JP2012003826A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーの低減とメモリアクセスの短縮を可能とする。
【解決手段】メモリセルアレイの複数の基本単位11に共通に設けられ、書き込み及び読み出しデータが転送される双方向の第1のバス(RWBS)と、アドレス及び/又はコマンドを転送する第2のバス(ADDRESS/CMD BUS)を備え、前記複数の基本単位11のそれぞれに設けられ、前記アドレス及び/又はコマンドを供給する複数の第1のバッファ回路13を備える。前記基本単位11は、前記第1のバスに接続され、書き込み用の第1のアンプ(WRITE AMP)と読み出し用の第2のアンプ(DATA AMP)を備え、書き込みアクセスの第1の期間(=γ)と、選択領域のメモリセル選択時間を含む第2の期間(=α)と、読み出しアクセスの第3の期間(=γ)をパイプライン制御単位とし、前記第1と第3の期間を第2の期間以上(γ=α又はγ>α)とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、メモリセルアレイを備えた半導体装置に関する。
近年、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリにおいて高機能化、動作の高速化、大容量化が進むとともに、DDR(Double Data Rate)/DDR2/DDR3といったアーキテクチャーの導入によりメモリの入出力のデータバンド幅も著しく向上している。
メモリの入出力のデータバンド幅の向上のためには、メモリのRead(読み出し)やWrite(書き込みの)サイクル(tRC)の向上や、メモリ内部の同時動作数(パラレル数)の向上(データ線(IO線)の多パラレル化(パラレル数を増やす)や、メモリアレイの多バンク化)による、扱い得るデータの量を向上することが必要になる。
よく知られているように、パワーPは、式(1)で近似される。
n×c×f×V
・・・・(1)
式(1)において、nは素子数、cは容量(素子によって充放電される出力負荷容量)、fは動作周波数、Vは動作電圧である。ここで、式(1)の導出について簡単に説明すると、パワーPは、素子が出力負荷容量を充電/放電する際に消費される電力(dynamic dissipation)の平均であり、動作周波数(実際はトグル周波数)をf、出力負荷容量をCとすると、素子の出力VoutがLow(0V)からHigh(VDD)へ立ち上がる時の電力と、出力VoutがHigh(VDD)からLow(0V)へ立ち下る時の電力の合計で与えられ、以下のように近似される(ただし、tp=1/f)。
Figure 2012003826
(2)
n個の素子については、式(2)をn倍し、各素子の容量負荷Cを共通の値cとすることで、式(1)が得られる。
例えば動作周波数fを向上することでデータバンド幅(転送効率)を倍にした場合、パワーも増加する。メモリセルアレイにおいてデータ量の向上と同時に、低消費電力化が望まれている。
なお、特許文献1には、多重メモリアクセスレイテンシー時間をサポートするメモリシステムが開示されている。図1に、特許文献1に開示されたシステムの構成を示す(特許文献1の図2Aから引用)。これは、メモリシステムにおけるメモリ装置へのアクセスを制御するものである。メモリコントローラ202から近いメモリ装置のグループ(レイテンシー時間グループ1)と、遠いグループ(レイテンシー時間グループ2)に分ける。頻繁にアクセスするデータとそうでないデータをそれぞれグループ1とグループ2に振り分けることで全体のアクセスレイテンシーを短縮している。
図2は、図1の構成を、一般的なDRAMに置き換えた場合の一般的なメモリ構成を表した図である(本願発明者が作成した図である)。
図2に示すように、このメモリ(DRAMコア)は、複数のメモリセルをアレイ状に備えたメモリセルアレイ1と、行アドレスをデコードし選択ワード線を活性化させるロウデコーダ(X DEC)2と、列アドレスをデコードし選択されたカラム(ビット線)のYスイッチをオンさせるカラムデコーダ(Y DEC)3と、ビット線の電位を増幅するセンスアンプ(Sense Amplifier)/Yスイッチ(Y Switch)4と、選択されたカラムのセンスアンプで増幅された読み出しデータを増幅してRWBS(リードライトバス)に出力し、RWBS(リードライトバス)からの書き込みデータの駆動を行うデータアンプ(Data Amp)/書き込みアンプ(Write Amp)5と、アドレス、コマンド、タイミングを制御するアドレス・コマンド・タイミングコントローラ(Address Command Timing Controller)6と、DRAMコアへの入力である内部データバス(Internal Data Bus)9に接続されたデータ端子(不図示)とRWBS(リードライトバス)との間でメモリセルへのデータ、メモリセルからのデータの入出力機能と、データマスク端子(不図示)からのデータマスク信号によりメモリセルへの書き込みマスク制御を行うデータマスク(Data I/O, Data Mask)7と、DRAMコアへの入力(クロック、アドレス、コマンド)8、DRAMコアへのデータの入出力を行う内部データバス(Internal Data Bus)9を備えている。
図3は、図2を説明するための図であり、図3は、図2の配置(レイアウト)の一例を示す図である(本願発明者が作成した図である)。図3において、メモリセルアレイ1内の領域10は、アクセス対象のメモリセルを含むアクティブ領域(Active Area)を表している。11は、基本単位を構成するメモリセルアレイまたはメモリマクロ(システクLSI等に用いられる回路ブロック)である。メモリセルアレイの基本単位11を、アドレス・コマンド・タイミングコントローラ6が、メモリセルアレイの基本単位11に共通につながるアドレス/コマンド・バス(ADDRESS/CMD BUS)により制御することで、アクセス対象のアクティブ領域10を選択する。データ(Writeデータ/Readデータ)は、データIO部(Data I/O)7から入出力され、複数のメモリセルアレイ基本単位11に共通につながるデータバスであるリードライトバス(RWBS)により転送される。特に制限されるものでないが、図3では、DRAMコアでのデータ入力をなす内部データバス(Internal Data Bus)9に接続されたデータ端子(DQ端子)は36本とされる。各データ端子の複数ビットデータ(バースト長に対応する4ビット)は、例えばデータIO部(Data I/O)7にてパラレルデータに変換され、リードライトバス(RWBS)に転送される。リードライトバス(RWBS)は、複数のメモリセルアレイ基本単位11に亘って延在され、各メモリセルアレイ基本単位11のデータアンプ(Data AMP)/ライトアンプ(Write AMP)に共通に接続されるバスである。
アレイ内のIO構成は、階層化(ローカル(Local)IO/メイン(Main)IO)構成とされるか、非階層構成とされる。階層化構成の場合、データアンプ(Data Amp)/書き込みアンプ(Write Amp)4に接続されるMain IOは、不図示のスイッチ回路を介して複数のLocal IOと接続され、各Local IOは、カラムデコーダ(Y DEC)3で選択されオン状態とされたYスイッチ5を介して選択されたカラムのビット線に接続される。
Read時には、ワード線がHighに設定されたメモリセルから読みだされたデータは、センスアンプ5で増幅され、オン状態のYスイッチ5を介してLocal IO線に伝達され、さらにMain IO線を介してデータアンプ(DataAmp)4に伝達され、RWBSに出力される。データIO部7において並列データ(バースト長に対応)したデータをシリアルに変換し、データ端子からクロックに同期して内部データバス(Internal Data Bus)9に出力される(DDRではクロック信号の立ち上がりと立ち下りエッジに同期して転送される)。
Write時には、内部データバス(Internal Data Bus)9に接続するデータ端子からシリアルに入力されたビットデータは、データIO部7において並列化され、RWBSを転送され、ライトアンプ(WriteAMP)4で増幅され、Main IO線、選択されたLocal IO線を介し、Yスイッチ5がオン状態とされた選択カラムのビット線に伝達される。
データは、アドレス・コマンド・タイミングコントローラ6で制御され、選択されるメモリセルアレイ1内のアクティブ領域10で読み出し(READ)/書き込み(WRITE)される。
図4は、図3において、アクティブ領域10として、アドレス・コマンド・タイミングコントローラ6、データIO7側からみて、遠い側が選択されたケース1(アクティブ領域10−1)と、近い側が選択されたケース2(アクティブ領域10−2)を示す図である。
図5は、図4のそれぞれのケース1、ケース2におけるアクセス動作を示すタイミングチャートである(本願発明者が作成した図)。図5には、コマンド(CMD)、クロック(メモリCLK)、ケース1、2における、コマンド入力からの、アクティブ領域10−1、10−2に対応した制御遅延(10−1制御遅延、10−2制御遅延)、アクティブ領域10−1、10−2の選択時間(10−1選択時間、10−2選択時間)、アクティブ領域10−1、10−2に対応する出力遅延(10−1出力遅延、10−2出力遅延)と、α、θ、βの関係が模式的に示されている。
αはtRC(Row Cycle)、
βはtRRD(Row to Row Delay)、
γは制御遅延、データ遅延(出力遅延)、
θはREAD Latency(レイテンシー)
である。
γは、アドレス・コマンド・タイミングコントローラ6、データI/O部7が、メモリセルアレイのアクティブ領域10を制御するためのアドレス/コマンド、データの設定時間(制御遅延)と、データをRWBSを介してメモリセル基本単位に転送するための遅延時間を含む。
αは、アクティブ領域のメモリセルアレイ動作に関わるサイクルである。
βは、1つのコマンド(CMD)入力から次のコマンド(CMD)が入力可能となる時間である。
θは、READコマンドを入力してからデータがデータ端子に出力されるまでのクロック数(レイテンシー)を表している。
図5に示すように、α>>γ、すなわち、αがγよりも大幅に長い。
また、α〜θ、αはレイテンシーとほぼ同等の時間である。
ところで、データのバンド幅を上げること、及び、メモリのサイクルを改善することは、レイテンシーθの改善と同義である。
図5の例では、αに占めるγの割合(時間の割合)は小さい。したがって、γ(制御遅延、出力遅延)の遅延も、γ(制御遅延、出力遅延)で消費される電力もαでの遅延、電力に比べて小さい。しかしながら、メモリセルアレイ内のIO数の並列数が増加すると、例えばデータ端子からシリアル入力されるビットデータのパラレル変換等の時間等の増大により、γがαに占める割合が増大し、γで消費される電力が増大する。
これまでα、βを削減することに、アーキテクチャーの開発の主眼が置かれていた。α=tRC(ROW CYCLE)は、メモリセルにアクセスするためにメモリアレイが実際に動作しているサイクルを示す指標である。
一回のサイクルtRCで、READ/WRITEされるデータ数(アクセスするメモリセル数)により、メモリ入出力の動作周波数fが決まる。
特表2008−500668号公報
以下に関連技術の分析を与える。
メモリに要求される仕様として、レイテンシーも重要であるが、近年、tRC(ROW CYCLE)を改善し、メモリセルに読み書きするデータアクセス数(効率)を向上しながら、パワーを削減すること、すなわち、tRC(ROW CYCLE)を縮減してデータアクセス数を増やしながら、低電力(LOW POWER)を実現することが求められている。
図6(A)、図6(B)は、メモリにおけるWRITE動作、READ動作を模式的に示す図である。なお、図6は、課題を説明するために本願発明者が作成した図である。なお、図6に示す例では、バースト長(連続して入出力することができるデータの個数)=4であり、BL0−BL3は、1回のアクセスコマンドで、4カラム分連続してREAD/WRITEされる4ビットデータを表している。図6(A)、(B)において、CMDはWRITEコマンド、READマンドである(なお、バンクアクティブコマンド、プリチャージコマンドは省略されている)。WRITEコマンド、又はREADコマンドの入力により、指定されたロウアドレスに対して指定されたカラムアドレスを先頭として4つのカラムに対する4ビットデータBL0−BL3の書き込み、あるいは読み出しが行われる。
図6(A)では、内部データバス9からビットシリアルに供給される4ビットのWRITEデータBL0、BL1、BL2、BL3が1つのデータ端子からダブルデータレートで(メモリCLKの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジに同期して1クロックサイクルで2つのビットデータ)入力される。入力された4ビットデータBL0、BL1、BL2、BL3をシリアルパラレル変換して、4ビットパラレルデータとし(γの制御遅延に対応)、RWBSに並列に転送する(γの制御遅延)。RWBSからメモリセルアレイの基本単位11に到着したデータ(データマスクが規定されていないビットデータ)は、WRITE AMPで増幅され、Main IO線、Local IO線を介して、Yスイッチがオンとされた選択カラムのビット線に転送され、アクティブ領域の選択セルへの書き込みが行われる(選択期間)。
図6(A)に示すように、データIO部7側から遠端のメモリセルアレイ基本単位11のアクティブ領域10−1に対する制御遅延(10−1制御遅延)は、データIO部7側から近端のメモリセルアレイ基本単位11のアクティブ領域10−2の制御遅延(10−2制御遅延)よりも、時間を要する。なお、図6(A)において、制御遅延の下のBL0−BL3は、データ端子からシリアルに入力された4ビットデータをシリアルパラレル変換した並列4ビットデータ、10−2選択時間の下のBL0−BL3はメモリセルアレイ基本単位11においてデータアンプから選択カラムに出力された並列4ビットデータである。
図6(B)は、バースト長4でメモリセルからデータを読み出す際の動作を説明するタイミングチャートである。データIO部7側から遠端のアクティブ領域10−1に対する制御遅延(10−1制御遅延)は、データIO部7側から近端のアクティブ領域10−2に対する制御遅延(10−2制御遅延)よりも時間を要する。図6(B)の選択時間(アクティブ領域10−1、10−2の選択時間)において、ビット線、Local IO線に読み出された4ビットデータは、出力遅延(アクティブ領域10−1、10−2に対する出力遅延)において、データIO部(DATA IO)7でシリアルデータに変換され、出力遅延γの終りのタイミングから4ビットのデータBL0−BL3がダブルデータレートでシリアルに出力される。
WRITE及びREAD動作において、データIO部7側から遠端メモリセル(アクティブ領域のメモリセル)の選択で特性は決まり、コマンド(CMD)と次のコマンド(CMD)間の期間βは3サイクルとなる。またメモリセルアレイのアクティブ領域の選択期間tRC=α=3サイクルと決まる。
図5に示す例では、α>>γであったが、図6に示すように、高速メモリでは、αやθに対して、γの占める割合が大きくなっている。すなわち、メモリセルアレイ内のデータ転送の遅延1(Data IO線や、制御信号線の遅延のγ)が占める割合が大きくなる。
特に、メモリにアクセスするサイクルα(=tRC)を重視する高速メモリでは、メモリセルにおけるワードやビット線、メモリセルの選択といったメモリ動作そのものの遅延2(α)に対して、遅延1(γ)が大きく見えることになる。
したがって、データ端子から入力されるデータを効率的にデータ入出力線で転送して、メモリセルにWrite/Readアクセスすることと、低消費電力化と、を両立させることが必要となる。
図7は、関連技術を説明する図である(課題を説明するために本願発明者が作成した図)。図7において、データ端子(内部データバス9に接続する)数は36本とされ、バースト長=4とされ、RWBSは4ビット×36=144本のデータ線を備える。10−1、10−2はメモリセルアレイ基本単位11におけるアクティブ領域である。なお、図7において、ROWデコーダ(XDEC)は不図示とされている。COL DECODERは、カラムアドレスをデコードするカラムコーダ(YDEC)である。なお、図7において、図3、図4等と同一又は同等の要素には同一の参照符号が付されている。COL DECODERは、図3、図4のようにメモリセルアレイ基本単位内に設ける構成としてもよいことは勿論である。
図8、図9は、図7の構成におけるWRITE、READ動作を説明するタイミングチャートである。図8に示すように、WRITEコマンドが時間を置かず連続して入力される連続WRITEにおいて、最初のWRITEコマンド(CMD)から2クロックサイクルの立ち上がりエッジと立下りエッジに同期して4ビットデータBL0−BL3がデータ端子に入力され、γの制御遅延において、4ビットデータBL0−BL3がパラレルデータとしてRWBSを介してメモリセルアレイ基本単位のWriteAMPに供給される。そして制御遅延に続く選択時間)において、選択されたワード線に接続し、且つ選択されたカラムのビット線に接続するメモリセルへの書き込みが行われる。図8の例では、αは3クロックサイクルとされる。前回のコマンドに対応して入力された4ビットデータのαの後ろから2サイクルで次のコマンドに対応する4ビットデータがデータ端子からシリアルに入力される。遠端のアクセス領域の制御遅延は、近端のアクセス領域の制御遅延よりも延びる。なお、パイプライン1は、制御遅延の処理、その後の選択時間の処理を表している。
図9に示すように、READコマンドが時間を置かず連続して入力される連続READ時は、READコマンド(CMD)入力から、θ後に、データ端子から4ビットデータがクロックの立ち上がりエッジと立ち下りエッジに同期して出力される。パイプライン1は、制御遅延と選択時間、パイプライン2は出力遅延とシリアルビットデータの出力を表している。遠端のアクセス領域の制御遅延、出力遅延は、近端のアクセス領域の制御遅延、出力遅延よりも長い。
特許文献1では、効率よくデータを読み出し、書き込みを行うために、レイテンシーパスの遅延時間に着目して、平均的なレイテンシーを短くしている。
しかしながら、平均的なレイテンシーを短くするだけでは、メモリアクセスそのもののサイクルは短くならない。また、パワーを削減するには不十分である。
したがって、本発明の目的は、パワーの低減とメモリアクセスの短縮を可能とするメモリアレイを備えた半導体装置の提供することにある。
本発明は、上記課題の少なくとも1つを解決するために、概略以下の構成とされる(ただし、これらに制限されるものではない)。
本発明によれば、書き込み及び読み出し可能なメモリセルを複数備えたメモリセルアレイが複数の基本単位からなり、
前記メモリセルアレイの複数の前記基本単位に対して共通に設けられ、書き込みデータと読み出しデータの転送が行われる第1のバスと、
前記メモリセルアレイの複数の前記基本単位に対して共通に設けられ、アドレス/コマンドを転送する第2のバスと、
前記メモリセルアレイの複数の前記基本単位のそれぞれに対応して設けられ、前記第2のバスに転送されたアドレス/コマンドを受け、複数の前記基本単位にそれぞれ供給する複数の第1のバッファ回路と、
を備え、
前記メモリセルアレイの前記基本単位は、前記第1のバスに転送されたメモリセルへの書き込みデータを受けて増幅する第1のアンプと、メモリセルからの読み出しデータを増幅し前記第1のバスに出力する第2のアンプを備え、
書き込み、読み出しアクセスに対して、前記第2のバスへ転送するアドレス/コマンドの生成、及び、書き込みアクセスにおいて前記第1のバスへ書き込みデータを用意するための制御遅延を含む第1の期間と、
前記メモリセルアレイの前記基本単位において、選択されたメモリセルへのデータの書き込み、又は、選択されたメモリセルからの読み出しが行われる選択時間を含む第2の期間と、
読み出しアクセスにおいて、前記選択時間の読み出し動作で前記第1のバスに出力された読み出しデータをデータ端子に出力するための出力遅延を含む第3の期間と、
の各期間が、パイプライン制御の単位とされ、前記第1の期間が、前記第2の期間以上の長さを有する半導体装置が提供される。本発明において、前記第3の期間が、前記第2の期間以上の長さを有する。
本発明によれば、パワーの低減とメモリアクセスの短縮を可能とするメモリアレイを備えた半導体装置を実現することができる。
特許文献1の構成を示す図である。 一般的なメモリの構成を示す図である。 関連技術を説明する図である。 関連技術を説明する図である。 関連技術のタイミングチャートである。 関連技術の課題を説明する図である。 関連技術を説明する図である。 関連技術のWRITE動作を説明するタイミングチャートである。 関連技術のREAD動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態を説明する図である。 本発明の第1の実施形態における連続WRITE動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態における連続READ動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態を説明する図である。 本発明の第2の実施形態における連続WRITE動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるWRITE動作(WRITE1回)を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態における連続READ動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるREAD動作(READ1回)を説明するタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態を説明する図である。 本発明の第3の実施形態におけるWRITE動作(WRITE1回)を説明するタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるREAD動作(READ1回)を説明するタイミングチャートである。 (A)、(B)はデータバッファの構成とアドレス・コマンドバッファの構成を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。はじめに本発明の動作原理の一つについて説明する。
本発明においては、パワー遅延積(=P・Td)に着目している。前述したように、パワーPは、
Figure 2012003826
(ただし、nは素子数、cは容量、fは動作周波数、Vは動作電源電圧である)で決まるが、制御遅延(出力遅延)等の遅延(遅延1)、選択時間等の遅延(遅延2)に対応させて分割して表すと、パワー遅延積P・Tdは次のようになる。
Figure 2012003826
・・・(3)
式(3)において、添字1は遅延1(Data IOのデータのシリアルパラレル変換や制御信号線の制御遅延のγ)、添字2は遅延2(サイクルα)の成分をそれぞれ表している。
パワー削減のためトレードオフできる項目を考察すると、システムからみたデータ効率の点で、メモリから出力又はメモリへ入力されるデータ数を削減することはできない。
γは、READでは、READコマンド入力からメモリセルアレイ基本単位へのアドレス、コマンドを与えるまでの遅れ(制御遅延)、あるいは、メモリセル基本単位11からRWBSに転送された4ビットパラレルデータを受けたDATA IO部がシリアルデータに変換してデータ端子から出力するまでの遅れ(出力遅延)である。メモリから読み出されるビットデータの数は変わらない(バースト長)。例えばREADコマンドが連続する場合等、一旦、データがデータ端子に出てしまえば、データ効率はα(=tRC)で決まることから、システムにおいて、γを無視できる可能性がある。例えばγの時間短縮を気にせずに、その時間を延ばしても、αを短縮させることにより、データ効率を落とさないで済む可能性がある。
データ効率は、パワー遅延積P・Tdとも同義であることから、パワー遅延積P・Tdが一定の条件で、パワーPを削減するには、遅延Td(例えば遅延1のγの時間)を伸ばすことは許される可能性がある。
遅延1に関して、
Figure 2012003826
のパワー項の動作周波数fや動作電圧Vを小さくすることで、そのパワーを削減することができる。パワーPと遅延Tdは互いに背反する項目であるため、パワーPを例えば半分にする場合、遅延Tdが2倍以上にならないことが必要になる。
メモリセルアレイのデータの入出力数を決める遅延2(サイクルα)についても、一定とするか、もしくは、さらに短縮することが求められる。
本発明においては、制御遅延(出力遅延)γに着目して、メモリセルアレイにパイプライン構成を導入することで、メモリセルへの平均的なレイテンシーをトレードオフとして、低消費電力化を図っている。すなわち、メモリアクセスのサイクル(α)を短くし、制御遅延(出力遅延)γを伸ばすことで、消費電力の削減を図るものである。
本発明においては、メモリセルへのアドレス/コマンドコントローラ、又はデータIO部からのアクセスパスの近遠端の遅延パスを、パイプライン化し、メモリセルのサイクルを決めるパスを最小構成にすることでサイクル(α)を削減する。
上記特許文献1においては、βを削減するものであるのに対して、本実施形態においては、遅延1のγ(レイテンシーθ)とパワーPをトレードオフすることで、サイクルαの期間を維持又は短縮しながら、パワーを削減する。
本発明の態様の1つにおいて、メモリセルアレイが複数の基本単位(11)からなり、前記基本単位(11)に対して共通に設けられ、書き込みデータと読み出しデータの転送が行われる双方向の第1のバス(RWBS)と、アドレス及び又はコマンドを転送する第2のバス(ADDRESS/CMD BUS)を備えている。さらにメモリセルアレイの複数の前記基本単位(11)のそれぞれに対応して設けられ、前記第2のバス(ADDRESS/CMD BUS)に転送されたアドレス及び/又はコマンドを受け複数の前記基本単位(11)にそれぞれ供給する複数の第1のバッファ回路(13)を備えている。前記基本単位(11)は、前記第1のバス(RWBS)に接続され、メモリセルへの書き込みデータを増幅する第1のアンプ(WRITE AMP)とメモリセルからの読み出しデータを増幅する第2のアンプ(DATA AMP)を備えている。
本発明の態様の1つにおいて、
(A)書き込み、読み出しアクセスに対して、前記第2のバス(ADDRESS/CMD BUS)へ転送するアドレス/コマンドの生成、及び、書き込みアクセスにおいて前記第1のバス(RWBS)へ書き込みデータを用意するための制御遅延を含む第1の期間(γ)と、
(B)前記メモリセルアレイの前記基本単位において、選択されたメモリセルへのデータの書き込み、又は、選択されたメモリセルからの読み出しが行われる選択時間を含む第2の期間(α)と、
(C)読み出しアクセスにおいて、前記選択時間の読み出し動作で前記第1のバス(RWBS)に出力された読み出しデータをデータ端子に出力するための出力遅延を含む第3の期間(γ)と、
の各期間が、パイプライン制御の単位とされる。
本発明の態様の1つにおいて、
前記第1の期間は、前記第2の期間以上の長さ(γ=α又はγ>α)に設定される。また、前記第3の期間が、前記第2の期間以上の長さ(γ=α又はγ>α)に設定される。
関連技術では、図5、図6に示すように、αにγが含まれていたが、本発明の態様によれば、関連技術のαからγを取り出して第1の期間(γ)とし、関連技術のαからγを差し引いた期間を第2の期間(α)として、第1の期間(γ)を伸ばし、第2の期間(α)を短縮し、これらの各期間を、パイプライン制御の単位として、メモリへのアクセス効率を向上させるとともに(例えば一つのコマンドに対する第1の期間(α)と後続コマンドの第1の期間(γ)とが時間的に重なる)、パワーの低減を図っている。
本発明の態様の1つにおいて、前記第1の期間(γ)及び前記第3の期間(γ)が、ともに前記第2の期間(α)と同一の長さに設定されている。
本発明の態様の別の態様において、前記第1の期間と前記第3の期間が、前記制御遅延、前記出力遅延に必要とされる時間よりも長い時間に設定されている。
本発明の態様の1つにおいて、書き込み時に、データ端子から複数のデータをシリアルに入力する時間、及び、読み出し時に、複数のデータをシリアルにデータ端子から出力する時間が、前記第2の期間(α)と同一の長さに設定されている。複数のデータは、1回のコマンドでアクセス可能なデータの個数であるバースト長に対応する。
本発明の態様の1つにおいて、前記データ端子からシリアルに入力された複数のデータをパラレルデータに変換して前記第1のバスにパラレルに転送し、前記第1のバスにパラレルに転送された複数のデータをシリアルに変換してデータ端子から出力するデータ入出力部(DATA IO)を備える。
本発明の態様の1つにおいて、前記第1、第3の期間(γ)を伸ばすことで、読み出しアクセスの場合のレイテンシー(θ)を伸ばし消費電力低減を可能としている。
本発明の態様の1つにおいて、前記第1のバス(RWBS)において、前記第1のバス(RWBS)との間でデータを入出力するデータ入出力部(DATA IO)から遠端側に位置する前記基本単位と近端側に位置する前記基本単位の間に、少なくとも1つのバッファ回路(13A)を備えている。
本発明の態様の1つにおいて、前記第2のバスにおいて、前記第2のバス(ADDRESS/CMD BUS)にアドレス/コマンドを出力するアドレス・コマンド・タイミングコントロール部(6)から遠端側に位置する前記基本単位と近端側に位置する前記基本単位の間に、少なくとも1つのバッファ回路(13B)を備えている。
本発明の態様の1つにおいて、前記第1のバス(RWBS)において、相隣る前記基本単位(11)の間に対応して前記バッファ回路(13A)を備えた構成としてもよい。
本発明の態様の1つにおいて、前記第2のバス(ADDRESS/CMD BUS)において、相隣る前記基本単位(11)の間に対応してバッファ回路(13B)を備えた構成としてもよい。以下実施形態に即して説明する。
<実施形態1>
図10は、本発明の一実施形態の構成を示す図である。図10において、図7と同一又は同等の要素には同一の参照符号が付されている。以下では、主に、図7の関連技術との相違点について説明する。
クロックに同期したパイプライン構成に適したアレイに分割し、アドレス、コマンド、タイミング信号等のアレイ制御信号と、データバスをクロック信号CLKの周期を基準に分割し、パイプライン制御することでサイクル時間(α)を短縮している。図10に示すように、ADDRESS/CMD BUSに接続する双方向のアドレス/コマンド・バッファ13と、アドレス/コマンド・バッファ13の出力(アドレス、コマンド、タイミング信号)を受け、メモリセルアレイの基本単位11を制御するアドレス・コマンド・サブ・コントローラ12とを、メモリセルアレイの基本単位11に対応させて備えている。アドレス/コマンド・バッファ13は、パイプラインレジスタを構成するバッファである。アドレス・コマンド・サブ・コントローラ12は、バッファ13に保持されたアドレス、コマンドを受け、メモリセルアレイ基本単位11に出力する。アドレス・コマンド・タイミングコントローラ6は、図7と同様、内部クロック、アドレス、コマンド生成部8からのアドレス、コマンド、内部クロックを受け、ADDRESS/CMD BUSに、アドレス・コマンド・タイミング信号を出力する。なお、図10の例では、アドレス/コマンド・バッファ13は双方向のバッファであるが、一方向性のバッファ(アドレス・コマンド・タイミングコントローラ6から)で構成する場合、図21(B)に示すような構成としてもよい。
図11に示す例は、α=β=γの2段パイプライン構成であり、WRITEタイミングを割り付けた例を示す図である。
α=tRC(Row Cycle)
β=tRRD(Row to Row Delay)
γ=制御遅延
である。
図11に示すように、本実施形態では、図10のアドレス・コマンド・サブコントローラ12の動作を、γを、αと等しくなるように伸ばしている(γ=αの低速度動作)。
図7乃至図9を参照して説明した前記関連技術では、
γ<<α
であった。
これに対して、本実施形態では、γの時間を伸ばし(2クロックサイクル相等)、
γ=α
としている。
WRITEコマンド(CMD)の入力によりバースト長4に対応した4ビットデータBL0−BL3がダブルデータレートにて2クロックサイクルで入力される。次の第3、第4のクロックサイクルは、γ(制御遅延)とされ、アドレスデコード、4ビットデータBL0−BL3のパラレル化、RWBSによるメモリセルアレイ基本単位のWRITE AMPへの転送等が行われる。この第3、第4のクロックサイクルでは、次のWRITEコマンドに対応した4ビットデータBL0−BL3がデータ端子(内部データバス9)から入力される。次の2ロックサイクル(第5、第6のクロックサイクル)では、最初のコマンドCMDの選択時間とされ、選択されたメモリセルへのデータの書き込みが行われる。また、2番目のコマンドに対応する4ビットデータの制御遅延に該当し、3番目のWRITEコマンドに対応した4ビットデータBL0−BL3がデータ端子からシリアルに入力される。
図12は、複数のREADコマンドが連続して入力される場合のREADのタイミング動作を説明するタイミング図である。図12において、αはtRC(Row Cycle)、βはtRRD(Row to Row Delay)、γは制御遅延(出力遅延)、θはREADレイレンシーである。図12を参照すると、最初のREADコマンド(CMD)入力に対して2クロックサイクル期間(制御遅延γを含む)の後、第3、第4のクロックサイクルの期間、選択時間(α)とされ、選択された4つのメモリセルからの4ビットデータのRWBSへの出力が行われる。
第5、第6のクロックサイクルは、出力遅延とされ、第7、第8のクロックサイクルで、4ビットデータBL0−BL3がクロックの立ち上がりと立ち下りに同期してデータ端子からシリアルに出力される。
図12の第3、第4のクロックサイクルの期間について、最初のREADコマンドに対応する選択時間(α)と、次のREADコマンドの制御遅延(γ)とが、タイミング的に重なる(γ=αとしたパイプライン制御)。
第5、第6のクロックサイクルの期間、三番目のREADコマンドの制御遅延と、二番目のコマンドの選択時間と、最初のREADコマンドの出力遅延とが時間的に重なる(γ=αとしたパイプライン制御)。
第7、第8のクロックサイクルの期間、三番目のREADコマンドの選択時間と、二番目のREADコマンドの出力遅延と、最初のREADコマンドの4ビットデータBL0−BL3の出力が時間的に重なる(γ=αとしたパイプライン制御)。最初のREADコマンドが入力されてから6サイクル(レイテンシー=6サイクル)後にREADされたビットデータBL0がデータ端子から出力される。
図8、図9に示した関連技術では、γは1サイクル、レイテンシーθは4サイクルである。
これに対して、本実施形態では、図11、図12に示すように、γは2サイクル、θは6サイクルと増加している。
一方、αは、図8、図9に示した関連技術では、3サイクルであるのに対して、本実施形態では、図11、図12では、2サイクルと縮減している。
本実施形態では、入出力データであるBL0−BL3の充填率も向上している。
図7に示した関連技術では、WRITE時、図8に示すように、先のWRITEコマンドに対応してデータ端子に入力される4ビットデータBL0−BL3の最後のビットデータBL3と、次のWRITEコマンドに対応して、データ端子(内部データバス9)から入力される4ビットデータBL0−BL3の最初のビットデータBL0の間に1クロックサイクル分の空きがある。また、READ時、図9に示すように、先のREADコマンドに対するデータ端子から内部データバス9に出力されるBL0−BL3の最後のビットデータと、次のREADコマンドに対するデータ端子から出力されるBL0−BL3の最初のビットデータBL0の間に1クロックサイクル分の空きがある。
これに対して、本実施形態では、図11に示すように、連続WRITE時、先のWRITEコマンドに対応してデータ端子(内部データバス9)から入力される4ビットデータBL0−BL3の最後のビットデータBL3と、次のWRITEコマンドに対応してデータ端子に入力される4ビットデータBL0−BL3の最初のビットデータBL0の間に空きはない。また連続READ時、図9に示すように、先のREADコマンドに対応してデータ端子(内部データバス9)に出力されるBL0−BL3の最後のビットデータと、次のREADコマンドに対応してデータ端子(内部データバス9)から出力されるBL0−BL3の最初のビットデータBL0の間に空きはない。以下の表1に関連技術(図7〜図9)と本実施形態を一覧で示す。なお、表1において、関連技術のTd2(1/f2)のα=3サイクル(クロックサイクル)は、1サイクル分の制御遅延(γ)を含んでおり(図8、図9参照)、本実施形態では、このα(=3サイクル)からγを外し、選択時間=2サイクルとしたものである。
Figure 2012003826
パワー遅延積P・Tが一定の場合において、遅延が2倍となると、パワーは1/2に下げることができる(理想的には電圧も1/2に低下)。γのパワー=αのパワー、すなわち、
Figure 2012003826
とし、γのパワーを関連技術の1/2とし、遅延Tdを関連技術の3/2倍とした場合、パワー遅延積P・Tdは、トータルで、関連技術の(1/2)×(3/2)=3/4(=0.75倍)に低減される。
γのパワーがαのパワーよりも大の場合に、γのパワーの低減によるパワー遅延積の低減効果はさらに大きくなる。
アドレス・コマンド・サブ・コントローラ12とアドレス/コマンド・バッファ13は、遅延1と遅延2を回路的に分離する機能を担う。
<実施形態2>
図13は、本発明の第2の実施形態の構成を示す図である。図13において、図10と同一又は同等の要素には同一の参照符号が付されている。以下では、主に、図10との相違点について説明する。本実施形態では、アドレス・コマンド・タイミングコントローラ6、データIO部7から見て遠いメモリセルアレイ基本単位と近いメモリセルアレイ基本単位に分け、その間の、ADDRESS/CMD BUS上にバッファ(Buffer)13B(図21(B)の参照)、RWBS上にバッファ13Aを備えた図である。
図21(A)に示すように、双方向のデータバッファ13Aにおいて、WRITE Enable+アドレス空間選択論理がアクティブのとき、RWBS130のWRITEデータの情報を、RWBS134に通過させ、WRITE Enable+アドレス空間選択論理が非活性状態のとき、オフ状態(Hi−Z)となる3ステート・バッファ回路131と、READ Enable+アドレス空間選択論理がアクティブのとき、RWBS134のREADデータをRWBS130側に通過させ、READ Enable+アドレス空間選択論理が非活性状態のとき、オフ状態(Hi−Z)となる3ステート・バッファ回路132を備えている。バッファ回路131の出力は、ラッチ回路133に接続されている。ラッチ回路133は、二つのインバータを備え、一方のインバータは他方のインバータの出力を入力とし、出力が他方のインバータの入力に接続されている。WRITE EnableはWRITE時に活性化され、アドレス信号が、RWBS134側に接続するメモリセルアレイ基本単位に対応する場合、アドレス空間選択論理はアクティブとされる。READ EnableはREAD時に活性化され、アドレス信号が、RWBS134側に接続するメモリセルアレイ基本単位に対応する場合、アドレス空間選択論理はアクティブとされる。
図21(B)に示すように、バッファ13Bは、Enable+アドレス空間選択論理の信号が活性(アクティブ)のときに、ADDRESS/CMD BUS137のアドレス/コマンドを出力し、Enable+アドレス空間選択論理が非活性状態のとき、オフ状態(Hi−Z)となる3ステート・バッファ回路135を備えている。バッファ回路135の出力は、ラッチ回路136に接続されている。ラッチ回路136は二つのインバータを備え、一方のインバータは他方のインバータの出力を入力とし、出力が他方のインバータの入力に接続されている。Enableは、アクセス時に活性化され、バッファ回路135がアクセス対象のメモリセルアレイ基本単位に対応する場合、当該バッファ回路135に入力されるENABLE+アドレス空間選択論理はアクティブとされる。
図13において、データIO部7から遠端側に位置する上2段のメモリセルアレイ基本単位11へのアクセスアドレス(ロウアドレス)の場合、バッファ13Aにおけるアドレス空間選択論理はアクティブとされる。その際、ADDRESS/CMD BUSに挿入されたバッファ13Bも同様に、上2段のメモリセルアレイ基本単位11へのアクセスアドレス(ロウアドレス)の場合、アドレス空間選択論理はアクティブとされる。
図14は、図13において、パイプラインでデータがアレイに書き込まれるタイミングを示す図である。図14に示すように、制御遅延γを4クロックサイクルとし、WRITEコマンドCMD入力から2クロックサイクルでバースト長=4に対応した4ビットデータBL0−BL3が、内部データバス9からデータ端子にシリアル入力され、第2のWRITEコマンドが入力される3クロック目から2クロックの制御遅延によってアドレス生成、4ビットデータのパラレル化によるRWBSへの出力が行われる。3、4クロックサイクルで2番目のWRITEコマンドに対応した4ビットデータが内部データバス9からデータ端子にシリアル入力される。5クロック目に3番目のWRITEコマンドが入力され、5、6番目のクロックで3番目のWRITEコマンドに対応した4ビットデータが内部データバス9からデータ端子にシリアル入力され、第2番目のWRITEコマンドに対応した4ビットデータのパラレル化によるRWBSへの出力が行われる。その際、1番目のWRITEコマンドに対応したメモリ基本単位11のWRITEAMPに入力されているか、データバッファ13に保持され、遠端側のメモリ基本単位11のWRITEAMPに入力されているか。RWBSへのデータバッファ13の挿入によるパイプライン動作によって、γを2クロックサイクルから4クロックサイクルにまで伸ばしている。最初のWRITEコマンドに対応する4ビットデータBL0−BL3は、7クロック目(最初のWRITEコマンド入力か6クロックサイクル後)、メモリセルアレイ基本単位11において、選択されたカラムのビット線に転送され、選択されたセルへの書き込みが行われる。
図15は、図13において、WRITE1回の動作を説明するタイミングチャートである。WRITEコマンドCMD入力から2クロックサイクルでバースト長=4に対応した4ビットデータが内部データバス9からデータ端子にシリアル入力され、3、4クロックサイクルの制御遅延でアドレス生成、4ビットデータのパラレル化によるRWBSへの出力が行われ、5、6番目のクロックサイクルはパイプラインの空きとされ、7、8クロック目に選択されたカラムのビット線に転送され、選択されたセルへの書き込みが行われる。
図16、図17は、図13において、5段のパイプラインでREADされるタイミングチャートを示している。図16は、連続READ、図17はREAD1回(単発)のタイミングチャートである。
図16に示すように、1番目のREADコマンドの入力に対して1、2番目のクロックサイクルを制御遅延としアドレス等が生成され、2番目のREADコマンドの入力に対して3、4番目のクロックサイクルを制御遅延としアドレス等が生成され、3番目のREADコマンドの入力に対して5、6番目のクロックサイクルを制御遅延としアドレス等が生成される。5、6番目のクロックサイクルでは、1番目のREADコマンドに対する選択時間とされ、選択アドレスのメモリセルから4ビットデータBL0−BL3が出力される。7、8番目のクロックサイクルで、2番目のREADコマンドに対する選択時間とされ、選択アドレスのメモリセルから4ビットデータBL0−BL3が出力される。先の読み出しデータはバッファリングされる。また1番目のREADコマンドの読み出しデータの出力処理が行われる。9、10番目のクロックサイクルで、3番目のREADコマンドに対する選択時間とされ、選択アドレスのメモリセルから4ビットデータBL0−BL3が出力される。先の読み出しデータはバッファリングされる。また2番目のREADコマンドの読み出しデータの出力処理が行われる。11クロック目から1番目のREADコマンドの読み出しデータがデータ端子より内部データバス9にシリアルに出力される。なお制御遅延、出力遅延ともγ=4クロックサイクルとされる。
図17に示すように、READコマンドが単発で入力された場合、γ=4クロックサイクル後に選択時間とされ(Pipeline3)、メモリセルからのデータの読み出しが行われる(α)。その後、γ=4クロックサイクル後に、データ端子から内部データバス9に読み出しデータが出力される(Pipeline4/5)
Figure 2012003826
f1とf2に関して、本実施形態では、関連技術との比で、f1は1/4倍(γ→4γ)となる。γの遅延が4倍となると、そのパワーは1/4に下げることができる。READ時のレイテンシーは10/4倍となる。なお、表2において、関連技術のTd2(1/f2)のα=3サイクルは、1サイクル分の制御遅延(γ)を含んでおり(図8、図9参照)、本実施形態では、このα(=3サイクル)からγを外し、選択時間=2サイクルとしたものである。
<実施形態3>
図18は、本発明の第3の実施形態の構成を示す図である。図18において、図13と同一又は同等の要素には同一の参照符号が付されている。以下では、主に、図12との相違点について説明する。図18を参照すると、本実施形態においては、メモリセルアレイ基本単位11又はメモリマクロの単位で、ADDRESS/CMD BUSとRWBSに、バッファ13が挿入されている。
図19は、本発明の第3の実施形態において、Write一回(単発)、図20は、READ一回のタイミングチャートをそれぞれ示している。
図19に示すように、WRITEコマンド(CMD)の入力に対して1、2番目のクロックサイクルでバースト長=4に対応した4ビットデータをデータ端子に入力し、3番目のクロックサイクルから2クロックサイクル分を制御遅延とし、アドレス生成、4ビットデータの並列化等が行われ、11番目のクロックサイクル(γ=8クロックサイクル)から2クロックサイクル選択時間となる(α)。
また、図20に示すように、READコマンドの入力に対して2クロックサイクルの制御遅延によりアドレス生成等が行われ、γ=8クロックサイクル後の2クロックサイクルで選択時間とされ、メモリセルから4ビットデータがパラレルに出力され(α)、つづいて出力遅延とされ、γ=8クロックサイクル後の2クロックサイクルで読み出した4ビットデータが出力される。READコマンド入力からデータ端子に読み出しデータBL0が出力されるまでのレイテンシーは8+2+8=18クロックサイクルである。
Figure 2012003826
f1とf2に関して、本実施形態では、関連技術との比で、f1は1/8倍(γ→8γ)となり、レイテンシーは18/4倍となる。
上記したように、本実施形態においては、メモリセルへのアクセスをパイプライン化することで、レイテンシーは伸びるが、サイクル(α)を短縮するアレイ構成を提供する。このことにより、α、βを、改善または維持をしながら、θ、γをトレードオフに低消費電力化を可能としている。γ、レイテンシーをパワーとのトレードオフに、サイクルを維持削減しながらパワーを削減する構成のメモリアレイを提供する。
なお、上記の特許文献1の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 メモリセル
2 ROWデコーダ
3 COLデコーダ
4 Data Amp / Write Amp
5 センスアンプ/Yスイッチ
6 アドレス・コマンド・タイミング・コントローラ
7 Data I/O, Data Mask
8 DRAMコアへの入力(クロック、アドレス、コマンド)
9 内部データバス(DRAMコアへのデータ入力)
10 アクティブ領域
11 MemoryCellの基本単位もしくは、メモリマクロ
10−1、10−2 アクティブ領域
12 アドレス・コマンド・サブ・コントローラ
13 データバッファ、アドレス/コマンド・バッファ
130、134 リードライトバス
131、132、135 3ステート・バッファ(トライステート・バッファ)
133、136 ラッチ
137、138 アドレス/コマンド・バス

Claims (14)

  1. 書き込み及び読み出し可能なメモリセルを複数備えたメモリセルアレイが複数の基本単位からなり、
    前記メモリセルアレイの複数の前記基本単位に対して共通に設けられ、書き込みデータと読み出しデータの転送が行われる第1のバスと、
    前記メモリセルアレイの複数の前記基本単位に対して共通に設けられ、アドレス/コマンドを転送する第2のバスと、
    前記メモリセルアレイの複数の前記基本単位のそれぞれに対応して設けられ、前記第2のバスに転送されたアドレス/コマンドを受け、複数の前記基本単位にそれぞれ供給する複数の第1のバッファ回路と、
    を備え、
    前記メモリセルアレイの前記基本単位は、前記第1のバスに転送されたメモリセルへの書き込みデータを受けて増幅する第1のアンプと、メモリセルからの読み出しデータを増幅し前記第1のバスに出力する第2のアンプを備え、
    書き込み、読み出しアクセスに対して、前記第2のバスへ転送するアドレス/コマンドの生成、及び、書き込みアクセスにおいて前記第1のバスへ書き込みデータを用意するための制御遅延を含む第1の期間と、
    前記メモリセルアレイの前記基本単位において、選択されたメモリセルへのデータの書き込み、又は、選択されたメモリセルからの読み出しが行われる選択時間を含む第2の期間と、
    読み出しアクセスにおいて、前記選択時間の読み出し動作で前記第1のバスに出力された読み出しデータをデータ端子に出力するための出力遅延を含む第3の期間と、
    の各期間が、パイプライン制御の単位とされ、
    前記第1の期間が、前記第2の期間以上の長さを有する半導体装置。
  2. 前記第3の期間が、前記第2の期間以上の長さを有する請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1の期間と前記第3の期間がともに前記第2の期間と同一の長さを有する請求項1記載の半導体装置。
  4. 書き込みアクセスにおいて、データ端子から複数のデータをシリアルに入力する期間、及び、読み出しアクセスにおいて複数のデータをシリアルにデータ端子から出力する期間が、前記第2の期間と同一の長さを有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記データ端子からシリアルに入力された複数のデータをパラレルデータに変換して前記第1のバスにパラレルに転送し、前記第1のバスにパラレルに転送された複数のデータをシリアルに変換してデータ端子から出力するデータ入出力部を備えた請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記第1の期間と前記第3の期間が、それぞれ前記制御遅延、前記出力遅延に必要とされる時間よりも長い時間とされ、前記第1の期間と前記第3の期間を伸ばすことで、読み出しアクセスの場合のレイテンシーを伸ばし消費電力低減を可能としている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記第1のバスにおいて、前記第1のバスとの間でデータを入出力するデータ入出力部から遠端側に位置する前記基本単位と近端側に位置する前記基本単位の間に、少なくとも1つの第2のバッファ回路を備えている請求項1記載の半導体装置。
  8. 前記第2のバスにおいて、前記第2のバスに、アドレス/コマンドを出力するアドレス・コマンド部から遠端側に位置する前記基本単位と近端側に位置する前記基本単位の間に、少なくとも1つの第3のバッファ回路を備えている請求項1記載の半導体装置。
  9. 前記第1のバスにおいて、相隣る前記基本単位の間に対応して、前記第2のバッファ回路を備えている請求項7記載の半導体装置。
  10. 前記第2のバスにおいて、相隣る前記基本単位の間に対応して、前記第3バッファ回路を備えている請求項8記載の半導体装置。
  11. 前記第2のバッファ回路は、前記第1のバスからの書き込みデータを受け、書き込み許可制御信号とアドレス空間選択論理とにより、前記第1のバスの後段側への伝達、非伝達を制御する第1の3ステートバッファと、
    前記第1の3ステートバッファの出力が接続する前記第1のバスの前記後段側からの読み出しデータを受け、読み出し許可制御信号とアドレス空間選択論理とにより、前記第1のバスの前段側への伝達、非伝達を制御する第2の3ステートバッファと、
    前記第1の3ステートバッファの出力をラッチするラッチ回路と、
    を備えている請求項7又は9記載の半導体装置。
  12. 前記第3のバッファ回路は、前記第2のバスからのアドレス/コマンドを受け、許可制御信号とアドレス空間選択論理とにより、前記第2のバスの後段側への伝達、非伝達を制御する3ステートバッファと、
    前記3ステートバッファの出力をラッチするラッチ回路と、
    を備えている請求項8又は10記載の半導体装置。
  13. 前記第1のバッファ回路と前記基本単位の間に、前記第1のバッファ回路からアドレス/コマンドを受け、前記基本単位を制御するサブ・コントローラを備えている請求項1乃至12のいずれか1項に記載の半導体装置。
  14. 前記基本単位が、前記メモリセルアレイの複数のワード線を、予め定められた本数を単位に複数のグループに分割し、前記各グループに対応させて、前記メモリセルアレイを、複数に分割した単位である請求項1乃至13のいずれか1項に記載の半導体装置。
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