JP2012017118A - 液体包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】積層フィルムを幅方向に折り返して、内側となるシーラント層の側縁どうしを縦方向にヒートシールすると共に、上側と下側をそれぞれ横方向にヒートシールしてなる包装袋であって、上側および下側の横シール部の、縦ヒートシールが施されていない側の折返し辺側縁部にそれぞれ、被包装物収納スペースに連通する、幅、長さおよび形状の少なくともいずれか1つが異なる狭幅の注出通路を設け、それらの注出通路の各内側縁部に向かって、上側横シール部の上端辺および下側横シール部の下端辺からそれぞれ、弧状または直線状の引裂き誘導疵を、上側および下側の横シール部分だけに形成し、上記引裂き誘導疵に沿う引裂きによって形成される液体注出口のそれぞれの吐出口断面積が異なる大きさとなるようにしたこと。
【選択図】図2
Description
なお、一般に、Iノッチ22は、縦シール部分21に設けられるため、注出通路24も縦シール部分21側に形成される。
(1)異なる液体注出口を具える上側注出通路および下側注出通路は、そのいずれか一方の吐出口断面積が大きく、他方が小さい組み合わせであること、
(2)前記上側および下側の横シール部分に形成される引裂き誘導疵はいずれも、始端と上側横シール部上端辺または下側横シール部下端辺とのクリアランスが0.3〜1.0mmの範囲であるとともに、終端と上側注出通路または下側注出通路の各側端辺部とのクリアランスが0.3〜5.0mmの範囲であること、
(3)前記注出通路が設けられる、ヒートシールが施されていない側縁部は、三方シール袋、中央合掌シール袋または背貼りシール袋の折返し幅方向側端部であること、
(4)前記弧状に延びる引裂き誘導疵に沿う引裂きによって開口される注出通路の液体注出口が、包装袋の上側の横シール部上端辺または下側の横シール部下端辺と平行または、包装袋の折返し辺側縁部に向って上向き、または下向きに湾曲するように形成されていること、
(5)前記注出通路は、上側横シール部上端辺または下側横シール部下端辺に向かって次第に先細る円錐状であること、
(6)前記液体注出口の、ほぼ幅方向での寸法が0.3〜50mmであること、
が、より好ましい実施形態となる。
図2は、本発明の液体包装袋の一実施形態を示すものであり、図中斜線を施した部分は、ヒートシール部分を示す。この液体包装袋5は、少なくともベースフィルム層とシーラント層とからなる積層フィルムを、たとえば、3方シールの場合であれば、積層フィルムのシーラント層が相互に対向するように幅方向で二つ折りした後、折返し辺側の端部である基端辺を除く各辺部分を三方シールして形成したものであり、上側横シール部6および下側横シール部9内に、曲線状の引裂き誘導疵10a、10bがそれぞれ形成されている。なお、本発明の液体包装袋は、図2の三方シール形態の包装袋の他、中央合掌シール形の包装袋や背貼りシール形の包装袋などヒートシールが施されることのない、少なくともいずれかの位置に折返し辺等を有する包装袋に適用することができる。
すなわち、これらによれば、一軸延伸ベースフィルム層を用いる場合に比してより高い水蒸気不透過性、ガスバリア性等を付与することができる他、引裂き開封部分の、手指による、直線的な引裂き除去を円滑かつ容易にし、しかも、引裂き開口を、毛羽立ち等のない十分平滑なものとすることができる。
2 ベースフィルム層
3 シーラント層
4 中間層
5、20 液体包装袋
6 上側横シール部
7 基端辺
8a、8b、24 液体注出通路
9 下側横シール部
10a、10b 引裂き誘導疵
11a、11b 注出口
12、23 収納スペース
13 突部
14 ローレットシール部
21 縦シール部分
22 Iノッチ
25 横シール部分
Claims (7)
- 少なくともベースフィルム層とシーラント層とを具える積層フィルムを幅方向に折り返して、内側となるシーラント層の側縁どうしを縦方向にヒートシールすると共に、袋を形造る上側と下側をそれぞれ横方向にヒートシールしてなる包装袋であって、
上側および下側の横シール部の、縦ヒートシールが施されていない側の折返し辺側縁部にそれぞれ、被包装物収納スペースに連通する、幅、長さおよび形状の少なくともいずれか1つが異なる狭幅の上側注出通路および下側注出通路を設け、
それらの上側注出通路および下側注出通路の各内側縁部に向かって、上側横シール部の上端辺および下側横シール部の下端辺からそれぞれ、弧状または直線状の引裂き誘導疵を、上側および下側の横シール部分だけに形成し、
前記上側注出通路と下側注出通路とは、上記引裂き誘導疵に沿う引裂きによって形成される液体注出口のそれぞれの吐出口断面積が異なる大きさとなるように形成されていることを特徴とする液体包装袋。 - 異なる液体注出口を具える上側注出通路および下側注出通路は、そのいずれか一方の吐出口断面積が大きく、他方が小さい組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載の液体包装袋。
- 前記上側および下側の横シール部分に形成される引裂き誘導疵はいずれも、始端と上側横シール部上端辺または下側横シール部下端辺とのクリアランスが0.3〜1.0mmの範囲であるとともに、終端と上側注出通路または下側注出通路の各側端辺部とのクリアランスが0.3〜5.0mmの範囲であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体包装袋。
- 前記注出通路が設けられる、ヒートシールが施されていない側縁部は、三方シール袋、中央合掌シール袋または背貼りシール袋の折返し幅方向側端部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体包装袋。
- 前記弧状に延びる引裂き誘導疵に沿う引裂きによって開口される注出通路の液体注出口が、包装袋の上側の横シール部上端辺または下側の横シール部下端辺と平行または、包装袋の折返し辺側縁部に向って上向き、または下向きに湾曲するように形成されていることを特徴とする請求項1〜4にいずれか1項に記載の液体包装袋。
- 前記注出通路は、上側横シール部上端辺または下側横シール部下端辺に向かって次第に先細る円錐状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体包装袋。
- 前記液体注出口の、ほぼ幅方向での寸法が0.3〜50mmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の液体包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010154619A JP2012017118A (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | 液体包装袋 |
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JP2010154619A JP2012017118A (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | 液体包装袋 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010154619A Pending JP2012017118A (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | 液体包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014136596A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Yushin:Kk | 包装体 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5413609U (ja) * | 1977-06-27 | 1979-01-29 | ||
JPS6280824U (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-23 | ||
JP2007326641A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-12-20 | Taisei Lamick Co Ltd | 液体包装袋 |
JP2008074464A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Taisei Lamick Co Ltd | 液体包装袋 |
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2010
- 2010-07-07 JP JP2010154619A patent/JP2012017118A/ja active Pending
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