JP2012006797A - 光ファイバの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】線引炉21の外に導出されるガラスファイバ13を徐冷するクリーンエアチャンバー23と、強制冷却する強制冷却チャンバー25と、を順次に設け、クリーンエアチャンバー23および強制冷却チャンバー25の内部のクリーン度をオンラインでモニターし、クリーンエアチャンバー23および強制冷却チャンバー25の内部で直径0.5μm以上のダスト量が、一立方メートル当たり十個以下となるように、また同時に、両チャンバー23,25の内圧をモニターし、強制冷却チャンバー25の内圧がクリーンエアチャンバー23よりも高く且つ両チャンバー23,25の内圧がチャンバー外部29に対し陽圧となるように、両チャンバー23,25に供給するクリーンエア31とドライエア33の風量を調整する。
【選択図】図1
Description
(1) 光ファイバ母材を線引きし、得られるガラスファイバを徐冷および強制冷却してガラス保護用の樹脂で被覆する光ファイバの製造方法であって、
線引炉の下方に導出されるガラスファイバを徐冷する空冷部を囲うクリーンエアチャンバーと、強制冷却する強制冷却部を囲う強制冷却チャンバーと、を順次隣接して設け、
前記クリーンエアチャンバーおよび前記強制冷却チャンバーの内部のクリーン度をオンラインでモニターして、該クリーンエアチャンバーおよび該強制冷却チャンバーの内部での直径0.5μm以上のダスト量が一立方メートル当たり十個以下となるようにし、また同時に、前記クリーンエアチャンバーおよび前記強制冷却チャンバーの内圧をモニターして、前記強制冷却チャンバーの内圧が前記クリーンエアチャンバーよりも高く、且つ前記クリーンエアチャンバーおよび前記強制冷却チャンバーの内圧が両チャンバー外部に対し陽圧となるように、前記クリーンエアチャンバーに供給するクリーンエアおよび前記強制冷却チャンバーに供給するドライエアの風量を各々調整することを特徴とする光ファイバの製造方法。
前記クリーンエアチャンバーと前記強制冷却チャンバーの差圧をオンラインでモニターすることを特徴とする光ファイバの製造方法。
前記クリーンエアチャンバーへの風量を0.5m3/分以上2.5m3/分以下とすることを特徴とする。
図1は本発明に係る光ファイバの製造方法に使用される製造装置の概略を表す構成図である。
光ファイバの製造装置100は、光ファイバ母材11が送り込まれる線引炉21の直下に、クリーンエアチャンバー23と、強制冷却チャンバー25とが配置され、線引炉21内にて加熱溶融する光ファイバ母材11の下端部から引き出された高温のガラスファイバ13を、塗布が安定する温度まで冷却するようになっている。強制冷却チャンバー25の下方には、ガラスファイバ13の外周面に紫外線硬化樹脂15などを少なくとも一層以上被覆するための樹脂塗布装置35が設けられている。この樹脂塗布装置35をガラスファイバ13が通過する間に、樹脂塗布装置35内に蓄えられた樹脂15がガラスファイバ13の外周面に所定の厚みで塗布される。
図2は本発明に係る製造方法の手順の一例を表す流れ図である。
ガラスファイバ13は、線引炉21から導出された高温の状態で、表面に異物が付着すると強度低下に結びつくため、ファイバ走行ラインは常にクリーン化する必要がある。そのため、ダストカウンタ51にてクリーンエアチャンバー23内および強制冷却チャンバー25内のダスト量を検出する(S1)オンライン監視を行う。
制御装置43は、クリーンエアチャンバー内および強制冷却チャンバー内のクリーン度を常にモニターして直径0.5μm以上のダストが、一立方メートル当たり十個以下であるかの判断を行う(S8)。以上の制御は、ダスト量が十個以下と判断された上、運転の継続が判断(S9)されている間、繰り返されることになる。一方、ダスト量が十個以上と判断された場合、ステップS3、S4に戻って、クリーンエア31の風量増加と、ドライエア33の風量増加を行う。
これに加え、両チャンバー23,25が外部に対し陽圧になるとともに、強制冷却チャンバー25の圧力の方が高くなるので、強制冷却チャンバー25がドライ状態に保たれ、結露発生を防止できる。
この結果、強制冷却チャンバー25内をクリーンな状態に維持しつつ、ドライな状態に保つことができ、ファイバ強度の低下を減少させて、断線を防止することができる。
図3は線引き試験で得られた断線頻度とクリーンエアチャンバーへの風量との相関図である。この場合、クリーンエアチャンバー内は、外部に対し陽圧となっている。
図3に示すように、ダスト量を減らすほど(風量を上げるほど)、断線頻度の下がることが知見でき、風量0.5m3/分以下にすると、断線頻度が極端に悪化することが分かる。なお、風量0.5m3/分の供給状態が、直径0.5μm以上のダスト量10個/m3のクリーン度に相当する。但し、図3に示した通り風量を上げることで、ダスト量を減らし(上部からダストを巻き込まないようにする)、断線頻度を低減することが可能ではあるが、あまり上げる(風量2.5m3/分以上)と、風がガラスファイバにあたり、その結果、線ブレが発生してしまった。したがって、クリーンエア31の好適な風量範囲は、0.5〜2.5m3/分であることが分かった。
13 ガラスファイバ
15 樹脂
17 被覆
19 光ファイバ
21 線引炉
23 クリーンエアチャンバー
25 強制冷却チャンバー
29 チャンバー外部
31 クリーンエア
33 ドライエア
Claims (3)
- 光ファイバ母材を線引きし、得られるガラスファイバを徐冷および強制冷却してガラス保護用の樹脂で被覆する光ファイバの製造方法であって、
線引炉の下方に導出されるガラスファイバを徐冷する空冷部を囲うクリーンエアチャンバーと、強制冷却する強制冷却部を囲う強制冷却チャンバーと、を順次隣接して設け、
前記クリーンエアチャンバーおよび前記強制冷却チャンバーの内部のクリーン度をオンラインでモニターして、該クリーンエアチャンバーおよび該強制冷却チャンバーの内部での直径0.5μm以上のダスト量が一立方メートル当たり十個以下となるようにし、また同時に、前記クリーンエアチャンバーおよび前記強制冷却チャンバーの内圧をモニターして、前記強制冷却チャンバーの内圧が前記クリーンエアチャンバーよりも高く、且つ前記クリーンエアチャンバーおよび前記強制冷却チャンバーの内圧が両チャンバー外部に対し陽圧となるように、前記クリーンエアチャンバーに供給するクリーンエアおよび前記強制冷却チャンバーに供給するドライエアの風量を各々調整することを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 請求項1記載の光ファイバの製造方法であって、
前記クリーンエアチャンバーと前記強制冷却チャンバーの差圧をオンラインでモニターすることを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 請求項1又は2記載の光ファイバの製造方法であって、
前記クリーンエアチャンバーへの風量を0.5m3/分以上2.5m3/分以下とすることを特徴とする光ファイバの製造方法。
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