JP2012004278A - 半導体装置の製造方法及び半導体製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体装置の製造方法及び半導体製造装置に関し、製造装置間搬送回数を減らすとともに、ウェーハワレリスクを少なくする。
【解決手段】 半導体ウェーハの背面からレーザ光を照射して、前記半導体ウェーハの背面より内部に非単結晶質の改質層からなるマークを形成する工程と、前記マークを形成する工程の後に、前記半導体ウェーハの背面を研磨或いは研削処理して前記改質層を表出させる工程を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置の製造方法及び半導体製造装置に関するものであり、例えば、ステルスダイシング技術を用いたマーキングに関するものである。
半導体パッケージを製造する際には、半導体チップの品種等を区別するために、文字等のマークを捺印している。近年、半導体パッケージの高機能、且つ、小型薄型化が進んでおり、そのため、更なるチップの薄型化が求められるようになった。
また、小型化の進展に伴って、半導体装置への文字等の品種や製造者を表すマークの捺印を半導体チップそのものに実施することも多くなってきている。近年、このようなマークをレーザ光照射によって形成しているので、図15乃至図19を参照して説明する。
まず、図15(a)に示すように、半導体ウェーハ51の表面側、即ち、ウェーハプロセスで最終的な多層配線構造が形成されたパターン層52に、ローラー55を用いて背面研削処理時の表面保護テープ54を貼り付ける。これは、背面研削処理時は半導体ウェーハ51の背面53を処理するため、表面のパターン層52を吸着テーブルで保持する必要があり、その接触からパターン層52を保護するために必要になる。
次いで、図15(b)に示すように、半導体ウェーハ51を表裏反転させて、半導体ウェーハ51の表面のパターン層52を吸着テーブル56で保持する。この状態で背面53をバックグラインドホイール57によって目的とする厚さまで背面研削処理する。
この工程では、吸着テーブル56に半導体ウェーハ51が吸着され、背面53が上を向いた状態になっている。そこに研削砥石58を備えるバックグラインドホイール57が接触し、背面研削を行う。バックグラインドホイール57と吸着テーブル56は双方とも回転し、その摩擦によって研削することが出来る。背面研削装置の研削部には厚さ測定部59から出ている触芯60が吸着テーブル56の表面と半導体ウェーハ51の背面53に接触しており、その差で半導体ウェーハ51の厚さを監視している。設定する条件によって、背面研削処理中の条件切り替えが可能であり、モーター回転数、バックグラインドホイール下降スピード変更などが可能である。
次いで、図16(c)に示すように、半導体ウェーハ51の背面53側にレーザ光61を照射して文字等を表示する改質層62を形成する。これを捺印工程と呼ぶ。レーザ光61による捺印は、例えば、レーザ光61は半導体励起YVOレーザ光の第2高調波など、シリコンを透過しない波長、例えば、532nmのレーザ光61を用いる。この場合、半導体ウェーハ51の背面53は、研削処理によって表面の凹凸の高低差は200nm程度になっているが、改質層62の表面は、そのような凹凸表面に対して浅い平坦な窪みとなるとともに、内部は多結晶質となる。
次いで、図17(d)に示すように、ダイシングテープ63に半導体ウェーハ51の背面53が接するようにマウント(ウェーハマウント工程)したのち、表面保護テープ54を剥離する(表面保護テープ剥離工程)。表面保護テープ54を剥離してからダイシングテープ63にマウントする場合もあるが、ウェーハ径が200mm以上に大口径化している今般では、剥離時に半導体ウェーハ51にダメージが入る可能性が大きいため、前者の方法が一般的となっている。
なお、ウェーハ径が200mm以上の半導体ウェーハ51を用いて製造する場合、一般的にウェーハマウント工程、表面保護テープ剥離工程を連続して行う装置が使われており、その装置ではダイシングテープを保持するウェーハリングも同時に貼り付けられる。また、300mm以上の半導体ウェーハを用いて製造する場合には、背面研削処理装置も一体化となったインライン装置を使用することが一般的である。
次いで、図17(e)に示すように、半導体ウェーハをブレード64によるダイシングによって半導体ウェーハ51を半導体チップ65として個片化する。次いで、図17(f)に示すように、ダイシングテープ63の裏面から紫外光66を照射して、ダイシングテープ63の粘着力を低下させる。
次いで、図18(g)に示すように、半導体チップ65を突き上げピン68で突き上げてダイシングテープ63から剥離し、ピックアップツール69によって吸着することにより取り上げる。なお、図における符号67はステージである。
図19は完成した半導体チップの構成説明図であり、図19(a)は、半導体チップの表面図であり、図19(b)は断面図であり、図19(c)は背面図である。ここでは、改質層62によって、「F」を表示した例を示しており、肉眼で目視できる程度の大きさである。
しかし、上述のように半導体チップ、または半導体ウェーハに文字の捺印を施す場合、図20に示すようにレーザ光61による文字の捺印時に半導体ウェーハ51を構成するシリコンの加工屑70が発生し、チップへ加工屑70が背面付着するという問題がある。
加工屑70が付着すると、半導体チップの外観品質が低下するとともに、ウェーハマウント工程などにおいて加工屑70によるウェーハワレが発生するという問題がある。また、バックグラインド後の半導体ウェーハは、薄いため割れやすい。捺印工程は独立した装置のため、その薄い半導体ウェーハを輸送する必要があるのでウェーハワレのリスクが高まるとともに、輸送時間が常に存在するという問題がある。
図21は、従来の研削工程及び捺印工程を含む半導体製造工程の後工程のフロー図であり、上述の図15乃至図18の工程をフロー図化したものである。図に示すように、半導体ウェーハを研削により薄層化したのち、捺印工程とウェーハマウント工程へと移る際に2度のウェーハ搬送工程を必要とするが、この搬送工程においてウェーハワレが発生しやすくなる。なお、ウェーハマウント工程以降は半導体ウェーハにはリングフレームが設けられていたり、或いは、チップ化されているので搬送工程におけるウェーハワレのリスクは少ない。
また、各ウェーハ搬送工程には例えば、5分程度の時間を要することになり、6回の搬送工程で約30分の搬送時間を要することになる。また、品質管理のために各工程間に抜き取り検査を行うと、一回当たり1分乃至30分の搬送時間が別途必要になるため、できるだけ搬送回数を低減することが望まれる。
一方、近年ダイシング手法のひとつとして半導体ウェーハ内部にレーザ光によって改質層を形成し、ブレードを用いずに劈開によるダイシング方法が着目されている。このダイシング方法は、加工対象物となるシリコンに対して透過する波長、例えば、1064nmのレーザ光を基板内部で集光してシリコン改質層を形成する。次いで、ダイシングテープをエキスパンド(拡張)することによって半導体ウェーハを劈開して半導体チップに分割するものである。
この技術は、レーザ光による捺印工程などに用いられるレーザ光アブレーション方法と異なり、シリコン基板内部で加工反応が起こるため、加工屑が発生しないという特徴があり、ステルスダイシング法と呼称されている。
さらに、このような改質層を形成するダイシング手法を利用して、レーザ光の波長に対し透明な化合物半導体ウェーハ材料を利用してウェーハ内部に捺印を形成することも提案されている。この手法は、ガラスなどの可視光を透過する基板内部へ捺印した場合に有効な手段となると考えられる。
特開2002−192370号公報 特開2003−209032号公報 特開2006−150386号公報
しかし、ステルスダイシング技術を利用してシリコンウェーハの内部にマーキングを行った場合には、加工屑の問題は解消されるものの、搬送時間の短縮やウェーハワレのリスクの低減の課題は依然として解決されないことになる。即ち、上述の各手法は、レーザ光照射の前にウェーハを所定の厚さに研削することを前提にしているので、搬送回数やウェーハワレリスクに関しては事情が変わらない。
また、近年の半導体ウェーハの薄層化に対しては、直ちに適用できないという問題がある。即ち、半導体ウェーハが薄くなると、加工屑を発生しないように半導体ウェーハの内部に改質層を形成するためには、改質層をパターン層に近接させることになり、レーザ光照射に伴う熱により不純物分布が再拡散により変動する虞がある。
開示する一観点からは、半導体ウェーハの背面からレーザ光を照射して、前記半導体ウェーハの背面より内部に非単結晶質の改質層からなるマークを形成する工程と、前記マークを形成する工程の後に、前記半導体ウェーハの背面を研磨或いは研削処理して前記改質層を表出させる工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
また、開示する別の観点からは、半導体ウェーハを支持・固定するステージと、半導体ウェーハの背面より内部での吸収量の多い波長のレーザ光源と、前記レーザ光源からのレーザ光を走査する走査手段とを有し、前記走査手段は、前記レーザ光を照射してマーク用の改質層を形成する第一の走査工程と、チップ分割用の改質層を形成する第二の走査工程とを行う機能を備えていることを特徴とする半導体製造装置が提供される。
開示の半導体装置の製造方法及び半導体製造装置によれば、捺印工程の後に研磨或いは研削工程を行っているので、搬送時間を短縮するとともに、ウェーハワレリスクを少なくすることができる。
本発明の実施の形態の製造フロー図である。 本発明の実施の形態の半導体製造装置の概念的構成図である。 本発明の実施例1の半導体装置の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例1の半導体装置の図3以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例1の半導体装置の図4以降の製造工程の説明図である。 完成品の構成説明図である。 本発明の実施例2の半導体装置の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例2の半導体装置の図7以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例2の半導体装置の図8以降の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例2の半導体装置の図9以降の製造工程の説明図である。 完成品の構成説明図である。 本発明の実施例3の半導体装置の途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例3の半導体装置の図12以降の製造工程の説明図である。 工程を終了したシリコンウェーハの構成説明図である。 従来の半導体装置の途中までの製造工程の説明図である。 従来の半導体装置の図15以降の途中までの製造工程の説明図である。 従来の半導体装置の図16以降の途中までの製造工程の説明図である。 従来の半導体装置の図17以降の製造工程の説明図である。 完成した半導体チップの構成説明図である。 従来の製造工程の問題点の説明図である。 従来の研削工程及び捺印工程を含む半導体製造工程の後工程のフロー図である。
ここで、図1を参照して、本発明の実施の形態の半導体装置の製造工程を説明する。図1は、本発明の実施の形態の製造フロー図であり、
a.ラミネーターを用いたラミネート工程
b.レーザ照射装置を用いた捺印工程
c.バックグラインダーとマウントリムーバーとのインライン装置を用いた背面研削工程とウェーハマウント工程と表面保護テープ剥離工程とからなる一連の工程
d.ダイシング工程
e.紫外光照射装置を用いた紫外光照射工程
f.チップソーター等を用いたピックアップ工程
の6工程からなる。
本発明の実施の形態においては、捺印工程の後に研削工程を行っているので、背面研削工程とウェーハマウント工程と表面保護テープ剥離工程からなる一連の工程をバックグラインダーとマウントリムーバーとのインライン装置により行うことが可能になる。したがって、製造装置間の搬送回数は従来に比べて1回減って5回になるのでその分だけ搬送に要する時間を短縮することができる。
また、薄層化した後の半導体ウェーハの製造装置間搬送工程においては、半導体ウェーハはリングフレームに装着されていたり、或いは、チップ化されているので、ウェーハワレのリスクを大幅に低減することが可能になる。
なお、bの捺印工程において、ダイシングのための改質層を形成するステルスダイシングを一連の工程として行っても良い。この場合のステルスダイシング工程は捺印工程の前に行っても或いは後に行っても良い。
ステルスダイシングを行う場合は、dのダイシング工程はエキスパンドによる劈開工程となり、一方、ステルスダイシングを行わない場合には、dのダイシング工程はダイサーのブレードを用いたダイシング工程となる。
また、捺印工程と研削工程とは、同じ工場内において行う必要はなく、捺印工程を終了した半導体ウェーハを製品として出荷し、アセンブリメーカーにおいて研削処理を行ったのち、ダイシングしても良い。
図2は、本発明の実施の形態の半導体製造装置の概念的構成図である。半導体ウェーハ1を載置するステージ2、半導体ウェーハの高さを測定するレーザ光源3、半導体ウェーハ1の内部に改質層を形成するレーザ光源4、改質層を監視するIRカメラ5、及び、各レーザ光源を走査制御する制御機構6を備えている。
制御機構6は、レーザ光源3を走査制御する第1の走査制御手段7、レーザ光源4を捺印のために走査制御する第2の走査制御手段8、及び、レーザ光源4をステルスダイシングのために走査制御する第3の走査制御手段9を備えている。
以上を前提として、次に、図3乃至図6を参照して、本発明の実施例1の半導体装置の製造工程を説明する。なお、実施例1においては、加工前の半導体ウェーハは、例えば厚さ780μmとし、直径は300mm、片側に回路を形成しているシリコンウェーハとし、半導体製品の厚みを100μmとした場合の例として説明する。
まず、図3(a)に示すように、ラミネーターを用いてシリコンウェーハ11の表面側、即ち、ウェーハプロセスで最終的な多層配線構造を形成したパターン層12側に、ローラー15により背面研削処理時の表面保護テープ14を貼り付ける。
次いで、図3(b)及び(c)に示すように、レーザ光16をシリコンウェーハ11の背面13から走査しながら照射してシリコンウェーハ11の内部へ集光して捺印文字に相当する改質層17を形成する。このレーザ光16は、シリコンウェーハ11の内部に改質層17を形成し、へき開によるダイシングを行うステルスダイシング技術と同等の光を用いる。
例えば、半導体励起Nd−YAGレーザ光など、Siを透過する波長(例えば、1064nm)を持つ光源を用いる。ピークパワー密度は1×10W/cm以上、例えば、2×1010W/cm、パルス幅は1μs以下、例えば、0.03μsが望ましい。レーザ光16の集光点は、例えば半導体ウェーハ回路面から95μmの位置に設定する。
この時、ワークの0点補正を行ってシリコンウェーハ11のパターン層12を形成した表面の位置を予め決定しておき、これを基準にしてレーザ光16の集光点を定める。この場合、後の背面研削工程で捺印文字が露出するよう、ビームパワーを制御し高さ方向の幅、即ち、厚さが5μm乃至10μmの改質層17を形成することが望ましい。
また、図3(c)に示すように、改質層17の形成有無は、シリコンウェーハ11背面上方部位にIRカメラ18を設置し、シリコンウェーハ11の内部の改質層17の形成有無を確認する)。また、形成した改質層17の幅を検出するためには、IRカメラ18を任意の角度θ(0<θ<90°)で傾ける。
すると、改質層17の厚さd×Sinθでカメラ観察像が得られるので、実際の改質層の幅は前述の計算式で算出することで得られる。なお、IRカメラ18の光源としては、ハロゲンランプやキセノンランプに代表される、シリコンウェーハ11を透過する光源を用いる。
次いで、図4(d)に示すように、吸着テーブル19に表面保護テープ14を介してシリコンウェーハ11を吸着した状態でシリコンウェーハ11の背面13をバックグラインドホイール20によって目的とする厚さまで背面研削処理を行う。この時、研削用砥石21を備えるバックグラインドホイール20が背面13に接触して半導体製品の厚さである100μmの厚さまで背面研削処理を行う。バックグラインドホイール20と吸着テーブル19は双方とも回転し、その摩擦によって研削処理を行う。
この背面研削処理における厚さの検出は、加工抵抗検出部22により背面研削処理時の加工抵抗を検出する方法で行っても良い。捺印文字に相当する改質層17を研削処理した場合、研磨面の表面積は低減する、即ち、接触面積が低減するため、加工抵抗が低下する。従来の背面研削処理の仕上げ厚さの計測は接触式の厚さ測定器により測定を行うが、本機能を用いれば改質層17の露出を判定することができると同時に、非接触で厚さの測定を実施することができる。
或いは、吸着テーブル19の上部にカメラ23を設置し、反射光のコントラストを捉えて厚さを検出しても良い。改質層17の部位は通常の研削面と比較すると溝状となっており、またその表面はシリコンの研削面と比べて粗くなる。そのため、通常の研削面とは異なり、改質層17の部位が異なるコントラストとなり観測されるため、改質層17の形成箇所を確認することができる。
このカメラ23で改質層17を観察する場合、バックグラインドホイール20が接触していないウェーハ面に対し、エアーノズル24によりエアーを吹きかけ研削水を除去する。研削水を除去することにより、カメラ23の視認性の低下を防止することができる。
次いで、図4(e)に示すように、バックグラインダーと一体化されたインライン装置内において、ダイシングテープ25にシリコンウェーハ11をマウントする工程と、表面保護テープ14の剥離工程を一連の工程として行う。表面保護テープ14を剥離してからダイシングテープ25にマウントしても良いが、ウェーハ径が200mm以上の場合には、剥離時にシリコンウェーハ11ウェーハマウント工程を先に行うことが望ましい。この時、このインライン装置において、ダイシングテープ25を保持するウェーハリング(図示は省略)も同時に貼り付けられる。
次いで、図4(f)に示すように、ダイサーを用いてブレード26によりシリコンウェーハ11をダイシングして半導体チップ27に個片化する。
次いで、図5(g)に示すように、ダイシングテープ25の裏面から紫外光28を照射してダイシングテープ25の粘着力を低下させる。
次いで、図5(h)に示すように、ピックアップ装置のステージ29上に半導体チップ27に対する粘着力の低下したダイシングテープ25を載置し、半導体チップ27を突き上げピン30によりダイシングテープ25から剥離する。剥離した半導体チップ27はピックアップツール31によって吸着することにより取り上げる。
図6は、完成品の構成説明図であり、図6(a)は、半導体チップの表面図であり、図6(b)は断面図であり、図6(c)は背面図であり、背面に加工屑が存在しないだけで、他の構成は従来と同じである。
本発明の実施例1においては、シリコンウェーハの厚さが厚い時点で捺印処理を行い、背面研削処理からインラインでウェーハマウント処理を施すことが可能であり、薄層化してからリングフレームなしでの製造装置間搬送をなくすことができる。
したがって、製造装置間搬送工程を1回分少なくすることができるとともに、ウェーハワレリスクを大幅に低減することができる。また、改質層を形成して捺印文字したのち背面研削を行っているので、背面に加工屑が付着することはなく、外観不良の要因をなくすことができる。
次に、図7乃至図11を参照して、本発明の実施例2の半導体装置の製造工程を説明する。なお、実施例2においても、加工前の半導体ウェーハは、例えば厚さ780μmとし、直径は300mm、片側に回路を形成しているシリコンウェーハとし、半導体製品の厚みを100μmとした場合の例として説明する。
まず、上記の実施例1と全く同様に、図7(a)に示すように、ラミネーターを用いてシリコンウェーハ11の表面側、即ち、ウェーハプロセスで最終的な多層配線構造を形成したパターン層12側に、ローラー15により背面研削処理時の表面保護テープ14を貼り付ける。
次いで、図7(b)に示すように、高さ測定用の低エネルギーのレーザ光32を走査しながら照射して、シリコンウェーハ11の背面13の高さを測定し、ダイシング用の改質層を形成する深さを決定する。
次いで、図7(c)に示すように、レーザ光33を照射してダイシング用の改質層34を形成する。この場合の改質層34の厚さは、レーザ光33のエネルギーと焦点位置を変えた複数回のレーザ照射によって制御する。照射回数はエネルギーと半導体製品の最終的な厚さに依存するが、最終的な厚さが100μmの場合には、例えば、1回乃至2回照射する。
この場合のレーザ光33は、例えば、半導体励起Nd−YAGレーザ光など、Siを透過する波長、例えば、1064nmを持つ光源を用いる。ピークパワー密度は1×10W/cm以上、パルス幅は1μs以下が望ましい。
次いで、図8(d)及び(e)に示すように、レーザ光16をシリコンウェーハ11の背面13から走査しながら照射してシリコンウェーハ11の内部へ集光して捺印文字に相当する改質層17を形成する。このレーザ光16は、レーザ光33と同じレーザ光源を用いる。この時、ビームパワーを制御し高さ方向の幅、即ち、厚さが5μm乃至10μmの改質層17を形成することが望ましい。
また、図8(e)に示すように、改質層17の形成有無は、実施例1と同様に、シリコンウェーハ11背面上方部位にIRカメラ18を設置し、シリコンウェーハ11の内部の改質層17の形成有無を確認する。また、形成した改質層17の幅を検出するためには、IRカメラ18を任意の角度θ(0<θ<90°)で傾ける。
次いで、図8(f)に示すように、吸着テーブル19に表面保護テープ14を介してシリコンウェーハ11を吸着した状態でシリコンウェーハ11の背面13をバックグラインドホイール20によって目的とする厚さまで背面研削処理を行う。この時、研削用砥石21を備えるバックグラインドホイール20が背面13に接触して半導体製品の厚さである100μmの厚さまで背面研削処理を行うことによって、改質層17及び改質層34が露呈する。
実施例2においても、背面研削処理における厚さの検出は、加工抵抗検出部22により背面研削処理時の加工抵抗を検出する方法で行っても良い。捺印文字に相当する改質層17を研削処理した場合、接触面積が低減するため、加工抵抗が低下する。従来の背面研削処理の仕上げ厚さの計測は接触式の厚さ測定器により測定を行うが、本機能を用いれば改質層17の露出を判定することができると同時に、非接触で厚さの測定を実施することができる。
或いは、吸着テーブル19の上部にカメラ23を設置し、反射光のコントラストを捉えて厚さを検出しても良い。改質層17の部位は通常の研削面と比較すると溝状となっており、またその表面はシリコンの研削面と比べて粗くなる。そのため、通常の研削面とは異なり、改質層17の部位が異なるコントラストとなり観測されるため、改質層17の形成箇所を確認することができる。
このカメラ23で改質層17を観察する場合、バックグラインドホイール20が接触していないウェーハ面に対し、エアーノズル24によりエアーを吹きかけ研削水を除去する。研削水を除去することにより、カメラ23の視認性の低下を防止することができる。
次いで、図9(g)に示すように、バックグラインダーと一体化されたインライン装置内において、ダイシングテープ25にシリコンウェーハ11をマウントする工程と、表面保護テープ14の剥離工程を一連の工程として行う。表面保護テープ14を剥離してからダイシングテープ25にマウントしても良い。この時、このインライン装置において、ダイシングテープ25を保持するウェーハリング(図示は省略)も同時に貼り付けられる。
次いで、図9(h)に示すように、ダイシングテープ25の裏面にロール状の治具35を押し当てて、ダイシングテープ25に伸びによる張力を加えて、改質層34を起点にしてシリコンウェーハ11をスクライブして半導体チップ27に個片化する。
次いで、図9(i)に示すように、ダイシングテープ25の裏面から紫外光28を照射してダイシングテープ25の粘着力を低下させる。
次いで、図10(j)に示すように、ピックアップ装置のステージ29上に半導体チップ27に対する粘着力の低下したダイシングテープ25を載置し、半導体チップ27を突き上げピン30によりダイシングテープ25から剥離する。剥離した半導体チップ27はピックアップツール31によって吸着することにより取り上げる。
図11は、完成品の構成説明図であり、図11(a)は、半導体チップの表面図であり、図11(b)は断面図であり、図11(c)は背面図であり、半導体チップの側端面に改質層34が露出している以外は実施例1と同じである。
本発明の実施例2においても、シリコンウェーハの厚さが厚い時点で捺印処理を行い、背面研削処理からインラインでウェーハマウント処理を施すことが可能であり、薄層化してからリングフレームなしでの製造装置間搬送をなくすことができる。
したがって、製造層置間搬送工程を1回分少なくすることができるとともに、ウェーハワレリスクを大幅に低減することができる。また、改質層を形成して捺印文字したのち背面研削を行っているので、背面に加工屑が付着することはなく、外観不良の要因をなくすことができる。
また、ステルスダイシングを利用して半導体チップを個片化しているので、ダイサーを用いた機械的な加工工程がなくなっており、この点でもウェーハワレリスクを低減することができる。特に、半導体チップの薄層化、例えば、100μm以下にする場合いは、ステルスダイシングのための焦点をずらせた重複照射回数は少なくて済むのでダイサーを用いた個片化より処理時間を短縮することが可能になる。例えば、半導体チップの厚さを50μmにする場合には、ダイシングのためのレーザ照射は1回で良い。
次に、図12及び図14を参照して、本発明の実施例3の半導体装置の製造工程を説明するが、実質的な工程は上記の実施例1の図4(e)までの工程と同じであり、ダイシングしない段階で工程を終了し、以降は他の工場或いは他のメーカにおいて行う。なお、実施例3においても、加工前の半導体ウェーハは、例えば厚さ780μmとし、直径は300mm、片側に回路を形成しているシリコンウェーハとし、半導体製品の厚みを100μmとした場合の例として説明する。
まず、図12(a)に示すように、ラミネーターを用いてシリコンウェーハ11の表面側、即ち、ウェーハプロセスで最終的な多層配線構造を形成したパターン層12側に、ローラー15により背面研削処理時の表面保護テープ14を貼り付ける。
次いで、図12(b)及び(c)に示すように、レーザ光16をシリコンウェーハ11の背面13から走査しながら照射してシリコンウェーハ11の内部へ集光して捺印文字に相当する改質層17を形成する。レーザ光16として、例えば、半導体励起Nd−YAGレーザ光を用い、半導体ウェーハ回路面から95μmの位置に厚さが5μm乃至10μmの改質層17を形成することが望ましい。
この場合も、図12(c)に示すように、改質層17の形成有無は、シリコンウェーハ11背面上方部位にIRカメラ18を設置し、シリコンウェーハ11の内部の改質層17の形成有無を確認する。また、形成した改質層17の幅を検出するためには、IRカメラ18を任意の角度θ(0<θ<90°)で傾ける。
次いで、図13(d)に示すように、吸着テーブル19に表面保護テープ14を介してシリコンウェーハ11を吸着した状態でシリコンウェーハ11の背面13をバックグラインドホイール20によって目的とする厚さまで背面研削処理を行う。この時、研削用砥石21を備えるバックグラインドホイール20が背面13に接触して半導体製品の厚さである100μmの厚さまで背面研削処理を行う。
次いで、図13(e)に示すように、バックグラインダーと一体化されたインライン装置内において、吸着テープ36にシリコンウェーハ11をマウントした状態で、表面保護テープ14を剥離して一連の工程を終了する。
図14は、工程が終了したシリコンウェーハの構成説明図であり、図14(a)は、シリコンウェーハの表面図であり、図14(b)は断面図であり、図14(c)は背面図であり、ダイシング前の実施例1のシリコンウェーハと同じである。なお、この実施例3においても、実施例2と同様にスクライブのための改質層を形成しても良い。
1 半導体ウェーハ
2 載置するステージ
3,4 レーザ光源
5 IRカメラ
6 制御機構
7 第1の走査制御手段
8 第2の走査制御手段
9 第3の走査制御手段
11 シリコンウェーハ
12,52 パターン層
13,53 背面
14,54 表面保護テープ
15,55 ローラー
16,61 レーザ光
17,62 改質層
18 IRカメラ
19,56 吸着テーブル
20,57 バックグラインドホイール
21,58 研削用砥石
22 加工抵抗検出部
23 カメラ
24 エアーノズル
25,63 ダイシングテープ
26,64 ブレード
27,65 半導体チップ
28,66 紫外光
29,67 ステージ
30,68 突き上げピン
31,69 ピックアップツール
32 レーザ光
33 レーザ光
34 改質層
35 治具
36 吸着テープ
51 半導体ウェーハ
59 厚さ測定部
60 触芯
70 加工屑

Claims (5)

  1. 半導体ウェーハの背面からレーザ光を照射して、前記半導体ウェーハの背面より内部に非単結晶質の改質層からなるマークを形成する工程と、
    前記マークを形成する工程の後に、前記半導体ウェーハの背面を研磨或いは研削処理して前記改質層を表出させる工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記改質層を表出させる工程において、前記改質層の表出を光学的検出手段で検出して、前記改質層の表出を基準にして前記半導体ウェーハの厚みを検出する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記半導体ウェーハの背面からレーザ光を照射して、前記半導体ウェーハの背面より内部にチップ分割用の改質層を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記マークを形成する工程は、文字或いは記号の少なくとも一方を含むマークを形成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 半導体ウェーハを支持・固定するステージと、
    半導体ウェーハの背面より内部での吸収量の多い波長のレーザ光源と、
    前記レーザ光源からのレーザ光を走査する走査手段と
    を有し、
    前記走査手段は、前記レーザ光を照射してマーク用の改質層を形成する第一の走査工程と、チップ分割用の改質層を形成する第二の走査工程とを行う機能を備えていることを特徴とする半導体製造装置。
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