JP2012021725A - 廃蒸気回収装置 - Google Patents

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【課題】廃蒸気と冷却水の混合流体の温度を比較的高く維持することのできる廃蒸気回収装置を提供する。
【解決手段】 廃蒸気通路1に冷却水注入管5とインラインミキサー6と気液分離器3を順次に接続する。気液分離器3の液体出口9を、2段式ジェットスクラバー4の1段目の吸引口11と接続する。また、気液分離器3の気体出口8を2段式ジェットスクラバー4の2段目の吸引口10と接続する。2段式ジェットスクラバー4の出口部にメッシュ部材を取り付ける。
気液分離器3で気液が分離され、分離された復水と冷却水は液体出口9から1段目の吸引口11へ吸引されると共に、水の分離された蒸気は気体出口8から2段目の吸引口10へ吸引される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばシュリンクトンネルやスチーマーやゴムの加硫器等の各種蒸気使用装置から廃棄される廃蒸気を、熱交換して回収することにより、工場建屋の内部あるいは外部でモヤモヤと立ち込める廃蒸気を無くすことのできる廃蒸気回収装置に関する。
廃蒸気回収装置は、蒸気使用装置としてのシュリンクトンネルと、エゼクターと液体タンクと循環ポンプで構成された真空吸引手段とを、廃蒸気回収パイプで接続したもので、シュリンクトンネルからの廃蒸気を真空吸引手段で吸引することによって、モヤモヤと立ち込める廃蒸気を無くすことができるものである。
この廃蒸気回収装置においては、エゼクターのノズル部で大量の冷却水を吐出しなければならず、エゼクター内で混合された廃蒸気と冷却水の混合流体の温度が低くなってしまい、この混合流体の使用用途が限られてしまう問題があった。
特開2002−5582号公報
解決しようとする課題は、廃蒸気と冷却水の混合流体の温度を比較的高く維持することのできる廃蒸気回収装置を提供すること。
本発明は、蒸気装置から流下してくる廃蒸気を所定箇所へ排出するものにおいて、廃蒸気の流下する廃蒸気通路に、熱交換手段と気液分離器を介在して、吸引手段としての2段式ジェットスクラバーを接続して、当該2段式ジェットスクラバーの1段目の吸引口を、上記気液分離器の液体出口と接続し、2段式ジェットスクラバーの2段目の吸引口を気液分離器の気体出口と接続すると共に、2段式ジェットスクラバーの出口部に、蒸気と液体の混合を促進するための貫通した多孔からなるメッシュ部材を取り付けたものである。
本発明の廃蒸気回収装置は、熱交換手段で廃蒸気の一部を熱交換して凝縮させて復水とし、気液分離器の液体出口から2段式ジェットスクラバーの1段目の吸引口へ吸引することによって、気液分離器の気体出口から2段式ジェットスクラバーの吸引口へ吸引される廃蒸気の量が少なくなり、ジェットスクラバーで吐出する冷却水の量を大幅に減少することができ、したがって、廃蒸気と冷却水の混合流体の温度を比較的高く維持することができる。
本発明の廃蒸気回収装置の実施例を示す構成図。
本発明は、2段式のジェットスクラバーを用いるものであるが、このジェットスクラバーは従来周知のものを適宜用いることができる。
本実施例においては図1に示すように、廃蒸気通路1と、この廃蒸気通路1に接続した熱交換手段2と気液分離器3、吸引手段としての2段式ジェットスクラバー4、及び、2段式ジェットスクラバー4の出口部に取り付けたメッシュ部材16,17とで廃蒸気回収装置を構成する。
廃蒸気通路1に接続した熱交換手段2を、冷却水注入管5とインラインミキサー6で構成する。冷却水注入管5には冷却水供給管7を接続すると共に、図示はしないが、冷却水供給管7の冷却水注入管5側端部には冷却水噴射ノズルを取り付けて、廃蒸気通路1から供給される廃蒸気に冷却水を噴射して、廃蒸気の一部を凝縮させて復水にさせることができるものである。
冷却水注入管5の出口側にインラインミキサー6を接続する。このインラインミキサー6は、冷却水注入管5から供給される廃蒸気と冷却水の混合流体を螺旋状に流下させることによって、混合流体の更なる混合を促進することができるものである。
インラインミキサー6の出口側に気液分離器3を接続する。この気液分離器3は、インラインミキサー6から供給される蒸気と冷却水と復水の混合流体を、旋回流とすることによって、気体としての蒸気と、液体としての水とに気液分離することができるものである。
気液分離器3の右側側方に気体出口8を取り付けて、2段式ジェットスクラバー4の2段目の吸引口10と連通し、また、気液分離器3の下端部に液体出口9を取り付けて、2段式ジェットスクラバー4の1段目の吸引口11と連通する。
2段式ジェットスクラバー4は、1段目のジェットスクラバー12と2段目のジェットスクラバー13を直列に配置したもので、1段目のジェットスクラバー12の上部に高圧水供給管14を接続すると共に、2段目のジェットスクラバー13の下部にタンク18と排出ポンプ19を介して温水排出管15を接続する。
2段目のジェットスクラバー13の内部中心軸上で、吸引口10とほぼ同じ高さに図示しないが2段目ジェットスクラバー13用のノズルを取り付けて、このノズルの内部に螺旋状の通路を形成することで、2段目ジェットスクラバー13を流下する液体の流れが螺旋状態となり、2段目ジェットスクラバー13内での蒸気と液体の混合を促進することができる。
2段目のジェットスクラバー13の出口部に、円板状のメッシュ部材16,17を取り付ける。メッシュ部材16,17には、図示しないが多数の貫通孔を設けることで、2段式ジェットスクラバー4内を流下してくる蒸気と水の混合を促進して、廃熱回収の効率を高めることができる。
2段式ジェットスクラバー4の下方に、蒸気と水の混合流体を一旦溜め受ける円筒状のタンク18を配置する。タンク18の上部には円板状のタンク用メッシュ部材20,21を取り付ける。このタンク用メッシュ部材20,21にも多数の貫通孔を設け、中間部には冷却水を斜め下方向に噴射する冷却水スプレー22,23を取り付ける。
2段式ジェットスクラバー4から排出される蒸気と水の混合流体は、タンク18内に溜まり、一部の蒸気がタンク18を上昇するが、タンク用メッシュ部材20,21を通過する間に、冷却水スプレー22,23から噴射される冷却水によって凝縮され水となってタンク18内へ滴下する。タンク18内の水は、排出ポンプ19と温水排出管15から別途の温水使用箇所へと供給される。
廃蒸気通路1を左から右方向へ流下する廃蒸気は、冷却水注入管5で一部が凝縮されて復水となり、インラインミキサー6で更に混合を促進されて、気液分離器3で気液が分離され、分離された復水と冷却水は液体出口9から1段目の吸引口11へ吸引されると共に、水の分離された蒸気は気体出口8から2段目の吸引口10へ吸引される。
このように、気液分離器3の気体出口8から2段目の吸引口10へ吸引される廃蒸気の量が少なくなり、ジェットスクラバー4で吐出する高圧水としての冷却水の量を大幅に減少することができ、したがって、温水排出管15から排出される廃蒸気と冷却水の混合流体の温度を比較的高く維持することができる。
本発明は、各種蒸気使用装置から廃棄される廃蒸気を、熱交換して回収するものに利用することができる。
1 廃蒸気通路
2 熱交換手段
3 気液分離器
4 2段式ジェットスクラバー
5 冷却水注入管
6 インラインミキサー
8 気体出口
9 液体出口
10 2段目の吸引口
11 1段目の吸引口
14 高圧水供給管
15 温水排出管
16,17 メッシュ部材
18 タンク
19 排水ポンプ
20,21 タンク用メッシュ部材
22,23 冷却水スプレー

Claims (1)

  1. 蒸気装置から流下してくる廃蒸気を所定箇所へ排出するものにおいて、廃蒸気の流下する廃蒸気通路に、熱交換手段と気液分離器を介在して、吸引手段としての2段式ジェットスクラバーを接続して、当該2段式ジェットスクラバーの1段目の吸引口を、上記気液分離器の液体出口と接続し、2段式ジェットスクラバーの2段目の吸引口を気液分離器の気体出口と接続すると共に、2段式ジェットスクラバーの出口部に、蒸気と液体の混合を促進するための貫通した多孔からなるメッシュ部材を取り付けたことを特徴とする廃蒸気回収装置。
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