軸が前記回転軸と一致しているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記第1焦点と前記第2焦点の焦点距離を、前記回転楕円体の短半径で除した値が、3.73以上であるとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記発光モジュールの発光部分が前記回転軸上を外すように配置されているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記発光モジュールは、複数個の固体発光素子を含み、当該固体発光素子が分散配置されているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記発光モジュールの発光部分の中心と前記第1焦点とを結んでできる線と、前記回転軸とがなす角度が、60°以上90°以下であるとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記駆動回路は、前記回転軸上に配置されているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記駆動回路は、前記第1焦点と前記他方の開口の端部と前記第2焦点とを結ぶ線を、前記回転軸を中心に回転してできる面の内側に配置されているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記駆動回路は、前記凹反射鏡の前記一方の開口と前記他方の開口との間に配置されているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記駆動回路は、表面が反射材で構成された回路カバーで囲まれているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、
前記回路カバーは、前記口金側に近づくにつれて、横幅が次第に狭くなる形状であるとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記駆動回路は、回路部品の中で、最も背の高い部品を前記回転軸上に配置するとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記発光モジュールは、前記口金と熱的に結合されているとよい。
また、固体発光素子を光源とするランプにおいて、前記発光モジュールは、さらに、角柱、角錐、又は角錐台形状の発光モジュール設置台を含み、前記発光モジュール設置台の底面が、前記口金側へ向けて取付けられ、前記発光モジュール設置台における、複数の側面のそれぞれに、前記固体発光素子が搭載されているとよい。
また上記課題を解決するために、本発明の照明装置は、固体発光素子を光源とするランプと、当該ランプが取付けられ、当該ランプに商用電源からの電力を供給する電気器具とからなる照明装置である。前記ランプは、発光モジュールと、駆動回路と、ランプ筐体と、凹反射鏡とを備える。口金は使用する際に外部器具に取付けられ電力の供給を受ける。発光モジュールは、1又は複数個の固体発光素子を含む。駆動回路は、前記口金から受けた電力を用いて、前記発光モジュールを点灯させる。ランプ筐体は、前記口金、及び発光モジュールが取付けられている。凹反射鏡は、前記ランプ筐体上に配置され、当該ランプ筐体側の一方の開口、及び他方の開口を有し、当該一方の開口から当該他方の開口に向かって広がる形状を有する。前記口金、前記ランプ筐体、前記発光モジュール、前記駆動回路の順に、各構成が配置されている。前記発光モジュールは、当該発光モジュールからの光を、前記一方の開口から前記他方の開口へ向かう方向へ出射するように前記ランプ筐体に取付けられている。前記駆動回路は、前記発光モジュールから発する光の一部を遮る位置に配置される。前記電気器具は、前記口金が接続されるソケットを備える。
以上のように、本発明のランプ、及び照明装置においては、発光モジュールが発生する熱を、駆動回路を経由することなく、直接、口金に伝達し、器具のソケットを介して、器具に伝えて、放熱することが可能となる。従来、放熱のために必要な包絡体積を確保するためにランプ筐体のサイズ小型化が制限されていたが、その制限が緩和、又はなくなるため、ランプ全体を小さくすることが可能となる。
また、熱が駆動回路に伝わり難いので、駆動回路への熱負担が軽減し、駆動回路の耐久性の向上が期待できる。また、発光モジュールと口金との間に駆動回路を配置しない構成が可能となり、発光モジュールの放熱性を高めることが構造的に容易である。
さらに、照射面において、ランプ直下の照度が周辺照度よりも低くなる現象(以下、「中落ち」と呼ぶ)を抑制、又は、防止することが可能となり、既存の反射鏡付ランプと同等の配光特性を実現し得る。
従来の固体発光素子を光源として用い駆動回路を内蔵するランプでは、駆動回路を発光モジュールと口金との間に配置するものが多く、本願のように発光モジュールからの光の出射側の位置に駆動回路を設置するというような構成は今までになく新しい。特に、本願のように、発光モジュールの光出射分布が高くなる発光モジュールの真上を含む上方、広くは光出射方向の下流側の位置に、あえて駆動回路を設置するという発想は、ランプ光束が大幅に低下したり、照射面において照度のムラが生じるであろうという思い込みから、今まで誰も実用化しようとは考えなかったものと推測される。また、反射鏡により発光モジュールから発する光の一部を反射して、駆動回路により発光モジュールから発する光が遮られる方向を照らすので、ランプ直下の照度の低下を防ぐことができる。また、反射鏡がない場合よりも駆動回路の大きさの割に発光モジュールを小さくすることもできる。さらに、駆動回路表面に反射材を設けることにより、駆動回路によるランプ光束の低下を緩和することもできる。
第1の実施形態に係る固体発光素子を光源とするランプ100の外観を示す図 (a)は波長変換部材により個々のLED素子を封止する形態の断面を示す図、(b)は複数のLED素子を波長変換部材により一括封止する形態の断面を示す図 (a)〜(c)は、発光モジュール130におけるLED素子の配列方法の具体例を示す図 ランプからの鉛直線と直交する水平面において、均一な照度を得るために必要な光度の鉛直角依存性を示す図 本最適化の検討のために行った測定の条件を示す図 各反射鏡の縦断面の形状を一部に含む楕円の規定方法を示す図 各反射鏡の形状を特定する楕円10の焦点距離f、長半径、及び短半径の値の一覧を示す図 反射鏡A〜Dのそれぞれを備える各ランプの配光分布を示す図 図8の各反射鏡についての配光分布を、それぞれ鉛直角θ=0°のときの光度を1cdとして規格化した図 反射鏡A〜Dについての最大規格化光度Inmax等の一覧を示す図 第2の実施形態に係る固体発光素子を光源とするランプ200の外観を示す図 反射鏡Eの縦断面の形状を一部に含む楕円の規定方法を示す図 固体発光素子と楕円20の第1焦点F1との位置関係の詳細を示す図 位置A〜Cのそれぞれに設定した各ランプの配光分布を示す図 図14の各反射鏡についての配光分布を、それぞれ鉛直角θ=0°のときの光度を1cdとして規格化した図 第3の実施形態に係る固体発光素子を光源とするランプ300の外観を示す図 位置Aに設定したランプ300の配光分布を示す図 第4の実施形態に係る照明装置400の外観を示す図
[第1の実施形態]
<概要>
第1の実施形態は、口金、ランプ筐体、発光モジュール、駆動回路の順に各構成を配置し、反射鏡を用いて駆動回路により光が遮られる部分を照らすランプであり、発光モジュールが発生する熱を駆動回路に伝わり難くして、駆動回路への熱負担を軽減し、駆動回路の耐久性を向上させたものである。
<構成>
図1は、第1の実施形態に係る固体発光素子を光源とするランプ100の外観を示す図である。
第1の実施形態に係るランプ100は、固体発光素子を光源とするランプであって、図1に示すように、口金110、ランプ筐体120、発光モジュール130、駆動回路部140、反射鏡150、及び支持部材160を備えている。ここで、図1中に点線を用いて記載した部分は、反射鏡150を透かして見たときの様子を示している。
口金110は、金属や樹脂等の構造材により形成され、使用する際に外部器具に取付けられ、商用電源に接続されて、電力の供給を受ける部分である。なお、口金110の形状は特に限定されるものではなく、ソケットとの電気的接続部分に金属が使われるものであればよい。例えば本実施形態では、既存の電球に使用されているE口金を用いている。これ以外にも、BA口金や、ピンタイプのG口金、GU口金、及びGX口金などを用いることができる。また、新規格の口金であってもよい。
ランプ筐体120は、一方から他方に向けて外径が小さくなる円筒状形状をしている。外径の大きい方が、発光モジュール取付け面121であり、同面に発光モジュール121を囲むように反射鏡150が接続されている。外形が小さい方は、開口部を有し、口金110で塞がれている。筒状形状のランプ筐体内部には、口金110から駆動回路部140に電力を給電する電線などが収められている。
ランプ筐体120、発光モジュール取付け面121、反射鏡150の構成として、例えば、(1)ランプ筐体120と発光モジュール取付け面121が一体成型されたもの、(2)発光モジュール取付け面121を構成する部材がランプ筐体120の外形の大きい方を塞ぐ蓋体を構成するもの、(3)発光モジュール取付け面121と反射鏡150を一体成型した部材でランプ筐体120の外形の大きい方を塞ぐもの、(4)ランプ筐体と反射鏡を一体成型したものとすることができる。
(1)の構成の場合、発光モジュール130で発生した熱をランプ筐体120を介して放熱する際に有利である。(2)の構成の場合、外径が一方から他方に小さくなる円筒形状のランプ筐体120において、内径も外形同様に一方から他方に小さくなる構造とする際に有利である。(3)の構成の場合、(2)の効果に加え、発光モジュール130で発生した熱を反射鏡150を介して放熱する際に有利である。(4)の構成の場合、発光モジュールで発生した熱をランプ筐体120、反射鏡150の両方を介して放熱する際に有利である。
発光モジュール130は、LEDやEL等の、1個又は複数個の固体発光素子をまとめてユニット化した、照明用の固体発光素子の集合体である。発光モジュール130は、熱伝導部材からなるランプ筐体120の発光モジュール取付け面121のほぼ中央に設置され、口金110から給電された駆動回路部140により駆動される。
発光モジュール130を発光モジュール取付け面121と面接触するように圧して取付けると、発光モジュール130で発生した熱を発光モジュール取付け面121を介して放熱する際に、熱伝導経路が太くなるので有利である。
発光モジュール130は赤、緑、又は青等の単色を発光するLEDやELをユニット化したものであってもよいし、これらの各色のLEDやELを適宜組み合わせて、白色や他の任意の色を発光するものであってもよい。また、発光モジュール130は、LEDの周りにYAG蛍光体、珪酸塩蛍光体、酸窒化物蛍光体、希土類ドープガラス蛍光体、有機蛍光体、及び金属錯体蛍光体等の波長変換部材をモールドして、白色や他の任意の色を発光するものであってもよい。例えば、発光モジュール130は、青を発光するLEDの周りに、青を青の補色に変換する波長変換部材をモールドし、白色を発光するものであってもよい。
発光モジュール130は、LED素子を一次実装したモジュール基板に波長変換部材を搭載する形態、及びLED素子と蛍光体からなるパッケージをモジュール基板に2次実装する形態であってもよい。
また、図2(a)の断面図に示すように、発光モジュール130は、モジュール基板131上に複数のLED素子132a〜cを搭載し、シリコーン樹脂等に青色励起の蛍光体等を分散した波長変換部材133a〜cにより個々のLED素子132a〜cを封止する形態であってもよい。また発光モジュール130は、図2(b)の断面図に示すように、モジュール基板134上に搭載した複数のLED素子135a〜fを波長変換部材136により一括封止する形態であってもよい。図2(b)のように、面状に一括封止する形態にすると拡散光が出射されるので、本発明において、より高い効果を得ることが可能となる。
図3(a)〜(c)は、発光モジュール130におけるLED素子の配列方法の具体例を示す図である。
図3(a)に示すように、例えば、発光モジュール130は、高光束の3個のLED137を5〜15mm程度の間隔で3角形に配置する。また、図3(b)に示すように、例えば、発光モジュール130は、やや高光束の22個のLED138を2次元的に配置する。また、図3(c)に示すように、例えば、発光モジュール130は、小型の72個のLED139を2次元的に密集させて10〜15mm角程度の四角形の面光源を構成している。係る面光源の中央が発光部の中心となる。また、LED素子を一列に並べるものであってもよい。
ここで、発光モジュール130の封止材としては、シリコーン樹脂のほか、フッ素系樹脂、ゾルゲルガラス、及び低融点ガラス等が考えられ、また、熱伝導性、チクソ性、及び光拡散性(LED光と蛍光体光の混色)を向上させるために、透光性の金属酸化物、窒化物,炭化物(酸化珪素、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化珪素、窒化硼素、及び炭化珪素等)の微粒子(数nm〜数百nmのナノ微粒子、及び数μm〜数十μmのマイクロ微粒子)を添加することが好ましい。
発光モジュール130の基板には、熱伝導率の高いものが好ましく、セラミック、金属又は、上記の金属酸化物を添加した樹脂を用いることができる。
発光モジュール130と口金110とを熱的に結合し、発光モジュール130の口金110を介した放熱性を高めるために、各構成要素は、以下のようになっている。
ランプ筐体120は、本体部分が金属材料、又は、金属酸化物の微粒子を含むことにより熱伝導率を高めた樹脂材料などの熱伝導材料からなり、口金110とは反対側の面が発光モジュール取付け面121となる。ランプ筐体120が金属材料からなる場合には、口金110とランプ筐体120とが、これらの間に絶縁性材料からなりかつ熱伝導性が高い絶縁部材(図示せず)が介在して接続される。ここで絶縁部材としては、セラミックや高熱伝導樹脂材料などの熱伝導性が高い部材を用いることができる。また、口金110内にシリコーン樹脂等を充填することにより、口金110内における熱伝導性を高めることができる。
かかる構成により、発光モジュール130の熱をランプ筐体120からだけでなく、積極的に口金110を介して放熱することが可能となる。また、ランプ筐体120のサイズを小さくすることが可能となり、その結果、ランプ全体の形状を小型化することや、比較的自由な形状にすることができ、既存の電球に近い、又は、同等の形状にすることが可能となる。また、口金経由の放熱性がよくなるので、発光モジュールにより高い電力を投入しても、発光モジュールの温度上昇を抑制し得るので、より高いランプ光束を得ることができる。なお、以上のようにランプ筐体120は小さくてよいので、口金110とランプ筐体120とを一体化させて口金部としてもよい。さらに、支持部材160を反射鏡150に固定する代わりにランプ筐体120に固定して、口金110とランプ筐体120と支持部材160とを一体化させて口金部として扱ってもよい。また、ランプ筐体120と反射鏡150を一体化、又は、直接接するようにすると、反射鏡150を通じて積極的に放熱することも可能となる。
駆動回路部140は、口金110、ランプ筐体120、及び発光モジュール130から離れた位置に設置され、口金110から受けた電力を用いて、発光モジュール130を点灯させるものである。
本実施形態においては、口金110、ランプ筐体120、発光モジュール130、駆動回路部140の順に配置されている。すなわち、駆動回路部140は、発光モジュール130の光出射方向側で、発光モジュール130に対して口金とは反対側の位置で、かつ、発光モジュールから離れた位置に、発光モジュール130から発せられた光の一部を遮るように設置されている。
本実施例では、発光モジュール130側から見た駆動回路部140の平面視形状は円形をしている。発光モジュール取付け面121も平面視形状は円形をしている。また、駆動回路部140がランプの口金110の中心から発光モジュール取付け面121の中心を通る、発光モジュールの発光面に垂直な中心軸Z(図1中の1点鎖線)上に配置されている。かかる構成により、対称性のよい配光特性を得ることができる。
また、駆動回路部140は、発光モジュール130の点灯に適した電力を出力する電子回路141と、電子回路141の周りに設置された反射材で構成された回路カバー142とを含む。
回路カバー142は、電子回路を保持するものであり、電子回路の発熱に耐え、かつ反射率が比較的高い物質が好ましい。ここで回路カバー142は、経年的な反射率低下が少なく、また拡散反射するものであって、発光モジュール130から出射される可視光の波長域において反射率が80%程度、あるいは80%以上のものが望ましい。反射率の高い材料の例として、アルミニウム、銀、及び白金などの高反射率金属を含む材料や、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化イットリウム、酸化チタン、酸化ジルコニウム、及び酸化バリウムなどからなる酸化金属微粒子を用いることができる。粒子径が1μm〜30μmの酸化金属微粒子を用いると光拡散効果を発するので、より均一な配光特性を得ることができる。また、酸化金属微粒子を含有する樹脂やガラスであってもよい。あるいは、係る酸化金属からなる多層反射膜であってもよい。
なお、回路カバー142の形状は、容積を稼ぎつつ発光モジュール130から発せられた光をできるだけ遮らないようにするために、口金側に近づくにつれて横幅が次第に狭くなる形状、あるいは、発光面に平行な断面が最も広い部分から発光モジュール130側に近づくにつれて次第に細くなるような形状であることが望ましい。本実施形態では、回路カバー142は発光モジュール130側に凸の略半球形状、又は略楕円球体の半分程度の形状であるが、発光モジュール130側の形状が凸であれば他の形状であってもよい。例えば、回路カバー142の発光モジュール130側の形状が、発光モジュール130側に凸の略半球形状や略楕円球体の半分程度の形状であったり、発光モジュール130側に頂点を向けた円錐、及び角錐等であれば、発光モジュール130の反対側の形状は、特に発光モジュール130から発せられた光や反射鏡150により反射された光を極端に遮ることのない形状であればどのような形状であってもよい。ここで回路カバー142は、発光モジュール130側と反対側とが同様の形状であってもよいので、例えば、略球形状、又は略楕円球体であってもよいし、発光モジュール130側、及び発光モジュール130の反対側にそれぞれ頂点を持つ多面体であってもよい。
駆動回路部140は発光モジュール130から発する光を遮るように発光モジュール130の上方に配置されている。
反射鏡150は、ランプ筐体120上に配置され、発光モジュール130から発する光の一部を反射するように、例えばアルミニウムの表面を鏡面加工したものや、樹脂等により成形し表面に金属を蒸着したものである。ここで反射鏡150は、鏡面反射するものであって、発光モジュール130から出射される可視光の波長域において反射率が92%程度、あるいは85%以上のものが望ましい。
反射鏡150は、回転楕円体の第1焦点と第2焦点を結ぶ回転軸に垂直な2つの切断面において切断してできる形状の内壁面に当たる部分を反射面とする凹反射鏡である。従って、反射鏡150はランプ筐体120側の一方の開口、及び他方の開口を有し、一方の開口から他方の開口に向かって広がる形状を有する。ここで発光モジュール取付け面121の中心軸Z(図1中の1点鎖線)が回転楕円体の回転軸と一致している。また回転楕円体の切断面の一方が回転軸を横切る位置は、第1焦点と第2焦点との中点から第1焦点まで間にある。よって第2焦点は反射鏡150における他方の開口の外にあることとなる。第1焦点の位置に発光モジュール130の発光部が配置され、第2焦点に向けて反射鏡の開口が広くなる。
第1焦点と第2焦点の間に駆動回路部140が配置される。第1焦点と反射鏡の広い方の開口(上記他方の開口)の端部と第2焦点とを結ぶ線を前記回転軸を中心に回転してできる面の内側に駆動回路部140が配置される。さらに駆動回路部140を構成する回路部品中で最も背の高い部品を回転軸上に配置すると、係る構成を実現する際に有効である。
なお反射鏡150の焦点等の適正位置等については、以下に詳細に説明する。
支持部材160は、駆動回路部140を支持して固定する。本実施形態においては、支持部材160は、反射鏡150に取付けられた3本の棒状の支柱である。支持部材160の一端は反射鏡150に、他端は駆動回路部140に等間隔に配置されている。ここで支柱の数に制限はないが、あまり多いと支持部材により光路が大きく遮られるので望ましくない。また3本の支柱で駆動回路部140を支持することにより、支持部材による遮光を抑制するために支持部材に細い支柱を使用しても、ランプを傾けたときに駆動回路部140の位置ずれを防止することができる。また支持部材160を口金110から駆動回路部140への給電配線として兼用することも可能である。同様に駆動回路部140から発光モジュール130への給電配線として兼用することも可能である。
支持部材160には、ガラスや樹脂などの透光部材や、金属やセラミックなどの反射部材を用いることもできる。
回路部品は、基板の両面に実装してもよい。必要な基板面積を小さくすることができるので、駆動回路部を小さくすることができる。特に、背の高い回路部品を基板両面の中央に配置すると、駆動回路部を縦長にできるので、発光モジュール130から発する光が駆動回路部により遮られる面積を小さくすることができる。すなわちグローブ先端部の輝度低下を抑制することができる。
なお、電子回路141と発光モジュール130との間、及び電子回路141と口金110との間の配線(図示せず)は、支持部材160に添わせるとよい。
本実施形態においては、発光モジュールと口金との間に駆動回路がないので、発光モジュールを直接、熱的に口金に接続することが可能となり、放熱特性を大きく改善することができる。
ランプの寿命は、一般にLED素子及び回路部品の寿命で決まる。LED素子の長寿命化により回路部品の寿命で律速される場合もある。電界コンデンサのように熱に弱い部品など一部の回路部品を口金内に配置して、動作中の温度上昇を抑制することができれば、安価な電界コンデンサを使用してもランプの長寿命化を実現し得る。
<発光モジュールと駆動回路との位置関係>
中落ちと呼ばれるランプ直下の照度が周辺よりも低くなる好ましくない状態が、どの様な条件の場合に生じるのかを検討する。
図4は、ランプからの鉛直線と直交する水平面において、均一な照度を得るために必要な光度の鉛直角依存性を示すものである。ここで鉛直角とは、ランプの光軸中心を鉛直線と一致させてランプ光を水平面に照射した際、鉛直線と照射方向がなす角度とする。鉛直角をθ、ランプと照射位置との距離をdとすると、鉛直角θ方向の光度I(θ)と照度E(θ)の関係は、以下の(式1)で求めることができる。
I(光度)=E(照度)/(cosθ/距離^2) ・・・(式1)
図4の縦軸は、照射面で均一な照度E(θ=0°)を得るために必要な各鉛直角θ方向の光度を、ランプの直下、すなわち鉛直角ゼロ度における光度で規格化した値In(以下、「規格化光度」と呼ぶ。)であり、(式2)で求めることができる。
In(θ)=I(θ)/I(θ=0°) ・・・(式2)
照射面内で均一な照度を得るに必要な光度は、ランプの直下が最も低く、周辺に広がるにつれて除々に増加することが判る。
図4は、水平照射面において均一面内照度を得るために必要な配光分布と見ることもできる。このことから、ランプの直下方向の光度が、他の方向の光度よりも低くても、照射面においてランプ直下の照度が周辺よりも低くならない配光分布、すなわち中落ちが発生しない配光分布を実現し得ることを示している。具体的には、図4によると、鉛直角30度方向の照射面での照度がランプ直下の照度と同じになるに必要な規格化光度が1.54であり、鉛直角45度方向の場合、同様に2.83であることが分かる。ランプ直下の照度が最大、すなわち、中落ちが生じないためには、鉛直角30度方向の光度は、ランプの直下を照らす光度の1.54倍以下であり、また鉛直角45度の光度は、ランプの直下を照らす光度の2.83倍以下であることが必要となる。
<反射鏡の最適化>
図4の結果を踏まえて、本願発明に係る発光モジュールの上に駆動回路を設けた構成において、中落ちの生じないことを、焦点距離が異なる複数の反射鏡を用いて検証する。
図5は、本最適化の検討のために行った測定の条件を示す図である。
図5においては、上方向を照射方向とし、発光モジュール130、及び反射鏡150は、発光モジュール130の発光面に垂直な中心軸Z(図1中の1点鎖線)を含む平面において仮想的に切断し、切断面を正面から見た様子を示している。
発光モジュール130には、発光部のサイズが24mmx24mmの面光源で、ランバーシャン配光と仮定した。
反射鏡150の小さい方の開口面が第1焦点F1を含む面となっている。反射鏡150の第1焦点F1を発光モジュール130の発光面の中心位置に固定し、反射鏡150の大きい方の開口部分が発光モジュール130の出射方向側に位置するように反射鏡150を配置する。
ここで図5中に示した「反射鏡高さh」は、反射鏡150の小さい方の開口部分から大きい方の開口部分までの距離を示しており、第1焦点F1から大きい方の開口部分の開口面までの高さでもある。反射鏡A〜Dにおいては、hを25mmに統一する。また反射鏡150の反射面は鏡面反射するように鏡面加工されており、反射率は発光モジュール130から出射される可視光の波長域において92%程度である。
回路カバー142の形状は、長半径15mm、短半径12.5mmの回転楕円体において、短軸を含む面で切断した下半分の部分の形状と仮定している。回転楕円体である回路カバー142の長軸が中心軸Zと一致している。回路カバー142の上面、すなわち、切断面と第1焦点F1の距離は23.5mmとした。ここで回路カバー142の外面は拡散反射するものであり、反射率は発光モジュール130から出射される可視光の波長域において80%程度である。
図5における反射鏡150の縦断面は、楕円の一部分の形状を示している。
そこで、上記楕円の長半径、短半径、及び焦点距離等を規定することにより、反射鏡A〜Dの形状を特定することができる。
図6は、各反射鏡の縦断面の形状を一部に含む楕円の規定方法を示す図である。
図6においては、規定すべき楕円10の中心とXY座標の原点とを一致させ、長軸をY軸方向に合わせている。従って、楕円10とY軸との交点Y1、Y2におけるY値の絶対値が長半径を示し、楕円10とX軸との交点X1、X2におけるX値の絶対値が短半径を示す。また、楕円10における第1焦点F1、及び第2焦点F2がY軸上に位置し、第1焦点F1が交点Y1と楕円10の中心との間にあり、第2焦点F2が楕円10の中心と交点Y2との間にある。ここで第1焦点F1のY値と第2焦点F2のY値との差分が焦点距離fである。
図7は、各反射鏡の形状を特定する楕円10の焦点距離f、長半径、及び短半径の値の一覧を示す図である。
図7に示すように、反射鏡Aが4つの反射鏡の中で最も焦点距離fが短く、続いて反射鏡B、反射鏡C、反射鏡Dの順に焦点距離fが長くなる。
図8は、反射鏡A〜Dのそれぞれを備える各ランプの配光分布を示す図である。
配光分布の測定は、光源から十分離れた距離(ランプの縦の長さの10倍程度離れた距離)で、光源の中心を固定し、光源を回転させるか測定側を回転させて行う。ここで、発光モジュールの光束は1000lmとしている。図4の説明同様、ランプ光軸中心方向を鉛直角ゼロ度としている。
また、図9は、図8の各反射鏡についての配光分布を、それぞれ鉛直角θ=0°のときの光度を1cdとして規格化した図である。
図9から読み取った値を用いて、反射鏡A〜Dについての光度比(lc)を、下記の(式3)に基づいて計算することができる。
Inmax=Imax/I(θ=0°) (式3)
ここで、Imaxは光度の最大値、I(θ=0°)は鉛直角θ=0°での光度のことである。
図10は、反射鏡A〜Dについての最大規格化光度Inmax等の一覧を示す図である。焦点距離fの増加に伴い、最大規格化光度は減少する傾向がある。
反射鏡A(焦点距離f=55.4mm)を備えるランプにおいては、鉛直角35度にて最大規格化光度Inmax=8.66である。一方、鉛直角35度方向でランプ直下照度と同等の照度を得るために必要な規格化光度は、図4から1.82である。このことから、反射鏡Aの場合、最大規格化光度が、ランプ直下照度と同等照度を得るのに必要な規格化光度に対して4.76倍もありかなり高いので、ランプ直下照度が周辺よりもかなり低くなることがわかる。すなわち、反射鏡Aを備えるランプでは照射面において中落ちが発生する。
反射鏡B(焦点距離f=93.5mm)を備えるランプにおいては、鉛直角15度にて最大規格化光度Inmax=1.22であり、同様に図4から、鉛直角15度での必要な規格化光度は1.11である。このことから、反射鏡Bの場合は、最大規格化光度が、ランプ直下照度と同等照度を得るのに必要な規格化光度に対して1.10倍と少し高いので、ランプ直下照度が周辺よりも少し低くなることがわかる。
反射鏡C(焦点距離f=123.0mm)を備えるランプにおいては、鉛直角10度にて最大規格化光度Inmax=1.05であり、同様に図4から、鉛直角10度での必要な規格化光度は、1.05と同じになる。このことから、反射鏡Cの場合は、ランプ直下照度とその周辺照度が同等となり、中落ちが発生しないことがわかる。
また反射鏡D(焦点距離f=135.0mm)を備えるランプにおいては、鉛直角0度で最大規格化光度Inmax=1.00となる。このことから、ランプ直下照度が周辺よりも高くなることがわかる。
以上の結果から、焦点距離を長くすると最大規格化光度が下がり、中落ちが緩和されることが分かる。また焦点距離fが123.0mm以上であれば、中落ちが発生しないことがわかる。よって、スポット光源として、反射鏡150の焦点距離fは好ましくは123.0mm以上、更に好ましくは、ランプ直下光度が最大光度となる135.0mm以上であることが望ましい。
ランプを使用する場合は、ランプよりも第2焦点がランプ側に存在する状態であることが好ましい。すなわち、ランプと照射面の距離が焦点距離fよりも長くなる状態で使用することが好ましい。例えば、ランプと照射面までの距離を1m程度で使用するスポット光源の場合、焦点距離fの上限は1000mmとなる。
焦点距離fを回転楕円体の短半径で除した値、及び第2焦点への入射角γに置き換えると、図10から、焦点距離fが123.0mmの場合、それぞれ、3.73、16.0度、焦点距離fが135.0mmの場合、同じく3.97、14.2度となる。よって、焦点距離fを回転楕円体の短半径で除した値において、スポット光源として好ましい範囲は、3.73以上、より好ましくは3.97以上である。また、第2焦点への入射角γは、16.0度以下、より好ましくは14.2以下となる。
[第2の実施形態]
<概要>
第2の実施形態は、第1の実施形態における発光モジュールを分散配置したものである。
<構成>
図11は、第2の実施形態に係る固体発光素子を光源とするランプ200の外観を示す図である。ここで、第1の実施形態のランプ100と同様の構成要素には同一番号を付し、その説明を省略する。
第2の実施形態に係るランプ200は、第1の実施形態に係るランプ100と同様に、固体発光素子を光源とするランプであって、ランプ100の口金110の代わりに口金210を備え、ランプ100の支持部材160の代わりに支持部材260を備え、ランプ100の発光モジュール130の代わりに発光モジュール230を備え、ランプ100の反射鏡150の代わりに反射鏡250を備える。
口金210は、口金110と形状が異なり、その機能は口金110と同様である。
支持部材260は、支持部材160と形状が異なり、その機能は支持部材160と同様である。本実施形態においては、支持部材260は、ランプ筐体120の中央に取り付けられた1本の支柱である。
発光モジュール230は、固体発光素子を複数個備え、図11に示すように、発光モジュール取付け面121の外周に添って固体発光素子を配置し、発光モジュール取付け面121の真ん中あたりには固体発光素子を配置しない。本実施形態では、4個の固体発光素子を、それぞれ12時の方向、3時の方向、6時の方向、9時の方向に分散配置している。
反射鏡250は、ランプ100の反射鏡150と較べ、発光モジュール230との位置関係が異なる。第1の実施形態に係るランプ100では、反射鏡150の焦点の一方が、発光モジュール130の発光面付近の略中心位置に固定しているが、第2の実施形態に係るランプ200では、発光モジュール取付け面121の真ん中あたりには固体発光素子を配置していないため、反射鏡250の焦点の一方を発光モジュール取付け面121の裏側に固定することを検討する。なお反射鏡250の焦点等の適正位置については、以下に詳細に説明する。
<反射鏡の最適化>
反射鏡250の最適化のために、第1の実施形態において中落ちが発生せず配光特性が良好であった反射鏡Dと同じ焦点距離を持つ反射鏡Eを準備し、発光モジュール230と反射鏡250の焦点位置との最適な位置関係を検討する。
ここで発光モジュール230の各固体発光素子の発光面を、7.6×7.6(mm)の面光源で、ランバーシャン配光と仮定する。また、各固体発光素子の発光面の中心位置が、発光モジュール取付け面121に垂直な中心軸Z(図11中の1点鎖線)から6.9mm離れた位置になるように、4つの固体発光素子をそれぞれ12時の方向、3時の方向、6時の方向、9時の方向に分散設置する
また駆動回路部140の位置及び各寸法は、上記<発光モジュールと駆動回路との位置関係>における反射材A(半径a=12.5mm)の場合に準ずる。
図12は、反射鏡Eの縦断面の形状を一部に含む楕円の規定方法を示す図である。
図12においては、規定すべき楕円20の中心とXY座標の原点とを一致させ、長軸をY軸方向に合わせている。従って、楕円20とY軸との交点Y1、Y2におけるY値の絶対値が長半径を示し、楕円20とX軸との交点X1、X2におけるX値の絶対値が短半径を示す。また、楕円20における第1焦点F1、及び第2焦点F2がY軸上に位置し、第1焦点F1が交点Y1と楕円20の中心との間にあり、第2焦点F2が楕円20の中心と交点Y2との間にある。ここで第1焦点F1のY値と第2焦点F2のY値との差分が焦点距離fである。ここで、楕円20の焦点距離fは135.0mm、長半径は76mm、短半径は34mmとする。
また、楕円20の第1焦点F1から、発光モジュール230の4つの固体発光素子の発光面を含む平面までの垂線の長さをDとする。
図13は、固体発光素子と楕円20の第1焦点F1との位置関係の詳細を示す図である。
図13中の「θb」は、楕円20の第1焦点F1と、発光モジュール230の各固体発光素子の発光面の中心とを結ぶ直線が、Y軸(楕円20の長軸と一致する)となす角の角度を示している。
ここで、第1焦点F1を、θb=90°、D=0となる位置A、θb=60°、D=3.98となる位置B、及びθb=30°、D=11.95となる位置Cのそれぞれに設定した各ランプの配光特性を検証する。
図14は、位置A〜Cのそれぞれに設定した各ランプの配光分布を示す図である。ここで、発光モジュールの光束は1000lmとしている。
また、図15は、図14の各反射鏡についての配光分布を、鉛直角θ=0°のときの光度を1cdとして規格化した図である。
位置Aに設定したランプにおいては、鉛直角0度にて相対最大光度Inmax=1.00なので、ランプの直下照度が周辺よりも高くなる。
位置Bに設定したランプにおいては、鉛直角10度にて相対最大光度Inmax=1.19であり、図4から、ランプ直下照度と同等の照度を得るために必要な規格化光度1.05である。このことから、位置Bの場合は、最大規格化光度が、ランプ直下照度と同等照度を得るのに必要な規格化光度に対して、1.13倍と高いので、ランプ直下照度が周辺よりも少し低くなることが分かる。
位置Cに設定したランプにおいては、鉛直角25度にて相対最大光度Inmax=8.23であり、図4から、ランプ直下照度と同等の照度を得るために必要な規格化光度1.34である。このことから、位置Cの場合は、最大規格化光度が、ランプ直下照度と同等照度を得るのに必要な規格化光度に対して、6.14倍とかなり高いので、ランプ直下照度が周辺よりもかなり低くなる。位置Cでは、中落ちが発生している。
θbを小さくして、Dを長くすると、周辺に比べてランプ直下の照度が低くなることがわかる。θbが60°の場合、中落ちが実用レベルに緩和される。θbが90°の場合、すなわち、第一焦点F1を含む面内に発光モジュール230の発光面を配置すると、中落ちが発生しないことに加え、ランプ直下照度が周辺よりも幾分高くなり、スポット光源として好ましい配光分布が得られる。よって、60°≦θb≦90°が好ましい。
[第3の実施形態]
<概要>
第3の実施形態は、角柱形状の発光モジュール設置台の各側面に複数の固体発光素子を搭載したものである。
<構成>
図16は、第3の実施形態に係る固体発光素子を光源とするランプ300の外観を示す図である。ここで、第2の実施形態のランプ200と同様の構成要素には同一番号を付し、その説明を省略する。
第3の実施形態に係るランプ300は、第1の実施形態に係るランプ100、及び第2の実施形態に係るランプ200と同様に、固体発光素子を光源とするランプであって、ランプ200の発光モジュール取付け面121の中央に発光モジュール設置台322を設置し、ランプ200の発光モジュール230の代わりに発光モジュール330を備える。
発光モジュール設置台322は、角柱形状であり、一方の底面が発光モジュール取付け面121の中央に、口金側へ向けて取付けられる。なお、発光モジュール設置台322の形状は、角錐形状や、角錐台形状であってもよい。
発光モジュール330は、第2の実施形態の発光モジュール230と同様に、固体発光素子を複数個備え、図16に示すように、発光モジュール設置台322の各側面に各固体発光素子を配置する。本実施形態では、4個の固体発光素子を、四角柱形状の発光モジュール設置台322の4つの側面のそれぞれに配置する。
<配光特性>
発光モジュール330と反射鏡250の焦点位置との位置関係を、第2の実施形態における位置Aに設定したランプの配光特性を検証する。
ここで駆動回路部140の位置及び各寸法、発光モジュール330の各固体発光素子の形状、及び反射鏡250の形状は、第2の実施形態と同様とする。
図17は、位置Aに設定したランプ300の配光分布を示す図である。ここで、発光モジュールの光束は1000lmとしている。
図17に示すように、位置Aに設定したランプ300においては、ランプ直下光度が最大であり、直下照度が周辺よりも高く、好ましい配光特性が得られる。
[第4の実施形態]
<概要>
第4の実施形態は、第1の実施形態のランプ100が取付けられた照明装置である。
<構成>
図18は、第4の実施形態に係る照明装置400の外観を示す図である。
第4の実施形態に係る照明装置400は、第1の実施形態のランプ100、及び当該ランプ100に商用電源からの電力を供給する電気器具410を備えている。
電気器具410は、ランプ100の口金110が接続されるソケット411を含む。
なお、矛盾が生じない限り、第1〜4の実施形態を適宜組み合わせてもよい。
<まとめ>
以上説明したように、第1〜4の実施形態のランプや電気器具によれば、口金や発光モジュールから離れた位置に駆動回路を設置することにより、発光モジュールが発生する熱が駆動回路に伝わり難くなるので、駆動回路への熱負担が軽減し、駆動回路の耐久性の向上が期待できる。また、発光モジュールと口金との間に駆動回路がないので、発光モジュールの放熱性を高めることが構造的に容易になる。また、反射鏡により発光モジュールから発する光の一部を反射して、駆動回路により発光モジュールから発する光が遮られる方向を照らすので、ランプ直下の照度の低下を防ぐことができ、反射鏡がない場合よりも駆動回路の大きさの割に発光モジュールを小さくすることもできる。
本発明のランプは、フィラメントや放電を用いた既存のランプ、例えば、電球、コンパクト蛍光灯、反射鏡付ランプ、HIDなどと同様の外形形状、配光特性をも実現し得るものである。その結果、既存の照明器具にそのまま取付けることが可能で、既存ランプを取付けた場合と同等の器具配光を得ることができる。その上で、長寿命、高効率が実現できることから、その産業的利用価値は極めて高い。
100 ランプ
110 口金
120 ランプ筐体
130 発光モジュール
131 モジュール基板
132a〜c LED素子
133a〜c 波長変換部材
134 モジュール基板
135a〜f LED素子
136 波長変換部材
137、138、139 LED
140 駆動回路部
141 電子回路
142 回路カバー
150 反射鏡
160 支持部材
200 ランプ
210 口金
230 発光モジュール
250 反射鏡
260 支持部材
300 ランプ
322 発光モジュール設置台
330 発光モジュール
400 照明装置
410 電気器具
411 ソケット

Claims (18)

  1. 固体発光素子を光源とするランプであって、
    使用する際に外部器具に取付けられ、電力の供給を受ける口金と、
    1又は複数個の固体発光素子を含む発光モジュールと、
    前記口金から受けた電力を用いて、前記発光モジュールを点灯させる駆動回路と、
    前記口金、及び発光モジュールが取付けられたランプ筐体と、
    前記ランプ筐体上に配置され、当該ランプ筐体側の一方の開口、及び他方の開口を有し、当該一方の開口から当該他方の開口に向かって広がる形状を有する凹反射鏡とを備え、
    前記口金、前記ランプ筐体、前記発光モジュール、前記駆動回路の順に、各構成が配置されており、
    前記発光モジュールは、当該発光モジュールからの光を、前記一方の開口から前記他方の開口へ向かう方向へ出射するように前記ランプ筐体に取付けられ、
    前記駆動回路は、前記発光モジュールから発する光の一部を遮る位置に配置されることを特徴とするランプ。
  2. 前記発光モジュールの配光は、ランバーシャン配光であることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  3. 前記凹反射鏡の反射面は、回転楕円体の一部の内壁面からなり、
    前記回転楕円体における第1焦点、及び第2焦点が、前記回転楕円体の回転軸上に位置し、
    前記反射面は、前記回転楕円体を前記回転軸に対して垂直な2つの切断面において切断してできる形状の内壁面に当たる部分であり、
    前記切断面の一方が前記回転軸を横切る位置は、第1焦点と第2焦点との中点から第1焦点までの間にあり、
    前記第2焦点は、前記凹反射鏡における前記他方の開口よりも外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  4. 前記第1焦点は、前記発光モジュールの発光部分を含む面内に位置していることを特徴とする請求項3に記載のランプ。
  5. 前記発光モジュールの発光部分の中心を通る中心軸が前記回転軸と一致していることを特徴とする請求項4に記載のランプ。
  6. 前記第1焦点と前記第2焦点の焦点距離を、前記回転楕円体の短半径で除した値が、3.73以上であることを特徴とする請求項5に記載のランプ。
  7. 前記発光モジュールの発光部分が前記回転軸上を外すように配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のランプ。
  8. 前記発光モジュールは、
    複数個の固体発光素子を含み、当該固体発光素子が分散配置されていることを特徴とする請求項7に記載のランプ。
  9. 前記発光モジュールの発光部分の中心と前記第1焦点とを結んでできる線と、前記回転軸とがなす角度が、60°以上90°以下であることを特徴とする請求項7に記載のランプ。
  10. 前記駆動回路は、
    前記回転軸上に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のランプ。
  11. 前記駆動回路は、
    前記第1焦点と前記他方の開口の端部と前記第2焦点とを結ぶ線を、前記回転軸を中心に回転してできる面の内側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のランプ。
  12. 前記駆動回路は、
    前記凹反射鏡の前記一方の開口と前記他方の開口との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  13. 前記駆動回路は、
    表面が反射材で構成された回路カバーで囲まれていることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  14. 前記回路カバーは、
    前記口金側に近づくにつれて、横幅が次第に狭くなる形状であることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  15. 前記駆動回路は、
    回路部品の中で、最も背の高い部品を前記回転軸上に配置することを特徴とする請求項14に記載のランプ。
  16. 前記発光モジュールは、
    前記口金と熱的に結合されていることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  17. 前記発光モジュールは、さらに、
    角柱、角錐、又は角錐台形状の発光モジュール設置台を含み、
    前記発光モジュール設置台の底面が、前記口金側へ向けて取付けられ、
    前記発光モジュール設置台における、複数の側面のそれぞれに、前記固体発光素子が搭載されていることを特徴とする請求項7に記載のランプ。
  18. 固体発光素子を光源とするランプと、当該ランプが取付けられ、当該ランプに商用電源からの電力を供給する電気器具とからなる照明装置であって、
    前記ランプは、
    使用する際に外部器具に取付けられ、電力の供給を受ける口金と、
    1又は複数個の固体発光素子を含む発光モジュールと、
    前記口金から受けた電力を用いて、前記発光モジュールを点灯させる駆動回路と、
    前記口金、及び発光モジュールが取付けられたランプ筐体と、
    前記ランプ筐体上に配置され、当該ランプ筐体側の一方の開口、及び他方の開口を有し、当該一方の開口から当該他方の開口に向かって広がる形状を有する凹反射鏡とを備え、
    前記口金、前記ランプ筐体、前記発光モジュール、前記駆動回路の順に、各構成が配置されており、
    前記発光モジュールは、当該発光モジュールからの光を、前記一方の開口から前記他方の開口へ向かう方向へ出射するように前記ランプ筐体に取付けられ、
    前記駆動回路は、前記発光モジュールから発する光の一部を遮る位置に配置されることを特徴とし、
    前記電気器具は、
    前記口金が接続されるソケットを備えることを特徴とする、照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012033414A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Panasonic Corp 固体発光素子を光源とするランプ、及び照明装置

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