JP2005113793A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Takushi Sasa
卓士 佐々
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】密閉型圧縮機の給油機構内部洩れを容易な構成で防止し、給油能力の向上及び安定化を図る。
【解決手段】蓋板部203をポンプケース201との密着面に対して微少凸形状としたり、或いは蓋板部203を平面としポンプケース201側の密着面を微少中凸形状とし、外周側より組み付け固定することにより給油機構部周辺の密着性(シール性)を向上し、性能、信頼性に優れた給油機構を備えた密閉型圧縮機を提供することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務用及び家庭用の空気調和機等に使用される密閉型圧縮機に関するもので、特にその給油機構に関するものである。
従来例として、密閉型電動横置きスクロール圧縮機を例にとり、図面とともに説明する。
従来、密閉型圧縮機の内部に給油機構を設ける場合、インバータ駆動のようなあらゆる運転周波数においても、確実にメカ内部に潤滑油を供給することを目的としている。このため、給油機構内部からのオイル洩れが発生しないように、給油機構を構成する部品間の密着性(シール性)について特に注意を払う必要があった(例えば特許文献1参照)。
図5は、前記特許文献1に記載された従来の給油機構の構成を示す、密閉型電動横置きスクロール圧縮機の場合の断面図であり、図6はこの場合の給油機構の組立部品構成図である。また、図7はこれを密閉型電動縦置きスクロール圧縮機で使用した場合の断面図であり、図8はこの場合の給油機構の組立部品構成図である。尚、これらの図において同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5に示すように、密閉容器101の内部には、圧縮機構部102と、電動機部103と、クランク軸106と、プレート116とが設置されている。電動機部103は、固定子104と、回転子105とから構成されており、この電動機部103で発生する回転力は、クランク軸106によって圧縮機構部102へ伝達される。圧縮機構部102は、軸受部材108を設置した主軸受109と、固定スクロール110と、旋回スクロール113と、オルダムリング115とから構成されている。前記回転力がこの圧縮機構部102へ伝達されると、これらの部品によって圧縮作用が発生する。その結果、密閉容器101に設けられた吸い込み管111から低圧冷媒が吸い込まれ、圧縮機構部102で圧縮された後、吐き出し管112から高圧冷媒として吐き出される。なお、スクロール圧縮機の圧縮原理については、すでに公知であるので、ここでは省略する。
クランク軸106は、圧縮機構部102に設置された主軸受109と、密閉容器101に固定されたプレート116に設けられた副軸受114とによって、回転自在に支承されている。
ここで、プレート116にはポンプケース201、歯車ポンプ202、蓋板部203、シール部材204、吸入口205をボルト206で組み付け固定した給油機構117が設置されており、クランク軸106が回転することにより、密閉容器101内部に溜められた潤滑油107を汲み上げ、クランク軸106の内部に設けた給油穴を通って、圧縮機構部102の各部を潤滑する。
特開平9−324781号公報(第18頁、図1)
しかしながら、前記従来の構成のような給油機構の場合、ポンプケースと蓋板部の間は、ボルト等により締め付けて支持固定されるため、密着性に劣り、給油駆動時にこの間から潤滑油が洩れ、オイル吸入能力低下の要因となり易く、結果的に圧縮機の性能不安定化、信頼性低下の要因となる。
本発明はこれらの課題を解決するものであり、給油機構の洩れ損失低下を防ぎ、給油能力を向上・安定化させることにより、性能・信頼性に優れた密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決する為に、本発明による密閉型圧縮機の給油機構は、蓋板部をポンプケースとの密着面に対して中心近傍から微少凸形状に反らせたり、或いはポンプケースの密着面を中心近傍から微少凸形状とすることにより、容積型吸入機構部と、これを格納するためのポンプケースとをボルト等により前記格納部の外周側から支持固定する。
本構成によって、給油機構の洩れ損失低下を防止し、給油能力を向上・安定化させ、性能・信頼性に優れた密閉型圧縮機を提供することができる。
本発明の給油機構の構成によれば、給油機構の洩れ損失低下を防止し、給油能力を向上・安定化させ、性能・信頼性に優れた密閉型圧縮機を提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における給油機構の組立部品構成を表す一例の図である。図1において、従来の図5〜図8と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、吸入口205内部には圧縮機構部102への異物混入防止のために網(ストレーナ)207が取り付けられている。
ここで、蓋板部203がポンプケース201との密着面において、中心近傍から外周に向かって微少凸形状な形状とし(矢印方向)、容積型吸入機構部(本実施例においては歯車ポンプ)202の格納部外周側よりボルト206で締め付け固定することにより図2に示すような密着状態が得られる。この密着状態は、歯車ポンプ202格納部外周全周を前記従来例での密着状態(図3)に比べてより良好なものとなる。
かかる構成によれば、蓋板部203とポンプケース201との歯車ポンプ格納部外周密着面全周を確実にシールし、給油機構駆動時の洩れ損失を低減し、給油能力の向上と安定化を図ることが出来る。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における給油機構の組立部品構成を表す一例の図である。図4において、従来の図5〜図8と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
蓋板部203はポンプケース201との密着面において平面で、ポンプケース側の密着面を中心近傍から外周に向かって微少凸形状な形状とし(矢印方向)、容積型吸入機構部(本実施例においては歯車ポンプ)202の格納部外周側よりボルト206で締め付け固定することにより実施の形態1と同様の密着状態が得られる。この密着状態も、歯車ポンプ202格納部外周全周を前記従来例での密着状態(図4)に比べてより良好なものとなる。
かかる構成によれば、蓋板部203とポンプケース201との歯車ポンプ格納部外周密着面全周を確実にシールし、給油機構駆動時の洩れ損失を低減し、給油能力の向上と安定化を図ることが出来る。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、給油機構の洩れ損失低下を防止し、給油能力を向上・安定化させ、性能・信頼性に優れた密閉型圧縮機を提供することが可能となるので、業務用及び家庭用の空気調和機等の用途に適用できる
本発明の実施の形態1における給油機構の組立部品構成図 本発明の実施の形態1、2における蓋板部〜ポンプケース間密着状態を示す図 従来の仕様における蓋板部〜ポンプケース間密着状態を示す図 本発明の実施の形態2における給油機構の組立部品構成図 従来の密閉型電動横置きスクロール圧縮機の断面図 従来の密閉型電動横置きスクロール圧縮機における給油機構の組立部品構成図 従来の密閉型電動縦置きスクロール圧縮機の断面図 従来の密閉型電動縦置きスクロール圧縮機における給油機構の組立部品構成図
符号の説明
101 密閉容器
102 圧縮機構部
103 電動機部
104 固定子
105 回転子
106 クランク軸
107 潤滑油
108 軸受部材
109 主軸受
110 固定スクロール
111 吸い込み管
112 吐き出し管
113 旋回スクロール
114 副軸受
115 オルダムリング
116 プレート
117 給油機構
201 ポンプケース
202 容積型吸入機構部(歯車ポンプ)
203 蓋板部
204 シール部材
205 吸入口
206 ボルト
207 網(ストレーナ)

Claims (2)

  1. 密閉容器内にクランク軸を介して圧縮動作を行う圧縮機構部と、これを駆動する電動機と、クランク軸内部に設けた給油穴より圧縮機構部へ潤滑油を供給する給油機構を配して構成される密閉型圧縮機において、この給油機構が吸入口部と、蓋板部と、容積型吸入機構部と、これを格納するためのポンプケースとをボルト等により嵌合固定して成るもので、前記蓋板部をポンプケースとの密着面に対して中心近傍から凸形状に反らせ、外周側より支持固定したことを特徴とする、密閉型圧縮機。
  2. 蓋板部の密着面を平面とし、ポンプケースの密着面を中心近傍から微少凸形状とした給油機構を持つ請求項1に記載の密閉型圧縮機。
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