JP2012008878A - 戸締り確認システム及びこれを備えたインターホンシステム - Google Patents

戸締り確認システム及びこれを備えたインターホンシステム Download PDF

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俊之 清水
Keiichi Aoyama
啓一 青山
Shoji Nagai
奨士 永井
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Abstract

【課題】使い勝手が改善された戸締り確認システム及びこれを備えたインターホンシステムを提供する。
【解決手段】建物の占有空間内に配置され、所定の通信範囲内に存在する携帯端末Pとの間で電波を媒体とする直接の無線通信が可能であって、予め登録された携帯端末Pが通信範囲から出たことを検出する親機1を備える。また、親機1は、上記の携帯端末Pが前記通信範囲から出たことが検出されたとき、上記の占有空間の出入り口となり得る扉や窓の少なくとも1個が開錠状態であれば、上記の携帯端末Pに対し公衆網PNを介して施錠忘れの通知を行う。施錠忘れの通知が行われるためには使用者は携帯端末Pを携帯していればよく外出前に特に操作入力を行う必要がないから、外出前の操作入力を要する場合に比べて使い勝手が改善される。
【選択図】図1

Description

本発明は、戸締り確認システム及びこれを備えたインターホンシステムに関するものである。
従来から、住戸の出入り口の施開錠状態を監視するとともに、施錠忘れが推定されるときに使用者に対する通知を行う戸締り確認システムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の戸締り確認システムは、使用者が外出時に行うべき所定の操作入力を受け付けてから所定時間が経過した後に開錠状態が検出されている場合に施錠忘れを推定し、使用者が所持する携帯端末に対して公衆網を介した通信による通知を行うというものであった。
特開2009−146449号公報
しかしながら、使用者が上記所定の操作入力を行わずに外出してしまった場合には、施錠忘れがあったとしても上記のような通知を行うことができないため、使い勝手が悪かった。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、使い勝手が改善された戸締り確認システム及びこれを備えたインターホンシステムを提供することにある。
本発明の戸締り確認システムは、占有空間内に配置され、所定の通信範囲内に存在する携帯端末との間で電波を媒体とする直接の無線通信が可能であって、予め登録された携帯端末が前記通信範囲から出たことを検出する直接通信手段と、前記占有空間の少なくとも1個の出入り口にそれぞれ設けられて該出入り口が施錠状態か開錠状態かを検出する施開錠検出手段と、公衆網に接続されるとともに、前記直接通信手段により前記携帯端末が前記通信範囲から出たことが検出されたとき、いずれかの施開錠検出手段が開錠状態を検出していれば、前記携帯端末に対し公衆網を介して通知を行う間接通信手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の別の戸締り確認システムは、占有空間内に配置され、電波を媒体とする無線信号であるビーコンパケットを所定の送信間隔おきに送信する直接通信手段と、前記占有空間の少なくとも1個の出入り口にそれぞれ設けられて該出入り口が施錠状態か開錠状態かを検出する施開錠検出手段と、公衆網に接続された間接通信手段と、使用者によって携帯され、公衆網を介した通信と前記ビーコンパケットの受信とが可能であって、前記ビーコンパケットが受信されない状態の継続時間が前記送信間隔よりも長い所定の判定時間に達したとき、公衆網を介して前記間接通信手段に対し所定の外出通知信号を送信する携帯端末とを備え、前記間接通信手段は、前記外出通知信号が受信されたとき、いずれかの施開錠検出手段が開錠状態を検出していれば、前記携帯端末に対し公衆網を介して通知を行うことを特徴とする。
さらに、本発明のインターホンシステムは、上記いずれかの戸締り確認システムと、相互に通話が可能な親機と子器とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、施錠忘れの通知が行われるためには使用者は携帯端末を携帯していればよく外出前に特に操作入力を行う必要がないから、外出前の操作入力を要する場合に比べて使い勝手が改善される。
本発明の実施形態の概略構成を示す説明図である。 同上を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の戸締り確認システムは、図1に示すように、集合住宅や家屋といった建物の占有空間(図示せず)内に設置されて携帯端末Pとの間で直接の無線通信と公衆網PNを介した通信とが可能な親機1と、上記の占有空間において通常の出入りに用いられる出入り口である扉(図示せず)に設けられてこの扉を施開錠するとともに親機1に対して施開錠状態を通知する電気錠2と、通常の出入りには用いられないものの人の出入りが可能な出入り口としての窓(図示せず)に設けられてこの窓の施開錠状態を検出する施開錠センサ5とを備える。すなわち、親機1は直接通信手段と間接通信手段とを兼ねており、電気錠2と施開錠センサ5とがそれぞれ施開錠検出手段である。
ここでいう占有空間は、例えば、上記の建物が集合住宅である場合には住人毎の占有部分である部屋を指し、上記の建物が個人所有の家屋である場合には建物たる家屋の全体を指す。また、ここでいう出入り口は、占有空間の内外を仕切る壁の開口部のうち人の出入りが可能であって開閉及び施開錠されるものを指し、通常の出入りに用いられる扉や門だけではなく、上記のように人の出入りが可能な窓をも含む。
さらに、上記の親機1は、上記の出入り口の外側に設置される子器3と、上記の占有空間内に設置される副親機4とともにインターホンシステムを構成する。つまり、子器3と副親機4とはそれぞれ親機1との間での通話が可能となっている。また、副親機4は、上記のインターホンシステムにおいて、省略することも、逆に個数をある程度まで任意に増やすことも可能なものであり、図1では2個が図示されている。
詳しく説明すると、電気錠2は、図2に示すように、デッドボルト(図示せず。施錠状態で上記の扉の開放を禁止する部材であり、閂の一種)を駆動する駆動部21と、親機1と通信するための通信部22と、通信部22に受信された制御信号に従って駆動部21を制御することにより施開錠状態を切り替えるとともに施開錠状態が切り替わったときに通信部22を制御して親機1に対する通知を行わせる制御部23とを備える。上記のような電気錠2は周知技術で実現可能であるので詳細な図示並びに説明は省略する。
施開錠センサ5は、上記の窓の施開錠状態を検出するとともに、施開錠状態が変化したときに親機1に対して所定の無線信号を送信することによる通知を行う。親機1は、上記の無線信号を受信するセンサ通信部19を備える。上記の無線信号の媒体としては電波や赤外光を用いることができ、いずれの場合にも施開錠センサ5やセンサ通信部19は周知技術で実現可能であるので詳細な図示並びに説明は省略する。
子器3は、親機1及び副親機4と通信するための内線通信部31と、上記の出入り口の外側の様子を撮像して画像信号を生成する撮像部32と、親機1及び副親機4との通話のための通話部33と、内線通信部31と撮像部32と通話部33とをそれぞれ制御する制御部34と、来訪者によって押操作される押釦を有しこの押釦が押操作されたときに所定の電気信号を制御部34に入力する呼出部35とを備える。撮像部32としては、周知のデジタルカメラを用いることができる。また、呼出部35は、周知の押釦スイッチを用いて実現可能である。
親機1は、子器3及び副親機4と通信するための内線通信部11と、電気錠2と通信するための錠通信部12と、子器3及び副親機4との通話のための通話部13と、画像信号を再生した画像を表示可能な表示部14と、上記各部をそれぞれ制御する制御部15と、操作入力を受け付ける操作部16とを備える。
副親機4は、親機1及び子器3及び他の副親機4と通信するための内線通信部41と、親機1及び子器3及び他の副親機4との通話のための通話部43と、画像信号を再生した画像を表示可能な表示部44と、上記各部をそれぞれ制御する制御部45と、操作入力を受け付ける操作部46とを備える。
親機1及び子器3及び副親機4の内線通信部11,31,41、電気錠2の通信部22、並びに、親機1の錠通信部12は、それぞれ周知の電子回路で実現可能であるので詳細な図示並びに説明は省略する。なお、図1では副親機4のうち一台と電気錠2と子器3とはそれぞれ親機1に対し個別に接続されており、子器3と副親機4との間の通信は親機1によって中継される。また、副親機4同士はデイジーチェーン接続されており、副親機4と直接接続されていない他の機器1,3,4との通信は、間に接続された他の副親機4によって中継される。なお、機器1,2,3,4間の接続の形態は適宜変更可能であり、例えば周知の多重伝送技術を用いることで上記の各機器1,2,3,4を共通の信号線(図示せず)にバス接続したり、上記の各機器1,2,3,4間の通信のうちの一部又は全部を無線通信によって実現してもよい。
各通話部13,33,43は、それぞれ、音声を音声信号に変換する周知のマイクロホン(図示せず)と、入力された音声信号を音声に変換する周知のスピーカ(図示せず)と、マイクロホンが出力した音声信号(以下、「送話信号」と呼ぶ。)を増幅して内線通信部11,31,41に入力する送話状態と内線通信部11,31,41から入力され増幅された音声信号(以下、「受話信号」と呼ぶ。)をスピーカに入力する受話状態との一方に択一的に切り替わる周知の音声スイッチ(図示せず)とを備える。音声スイッチは、通話中には、送話信号の強度と受話信号の強度とを比較し、送話信号の強度の方が受話信号の強度よりも高い場合には送話状態に切り替わり、受話信号の強度の方が送話信号の強度よりも高い場合には受話状態に切り替わるという比較動作を随時行う。上記のような通話部13,33,43は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
各表示部14,44は、それぞれ、例えば液晶パネルを用いて周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
各操作部16,46は、例えばキーボードやタッチパネルといった周知の入力装置で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
各制御部15,23,34,45はそれぞれ周知の電子回路で実現可能であるので、詳細な説明及び図示は省略する。
まず、インターホンシステムとしての本実施形態の動作について説明する。
子器3の制御部34は、呼出部35の押釦が押操作されたとき、所定の呼出信号を親機1と各副親機4とにそれぞれ送信するように内線通信部31を制御するとともに、撮像部32による撮像及び内線通信部31からの画像信号の送信をそれぞれ開始させる。
親機1及び各副親機4では、それぞれ、制御部15,45は、内線通信部11,41に上記の呼出信号が受信されると、所定の呼出音を発生させるように通話部13,43のスピーカを制御し、内線通信部11,41に受信された画像信号を再生した画像の表示を開始するように表示部14,44を制御するとともに応答待ち状態に移行する。そして、応答待ち状態のまま所定の応答待ち時間が経過するか、または後述する応答信号が内線通信部11,41に受信されると、制御部15,45は、画像の表示を終了するように表示部14,44を制御して応答待ち状態を終了する。一方、応答待ち状態で、子器3との通話の開始を指示する操作入力が操作部16,46において受け付けられると、制御部15,45は、所定の応答信号を他の機器1,3,4に送信するように内線通信部11,41を制御するとともに、子器3の通話部33との間で通話が可能となるように通話部13,43及び内線通信部11,41を制御する通話状態に移行する。また、通話状態で通話の終了を指示する所定の操作入力が操作部16,46において受け付けられると、制御部15,45は、所定の終了信号を子器3へ送信するように内線通信部11,41を制御するとともに、通話部13,43と表示部14,44とをそれぞれ停止させて通話状態を終了する。子器3では、制御部34は、上記の応答信号が内線通信部31に受信されたときに通話部33の動作を開始させ、その後に上記の終了信号が内線通信部31に受信されたときに撮像部32と通話部33との動作をそれぞれ停止させる。
ここで、送話信号及び受話信号と、画像信号と、その他の信号(呼出信号や応答信号や終了信号)とは、周知の多重伝送技術を用いて互いに共通の信号線で伝送されてもよいし、別々の信号線で伝送されてもよい。
また、親機1及び各副親機4では、制御部15,45は、上記の応答待ち状態でも通話状態でもない状態(以下、「通常状態」と呼ぶ。)では、操作部16,46に受け付けられた操作入力に応じて、必要な信号の送受信の後、子器3から送信された画像信号を表示部14,44に表示させる画像表示状態への移行や、他の機器1,3,4との間で通話部13,33,43を用いた通話を可能とする通話状態への移行を行う。また、上記の画像表示状態や通話状態で、通常状態への復帰を指示する操作入力が操作部16,46に受け付けられると、制御部15,45は通常状態への復帰を行う。
さらに、親機1において、制御部15は、電気錠2の制御を指示する操作入力が操作部16に受け付けられたときに、その操作入力に応じた制御信号を電気錠2へ送信するように錠通信部12を制御する。電気錠2では、制御部23は、通信部22に受信された制御信号に従って施開錠を切り替えるように駆動部21を制御するとともに、切替後の施開錠状態を通知する信号を親機1に送信するように通信部22を制御する。
以下、本実施形態の特徴である、戸締り確認システムとしての構成及び動作について説明する。
ここで想定されている携帯端末Pは、公衆網PNを介した通信のほか、無線LANに関する規格(例えば、IEEE802.11)に準拠した電波を媒体とする無線通信にも対応した、例えば携帯電話である。上記の公衆網PNを介した通信は、公衆網PNに接続された基地局BSとの無線通信により達成される。このような携帯端末Pは周知であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
本実施形態の親機1は、携帯端末Pとの間で電波を媒体とした直接の無線通信を行う直接通信部17と、公衆網PNに接続される間接通信部18とを有する。
直接通信部17は、所定の通信範囲内に存在する携帯端末Pとの間で上記規格に準拠した電波を媒体とする無線通信が可能なものであって、予め登録された携帯端末Pが上記の通信範囲内に存在するか否かを随時判定するとともに、判定結果を示す電気信号を制御部15に入力するものである。このような直接通信部17は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
間接通信部18は、公衆網PN(例えば電話回線やIP回線)に対し有線で接続されるものであってもよいし、携帯端末Pと同様に基地局BSを介して公衆網PNに接続されるものであってもよい。いずれの場合にも間接通信部18は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
次に、動作について説明する。直接通信部17は、予め登録された携帯端末Pとの無線通信が可能か否かを判定するとともに判定結果に応じた電気信号を制御部15に入力するという動作を随時行う。具体的には、直接通信部17は、所定の送信間隔(例えば100ms)おきに定期的に所定の無線信号(以下、「ビーコンパケット」と呼ぶ。)を送信する。携帯端末Pは、ビーコンパケットを受信すると、所定の無線信号(以下、「応答パケット」と呼ぶ。)を直接通信部17に対して送信する。この応答パケットには携帯端末Pを識別するための情報が含まれており、直接通信部17は、予め登録された携帯端末Pからの応答パケット(以下、「登録応答パケット」と呼ぶ。)が受信されたとき、携帯端末Pが通信範囲内に存在すると判定する。一方、ビーコンパケットの送信後に所定の判定時間が経過するまでに登録応答パケットが受信されなかった場合、次に登録応答パケットが受信されるまでは、携帯端末Pが通信範囲内に存在しない(つまり不存在)と判定する。上記の応答パケットとしては、リンクの確立を要求する一般的な信号を用いることができる。
制御部15は、直接通信部17による判定結果が存在から不存在に変化したとき、携帯端末Pが通信範囲から出たことを検出する。このとき、全ての出入り口が施錠状態であれば、次に直接通信部17の判定結果が存在から不存在に変化するまでは特に間接通信部18の制御は行わない。一方、少なくとも1個の出入り口が開錠状態であれば、間接通信部18を制御して上記の携帯端末Pに対し施錠忘れの通知を行わせる。この通知は、施錠忘れがあることを使用者に対して報知するためのものであり、電子メールによって行われてもよいし、通常の通話と同様の発呼を経て送信される音声メッセージによって行われてもよい。いずれの場合にも間接通信部18は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
すなわち、使用者の携帯端末Pが直接通信部17の通信範囲内に存在するか否かに基いて、使用者が外出したか否かを推定しているのであり、使用者が外出したと推定されるとき(つまり、直接通信部17の判定結果が存在から不存在に変化したとき)に、いずれかの出入り口が開錠状態であれば通知が行われる。従って、使用者が未だ外出していない(つまり占有空間内にいる)にも関わらず上記の報知が行われてしまうことを避けるためには、上記の通信範囲は占有空間を完全にカバーしていることが望ましい。また、使用者の外出後に上記の通知が速やかに行われるためには、直接通信部17の通信範囲と占有空間との一致割合はなるべく高いことが望ましい。
上記構成によれば、施錠忘れの通知が行われるためには使用者は携帯端末Pを携帯していればよく外出前に特に操作入力を行う必要がないから、外出前の操作入力を要する場合に比べて使い勝手が改善される。
なお、携帯端末Pが直接通信部17の通信範囲から出たことの判定が、親機1ではなく携帯端末Pで行われる構成を採用してもよい。すなわち、上記のビーコンパケットには送信元の親機1を識別するための情報が含まれており、携帯端末Pは、予め登録された親機1からのビーコンパケットが受信されない状態の継続時間が、ビーコンパケットの送信間隔よりも長い所定の判定時間に達したとき、携帯端末Pが直接通信部17の通信範囲から出たと判定し、公衆網PNを介して所定の外出通知信号を親機1の間接通信部18に送信する。親機1では、間接通信部18に上記の外出通知信号が受信されたとき、制御部15が出入り口の施開錠状態を確認し、少なくとも1個の出入り口が開錠状態であれば、間接通信部18を制御して上記の携帯端末Pに対する通知を行わせる。この構成を採用すれば、携帯端末Pにおいて専用のプログラムが必要となる代わりに、携帯端末Pの電源が切られているときに上記の通知が行われてしまうことを避けることができる。また、上記の場合、ビーコンパケットを監視すべき親機1を予め携帯端末Pに対して登録する必要はあるが、親機1から携帯端末Pへの通知に必要な情報(例えば、携帯端末Pの電話番号やメールアドレス)は外出通知信号に含めることができるので、親機1に対する携帯端末Pの登録は必ずしも必要ではない。
また、電気錠2や施開錠センサ5から親機1に対して施開錠状態の通知が行われるタイミングは、上記のように施開錠状態が変化したときとする代わりに、親機1から通信による要求があったときとしてもよい。この場合、親機1の制御部15は、施開錠状態を確認すべきとき、すなわち、直接通信部17による判定結果が存在から不存在に変化したときや、間接通信部18に外出通知信号が受信されたときに、錠通信部12やセンサ通信部19を介して電気錠2や施開錠センサ5に対し施開錠状態の通知を要求する。
さらに、装置の構成は上記に限られず、例えば直接通信部17と間接通信部18の一方又は両方を、親機1との間で通信を行う別途の無線通信装置(図示せず)に設けてもよい。このような無線通信装置は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
1 親機(直接通信手段であり間接通信手段)
2 電気錠(施開錠検出手段)
5 施開錠センサ(施開錠検出手段)
P 携帯端末
PN 公衆網

Claims (3)

  1. 建物の占有空間内に配置され、所定の通信範囲内に存在する携帯端末との間で電波を媒体とする直接の無線通信が可能であって、予め登録された携帯端末が前記通信範囲から出たことを検出する直接通信手段と、
    前記占有空間の少なくとも1個の出入り口にそれぞれ設けられて該出入り口が施錠状態か開錠状態かを検出する施開錠検出手段と、
    公衆網に接続されるとともに、前記直接通信手段により前記携帯端末が前記通信範囲から出たことが検出されたとき、いずれかの施開錠検出手段が開錠状態を検出していれば、前記携帯端末に対し公衆網を介して通知を行う間接通信手段とを備えることを特徴とする戸締り確認システム。
  2. 建物の占有空間内に配置され、電波を媒体とする無線信号であるビーコンパケットを所定の送信間隔おきに送信する直接通信手段と、
    前記占有空間の少なくとも1個の出入り口にそれぞれ設けられて該出入り口が施錠状態か開錠状態かを検出する施開錠検出手段と、
    公衆網に接続された間接通信手段と、
    使用者によって携帯され、公衆網を介した通信と前記ビーコンパケットの受信とが可能であって、前記ビーコンパケットが受信されない状態の継続時間が前記送信間隔よりも長い所定の判定時間に達したとき、公衆網を介して前記間接通信手段に対し所定の外出通知信号を送信する携帯端末とを備え、
    前記間接通信手段は、前記外出通知信号が受信されたとき、いずれかの施開錠検出手段が開錠状態を検出していれば、前記携帯端末に対し公衆網を介して通知を行うことを特徴とする戸締り確認システム。
  3. 請求項1又は請求項2の戸締り確認システムと、
    相互に通話が可能な親機と子器とを備えることを特徴とするインターホンシステム。
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