JP2012007970A - 電子天びん - Google Patents

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Abstract

【課題】数10mgの比較的軽量なサンプルの1mg以下の重量変化も正確に計測できる電子天びんを提供する。
【解決手段】基準おもりを使用してサンプルの重量変化を時系列的にモニタリングする。モニタリング毎に時間間隔τでサンプル受け皿内を空、基準おもり、空、サンプル、基準おもり、空にして荷重検出器により各荷重を検出して、基準おもりとサンプルの重量を算出する。この基準おもりと前回モニタリング時の基準おもりの算出重量を比較して感度補正係数を算出し、この感度補正係数を乗じたサンプル重量と前回サンプル重量との差をサンプル重量変化量として算出する。
【選択図】 図3

Description

本発明は電子天びんに関する。
電磁平衡式の電子天びん等、高い計量精度を有する電子天びんでは、その高い精度を保持するため、環境の変化、特に温度による感度やゼロドリフトの変化を厳密に補正する必要があり、これらの電子天びんにおいては感度変化やゼロドリフトに対し様々な低減方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、使用期間によって感度やゼロドリフトが変動するため校正用の分銅を内蔵するとともに、内蔵分銅を荷重測定機構に加除する内蔵分銅加除機構を設けて、使用者が適宜にあるいは一定量の温度変化が生じた場合に、自動的に内蔵分銅を用いて校正を行う方式が多用されている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−99699号公報 特開2002−98579号公報
上記電子天びんにおいて、数10mg程度の比較的軽量なサンプルにおける1mg以下の微量な重量変化を特性変化として捉え正確に計測するニーズ、例えば温度や湿度などの環境変化に伴うプラスチックの吸水量や蒸発量の変化を経時的にモニタリングし、あるいはサンプルに塗装コーティングなどの表面処理を行った前後の重量変化量を計測するニーズが品質評価重視の面から増加している。
しかし荷重測定機構は、上記校正を行ったとしても、電子天びんの周囲の温度、湿度などよって、校正時点からの感度やゼロドリフト量の変化度合いが異なることとなる。通常の測定であれば問題とならない程度の誤差であっても、重量変化を測定する場合には、重量変化に対する感度やゼロドリフト量の割合が無視できない程度になる。
例えば、重量が1gのサンプルを異なる時点で2回計量する場合において、ゼロドリフト量が0.5mgと0.4mgであれば、それぞれ0.5%と0.4%の誤差に過ぎないため、通常の計量としては許容誤差範囲内だとしても、重量変化を算出する場合は、ゼロドリフト量の差が0.1mgとなり、サンプルの重量変化が1mg程度であるとすると、その誤差が10%にも達することになる。
特に、日本の気候における気温差の大きい夏、冬場で、空調が止められている夜間と空調を再開して計測を行う昼間とでは、電子天びんの周囲温度、湿度が激しく変化する。このような状況においては、計測を行う時間帯により、感度およびゼロドリフトの変化量がサンプルの微量重量変化の計測に大きく影響するという問題がある。
上記課題を解決するため、本件発明は、受け皿と当該受け皿を支承するとともに、当該受け皿に載置された負荷の荷重値を出力する荷重検出器とを備え、(a)異なる2時点において前記受け皿に測定対象となるサンプルが載置された際に前記荷重検出器から出力されるサンプル荷重計測値と、(b)当該各サンプル荷重計測値が出力される前後において、無負荷状態の際に前記荷重検出器から出力される無負荷荷重計測値とに基づいて、前記サンプルの重量変化を算出する重量変化算出手段を有する。
また、本件発明における前記重量変化算出手段は、(b1)前記各サンプル荷重計測値が出力される前後のいずれかまたは両方において、基準おもりが前記受け皿に載置された際に前記荷重検出器から出力される基準おもり荷重計測値と、(b2)前記サンプル荷重計測値および当該基準おもり荷重計測値が出力される前後において、無負荷状態の際に前記荷重検出器から出力される無負荷荷重計測値とに基づいて、前記サンプルの重量変化を算出するものであってもよい。
また、前記サンプルおよび前記基準おもりの加除のタイミングを操作者に知らせる計測タイミング報知手段を更に有することを備えてもよく、更に計測タイミング報知手段は、電子天びん自体における表示または表示および音声の発生によるものが好ましい。
電子天びん周囲の温度や湿度などの環境状況が変化し、感度やゼロドリフトが変化した状態においても、サンプル測定の前後で無負荷荷重の測定を行い、更には、基準おもり荷重の測定を用いて、サンプル重量を補正しているので、1mg以下のサンプル重量の微量の変化を正確に計測することができる。
本発明の電子天びんの構成を示すブロック図である。 実施例に係る演算制御プログラムのメインルーチンを示すフローチャートである。 実施例に係る演算制御プログラムの重量変化計測の手順を示すフローチャートである。 本発明の電子天びんの重量変化を計測する場合の計測対象とその計測時間の関係を示す図である。 他の実施例に係る演算制御プログラムの重量変化計測の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の電子天びんの実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例の構成を示すブロック図である。本電子天びんは、内蔵分銅1を校正時に受け皿2に負荷するための分銅加除機構3と、受け皿2から負荷される荷重を検出するための荷重検出器4と、その荷重検出器4により検出されたアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器5と、このディジタル信号を取り込み表示する表示器7とプリンタ8等に出力するための計測時刻や重量変化量データに変換する演算と分銅加除機構3への制御信号を送出する演算制御部6と、電源ON/OFF、計量単位の設定、内蔵分銅1による感度校正および重量変化計測に使用するメニュー画面の表示などの切替を行うキーボード9および重量変化を計測するサンプル重量に近く、温度や湿度変化に対し一定重量を保持し、重量が異なる複数個の基準おもり10から構成されている。
前記演算制御部6は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、内蔵された発信器のクロック周波数に同期して演算制御処理を行うCPU61、一定期間前後において計測される基準おもりおよびサンプルの負荷荷重計測値および負荷荷重計測時の等時間前後において計測される無負荷荷重計測値を記憶する計測荷重記憶プログラム62a、基準おもりの負荷荷重計測値と無負荷荷重計測値から感度補正係数を算出する感度補正係数算出プログラム62bおよび前記感度補正係数を用いてサンプル重量変化を算出するサンプル重量変化算出プログラム62cを有する演算制御プログラムを記憶するROM62、計量データや演算パラメータを記憶するRAM63および入出力インターフェース64から構成されている。
図2、図3はROM62に記憶されている演算制御プログラムの概要を示すフローチャートである。以下、この図を参照して実施例の動作を説明する。図1のCPU61は、通常、図2に示すようなメインルーチン上の各割り込み信号の着信を走査するプログラムを実行している。この割り込み信号としては、キーボード9のキー操作により送出される内蔵分銅1による校正開始信号と、サンプルの重量変化を計測する場合の重量変化初期計測開始信号、2回目以降の重量変化計測開始信号および演算制御部6で発生するクロック周波数のパルス信号を計数して得られ定期的に送出される重量計量開始信号とがある。
前記CPU61が上記メインルーチン上を走査中、割り込み信号をキャッチすると、その割り込み信号を判別し、該当した割り込み処理を行った後再びメインルーチンワークに戻る。例えば、前記キーボード9のキー操作により校正信号が送出された場合は、内蔵分銅1の荷重検出器4への加除を自動的に実行して感度補正係数を校正する。またキーボード9のキー操作により重量変化初期計測開始信号または重量変化計測開始信号が送出された場合は、図3の重量変化計測プログラムが実行される。
物体を載置しない状態(無負荷状態)で、キーボード9において重量変化を計測するサンプルを特定するためのID記号を登録し、重量を有する基準おもりの重量、重量変化初期計測時刻Tおよび計測間隔時間τを設定し、重量変化初期計測を指令すると、重量変化初期計測プログラムが稼動し、図4に示すとおり荷重検出器4により時刻Tにおける無負荷荷重Z(T)、すなわちゼロ点が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともに基準おもり10の受け皿2への載置を指令する記号Rが表示器7に点滅表示される(ST1)。計測時間間隔τは通常30秒が採用される。
上記指令に基づいて基準おもり10を受け皿2に載置すると、計測開始時Tからτ時間後、荷重検出器4に負荷されている時刻(T+τ)における基準おもり荷重R(T+τ)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともに無負荷を指令する記号Zが点滅表示または点滅表示および音声発生により報知される(ST2)。
前記基準おもり10を除去すると、計測開始時Tから2τ時間後の無負荷荷重Z(T+2τ)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともにサンプルの受け皿2への載置を指令する記号Sが点滅表示される(ST3)。
上記指令に基づいてサンプルを載置すると、計測開始時Tから3τ時間後のサンプル荷重S(T+3τ)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともに無負荷を指令する記号Zが点滅表示される(ST4)。
前記サンプルを除去すると、計測開始時Tから4τ時間後の無負荷荷重Z(T+4τ)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともに(ST5)、感度SP1が(1)式により算出記憶され(ST6)、サンプル重量S1が(2)式により算出記憶され、重量変化初期計測が終了する(ST7)。
SP1=R(T+τ)―((Z(T)+Z(T+2τ))/2 ・・(1)
S1=S(T+3τ)―((Z(T+2τ)+Z(T+4τ))/2・・(2)
次に所定時刻Tに無負荷状態で、キーボード9においてサンプルのID記号、計測開始時刻Tを設定し重量変化計測開始を指令すると、重量変化計測プログラムが稼動し、図4に示すとおり荷重検出器4に負荷されている時刻Tにおける無負荷荷重Z(T)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともに記号Rが点滅表示される(ST8)。
上記指令に基づいて基準おもり10を受け皿2に載置すると、計測開始時Tからτ時間後、荷重検出器4に負荷されている時刻(T+τ)における基準おもり荷重R(T+τ)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともに記号Zが点滅表示される(ST9)。
前記基準おもり10を除去すると、計測開始時Tから2τ時間後の無負荷荷重Z(T+2τ)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともにサンプルの受け皿2への載置を指令する記号Sが点滅表示される(ST10)。
上記指令に基づいてサンプルを載置すると、計測開始時Tから3τ時間後のサンプルを載置した状態で荷重検出器4に負荷されているサンプル荷重S(T+3τ)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともに記号Zが点滅表示される(ST11)。
前記サンプルを除去すると、計測開始時Tから4τ時間後の無負荷荷重Z(T+4τ)が計測され、この計測値とID記号がRAM63に記憶されるとともに(ST12)、基準おもり10の重量である感度SP2が(3)式により算出記憶され(ST13)、サンプル重量S2が(4)式により算出記憶される(ST14)。
SP2=R(T+τ)―((Z(T)+Z(T+2τ))/2 ・・(3)
S2=S(T+3τ)―((Z(T+2τ)+Z(T+4τ))/2・・(4)
続いて、感度補正係数Cが(5)式より算出記憶され(ST15)、サンプル重量変化量ΔSが(6)式より算出記憶され(ST16)、サンプル重量変化量ΔSが表示器7に表示される(ST17)。
C=SP1/SP2 ・・・・・(5)
ΔS=C・S2−S1 ・・・・・(6)
サンプルに塗装などの表面処理を行った前後の重量変化量ΔSは上記(6)式から算出される。またサンプルの環境変化による重量変化を複数回モニタリングする場合は、一定時間間隔で多数回の重量変化計測を行う。n(n>2)回目の計測時点Tでの感度をSPn、サンプル重量をSnとすると、感度補正係数Cnは(7)式より、重量変化量ΔSnは(8)より算出される。
Cn=SP1/SPn ・・・・・(7)
ΔSn=Cn・Sn−S1 ・・・・・(8)
サンプルの微小重量変化を上式(7)、(8)式を用いて順次各計測ポイント間毎の重量変化量ΔSnを算出し、これを折れ線にてグラフ表示することによりサンプルの重量変化を連続的に把握することができる。
通常感度補正は、既知の重量の基準おもりを計量し、真の重量値と計量値との比を算出して記憶しておき、サンプルの計量値に、当該記憶した比を乗ずることにより行う。本実施例では、感度補正係数を1回目のサンプル重量S1とは独立して記憶しておくこととしているため、基準おもりの重量が既知でなくても、感度校正が可能となる点で有効である。
図5は他の実施例による電子天びんのサンプル重量変化算出プログラム62cを示すフローチャートで、重量変化初期計測プログラムと重量変化計測プログラムからなり基準おもり荷重の計測を2回に増加して、感度補正の精度を向上させたものである。
以下、図5を参照して動作を説明する。重量変化初期計測を指令すると第1実施例に準じて時刻(T)に無負荷荷重Z(T)、時刻(T+τ)に基準おもり荷重R(T+τ)、時刻(T+2τ)に無負荷荷重Z(T+2τ)、時刻(T+3τ)にサンプル荷重S(T+3τ)、時刻(T+4τ)に無負荷荷重Z(T+4τ)、時刻(T+5τ)に基準おもり荷重R(T+5τ)、時刻(T+6τ)に無負荷荷重Z(T+6τ)が計測され記憶される(ST21〜ST27)。
続いて、感度SP1が(1)式、サンプル重量S1が(2)式、感度SP2が(9)式、平均感度SP12が(10)式により算出され記憶される(ST28〜ST31)。
SP2=R(T+5τ)−(Z(T+4τ)+Z(T+6τ))/2・・(9)
SP12=(SP1+SP2)/2 ・・・・・・・(10)
重量変化計測を指令すると時刻(T)に無負荷荷重Z(T)、時刻(T+τ)に基準おもり荷重R(T+τ)、時刻(T+2τ)に無負荷荷重Z(T+2τ)、時刻(T+3τ)にサンプル荷重S(T+3τ)、時刻(T+4τ)に無負荷荷重Z(T+4τ)、時刻(T+5τ)に基準おもり荷重R(T+5τ)、時刻(T+6τ)に無負荷荷重Z(T+6τ)が計測され記憶される(ST32〜ST38)。
続いて、感度SP3が(11)式、サンプル重量S2が(12)式、感度SP4が(131)、平均感度SP34が(14)式、補正係数Cが(15)式により算出し記憶されるとともに、サンプル重量変化量ΔSが(16)式により算出し表示される(ST39〜ST44)。
SP3=R(T+τ)−(Z(T)+Z(T+2τ))/2・・・・・(11)
S2=S(T+3τ)−(Z(T+2τ)+Z(T+4τ))/2・・(12)
SP4=R(T+5τ)−(Z(T+4τ)+Z(T+6τ)/2・・(13)
SP34=(SP3+SP4)/2・・・(14)
C=SP12/SP34 ・・・・・(15)
ΔS=C・S2−S1 ・・・・・(16)
なお、図3および図5に示したサンプル重量変化算出プログラム62cは重量変化初期計測プログラムと重量変化計測プログラムを結合して、重量変化初期計測を時刻Tに開始し、続いて時刻Tに重量変化計測を行うようにしてもよい。
上記実施形態において、荷重S、R、Zを等時間間隔で測定することにより、式(1)〜(4)、(9)〜(14)において単純平均とすることができたが、時間間隔が任意の場合、単純平均ではなく時間間隔に応じた重み付け平均とする必要がある。
また、上記実施形態では、サンプルの加除タイミングを報知することとしたが、スイッチ入力などにより、操作者の指定したタイミングで、サンプルの荷重信号および無負荷時の荷重信号を計測することとしてもよい。その場合、各計測の時間間隔が一定にならないため、上記の通り、各式において単純平均ではなく、時間間隔に応じた重み付け平均とする必要がある。その他、荷重Sを異なる時点において測定し、その各時点の前後で荷重R、Zを計測する限りにおいて、測定のトリガを種々変更可能である。
更に、基準おもりとして内蔵分銅を用いることとしたが、基準おもりを、操作者が手動で加除することとしてもよく、その場合、基準おもりの加除タイミングを報知することとしても良いし、基準おもりを加除した後、操作者がスイッチなどを入力したタイミングで、基準おもりの荷重を計測することとしても良い。
基準おもりとして、測定対象のサンプルに近い重量のものを使用することが望ましく、サンプルへの表面処理等前後の重量変化を測定する場合には、表面処理等を施さない同種のサンプルを基準おもりとして用いることも好ましい。感度はリニアとは限らないため、サンプル重量付近で校正することが望ましいからである。
また、上記実施形態では、異なる2時点において、それぞれ、Z、R、Z、S、Z、R、Zの順に荷重測定を行うこととしているが、Z、S、Z、R、Zの順として、基準おもりの測定をサンプルの測定の後のみにしたり、Z、R、Z、S、Zのように基準おもりの測定をサンプルの測定の前のみで行っても良い。更には、感度の影響がゼロドリフトの影響に比べて無視できる程度であるときは、Rの測定を省略してもよい。
サンプルの重量変化を計測できる電子天びん、特に最小読取り桁付近の軽量サンプルの重量変化を精度良く計測可能な電子天びん。
1 内蔵分銅
2 受け皿
3 分銅加除機構
4 荷重検出器
5 A/D変換器
6 演算制御部
61 CPU
62 ROM
62a 計測荷重記憶プログラム
62b 感度補正係数算出プログラム
62c サンプル重量変化算出プログラム
63 RAM
64 入出力インターフェース
7 表示器
8 プリンタ
9 キーボード
10 基準おもり

Claims (4)

  1. 受け皿と
    当該受け皿を支承するとともに、当該受け皿に載置された負荷の荷重値を出力する荷重検出器とを備え、
    (a)異なる2時点において前記受け皿に測定対象となるサンプルが載置された際に前記荷重検出器から出力されるサンプル荷重計測値と、
    (b)当該各サンプル荷重計測値が出力される前後において、無負荷状態の際に前記荷重検出器から出力される無負荷荷重計測値と
    に基づいて、前記サンプルの重量変化を算出する重量変化算出手段を有することを特徴とする電子天びん。
  2. 前記重量変化算出手段は、
    (b1)前記各サンプル荷重計測値が出力される前後のいずれかまたは両方において、基準おもりが前記受け皿に載置された際に前記荷重検出器から出力される基準おもり荷重計測値と、
    (b2)前記サンプル荷重計測値及び当該基準おもり荷重計測値が出力される前後において、無負荷状態の際に前記荷重検出器から出力される無負荷荷重計測値と
    に基づいて、前記サンプルの重量変化を算出することを特徴とする請求項1記載の電子天びん。
  3. 前記サンプル及び前記基準おもりの加除のタイミングを操作者に知らせる計測タイミング報知手段を更に有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子天びん。
  4. 前記計測タイミング報知手段は、電子天びん自体における表示または表示および音声であることを特徴とする請求項3記載の電子天びん。
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