JP2012015069A - 光源装置および照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性に優れ、光を均一に照射することができる光源装置および照明器具を提供すること。
【解決手段】電球1の本体11である光源装置は、下端が開口した下端開口部22を有する筒体で構成されたハウジング2と、ハウジング2の内周部214に固定され、その周方向に沿った筒状をなす、金属材料で構成された部分を有する支持体5と、支持体5の内周部55にその周方向に沿って複数配置され、支持体5の中心軸57に向かって光Lを出射する発光ダイオード素子を有する発光装置4と、各発光ダイオード素子からの光Lがハウジング2の下端開口部22を介して外方へ照射されるよう構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置およびそれを備える照明器具に関する。
発光ダイオード(LED)素子を有する、いわゆる「LED電球」が知られている。このLED電球としては、複数個の発光ダイオード素子と、これらの発光ダイオード素子が行列状に配置される基板と、基板を発光ダイオード素子ごと収納する筒状のハウジングと、ハウジングの基端部に設置された口金と、ハウジングの先端部に設置された蓋体としてのカバーとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のLED電球では、基板は、ハウジングの中心軸に対し直交して配置されている。そして、このように配置される基板は、ハウジングの内周部に嵌合するリング状の支持部材によって支持されている。
ところで、発光ダイオード素子は、発光するに伴い、発熱するため、LED電球では、その熱を放出する必要があり、ハウジングを介して放熱するのが好ましい。
しかしながら、特許文献1に記載の電球では、基板とハウジングとが支持部材を介して連結されているのみである、すなわち、基板とハウジングと接触面積が比較的少ないため、発光ダイオード素子で生じた熱が基板からハウジングへ十分に伝わらず、その結果、ハウジングでの放熱が不十分となるという問題があった。
また、特許文献1に記載のLED電球では、基板上に発光ダイオード素子が行列状に配置されるが、この配置形態によっては、光が均一に照射されない、すなわち、LED電球下で比較的明るいところと比較的暗いところとが顕著に生じてしまう場合があるという問題もあった。
特開2006−156187号公報
本発明の目的は、放熱性に優れ、光を均一に照射することができる光源装置および照明器具を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(15)の本発明により達成される。
(1) 一端が開口した開口部を有する筒体で構成されたハウジングと、
前記ハウジングの内周部に固定され、その周方向に沿った筒状をなす、金属材料で構成された部分を有する内筒と、
前記内筒の内周部にその周方向に沿って複数配置され、該内筒の中心軸に向かって光を出射する発光ダイオード素子を有する発光装置とを備え、
前記各発光ダイオード素子からの光が前記開口部を介して外方へ照射されるよう構成されていることを特徴とする光源装置。
(2) 前記ハウジングは、前記内筒を介して前記各発光装置からの熱を受け、該熱を放熱する機能を有する上記(1)に記載の光源装置。
(3) 前記各発光装置は、それぞれ、前記内筒の内周部の周方向に沿って等間隔に配置されている上記(1)または(2)に記載の光源装置。
(4) 前記各発光装置は、それぞれ、前記内筒に対し前記ハウジングの他端側に偏在している上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光源装置。
(5) 前記内筒の内周部の周方向に隣接する前記発光装置同士は、前記内筒の中心軸方向にズレて配置されている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の光源装置。
(6) 前記内筒は、その横断面形状が多角形のものである上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光源装置。
(7) 前記多角形の各辺を構成する部分にそれぞれ前記発光装置が配置されている上記(6)に記載の光源装置。
(8) 前記内筒は、その中心軸に向かって突出する突出片を有する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の光源装置。
(9) 前記突出片には、前記開口部に向かって光を出射する発光ダイオード素子を有する補助発光装置が少なくとも1つ設置されている上記(8)に記載の光源装置。
(10) 前記ハウジングは、前記突出片に当接する当接部を有する上記(8)または(9)に記載の光源装置。
(11) 前記内筒は、前記各発光ダイオード素子からの光を反射する機能を有する上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の光源装置。
(12) 前記内筒は、前記金属材料で構成された金属層と、該金属層上に設けられ、樹脂材料で構成された樹脂層とを有する積層体である上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の光源装置。
(13) 前記内筒は、1枚の板状をなす部材を筒状に形成したものか、または、複数枚の板状をなす部材同士を筒状に連結したものである上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の光源装置。
(14) 前記ハウジングは、金属材料で構成されている上記(1)ないし(13)のいずれかに記載の光源装置。
(15) 上記(1)ないし(14)のいずれかに記載の光源装置を備えることを特徴とする照明器具。
本発明によれば、ハウジングと、複数の発光装置が設置された内筒との接触面積ができる限り大きく確保される。そして、各発光装置がそれぞれ発光に伴い発熱した際、その熱は、内筒を介してハウジングに十分かつ確実に伝達される。さらに、ハウジングで受けた熱は当該ハウジングから外部に放熱される。よって、本発明は放熱性に優れるものである。
また、本発明によれば、各発光装置からの光は、それぞれ、内筒内で乱反射して、そのほとんどがハウジングの開口部に向かうこととなる。そして、ハウジングの開口部に向かった光は、当該開口部から確実に出射することができ、外方へ均一に照射されることとなる。
本発明の照明器具を電球に適用した場合の第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示す電球の部分縦断面図である。 図2中のA−A線断面図である。 図2中の二点鎖線で囲まれた領域[B]の拡大断面図である。 本発明の照明器具を電球に適用した場合の第2実施形態を示す部分縦断面図である。 本発明の照明器具を電球に適用した場合の第3実施形態を示す部分縦断面図である。 図6中のC−C線断面図である。 本発明の照明器具を電球に適用した場合の第4実施形態を示す部分縦断面図である。
以下、本発明の光源装置および照明器具を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の照明器具を電球に適用した場合の第1実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す電球の部分縦断面図、図3は、図2中のA−A線断面図、図4は、図2中の二点鎖線で囲まれた領域[B]の拡大断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1および図2中(図5、図6および図8についても同様)の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
図1に示す電球(照明器具)1は、いわゆる「LED電球」であり、例えば、家屋の天井に設置され、当該家屋内を照らす照明として用いられるものである。この電球1は、光源装置である本体11と、口金12と、カバー13とで構成されている。以下、各部の構成について説明する。
図2、図3に示すように、本体11は、筒状のハウジング(筐体)2と、ハウジング2内に収納された支持体(内筒)5と、支持体5に支持された8つの発光装置4と、支持体5と同様にハウジング2内に収納されたインバータ回路6とを備えている。
口金12は、ハウジング2の上端部(上端開口部23)に設置されている。この口金12は、JIS規格等で規定され、図示しない電球ソケットに装着されるものである。そして、この装着状態で、口金12は、商用電源からの電力供給を受けることができる。
カバー13は、ハウジング2の下端部(下端開口部22)を覆うように設置されている。また、カバー13は、例えば嵌合によりハウジング2に対し固定されている。
このカバー13は、透明の樹脂材料またはガラス材料等で構成されている。なお、カバー13には、各発光装置4からの光Lを拡散するために、凹凸が形成されていてもよい。また、カバー13には、各発光装置4からの光Lにより励起されて発光する蛍光体が設けられていてもよい。
本体11が有するハウジング2は、その両端が開口した、すなわち、その下端(一端)が開口した下端開口部(開口部)22と、上端(他端)が開口した上端開口部23とを有する筒体で構成されている。また、ハウジング2は、その中心軸21方向の途中の部分の内径および外径が急峻に変化しており、下側の大径部24と、上側の小径部25とに分けることができる。
ハウジング2の大きさは、その内側に、支持体5、各発光装置4、インバータ回路6等がまとめて収納することができる程度とされる。
ハウジング2は、金属材料で構成され、具体的には、例えば、鉄、ニッケル、ステンレス鋼、銅、真鍮、アルミニウム、チタン、マグネシウム等の各種金属、またはこれらを含む合金を用いることができ、これらの中でも特にアルミニウムが好ましい。アルミニウムは、比較的熱伝導率が高い材料である。アルミニウムでハウジング2を構成した場合、当該ハウジング2は、放熱性に優れたものとなる。さらに、ハウジング2の外側表面にアルマイト処理等の化学的あるいは物理的処理を行うと熱輻射効率が高くなり、放熱性の観点から好ましい。
図2に示すように、ハウジング2の大径部24には、支持体5ごと8つの発光装置4が収納されている。各発光装置4は、それぞれ、同じ構成であるため、以下、1つの発光装置4について代表的に説明する。
発光装置4は、エレクトロルミネセンス(EL)効果による発光と、蛍光による発光とを生じるものである。
図4に示すように、発光装置4は、凹部411を有するパッケージ41と、パッケージ41の凹部411の底面上に設けられた発光ダイオード素子(LEDチップ)42と、発光ダイオード素子42を覆うように凹部411内に封入された透光性樹脂部43と、パッケージ41の底部に設けられた1対の外部端子44とを有する。
パッケージ41は、樹脂材料やセラミックス材料等の絶縁性材料で構成された小片である。また、パッケージ41には、発光ダイオード素子42と1対の外部端子44とを電気的に接続する配線(図示せず)が設けられている。
発光ダイオード素子42は、パッケージ41にGaAlN、ZnS、ZnSe、SiCGaP、GaAlAs、AlN、InN、AlInGaP、InGaN、GaN、AlInGaN等の半導体を発光層として形成させたものである。本実施形態では、発光ダイオード素子42として、後述する透光性樹脂部43に含まれる蛍光体材料を励起し得る波長の光を発するものが用いられる。より具体的には、発光ダイオード素子42としては、青色の光を発するものが用いられる。
透光性樹脂部43は、透明性を有するエポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、アクリレート樹脂、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材料を主材料として構成されている。
また、本実施形態では、透光性樹脂部43は、前述した発光ダイオード素子42からの光により励起されて黄色に発光する蛍光体材料を含んでいる。
また、透光性樹脂部43は、発光ダイオード素子42を外力や埃、水分等から保護する機能を有する。
1対の外部端子44は、導電性材料を主材料として構成されており、その一方の外部端子44は、アノード電極(陽極)であり、他方の外部端子44は、カソード電極(陰極)である。各外部端子44は、それぞれ、Al、Ti、Fe、Cu、Ni、Ag、Au、Pt等の金属材料を主材料として構成される。また、各外部端子44は、それぞれ、半田(図示せず)により、後述する支持体5に設けられた導体パターン54に接続されている。また、1対の外部端子44の他に、放熱用の端子(図示せず)が設けられていてもよい。
このような発光装置4においては、1対の外部端子44を介して発光ダイオード素子42に電圧を印加すると、発光ダイオード素子42でエレクトロルミネッセンス効果に基づく発光が起こる。この発光により、光Lは、透光性樹脂部43を透過して、外部に放出される。このとき、その光Lの一部は、パッケージ41の凹部411の内壁面に反射した後に、透光性樹脂部43を透過して、外部に放出される。
また、発光装置4は、発光ダイオード素子42のEL効果により青色に発光するとともに、その青色の光の一部により透光性樹脂部43が励起されて蛍光により黄色に発光し、補色関係にあるこれら青色光と黄色光との混合により白色発光する。
なお、発光ダイオード素子42は、上述したものに限定されず、例えば、赤、青、緑等の単色の発光ダイオード素子であってもよい。この場合、透光性樹脂部43から蛍光体材料を省略してもよい。また、発光装置4は、複数の発光ダイオード素子を有してもよく、この場合、発光色は互いに同じであっても異なっていてもよい。
図2に示すように、ハウジング2には、大径部24の上端部から小径部25にまたがって、インバータ回路6が収納されている。インバータ回路6は、口金12から供給された電力を各発光装置4の発光に適した電力に変換(例えば、交流電圧100Vを直流電圧24Vに変換)する機能を有する。
インバータ回路6は、導体パターン(図示せず)が形成された回路基板61と、回路基板61上に設けられた複数の電子部品62とを備え、リード線30を介して口金12に電気的に接続されている。電子部品62としては、例えば、トランス、電界コンデンサ等がある。
電球1では、図示しない商用電源から口金12を介して電力の供給を受けたインバータ回路6が各発光装置4を点灯させ、その光Lがカバー13を介して外部に出射する。
このような構成のインバータ回路6は、樹脂材料で構成された絶縁性を有する筒状のケーシング40内に収納されている。これにより、インバータ回路6とハウジング2との間の絶縁性が確保される。
なお、ケーシング40内には、高熱伝導性フィラーを含有する樹脂材料が充填されていてもよい。この充填材により、インバータ回路6が封止され、当該インバータ回路6から発せられる熱をハウジング2に伝えることができる。そして、その熱をハウジング2から外部に放出することができる。充填材を構成する樹脂材料や高熱伝導性フィラーとしては、特に限定されないが、例えば、後述する支持体5の樹脂層53の構成材料である樹脂材料や高熱伝導性フィラーを用いることができる。
図2、図3に示すように、前述した8つの発光装置4は、支持体5に支持されて(搭載されて)おり、リード線20を介してインバータ回路6と電気的に接続されている。インバータ回路6の制御により、各発光装置4が発光する。
このような各発光装置4を支持する支持体5は、筒状をなし、ハウジング2の大径部24の内周部241に同心的に配置、固定されている。なお、支持体5のハウジング2に対する固定方法としては、特に限定されず、例えば、接着(接着剤や溶媒による接着)による方法、融着(熱融着、高周波融着、超音波融着等)による方法、嵌合による方法、ネジ止めによる方法等が挙げられる。
図3に示すように、支持体5は、大径部24の内周部241の周方向に沿った筒状をなし、その横断面形状が正八角形のものである。そして、正八角形の各辺を構成する部分、すなわち、支持体5の内周部55を構成する8枚の面551にそれぞれ1つの発光装置4が設置されている。これにより、各発光装置4(発光ダイオード素子42)は、それぞれ、支持体5の内周部55にその周方向に沿って等間隔に配置された状態となり、支持体5の中心軸57に向かって光Lを出射することができる(図2参照)。
また、支持体5の内周部55は、その内径が上方に向かって漸減するテーパ状をなしている。これにより、各面551がそれぞれ所定のテーパ角度で傾斜する。各面551は、それぞれ、鏡面となっており、各発光装置4からの光Lを反射するリフレクタとして機能する。鏡面の形成方法としては、特に限定されないが、例えば、支持体5の内周部55にめっきを施し、さらに鏡面加工(鏡面研磨)を施す方法等が挙げられる。この方法の場合、支持体5の鏡面となる部分に例えばミラー部材を別途設けるよりも、支持体5の軽量化が図れる。
また、各発光装置4は、支持体5に対しハウジング2の上端開口部23側に偏在して、できる限り支持体5の奥側に配置された状態となっている。
以上のような支持体5と各発光装置4との位置関係により、当該各発光装置4から出射した光Lは、それぞれ、各面551で過不足なく反射し、その反射光(光L)は、確実に下方へ向かうこととなる。このように光Lの出射方向の指向性が向上するため、光Lは、カバー13(ハウジング2の下端開口部22)を介して外方へ確実かつ均一に照射される。
前述したように、支持体5は、その横断面形状が正八角形の筒体で構成されている。一方、支持体5を収納するハウジング2も、大径部24の内周部241の横断面形状が正八角形の筒体で構成されている。これにより、支持体5の外周部56とハウジング2の大径部24の内周部241とが当接した状態となり、互いの接触面積をできる限り大きく確保することができる。そして、各発光装置4がそれぞれ発光に伴い発熱した際、その熱は、支持体5を介してハウジング2に十分かつ確実に伝達される。さらに、ハウジング2で受けた熱は、当該ハウジング2から外部に放熱される。このように電球1は、放熱性に優れたものとなっている。
図4に示すように、支持体5は、その壁部(管壁)が、金属層51aと、金属層51a上に形成された樹脂層53とを有する積層体で構成されている。
金属層51aを構成する金属材料としては、特に限定されないが、例えば、ハウジング2の構成材料と同様の金属材料、特に、銅、アルミニウム、マグネシウム、またはこれらを含む合金を用いるのが好ましい。
また、樹脂層53を構成する樹脂材料としては、特に限定されないが、例えば、熱硬化性樹脂である、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル(不飽和ポリエステル)樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合したものを用いることができる。さらに、前記樹脂材料で樹脂層53を成形する際、当該樹脂材料中に、例えば、アルミナ等の金属酸化物、窒化ホウ素等の窒化物に代表される電気絶縁性かつ高熱伝導性フィラーを充填することもできる。
このような構成の支持体5は、熱伝導性に優れたものとなる。これにより、各発光装置4が発光するのに伴って生じた熱は、支持体5を介して、ハウジング2まで確実に伝達される。
そして、支持体5では、樹脂層53上に導体パターン54が形成されている。樹脂層53は、金属層51aと導体パターン54とを絶縁する絶縁層としての機能を有している。
導体パターン54は、樹脂層53の上面全面に積層された金属箔をエッチングにより所定のパターンに形成したものであり、例えば半田により発光装置4と電気的に接続されている。導体パターン54は、導電性を有する金属材料で構成され、その材料としては、例えば、銅を好適に用いることができる。これにより、導体パターン54は、比較的抵抗値が小さいものとなる。なお、導体パターン54は、その少なくとも一部がソルダーレジスト層(図示せず)で覆われていてもよい。
このような積層体で構成された支持体5は、例えば、1枚の板状をなす部材(積層板)を折り曲げて筒状に形成したものであってもよいし、8枚の板状をなす部材(積層板)同士を筒状に連結したものであってもよい。また、板状をなす部材同士の連結部材としては、可撓性を有するフレキシブル基板を用いることができる。このような部材を用いることにより、支持体5を容易に製造することができる。
また、支持体5の外周部56の周方向の長さは、ハウジング2の大径部24の内周部241の周方向の長さと同じまたはそれよりも若干小さいのが好ましい。支持体5の外周部56の周方向の長さがハウジング2の大径部24の内周部241の周方向の長さよりも小さい場合、支持体5をハウジング2に設置する際、その設置作業を容易に行なうことができる。
<第2実施形態>
図5は、本発明の照明器具を電球に適用した場合の第2実施形態を示す部分縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の光源装置および照明器具の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、支持体の構成および発光装置の設置数が異なること以外は第1実施形態と同様である。
図5に示す電球1Aでは、支持体5は、その基端に突出片58を有している。突出片58は、支持体5の中心軸57に向かって突出した、すなわち、内径が縮径したリング状をなす部分である。
この突出片58の下面581には、1つまたは複数(図5に示す構成では複数)の発光装置(補助発光装置)4’が設置されている。各発光装置4’は、それぞれ、発光装置4と構成が同じ、すなわち、光Lを出射する発光ダイオード素子42等を有するものである。そして、電球1Aでは、発光装置4(第1の発光装置)からの光Lがカバー13を介して外方に向かって照射されるのと、発光装置4’(第2の発光装置)からの光Lもカバー13を介して外方に向かって照射されるのとが相まって、照度が増加することとなる。このように、本実施形態の構造(発光装置4の他にさらに発光装置4’を有する構造)は、照度を増加させたい場合に有効なものとなる。
また、ハウジング2の大径部24の途中には、中心軸21と直交する板状の当接部26が大径部24と一体的に形成されている。当接部26は、突出片58の上面582に当接する部分である。この当接部26が形成されていることにより、ハウジング2と支持体5との接触面積が増加し、すなわち、接触面積をできる限りより大きく確保することができる。そして、前記増設された各発光装置4’がそれぞれ発光に伴い発熱した際、その熱は、主に突出片58、当接部26を順に介してハウジング2に十分かつ確実に伝達される。さらに、このハウジング2で受けた熱は、当該ハウジング2から外部に放熱される。このように電球1Aは、発光装置が増加しても、放熱性に優れたものとなっている。
<第3実施形態>
図6は、本発明の照明器具を電球に適用した場合の第3実施形態を示す部分縦断面図、図7は、図6中のC−C線断面図である。
以下、これらの図を参照して本発明の光源装置および照明器具の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、発光装置の配置状態が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図6、図7に示す電球1Bでは、支持体5は、その横断面形状が正六角形のものとなっている。そして、この支持体5の6枚の面551のうち、3枚の面551上にそれぞれ1つの発光装置4が設置されている。すなわち、支持体5の6枚の面551に対し1枚置きに発光装置4が設置されている。
従って、電球1Bでは、各発光装置4が設置された面551(図6、図7中の面551a)と対向する(中心軸57を介して反対側の)面551(図6、図7中の面551b)では、発光装置4が省略された(欠損した)状態となる。これにより、各発光装置4からの光Lは、当該発光装置4(面551a)の対面である面551bで確実に反射することができ、よって、より確実に下方へ向かうことができる(図6参照)。そして、各光Lは、カバー13を介して外方へより確実かつ均一に照射されることとなる。
また、言うまでもなく、図示の構成とは異なり、6枚の面551にそれぞれ1つの発光装置4が設置されていてもよい。この場合、光をより均一に照射することができる。
<第4実施形態>
図8は、本発明の照明器具を電球に適用した場合の第4実施形態を示す部分縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の光源装置および照明器具の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、発光装置の配置状態が異なること以外は前記第3実施形態と同様である。
図8に示す電球1Cでは、支持体5の内周部55の周方向に隣接する2つの発光装置4同士は、支持体5の中心軸57方向にズレて配置されている。すなわち、隣接する2つの発光装置4同士では、一方の発光装置4が高い位置に配置され、他方の発光装置4が低い位置に配置されている。
このような構成の電球1Cでは、支持体5に反射して、カバー13から出射する光L(図8中の光L1)と、支持体5に反射せずにカバー13から出射する光L(図8中の光L2)とがある。図8に示すように、光L2は、光L1よりも電球1Cから遠位の位置まで届く。これにより、電球1Cは、より広い範囲を均一に照明することができるものとなる。
以上、本発明の光源装置および照明器具を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、光源装置および照明器具を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の光源装置および照明器具は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、本発明の照明器具は、前述したように電球に適用することができ、その場合、例えば、ダウンライトなどの天井照明、スポットライトなどの間接照明、プロジェクタなどの発光光源に適用することができる。
また、支持体(内筒)は、その横断面形状が六角形や八角形、その他、三角形、四角形、五角形等のような多角形のものに限定されず、例えば、円形のものであってもよい。
1、1A、1B、1C 電球(照明器具)
11 本体
12 口金
13 カバー
2 ハウジング(筐体)
21 中心軸
22 下端開口部(開口部)
23 上端開口部
24 大径部
241 内周部
25 小径部
26 当接部
4 発光装置
4’ 発光装置(補助発光装置)
41 パッケージ
411 凹部
42 発光ダイオード素子(LEDチップ)
43 透光性樹脂部
44 外部端子
5 支持体(内筒)
51a 金属層
53 樹脂層
54 導体パターン
55 内周部
551、551a、551b 面
56 外周部
57 中心軸
58 突出片
581 下面
582 上面
6 インバータ回路
61 回路基板
62 電子部品
20、30 リード線
40 ケーシング
L、L1、L2 光

Claims (15)

  1. 一端が開口した開口部を有する筒体で構成されたハウジングと、
    前記ハウジングの内周部に固定され、その周方向に沿った筒状をなす、金属材料で構成された部分を有する内筒と、
    前記内筒の内周部にその周方向に沿って複数配置され、該内筒の中心軸に向かって光を出射する発光ダイオード素子を有する発光装置とを備え、
    前記各発光ダイオード素子からの光が前記開口部を介して外方へ照射されるよう構成されていることを特徴とする光源装置。
  2. 前記ハウジングは、前記内筒を介して前記各発光装置からの熱を受け、該熱を放熱する機能を有する請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記各発光装置は、それぞれ、前記内筒の内周部の周方向に沿って等間隔に配置されている請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記各発光装置は、それぞれ、前記内筒に対し前記ハウジングの他端側に偏在している請求項1ないし3のいずれかに記載の光源装置。
  5. 前記内筒の内周部の周方向に隣接する前記発光装置同士は、前記内筒の中心軸方向にズレて配置されている請求項1ないし4のいずれかに記載の光源装置。
  6. 前記内筒は、その横断面形状が多角形のものである請求項1ないし5のいずれかに記載の光源装置。
  7. 前記多角形の各辺を構成する部分にそれぞれ前記発光装置が配置されている請求項6に記載の光源装置。
  8. 前記内筒は、その中心軸に向かって突出する突出片を有する請求項1ないし7のいずれかに記載の光源装置。
  9. 前記突出片には、前記開口部に向かって光を出射する発光ダイオード素子を有する補助発光装置が少なくとも1つ設置されている請求項8に記載の光源装置。
  10. 前記ハウジングは、前記突出片に当接する当接部を有する請求項8または9に記載の光源装置。
  11. 前記内筒は、前記各発光ダイオード素子からの光を反射する機能を有する請求項1ないし10のいずれかに記載の光源装置。
  12. 前記内筒は、前記金属材料で構成された金属層と、該金属層上に設けられ、樹脂材料で構成された樹脂層とを有する積層体である請求項1ないし11のいずれかに記載の光源装置。
  13. 前記内筒は、1枚の板状をなす部材を筒状に形成したものか、または、複数枚の板状をなす部材同士を筒状に連結したものである請求項1ないし12のいずれかに記載の光源装置。
  14. 前記ハウジングは、金属材料で構成されている請求項1ないし13のいずれかに記載の光源装置。
  15. 請求項1ないし14のいずれかに記載の光源装置を備えることを特徴とする照明器具。
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