JP3164032U - キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】容器口に嵌合されるキャップにおいて、使い勝手が良好であり、生産効率が向上するキャップを提供する。【解決手段】本キャップ1aは、容器口に嵌合され、周壁の一部に案内注出口22が形成される筒状のキャップ本体2と、該キャップ本体2にヒンジ部3aを介して連結され、該キャップ本体2の案内注出口22を除く範囲に被冠される主蓋体4と、キャップ本体2にヒンジ部3bを介して連結され、主蓋体4の一部を覆うように配置され案内注出口22を開閉する副蓋体5とを備える。従って、使い勝手が良く、簡易な金型で製造可能であり生産効率が向上する。【選択図】図1

Description

本考案は、容器口に嵌合されるキャップに関するものである。
一般に、キャップは、容器口に嵌合され、内部に注出路を有する円筒状のキャップ本体と、該キャップ本体にヒンジ部を介して連結され、前記注出路を開閉する有底円筒状の蓋体とから構成される(特許文献1参照)。そして、内容物を使用する際には、蓋体を開けることで注出路を開放して内容物を使用するようになる。
特開2005−35628号公報
しかしながら、特許文献1に係るキャップでは、液状内容物の注出するための口栓としては優れたものがあるが、内容物を一定方向に略同じ幅(量)で注出させることができず、不便を感じることがある。しかも、製造時には複雑な金型、例えば、スライドコア等を使用することなく製造可能であり、生産効率を向上させることが要求される。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、使い勝手が良好であり、生産効率が向上する合成樹脂製の容器口用キャップを提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した考案は、容器口に嵌合されるキャップであって、前記容器口に嵌合され、周壁の一部に案内注出口が形成される筒状のキャップ本体と、該キャップ本体にヒンジ部を介して連結され、該キャップ本体の前記案内注出口を除く範囲に被冠される主蓋体と、前記キャップ本体にヒンジ部を介して連結され、前記主蓋体を覆うように配置され前記案内注出口を開閉する副蓋体と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項1の考案では、使用時には、副蓋体だけを開いて案内注出口を開放し、内容物を案内注出口から外方に注出するので、その注出方向を一定にして、且つ略同じ幅で注出することができ、使い勝手が良くなる。しかも、本キャップは、スライドコアを採用することなく製造できるため生産効率が向上する。
請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した考案において、前記案内注出口を前記キャップ本体の周壁の一部を外方に突出させて設け、前記副蓋体は帯状に形成され、その先端が前記案内注出口を開閉することを特徴とするものである。
請求項3に記載した考案は、請求項1または2に記載した考案において、前記キャップ本体は、前記周壁を構成する円筒状壁部と、該円筒状壁部の内側に配置され内容物の流路を形成する円筒状の上部案内壁部とを備え、前記案内注出口は、前記上部案内壁部から前記円筒状壁部に向かってかつ両者間に渡って形成される傾斜した樋状の溝部から連続して形成されることを特徴とするものである。
請求項2及び3の考案では、内容物の注出がスムーズであり、強度上も有利である。しかも、キャップの外観上の見栄えも良くなる。
本考案のキャップによれば、キャップ本体の周壁の一部に案内注出口が形成されており、使用時には、副蓋体を開くことで前記案内注出口を開放して、案内注出口から内容物を外部へ注出させるので、内容物の注出方向を一定にして、且つ略同じ幅で注出することができ、使い勝手が非常に良くなる。しかも、本考案のキャップでは、上下一対の金型を上下方向に接近・離間させて製造可能であるので生産効率が向上する。
図1は、本考案の第1実施形態に係るキャップを示す平面図である。 図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。 図3は、図1のB−B線に沿う断面図である。 図4は、主蓋体をキャップ本体に被せた状態の平面図である。 図5は、本考案の第2実施形態に係るキャップを示す平面図である。
以下、本考案を実施するための形態を図1〜図5に基いて詳細に説明する。
まず、本考案の第1実施形態に係るキャップ1aを図1〜図4に基いて説明する。
第1実施形態に係るキャップ1aは、適宜の合成樹脂からなり、図1及び図2に示すように、容器口(図示略)に嵌合されるキャップ本体2と、該キャップ本体2にヒンジ部3aを介して連結される主蓋体4と、キャップ本体2で主蓋体4と周方向で90°変位した位置にヒンジ部3bを介して連結される副蓋体5とから構成される。
キャップ本体2は、図1及び図2に示すように、容器口に嵌合される円筒状の胴部7と、該胴部7の上端開口を閉鎖すると共に内容物の注出口9を有する天面部8と、天面部8の上面に設けた、胴部7から上方に連続した円筒状壁部15と、該円筒状壁部15の内側に同心状で、内容物の流路を形成する円筒状の上部案内壁部16及び天面部8を介して下方に延びる下部案内壁部23とからなる。
キャップ本体2の天面部8の略中央部には内容物の注出口9が備えられ、該注出口9の内周面には、該注出口9を塞ぐ栓11が周方向に延びる弱化部10により接続される。また、この栓11には弱化部10を切断して注出口9を開放するためのリング状の把持部12が接続されている。
上部案内壁部16から円筒状壁部15に向かってかつ両者間に渡って、傾斜した樋状の溝部17が形成されており、溝部17は円筒状壁部15から外方に向けて突設した案内注出口22に連続している。
また、該円筒状壁部15の上面には、主蓋体4を連結するヒンジ部3aとその反対側の位置に主蓋体4の把持片20が嵌合する嵌合凹部18が形成される。
なお、上部案内壁部16の上面は、円筒状壁部15の上面よりも主蓋体4の厚み相当分その高さが低く設定されている。これにより主蓋体4が円筒状壁部15に嵌合したとき、上部案内壁部16の上面と主蓋体4の上面とが略面一となる。
キャップ本体2の天面部8の下面には、前述のように、胴部7の内側に円筒状の下部案内壁部23が注出口9の周縁から胴部7と同心状に垂設されている。該下部案内壁部23の外周面と胴部7の内周面との間に環状空間24が形成される。なお、胴部7の内周面には係合突条26が一条形成され、下部案内壁部23の外周面には係合突条27が二条形成される。そして、容器口にキャップ本体2の環状空間24が嵌合し、胴部7の内周面に設けた係合突条26が容器口の外周面、また、下部案内壁部23の外周面に設けた各係合突条27が容器口の内周面を押圧するようになる。
図1及び図2に示すように、主蓋体4は、円板状に形成され、その外径は円筒状壁部15の内径に略一致する。該主蓋体4は、案内注出口22から反時計周り方向で90°変位した位置でヒンジ部3bを介してキャップ本体2の胴部7に連結されている。主蓋体4には、ヒンジ部3a側とは反対側に所定幅の把持片20が突設されている。また、主蓋体4には空気抜き孔28が形成される。該空気抜き孔28は、主蓋体4がキャップ本体2に被冠された状態において案内注出口22から中心を通る略延長線上で該中心より遠い側に形成される。なお、主蓋体4のヒンジの位置は上記90°変位に限るものではない。
図1及び図3に示すように、副蓋体5は、案内注出口22とは反対側の位置でヒンジ部3bを介してキャップ本体2の胴部7に連結されている。副蓋体5は帯状に形成され、その下面に主蓋体4に設けた空気抜き孔28に嵌合する円柱状の凸部30が形成される。該副蓋体5の幅は、案内注出口22又は溝部17の上から覆うのに必要な幅があればよいので、溝17の幅と等しいか又は幅広である。また、副蓋体5の先端には、副蓋体5を主蓋体4上に重ねた際案内注出口22(溝部17)の外壁を囲む平面視コ字状の立設壁部31が形成される。
そして、主蓋体4をキャップ本体2に連結するヒンジ部3aから折り返し、主蓋体4の把持片20をキャップ本体2の円筒状壁部15の嵌合凹部18に嵌合させる。この嵌合状態で、主蓋体4の外周面がキャップ本体2の円筒状壁部15の内周面に当接すると共に主蓋体4の下面が上部案内壁部16の上面に当接することで、主蓋体4は、キャップ本体2の案内注出口22(溝部17)を除く範囲を被覆する。次に、副蓋体5は、ヒンジ部3bから折り返すことで、主蓋体4上に、その中心付近を径方向に沿って配されて、その先端の立設壁部31が案内注出口22の外壁を囲むように係合して案内注出口22を塞ぐ。この時、副蓋体5の凸部30が主蓋体4の空気抜き孔28に嵌入される。
次に、本考案の第1実施形態に係るキャップ1aの使用方法を説明する。
まず、最初に使用する際には、副蓋体5を開き、続いて主蓋体4を開き、リング状の把持部12を引き上げて、栓11周りの弱化部10を切断すると共に栓11を取り除いて注出口9を開放する。
次に、主蓋体4の把持片20を、ヒンジ部3aを折り返すことでキャップ本体2の円筒状壁部15の嵌合凹部18に嵌合させる。その結果、主蓋体4は、キャップ本体2の案内注出口22(溝部17)を除く範囲を被覆する。
そして、この状態で、キャップ本体2の案内注出口22を傾けることで、内容物が注出口9、溝部17を経由して案内注出口22から外部に注出される。
次に、使用後は、副蓋体5を、ヒンジ部3bを折り返すことで主蓋体4上にその中心付近を径方向に沿って延在させて、その先端の立設壁部31を案内注出口22の外壁を囲むように係合して案内注出口22を塞ぐ。
また、次に使用する際には、副蓋体5をヒンジまで持ち上げて(図4参照)、又は、副蓋体5の弾性を利用してその先端部のみを上方に湾曲させて案内注出口22を開き、案内注出口22を傾けて、内容物を案内注出口22から注ぎ出す。
次に、本考案の第2実施形態に係るキャップ1bを図5に基いて説明する。なお、第2の実施形態に係るキャップ1bの説明においては、同一部材については同一番号を付し、その説明を省略し、第1実施形態に係るキャップ1aとの相違点のみを説明する。
第2の実施形態に係るキャップ1bでは、案内注出口22の外縁をキャップ本体2の円筒状壁部15の外周に突設させない構成を採ったものである。
このため、案内注出口22及びその周辺の溝部17を形成する円筒状壁部15の壁部を厚肉33として、これらを円筒状壁部15の円周内に収めた。そして、主蓋体4には、主蓋体4を閉じたときに、円筒状壁部15を厚肉にした部位33に対応する位置に、注ぎ出しのための切欠き部34を形成した。これにより上方が閉鎖されない案内注出口22が構成される。また、副蓋体5の先端には、キャップ本体2に設けた切欠き部34内に嵌合しかつ案内注出口22を覆うための略四角柱状の突起部35が形成された。
なお、第2実施形態に係るキャップ1bの使用方法は、第1実施形態に係るキャップ1aの使用方法と同様である。
以上説明したように、本考案の第1及び第2実施形態に係るキャップ1a、1bでは、内容物をキャップ本体2の円筒状壁部15の一部に設けた案内注出口22から一定方向に略同じ幅で注出させることができ、しかも、使用時には副蓋体5を開閉するだけであるので、使い勝手が非常に良くなる。
また、本考案の第1及び第2実施形態に係るキャップ1a、1bでは、簡易な金型、すなわち、上下一対の金型を上下方向に接近・離間させることで製造可能であるので生産効率が向上する。
1a、1b キャップ, 2 キャップ本体, 3a、3b ヒンジ部, 4 主蓋体,5 副蓋体,7 胴部,8 天面部,15 円筒状壁部,16 上部案内壁部, 17 溝部, 22 案内注出口,23 下部案内壁部

Claims (3)

  1. 容器口に嵌合されるキャップであって、
    前記容器口に嵌合され、周壁の一部に案内注出口が形成される筒状のキャップ本体と、
    該キャップ本体にヒンジ部を介して連結され、該キャップ本体の前記案内注出口を除く範囲に被冠される主蓋体と、
    前記キャップ本体にヒンジ部を介して連結され、前記主蓋体を覆うように配置され前記案内注出口を開閉する副蓋体と、
    を備えたことを特徴とするキャップ。
  2. 前記案内注出口を前記キャップ本体の周壁の一部を外方に突出させて設け、
    前記副蓋体は帯状に形成され、その先端が前記案内注出口を開閉することを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記キャップ本体は、前記周壁を構成する円筒状壁部と、該円筒状壁部の内側に配置され内容物の流路を形成する円筒状の上部案内壁部とを備え、
    前記案内注出口は、前記上部案内壁部から前記円筒状壁部に向かってかつ両者間に渡って形成される傾斜した樋状の溝部から連続して形成されることを請求項1または2に記載のキャップ。
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