JP2012013032A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Hideto Oka
秀人 岡
Tsutayoshi Narita
傳良 成田
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Abstract

【課題】給油機構の吸入口部と蓋板部の間をレーザー溶接固定する際、溶接部の隙間が広いと小孔が発生し、この小孔から潤滑油が洩れ、オイル吸入能力低下の要因となり、結果的に圧縮機の性能不安定化、信頼性低下の要因となっていた。本発明はこれらの課題を解決し、給油機構の洩れ損失低下を削減し、給油能力を向上、安定化させ、性能および信頼性に優れた密閉圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】吸入口部208と蓋板部203とが溶接固定により一体化される構成において、吸入口部208を蓋板部203との密着面に対して中凹形状に反らせ、溶接部の隙間を最小にすることにより給油機構部周辺のシール性を向上し、性能・信頼性に優れた給油機構を備えた密閉型圧縮機を提供することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務用及び家庭用の空気調和機、給湯器等に使用される密閉型圧縮機に関するもので、特にその給油機構に関するものである。
従来例として、密閉型電動スクロール圧縮機を例にとり、図面とともに説明する。
従来、密閉型圧縮機の内部に給油機構を設ける場合、インバータ駆動のようなあらゆる運転周波数においても、確実にメカ内部に潤滑油を供給することを目的としている。このため、給油機構内部からのオイル洩れが発生しないように、給油機構を構成する部品間のシール性について特に注意を払う必要があった(例えば、特許文献1参照)。
図2は、特許文献1に記載された従来の給油機構の構成を有する、密閉型電動スクロール圧縮機の断面図であり、図3はこの給油機構の組立部品構成図である。
図2に示すように、密閉容器101の内部には、圧縮機構部102と、電動機部103と、クランク軸106と、プレート116とが設置されている。
電動機部103は、固定子104と、回転子105とから構成されており、この電動機部103で発生する回転力は、クランク軸106によって圧縮機構部102へ伝達される。
圧縮機構部102は、軸受部材108を設置した主軸受109と、固定スクロール110と、旋回スクロール113と、オルダムリング115とから構成されている。
前記回転力がこの圧縮機構部102へ伝達されると、これらの部品によって圧縮作用が発生する。その結果、密閉容器101に設けられた吸い込み管111から低圧冷媒が吸い込まれ、圧縮機構部102で圧縮された後、吐き出し管112から高圧冷媒として吐き出される。
なお、スクロール圧縮機の圧縮原理については、既に公知であるので、ここでは省略する。
クランク軸106は、圧縮機構部102に設置された主軸受109と、密閉容器101に固定されたプレート116に設けられた副軸受114とによって、回転自在に支承されている。
ここで、プレート116にはポンプケース201、歯車ポンプ202、蓋板部203、ストレーナ207を組み付けた吸入口部205をボルト206で組み付け固定した給油機構117が設置されており、クランク軸106が回転することにより、密閉容器101内部に溜められた潤滑油107を汲み上げ、クランク軸106の内部に設けた給油穴を通って、圧縮機構部102の各部を潤滑する。
特開2005−113792号公報
しかしながら、前記従来の構成のような給油機構の場合、吸入口部と蓋板部の間はレーザー溶接固定されているが、レーザー溶接は溶接部の隙間が広いと小孔が発生するため、ポンプ構成部品に使用した場合給油駆動時にこの小孔から潤滑油が洩れ、オイル吸入能力低下の要因となり、結果的に圧縮機の性能不安定化、信頼性低下の要因となる。
本発明はこれらの課題を解決するものであり、給油機構の洩れ損失低下を削減し、給油能力を向上、安定化させ、性能および信頼性に優れた密閉圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決する為に、本発明による密閉型圧縮機の給油機構は、吸入口部を蓋板部の上に置いてレーザー溶接をする場合、吸入口部の接触面を中凹に構成する。本構成によって、平面度の影響を最小限に抑えることが可能になり、レーザー溶接部の隙間が最小限になり給油機構の洩れ損失低下を削減することができる。
本発明の給油機構の構成によれば、給油機構の洩れ損失低下を削減し、給油能力を向上、安定化させ、性能および信頼性に優れた密閉圧縮機を提供することができる。
本発明の実施の形態における給油機構の組立部品構成図 従来の密閉型電動スクロール圧縮機の断面図 従来の密閉型電動スクロール圧縮機における給油機構組部品構成図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における給油機構の組立部品構成を表す一例の図で、吸入口部208は蓋板部203に溶接固定される。
この時、吸入口部208の蓋板部203との接触面を中凹に構成することにより、平面度の影響を最小限に抑えることが可能になり、レーザー溶接部の隙間が最小限になり小孔の発生を抑える事ができる。
かかる構成によれば、確実にシールし、給油機構駆動時の洩れ損失を低減し、給油能力の向上と安定化を図ることが出来る。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、給油機構の洩れ損失低下を削減し、給油能力を向上・安定化させることが可能となるので、業務用及び家庭用の空気調和機、給湯器等の用途に適用できる。
101 密閉容器
102 圧縮機構部
103 電動機部
104 固定子
105 回転子
106 クランク軸
107 潤滑油
108 軸受部材
109 主軸受
110 固定スクロール
111 吸い込み管
112 吐き出し管
113 旋回スクロール
114 副軸受
115 オルダムリング
116 プレート
117 給油機構
201 ポンプケース
202 容積型吸入機構部(歯車ポンプ)
203 蓋板部
205 吸入口部
206 ボルト
207 網(ストレーナ)
208 吸入口部

Claims (2)

  1. 密閉容器内にクランク軸を介して圧縮動作を行う圧縮機構部と、これを駆動する電動機と、クランク軸内部に設けた給油穴より圧縮機構部へ潤滑油を供給する給油機構を配して構成される密閉型圧縮機において、この給油機構が吸入口部と、蓋板部と、容積型吸入機構部と、これを格納するためのポンプケースとをボルト等により嵌め合い固定して成るもので、前記吸入口部と蓋板部とが溶接固定により一体化される構成において、吸入口部を蓋板部との密着面に対して中凹形状に反らせ、溶接部の隙間を最小にしたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 溶接部の隙間を20μm以下としたことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
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