JP2012021631A - 検査穴栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査穴を塞ぐ際の組立を容易に行うこと。
【解決手段】蒸気発生器において管群を囲む外筒136の検査穴を塞ぐ検査穴栓1であって、外筒136に固定され検査穴となる開口部21を有した基盤2と、基盤2の開口部21を塞ぐ嵌合部材3と、基盤2の開口部21の内周縁に沿う嵌合部材3の周方向への回転移動を案内すると共に、回転移動の軸心Rと平行な軸方向への嵌合部材3の移動により回転移動を規制して、基盤2の開口部21の内周縁と嵌合部材3の外周縁とを相互に嵌合させる嵌合手段4と、嵌合部材3から軸方向に沿って延在された軸部31を挿通すると共に、基盤2に当接可能に設けられた保持部材5と、嵌合部材3の軸部31に螺着され、基盤2に当接した保持部材5との間で嵌合部材3を軸方向に移動した位置にて締め付けて保持する締付部材6とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、蒸気発生器において伝熱管からなる管群を囲む外筒に設けられる検査穴に対し、当該検査穴を塞ぐ検査穴栓に関する。
原子力プラントに設けられる蒸気発生器は、プラント停止中に内部の点検や検査をするため、伝熱管からなる管群を囲む外筒に検査穴が設けられている。この検査穴は、プラント運転中では、二次冷却材が検査穴を通して外筒の内外に流通することがないように検査穴栓で塞がれる。
従来、特許文献1に記載の検査穴栓(ラッパークロージャー組立体)は、管群の外筒に取り付けられるプレートと、プレートに貫通したボアを塞ぐ第1端部を有する栓と、栓の第2端部を挿通するスリーブと、栓の第2端部に装着されるナットとを備えている。プレートは、ボアの内周部に連結部を有している。連結部は、少なくとも1つの孔が形成されている。栓は、第1端部において連結部に嵌合するフランジを有している。フランジは、栓の第1端部によりボアを塞いだ場合、連結部の孔と整列する孔が形成されている。スリーブは、互いに整列したプレートの孔と栓の孔とを貫通するピンを有している。そして、ナットを栓の第2端部に装着することで、スリーブのピンが各孔から抜け止めされ、これによりプレートに対して栓が固定される。
特開平6−222189号公報
しかしながら、特許文献1に記載の検査穴栓は、スリーブに設けたピンを、整列した各孔に貫通させることで、プレートに対する栓を保持するが、ピンがスリーブにおける栓への挿通端に設けてあるため、整列した各孔にピンを差し込む際に目視が困難であり、作業性が悪いという問題がある。しかも、プレートの連結部と、栓のフランジとは、ぴったりと嵌合自在に係合するものであり、各孔を整列させる際の栓の回転の作業性も悪いという問題がある。このため、検査穴栓の組み立てを容易に行うことが難しい。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、検査穴を塞ぐ際の組立を容易に行うことのできる検査穴栓を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の検査穴栓は、蒸気発生器において管群を囲む外筒の検査穴を塞ぐ検査穴栓であって、前記外筒に固定され前記検査穴となる開口部を有した基盤と、前記基盤の開口部を塞ぐ嵌合部材と、前記基盤の開口部の内周縁に沿う前記嵌合部材の周方向への回転移動を案内すると共に、前記回転移動の軸心と平行な軸方向への前記嵌合部材の移動により前記回転移動を規制して、前記基盤の開口部の内周縁と前記嵌合部材の外周縁とを相互に嵌合させる嵌合手段と、前記嵌合部材から前記軸方向に沿って延在された軸部を挿通すると共に、前記基盤に当接可能に設けられた保持部材と、前記嵌合部材の軸部に螺着され、前記基盤に当接した前記保持部材との間で前記嵌合部材を前記軸方向に移動した位置にて締め付けて保持する締付部材と、を備えることを特徴とする。
この検査穴栓によれば、嵌合部材を基盤に対して回転移動させ、保持部材を嵌合部材の軸部に挿通させ、締付部材を軸部に螺着させて締め付けることで、嵌合部材が軸方向に移動し、嵌合手段が嵌合する。このため、基盤に対する嵌合部材の嵌合において、その回転移動に従来のようなぴったりとした嵌合は必要がなく、かつ回転の規制に従来のような穴にピンを刺す作業も必要ない。この結果、検査穴を塞ぐ際の組立を容易に行うことができる。
また、本発明の検査穴栓は、前記基盤に、前記保持部材の当接端が挿入される凹部を備えることを特徴とする。
保持部材は、締付部材の締め付けによる嵌合部材の軸方向への移動を保持する。この検査穴栓によれば、保持部材の当接端が基盤の凹部に挿入することで、嵌合部材の軸方向の移動を確実に保持することができる。この結果、検査穴を塞ぐ際の組立を容易かつ確実に行うことができる。
また、本発明の検査穴栓は、前記締付部材に、前記保持部材と嵌合する段部を備えることを特徴とする。
締付部材は、その締め付けにより、当該締付部材と基盤に当接した保持部材との間で嵌合部材を軸方向に移動させる。この検査穴栓によれば、締付部材の段部が、保持部材に嵌合することで、嵌合部材の軸方向への移動を確実に保持することができる。この結果、検査穴を塞ぐ際の組立を容易かつ確実に行うことができる。
また、本発明の検査穴栓では、前記蒸気発生器は、前記外筒の周りを覆う胴体に、当該胴体の外側から前記検査穴を臨む胴穴が形成されており、前記保持部材に対し、当該保持部材が前記基盤に当接した状態で前記胴穴内に配置され、当該胴穴の内周面との間で前記外筒側への前記締付部材の通過を規制する規制部材を備えることを特徴とする。
この検査穴栓によれば、検査穴を開放する際、締付部材を外すことになるが、この場合、規制部材により締付部材が外筒側に至る事態を規制することで、外筒と胴体との間に締付部材が落下する事態を防ぐことができる。
また、本発明の検査穴栓は、前記保持部材に対し、当該保持部材が前記基盤に当接した状態で前記規制部材を前記胴穴内の位置に位置決めする位置決部を備えることを特徴とする。
この検査穴栓によれば、保持部材が基盤に当接した状態で規制部材が胴穴内の位置に位置決めされるため、外筒と胴体との間に締付部材が落下する事態を確実に防ぐことができる。
本発明によれば、検査穴を塞ぐ際の組立を容易に行うことができる。
図1は、一般的な原子力プラントの構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る検査穴栓の断面図である。 図3は、図2に示す検査穴栓の斜視図である。 図4は、図2に示す検査穴栓の分解斜視図である。 図5は、図2に示す検査穴栓の嵌合手段を示す分解斜視図である。
以下に、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、一般的な原子力プラントを示す。原子力プラント100は、例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)がある。この原子力プラント100は、原子炉容器110、加圧器120、蒸気発生器130およびポンプ140が、一次冷却材管150により順次連結されて、一次冷却材の循環経路が構成されている。また、蒸気発生器130とタービン(図示省略)との間には、二次冷却材の循環経路が構成されている。
この原子力プラント100では、一次冷却材が原子炉容器110にて加熱されて高温・高圧となり、加圧器120にて加圧されて圧力を一定に維持されつつ、一次冷却材管150を介して蒸気発生器130に供給される。蒸気発生器130では、一次冷却材が入口側水室131に流入し、この入口側水室131からU字状で複数本の伝熱管132aに供給される。そして、伝熱管132aにて一次冷却材と二次冷却材との熱交換が行われることにより、二次冷却材が蒸発して蒸気となる。熱交換により蒸気となった二次冷却材は、タービンに供給される。タービンは、二次冷却材の蒸発により駆動される。そして、タービンの動力が発電機(図示省略)に伝達されて発電される。タービンの駆動に供された蒸気は、凝縮して水となり蒸気発生器130に供給される。一方、熱交換後の一次冷却材は、伝熱管132aを経て出口側水室133に至り、一次冷却材管150を介してポンプ140側に回収される。
蒸気発生器130は、その内部が管板134および複数の伝熱管132aからなる管群132により、一次冷却材が流入する一次側と、二次冷却水が流入する二次側とが区画されている。管板134は、二次側に配置される伝熱管132aの下端部を支持する。また、一次側の各水室131,133は、仕切板135を介して仕切られている。管板134に支持された複数の伝熱管132aは、管群132をなし、その周りを筒状の外筒136で囲まれている。外筒136は、その下端と管板134との間に隙間が設けられている。また、外筒136の周りを覆うように、蒸気発生器130の外殻をなす胴体137が設けられている。そして、蒸気発生器130に流入する二次冷却材は、胴体137と外筒136との間を下降し、外筒136の下端の隙間を通過して外筒136内を上昇し、この上昇過程において、伝熱管132a内を通過する一次冷却材と熱交換する。
このように構成された蒸気発生器130は、原子力プラント100の停止時に、内部の点検や検査をするため、外筒136に検査穴が設けられている。この検査穴は、プラント運転中では、二次冷却材が検査穴を通して外筒136の内外に流通することがないように、本実施の形態に係る検査穴栓1で塞がれる。また、蒸気発生器130の胴体137には、胴体137の外側(蒸気発生器130の外側)から検査穴を臨む胴穴137aが形成されている。この胴穴137aは、プラント運転中では、二次冷却材が漏れ出さないように蓋部138により塞がれる。
図2〜図5は、本実施の形態に係る検査穴栓を示す。検査穴栓1は、基盤2と、嵌合部材3と、嵌合手段4と、保持部材5と、締付部材6とで構成されている。
基盤2は、円形の開口部21を有して円環状に形成されている。この基盤2は、外筒136に固定され、自身の開口部21が外筒136に設けられた開口部136aに連通することで、外筒136の内外に通じる検査穴をなす。
嵌合部材3は、円盤状に形成され、嵌合手段4により基盤2の開口部21と嵌め合うものである。嵌合部材3は、嵌合手段4により、基盤2の開口部21の内周縁に沿う周方向に回転移動可能に設けられている。そして、嵌合部材3は、この回転の軸心Rに沿って外筒136の外側に延在された棒状の軸部31が設けられている。
嵌合手段4は、基盤2側と嵌合部材3側とに設けられている。嵌合手段4は、図5に示すように、基盤2側では、開口部21の内周縁において、内側に延出した嵌合片41と、嵌合片41の間に設けられた切欠42とを有している。嵌合片41は、開口部21の内周縁の周方向に等間隔で複数設けられている。また、切欠42は、嵌合片41の間で、開口部21の内周縁の周方向に嵌合片41と同数設けられている。例えば、図5に示すように、嵌合片41が2つの場合、当該嵌合片41が開口部21の内周縁で対向配置され、この嵌合片41の間で切欠42が開口部21の内周縁で対向配置される。
一方、嵌合手段4は、図5に示すように、嵌合部材3側では、その外周縁において、嵌合突起43を有している。嵌合突起43は、嵌合部材3の外周縁の周方向に等間隔で、かつ嵌合片41(および切欠42)と同数設けられている。この嵌合突起43は、嵌合部材3の外周縁の周方向の長さが、上記嵌合片41の間で切欠42に挿入されるように形成されている。さらに、嵌合突起43は、嵌合部材3の軸心Rの廻りの回転において、嵌合片41を挿通することで、当該回転移動を案内する案内溝43aが形成されている。さらに、嵌合突起43は、案内溝43aに嵌合片41を挿通した状態で、軸心Rと平行な軸方向に嵌合部材3を移動させることができるように、案内溝43aの軸方向の寸法が嵌合片41よりも大きく形成されている。また、嵌合突起43は、嵌合部材3の軸方向への移動により、嵌合片41の周方向端に係止して嵌合部材3の回転移動を規制する規制鍔部43bが形成されている。また、嵌合突起43は、案内溝43aにおいて規制鍔部43bと対向する側に規制壁43cが設けてある。この規制壁43cは、嵌合部材3の回転移動において嵌合片41が当接することで、嵌合部材3の回転を不能とし、この嵌合片41と嵌合突起43との位置関係が、規制鍔部43bに嵌合片41が係止し得る嵌合部材3の回転位置となる。
このように、嵌合手段4は、基盤2の開口部21の内周縁に沿う嵌合部材3の周方向への回転移動を、嵌合突起43の案内溝43aへの嵌合片41の挿通により案内すると共に、回転移動の軸心Rと平行な軸方向への嵌合部材3の移動により、嵌合突起43の規制鍔部43bが嵌合片41に係止することで、前記回転移動を規制し、基盤2の開口部21の内周縁と嵌合部材3の外周縁とを相互に嵌合させる。この、嵌合部材3が回転すると共に軸方向に移動して嵌合手段4が嵌合した嵌合部材3の位置を嵌合位置という。
保持部材5は、嵌合部材3の軸部31を挿通する筒状の挿通部51と、挿通部51に固定され、挿通部51に軸部31が挿通された状態で、嵌合部材3を跨ぐようにして基盤2に当接可能に設けられた脚部52とを有している。脚部52は、外筒136の内側にて嵌合部材3を覆うようにカップ型を呈し、その開口する端が、基盤2に当接する当接端52aとなる。なお、基盤2において、脚部52の当接端52aが当接する部位は、当該当接端52aが挿入される凹部22が形成されている。
また、保持部材5は、規制部材53が設けられている。この規制部材53は、挿通部51を中心として固定され、当該挿通部51の外側に延出する円板として構成されている。規制部材53は、脚部52が基盤2に当接した状態で、蒸気発生器130の胴体137に設けられた胴穴137aの内周面137bとの間に寸法Aの隙間を有する。この寸法Aの隙間は、締付部材6の通過を妨げる。なお、規制部材53は、締付部材6が通過しない大きさの複数の孔53aが形成されており、二次冷却材の流通を許容すると共に、軽量化が図られている。
また、保持部材5は、規制部材53の位置を位置決めする位置決部54が設けられている。位置決部54は、挿通部51の外周に形成された段部であり、この段部に規制部材53が嵌合することで、保持部材5が基盤2に当接した状態で、胴穴137a内の位置に規制部材53を位置決めする。
締付部材6は、嵌合部材3の軸部31の先端の雄ネジ部31aに螺着されるナットとして構成されている。この締付部材6は、保持部材5の挿通部51から突出した軸部31に螺着される。そして、締付部材6は、自身が保持部材5の挿通部51に当接することで、保持部材5を基盤2に当接させ、さらなる締め付けにより嵌合部材3を軸方向に移動させ、この位置を保持する。このように、締付部材6は、嵌合部材3の軸部31に螺着され、基盤2に当接した保持部材5との間で嵌合部材3を軸方向に移動した嵌合位置にて保持する。
また、締付部材6は、保持部材の挿通部51の端部に嵌合する段部61が設けられている。段部61は、挿通部51に嵌合することで、軸部31を軸心R上に位置決めする。
このように構成された本実施の形態の検査穴栓1は、外筒136に固定され検査穴となる開口部21を有した基盤2と、基盤2の開口部21を塞ぐ嵌合部材3と、基盤2の開口部21の内周縁に沿う嵌合部材3の周方向への回転移動を案内すると共に、回転移動の軸心Rと平行な軸方向への嵌合部材3の移動により回転移動を規制して、基盤2の開口部21の内周縁と嵌合部材3の外周縁とを相互に嵌合させる嵌合手段4と、嵌合部材3から軸方向に沿って延在された軸部31を挿通すると共に、基盤2に当接可能に設けられた保持部材5と、嵌合部材3の軸部31に螺着され、基盤2に当接した保持部材5との間で嵌合部材3を軸方向に移動した位置にて締め付けて保持する締付部材6とを備える。
この検査穴栓1によれば、嵌合部材3を基盤2に対して回転移動させ、保持部材5を嵌合部材3の軸部31に挿通させ、締付部材6を軸部31に螺着させて締め付けることで、嵌合部材3が軸方向に移動し、嵌合手段4が嵌合する。このため、基盤2に対する嵌合部材3の嵌合において、その回転移動に従来のようなぴったりとした嵌合は必要がなく、かつ回転の規制に従来のような穴にピンを刺す作業も必要ない。この結果、検査穴を塞ぐ際の組立を容易に行うことが可能になる。
また、本実施の形態の検査穴栓1は、基盤2に、保持部材5の当接端52aが挿入される凹部22を備える。
保持部材5は、締付部材6の締め付けによる嵌合部材3の軸方向への移動を保持する。この検査穴栓1によれば、保持部材5の当接端52aが基盤2の凹部22に挿入することで、嵌合部材3の軸方向の移動を確実に保持することができる。この結果、検査穴を塞ぐ際の組立を容易かつ確実に行うことが可能になる。
また、本実施の形態の検査穴栓1は、締付部材6に、保持部材5と嵌合する段部61を備える。
締付部材6は、その締め付けにより、当該締付部材6と基盤2に当接した保持部材5との間で嵌合部材3を軸方向に移動させる。この検査穴栓1によれば、締付部材6の段部61が、保持部材5に嵌合することで、嵌合部材3の軸方向への移動を確実に保持することができる。この結果、検査穴を塞ぐ際の組立を容易かつ確実に行うことが可能になる。
また、本実施の形態の検査穴栓1では、蒸気発生器130は、外筒136の周りを覆う胴体137に、当該胴体137の外側から検査穴を臨む胴穴137aが形成されており、保持部材5に対し、当該保持部材5が基盤2に当接した状態で胴穴137a内に配置され、当該胴穴137aの内周面137bとの間で外筒136側への締付部材6の通過を規制する規制部材53を備える。
この検査穴栓1によれば、検査穴を開放する際、締付部材6を外すことになるが、この場合、規制部材53により締付部材6が外筒136側に至る事態を規制することで、外筒136と胴体137との間に締付部材6が落下する事態を防ぐことが可能になる。
また、本実施の形態の検査穴栓1は、保持部材5に対し、当該保持部材5が基盤2に当接した状態で規制部材53を胴穴137a内の位置に位置決めする位置決部54を備える。
この検査穴栓1によれば、保持部材5が基盤2に当接した状態で規制部材53が胴穴137a内の位置に位置決めされるため、外筒136と胴体137との間に締付部材6が落下する事態を確実に防ぐことが可能になる。
なお、本実施の形態の検査穴栓1では、蒸気発生器130は、外筒136の周りを覆う胴体137に、当該胴体137の外側から検査穴を臨む胴穴137aが形成されていると共に、胴穴137aを塞ぐ蓋部138が設けられ、締付部材6は、嵌合部材3の軸部31から離脱する移動寸法B’が、蓋部138との間の寸法Bよりも長く形成されていることが好ましい。
この検査穴栓1によれば、万一、締付部材6の締め付けが緩んだとしても、締付部材6の軸部31に対する螺着が外れる事態を防ぐことが可能になる。
以上のように、本発明に係る検査穴栓は、検査穴を塞ぐ際の組立を容易に行うことに適している。
1 検査穴栓
2 基盤
21 開口部
22 凹部
3 嵌合部材
31 軸部
31a 雄ネジ部
4 嵌合手段
41 嵌合片
42 切欠
43 嵌合突起
43a 案内溝
43b 規制鍔部
43c 規制壁
5 保持部材
51 挿通部
52 脚部
52a 当接端
53 規制部材
53a 孔
54 位置決部
6 締付部材
61 段部
130 蒸気発生器
132 管群
132a 伝熱管
136 外筒
136a 開口部
137 胴体
137a 胴穴
137b 内周面
138 蓋部
R 軸心

Claims (5)

  1. 蒸気発生器において管群を囲む外筒の検査穴を塞ぐ検査穴栓であって、
    前記外筒に固定され前記検査穴となる開口部を有した基盤と、
    前記基盤の開口部を塞ぐ嵌合部材と、
    前記基盤の開口部の内周縁に沿う前記嵌合部材の周方向への回転移動を案内すると共に、前記回転移動の軸心と平行な軸方向への前記嵌合部材の移動により前記回転移動を規制して、前記基盤の開口部の内周縁と前記嵌合部材の外周縁とを相互に嵌合させる嵌合手段と、
    前記嵌合部材から前記軸方向に沿って延在された軸部を挿通すると共に、前記基盤に当接可能に設けられた保持部材と、
    前記嵌合部材の軸部に螺着され、前記基盤に当接した前記保持部材との間で前記嵌合部材を前記軸方向に移動した位置にて締め付けて保持する締付部材と、
    を備えることを特徴とする検査穴栓。
  2. 前記基盤に、前記保持部材の当接端が挿入される凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載の検査穴栓。
  3. 前記締付部材に、前記保持部材と嵌合する段部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の検査穴栓。
  4. 前記蒸気発生器は、前記外筒の周りを覆う胴体に、当該胴体の外側から前記検査穴を臨む胴穴が形成されており、
    前記保持部材に対し、当該保持部材が前記基盤に当接した状態で前記胴穴内に配置され、当該胴穴の内周面との間で前記外筒側への前記締付部材の通過を規制する規制部材を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の検査穴栓。
  5. 前記保持部材に対し、当該保持部材が前記基盤に当接した状態で前記規制部材を前記胴穴内の位置に位置決めする位置決部を備えることを特徴とする請求項4に記載の検査穴栓。
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