JP2012005683A - 遊技機用基板収納ケース及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】枠体部34に形成された挿入孔に重合アーム40を挿入したのち、挿入孔の一部をガイド面として蓋ケース31に対しベース体32を相対的に回転移動させ重ね合わせる重合状態から当該重合状態を保ちつつ蓋ケース31に対しベース体32を相対的にスライド移動させ係合突起39a,43bと係合孔43a,39bを係合させた閉塞重合状態とすることにより蓋ケース31とベース体32とが相対的に回転不能に組み付けられる。
【選択図】図9
Description
かかる不正行為を防止するため、一旦封止された基板収納ケースが容易に開放できないこと、不正開放を迅速に発見できるようにするため、基板収納ケースが開放放された場合には、当該基板収納ケースに何らかの開封の痕跡が残る構成が望まれる。
第1ケース体と、該第1ケース体に重ね合わせて組み付けられる第2ケース体とを備え、前記第1ケース体と第2ケース体とが組み付けられて形成される基板収納部に回路基板が収納される遊技機用基板収納ケースであって、前記第1ケース体の側部に外方に張り出して形成された延設部と、第2ケース体の側部に外方に突設され、前記延設部に形成された挿入部に挿入される重合部と、前記第1ケース体と第2ケース体のうち少なくとも一方のケース体の側部に外方に向けて突設された係合突起と他方のケース体の側部に設けられた係合孔と、を具備し、前記延設部の挿入部に前記重合部を挿入したのち、前記挿入部の一部をガイド面として前記第1ケース体に対し第2ケース体を相対的に回転移動させ重ね合わせる重合状態から当該重合状態を保ちつつ前記第1ケース体に対し第2ケース体を相対的にスライド移動させ前記係合突起と係合孔を係合させた閉塞重合状態とすることにより前記第1ケース体と第2ケース体とが相対的に回転不能に組み付けられることを特徴とする。
図1及び図2を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施例としては、遊技機の一例としてパチンコ機について説明するものとする。
先ず、図6(b)に示すように主制御基板25は蓋ケース31に電気部品実装面を覆われてビス止めされて一体に組み付けられる。
図6(a)(b)において、蓋ケース31に対してベース体32を垂直方向に立てた状態で、第1封止部42を先頭にして重合アーム40を蓋ケース31の開口側から挿入孔36に挿入する。このとき重合アーム40の湾曲部40aが湾曲面34aに重なり合う。尚、重合アーム40の幅より挿入孔36の幅が広いため挿入はスムーズに行なえるが、図12(a)に示すように重合アーム40の挿入位置によっては蓋ケース31の係合突起39aとベース体32の側部32c、ベース体32の係合突起43bと蓋ケース31の側部31dが互いに干渉して重合できないおそれもある。そこで、好ましくは挿入孔36内に図12(a)〜(c)に示すガイドリブ36aを突設しておくと、重合アーム40の挿入位置が規制されて、上述した蓋ケース31とベース体32の干渉を防ぐことができる。
先ず、第1封止部42と第1被封止部35の構造について図4、図5及び図10,図11(a)を参照して説明する。尚、第2封止部38と第2被封止部44の構造も同様であるので図番を併記して説明を省略する。
また、蓋体35bに突設された一対の係止爪35cは、係止部35eによって一対の係止爪35cの間隔が拡大される方向への変形が規制され、ピン先端部が嵌め込まれて一対の爪41c(37c)と係止することによって一対の係止爪35cの間隔が縮小される方向への変形が規制されるので、蓋体35bを取り外すことができなくなる。これにより、蓋ケース31とベース体32が第1かしめピン41によって嵌め殺し状態で封止される。
同様にして、第2かしめピン37をかしめた状態で、蓋体38aと蓋体44bが取り外せないので、蓋ケース31とベース体32が第2かしめピン41によって嵌め殺し状態で封止される。
図12(b)において、手前側(図面右側)の第1封止部42が封止されているものとする。
先ず、図示しないニッパ等の工具を用いて第1封止部42と重合アーム40を接続する切断部40bを切断する(図10(c)参照)。その後、図12(c)に示すように例えばベース体32を基板ケー31の側部31dから側部31cに向ってスライドさせる。これにより、図11(c)に示すように、かしめられていない第1封止部42のみがスライドする。これにより、側部31cに突設された係合突起39aは側部32cに穿孔された係合孔43aから抜け出て係合が解除され、側部32dに突設された係合突起43bが側部31dに穿孔された係合孔39bより抜け出て回転不能となる係合状態が解除される。
また、蓋ケース31には第2かしめピン37を備えた第2封止部38が設けられ、ベース体32には第2かしめピン37嵌め込まれる第2被封止部44が設けられているので、既にかしめられたいずれかの第2封止部38を破壊すると蓋ケース31に開封の痕跡が残る。
また、基板収納ケース28の開封の痕跡がケース表側(同一面側)に露見するので不正行為が発見し易くなる。また、検査等で基板収納ケース28を開封する際に、切断部38b,40bがケース表側(同一面側)に設けられているため作業性がよい。
また、パチンコ機1の中古台市場の拡大にともない、一旦封止された基板収納ケース28を開放し難く、蓋ケース31及びベース体32を複製し難くすることにより不正防止効果を高めることができる。
また、第1,第2封止具はかしめピンに限らずワンウェイねじ等であってもよく、第1,第2被封止部はピン孔に限らずねじ孔等であってもよい。
また、基板収納ケース28は、主制御基板25を収納する場合について説明したが、他の制御基板(例えば払出制御基板26、発射制御基板27等)を収納するケースに適用してもよい。
また、遊技機の一例としてパチンコ機について説明したが、他の遊技機、例えば雀球遊技機やアレンジボール遊技機などに適用してもよい。
2 外枠
3 遊技盤
4 内枠
4a,4b ヒンジ
5 前面枠
6 窓部
7 スピーカー
8 球受け皿
9 発射ハンドル
10 図柄表示装置(液晶表示装置)
11 センター役物
12 スルーチャッカー
13 風車
14 電動チューリップ
15 アタッカー
16 遊技盤レール
17 サイドランプ
18 アウト口
19 貯留タンク
20 タンクレール
21 球払出装置
22 球払出通路
23 球払出樋
24 盤裏カバー
25 主制御基板
26 払出制御基板
27 発射制御基板
28 基板収納ケース
29 コネクタ端子台
30 照合端子
31 蓋ケース(第1ケース体)
31a,31b,31c,31d 側部
31e,31f 挿通孔
32 ベース体(第2ケース体)
33 ビス
34,43,38c,42b 枠体部(延設部)
34a 湾曲面
35 第1被封止部
35a 第1嵌め込み孔(第1被封止部)
44a 第2嵌め込み孔(第2被封止部)
35b,38a,42a,44b 蓋体
35c,38f,42f,44c 係止爪
35d,44d ストッパー
35e,42e 係止部
36 挿入孔
36a ガイドリブ
37 第2かしめピン(第2封止具)
37a,41a 頭部
37b,41b 係止溝
37c,41c 爪
38 第2封止部
38b,40b 切断部
38d,42c 保持部材
38e,42d 貫通孔
39a,43b 係合突起
39b,43a 係合孔
40 重合アーム(重合部)
40a 湾曲部
41 第1かしめピン(第1封止具)
42 第1封止部
42g ガイドリング
44 第2被封止部
45 工具
Claims (4)
- 第1ケース体と、該第1ケース体に重ね合わせて組み付けられる第2ケース体とを備え、前記第1ケース体と第2ケース体とが組み付けられて形成される基板収納部に回路基板が収納される遊技機用基板収納ケースであって、
前記第1ケース体の側部に外方に張り出して形成された延設部と、第2ケース体の側部に外方に突設され、前記延設部に形成された挿入部に挿入される重合部と、
前記第1ケース体と第2ケース体のうち少なくとも一方のケース体の側部に外方に向けて突設された係合突部と他方のケース体の側部に設けられた係合孔と、を具備し、
前記延設部の挿入部に前記重合部を挿入したのち、前記挿入部の一部をガイド面として前記第1ケース体に対し第2ケース体を相対的に回転移動させ重ね合わせる重合状態から当該重合状態を保ちつつ前記第1ケース体に対し第2ケース体を相対的にスライド移動させ前記係合突起と係合孔を係合させた閉塞重合状態とすることにより前記第1ケース体と第2ケース体とが相対的に回転不能に組み付けられることを特徴とする遊技機用基板収納ケース。 - 前記第2ケース体の前記重合部の先端には第1封止部が切断部を介して設けられ、前記第1ケース体の前記延設部には第1被封止部が設けられており、前記第1封止部と第1被封止部とは、前記第1ケース体と第2ケース体とが重なり合った前記重合状態から相対的にスライド移動させた前記閉塞重合状態となることにより前記第1封止部が前記第1被封止部と重なり合い、前記第1ケース体と第2ケース体が封止可能となる請求項1記載の遊技機用基板収納ケース。
- 前記第1ケース体の側部には切断部を介して第2封止部が設けられ、前記第2ケース体の側部には第2被封止部が設けられている請求項2記載の遊技機用基板収納ケース。
- 請求項1乃至3のいずれか1項記載の遊技機用基板収納ケースを備えたことを特徴とする遊技機。
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