JP2012013200A - 配管接続構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コネクタ10は、筒状の一端から筒内部にパイプ体50が挿入され、パイプ体50の先端筒部51が他端から飛び出した状態でパイプ体50を係止し、筒状の他端から外周面に樹脂チューブ40の拡径部42を外装させて拡径部42を係止する。シール部材30は、コネクタ10の他端の端面より軸方向外側であって、コネクタ10の他端の端面とパイプ体50の外周面と樹脂チューブ40の拡径部42の内周面とにより囲まれる空間60に配置され、パイプ体50の外周面と該外周面に対向する拡径部42の内周面とに径方向に挟まれることによりパイプ体50の外周面および拡径部42の内周面との間にてシールする。さらに、コネクタ10の内周面のうち他端側とパイプ体50の外周面とは、当接した状態またはシール部材30を介在せずに隙間を有する状態で配置されている。
【選択図】図1
Description
筒状のパイプ体と、
筒状に形成されたチューブ本体部と、前記チューブ本体部の一端開口側に一体的に設けられ前記チューブ本体部の内径より拡径した内径に形成され且つ前記パイプ体の先端筒部の外径よりも大きな内径に形成された拡径部と、を有する樹脂チューブと、
筒状に形成され、前記筒状の一端から筒内部に前記パイプ体が挿入され、前記パイプ体の前記先端筒部が前記筒状の他端から飛び出した状態で前記パイプ体を係止し、前記筒状の他端から前記筒状の外周面に前記樹脂チューブの前記拡径部を外装させて前記拡径部を係止するコネクタと、
前記コネクタの前記他端の端面より軸方向外側であって、前記コネクタの前記他端の端面と前記パイプ体の外周面と前記樹脂チューブの前記拡径部の内周面とにより囲まれる空間に配置され、前記パイプ体の外周面と該外周面に対向する前記拡径部の内周面とに径方向に挟まれることにより前記パイプ体の外周面および前記拡径部の内周面との間にてシールするシール部材と、
を備え、
前記コネクタの内周面のうち前記他端側と前記パイプ体の外周面とは、当接した状態または前記シール部材を介在せずに隙間を有する状態で配置されている。
ここで、本発明の配管接続構造における接続工程は、次のように行われる。まず、コネクタの他端の端面にシール部材を配置する。続いて、樹脂チューブの拡径部をコネクタの他端側からコネクタの外周面に外装する。その後に、パイプ体をコネクタの筒内部に挿入して、終了する。
これにより、コネクタおよび樹脂チューブに対してシール部材を確実に位置決めすることができる。さらに、シール部材は、パイプ体の外周面および樹脂チューブの拡径部の内周面との間でのシール力に加えて、コネクタの他端の端面と樹脂チューブの拡径部の奥端面との間でのシール力を発揮する。これにより、シール性能をより向上することができる。
(配管接続構造の概要説明)
第一実施形態の配管接続構造の概要について、図1を参照して説明する。図1は、パイプ体50と樹脂チューブ40とをコネクタ10を介して接続する配管接続構造における接続完了状態を示す図である。図1に示すように、配管接続構造は、筒状のパイプ体50と、チューブ本体部41と拡径部42とを有する樹脂チューブ40と、筒状のコネクタ10と、環状のシール部材30とを備えて構成される。
以下、各構成部材について詳細に説明する。まず、パイプ体50について図1を参照して説明する。パイプ体50は、金属または樹脂により筒状に形成されている。パイプ体50は、当該パイプ体50の先端に位置する先端筒部51と、先端筒部51の基端に位置し先端筒部51の外径Dp1よりも大きな外径Dp2に形成された環状係止突部52とを有する。
次に、上述した各構成部材10,30,40,50の配管接続工程について、図13(a)(b)(c)を参照して説明する。まず、図13(a)に示すように、コネクタ10のコネクタ本体部11のチューブ側端面13に、シール部材30を同軸上に配置する。このとき、コネクタ本体部11の凹溝14にシール部材30の突起32が嵌合するようにして、シール部材30をコネクタ10に対して位置決めする。環状の突起32が環状の凹溝14に嵌合することによって、シール部材30はコネクタ10に対して径方向に対してずれないように位置決めされる。
第一実施形態において、シール部材30に突起32を形成し、コネクタ本体部11のチューブ側端面13に凹溝14を形成したが、凹凸を逆に設けても良い。つまり、シール部材30に凹溝を形成し、コネクタ本体部11のチューブ側端面13に突起を形成するようにしてもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。ただし、成型状の観点から、シール部材30の材料としてゴム材料を用いた場合には、ゴム材料の微小な凹溝を形成することは、樹脂に凹溝を形成する場合に比べて容易ではない。そこで、コネクタ10に凹溝を形成する方がより成型しやすい。
第二実施形態の配管接続構造について、図14〜図16を参照して説明する。第一実施形態と同一構成については同一符号を付して説明を省略する。図14に示すように、第二実施形態におけるコネクタ110のコネクタ本体部111のチューブ側端面113の形状および外周面のうちチューブ側端面13側の端部が、第一実施形態と相違する。すなわち、チューブ側端面113は、環状鋭突起12のテーパを延長した形状をなしている。そして、チューブ側端面113の外径は、シール部材130の外径より、第一実施形態に比べてさらに小さくしている。
第三実施形態の配管接続構造について、図17〜図18を参照して説明する。第一実施形態と同一構成については同一符号を付して説明を省略する。図17に示すように、第三実施形態におけるコネクタ210は、第一実施形態の凹溝14を形成しない形状としている。また、シール部材230は、図18に示すように、円形状とし、弾性変形により楕円形状に変形している。この場合、小型化については、第一実施形態と同様の効果を奏する。
13:チューブ側端面、 14:凹溝、 15:パイプ挿入側端面
21:パイプ体係止部、 22:開口筒部、 23:内方係止爪部
24:操作爪、 25:切欠溝部
30:シール部材、 31:コネクタ側端面、 32:突起
40:樹脂チューブ、 41:チューブ本体部、 42:拡径部、 42a:奥端面
50:パイプ体、 51:先端筒部、 52:環状係止突部、 60:空間
110:コネクタ、 111:コネクタ本体部、 113:チューブ側端面
130:シール部材、 132:突起
210:コネクタ、 230:シール部材
Claims (6)
- 筒状のパイプ体と、
筒状に形成されたチューブ本体部と、前記チューブ本体部の一端開口側に一体的に設けられ前記チューブ本体部の内径より拡径した内径に形成され且つ前記パイプ体の先端筒部の外径よりも大きな内径に形成された拡径部と、を有する樹脂チューブと、
筒状に形成され、前記筒状の一端から筒内部に前記パイプ体が挿入され、前記パイプ体の前記先端筒部が前記筒状の他端から飛び出した状態で前記パイプ体を係止し、前記筒状の他端から前記筒状の外周面に前記樹脂チューブの前記拡径部を外装させて前記拡径部を係止するコネクタと、
前記コネクタの前記他端の端面より軸方向外側であって、前記コネクタの前記他端の端面と前記パイプ体の外周面と前記樹脂チューブの前記拡径部の内周面とにより囲まれる空間に配置され、前記パイプ体の外周面と該外周面に対向する前記拡径部の内周面とに径方向に挟まれることにより前記パイプ体の外周面および前記拡径部の内周面との間にてシールするシール部材と、
を備え、
前記コネクタの内周面のうち前記他端側と前記パイプ体の外周面とは、当接した状態または前記シール部材を介在せずに隙間を有する状態で配置されていることを特徴とする配管接続構造。 - 請求項1において、
前記コネクタの前記他端の端面には、凹状または凸状に形成されたコネクタ側係合部を有し、
前記シール部材の一端の端面には、前記コネクタ側係合部に嵌り合うように凸状または凹状に形成されたシール部材側係合部を有する配管接続構造。 - 請求項2において、
前記コネクタ側係合部および前記シール部材側係合部は、環状に形成される配管接続構造。 - 請求項1〜3の何れか一項において、
前記コネクタの前記他端の端面のうち外縁部および前記シール部材の前記一端の端面のうち外縁部は、前記コネクタの軸方向に直交する平面状に形成され、
前記コネクタの前記他端の端面の外径は、前記シール部材の前記一端の端面の外径に対して同一にまたは小さく設定され、
前記コネクタの前記他端の端面のうち外縁部と前記シール部材の前記一端の端面のうち外縁部は、当接する配管接続構造。 - 請求項1〜4の何れか一項において、
前記拡径部は、前記チューブ本体部との接続部位において階段状に形成されて奥端面を有し、
前記シール部材は、前記コネクタの前記他端の端面および前記奥端面に当接する配管接続構造。 - 請求項1〜5の何れか一項において、
前記コネクタの内周面のうち前記他端側は、前記パイプ体を前記コネクタに挿入する際に前記パイプ体の外周面をガイドする配管接続構造。
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JP2002013684A (ja) * | 1999-09-28 | 2002-01-18 | Tokai Rubber Ind Ltd | クィックコネクタ |
JP2005525517A (ja) * | 2002-05-14 | 2005-08-25 | ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト | 液圧システム |
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2010
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