JP2012013458A - 入力インターフェイス装置 - Google Patents

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晶嗣 御崎
Hiroaki Ito
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Abstract

【課題】荷重分布を検出可能で、柔軟で、製造コストを削減可能な入力インターフェイス装置を提供することを課題とする。
【解決手段】入力インターフェイス装置1は、エラストマーまたは伸縮性を有する布製の誘電体30と、誘電体30の表側に配置される金属箔製の表側電極1X〜8Xと、誘電体30の裏側に配置される金属箔製の裏側電極1Y〜8Yと、表側または裏側から見て表側電極1X〜8Xと裏側電極1Y〜8Yとが重なる部分に配置される複数の検出部A11〜A88と、を備え、複数の検出部A11〜A88の荷重分布を検出する静電容量型のセンサ3と、センサ3を収容し、表裏方向に対して直交する面方向の、センサ3の伸びを規制する樹脂製の袋体4と、袋体4の表側に配置され、表側から入力される荷重をセンサ3に伝達するクッション体2と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、体重を利用して操作するゲームコントローラーなどに用いられる、入力インターフェイス装置に関する。
特許文献1には、静電容量型のセンサが開示されている。センサの電極は、安価な金属箔製である。このため、センサの製造コストを削減することができる。特許文献2には、ゲームコントローラーが開示されている。同文献記載のゲームコントローラーには、表側から裏側に向かって、台と4つの荷重センサ(歪ゲージ式ロードセル)とが配置されている。操作者が台の上で動くと、各荷重センサの荷重値が変化する。この荷重変化に基づいて、ゲーム機はゲーム処理を行う。特許文献2のゲームコントローラーによると、台上の操作者の体重移動を検出することができる。
2000−131162号公報 2008−264195号公報
しかしながら、特許文献2のゲームコントローラーによると、操作者の体重分布(足裏荷重分布)を検出するのは困難である。また、台は、プラスチック上層板−金属中層板−プラスチック下層板の三層構成である。このため、台は硬質である。したがって、操作時の反力により操作者に加わる衝撃が大きい。また、操作時に操作者が受ける違和感が大きい。
また、特許文献2のゲームコントローラーの機械的構成、電気的構成は複雑である。このため、製造コストが高くなりやすい。ここで、仮に、特許文献1のセンサを特許文献2のゲームコントローラーに転用すると、つまり静電容量型のセンサをゲームコントローラーに用いると、ゲームコントローラーの製造コストを削減できる可能性がある。ところが、金属箔の耐久性は低い。このため、例えば、操作者が台上で飛び跳ねる場合などに、金属箔が破断しやすい。
本発明の入力インターフェイス装置は、上記課題に鑑みて完成されたものである。本発明は、荷重分布を検出可能で、柔軟で、製造コストを削減可能な入力インターフェイス装置を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明の入力インターフェイス装置は、エラストマーまたは伸縮性を有する布製の誘電体と、該誘電体の表側に配置される金属箔製の表側電極と、該誘電体の裏側に配置される金属箔製の裏側電極と、表側または裏側から見て該表側電極と該裏側電極とが重なる部分に配置される複数の検出部と、を備え、複数の該検出部の荷重分布を検出する静電容量型のセンサと、該センサを収容し、表裏方向に対して直交する面方向の、該センサの伸びを規制する樹脂製の袋体と、該袋体の表側に配置され、表側から入力される荷重を該センサに伝達するクッション体と、を備えることを特徴とする。
本発明の入力インターフェイス装置の表側電極および裏側電極は、金属箔製である。このため、表側電極および裏側電極が共に導電性エラストマー製である場合と比較して、製造コストを削減することができる。
また、センサは樹脂製の袋体に収容されている。袋体は、面方向のセンサの伸びを規制することができる。このため、荷重が入力されても、センサは面方向に伸張しにくい。したがって、金属箔製であるにもかかわらず、表側電極および裏側電極の耐久性が高くなる。
また、本発明の入力インターフェイス装置の誘電体は、エラストマーまたは伸縮性を有する布製である。また、センサの表側には、柔軟なクッション体が配置されている。このため、上記特許文献2の台と比較して、本発明の入力インターフェイス装置は、柔軟である。したがって、入力時の反力により操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、入力時に操作者が受ける違和感(例えば、ごわごわ感など)を小さくすることができる。
また、本発明の入力インターフェイス装置によると、検出部の静電容量から、荷重を検出することができる。また、複数の検出部の静電容量の分布から、荷重分布を検出することができる。
(1−1)好ましくは、上記(1)の構成において、前記表側電極および前記裏側電極は、各々、帯状であり、複数の前記検出部は、表側または裏側から見て該表側電極と該裏側電極とが交差する部分に配置される構成とする方がよい。
本構成によると、表側電極、裏側電極は、共に帯状である。また、検出部は、表側電極と裏側電極との交差部分を利用して配置されている。このため、電極の配置数が少なくなる。また、検出部から静電容量を検出するための配線の配置数が少なくなる。
(1−2)好ましくは、上記(1−1)の構成において、前記表側電極および前記裏側電極は、各々、複数列並んで配列され、表側または裏側から見て複数の該表側電極と複数の該裏側電極とは、直交する構成とする方がよい。
本構成によると、複数の検出部を、センサの全面に分散させやすい。このため、センサ全面に占める、荷重分布検出可能な部分の面積を、大きくすることができる。また、センサ全面において、検出部の配置がばらつくのを抑制することができる。
(1−3)好ましくは、上記(1)の構成において、前記クッション体は、各々、表裏方向のばね定数が異なる、複数のクッション層を有する構成とする方がよい。表裏方向のばね定数が小さいほど、表裏方向において、クッション層が軟らかくなる。反対に、表裏方向のばね定数が大きいほど、表裏方向において、クッション層が硬くなる。本構成によると、表裏方向のばね定数の異なる複数のクッション層を組み合わせることにより、クッション体、延いては入力インターフェイス装置の柔軟性を調整することができる。すなわち、入力時に操作者に加わる衝撃を調整することができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を調整することができる。
図1に、本構成の荷重とクッション層の圧縮量との関係を模式図で示す。なお、図1は、本構成の作用を説明するためのものである。図1のクッション層a、bの線の形状、傾き、線の数(クッション層の数)などは、本発明の入力インターフェイス装置を何等限定するものではない。
図1に示すように、クッション体は、クッション層aとクッション層bとを備えている。クッション層aの表裏方向のばね定数は、クッション層bの表裏方向のばね定数よりも小さい。このため、同じ荷重が入力される場合、クッション層aの方が、クッション層bよりも、大きく圧縮される。図1に太線で示すように、傾き(圧縮量変化量/荷重変化量)が大きい区間が、操作者に加わる衝撃を効果的に吸収できる区間である。
荷重の小さな低荷重領域αにおいては、クッション層a、b共に、傾きが大きい。このため、クッション層a、b共に、衝撃を効果的に吸収することができる。ただし、クッション層aの方が、クッション層bよりも、傾きが大きい。つまり、クッション層aの方がクッション層bよりも圧縮されやすい。このため、衝撃の吸収には、主にクッション層aが機能することになる。
これに対して、荷重の大きな高荷重領域βにおいては、クッション層aが潰れきってしまい、荷重が変化しても圧縮量があまり変化しなくなる。つまり、傾きが小さくなる。一方、クッション層bは、高荷重領域βにおいても、傾きが大きいままである。このため、高荷重領域βにおいては、衝撃の吸収には、主にクッション層bが機能することになる。なお、表裏方向のばね定数の異なるクッション層が三層以上積層されている場合も同様である。
このように、本構成によると、クッション層aだけを単体で配置する場合と比較して、低荷重領域αのみならず高荷重領域βまで、衝撃を吸収することができる。よって、本構成によると、操作者(男性、女性、大人、子供など)の体重、踏力などによらず、操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、操作者の体重、踏力などによらず、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。また、クッション層bだけを単体で配置する場合と比較して、低荷重領域αにおいて、操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。
(1−4)好ましくは、上記(1−3)の構成において、複数の前記クッション層は、各々、JIS K 6767における25%圧縮荷重が異なる構成とする方がよい。JIS K 6767における25%圧縮荷重(以下、適宜、「25%圧縮荷重」と略称する。)が小さいほど、表裏方向および面方向(表裏方向に対して直交する方向)において、クッション層が軟らかくなる。反対に、25%圧縮荷重が大きいほど、表裏方向および面方向において、クッション層が硬くなる。本構成によると、25%圧縮荷重の異なる複数のクッション層を組み合わせることにより、クッション体、延いては入力インターフェイス装置の柔軟性を調整することができる。すなわち、入力時に操作者に加わる衝撃を調整することができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を調整することができる。
(1−5)好ましくは、上記(1−3)の構成において、前記クッション層のJIS K 6767における25%圧縮荷重は、2kPa以上70kPa以下である構成とする方がよい。
25%圧縮荷重を2kPa以上としたのは、2kPa未満の場合、過度に軟らかく瞬時に圧縮されるため、入力時に操作者に加わる衝撃が大きくなるからである。また、操作者が受ける違和感が大きくなるからである。
これに対して、25%圧縮荷重が70kPa超過の場合は、クッション層が過度に硬くなり、操作者に加わる衝撃が大きくなる。また、操作者が受ける違和感が大きくなる。
また、クッション層に荷重が入力されると、表側から裏側に荷重が伝達されるのに従って、徐々に荷重は面方向に分散してしまう。25%圧縮荷重が70kPa超過の場合、面方向のばね定数が過度に大きくなってしまう。このため、荷重が面方向に分散しやすくなる。このような理由から、25%圧縮荷重を70kPa以下とした。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、前記誘電体は、互いに接合されない複数の誘電層を有する構成とする方がよい。複数の誘電層は、表裏方向に積層されている。本構成によると、誘電体が単一の誘電層からなる場合と比較して、誘電体が変形しやすい。また、複数の誘電層が互いに接合されている場合と比較して、各誘電層が変形しやすい。
(2−1)好ましくは、上記(2)の構成において、複数の前記誘電層は、各々、表裏方向のばね定数が異なる構成とする方がよい。本構成によると、表裏方向のばね定数の異なる複数の誘電層を組み合わせることにより、誘電体、延いては入力インターフェイス装置の柔軟性を調整することができる。すなわち、入力時に操作者に加わる衝撃を調整することができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を調整することができる。
以下、図1を援用して、本構成の作用を説明する。図1のクッション層a、bを誘電層a、bと置き換える。図1の縦軸の圧縮量を静電容量と置き換える。図1の誘電層a、bの線の形状、傾き、線の数(誘電層の数)などは、本発明の入力インターフェイス装置を何等限定するものではない。
図1に示すように、誘電体は、誘電層aと誘電層bとを備えている。誘電層aの表裏方向のばね定数は、誘電層bの表裏方向のばね定数よりも小さい。このため、同じ荷重が入力される場合、誘電層aの方が、誘電層bよりも、大きく圧縮される。したがって、誘電層aの方が、誘電層bよりも、静電容量の変化量が大きくなる。図1に太線で示すように、荷重に対して静電容量が略線形に推移する区間が、荷重を検出するために誘電層a、bを有効に利用できる区間である。
荷重の小さな低荷重領域αにおいては、誘電層a、b共に、荷重に対して静電容量が略線形に推移する。このため、誘電層a、b共に、荷重の検出に利用することができる。ただし、誘電層aの方が誘電層bよりも傾き(静電容量変化量/荷重変化量)が大きい。つまり、誘電層aの方が誘電層bよりも感度が高い。このため、荷重の検出には、主に誘電層aが機能することになる。
これに対して、荷重の大きな高荷重領域βにおいては、誘電層aが潰れきってしまい、荷重が変化しても静電容量があまり変化しなくなる。これに対して、誘電層bは、高荷重領域βにおいても、荷重に対して静電容量が略線形に推移する。このため、高荷重領域βにおいては、荷重の検出には、主に誘電層bが機能することになる。なお、表裏方向のばね定数の異なる誘電層が三層以上積層されている場合も同様である。
このように、本構成によると、誘電層aだけを単体で配置する場合と比較して、低荷重領域αのみならず高荷重領域βまで、荷重を検出することができる。よって、本構成によると、荷重の測定レンジが広くなる。また、誘電層bだけを単体で配置する場合と比較して、低荷重領域αにおける感度を高くすることができる。
(2−2)好ましくは、上記(2−1)の構成において、複数の前記誘電層は、各々、JIS K 6767における25%圧縮荷重が異なる構成とする方がよい。
25%圧縮荷重が小さいほど、表裏方向および面方向において、誘電層が軟らかくなる。反対に、25%圧縮荷重が大きいほど、表裏方向および面方向において、誘電層が硬くなる。本構成によると、25%圧縮荷重の異なる複数の誘電層を組み合わせることにより、誘電体、延いては入力インターフェイス装置の柔軟性を調整することができる。すなわち、入力時に操作者に加わる衝撃を調整することができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を調整することができる。
(2−3)好ましくは、上記(2−2)の構成において、複数の前記誘電層は、前記25%圧縮荷重の小さい順と、表側から裏側に向かう方向と、が対応するように積層される構成とする方がよい。
誘電体(複数の誘電層を含む)に着目しても、誘電層単層に着目しても、荷重が入力されると、表側から裏側に荷重が伝達されるのに従って、徐々に荷重は面方向に分散してしまう。
このため、例えば、単一の検出部に荷重が入力された場合であっても、当該検出部の静電容量のみならず、当該検出部に隣接する他の検出部の静電容量も変化してしまう場合がある。この場合、荷重が入力された検出部に着目すると、他の検出部に荷重が分散する分、静電容量の変化量が小さくなる。このため、実際の荷重に対して、見かけの検出荷重が小さくなってしまう。また、荷重が入力された面積に着目すると、実際の荷重入力面積に対して、見かけの検出面積が広くなってしまう。このように、複数の誘電層が積層される場合、検出荷重の観点からも、検出面積の観点からも、共に感度が低下するおそれがある。
そこで、本発明者は、誘電層の25%圧縮荷重に着目した。すなわち、誘電層の25%圧縮荷重が小さいほど、荷重は面方向に分散しにくくなる。反対に、誘電層の25%圧縮荷重が大きいほど、荷重は面方向に分散しやすくなる。この特性に着目して、発明者は、25%圧縮荷重が小さい順に、表側から裏側に向かう方向に、誘電層を積層させた。すなわち、最も25%圧縮荷重が小さい誘電層を最表側に、最も25%圧縮荷重が大きい誘電層を最裏側に、それぞれ配置した。
本構成によると、25%圧縮荷重が大きい順に、表側から裏側に向かう方向に、誘電層を積層させた場合と比較して、荷重が入力された検出部に着目すると、他の検出部に荷重が分散しにくい。このため、実際の荷重に対して、見かけの検出荷重が小さくなりにくい。また、荷重が入力された面積に着目すると、実際の荷重入力面積に対して、見かけの検出面積が広くなりにくい。このように、本構成によると、検出荷重の観点からも、検出面積の観点からも、共に感度が低下しにくい。
(2−4)好ましくは、上記(2−2)の構成において、前記誘電層のJIS K 6767における25%圧縮荷重は、1.5kPa以上45kPa以下である構成とする方がよい。
25%圧縮荷重を1.5kPa以上としたのは、1.5kPa未満の場合、体重の重い操作者に対して誘電層が潰れきってしまい、静電容量の変化が小さく感度が低くなってしまうからである。
25%圧縮荷重を45kPa以下としたのは、45kPa超過の場合、体重の軽い操作者に対して誘電層が潰れにくく、静電容量の変化量が小さく感度が低くなってしまうからである。
(3)好ましくは、上記(1)または(2)の構成において、前記表側電極を形成する前記金属箔、前記裏側電極を形成する前記金属箔は、各々、アルミニウム箔である構成とする方がよい。本構成によると、表側電極、裏側電極、延いては入力インターフェイス装置の製造コストを削減することができる。
(4)好ましくは、上記(1)ないし(3)のいずれかの構成において、前記袋体を形成する樹脂は、ポリエチレンである構成とする方がよい。本構成によると、袋体、延いては入力インターフェイス装置の製造コストを削減することができる。また、本構成によると、袋体が軟らかい。このため、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。
(5)好ましくは、上記(1)ないし(4)のいずれかの構成において、前記センサと前記袋体と前記クッション体とは、互いに接合されない構成とする方がよい。本構成によると、センサの変形が、袋体やクッション体により、規制されにくい。
(6)好ましくは、上記(1)ないし(5)のいずれかの構成において、前記センサは、前記表側電極と樹脂製の表側基層とがラミネート加工により積層される表側ラミネートフィルムと、前記裏側電極と樹脂製の裏側基層とがラミネート加工により積層される裏側ラミネートフィルムと、を備える構成とする方がよい。
本構成によると、表側基層により表側電極を保護することができる。また、裏側基層により裏側電極を保護することができる。このため、表側電極、裏側電極の耐久性が高くなる。また、市販のラミネートフィルム(例えば、樹脂フィルムをラミネートした金属箔)を、表側ラミネートフィルム、裏側ラミネートフィルムとして用いることができる。このため、表側ラミネートフィルム、裏側ラミネートフィルム、延いては入力インターフェイス装置の製造コストを削減することができる。
(7)好ましくは、上記(1)ないし(5)のいずれかの構成において、前記表側電極と前記誘電体と前記裏側電極とは、ラミネート加工により積層される構成とする方がよい。本構成によると、表側電極と裏側電極との位置関係がずれにくい。また、所望の位置に、精確に、検出部を配置することができる。また、上記(6)の構成と比較して、樹脂製の表側基層、裏側基層は不要である。このため、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。また、表側基層、裏側基層が不要な分、入力インターフェイス装置の上下方向厚さが薄くなる。
(8)好ましくは、上記(1)ないし(7)のいずれかの構成において、前記クッション体は、発泡体、繊維の立体編物、ゲルエラストマーのうち、少なくとも一つを含んで形成される構成とする方がよい。なお、ゲルエラストマーとは、ゲル状のエラストマーをいう。ゲルエラストマーには、製造過程で発泡させたものも含まれる。本構成によると、入力時に操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。
本発明によると、荷重分布を検出可能で、柔軟で、製造コストを削減可能な入力インターフェイス装置を提供することができる。
荷重とクッション層の圧縮量との関係を示す模式図である。 第一実施形態の入力インターフェイス装置の分解斜視図である。 同入力インターフェイス装置のセンサと袋体との分解斜視図である。 同入力インターフェイス装置の上面図である。 図4のV−V方向断面図である。 誘電層に荷重が加わる場合の模式図である。 (a)は、図5の誘電体に対して、各誘電層の配置を表裏逆にした誘電体に、荷重が加わる場合の模式図である。(b)は、図5の誘電体に荷重が加わる場合の模式図である。 第二実施形態の入力インターフェイス装置の前後方向断面図である。 圧縮量と荷重(入力値)との関係を示すグラフである。 荷重(入力値)と静電容量との関係を示すグラフである。
以下、本発明の入力インターフェイス装置の実施の形態について説明する。
<<第一実施形態>>
以下、本実施形態の入力インターフェイス装置の実施の形態について説明する。
<入力インターフェイス装置の構成>
まず、本実施形態の入力インターフェイス装置の構成について説明する。図2に、本実施形態の入力インターフェイス装置の分解斜視図を示す。図3に、同入力インターフェイス装置のセンサと袋体との分解斜視図を示す。なお、表側配線1x〜8x、裏側配線1y〜8yを省略して示す。また、誘電層304を透過して示す。図4に、同入力インターフェイス装置の上面図を示す。なお、クッション体2、袋体4、誘電体30を透過して示す。また、検出部A11〜A88にハッチングを施す。図5に、図4のV−V方向断面図を示す。なお、上下方向厚さを強調して示す。検出部A11〜A88の符号「A○△」中、「○」は、表側電極1X〜8Xに対応している。「△」は、裏側電極1Y〜8Yに対応している。
図2〜図5に示すように、入力インターフェイス装置1は、クッション体2とセンサ3と袋体4とを備えている。入力インターフェイス装置1は、全体として、上下方向厚さの薄い、シート状を呈している。入力インターフェイス装置1は、ゲーム機(図略)を操作するための、ゲームコントローラーである。操作者は、例えば、入力インターフェイス装置1に乗り降りしたり、入力インターフェイス装置1上で足裏90の位置を変えたり、入力インターフェイス装置1上で飛び跳ねたりすることにより、ゲーム機を操作する。
クッション体2は、表側クッション層20と裏側クッション層21とを備えている。表側クッション層20は、ウレタン発泡体製であって、正方形シート状を呈している。表側クッション層20の上下方向(表裏方向)厚さは、5mmである。表側クッション層20の25%圧縮荷重は、3kPaである。操作者の体重や踏力(つまり荷重)は、表側クッション層20の上側から、入力インターフェイス装置1に加えられる。裏側クッション層21は、表側クッション層20の下側に積層されている。裏側クッション層21は、ウレタン発泡体製であって、正方形シート状を呈している。裏側クッション層21の上下方向厚さは、5mmである。裏側クッション層21の25%圧縮荷重は、30kPaである。裏側クッション層21の方が、表側クッション層20よりも、25%圧縮荷重が大きい。すなわち、裏側クッション層21の方が、表側クッション層20よりも、表裏方向および面方向(水平方向)のばね定数が大きい。
センサ3は、後述する袋体4の上壁を介して、クッション体2の下側に積層されている。センサ3は、誘電体30と、表側電極1X〜8Xと、裏側電極1Y〜8Yと、表側配線1x〜8xと、裏側配線1y〜8yと、検出部A11〜A88と、演算装置(図略)とを備えている。
誘電体30は、表側電極1X〜8Xと裏側電極1Y〜8Yとの間に、介装されている。誘電体は、5枚の誘電層300〜304を備えている。誘電層300〜304は、各々、ウレタン発泡体製であって、正方形シート状を呈している。表裏方向に隣り合う誘電層300〜304同士は、互いに接合されていない。
誘電層300の25%圧縮荷重は2.5kPa、誘電層301の25%圧縮荷重は3.5kPa、誘電層302の25%圧縮荷重は6kPa、誘電層303の25%圧縮荷重は10kPa、誘電層304の25%圧縮荷重は20kPaである。このため、誘電体30における表裏方向および面方向のばね定数は、上から下に向かって、段階的に大きくなる。
表側電極1X〜8Xは、誘電層300の上面(表面)に、合計8本配置されている。表側電極1X〜8Xと誘電層300とは、ラミネート加工により積層されている。表側電極1X〜8Xは、各々、アルミニウム箔製である。表側電極1X〜8Xは、各々、左右方向に長い帯状を呈している。表側電極1X〜8Xは、前後方向に所定間隔ごとに離間して、互いに略平行になるように、配置されている。表側配線1x〜8xは、合計8本配置されている。表側配線1x〜8xは、各々、表側電極1X〜8Xと、演算装置とを、連結している。
裏側電極1Y〜8Yは、誘電層304の下面(裏面)に、合計8本配置されている。裏側電極1Y〜8Yと誘電層304とは、ラミネート加工により積層されている。裏側電極1Y〜8Yは、各々、アルミニウム箔製である。裏側電極1Y〜8Yは、各々、前後方向に長い帯状を呈している。裏側電極1Y〜8Yは、左右方向に所定間隔ごとに離間して、互いに略平行になるように、配置されている。表側電極1X〜8Xと裏側電極1Y〜8Yとは、上側または下側から見て、直交している。裏側配線1y〜8yは、合計8本配置されている。裏側配線1y〜8yは、各々、裏側電極1Y〜8Yと、演算装置とを、連結している。
検出部A11〜A88は、図4にハッチングで示すように、表側電極1X〜8Xと、裏側電極1Y〜8Yとが、上側または下側から見て、交差する部分(重複する部分)に配置されている。検出部A11〜A88は、センサ3の略全面に亘って、略等間隔に格子状に配置されている。検出部A11〜A88は、各々、表側電極1X〜8Xの一部と、裏側電極1Y〜8Yの一部と、誘電体30の一部とを備えている。
演算装置は、電源回路と、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)とを備えている。
袋体4は、ポリエチレン製であって、正方形状を呈している。袋体4の左辺には、開口40が開設されている。図2に示すように、センサ3は、袋体4の内部に収容されている。袋体4の開口40からは、表側配線1x〜8x、裏側配線1y〜8yが導出されている。袋体4内部におけるセンサ3の遊動代は小さい。このため、袋体4内部において、センサ3はがたつきにくい。
<入力インターフェイス装置の製造方法>
次に、本実施形態の入力インターフェイス装置1の製造方法について説明する。本実施形態の入力インターフェイス装置1の製造方法は、センサ製造工程と、クッション体製造工程と、合体工程とを有している。
センサ製造工程においては、まず、5枚のウレタン発泡体製のシートを用意する。次に、5枚のシートのうち、2枚のシートとアルミニウム箔とを、ラミネート加工により積層させる。当該2枚のシートが、表側電極1X〜8X付きの誘電層300、裏側電極1Y〜8Y付きの誘電層304になる。残りの3枚のシートが、誘電層301〜303になる。それから、表側電極1X〜8Xに表側配線1x〜8xを接続する。また、裏側電極1Y〜8Yに裏側配線1y〜8yを接続する。
クッション体製造工程においては、表側クッション層20と裏側クッション層21とを、互いに接合しないで積層させる。すなわち、クッション体2を作製する。
合体工程においては、まず、センサ製造工程で作製したセンサ3を、袋体4の中に入れる。この際、表側配線1x〜8x、裏側配線1y〜8yを、開口40から外部に導出する。次いで、開口40のうち、表側配線1x〜8x、裏側配線1y〜8yが配置されていない部分を封止する。最後に、袋体4の上に、クッション体2を載置する。このようにして、本実施形態の入力インターフェイス装置1が完成する。
<入力インターフェイス装置の動き>
次に、本実施形態の入力インターフェイス装置1の動きについて説明する。センサ3の演算装置の電源回路は、各検出部A11〜A88に、走査的に順番に電圧を印加している。ROMには、予め、検出部A11〜A88における静電容量と荷重との対応を示すマップが、格納されている。RAMには、表側配線1x〜8x、裏側配線1y〜8yから入力される静電容量に関連する電気量が一時的に格納される。CPUは、RAMに格納された電気量から、各検出部A11〜A88の静電容量を算出する。そして、静電容量から、各検出部A11〜A88の荷重を算出する。
例えば、図4に示すように、操作者が入力インターフェイス装置1に足裏90を乗せる場合、足裏90の踏力が加わる部分に配置されている検出部A11〜A88の、電極間距離(表側電極1X〜8Xと裏側電極1Y〜8Yとの間の距離)が小さくなる。このため、静電容量が大きくなる。演算部は、この静電容量から、足裏90の位置、足裏90における荷重分布、操作者の重心位置、操作者の体重などを算出する。また、演算部は、この静電容量から、足裏90の位置変化、足裏90における荷重分布変化、操作者の重心位置変化などを算出する。
<作用効果>
次に、本実施形態の入力インターフェイス装置1の作用効果について説明する。表側電極1X〜8Xおよび裏側電極1Y〜8Yは、アルミニウム箔製である。このため、表側電極1X〜8Xおよび裏側電極1Y〜8Yが共に導電性エラストマー製である場合と比較して、製造コストを削減することができる。
また、センサ3は、ポリエチレン製の袋体4に収容されている。袋体4は、面方向のセンサ3の伸びを規制することができる。このため、荷重が入力されても、センサ3は面方向に伸張しにくい。したがって、アルミニウム箔製であるにもかかわらず、表側電極1X〜8Xおよび裏側電極1Y〜8Yの耐久性が高くなる。また、表側電極1X〜8Xが誘電層300に、裏側電極1Y〜8Yが誘電層304に、各々、直接接合されているにもかかわらず、表側電極1X〜8Xおよび裏側電極1Y〜8Yの耐久性が高くなる。
センサ3は、エラストマー製の誘電体30を備えている。このため、センサ3は柔軟である。また、クッション体2は、ウレタン発泡体製である。このため、クッション体2は柔軟である。よって、本実施形態の入力インターフェイス装置1は、柔軟である。したがって、入力時の反力により操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、入力時に操作者が受ける違和感(例えば、ごわごわ感など)を小さくすることができる。また、ウレタン発泡体製のクッション体2は安価である。このため、入力インターフェイス装置1の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態の入力インターフェイス装置1によると、検出部A11〜A88の静電容量から、荷重を検出することができる。また、複数の検出部A11〜A88の静電容量の分布から、荷重分布を検出することができる。
また、クッション体2は、25%圧縮荷重が小さい表側クッション層20と、25%圧縮荷重が大きい裏側クッション層21と、が積層されることにより、形成されている。低荷重領域の荷重に対しては主に表側クッション層20が、高荷重領域の荷重に対しては主に裏側クッション層21が、それぞれ機能する。このため、25%圧縮荷重が小さい表側クッション層20だけを単体で配置する場合と比較して、低荷重領域のみならず高荷重領域まで、衝撃を吸収することができる。よって、操作者(男性、女性、大人、子供など)の体重、踏力などによらず、操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、操作者の体重、踏力などによらず、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。また、裏側クッション層21だけを単体で配置する場合と比較して、低荷重領域において、操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。
また、表側クッション層20の方が、裏側クッション層21よりも、25%圧縮荷重が小さい。このため、操作者は、荷重を入力する際、軟らかい表側クッション層20に乗ることになる。したがって、入力時に操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。
また、表側クッション層20の25%圧縮荷重は、3kPaである。また、裏側クッション層21の25%圧縮荷重は、30kPaである。このため、操作者が受ける違和感が小さくなる。また、表側から裏側に荷重が伝達される際、荷重が面方向に分散しにくい。
また、表側電極1X〜8X、裏側電極1Y〜8Yは、共に帯状である。並びに、検出部A11〜A88は、表側電極1X〜8Xと裏側電極1Y〜8Yとの交差部分を利用して配置されている。このため、電極および配線の配置数が少なくなる。すなわち、検出部A11〜A88は、合計64個配置されている。ここで、検出部A11〜A88ごとに電極を配置すると、表側電極が64個、裏側電極が64個、それぞれ必要になる。また、検出部A11〜A88ごとに配線を配置すると、表側配線が64本、裏側配線が64本、それぞれ必要になる。これに対して、本実施形態の入力インターフェイス装置1によると、64個の検出部A11〜A88を確保するのに、表側電極1X〜8X、裏側電極1Y〜8Yを合計16本(=8本+8本)配置するだけで済む。このため、電極の配置数が少なくなる。また、64個の検出部A11〜A88を確保するのに、表側配線1x〜8x、裏側配線1y〜8yを合計16本(=8本+8本)配置するだけで済む。このため、配線の配置数が少なくなる。また、検出部A11〜A88は、センサ3の全面に分散している。したがって、センサ3全面に占める、荷重検出可能な部分の面積を、大きくすることができる。
また、袋体4はポリエチレン製である。このため、袋体4、延いては入力インターフェイス装置1の製造コストを削減することができる。また、袋体4は柔軟である。このため、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。
また、センサ3と袋体4とクッション体2とは、互いに接合されていない。このため、荷重が入力される際のセンサ3の変形が、袋体4やクッション体2により、規制されにくい。
また、表側電極1X〜8Xと誘電層300、誘電層304と裏側電極1Y〜8Yは、各々、ラミネート加工により積層されている。このため、表側電極1X〜8Xと裏側電極1Y〜8Yとの位置関係がずれにくい。また、所望の位置に、精確に、検出部A11〜A88を配置することができる。また、後述する第二実施形態のように、樹脂製の表側基層、裏側基層は不要である。このため、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。また、表側基層、裏側基層が不要な分、入力インターフェイス装置1の上下方向厚さが薄くなる。
また、クッション体2は、ウレタン発泡体製である。このため、入力時に操作者に加わる衝撃を小さくすることができる。また、入力時に操作者が受ける違和感を小さくすることができる。
また、センサ3の誘電体30は、互いに25%圧縮荷重が異なる、誘電層300〜304が積層されることにより、形成されている。このため、25%圧縮荷重が小さい誘電層300だけを単体で配置する場合と比較して、低荷重領域のみならず高荷重領域まで、荷重を検出することができる。よって、本実施形態の入力インターフェイス装置1によると、荷重の測定レンジが広くなる。また、25%圧縮荷重が高い誘電層304だけを単体で配置する場合と比較して、低荷重領域における感度を高くすることができる。
また、誘電層300の25%圧縮荷重は、2.5kPa、誘電層301の25%圧縮荷重は、3.5kPa、誘電層302の25%圧縮荷重は、6kPa、誘電層303の25%圧縮荷重は、10kPa、誘電層304の25%圧縮荷重は、20kPaである。このため、操作者が受ける違和感が小さくなる。
また、5つの誘電層300〜304は、互いに接合されていない。以下、この誘電層配置パターンの効果について、模式図を用いて説明する。なお、以下の説明においては、誘電層が前後方向に伸張する場合について説明するが、誘電層が左右方向に伸張する場合についても同様である。図6に、誘電層に荷重が加わる場合の模式図を示す。
図6に誇張して示すように、誘電層300に上側から荷重が加わると、誘電層300は、上下方向に圧縮されながら、下側に膨らむように湾曲する。ここで、誘電層300の上下方向厚さをT、誘電層300の上面の前後方向長さをL1、誘電層300の下面の前後方向長さをL2、誘電層300の下面の曲率半径をR、中心角をθとすると、L2=2πR×θ/360となる。また、L1=2π(R−T)×θ/360となる。よって、上面を基準にした場合の下面の伸張量をΔLとすると、ΔL=L2−L1=2πT×θ/360となる。このように、誘電層300の上下方向厚さTが大きいほど、下面の伸張量ΔLが大きくなる。なお、他の誘電層301〜304についても同様に、上下方向厚さTが大きいほど、下面の伸張量ΔLが大きくなる。
ここで、図3に示すように、最下層の誘電層304の下面には、裏側電極1Y〜8Yが積層されている。裏側電極1Y〜8Yは、アルミニウム箔製である。このため、誘電層304と比較して、前後方向に伸張しにくい。したがって、伸張量ΔLが大きいと、言い換えると誘電層304の上下方向厚さTが大きいと、裏側電極1Y〜8Yに不具合(ひび割れ、断線など)が発生しやすくなる。
仮に、誘電体30が単層の誘電層からなる場合、誘電層の上下方向厚さTは大きくなる。このため、裏側電極1Y〜8Yに不具合が発生しやすくなる。また、5つの誘電層300〜304が互いに接合されている場合も、誘電体30が単層の誘電層からなる場合と同様に、誘電層(この場合は誘電体30)の上下方向厚さTは大きくなる。このため、やはり裏側電極1Y〜8Yに不具合が発生しやすくなる。
これに対して、5つの誘電層300〜304が互いに接合されていない場合、誘電層300〜304の上下方向厚さTが小さくなる。このため、下面の伸張量ΔLが小さくなる。したがって、裏側電極1Y〜8Yに不具合が発生しにくくなる。
また、誘電層300〜304は、25%圧縮荷重の小さい順に、上側から下側に向かって、積層されている。以下、この誘電層配置パターンの効果について、模式図を用いて説明する。なお、以下の説明においては、前後方向に隣接する検出部A28〜A68を例示するが、左右方向に隣接する検出部についても同様である。
図7(a)に、図5の誘電体に対して、各誘電層の配置を表裏逆にした誘電体に、荷重が加わる場合の模式図を示す。図7(b)に、図5の誘電体に荷重が加わる場合の模式図を示す。なお、荷重の伝達経路を太線で示す。
図7(a)、図7(b)に示すように、誘電層300は、面方向ばね300aと表裏方向ばね300bとを備えている。誘電層301は、面方向ばね301aと表裏方向ばね301bとを備えている。誘電層302は、面方向ばね302aと表裏方向ばね302bとを備えている。誘電層303は、面方向ばね303aと表裏方向ばね303bとを備えている。誘電層304は、面方向ばね304aと表裏方向ばね304bとを備えている。
面方向ばね300a〜304aを、25%圧縮荷重が小さい順(つまり面方向(水平方向)のばね定数が小さい順)に並べると、300a<301a<302a<303a<304aとなる。
まず、図5の誘電体に対して、各誘電層の配置を表裏逆にした誘電体に、荷重が加わる場合について説明する。図7(a)に白抜き矢印で示すように、検出部A48に荷重が加わる場合、誘電層304の表裏方向ばね304bが圧縮される。ここで、誘電層304の面方向ばね304aの面方向のばね定数は、比較的大きい。このため、検出部A48の表裏方向ばね304bに荷重が加わると、4つの面方向ばね304aを介して、4つの表裏方向ばね304bに、荷重が分散しやすい。したがって、検出部A48の表裏方向ばね304bに荷重が加わると、検出部A28、A38、A58、A68の表裏方向ばね304bにも荷重が加わりやすい。よって、5つの表裏方向ばね304bが、全体的に圧縮されやすい。このように、誘電層300〜304を、表側から裏側に向かって、面方向ばね300a〜304aの面方向のばね定数が大きい順に並べると、荷重が入力された検出部A48と共に、荷重が入力されていない検出部A28、A38、A58、A68が圧縮されやすくなる。つまり、検出部A48のみならず、検出部A28、A38、A58、A68の静電容量が変化しやすくなる。
よって、荷重が入力された検出部数に着目すると、実際に荷重が入力された検出部数=1に対して、見かけの検出部数=5と誤認されやすい。すなわち、表側から裏側に荷重が伝達される際に、荷重伝達面積が変化しやすい。また、荷重が入力された検出部A48に着目すると、他の検出部A28、A38、A58、A68に荷重が分散しやすいため、実際の荷重に対して、見かけの検出荷重が小さくなりやすい。このように、誘電層300〜304を、表側から裏側に向かって、25%圧縮荷重が大きい順に並べると、検出面積の観点からも、検出荷重の観点からも、感度が低下しやすくなる。
次に、図5の誘電体に荷重が加わる場合について説明する。図7(b)に白抜き矢印で示すように、検出部A48に荷重が加わる場合、誘電層300の表裏方向ばね300bが圧縮される。ここで、誘電層300の面方向ばね300aの面方向のばね定数は、比較的小さい。このため、検出部A48の表裏方向ばね300bに荷重が加わっても、4つの面方向ばね300aを介して、4つの表裏方向ばね300bに、荷重が分散しにくい。したがって、検出部A48の表裏方向ばね300bに荷重が加わっても、検出部A28、A38、A58、A68の表裏方向ばね300bに荷重が加わりにくい。よって、検出部A48の表裏方向ばね300bが、集中的に圧縮されやすい。このように、誘電層300〜304を、表側から裏側に向かって、面方向ばね300a〜304aの面方向のばね定数が小さい順に並べると、荷重が入力された検出部A48だけが圧縮されやすくなる。つまり、検出部A48の静電容量だけが変化しやすくなる。
よって、荷重が入力された検出部数に着目すると、実際に荷重が入力された検出部数=1に対して、見かけの検出部数=1と認識されやすい。すなわち、表側から裏側に荷重が伝達される際に、荷重伝達面積が変化しにくい。また、荷重が入力された検出部A48に着目すると、他の検出部A28、A38、A58、A68に荷重が分散しにくいため、実際の荷重に対して、見かけの検出荷重が小さくなりにくい。このように、誘電層300〜304を、表側から裏側に向かって、25%圧縮荷重が小さい順に並べると、検出面積の観点からも、検出荷重の観点からも、感度が低下しにくくなる。
以上説明したように、本実施形態の入力インターフェイス装置1によると、誘電層300〜304が、表側から裏側に向かって、25%圧縮荷重が小さい順に並べられている。このため、センサ3の表側にクッション体2が配置されているにもかかわらず、つまりセンサ3到達前の段階において荷重が面方向に分散しやすいにもかかわらず、検出面積の観点からも、検出荷重の観点からも、感度が低下しにくい。
<<第二実施形態>>
本実施形態と第一実施形態との相違点は、入力インターフェイス装置に、表側ラミネートフィルム、裏側ラミネートフィルムが配置されている点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。
図8に、本実施形態の入力インターフェイス装置の前後方向断面図を示す。なお、図5と対応する部位については同じ符号で示す。図8に示すように、入力インターフェイス装置1のセンサ3は、表側ラミネートフィルム31と、裏側ラミネートフィルム32と、を備えている。
表側ラミネートフィルム31は、袋体4の上壁と誘電層300との間に配置されている。表側ラミネートフィルム31は、表側基層310と表側電極1X〜8Xとを備えている。表側基層310は、ポリエチレンテレフタレート製であって、正方形シート状を呈している。表側基層310の上下方向厚さは、50μmである。表側電極1X〜8Xは、表側基層310の下面に配置されている。表側基層310と表側電極1X〜8Xとは、ラミネート加工により積層されている。表側基層310と袋体4とは、接合されていない。
裏側ラミネートフィルム32は、袋体4の下壁と誘電層304との間に配置されている。裏側ラミネートフィルム32は、裏側基層320と裏側電極1Y〜8Yとを備えている。裏側基層320は、ポリエチレンテレフタレート製であって、正方形シート状を呈している。裏側基層320の上下方向厚さは、50μmである。裏側電極1Y〜8Yは、裏側基層320の上面に配置されている。裏側基層320と裏側電極1Y〜8Yとは、ラミネート加工により積層されている。裏側基層320と袋体4とは、接合されていない。
本実施形態の入力インターフェイス装置1は、構成が共通する部分に関しては、第一実施形態の入力インターフェイス装置と同様の作用効果を有する。また、本実施形態の入力インターフェイス装置1によると、表側基層310により表側電極1X〜8Xを保護することができる。また、裏側基層320により裏側電極1Y〜8Yを保護することができる。このため、表側電極1X〜8X、裏側電極1Y〜8Yの耐久性が高くなる。また、市販のラミネートフィルム(例えば、樹脂フィルムをラミネートした金属箔)を、表側ラミネートフィルム31、裏側ラミネートフィルム32として用いることができる。このため、表側ラミネートフィルム31、裏側ラミネートフィルム32、延いては入力インターフェイス装置1の製造コストを削減することができる。
<<その他>>
以上、本発明の入力インターフェイス装置の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
誘電体30に用いられるエラストマーの材質は特に限定しない。エラストマーは、シリコーンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、ウレタンゴムから選ばれる一種以上を含んでいてもよい。こうすると、誘電体30の比誘電率が高くなる。このため、静電容量を大きくすることができる。
誘電体30は、伸縮性を有する布製でもよい。この場合、誘電体30に荷重が加わると、布を構成する繊維間の隙間が潰されて、布の厚さは小さくなる。つまり、誘電体30の厚さが小さくなる。これにより、表側電極1X〜8Xと裏側電極1Y〜8Yとの間の距離は小さくなる。その結果、表側電極1X〜8Xと裏側電極1Y〜8Yとの間の静電容量(検出部A11〜A88の静電容量)が大きくなり、荷重が検出される。
布は、伸縮性を有するものであれば、織布、編み布、不織布のいずれであってもよい。布を使用することにより、伸縮柔軟性に優れた薄膜状のセンサ3を、比較的低コストに実現することができる。また、布を構成する繊維間には隙間がある。このため、小さな荷重で押圧された場合でも、隙間が潰れることにより、布の厚さは変化しやすい。したがって、センサ3は、高い検出感度を有し、応答性に優れる。
表側電極1X〜8X、裏側電極1Y〜8Yに用いられる金属箔は特に限定しない。例えば、鉛箔、銅箔、アルミニウム箔などを用いてもよい。表側基層310、裏側基層320の材質は、特に限定しない。例えば、ポリアミド、ポリエチレンなどを用いてもよい。また、金属箔(電極)の両面に基層が積層されたラミネートも使用可能である。
クッション体2の材質は、特に限定しない。発泡体の場合は、ポリエチレン発泡体、ポリスチレン発泡体を用いてもよい。繊維の立体編物の場合は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの繊維を使って立体的に編んだものや、短繊維を立体的に布に熱融着させたものを用いてもよい。
また、クッション体2の材質として、ゲルエラストマーを用いてもよい。ゲルエラストマーは、非常に柔軟である。加えて、応力−歪み曲線におけるヒステリシスが小さい。このため、元の形状への復元が速い。したがって、一つの入力動作に要する時間が短くて済む。また、ゲルエラストマーのタック力は大きい。このため、クッション体2と、センサ3を入れた袋体4とを積層させるだけで、両部材を貼着することができる。この場合、クッション体2が弾性変形しても、センサ3の位置ずれは少ない。また、クッション体2の弾性変形に対するセンサ3の追従性も、良好である。
クッション体2用のゲルエラストマーとしては、シリコーンゲル、ウレタンゲル、およびオイル成分が配合された熱可塑性エラストマーから選ばれる一種以上を用いてもよい。こうすると、所望の軟らかさ、復元性を有するクッション体2を作製しやすい。
ここで、オイル成分が配合された熱可塑性エラストマーとしては、全体質量を100質量%とした場合に、オイル成分が70質量%以上含有されているものが望ましい。熱可塑性エラストマーとしては、A−B−Aの三部構造を有するものが望ましい。ここで、Aは剛直性ポリマー(ポリスチレン、官能基ポリマー等)、Bはエラストマー性ポリマー(ポリブチレン、ポリエチレン、ポリ(エチレン/プロピレン)、ポリ(エチレン−エチレン/プロピレン)、水素化ポリ(イソプレン、ブタジエン、イソプレン−ブタジエン)、ポリ(エチレン/ブチレン+エチレン/プロピレン))である。なかでも、超高分子のポリスチレン−ポリ(エチレン−エチレン/プロピレン)−ポリスチレン構造をもつものが好適である。また、オイル成分としては、パラフィン性白ミネラルオイル、パラフィン、イソパラフィン、ナフテンオイル、ポリブチレン、ポリプロピレン、ポリテルペン、ポリ−β−ピネン、水素化ポリブタン、ポリブタン(ポリブタンポリマーの一端にエポキシド基を有する)等が挙げられる。
また、クッション体2を、軸方向が表裏方向である複数の柱部と、空間部と、により構成してもよい。こうすると、柱部の寸法、配置密度などにより、クッション体2の表裏方向のばね定数を調整することができる。このように、材質ではなく、構造を工夫することにより、クッション体2の表裏方向のばね定数を調整してもよい。
表側電極1X〜8X、裏側電極1Y〜8Y、表側配線1x〜8x、裏側配線1y〜8yの形状、位置、配置数などは特に限定しない。例えば、表側電極および裏側電極のうち、一方を、同心円状に配置してもよい。並びに、他方を、一方と同心の放射状に配置してもよい。この場合であっても、表側または裏側から見て、表側電極と裏側電極とを略直交させることができる。また、入力インターフェイス装置1の形状は特に限定しない。長方形、多角形、楕円形、円形などであってもよい。クッション体2、誘電体30の層数は、特に限定しない。単層であってもよい。また、三層以上であってもよい。
上記実施形態においては、足裏90により、入力インターフェイス装置1に命令を入力した。しかしながら、体の各部位(頭、掌、膝、肘、臀部など)により、命令を入力してもよい。
上記実施形態においては、表側クッション層20と裏側クッション層21、誘電層300〜304、クッション体2とセンサ3を、各々、接合しなかった。しかしながら、これらの部材は、弾性を有する接着剤で接着してもよい。
上記第二実施形態においては、表側電極1X〜8Xと誘電層300とを直接接触させた。並びに、裏側電極1Y〜8Yと誘電層304とを直接接触させた。しかしながら、電極と誘電体との間に保護層を介装してもよい。こうすると、電極と誘電体との直接接触による摩耗を、防止することができる。なお、保護層の材質としては、ウレタン、シリコーンなどが挙げられる。
また、クッション体2と、センサ3を入れた袋体4とを、フィルムや布でカバーしたり、別の袋体に収容してもよい。こうすると、クッション体2やセンサ3の腐食を抑制することができる。また、外観上の見栄えが良くなる。
以下、本発明の入力インターフェイス装置に対して行った荷重測定実験について、図2〜図5を援用しながら説明する。
<<サンプル>>
実施例1のサンプルと、第一実施形態の入力インターフェイス装置1と、の相違点は、クッション体2、誘電体30が、各々、単層からなる点である。クッション体2の上下方向厚さは、10mmである。
参考例1(従来技術ではない)のサンプルと、第一実施形態の入力インターフェイス装置1と、の相違点は、袋体4が配置されていない点である。また、クッション体2、誘電体30が、各々、単層からなる点である。クッション体2の上下方向厚さは、10mmである。
<<実験方法および実験結果>>
荷重測定実験は、各サンプル(実施例1、参考例1)に荷重を加えた場合の、上下方向厚さの圧縮量を測定することにより行った。図9に、圧縮量と荷重(入力値)との関係をグラフで示す。実施例1を●で、参考例1を○で、それぞれ示す。図9に示すように、曲線の傾き(荷重変化量/圧縮量変化量)は、実施例1、参考例1でほぼ一致していた。このことから、袋体4を有無は、曲線の傾きに影響を及ぼさないことが判った。
実施例1のサンプルに対して行った荷重測定実験について説明する。図10に、荷重(入力値)と静電容量との関係をグラフで示す。図10に示すように、荷重が大きくなるのに従って、静電容量は大きくなった。このことから、実施例1の静電容量から、荷重(出力値)を算出することが可能であることが判った。
1:入力インターフェイス装置、1X〜8X:表側電極、1Y〜8Y:裏側電極、1x〜8x:表側配線、1y〜8y:裏側配線、2:クッション体、3:センサ、4:袋体。
20:表側クッション層、21:裏側クッション層、30:誘電体、31:表側ラミネートフィルム、32:裏側ラミネートフィルム、40:開口、90:足裏。
300〜304:誘電層、310:表側基層、320:裏側基層。
A11〜A88:検出部、a:クッション層(誘電層)、b:クッション層(誘電層)、α:低荷重領域、β:高荷重領域。

Claims (8)

  1. エラストマーまたは伸縮性を有する布製の誘電体と、該誘電体の表側に配置される金属箔製の表側電極と、該誘電体の裏側に配置される金属箔製の裏側電極と、表側または裏側から見て該表側電極と該裏側電極とが重なる部分に配置される複数の検出部と、を備え、複数の該検出部の荷重分布を検出する静電容量型のセンサと、
    該センサを収容し、表裏方向に対して直交する面方向の、該センサの伸びを規制する樹脂製の袋体と、
    該袋体の表側に配置され、表側から入力される荷重を該センサに伝達するクッション体と、
    を備えるシート状の入力インターフェイス装置。
  2. 前記誘電体は、互いに接合されない複数の誘電層を有する請求項1に記載の入力インターフェイス装置。
  3. 前記表側電極を形成する前記金属箔、前記裏側電極を形成する前記金属箔は、各々、アルミニウム箔である請求項1または請求項2に記載の入力インターフェイス装置。
  4. 前記袋体を形成する樹脂は、ポリエチレンである請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
  5. 前記センサと前記袋体と前記クッション体とは、互いに接合されない請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
  6. 前記センサは、
    前記表側電極と樹脂製の表側基層とがラミネート加工により積層される表側ラミネートフィルムと、
    前記裏側電極と樹脂製の裏側基層とがラミネート加工により積層される裏側ラミネートフィルムと、
    を備える請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
  7. 前記表側電極と前記誘電体と前記裏側電極とは、ラミネート加工により積層される請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
  8. 前記クッション体は、発泡体、繊維の立体編物、ゲルエラストマーのうち、少なくとも一つを含んで形成される請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
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