JP2012011438A - ダイカスト金型 - Google Patents

ダイカスト金型 Download PDF

Info

Publication number
JP2012011438A
JP2012011438A JP2010152174A JP2010152174A JP2012011438A JP 2012011438 A JP2012011438 A JP 2012011438A JP 2010152174 A JP2010152174 A JP 2010152174A JP 2010152174 A JP2010152174 A JP 2010152174A JP 2012011438 A JP2012011438 A JP 2012011438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
hydraulic cylinder
insert
main mold
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010152174A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5593886B2 (ja
Inventor
Shinya Sasaki
伸也 佐々木
Koichi Akiyama
晃一 秋山
Mitsuharu Kamata
光春 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2010152174A priority Critical patent/JP5593886B2/ja
Publication of JP2012011438A publication Critical patent/JP2012011438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5593886B2 publication Critical patent/JP5593886B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

【課題】スライドピンを斜めにスライドさせる構造でありながら、油圧シリンダ及びスライドピンを取り外すことなく主型から入子を容易に取り外すことができ、分解作業の作業効率を向上できるダイカスト金型を提供する。
【解決手段】主型２と、該主型２に着脱可能に取付けられる入子３と、該入子３により鋳造される鋳造製品に主型２の型開き方向に対して斜めの孔部を加工するための斜めのスライドピン４を有する油圧シリンダ５とを備えたダイカスト金型１において、前記油圧シリンダ５を前記入子３に取付け、前記主型２に前記油圧シリンダ５との干渉を回避するための逃げ部６を設ける。
【選択図】図１

Description

本発明は、ダイカスト金型に係り、特に入子により鋳造される鋳造製品に主型の型開き方向に対して斜めの孔部を加工するためのスライドピンを有する油圧シリンダを備えたダイカスト金型に関するものである。
鋳造製品に垂直に貫通する貫通部を形成するための鋳抜きピンを備えたダイカスト金型は、既に知られている（特許文献１参照）。
一方、例えばオイルレベルゲージを挿入するための斜めの孔部を有するクランクケースを製造する場合、図５に示すように可動入子（入子）３ｂが装着された可動主型（主型）２ｂを有するダイカスト金型が提案されている（未公開）。このダイカスト金型においては、スライドピン４を斜めにスライドさせるために油圧シリンダ５が可動主型２ｂに対して斜めに取付けられ、可動主型２ｂ及び可動入子３ｂには前記スライドピン４を斜めに挿通する傾斜した挿通孔２５が穿設されている。なお、可動入子３ｂは可動主型２ｂにボルト３０で固定される。
特開平７−１６４１２７号公報
しかしながら、前記スライドピン４を斜めにスライドさせる構造のダイカスト金型においては、可動入子３ｂのメンテナンス時に可動入子３ｂを可動主型から分解する場合、スライドピン４が可動入子３ｂに対して斜めに挿通されている構造上、可動主型２ｂから可動入子３ｂを直接取り外すことが困難であった。このため、図６の（ａ）、（ｂ）に示すように先ず最初に油圧シリンダ５及びスライドピン４を可動主型２ｂから取り外し、次に可動主型２ｂから可動入子３ｂを取り外さなければならず、分解作業に手間がかかり、作業効率が悪いという問題があった。
本発明は、前記事情を考慮してなされたものであり、スライドピンを斜めにスライドさせる構造でありながら、油圧シリンダ及びスライドピンを取り外すことなく主型から入子を容易に取り外すことができ、分解作業の作業効率を向上できるダイカスト金型を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、主型と、該主型に着脱可能に取付けられる入子と、該入子により鋳造される鋳造製品に主型の型開き方向に対して斜めの孔部を加工するための斜めのスライドピンを有する油圧シリンダとを備えたダイカスト金型において、前記油圧シリンダを前記入子に取付け、前記主型に前記油圧シリンダとの干渉を回避するための逃げ部を設けたことを特徴とする。
前記油圧シリンダが前記入子に脱着可能なブロックユニットに組み込まれており、該ブロックユニットの端部と前記主型のベース部との対向部には、前記入子を前記主型に組付けるときに前記油圧シリンダ側の油圧配管と油圧供給側の配管とを自動接続するための管継手が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、スライドピンを斜めにスライドさせる構造でありながら、油圧シリンダ及びスライドピンを取り外すことなく主型から入子を容易に取り外すことができ、分解作業の作業効率を向上できる。
本発明の実施形態に係るダイカスト金型を概略的に示す断面図である。 可動主型から可動入子を油圧シリンダのブロックユニットごと取り外した状態を示す断面図である。 油圧シリンダのブロックユニットを示す一部断面側面図である。 油圧シリンダのブロックユニット及び油圧配管接続ユニットを示す斜視図である。 従来のダイカスト金型を示す要部断面図である。 主型から入子を取り外す手順を説明する図である。
以下に、本発明を実施するための形態を添付図面に基いて詳述する。
図１ないし図２に示すように、本実施形態のダイカスト金型１は、主型２と、該主型２に着脱可能に取付けられる入子３と、該入子３により鋳造される鋳造製品に主型２の型開き方向に対して斜めの孔部を加工するため斜めのスライドピン４を有する油圧シリンダ５とを備えている。前記油圧シリンダ５は前記入子３に取付けられ、前記主型２には前記油圧シリンダ５との干渉を回避するための逃げ部６が設けられている。
更に具体的には、前記主型２は、固定主型２ａと可動主型２ｂとから構成されている。また、前記入子３は、固定入子３ａと可動入子３ｂとから構成されている。前記固定主型２ａは固定ベース部７に取り付けられ、前記可動主型２ｂはスペーサ８を介して可動ベース部９に取付けられている。
固定入子３ａは固定主型２ａに図示しないボルトにより取り付けられ、可動入子３ｂは可動主型２ｂに上方からボルト１０で取り付けられており、そのボルト１０を緩めることにより金型を反転させることなく可動入子３ｂを可動主型２ｂから上方に取り外すことができるようになっている（図２参照）。固定入子３ａと可動入子３ｂの間にはキャビティ１１が形成され、このキャビティ１１内に溶湯を図示しない溶湯通路から注入充填することにより、鋳造製品が得られるようになっている。
前記油圧シリンダ５は前記入子３の可動入子３ｂに脱着可能なブロックユニット１２に組み込まれており、該ブロックユニット１２の端部と前記可動主型２ｂの可動ベース部９との対向部には、前記可動入子３ｂを前記可動主型２ｂに組付けるときに前記油圧シリンダ５側の油圧配管１３と油圧供給側の配管１４とを自動接続するための管継手（クイックカプラ）１５が一対設けられている。前記管継手１５は、互いに脱着可能な一方の継手部材（上部カプラ）１５ａと他方の継手部材（下部カプラ）１５ｂとからなっている。
前記ブロックユニット１２は、図３ないし図４に示すように上下に分割可能な本体１２ａ及び上部枠１２ｂからなり、上部枠１２ａには油圧シリンダ５のロッド部５ａを通すための開口部１６が形成されている。上部枠２ｂの下部には油圧シリンダ５の上部側が斜めに傾斜した状態でボルト１７で取り付けられ、本体１２ａ内には油圧シリンダ５の下部側が収容されている。
前記ブロックユニット１２は、前記可動入子３ｂの底部に垂直に取付ボルト１８により取り付けられる。可動入子３ｂの底部にはブロックユニット１２が下方に突出した状態で取り付けられるため、可動主型２ｂにはそのブロックユニット１２を干渉しないように逃がすための開口部である逃げ部６が設けられている。
ブロックユニット１２の本体１２ａの下部には、油圧シリンダ５側の油圧配管１３と前記上部カプラ１５ａとを連通接続する計２本の油圧通路１９が設けられている。前記下部カプラ１５ｂは可動ベース部側マニホールド２０に設けられており、この可動ベース部側マニホールド２０には油圧供給側の配管１４と前記下部カプラ１５ｂとを連通接続する計２本の油圧通路２１が設けられている（図４参照）。なお、可動ベース部９と可動主型２ｂとの間には、前記ブロックユニット１２の一部を収容可能な空間２２を形成するためのスペーサ８が設けられ、このスペーサ８内に設けられた中間部材２３には前記可動ベース部側マニホールド２０が設けられている。
以上の構成からなるダイカスト金型１によれば、主型２と、該主型２に着脱可能に取付けられる入子３と、該入子３により鋳造される鋳造製品（例えばクランクケース）に主型２の型開き方向に対して斜めの孔部（例えばオイルレベルゲージを挿入するための斜めの孔部）を加工するための斜めのスライドピン４を有する油圧シリンダ５とを備えたダイカスト金型において、前記油圧シリンダ５を前記入子３に取付け、前記主型２に前記油圧シリンダ５との干渉を回避するための逃げ部６を設けているため、スライドピン４を斜めにスライドさせる構造でありながら、油圧シリンダ５及びスライドピン４を取り外すことなく主型２の可動主型２ｂから入子３の可動入子３ｂを容易に取り外すことができ、分解作業の作業工数を削減でき、作業効率の向上が図れる。
また、前記油圧シリンダ５が前記入子３に脱着可能なブロックユニット１２に組み込まれており、該ブロックユニット１２の端部と前記可動主型２ｂの可動ベース部９との対向部には、前記可動入子３ｂを前記可動主型２ｂに組付けるときに前記油圧シリンダ５側の油圧配管１３と油圧供給側の配管１４とを自動接続するための管継手１５が設けられているため、可動入子３ｂの組付時に油圧接続を自動的に行うことができ、油圧接続の手間が省け、作業効率の向上が図れる。
また、金型２の反転を行わずに可動入子３ｂを可動主型２ｂから容易に取り外すことができ、作業効率の向上が図れる。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更が可能である。
１ ダイカスト金型
２ 主型
２ａ 固定主型
２ｂ 可動主型
３ 入子
３ａ 固定入子
３ｂ 可動入子
４ スライドピン
５ 油圧シリンダ
６ 逃げ部
１２ ブロックユニット
１５ 管継手
１３ 油圧シリンダ側の油圧配管
１４ 油圧供給側の配管
１５ 管継手

Claims (2)

  1. 主型と、該主型に着脱可能に取付けられる入子と、該入子により鋳造される鋳造製品に主型の型開き方向に対して斜めの孔部を加工するため斜めのスライドピンを有する油圧シリンダとを備えたダイカスト金型において、前記油圧シリンダを前記入子に取付け、前記主型に前記油圧シリンダとの干渉を回避するための逃げ部を設けたことを特徴とするダイカスト金型。
  2. 前記油圧シリンダが前記入子に脱着可能なブロックユニットに組み込まれており、該ブロックユニットの端部と前記主型のベース部との対向部には、前記入子を前記主型に組付けるときに前記油圧シリンダ側の油圧配管と油圧供給側の配管とを自動接続するための管継手が設けられていることを特徴とする請求項１記載のダイカスト金型。
JP2010152174A 2010-07-02 2010-07-02 ダイカスト金型 Expired - Fee Related JP5593886B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010152174A JP5593886B2 (ja) 2010-07-02 2010-07-02 ダイカスト金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010152174A JP5593886B2 (ja) 2010-07-02 2010-07-02 ダイカスト金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012011438A true JP2012011438A (ja) 2012-01-19
JP5593886B2 JP5593886B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=45598486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010152174A Expired - Fee Related JP5593886B2 (ja) 2010-07-02 2010-07-02 ダイカスト金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5593886B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110328347A (zh) * 2019-07-12 2019-10-15 广东鸿泰南通精机科技有限公司 一种压铸模具拆卸装置及使用方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166461U (ja) * 1984-04-09 1985-11-05 トヨタ自動車株式会社 移動中子の案内孔を備えた金型
JPS6120657A (ja) * 1984-07-09 1986-01-29 Toyota Motor Corp 高圧鋳造用金型
JPH06190531A (ja) * 1992-12-24 1994-07-12 Hitachi Ltd ダイカスト装置
JPH0666854U (ja) * 1993-02-12 1994-09-20 リョービ株式会社 鋳造金型における局部加圧装置
JPH105965A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 Honda Motor Co Ltd ダイキャスト用金型
JPH1043851A (ja) * 1996-05-28 1998-02-17 Suzuki Motor Corp 金型装置
JP2002205156A (ja) * 2000-12-28 2002-07-23 Aisin Seiki Co Ltd 自動脱着装置を有するダイカスト金型

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166461U (ja) * 1984-04-09 1985-11-05 トヨタ自動車株式会社 移動中子の案内孔を備えた金型
JPS6120657A (ja) * 1984-07-09 1986-01-29 Toyota Motor Corp 高圧鋳造用金型
JPH06190531A (ja) * 1992-12-24 1994-07-12 Hitachi Ltd ダイカスト装置
JPH0666854U (ja) * 1993-02-12 1994-09-20 リョービ株式会社 鋳造金型における局部加圧装置
JPH1043851A (ja) * 1996-05-28 1998-02-17 Suzuki Motor Corp 金型装置
JPH105965A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 Honda Motor Co Ltd ダイキャスト用金型
JP2002205156A (ja) * 2000-12-28 2002-07-23 Aisin Seiki Co Ltd 自動脱着装置を有するダイカスト金型

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110328347A (zh) * 2019-07-12 2019-10-15 广东鸿泰南通精机科技有限公司 一种压铸模具拆卸装置及使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5593886B2 (ja) 2014-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107812915A (zh) 一种多形状成型压铸装置
JP5593886B2 (ja) ダイカスト金型
JP2016059946A (ja) 鋳抜きピンおよび鋳抜きピン装置並びにこれを備える鋳造装置
KR101055831B1 (ko) 실린더 헤드 주조용 금형장치
JP2009174569A (ja) ディスクブレーキ用キャリパの製造方法
JP2013132677A (ja) 鋳抜きピン
JP2016083689A (ja) シリンダブロックの製造方法
JP2008155266A (ja) 金型構造
CN217412366U (zh) 一种串联式铸造装置
CN203235944U (zh) 一种新型电动自行车铝合金压铸后轮模具
KR101077999B1 (ko) 공용 다이베이스가 구비된 엔진 트랜스미션 다이캐스팅 금형
JP2007136484A (ja) グースネック交換ライナスリーブ
JP2009036050A (ja) シリンダブロック構造、又はシリンダブロック
CN202824600U (zh) 机油泵压铸模具型芯
JP3113824U (ja) 鋳造用金型の中子着脱構造
JP2010131926A (ja) 成型用金型および成型用金型の固定方法
CN105934578B (zh) 具有一体式气缸盖的柴油发动机的发动机缸体及其铸造方法
JP2010137233A (ja) 成型用金型および成型用金型の組立方法
JP2015188909A (ja) ダイカスト金型及びダイカスト法
CN105268948A (zh) 一种铝飞轮壳低压金属模具
CN203936338U (zh) 改进式结晶器振动装置振动台
CN211135410U (zh) 一种加热均匀的发动机缸体砂型铸造模具
CN219527530U (zh) 一种渠道混凝土衬砌用施工模板
CN202209362U (zh) 汽车离合器壳体
CN212551648U (zh) 一种延时冷却式环形重力浇注模具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5593886

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees