JP2012010912A - コンタクトレンズ収容容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容液が収容される容器本体11と、上方付勢状態で下方移動可能に立設されるとともに内部が容器本体11内と連通可能なステム12を有するポンプ13と、ステム12に連結される装着筒21、コンタクトレンズが収容される一対のカップ部14、および装着筒21と一対のカップ部14とを連結する連結部23を備える収容体15と、を備え、収容体15には、ステム12の内部と一対のカップ部14内とを各別に連通する一対の第1連通路24が形成され、第1連通路24は、装着筒21に形成され装着筒21の内部と外部とを連通する連通孔21aと、連結部23の上面に形成され連通孔21aとカップ部14内とを連通する連通溝23aと、を備えている。
【選択図】図1
Description
そして、コンタクトレンズを例えば洗浄したり保存したりする際には、キャップを外して一対のカップ部を開放した後に、これらのカップ部内に、他の容器から洗浄液や保存液(以下、内容液という)を各別に注入することで、カップ部内でコンタクトレンズを内容液に浸漬させていた。
これにより、収容体をステムとともに一度下方移動させれば、一対のカップ部の双方に同時に第1連通路を通して内容液を注入することが可能になり、一対のカップ部内に内容液を注入する際に、手間がかかったり、内容液がカップ部から外れたりするのを防ぐことができ、カップ部内に内容液を注入する操作を簡便かつ正確に行うことができる。
本実施形態に係るコンタクトレンズ収容容器1は、図1および図2に示されるように、内容液が収容される容器本体11と、上方付勢状態で下方移動可能に立設されるとともに内部が容器本体11内と連通可能なステム12を有するポンプ13と、ステム12に連結されるとともに、コンタクトレンズが収容される一対のカップ部14を備える収容体15と、を備えている。
さらに、シリンダ18内には、ピストン部材27および付勢部材28が配設されており、付勢部材28によって、ピストン部材27およびステム12が上方付勢状態で下方移動可能に支持されている。
一方、ステム12の押下を解除すると、付勢部材28の上方付勢力によってステム12が上昇し、かつピストン部材27がシリンダ18の内周面に摺接しつつ上昇することで、シリンダ18内が減圧され、容器本体11内に収容されている内容液がシリンダ18内に吸上げパイプ19を通して流入する。
連結部23は、図2に示されるように、容器軸Oと同軸に配設された円板状体とされ、装着筒21および一対のカップ部14それぞれの上端部を全周にわたって一体に連結している。連結部23の上面において、装着筒21の連通孔21aに連なる各部分に、カップ部14に向けて延在し該カップ部14の上端開口部に至る連通溝23aが形成されている。
さらに、一対のカップ部14、一対の連通孔21aおよび一対の連通溝23aはそれぞれ、容器軸Oを径方向で挟む互いに反対となる各位置に1つずつ配設されている。なお、収容体15には、装着筒21を全周にわたって径方向の外側から囲繞する外筒15aが備えられ、カップ部14を画成する壁面のうち径方向の外側を向く外周壁は、外筒15aの一部となっている。
図示の例では、カバー体25は、装着キャップ17の天壁部17aの外周縁から上方に向けて延在しつつ径方向の外側に向けて延びる立ち上がり筒25aと、立ち上がり筒25aの上端から下方に向けて延びる外郭筒25bと、を備えている。このカバー体25により、囲繞筒20の上端から装着キャップ17の周壁部17bの下端にわたる部分が、径方向の外側から囲繞されている。なお、収容体15を前述のようにステム12とともに下方に移動させると、カップ部14が立ち上がり筒25aの径方向の内側に進入する。
さらに、このカバー体25の上端部には、収容体15を開放自在に覆うキャップ22が配設されている。図示の例では、キャップ22は有頂筒状体とされ、カバー体25の上端部に着脱自在に嵌合されている。
これにより、収容体15をステム12とともに一度下方移動させれば、一対のカップ部14の双方に同時に連通路24を通して内容液を注入することが可能になり、一対のカップ部14内に内容液を注入する際に、手間がかかったり、内容液がカップ部14から外れたりするのを防ぐことができ、カップ部14内に内容液を注入する操作を簡便かつ正確に行うことができる。
さらに、左右のコンタクトレンズを一対のカップ部14にそれぞれ収容できるため、容易に保存でき、紛失のおそれもない。
また、図4に示されるように、収容体15に、一対のカップ部14を一体に開閉する蓋体26が、ヒンジ部26aを介して連結されたコンタクトレンズ収容容器3を採用してもよい。図示の例では、蓋体26は、一対のカップ部14のみならず、連通路24をも一体に開閉可能となっている。
このようなコンタクトレンズ収容容器3によれば、カップ部14内の密閉性を向上させることが可能になり、前述の埃等の進入、およびコンタクトレンズや内容液の周囲への飛散を確実に抑えることができる。
このように、収容体15に、一対のカップ部14内同士を連通する溝23bを形成することによって、一対のカップ部14内に内容液を均等に供給し易くすることができる。
11 容器本体
12 ステム
13 ポンプ
14 カップ部
15 収容体
16 口部
23b 第2連通路
24 連通路(第1連通路)
25 カバー体
25c キャップ
26 蓋体
26a ヒンジ部
Claims (4)
- 内容液が収容される容器本体と、
上方付勢状態で下方移動可能に立設されるとともに内部が前記容器本体内と連通可能なステムを有するポンプと、
前記ステムに連結される装着筒、コンタクトレンズが収容される一対のカップ部、および前記装着筒と一対のカップ部とを連結する連結部を備える収容体と、を備え、
前記収容体には、前記ステムの内部と前記一対のカップ部内とを各別に連通する一対の第1連通路が形成され、
該第1連通路は、前記装着筒に形成され該装着筒の内部と外部とを連通する連通孔と、前記連結部の上面に形成され前記連通孔と前記カップ部内とを連通する連通溝と、を備えていることを特徴とするコンタクトレンズ収容容器。 - 請求項1記載のコンタクトレンズ収容容器であって、
前記連結部には、前記一対のカップ部内同士を連通する第2連通路が形成されていることを特徴とするコンタクトレンズ収容容器。 - 請求項1または2に記載のコンタクトレンズ収容容器であって、
前記容器本体の口部を囲繞するカバー体が配設され、該カバー体には前記収容体を開放自在に覆うキャップが配設されていることを特徴とするコンタクトレンズ収容容器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ収容容器であって、
前記収容体には、前記一対のカップ部を一体に開閉する蓋体がヒンジ部を介して連結されていることを特徴とするコンタクトレンズ収容容器。
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JP2010149776A JP5481288B2 (ja) | 2010-06-30 | 2010-06-30 | コンタクトレンズ収容容器 |
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JP2010149776A JP5481288B2 (ja) | 2010-06-30 | 2010-06-30 | コンタクトレンズ収容容器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP5481288B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104417837A (zh) * | 2013-08-26 | 2015-03-18 | 秦建忠 | 一种隐形眼镜护理装置 |
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2010
- 2010-06-30 JP JP2010149776A patent/JP5481288B2/ja active Active
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CN104417837A (zh) * | 2013-08-26 | 2015-03-18 | 秦建忠 | 一种隐形眼镜护理装置 |
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