JP5586429B2 - 介護システム - Google Patents
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Description
C=ε0εrS/d・・・(1)
(C:静電容量、ε0:真空中の誘電率、εr:誘電層の比誘電率、S:電極面積、d:電極間距離)
例えば、転倒または転落の衝撃によりセンサ膜(誘電層)が表裏方向に圧縮されると、上記式(1)より、センサ膜の厚さ、すなわち電極間距離dが小さくなる。このため、電極間の静電容量Cは大きくなる。本構成によると、当該静電容量の増加から、転倒または転落を検出することができる。
[衝撃吸収機能付センサの構成]
まず、本実施形態の介護システムが備える衝撃吸収機能付センサ(以下、「本実施形態の衝撃吸収機能付センサ」と略称する。)の構成について説明する。図1に、本実施形態の衝撃吸収機能付センサの斜視図を示す。図1に示すように、衝撃吸収機能付センサ1は、ベッド90の横の床面91に敷設されている。図2に、図1のII−II断面図を示す。図2に示すように、本実施形態の衝撃吸収機能付センサ1は、センサ本体2と、演算部と、カバー層4と、高減衰層5と、を備えている。
カバー層4は、柔軟な布製であって、長方形の袋状を呈している。カバー層4は、衝撃吸収機能付センサ1の最外層を形成している。後述するセンサ本体2、高減衰層5、演算部は、カバー層4の内部に収容されている。
高減衰層5は、カバー層4の内部に収容されている。高減衰層5は、シート状を呈している。高減衰層5は、スチレン系熱可塑性エラストマー((株)クラレ製「セプトン(登録商標)4077」)に、パラフィン系プロセスオイルを配合したゲルエラストマーからなる。スチレン系熱可塑性エラストマーは、本発明の熱可塑性エラストマーに含まれる。パラフィン系プロセスオイルは、本発明のオイル成分に含まれる。
センサ本体2は、カバー層4の内部に収容されている。また、センサ本体2は、高減衰層5の上面に固定されている。図3に、センサ本体の上面図を示す。なお、裏側電極、裏側配線を細線で示す。また、検出部にハッチングを施して示す。図4に、図3のIV−IV方向断面図を示す。なお、センサ本体2の上下方向厚さを強調して示す。
演算部3は、電源回路30と、CPU(Central Processing Unit)31と、RAM(Random Access Memory)32と、ROM(Read Only Memory)33と、を備えている。演算部3は、表側配線用コネクタ23、裏側配線用コネクタ24に、電気的に接続されている。
次に、衝撃吸収機能付センサ1の動きについて説明する。図5に、本実施形態の衝撃吸収機能付センサの透過上面図を示す。なお、検出部A0101〜A2418を点で示す。
次に、本実施形態の衝撃吸収機能付センサ1の作用効果について説明する。本実施形態の衝撃吸収機能付センサ1は、高減衰層5を備えている。このため、保護対象者Mが転落する際の衝撃を緩和することができる。また、保護対象者Mが衝撃吸収機能付センサ1に跳ね返って床面91に放り出されるのを抑制することができる。また、衝撃からセンサ本体2を保護することができる。
本実施形態の衝撃吸収機能付センサと第一実施形態の衝撃吸収機能付センサとの相違点は、静電容量型のセンサ本体の代わりに抵抗増加型のセンサ本体が用いられている点である。ここでは、主に相違点について説明する。
本実施形態の介護システムは、第一実施形態の衝撃吸収機能付センサと、当該衝撃吸収機能付センサと同様の構成を有する体圧センサと、を備えている。ここでは、主に相違点について説明する。
以上、本発明の介護システムの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
20:誘電層(センサ膜)、21:表側絶縁被覆層、22:裏側絶縁被覆層、23:表側配線用コネクタ、24:裏側配線用コネクタ、30:電源回路、60:センサ膜、61:基層、62:コネクタ、70:体圧センサ、90:ベッド、91:床面。
900:縁部。
01X〜24X:表側電極(電極)、01Y〜18Y:裏側電極(電極)、01XL〜24XL:左側電極(電極)、01XR〜24XR:右側電極(電極)、01Yf〜18Yf:前側電極(電極)、01Yr〜18Yr:後側電極(電極)、01x〜24x:表側配線、01y〜18y:裏側配線、A0101〜A2418:検出部、B0101〜B2405:検出部、M:保護対象者。
Claims (8)
- 床面に配置され、転倒または転落の際に保護対象者が受ける衝撃を吸収する衝撃吸収機能付センサと、
該衝撃吸収機能付センサに近接して配置されるベッドの縁部に配置され、該保護対象者の体圧を検出する体圧センサと、
該保護対象者の状態を判別する制御部と、
を備え、
該衝撃吸収機能付センサおよび該体圧センサは、各々、
高減衰層と、
該高減衰層の上側に配置され、エラストマーまたは伸縮性を有する布を含む柔軟なセンサ膜と、該センサ膜の少なくとも一部を介して配置される複数の電極と、複数の該電極の配置に対応して設定される複数の検出部と、を有し、該検出部に対応する電気量を該電極から出力するセンサ本体と、
を備え、
該制御部は、該衝撃吸収機能付センサの複数の該検出部のうち変形した該検出部の個数、該体圧センサの複数の該検出部のうち変形した該検出部の個数を基に、該保護対象者の状態を判別する介護システム。 - さらに、前記センサ本体の表面を覆い、転倒または転落の際に前記保護対象者が接触する布製のカバー層を備える請求項1に記載の介護システム。
- 前記センサ膜は、前記エラストマーまたは伸縮性を有する前記布製であり、
複数の前記電極は、該センサ膜の上下方向両側に配置され、
前記検出部は、上側の該電極と下側の該電極とが上下方向から見て交差することにより形成される請求項1または請求項2に記載の介護システム。 - 前記センサ膜は、導電性フィラーを含み、
該センサ膜の面方向に延在すると共に、互いに交差する座標系をX方向およびY方向として、
複数の前記電極は、該X方向に対向して少なくとも一対、該Y方向に対向して少なくとも一対、各々配置され、
前記検出部は、該X方向に対向する一対の該電極同士を結ぶX方向検出線と、該Y方向に対向する一対の該電極同士を結ぶY方向検出線と、が上下方向から見て交差することにより形成される請求項1または請求項2に記載の介護システム。 - 前記高減衰層は、オイル成分が配合された熱可塑性エラストマー製である請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の介護システム。
- 前記制御部は、
前記体圧センサの変形した前記検出部の個数がベッド用しきい値以上であり、かつ前記衝撃吸収機能付センサの前記検出部が変形しない場合、
前記保護対象者が前記ベッドの縁部に寝ていると判別する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の介護システム。 - 前記制御部は、
前記体圧センサの変形した前記検出部の個数がベッド用しきい値未満であり、かつ前記衝撃吸収機能付センサの変形した前記検出部の個数が床用しきい値未満の場合、
前記保護対象者が前記ベッドの縁部に腰掛けていると判別する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の介護システム。 - 前記制御部は、
第一の時刻において、前記体圧センサの変形した前記検出部の個数がベッド用しきい値以上であり、かつ前記衝撃吸収機能付センサの前記検出部が変形しない場合であって、
かつ該第一の時刻よりも遅い第二の時刻において、該体圧センサの該検出部が変形せず、かつ該衝撃吸収機能付センサの変形した該検出部の個数が床用しきい値以上の場合、
前記ベッドの縁部に寝ていた前記保護対象者が前記床面に転落したと判別する請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の介護システム。
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