JP5448752B2 - 入力インターフェイス装置 - Google Patents
入力インターフェイス装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5448752B2 JP5448752B2 JP2009270450A JP2009270450A JP5448752B2 JP 5448752 B2 JP5448752 B2 JP 5448752B2 JP 2009270450 A JP2009270450 A JP 2009270450A JP 2009270450 A JP2009270450 A JP 2009270450A JP 5448752 B2 JP5448752 B2 JP 5448752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- input
- sensor element
- interface device
- input interface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
Description
C=ε0εrS/d・・・(I)
[C:静電容量、ε0:真空中の誘電率、εr:誘電膜の比誘電率、S:電極面積、d:電極間距離]
例えば、本構成のセンサ素子が押圧されると、センサ薄膜(誘電膜)は圧縮され、その分だけ電極面に対して平行方向に伸長する。上記式(I)より、センサ薄膜の厚さ、すなわち電極間距離dが小さくなると、電極間の静電容量Cは大きくなる。
[入力インターフェイス装置の構成]
まず、本実施形態の入力インターフェイス装置の構成について説明する。本実施形態の入力インターフェイス装置1は、入力部10と、演算部50と、を備えている。図1に、入力インターフェイス装置1の入力部10の斜視図を示す。説明の便宜上、図1においては、保護カバーを一点鎖線で示す。また、フィルム部材を省略して示す。また、透過して見える部分については細線で示す。図2に、図1のII−II断面図を示す。説明の便宜上、図2においては、センサ素子から外部に延びる配線を、省略して示す。
次に、センサ素子3の構成について説明する。図3に、センサ素子3の上面透過図を示す。なお、図3においては、表側絶縁被覆層、裏側絶縁被覆層を省略して示す。また、裏側電極、裏側配線を細線で示す。また、検出部にハッチングを施して示す。図4に、図3のIV−IV断面図を示す。図3、図4に示すように、センサ素子3は、誘電膜30と、表側電極01X〜24Xと、裏側電極01Y〜16Yと、検出部A0101〜A2416と、表側配線01x〜24xと、裏側配線01y〜16yと、表側絶縁被覆層31と、裏側絶縁被覆層32と、表側配線用コネクタ33と、裏側配線用コネクタ34と、を備えている。なお、検出部の符合「A○○△△」中、上二桁の「○○」は、表側電極01X〜24Xに対応している。下二桁の「△△」は、裏側電極01Y〜16Yに対応している。
次に、演算部50の構成について説明する。前出図3に示すように、演算部50は、センサ素子3の表側配線用コネクタ33、裏側配線用コネクタ34と、各々、電気的に接続されている。
次に、入力部10の製造方法について説明する。まず、下側荷重伝達部2Dの上面に、フィルム部材41Dを配置する。次に、フィルム部材41Dの上面に、センサ素子3を配置する。この際、演算部50と接続される配線は、ケーブル51を介して、外側に導出しておく。続いて、センサ素子3の上面に、フィルム部材41Uを配置する。そして、上側荷重伝達部2Uを、下側荷重伝達部2Dに積層して、両者を一体化する。最後に、荷重伝達部2(上側荷重伝達部2U+下側荷重伝達部2D)の周囲を、保護カバー40で被覆する。この際、ケーブル51は、保護カバー40から外側に突出させておく。このようにして、入力部10を製造する。
次に、入力インターフェイス装置1の動きについて説明する。まず、操作者が入力を行う前に、検出部A0101〜A2416ごとに、静電容量Cを算出する。すなわち、検出部A0101から検出部A2416までを、あたかも走査するように、静電容量Cを算出する。算出された静電容量Cは、検出部A0101〜A2416ごとに、RAM54に格納される。
次に、本実施形態の入力インターフェイス装置1の作用効果について説明する。本実施形態の入力インターフェイス装置1によると、入力部10の荷重伝達部2は、ちょう度約62のゲルエラストマー製である。荷重伝達部2が非常に柔軟であるため、操作者9は、入力部10を掴んだり、揉んだり、傾けたりして、入力することができる。また、荷重伝達部2は復元性に優れる。このため、入力動作に対する荷重伝達部2の追従性は高い。また、荷重伝達部2に触れると、ゲルエラストマー特有の軟らかな触感が得られる。このため、入力時の違和感や負担が少ない。また、荷重伝達部2は、弾性変形しやすい。このため、例えば操作者9が、力の弱い高齢者や子供等でも、容易に入力することができる。また、荷重伝達部2は、大きく弾性変形できる。したがって、様々な動作により入力が可能である。また、荷重伝達部2を大きく弾性変形させて、荷重の変化を大きくすることにより、より正確な入力が可能となる。また、荷重伝達部2は、除荷後、速やかに元の形状に戻る。これにより、一つの入力動作に要する時間が短くて済む。つまり、連続して入力する場合において、次の動作までの待ち時間が少ない。
本実施形態の入力インターフェイス装置と、第一実施形態の入力インターフェイス装置と、の相違点は、センサ素子の構成である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
本実施形態の入力インターフェイス装置と、第一実施形態の入力インターフェイス装置と、の相違点は、入力部の形状である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
本実施形態の入力インターフェイス装置と、第一実施形態の入力インターフェイス装置と、の相違点は、入力部の形状である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
以上、本発明の入力インターフェイス装置の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
2:荷重伝達部 2D:下側荷重伝達部 2U:上側荷重伝達部
20、20D、20U:荷重入力面
3:センサ素子 30:誘電膜(センサ薄膜) 31:表側絶縁被覆層
32:裏側絶縁被覆層 33:表側配線用コネクタ 34:裏側配線用コネクタ
35:基板 36:素子本体(センサ薄膜) 37:コネクタ 38:配線
300:外周面
40:保護カバー(カバー層) 41D、41U:フィルム部材(中間層)
50:演算部 51:ケーブル 52:電源回路 53:CPU 54:RAM
55:ROM 56:出力部
60、61:芯部 600:外周面 610:外周面
9:操作者
01X〜24X:表側電極 01Y〜16Y:裏側電極 01x〜24x:表側配線
01y〜16y:裏側配線 A0101〜A2416:検出部
01a〜16a、01b〜16b、01c〜24c、01d〜24d:電極
Claims (9)
- 荷重が入力される荷重入力面を有し該荷重により弾性変形するゲルエラストマー製の荷重伝達部と、該荷重伝達部を介して該荷重が伝達され該荷重により出力する電気量が変化するセンサ素子と、該荷重伝達部と該センサ素子との間に介装され、耐油性および伸縮性を有するフィルム製の中間層と、を備える入力部と、
該センサ素子から出力された該電気量の変化により、入力された荷重分布を電気信号として出力可能な演算部と、
を備え、
該センサ素子は、エラストマー製のセンサ薄膜と、該センサ薄膜の表裏方向両側に配置されエラストマーを含む少なくとも一対の電極と、各々の該電極に接続されエラストマーを含む配線と、を有し、一対の該電極間の静電容量は該荷重により変化することを特徴とする入力インターフェイス装置。 - 荷重が入力される荷重入力面を有し該荷重により弾性変形するゲルエラストマー製の荷重伝達部と、該荷重伝達部を介して該荷重が伝達され該荷重により出力する電気量が変化するセンサ素子と、該荷重伝達部と該センサ素子との間に介装され、耐油性および伸縮性を有するフィルム製の中間層と、を備える入力部と、
該センサ素子から出力された該電気量の変化により、入力された荷重分布を電気信号として出力可能な演算部と、
を備え、
該センサ素子は、エラストマーおよび導電性フィラーを含むセンサ薄膜と、該センサ薄膜に接続される少なくとも一対の電極と、を有し、該荷重により該センサ薄膜が変形することで該センサ薄膜の電気抵抗が変化することを特徴とする入力インターフェイス装置。 - 前記ゲルエラストマーのちょう度は、10以上110以下である請求項1または請求項2に記載の入力インターフェイス装置。
- 前記ゲルエラストマーは、シリコーンゲル、ウレタンゲル、およびオイル成分が配合された熱可塑性エラストマーから選ばれる一種以上である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
- 前記入力部は、さらに、前記荷重入力面を被覆する、伸縮性を有する布およびフィルムの少なくとも一方からなるカバー層を備える請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
- 前記ゲルエラストマーは、オイル成分が配合された熱可塑性エラストマーから選ばれる一種以上であり、
前記カバー層は、さらに耐油性を有する請求項5に記載の入力インターフェイス装置。 - 前記荷重伝達部は、該センサ素子の全体を包囲するように配置される請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
- 前記入力部は、さらに、弧状断面を有する凸状の芯部を備え、
前記センサ素子は、該芯部の弧状外周面を被覆し、
前記荷重伝達部は、前記荷重入力面が径方向外側を向くように、該センサ素子の外周面を被覆する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。 - 前記入力部は、さらに、棒状の芯部を備え、
前記センサ素子は、該芯部の外周面を被覆し、
前記荷重伝達部は、前記荷重入力面が径方向外側を向くように、該センサ素子の外周面を被覆する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の入力インターフェイス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009270450A JP5448752B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 入力インターフェイス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009270450A JP5448752B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 入力インターフェイス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011113386A JP2011113386A (ja) | 2011-06-09 |
JP5448752B2 true JP5448752B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=44235662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009270450A Expired - Fee Related JP5448752B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 入力インターフェイス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5448752B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5815369B2 (ja) * | 2011-10-28 | 2015-11-17 | 住友理工株式会社 | 静電容量型センサ |
WO2013129092A1 (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-06 | 東海ゴム工業株式会社 | ハイブリッドセンサ |
US10124246B2 (en) * | 2014-04-21 | 2018-11-13 | Activbody, Inc. | Pressure sensitive peripheral devices, and associated methods of use |
WO2020073154A1 (zh) * | 2018-10-08 | 2020-04-16 | 李庆远 | 柔性定位设备 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01197622A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-09 | Fujikura Ltd | 感圧センサ |
JPH0424722A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | ポインテイング・デバイス |
JPH06102980A (ja) * | 1992-09-24 | 1994-04-15 | Olympus Optical Co Ltd | 触覚呈示装置 |
JP3686686B2 (ja) * | 1993-05-11 | 2005-08-24 | 松下電器産業株式会社 | 力覚呈示デバイス、データ入力装置、及びデータ入力デバイス装置 |
JPH10222291A (ja) * | 1997-02-05 | 1998-08-21 | Furaito Plan:Kk | 位置入力装置 |
JP4196041B2 (ja) * | 2000-04-25 | 2008-12-17 | パナソニック電工株式会社 | 入力装置 |
JP2002032173A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-31 | Jatco Transtechnology Ltd | 情報入力装置 |
JP2003169730A (ja) * | 2001-12-05 | 2003-06-17 | Koichi Iwata | 敷 物 |
JP4169688B2 (ja) * | 2003-12-02 | 2008-10-22 | オリンパス株式会社 | ヒューマンインタフェース装置 |
JP4001288B2 (ja) * | 2003-12-04 | 2007-10-31 | 株式会社シロク | 静電結合を用いる圧力検出装置 |
JP2005267174A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | ボール型触覚デバイス |
US7703342B2 (en) * | 2005-03-30 | 2010-04-27 | Xiroku, Inc. | Pressure distribution detection device |
JP5441299B2 (ja) * | 2006-11-01 | 2014-03-12 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | コントローラ装置 |
JP4916994B2 (ja) * | 2007-10-02 | 2012-04-18 | アルプス電気株式会社 | 中空型スイッチ装置及びこれを備えた電子機器 |
-
2009
- 2009-11-27 JP JP2009270450A patent/JP5448752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011113386A (ja) | 2011-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5759612B2 (ja) | ハイブリッドセンサ | |
Low et al. | Hybrid tele-manipulation system using a sensorized 3-D-printed soft robotic gripper and a soft fabric-based haptic glove | |
JP5270764B2 (ja) | 触覚ディスプレイ及びcadシステム | |
JP5167409B2 (ja) | 体位体圧制御装置 | |
US7966074B2 (en) | Apparatus and method enhancing muscular movement | |
JP5448752B2 (ja) | 入力インターフェイス装置 | |
US6926106B2 (en) | Wheelchair having speed and direction control touchpad | |
US7336266B2 (en) | Haptic pads for use with user-interface devices | |
KR100954377B1 (ko) | 촉각 센서 및 촉각 센서 응용 장치 | |
KR20040077656A (ko) | 감압센서 및 그 감압센서를 사용한 모니터 | |
CN110531863B (zh) | 一种基于超级电容感知原理的柔性触觉手套及其制备方法 | |
Lee et al. | A wearable textile-embedded dielectric elastomer actuator haptic display | |
EP1029261A1 (en) | Wrist support device | |
JP5486417B2 (ja) | 入力インターフェイス装置 | |
KR101881252B1 (ko) | 양방향 촉각 인터페이스를 위한 햅틱 디스플레이 장치 | |
KR101089446B1 (ko) | 유연한 촉각 인터페이스를 위한 액티브 스킨 | |
JPH09311761A (ja) | 位置入力装置 | |
JP2006173219A (ja) | 高分子アクチュエータとその駆動方法およびそれを用いた力触覚呈示システム | |
CN210199703U (zh) | 一种基于超级电容感知原理的柔性触觉手套 | |
CN214042264U (zh) | 一种虚拟现实交互手套 | |
JP2012173851A (ja) | 入力装置およびその仮想ボタン設定方法 | |
JP5586429B2 (ja) | 介護システム | |
KR102698017B1 (ko) | 인공피부 구조를 이용한 상호 교류 시스템 | |
WO2019031523A1 (ja) | 重心移動表示装置と重心移動表示装置における重心移動の表示方法 | |
Arai et al. | Transparent tactile feeling device for touch-screen interface |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120806 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5448752 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |