JP2012018110A - 光学式測距センサ、および、それを搭載した電子機器 - Google Patents

光学式測距センサ、および、それを搭載した電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】高耐熱性を有してリフローまたはフロー半田による実装を可能にする。
【解決手段】発光素子12と受光素子13および信号処理部14との夫々を透光性樹脂で封止して成る第1,第2樹脂形成体16,17を、高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂で一体成形して第3樹脂形成体18を形成し、この第3樹脂形成体18上に、金属部25に熱硬化性樹脂で発光レンズ23および受光レンズ24が成形されたレンズ板21を載置する。そして、高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂で一体成形して第4樹脂形成体26を形成し、レンズ板21を第4樹脂形成体26によって第3樹脂形成体18に固定する。このように、第1,第2樹脂形成体16,17を、高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂でモールドすると共に、発光レンズ23および受光レンズ24を熱硬化性樹脂で成形することにより、光学式測距センサの実装時における耐熱性を高め、リフローまたはフロー半田による実装を可能にする。
【選択図】図2

Description

この発明は、物体までの距離を光学的に検出する光学式測距センサ、および、それを搭載した電子機器に関する。
従来、物体までの距離を光学的に検出する光学式測距センサとして、図8に示すようなものがある。但し、図8(a)は平面図であり、図8(b)は図8(a)のA‐A'矢視断面図である。この従来の光学式測距センサは、リードフレーム1に、発光素子2と位置検出受光素子3とIC(集積回路)4とを搭載し、発光素子2側および位置検出受光素子3側を夫々個別に透光性樹脂で樹脂封止して透光性樹脂体5,5を形成し、この透光性樹脂体5,5における光通過用の窓部5a,5bを除き遮光性樹脂で一体成形して遮光性樹脂体6を形成することによって得られる。ここで、IC4は、所定のタイミングで発光素子2を駆動すると共に、位置検出受光素子3から出力される信号の処理を行う。
そして、上述のように構成された光学式測距センサのデバイスに、特開平10‐232128号公報(特許文献1)に開示されているような、発光側および受光側に熱可塑性樹脂(例えば、アクリルあるいはポリカーボネート等)で成形されたレンズ7,7を有すると共に、特開平5‐312948号公報(特許文献2)に開示されているような、熱可塑性樹脂(例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン)等)で構成されたケース8を設けている。
上述のような構成を有する光学式測距センサは、レンズ7,7およびケース8は何れの場合も熱可塑性樹脂ではあるものの、樹脂材料は異なるので、2色成形という射出成形によって一体成形されることが多い。また、ケース8をABS等にカーボンを加えた導電性樹脂で成形すると共に、このカーボン入りの導電性樹脂で成形されたケース8をリードフレーム1に設けられたGND(グランド)部であるリードフレームGND部(図示せず)にネジで接続したり、ケース8の底部に設けられた突起8aを上記リードフレームGND部に設けられた穴に圧入したりすることによって、測距センサが外部からの電磁ノイズの影響を受けないような構造を有している。
しかしながら、上記従来の光学式測距センサには、以下のような問題がある。
すなわち、図8に示す光学式測距センサにおいては、レンズ7,7およびケース8に熱可塑性樹脂(レンズ7:アクリルまたはポリカーボネート等、ケース8:ABS等)を使用しているためセンサ実装時の耐熱性が低く、例えば半田ディップ時のプリヒート(120℃で1分程度)やリフロー(250℃程度)による実装を行うことができないという問題がある。
また、図8に示す光学式測距センサは、発光素子2と位置検出受光素子3とIC4とが透光性樹脂および遮光性樹脂で一体成形された光学式測距センサのデバイスに、別に成形されたケース8を嵌め合わせた構造であるため、ケース8の厚みが0.8mm程度必要であり、光学式測距センサの大きさが大きくなるという問題がある。
さらに、上記デバイスにケース8を嵌め合わせた構造であるため、上記デバイスとケース8との位置関係が確実に固定されたものではない。したがって、生産工程において、製品をテストした後に上記デバイス(つまり、発光素子2および位置検出受光素子3)とケース8(つまり、レンズ7,7)との間に相対的なズレが生じ、製品の特性がばらついてしまうという問題もある。
さらに、コスト面では、別に成形したケース8を上記デバイスに嵌め合わせるという手作業の工程が必要となるため、高いコストが免れないという問題もある。
特開平10‐232128号公報 特開平5‐312948号公報
そこで、この発明の課題は、高耐熱性を有してリフローあるいはフロー半田による実装を可能にすると共に、受発光素子と受発光レンズとに相対的な位置ズレが生ずることがない光学式測距センサ、および、それを搭載した電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の光学式測距センサは、
リードフレームと、
上記リードフレームに搭載された発光素子と、
上記リードフレームに搭載されると共に、測距対象物で反射された上記発光素子からの光が入射されて、上記入射された光のスポット位置を検出する受光素子と、
上記リードフレームに搭載されると共に、上記受光素子から出力された信号を処理する信号処理部と、
上記発光素子,上記受光素子および上記信号処理部の夫々を封止する透光性樹脂体と、
遮光性を有すると共に、上記透光性樹脂体の全てを一体に封止する熱変形温度が200℃以上の第1熱可塑性樹脂体と、
金属で形成されると共に、透光性を有する熱硬化性樹脂で形成された発光レンズおよび受光レンズが設けられて、上記第1熱可塑性樹脂体上に載置されたレンズ板と、
遮光性を有すると共に、上記第1熱可塑性樹脂体および上記レンズ板を一体に封止する熱変形温度が200℃以上の第2熱可塑性樹脂体と
を備え、
上記第1熱可塑性樹脂体は、上記発光素子から出射された光の通路となる領域に設けられた発光側開口部と、上記受光素子に入射される光の通路となる領域に設けられた受光側開口部とを有しており、
上記レンズ板は、上記発光レンズおよび上記受光レンズを上記第1熱可塑性樹脂体の上記発光側開口部および上記受光側開口部に位置させており、
上記第2熱可塑性樹脂体は、上記発光レンズを通過した光および上記受光レンズに入射される光の通路となる領域に開口部を有すると共に、上記レンズ板における金属の領域に接触している
ことを特徴としている。
上記構成によれば、発光素子,受光素子および信号処理部の夫々を封止する透光性樹脂体の全てが、熱変形温度が200℃以上の遮光性を有する第1熱可塑性樹脂体で一体に封止されている。さらに、熱硬化性樹脂で形成された発光レンズおよび受光レンズが設けられた金属のレンズ板が上記第1熱可塑性樹脂体上に載置され、上記第1熱可塑性樹脂体および上記レンズ板が、熱変形温度が200℃以上の遮光性を有する第2熱可塑性樹脂体で一体に封止されている。
このように、上記透光性樹脂体を封止する樹脂と上記発光レンズおよび上記受光レンズを構成する樹脂として、高耐熱の樹脂が用いられている。したがって、光学式測距センサの実装時における耐熱性を高めることができ、リフローあるいはフロー半田による実装が可能になる。
さらに、上記発光レンズおよび上記受光レンズが設けられている上記レンズ板を、上記発光素子および上記受光素子が封止されている上記第1熱可塑性樹脂体に対して、上記第2熱可塑性樹脂体によって封止して固定している。したがって、生産工程において、製品をテストした後に、上記第1熱可塑性樹脂体(つまり、上記発光素子および上記受光素子)と上記レンズ板(つまり、上記発光レンズおよび上記受光レンズ)との間に相対的なズレが生ずることがなく、製品の特性がばらつくことを防止できる。
さらに、上記レンズ板を上記第1熱可塑性樹脂体に対して上記第2熱可塑性樹脂体によって封止するので、手作業によって上記第2熱可塑性樹脂体を上記第1熱可塑性樹脂体に対して嵌め合わせる必要が無く、製造コストの低減を図ることができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記レンズ板における上記発光レンズおよび上記受光レンズは、透光性エポキシ樹脂で形成されている。
この実施の形態によれば、上記レンズ板に対して、透光性エポキシ樹脂を用いた成形によって、高耐熱性および透光性を有する上記発光レンズおよび上記受光レンズを容易に形成することができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記第2熱可塑性樹脂体は、10重量%以上且つ40重量%以下のカーボンを含有している。
この実施の形態によれば、上記第2熱可塑性樹脂体は、10重量%以上のカーボンを含有しているので、導電性を有している。さらに、上記カーボンを含有量は40重量%以下であるので熱可塑性を有しており、成形によって上記第1熱可塑性樹脂体および上記レンズ板を容易に封止することができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記第2熱可塑性樹脂体は、上記リードフレームの接地端子にパッケージ内で接触している。
この実施の形態によれば、導電性を有している上記第2熱可塑性樹脂体が、上記リードフレームの接地端子に接触されている。したがって、上記レンズ板および上記第2熱可塑性樹脂体によって電波ノイズをシールドすることができ、高性能な光学式測距センサを提供することが可能になる。その際に、上記接触はパッケージ内で行われている。したがって、電波ノイズをシールドするために光学式測距センサが大型化するのを防止でき、光学式測距センサの小型化を図ることができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記リードフレームにおける当該光学式測距センサの外部への接続端子部は、上記第1熱可塑性樹脂体にのみ接触している。
この実施の形態によれば、上記リードフレームにおける外部への接続端子部は、上記第1熱可塑性樹脂体にのみ接触しており、導電性を有する上記第2熱可塑性樹脂体には接触していない。したがって、誤動作を防止して、高性能な光学式測距センサを提供することができる。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記第1熱可塑性樹脂体の底面の一部と、上記第2熱可塑性樹脂体の底面の一部とは、同一平面を形成しており、
上記同一平面は、当該光学式測距センサの底面を構成している。
この実施の形態によれば、光学式測距センサの底面が、上記透光性樹脂体の全てを一体に封止する上記第1熱可塑性樹脂体の底面の一部と、上記第1熱可塑性樹脂体および上記レンズ板を一体に封止する上記第2熱可塑性樹脂体の底面の一部とで、形成された同一平面で構成されている。したがって、当該光学式測距センサの高さを、当該光学式測距センサの底面を上記第2熱可塑性樹脂体の底面のみで構成する場合よりも、つまり当該光学式測距センサの底部が上記第1熱可塑性樹脂体と上記第2熱可塑性樹脂体との2層構造になっている場合よりも上記第2熱可塑性樹脂体の高さ分だけ低くすることができる。すなわち、光学式測距センサが大型化するのを防止でき、光学式測距センサの小型化を図ることができるのである。
また、1実施の形態の光学式測距センサでは、
上記レンズ板における上記金属の部分の材質と上記リードフレームの材質とは、共に鉄とニッケルとの合金である。
この実施の形態によれば、上記レンズ板における上記金属の部分と上記リードフレームとを、共に同じ材質で構成している。したがって、環境温度が変化した場合であっても、上記レンズ板に固定されている上記発光レンズと上記受光レンズとの間隔の膨張寸法あるいは収縮寸法と、上記リードフレームに固定されている上記発光素子と上記受光素子との間隔の膨張寸法あるいは収縮寸法とを、略同じにすることができる。その結果、環境温度が変化しても、本光学式測距センサから同一の測距対象物までの距離が変化することが無く、測距精度のよい光学式測距センサを実現することができる。
さらに、上記レンズ板における上記金属の部分と上記リードフレームとを、メッキ無しでも耐食性がよく、尚且つメッキ性もよい金属である鉄とニッケルとの合金で構成している。したがって、上記リードフレームに対しては内部結線や半田接続を行うためにメッキを行うことができる。さらに、メッキを行う必要がない上記レンズ板における上記金属の部分に対しては、メッキ無しでも耐食性を付与することができる。
また、この発明の電子機器は、この発明の光学式測距センサを搭載したことを特徴としている。
上記構成によれば、実装が容易で且つ小型で高性能な光学式測距センサを、電子機器に搭載している。したがって、例えばパーソナルコンピュータに搭載すれば、パーソナルコンピュータの前に人が居るか居ないかを正確に検知して、人が居なくなるとパーソナルコンピュータをスリープモードにすることによって、省エネルギー化を効率よく安価に行うことが可能になる。
また、例えばカメラ付き携帯電話に搭載すれば、被写体までの距離を正確に計測して、上記カメラのフォーカスを自動で高速に且つ正確に合わせる(オートフォーカス)機能を、小型に且つ安価に実現することが可能になる。
以上より明らかなように、この発明の光学式測距センサは、発光素子および受光素子を封止している透光性樹脂体を封止する樹脂と、発光レンズおよび受光レンズを構成する樹脂として、高耐熱の樹脂を用いているので、当該光学式測距センサの実装時における耐熱性を高めることができる。したがって、リフローあるいはフロー半田による実装を行うことができる。
さらに、上記発光レンズおよび上記受光レンズが設けられているレンズ板を、上記発光素子および上記受光素子が封止されている第1熱可塑性樹脂体に対して、第2熱可塑性樹脂体によって封止して固定しているので、生産工程において、製品をテストした後に、上記第1熱可塑性樹脂体(つまり、上記発光素子および上記受光素子)と上記レンズ板(つまり、上記発光レンズおよび上記受光レンズ)との間に相対的なズレが生ずることを防止できる。したがって、製品の特性がばらつくのを防止できる。
さらに、上記レンズ板を上記第1熱可塑性樹脂体に対して上記第2熱可塑性樹脂体によって封止するので、手作業によって上記第2熱可塑性樹脂体を上記第1熱可塑性樹脂体に対して嵌め合わせる必要が無く、製造コストの低減を図ることができる。
また、この発明の電子機器は、小型で高性能で実装が容易なこの発明の光学式測距センサを搭載したので、例えばパーソナルコンピュータに搭載すれば、パーソナルコンピュータの前に人が居るか居ないかを正確に検知して、人が居なくなるとパーソナルコンピュータをスリープモードにすることによって、省エネルギー化を効率よく安価に行うことが可能になる。
あるいは、カメラ付き携帯電話に搭載すれば、被写体までの距離を計測して、上記カメラのフォーカスを自動で高速に且つ正確に合わせる(オートフォーカス)機能を、安価に実現することが可能になる。
この発明の光学式測距センサにおける概略構成を示す図である。 図1に示す光学式測距センサにおける断面図である。 受光素子としてのCMOSイメージセンサと信号処理部とが1チップで構成された光学式測距センサにおける断面図である。 図2におけるレンズ板の形成方法の説明図である。 レンズ板の測距デバイスへの取り付け方法の説明図である。 測距デバイスにおけるパッケージ底面の形状を示す図である。 レンズ板の金属部における発光レンズおよび受光レンズの周囲が露出している状態を示す図である。 従来の光学式測距センサにおける概略構成を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態の光学式測距センサにおける概略構成を示す。但し、図1(a)は平面図であり、図1(b)は正面図であり、図1(c)は側面図であり、図1(d)は裏面図である。
本光学式測距センサは、後に詳述するように、両側面から複数の接続端子20が突出している第3樹脂形成体18の上面と4つの側面とを、第4樹脂形成体26で覆って構成されている。また、第3樹脂形成体18の上面であって、第4樹脂形成体26に穿たれた穴の位置には、第3樹脂形成体18および第4樹脂形成体26とは別体に構成された発光レンズ23と受光レンズ24とが設置されている。
図2は、図1に示す光学式測距センサにおける断面図である。但し、図2(a)は図1(a)におけるB‐B'矢視断面図である。また、図2(b)は図1(a)におけるC‐C'矢視断面図である。
本光学式測距センサにおいては、リードフレーム11上に、発光素子12と、この発光素子12から出射されて測距対象物で反射された光のスポット位置を検出できる受光素子13と、受光素子13から出力される信号を処理する信号処理部14を搭載する。その場合、発光素子12としては、赤外発光ダイオードや赤外面発光レーザ等が用いられる。また、受光素子13としては、位置検出素子(PSD:Position Sensitive Detector)やCMOS(相補型金属酸化膜半導体:Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等が用いられる。
尚、上記受光素子13がCMOSイメージセンサである場合には、このCMOSイメージセンサから出力される信号を処理する信号処理部は、図3に示すように、上記CMOSイメージセンサ(受光素子)と共に一つのチップ15内に含まれ、1チップで構成される場合もある。また、その場合には、上記CMOSイメージセンサ(受光素子)と同一チップ15内に、発光素子12を所定のタイミングで駆動させる回路やメモリー部等を内蔵する場合もある。
そして、図2に示すように、上記発光素子12と受光素子13および信号処理部14との夫々を透光性樹脂で封止(1次モールド)して第1,第2樹脂形成体16,17を形成し、さらに両樹脂形成体16,17をその光の窓部16a,17aを除いて高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂で一体成形(2次モールド)して第3樹脂形成体18を形成し、測距デバイス19を得る。
尚、上記高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂としては、例えば、ガラス繊維が40wt%程度含有されたポリフェニレンサルファイド(PPS)が用いられる。ここで、上記「高耐熱」とは、熱変形温度が200℃以上であることを指す。また、第3樹脂形成体18における両樹脂形成体16,17の窓部16a,17aに対向する箇所には、発光素子12から出射された光の通路となる領域に設けられた発光側開口部18aと受光素子13に入射される光の通路となる領域に設けられた受光側開口部18bとが形成されている。
上記第3樹脂形成体18からは、外部への接続端子20の他に、リードフレーム11のGND端子に繋がっている1つの端子11aが突出している。こうして形成された測距デバイス19に対して、測距デバイス19とは別体に形成されたレンズを有するレンズ板21が一体成形されて本光学式測距センサが形成される。
以下、図4に従って、上記レンズ板21について説明する。レンズ板21は、発光レンズおよび受光レンズが位置する部分に穴22a,22bが穿たれた金属フレーム22を形成し、この金属フレーム22を金型(図示せず)内に挿入する。そして、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を穴22a,22bの箇所に注入して、発光レンズ23および受光レンズ24が成形され、多連となったレンズ板21から個々のレンズ板21が切り出される。その場合、金属フレーム22の材質としては、例えば42%のNiと58%のFeとを主成分とする合金である42ALLOYが相応しい。
こうして得られた上記レンズ板21を、図5に示すように、リードフレーム11上に多連に形成されている測距デバイス19の第3樹脂形成体18上に載置し、3次モールド金型(図示せず)内に挿入する。そして、例えばカーボンが10wt%〜40wt%程度含有されたポリブチレンテレフタレート(PBT)等で成る高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂であって尚且つ導電性を有する樹脂で一体成形(3次モールド)して第4樹脂形成体26を形成し、図1および図2に示すような本光学式測距センサが得られる。
ここで、上記「高耐熱」とは、熱変形温度が200℃以上であることを指す。また、上記PBTは、カーボンを10wt%以上含有しているので、導電性を呈することができる。さらに、上記カーボンの含有量は40wt%以下であるので熱可塑性を有しており、成形によってレンズ板21および第3樹脂形成体18を容易に封止することができる。また、第4樹脂形成体26には、発光レンズ23を通過した光および受光レンズ24に入射される光の通路となる領域に開口部26a,26bが形成されている。
以上のごとく、上記発光素子12および受光素子13を封止している第3樹脂形成体18と、発光レンズ23および受光レンズ24が成形されているレンズ板21とを、遮光性熱可塑性樹脂で一体成形して第4樹脂形成体26を形成して固定している。したがって、生産工程におけるテスト後に、第3樹脂形成体18(つまり発光素子12および受光素子13)とレンズ板21(つまり発光レンズ23および受光レンズ24)との間に相対的なズレが生ずることがなく、製品特性のばらつきを小さくすることができる。
その際に、上記第3樹脂形成体18および第4樹脂形成体26を高耐熱の樹脂で構成する一方、発光レンズ23および受光レンズ24を熱硬化性樹脂で形成している。したがって、光学式測距センサの実装時における耐熱性を高めることができ、リフローあるいはフロー半田による実装が可能になる。
また、上記レンズ板21における金属部25と導電性を有する第4樹脂形成体26とが電気的に接触する構造になっている。さらに、第4樹脂形成体26の一部に、リードフレーム11のGND端子に繋がっている1つの端子11aの先端が挿通されている。したがって、レンズ板21と第4樹脂形成体26とが内部の測距デバイス19に対し電波ノイズをシールドする効果を得ることができ、本光学式測距センサの耐電波ノイズ性を向上させることができるのである。
ここで、上記第4樹脂形成体26は導電性を有しているので、本光学式測距センサの誤動作を防止するために、第4樹脂形成体26が端子11a以外の導電生体に接触するのを避けなければならない。そのため、リードフレーム11から本光学式測距センサの外部への接続端子部20は、図2(b)に示すように、第3樹脂形成体18にのみ接触するようにしている。
また、本実施の形態においては、樹脂モールドを3回行ってもパッケージサイズを最小化させるために、本光学式測距センサのパッケージ底面においては、第3樹脂形成体18の底面と第4樹脂形成体26の底面とが単一の平面を構成するように、第4樹脂形成体26は測距デバイス19の底面の一部だけを覆っている。つまり、図6(特に図6(b))に示すように、測距デバイス19の底面を構成する第3樹脂形成体18の底面における両端部の中央を、第3樹脂形成体18の底面における他の面よりも矩形状に一段落とし込んている。この落とし込み部18a,18bにおける上記他の面からの深さは、第1,第2樹脂形成体16,17の底面が露出するまでの深さである。したがって、測距デバイス19の裏面側からは、落とし込み部18a,18bにおいて、上記第1,第2樹脂形成体16,17の底面16b,17bが見えるようになっている。
こうすることによって、次に、上記3次モールドが行われる際に、測距デバイス19の裏面側においては、導電性を有する遮光性熱可塑性樹脂を落とし込み部18a,18bのみに充填することが可能になる。その結果、図2(a)に示すように、本光学式測距センサのパッケージ底面には、第4樹脂形成体26と第3樹脂形成体18とによって単一の平面が形成されることになる。
このように、上記第4樹脂形成体26は、測距デバイス19の表側では、レンズ板21を第3樹脂形成体18に固定するために、第3樹脂形成体18とレンズ板21とを覆うように成形されている。それに対して、測距デバイス19の裏側では、第3樹脂形成体18のごく一部を覆っているにすぎない。しかしながら、図1から分かるように、第4樹脂形成体26は、第3樹脂形成体18の上面と4つの側面とを覆ってモールドしているので、第4樹脂形成体26における強度上の問題はない。
次に、上記レンズ板21の材質について述べる。上述したように、レンズ板21における金属部25の材質を42ALLOYとしている。この42ALLOYは、発光素子12,受光素子13および信号処理部14が搭載されているリードフレーム11の材質と同一である。このように、レンズ板21における金属部25の材質とリードフレーム11の材質とを同一とする理由は、次の理由による。
すなわち、上記光学式測距センサを使用している際に周囲温度が変化すると、その温度変化によって光学式測距センサのパッケージが膨張したり収縮したりする。その場合に、レンズ板21における金属部25の材質とリードフレーム11の材質とを同一にしておけば、レンズ板21の金属部25に固定されている発光レンズ23と受光レンズ24との間隔の膨張寸法あるいは収縮寸法と、リードフレーム11に固定されている発光素子12と受光素子13との間隔の膨張寸法あるいは収縮寸法とを、略同じにすることができるからである。
したがって、本光学式測距センサから測距対象物までの距離が同一である場合に、環境温度が変化しても、上記測距対象物からの反射光が受光レンズ24で集光されて受光素子13を照射する際に形成される受光素子13上のスポットの位置が、殆ど変化することがなく、測距精度のよい光学式測距センサを実現することができるのである。
ここで、本実施の形態において上記レンズ板21の金属部25およびリードフレーム11として使用する42ALLOYは、メッキ無しでも耐食性がよく、メッキ性もよい。そして、リードフレーム11は、発光素子12および受光素子13に対して金線を用いて内部結線を行うために、あるいは、発光素子12および受光素子13と外部との半田接続を行うために、メッキ(銀メッキあるいはパラジウムメッキ等)を行う必要がある。一方、レンズ板21の金属部25は、図7に示すように、構造上、金属部25における発光レンズ23の周囲25aと受光レンズ24の周囲25bとが外気に露出するので耐食性が必要となる。しかしながら、リードフレーム11のように半田付けは行わないのでメッキは不要である。以上のことから、レンズ板21の金属部25およびリードフレーム11の材料として、メッキ無しでも耐食性がよく、尚且つメッキ性もよい42ALLOYが適しているのである。
尚、本実施の形態においては、上記レンズ板21の金属部25の材料として、42ALLOYを用いているが、必ずしも42ALLOYを用いる必要はなく、NiとFeとの比率が42%と58%とは異なる他のNi‐Fe合金の如く、メッキ無しでも耐食性がよく、尚且つメッキ性もよい金属であれば差し支えない。
以上のごとく、本実施の形態の光学式測距センサにおいては、上記発光素子12と受光素子13および信号処理部14との夫々を透光性樹脂で封止して成る第1,第2樹脂形成体16,17を、高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂で一体成形して第3樹脂形成体18を形成し、この第3樹脂形成体18上に、熱硬化性樹脂で発光レンズ23および受光レンズ24が成形された金属製のレンズ板21を載置する。そして、高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂であって尚且つ導電性を有する樹脂で一体成形して第4樹脂形成体26を形成し、レンズ板21を第4樹脂形成体26によって第3樹脂形成体18に固定するようにしている。
このように、上記第1,第2樹脂形成体16,17を、高耐熱の遮光性熱可塑性樹脂でモールドすると共に、上記発光レンズ23および受光レンズ24を熱硬化性樹脂で成形している。したがって、光学式測距センサの実装時における耐熱性を高めることができ、リフローあるいはフロー半田による実装が可能になる。
その際に、上記2次モールドを行う遮光性熱可塑性樹脂および上記3次モールドを行う遮光性熱可塑性樹脂における熱変形温度が200℃以上であれば、高耐熱性を有するために望ましい。
さらに、上記レンズ板21を第3樹脂形成体18に対して第4樹脂形成体26によって固定すると共に、レンズ板21における金属部25の材質をリードフレーム11の材質とを同一にしている。したがって、生産工程におけるテスト後にも、環境に温度変化が生じても、発光素子12と発光レンズ23との位置関係、および、受光素子13と受光レンズ24との位置関係が変わることが無く、上記生産工程や膨張収縮による特性変動を小さくすることができる。
さらに、上記レンズ板21を第3樹脂形成体18に対して固定する第4樹脂形成体26は、導電性を有すると共に、リードフレーム11のGND端子に繋がっている1つの端子11aとレンズ板21の金属部25とに電気的に接触している。したがって、レンズ板21と第4樹脂形成体26とによって電波ノイズをシールドすることができ、本光学式測距センサの耐電波ノイズ性を向上させることができる。その際に、端子11aとレンズ板21の金属部25との上記接触は、本光学式測距センサのパッケージ内で行われる。したがって、電波ノイズをシールドするために光学式測距センサが大型化するのを防止でき、光学式測距センサの小型化を図ることができる。
・第2実施の形態
本実施の形態は、上記第1実施の形態によって形成された光学式測距センサを搭載した電子機器に関する。
以上のごとく、上記第1実施の形態によれば、小型で、高性能で、実装が容易な光学式測距センサを実現できる。したがって、こうして得られた光学式測距センサは、パーソナルコンピュータに搭載することが容易である。そして、パーソナルコンピュータに搭載された上記光学式測距センサによって、パーソナルコンピュータの前に人が居るか居ないかを正確に検知することを可能にする。その場合には、人が居なくなるとパーソナルコンピュータをスリープモードにすることにより、省エネルギー化を効率よく安価にできるのである。
さらに、こうして得られた光学式測距センサは、カメラ付き携帯電話に搭載することが容易である。そして、カメラ付き携帯電話に搭載された上記光学式測距センサによって、被写体までの距離を計測することが可能になる。その場合には、上記カメラのフォーカスを自動で高速に且つ正確に合わせる(オートフォーカス)機能を、安価に実現することができるのである。
また、上記光学式測距センサは、パーソナルコンピュータおよびカメラ付き携帯電話に限らず、光学式測距結果を必要とする他の電子機器に搭載しても差し支えない。
11…リードフレーム、
11a…GND端子に繋がる端子、
12…発光素子、
13…受光素子、
14…信号処理部、
15…チップ、
16…第1樹脂形成体、
17…第2樹脂形成体、
16a…第1樹脂形成体の窓部、
17a…第2樹脂形成体の窓部、
18…第3樹脂形成体、
19…測距デバイス、
20…接続端子、
21…レンズ板、
22…金属フレーム、
23…発光レンズ、
24…受光レンズ、
25…レンズ板の金属部、
26…第4樹脂形成体。

Claims (8)

  1. リードフレームと、
    上記リードフレームに搭載された発光素子と、
    上記リードフレームに搭載されると共に、測距対象物で反射された上記発光素子からの光が入射されて、上記入射された光のスポット位置を検出する受光素子と、
    上記リードフレームに搭載されると共に、上記受光素子から出力された信号を処理する信号処理部と、
    上記発光素子,上記受光素子および上記信号処理部の夫々を封止する透光性樹脂体と、
    遮光性を有すると共に、上記透光性樹脂体の全てを一体に封止する熱変形温度が200℃以上の第1熱可塑性樹脂体と、
    金属で形成されると共に、透光性を有する熱硬化性樹脂で形成された発光レンズおよび受光レンズが設けられて、上記第1熱可塑性樹脂体上に載置されたレンズ板と、
    遮光性を有すると共に、上記第1熱可塑性樹脂体および上記レンズ板を一体に封止する熱変形温度が200℃以上の第2熱可塑性樹脂体と
    を備え、
    上記第1熱可塑性樹脂体は、上記発光素子から出射された光の通路となる領域に設けられた発光側開口部と、上記受光素子に入射される光の通路となる領域に設けられた受光側開口部とを有しており、
    上記レンズ板は、上記発光レンズおよび上記受光レンズを上記第1熱可塑性樹脂体の上記発光側開口部および上記受光側開口部に位置させており、
    上記第2熱可塑性樹脂体は、上記発光レンズを通過した光および上記受光レンズに入射される光の通路となる領域に開口部を有すると共に、上記レンズ板における金属の領域に接触している
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  2. 請求項1に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記レンズ板における上記発光レンズおよび上記受光レンズは、透光性エポキシ樹脂で形成されている
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  3. 請求項1あるいは請求項2に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記第2熱可塑性樹脂体は、10重量%以上且つ40重量%以下のカーボンを含有している
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  4. 請求項3に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記第2熱可塑性樹脂体は、上記リードフレームの接地端子にパッケージ内で接触している
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  5. 請求項3あるいは請求項4に記載の光学式測距センサにおいて、
    上記リードフレームにおける当該光学式測距センサの外部への接続端子部は、上記第1熱可塑性樹脂体にのみ接触している
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  6. 請求項1から請求項5までの何れか一つに記載の光学式測距センサにおいて、
    上記第1熱可塑性樹脂体の底面の一部と、上記第2熱可塑性樹脂体の底面の一部とは、同一平面を形成しており、
    上記同一平面は、当該光学式測距センサの底面を構成している
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか一つに記載の光学式測距センサにおいて、
    上記レンズ板における上記金属の部分の材質と上記リードフレームの材質とは、共に鉄とニッケルとの合金である
    ことを特徴とする光学式測距センサ。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか一つに記載された光学式測距センサを搭載したことを特徴とする電子機器。
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