JP2012003654A - データ処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 データ処理システムの消費電力をきめ細かく制御する。
【解決手段】 複数のマスターの各々は、データの転送要求とともにデータの転送速度を示すスピードグレード信号を出力する。調停回路は、複数のマスターからの転送要求およびスピードグレード信号を調停する。クロックイネーブル生成回路は、調停回路により調停されたスピードグレード信号に応じて、有効期間の比率が異なるクロックイネーブル信号を生成する。スレーブは、クロックイネーブル信号が有効なときにクロック信号を受けて動作し、調停回路により調停された転送要求に応じてデータを転送する。これにより、スレーブを動作させるクロック信号の周波数を転送要求毎に変更でき、スレーブの電力のきめ細かな制御を容易に実施できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、転送要求を出力するマスターと、転送要求に応じてデータを転送するスレーブとを含むデータ処理システムに関する。
クロック信号に同期して動作するデータ処理システムにおいて、消費電力を削減するために、処理を先に実施する回路ブロックから処理を次に実施する回路ブロックにクロック信号を供給する手法が提案されている(例えば、特許文献1−2参照。)。例えば、各回路ブロックは、クロックイネーブル信号が有効なときにクロック信号を受けて動作する。
特開2009−75973号公報 特開2007−207121号公報
クロックイネーブル信号は、CPU等のプロセッサが実行するプログラムに基づいて、回路ブロックの動作期間に合わせて生成される。このため、各回路ブロックの動作状況に応じて、クロックイネーブル信号をきめ細かく切り替え、クロック信号の周波数をダイナミックに変更することは難しい。この結果、消費電力を削減するためのきめ細かい電力制御ができない。
本発明の一形態では、データ処理システムは、データの転送要求とともにデータの転送速度を示すスピードグレード信号を出力する複数のマスターと、複数のマスターからの転送要求およびスピードグレード信号を調停する調停回路と、調停回路により調停されたスピードグレード信号に応じて、有効期間の比率が異なるクロックイネーブル信号を生成するクロックイネーブル生成回路と、クロックイネーブル信号が有効なときにクロック信号を受けて動作し、調停回路により調停された転送要求に応じてデータを転送するスレーブとを含んでいる。
転送要求とともに出力されるスピードグレード信号に応じてクロックイネーブル信号を生成することで、スレーブを動作させるクロック信号の周波数を転送要求毎に変更できる。この結果、スレーブの電力のきめ細かな制御を容易に実施でき、データ処理システムの性能を下げることなく、消費電力を削減できる。
一実施形態におけるデータ処理システムの例を示している。 別の実施形態におけるデータ処理システムの例を示している。 図2に示したマスターの例を示している。 図2に示したデータ処理システムの動作の例を示している。 別の実施形態におけるマスターの例を示している。 図5に示したマスターを有するデータ処理システムの動作の例を示している。 図5に示したマスターを有するデータ処理システムの動作の別の例を示している。 別の実施形態におけるマスターの例を示している。 図8に示したマスターを有するデータ処理システムの動作の例を示している。 図8に示したマスターを有するデータ処理システムの動作の別の例を示している。 別の実施形態におけるデータ処理システムの例を示している。 図11に示したデータ処理システムの動作の例を示している。
以下、実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、一実施形態におけるデータ処理システムDPSの例を示している。データ処理システムDPSは、複数のマスターMST(MST1、MST2)、調停回路ARB、クロックイネーブル生成回路CKEGENおよびスレーブSLVを有している。マスターMSTは、転送要求TREQ(TREQ1、TREQ2)等のトランザクションを出力する機能を有しており、バスマスターとして動作する。各転送要求TREQは、スレーブSLVにアクセスするための制御信号やアドレス信号を含む。スレーブSLVは、SRAM等の半導体メモリ、あるいはタイマーや通信インターフェース等の周辺デバイスである。
各マスターMSTは、データの転送要求TREQとともにデータの転送速度を示すスピードグレード信号SPG(SPG1、SPG2)をそれぞれ出力する。例えば、各マスターMSTは、スピードグレード信号SPGを転送要求TREQ毎に出力する。
調停回路ARBは、判定回路JDGおよびセレクタSEL1、SEL2を有している。判定回路JDGは、転送要求TREQ1−2に応答して選択制御信号SELCNTを出力する。例えば、選択制御信号SELCNTは、転送要求TREQ1に応答して論理0に設定され、転送要求TREQ2に応答して論理1に設定される。但し、判定回路JDGは、転送要求TREQ1−2が競合するときに、予め決められた優先度にしたがって、選択制御信号SELCNTを出力する。
例えば、転送要求DREQ1の優先度が転送要求DREQ2の優先度より高い。判定回路JDGは、転送要求TREQ1−2が競合するときに、転送要求DREQ1に対応するデータ転送を優先するために、論理0の選択制御信号SELCNTを出力する。そして、判定回路JDGは、転送要求DREQ1に対応するデータ転送後に、転送要求DREQ2に対応するデータ転送を実施するために、論理1の選択制御信号SELCNTを出力する。
セレクタSEL1は、論理0の選択制御信号SELCNTを受けているときに、転送要求TREQ1を転送要求TREQAとして出力する。セレクタSEL1は、論理1の選択制御信号SELCNTを受けているときに、転送要求TREQ2を転送要求TREQAとして出力する。セレクタSEL2は、論理0の選択制御信号SELCNTを受けているときに、スピードグレード信号SPG1をスピードグレード信号SPGAとして出力する。セレクタSEL2は、論理1の選択制御信号SELCNTを受けているときに、スピードグレード信号SPG2をスピードグレード信号SPGAとして出力する。
各スピードグレード信号SPG1−2は、スレーブSLVの動作周波数を決めるために使用され、スレーブSLVの消費電力を制御する。図1では、スレーブSLVの動作周波数を変えるための信号線を破線で示している。調停回路ARBは、判定回路JDGによる判定結果に基づいて、セレクタSEL1−2により転送要求TREQ1(またはTREQ2)およびスピードグレード信号SPG1(またはSPG2)を選択的に出力する。すなわち、調停回路ARBは、転送要求TREQ1−2およびスピードグレード信号SPG1−2を調停する。なお、セレクタSEL1−2は、1つの回路で形成されてもよい。
クロックイネーブル生成回路CKEGENは、調停回路ARBにより調停されたスピードグレード信号SPG1−2のいずれかであるスピードグレード信号SPGAに応じて、有効期間の比率が異なるクロックイネーブル信号CKEを生成する。具体的には、例えば、スピードグレード信号SPGAが論理0のときに、クロックイネーブル生成回路CKEGENは、スレーブSLVの動作周波数を低くするためのクロックイネーブル信号CKEを生成する。スピードグレード信号SPGAが論理1のときに、クロックイネーブル生成回路CKEGENは、スレーブSLVの動作周波数を高くするためのクロックイネーブル信号CKEを生成する。例えば、クロックイネーブル生成回路CKEGENは、スレーブSLVの動作周波数を低くするとき、図4に示すように、クロックイネーブル信号CKEの有効期間である論理1の期間の比率を下げる。
スレーブSLVは、クロックイネーブル信号CKEが有効なときにクロック信号CLKを受け、受けたクロック信号CLKに同期して動作する。クロック信号CLKの周波数は、クロックイネーブル信号CKEの有効期間が長いほど高くなる。そして、スレーブSLVは、転送要求DREQに応答してクロック信号CLKに同期してデータを転送する。クロックイネーブル信号CKEの有効期間の比率が高く、クロック信号CLKの周波数が高いとき、データの転送レートは高くなり、スレーブSLVの消費電力は大きくなる。クロックイネーブル信号CKEの有効期間の比率が低く、クロック信号CLKの周波数が低いとき、データの転送レートは低くなり、スレーブSLVの消費電力は小さくなる。
転送要求TREQAが書き込み要求のとき、スレーブSLVは、マスターMST1またはMST2から供給される書き込みデータをアドレスにより選択される記憶領域に書き込む。転送要求TREQAが読み出し要求のとき、スレーブSLVは、アドレスにより選択される記憶領域に保持されているデータをマスターMST1またはMST2に出力する。
なお、データ処理システムDPSは、2つ以上のスレーブSLVを有してもよい。このとき、マスターMST1−2は、アクセスするスレーブSLVを示す情報とともに転送要求TREQ1−2およびスピードグレード信号SPG1−2を出力する。調停回路ARBおよびクロックイネーブル生成回路CKEGENは、スレーブSLV毎に形成される。
この実施形態では、スピードグレード信号SPG1−2が転送要求TREQ1−2とともにマスターMST1−2から出力される。このため、クロックイネーブル生成回路CKEGENは、転送要求TREQ1−2毎にスピードグレード信号SPG1−2に対応するクロックイネーブル信号CKEを生成できる。これにより、スレーブSLVを動作させるクロック信号CLKの周波数(すなわち、スレーブSLVの動作周波数)を転送要求TREQ1−2毎に変更でき、スレーブSLVの消費電力をより細かく制御できる。この結果、データ処理システムDPSのダイナミック電力のきめ細かな制御を容易に実施でき、データ処理システムDPSの性能を下げることなく、消費電力を削減できる。
図2は、別の実施形態におけるデータ処理システムDPSの例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。例えば、データ処理システムDPSは、デジタル民生機器等のマイクロコンピュータ応用機器である。
データ処理システムDPSは、高速バスインターフェースの一種であるインターコネクトINTCを介して接続されたCPU等のプロセッサ、複数のマスターMST(MST1−MST4)、複数のスレーブSLV(SLVa−SLVd)およびバスブリッジBBRGと、低速バスインタフェースLSBUSを介してバスブリッジBBRGに接続されたクロック制御回路CLKCNTとを有している。
マスターMST1−4は、転送要求TREQ(TREQ1−TREQ4)等のトランザクションを出力する機能を有しており、CPUとともにバスマスターとして動作する。マスターMST1−4は、データの転送要求TREQ1−4とともにデータの転送速度を示すスピードグレード信号SPG(SPG1−SPG4)をそれぞれ出力する。例えば、スピードグレード信号SPG1−4は、転送要求TREQ1−4毎に出力される。スピードグレード信号SPG1−4の機能は、図1と同様である。
インターコネクトINTCは、スレーブポートS0−S4、調停回路ARBa−ARBd、クロックイネーブル生成回路CKEGENa−CKEGENdおよびマスターポートMa−Meを有している。スレーブポートS0−S4は、CPUおよびマスターMST1−4にそれぞれ接続されている。マスターポートMa−Meは、スレーブSLVa−SLVdおよびバスブリッジBBRGにそれぞれ接続されている。なお、データ処理システムDPSがスレーブSLVb−SLVdを持たないとき、スレーブSLVb−dに対応する調停回路ARBb−d、クロックイネーブル生成回路CKEGENb−dおよびマスターポートMb−Mdは形成されない。
各調停回路ARBa−ARBdは、図1に示した調停回路ARBと同様の回路であり、判定回路JDGおよびセレクタSEL1−2を有している。但し、判定回路JDGは、4つのマスターMST1−4からの転送要求TREQ1−4を調停し、選択制御信号SELCNT(SELCNTa−SELCNTdのいずれか)を出力する。各選択制御信号SELCNTa−dは、マスターMST1−4を識別するために、例えば2ビットである。
セレクタSEL1は、選択制御信号SELCNTに応じて、転送要求TREQ1−4のいずれかを選択し、選択要求TREQ(TREQa−TREQdのいずれか)として出力する。セレクタSEL2は、選択制御信号SELCNTに応じて、スピードグレード信号SPG1−4のいずれかを選択し、スピードグレード信号SPG(SPGa−SPGdのいずれか)として出力する。図2においても、スレーブSLVa−dの動作周波数を変えるための信号線を破線で示している。なお、マスターMST1−4からスレーブSLVa−dに出力されるアドレスおよび書き込みデータの伝達経路は、転送要求TREQ1−4の伝達経路と同じである。スレーブSLVa−dからマスターMST1−4に入力される読み出しデータの伝達経路は、伝達方向が逆であることを除き、転送要求TREQ1−4の伝達経路と同じである。
各クロックイネーブル生成回路CKEGENa−CKEGENdは、スピードグレード信号SPG(SPGa−SPGdのいずれか)に応じてクロックイネーブル信号CKE(CKEa−CKEdのいずれか)を生成する。スレーブSLVa−SLVdは、SRAM等の半導体メモリ、あるいはタイマーや通信インターフェース等の周辺デバイスである。バスブリッジBBRGは、インターコネクトINTC側の高速バスプロトコルと、低速バスインタフェースLSBUS側の低速バスプロトコルとの変換を相互に行う。
クロック制御回路CLKCNTは、クロック生成回路CLKGENおよびクロックイネーブル生成回路MCKEGENを有している。クロック生成回路CLKGENおよびクロックイネーブル生成回路MCKEGENは、スレーブポートS0、マスターポートMe、バスブリッジBBRGおよび低速バスインタフェースLSBUSを介してCPUから供給されるクロック信号の周波数情報に応じて設定される。
クロック生成回路CLKGENは、CPUからの周波数情報に応じて、マスターMST1−4にそれぞれ供給するクロック信号CLK1−4と、スレーブSLVa−SLVdにそれぞれ供給するクロック信号CLKa−dとを生成する。この例では、説明を簡単にするために、クロック信号CLK1−4、CLKa−dの周波数を等しくしているが、クロック信号CLK1−4、CLKa−dの周波数は、互いに相違させてもよい。さらに、クロック生成回路CLKGENは、CPU、インターコネクトINTCおよびバスブリッジBBRGに供給されるクロック信号を生成してもよい。
クロックイネーブル生成回路MCKEGENは、CPUからの周波数情報に応じて、マスターMST1−4にそれぞれ供給するクロックイネーブル信号CKE1−4を生成する。この例では、説明を簡単にするために、クロックイネーブル信号CKE1−4は、論理1に固定されている。
図3は、図2に示したマスターMST1−4の例を示している。各マスターMST1−4は、転送設定レジスタTRREG(TRREG1−4)および転送制御回路TRCNT(TRCNT1−4)を有している。特に限定されないが、転送設定レジスタTRREG1−4は互いに同じ回路であり、転送制御回路TRCNT1−4は互いに同じ回路である。転送設定レジスタTRREG1−4は、インターコネクトINTCを介してCPU等のプロセッサにより設定される。
各転送設定レジスタTRREG1−4は、転送モードレジスタTRMDを有している。例えば、転送モードレジスタTRMDは、論理1のときにバースト転送モードBRSTを示し、論理0のときにシングル転送モードSNGLを示す。すなわち、転送モードレジスタTRMDは、データの転送方法を示す情報が設定される。バースト転送モードBRSTは、1回の転送要求TREQに応答して、スレーブSLV(SLVa−SLVdのいずれか)に複数個のデータを書き込み、またはスレーブSLVから複数個のデータを読み出す動作モードである。シングル転送モードSNGLは、1回の転送要求TREQに応答して、スレーブSLVに1つのデータを書き込み、またはスレーブSLVから1つのデータを読み出す動作モードである。
各転送制御回路TRCNT1−4は、スレーブSLVa−SLVdのいずれかにアクセスし、スレーブSLVa−SLVdに対してデータを入力または出力するための転送要求TREQ(TREQ1−4のいずれか)を生成する機能を有している。また、各転送制御回路TRCNT1−4は、対応する転送モードレジスタTRMDに設定された転送モードに応じて、スピードグレード信号SPG(SPG1−4のいずれか)を生成する機能を有している。
具体的には、各転送制御回路TRCNT1−4は、転送モードレジスタTRMDがシングル転送モードSNGL(論理0)を示すときに、転送要求TREQとともに論理0のスピードグレード信号SPGを出力する。一方、転送モードレジスタTRMDがバースト転送モードBRST(論理1)を示すときに、転送要求TREQとともに論理1のスピードグレード信号SPGを出力する。
なお、転送モードレジスタTRMDに、レジスタ転送モードを示す論理0またはデータ転送モードを示す論理1を格納してもよい。レジスタ転送モードは、スレーブSLVa−SLVd内のレジスタにアクセスする転送モードである。データ転送モードは、スレーブSLVa−SLVd内のメモリセルにアクセスする転送モードである。各転送制御回路TRCNT1−4は、転送モードレジスタTRMDがレジスタ転送モード(論理0)を示すときに、転送要求TREQとともに論理0のスピードグレード信号SPGを出力する。一方、転送モードレジスタTRMDがデータ転送モード(論理1)を示すときに、転送要求TREQとともに論理1のスピードグレード信号SPGを出力する。
図4は、図2に示したデータ処理システムDPSの動作の例を示している。図4では、一例として、マスターMST1からスレーブポートS1に出力される信号の波形と、マスターポートMaからスレーブSLVaに出力される信号の波形を示している。
図4では、スレーブポートS1は、マスターMST1に供給されるクロック信号CLK1と同じ周波数のクロック信号に同期して動作する。マスターポートMaは、スレーブSLVaに供給されるクロック信号CLKaと同じ周波数のクロック信号に同期して動作する。なお、マスターMST2−4からスレーブポートS2−4に出力される信号の波形も、スレーブポートS1の波形と同様である。マスターポートMb−dからスレーブSLVb−dに出力される信号の波形も、マスターポートMaの波形と同様である。
図2に示したクロック制御回路CLKCNTのクロックイネーブル生成回路MCKEGENは、マスターMST1に供給するクロックイネーブル信号CKE1を論理1に設定している(図4(a))。このため、マスターMST1は、クロック信号CLK1の各立ち上がりエッジに同期して動作する。
マスターMST1が、最初の転送要求TREQ1を出力する前に、図3に示したマスターMST1の転送モードレジスタTRMDは、シングル転送モードSNGLに設定されている(図4(b))。このため、クロック信号CLK1のクロックサイクルT1において、図3に示した転送制御回路TRCNT1は、転送要求TREQ1とともに論理0のスピードグレード信号SPG1を出力する(図4(c))。この例では、転送要求TREQ1(アドレスADおよび制御信号CNTL)は、スレーブSLVaへのデータの書き込み要求である。マスターMST1は、クロック信号CLK1のクロックサイクルT2に同期して単一の書き込みデータDATAを出力する(図4(d))。
スレーブポートS1は、クロック信号CLK1のクロックサイクルT2の立ち上がりエッジに同期して転送要求TREQ1およびスピードグレード信号SPG1を受け、受けた信号をアービタARBaに出力する。この例では、転送要求TREQ1−4の競合はない。このため、アービタARBaは、スレーブポートS1からの転送要求TREQ1を転送要求TREQaとしてマスターポートMaに出力する。また、アービタARBaは、スレーブポートS1からのスピードグレード信号SPG1をスピードグレード信号SPGaとしてクロックイネーブル生成回路CKEGENaに出力する。
図2に示したクロックイネーブル生成回路CKEGENaは、論理0のスピードグレード信号SPGaを受け、クロックイネーブル信号CKEaの論理レベルをクロック信号CLKaの立ち下がりエッジ毎に反転し、マスターポートMaに出力する(図4(e))。
マスターポートMaは、クロックイネーブル信号CKEaをスレーブSLVaに出力する。また、マスターポートMaは、クロックイネーブル信号CKEaの論理1の期間に現れるクロック信号CLKaの立ち上がりエッジに同期して、転送要求TREQaをスレーブSLVaに出力する(図4(f))。転送要求TREQaは、2つのクロックサイクルT2、T3の期間に出力される。さらに、マスターポートMaは、2つのクロックサイクルT4、T5の期間、単一の書き込みデータDATAをスレーブSLVaに出力する(図4(g))。
このように、この例では、クロック信号CLKaの奇数番目T3、T5、T7、T9の立ち上がりエッジはマスクされ、無効になる。スレーブSLVaは、クロックイネーブル信号CKEaの論理1の期間に現れるクロック信号CLKaの立ち上がりエッジに同期して動作する。すなわち、クロックイネーブル信号CKEaの有効期間(論理1)の比率が低いとき、スレーブSLVaの動作周波数は低くなる。この例では、スレーブSLVaの動作周波数は、クロック信号CLKaの周波数の半分になる。動作周波数を下げることにより、スレーブSLVaのダイナミック電力を低減できる。
スレーブSLVaは、クロック信号CLKaのクロックサイクルT2に同期してマスターMST1からの転送要求TREQa(アドレスADおよび制御信号CNTL)を受け、書き込み動作を開始する。次に、スレーブSLVaは、クロック信号CLKaのクロックサイクルT4、T5の期間に書き込みデータDATAをメモリセル等の内部回路に書き込む。
この後、マスターMST1の転送モードレジスタTRMDは、クロック信号CLK1のクロックサイクルT7に同期して、シングル転送モードSNGLからバースト転送モードBRSTに書き換えられる(図4(h))。なお、転送モードレジスタTRMDの書き換えタイミングは、クロックサイクルT7に限定されず、クロックサイクルT3−T8のいずれかであればよい。
マスターMST1の転送制御回路TRCNT1は、クロック信号CLK1のクロックサイクルT9に同期して、スレーブSLVaへのデータの書き込み要求を示す転送要求TREQ1と、バースト転送モードBRSTを示す論理1のスピードグレード信号SPG1とを出力する(図4(i、j))。
この例では、バースト長は予め”3”に設定されている。ここで、バースト長は、1回の転送要求TREQ1に応答して、マスターMST1から出力される書き込みデータの回数、あるいはマスターMST1に入力される読み出しデータの回数である。マスターMST1は、クロック信号CLK1のクロックサイクルT10−T12にそれぞれ同期して、バースト長に対応する数の書き込みデータDATAを出力する(図4(k))。
スレーブポートS1は、クロック信号CLK1のクロックサイクルT10の立ち上がりエッジに同期して転送要求TREQ1および論理1のスピードグレード信号SPG1を受け、受けた信号をアービタARBaに出力する。転送要求TREQ1−4の競合はない。クロックイネーブル生成回路CKEGENaは、論理1のスピードグレード信号SPG1をスピードグレード信号SPGaとして受け、クロックイネーブル信号CKEaを論理1に固定し、マスターポートMaに出力する(図4(l))。
マスターポートMaは、論理1のクロックイネーブル信号CKEaをスレーブSLVaに出力する。また、マスターポートMaは、クロック信号CLKaのクロックサイクルT10に同期して転送要求TREQaをスレーブSLVaに出力する(図4(m))。スレーブSLVaは、クロック信号CLKaのクロックサイクルT10に転送要求TREQaを受け、書き込み動作を開始する。
次に、マスターポートMaは、クロック信号CLKaのクロックサイクルT11−T13にそれぞれ同期して、3つの書き込みデータDATAをスレーブSLVaに順に出力する(図4(n))。そして、スレーブSLVaは、クロックサイクルT11−T13に同期して、3つの書き込みデータDATAをメモリセル等の内部回路に順に書き込む。すなわち、バースト書き込み動作が実施される。
バースト転送動作では、クロックイネーブル信号CKEaが論理1に固定されているため、スレーブSLVaは、クロック信号CLKaの各立ち上がりエッジに同期して動作する。これにより、スレーブSLVaの動作周波数は高くなる。すなわち、クロックイネーブル信号CKEaの有効期間(論理1)の比率が高いとき、スレーブSLVaの動作周波数は高くなり、スレーブSLVaのダイナミック電力は増加する。しかし、データの転送レートを高くしたいバースト転送モードBRSTにおいて、スレーブSLVaを高速に動作させることができる。
なお、レジスタ転送モードまたはデータ転送モードが転送モードレジスタTRMDに格納されるときの動作は、図4のシングル転送モードSNGLをレジスタ転送モードに置き換え、バースト転送モードBRSTをデータ転送モードに置き換えることで実現される。このとき、データ転送モードによる転送として、バースト長が”3”のバースト転送が実施される。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、転送要求TREQ1毎に、スピードグレード信号SPG1の論理に応じて、スレーブSLVaの動作周波数および消費電力をダイナミックに変えることができる。さらに、転送モードレジスタTRMDに設定されている転送モード(転送方法)に対応して、転送要求TREQ1毎にスレーブSLVaの動作周波数を変更できる。例えば、スレーブSLVaの動作周波数を、バースト転送モードBRST中に高くし、シングル転送モードSNGL中に低くできる。あるいは、スレーブSLVaの動作周波数を、データ転送モード中に高くし、レジスタ転送モード中に低くできる。
図5は、別の実施形態におけるマスターMST1−MST4の例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。マスターMST1−4を除く構成は、図2に示したデータ処理システムDPSと同様である。
マスターMST1−4は、転送設定レジスタTRREG1−4および転送制御回路TRCNT1−4が、図3に比べて相違している。転送設定レジスタTRREG1−4は、図3に示した転送設定レジスタTRREG1−4にスピードグレード設定レジスタSPGSETを追加している。スピードグレード設定レジスタSPGSETは、論理0のときに転送モードレジスタTRMDを無効にし、論理1のときに転送モードレジスタTRMDを有効にする。例えば、スピードグレード設定レジスタSPGSETは、データ処理システムDPSが低電力モードに設定されているときに、論理0に設定される。
転送制御回路TRCNT1−4は、転送モードレジスタTRMDの論理とスピードグレート設定レジスタSPGSETの論理とを受けるAND回路を有している。そして、転送制御回路TRCNT1−4は、AND回路による演算結果に応じて、転送要求TREQ1−4とともにスピードグレード信号SPG1−4をそれぞれ出力する。
各スピードグレード信号SPG1−4は、スピードグレード設定レジスタSPGSETが論理0にリセットされているときに、転送モードレジスタTRMDの設定値に拘わらず予め設定された低い転送速度を示す論理0に固定される。また、各スピードグレード信号SPG1−4は、スピードグレード設定レジスタSPGSETが論理1にセットされているときに、転送モードレジスタTRMDの設定値に応じて出力される。なお、転送モードレジスタTRMDに、レジスタ転送モードを示す論理0またはデータ転送モードを示す論理1を格納してもよい。
図6は、図5に示したマスターMST1−MST4を有するデータ処理システムDPSの動作の例を示している。図4と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図6では、図4と同様に、マスターMST1からスレーブポートS1に出力される信号の波形と、マスターポートMaからスレーブSLVaに出力される信号の波形を示している。
この例では、データ処理システムDPSは、低電力モードに移行しており、図5に示したマスターMST1のスピードグレード設定レジスタSPGSETは、論理0に設定されている(図6(a))。このため、スピードグレード信号SPG1は、転送モードレジスタTRMDの値に拘わりなく論理0に固定される(図6(b))。マスターMST1の動作およびスレーブSLVaのクロックサイクルT9までの動作は、図4と同じである。
クロック信号CLKaのクロックサイクルT10以降において、クロックイネーブル生成回路CKEGENaは、論理0のスピードグレード信号SPG1を受け、クロックイネーブル信号CKEaの論理レベルをクロック信号CLKaの立ち下がりエッジ毎に変化させる(図6(c))。そして、マスターポートMaは、転送要求TREQaおよび3つの書き込みデータDATAを、図4の2倍の周期でスレーブSLVaに出力する(図6(d))。すなわち、スレーブSLVaの動作周波数を下げ、消費電力が少ない状態で、バースト書き込み動作が実施される。
図7は、図5に示したマスターMST1−MST4を有するデータ処理システムDPSの動作の別の例を示している。図4と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図7では、図4と同様に、マスターMST1からスレーブポートS1に出力される信号の波形と、マスターポートMaからスレーブSLVaに出力される信号の波形を示している。
この例では、図5に示したマスターMST1のスピードグレード設定レジスタSPGSETは、論理1に設定されている(図7(a))。このため、スピードグレード信号SPG1は、転送モードレジスタTRMDの値に応じて、転送要求TREQ1とともにマスターMST1から出力される(図7(b、c))。これにより、スレーブSLVaの動作は、図4と同じになる。
なお、図6および図7において、レジスタ転送モードを示す論理0またはデータ転送モードを示す論理1が転送モードレジスタTRMDに格納されるときの動作は、シングル転送モードSNGLをレジスタ転送モードに置き換え、バースト転送モードBRSTをデータ転送モードに置き換えることで示される。このとき、データ転送モードによる転送として、バースト長が”3”のバースト転送が実施される。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、転送モードレジスタTRMDを有効または無効に設定するスピードグレード設定レジスタSPGSETを、各転送設定レジスタTRREG1−4に設けることで、転送モードレジスタTRMDの設定値によらずにスレーブSLVaの動作周波数を設定できる。例えば、データ処理システムDPSが低電力モードに移行しているときに、スピードグレード設定レジスタSPGSETを論理0に設定することで、スレーブSLVaの消費電力を簡易な制御で下げることができる。
図8は、別の実施形態におけるマスターMST1−MST4の例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。マスターMST1−MST4を除く構成は、図2に示したデータ処理システムDPSと同様である。
マスターMST1−4は、転送設定レジスタTRREG1−4および転送制御回路TRCNT1−4が、図3に比べて相違している。転送設定レジスタTRREG1−4は、図3に示した転送設定レジスタTRREG1−4に、転送アドレスレジスタTRAD、スピードグレード設定レジスタSPGSETおよびアドレス領域レジスタMSUAD、MSBAD、HSUAD、HSBADを追加している。
特に限定されないが、アドレス領域レジスタMSUAD、MSBAD、HSUAD、HSBADは、図1に示したスレーブSLVa−d毎に形成されてもよい。スピードグレード設定レジスタSPGSETの機能は、図5と同様である。転送設定レジスタTRREG1−4は、互いに同じ回路であるため、以降では、転送設定レジスタTRREG1について説明する。
転送アドレスレジスタTRADは、転送要求TREQ1に応答してデータを転送するスレーブSLV(スレーブSLVa−dのいずれか)内のメモリまたはレジスタの転送アドレスを保持する。アドレス領域レジスタMSUAD、MSBADは、転送要求TREQ1に応答して対応するスレーブSLVa−dを中速で動作させるアドレス領域MIDの上限と下限とをそれぞれ示す。アドレス領域レジスタHSUAD、HSBADは、転送要求TREQ1に応答して対応するスレーブSLVa−dを高速で動作させるアドレス領域HIGHの上限と下限とをそれぞれ示している。
なお、例えば、スレーブSLVaを常に中速で動作させ、スレーブSLVbを常に高速で動作させるときがある。このとき、スレーブSLVaを示すアドレスの上限、下限をアドレス領域レジスタMSUAD、MSBADに設定し、スレーブSLVbを示すアドレスの上限、下限をアドレス領域レジスタHSUAD、HSBADに設定してもよい。
図8において、”0x1FFF”、”0x1000”、”0x0FFF”、”0x0000”は、16進数を示しており、16進数中の”x”は、”0”から”F”までの任意の値を示している。アドレス領域MID、HIGHの除く領域は、スレーブSLVa−dを低速で動作させるアドレス領域LOWである。アドレス領域MID、HIGH、LOWは、各スレーブSLVa−dに形成されるメモリやレジスタのアドレスを含んでいる。
転送制御回路TRCNT1−4は、転送要求TREQ1−4とともに2ビットのスピードグレード信号SPG1−4をそれぞれ出力する。転送制御回路TRCNT1−4は、互いに同じ回路であるため、以降では、転送制御回路TRCNT1について説明する。図5と同様に、転送制御回路TRCNT1は、スピードグレード設定レジスタSPGSETが論理0のときにスピードグレード信号SPG1を2進数の”00”に固定する機能を有している。スピードグレード信号SPG1の2進数の”00”は、低速のデータ転送を示す。以降の説明では、スピードグレード信号SPG1の論理は2進数で示す。
転送制御回路TRCNT1は、スピードグレード設定レジスタSPGSETが論理1に設定されているとき、転送アドレスレジスタTRADの値に応じて、スピードグレード信号SPG1の論理を設定する。具体的には、転送アドレスレジスタTRADに保持されている転送アドレスがアドレス領域MIDに含まれるとき、スピードグレード信号SPG1は、中速のデータ転送を示す”01”に設定される。転送アドレスレジスタTRADに保持されている転送アドレスがアドレス領域HIGHに含まれるとき、スピードグレード信号SPG1は、高速のデータ転送を示す”10”に設定される。転送アドレスレジスタTRADに保持されている転送アドレスがアドレス領域MID、HIGHのいずれにも含まれないとき、スピードグレード信号SPG1は、低速のデータ転送を示す”00”に設定される。
図9は、図8に示したマスターMST1−MST4を有するデータ処理システムDPSの動作の例を示している。図4と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図9では、図4と同様に、マスターMST1からスレーブポートS1に出力される信号の波形と、マスターポートMaからスレーブSLVaに出力される信号の波形を示している。
この例では、データ処理システムDPSは、低電力モードに移行しており、スピードグレード設定レジスタSPGSETは、論理0に設定されている。図8に示したマスターMST1のスピードグレード設定レジスタSPGSETは、論理0に設定されている(図9(a))。このため、スピードグレード信号SPG1は、転送モードレジスタTRMDの値に拘わりなく2進数の”00”に固定される(図9(b))。マスターMST1の動作は、転送要求TREQ1に含まれる転送アドレスADが示されていることを除き、図4と同じである。
図2に示したクロックイネーブル生成回路CKEGENaは、スピードグレード信号SPGaの”00”を受け、クロック信号CLKaの3クロックサイクルに1回、クロックイネーブル信号CKEaを論理1に設定する(図9(c))。これにより、スレーブSLVaの動作周波数は、クロック信号CLKaの周波数の3分の1になり、データの転送レートも3分の1になる。換言すれば、論理”00”のスピードグレード信号SPG1が転送要求TREQ1とともに出力されるとき、シングル転送モードSNGLおよびバースト転送モードBRSTにおいて、スレーブSLVaは低速モードで動作する。これにより、図6と同様に、スレーブSLVaの消費電力を下げることができる。
図10は、図8に示したマスターMST1−MST4を有するデータ処理システムDPSの動作の別の例を示している。図4と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図10では、図4と同様に、マスターMST1からスレーブポートS1に出力される信号の波形と、マスターポートMaからスレーブSLVaに出力される信号の波形を示している。
この例では、図8に示したマスターMST1のスピードグレード設定レジスタSPGSETは、論理1に設定されている(図10(a))。このため、スピードグレード信号SPG1は、転送アドレスレジスタTRADに保持されている転送アドレスADに応じて、転送要求TREQ1とともにマスターMST1から出力される。例えば、最初の転送要求TREQ1に含まれる転送アドレスAD(=”0x1000”)は、図8に示したアドレス領域MIDを示す(図10(b))。
このため、転送制御回路TRCNT1は、転送要求TREQとともに論理”01”のスピードグレード信号SPG1を出力する(図10(c))。図2に示したクロックイネーブル生成回路CKEGENaは、論理”01”のスピードグレード信号SPG1を受け、2クロックサイクルに1回、クロックイネーブル信号CKEaを論理1に設定する(図10(d))。
これにより、スレーブSLVaの動作周波数は、クロック信号CLKaの周波数の2分の1になり、データの転送レートも2分の1になる。換言すれば、論理”01”のスピードグレード信号SPG1が転送要求TREQ1とともに出力されるとき、シングル転送モードSNGLにおいて、スレーブSLVaは中速モードで動作する。
次の転送要求TREQ1に含まれる転送アドレスAD(=”0x0000”)は、図8に示したアドレス領域HIGHを示す(図10(e))。このため、転送制御回路TRCNT1は、転送要求TREQとともに論理”10”のスピードグレード信号SPG1を出力する(図10(f))。図2に示したクロックイネーブル生成回路CKEGENaは、論理”10”のスピードグレード信号SPG1を受け、クロックイネーブル信号CKEaを論理1に固定する(図10(g))。これにより、図4に示したクロックサイクルT10−T13と同様に、最も高い転送レートでデータのバースト転送が実施される。すなわち、論理”10”のスピードグレード信号SPG1が転送要求TREQ1とともに出力されるとき、バースト転送モードBRSTにおいて、スレーブSLVaは高速モードで動作する。
なお、図8で説明したスレーブSLVaを常に中速で動作させ、スレーブSLVbを常に高速で動作させるときの動作は、図10のバースト転送モードBRSTによる転送要求TREQ1をスレーブSLVbに出力することで実現される。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、スレーブSLVaの動作周波数をアクセスされるアドレスADに応じて変更できる。これにより、転送されるデータの種類または用途に応じて、データ処理システムDPSのダイナミック電力のきめ細かな制御を容易に実施でき、データ処理システムDPSの性能を下げることなく、消費電力を削減できる。
図11は、別の実施形態におけるデータ処理システムDPSの例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、インターコネクトINTCは、調停回路ARBa−dとマスターポートMb−Mdの間に配置されたプロトコル変換回路PCNVをそれぞれ有している。マスターMST1−4は、図5と同様である。なお、マスターMST1−4は、図8と同様でもよい。プロトコル変換回路PCNVおよびマスターMST1−4を除く構成は、図2と同様である。
プロトコル変換回路PCNVは、対応するスピードグレード信号SPG(SPGa−dのいずれか)が論理0のとき、バースト転送モードBRSTによる転送要求TREQ(TREQ1−4のいずれか)をシングル転送モードSNGLによる複数の転送要求TREQに変換する。
図12は、図11に示したデータ処理システムDPSの動作の例を示している。図4と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図12では、マスターMST1からスレーブSLVaに転送要求TREQ1が出力された後、マスターMST2からスレーブSLVaに転送要求TREQ2が出力される(図12(a、b))。マスターMST1−2の転送モードレジスタTRMDは、ともにバースト転送モードBRSTを示す論理1に設定されている。マスターMST1のスピードグレード設定レジスタSPGSETは論理0に設定されており、スピードグレード信号SPG1は論理0に固定されている(図12(c))。すなわち、マスターMST1からの転送要求TREQ1に対応するデータの転送速度は最も低く設定されている。マスターMST2のスピードグレード設定レジスタSPGSETは論理1に設定されており、スピードグレード信号SPG2は転送要求TREQ2とともに論理1に設定される(図12(d))。すなわち、マスターMST2からの転送要求TREQ2に対応するデータの転送速度は、マスターMST1からの転送要求TREQ1に対応するデータの転送速度より高く設定されている。
図11に示したアービタARBaに対応するプロトコル変換回路PCNVは、スピードグレード信号SPGaが論理0のとき、バースト転送モードBRSTによる転送要求TREQ1をシングル転送モードSNGLによる複数の転送要求TREQaに分割する。そして、プロトコル変換回路PCNVは、シングル転送モードSNGLによる複数の転送要求TREQaの1つをマスターポートMaに出力する(図12(e))。スレーブSLVaは、マスターMST1による最初の転送要求TREQ1(BRST)を転送要求TREQa(SNGL)として受け、アドレスA0にデータDA0を書き込む(図12(f))。
データDA0の書き込み中に、調停回路ARBaは、マスターMST2から転送要求TREQ2(BRST)を受け、プロトコル変換回路PCNVに伝達する。プロトコル変換回路PCNVは、マスターMST2からのスピードグレード信号SPG2が論理1を示すため、マスターMST2から転送要求TREQ2を優先することを決定する。そして、プロトコル変換回路PCNVは、マスターMST1からの転送要求TREQ1に伴う転送動作を一時的に中断し、マスターMST2からの転送要求TREQ2(BRST)を転送要求TREQa(BRST)としてマスターポートMaに出力する(図12(g))。スレーブSLVaは、マスターMST2からの転送要求TREQa(BRST)に応答して動作し、先頭アドレスB0を含む連続した3つのアドレスにデータDB0、DB1、DB2を順に書き込む(図12(h))。すなわち、バースト書き込み動作が実施される。
マスターMST2によるバースト転送が実施されている間、マスターMST1は、スレーブポートS1を介してウエイト信号を受ける。これにより、マスターMST1は、2番目の書き込みデータDA1を出力し続ける(図12(i))。プロトコル変換回路PCNVは、マスターMST2によるバースト転送が完了した後、中断していたマスターMST1による転送動作を再開する。具体的には、アービタARBaに対応するプロトコル変換回路PCNVは、シングル転送モードSNGLによる転送要求TREQa(AD=A1)と、書き込みデータDA1とをマスターポートMaを介してスレーブSLVaに順に出力する(図12(j))。これにより、マスターMST1からの2番目のデータDA1がスレーブSLVaに書き込まれる(図12(k))。
データDA1を書き込み中のクロックサイクルT12−T13において、他のマスターMST2−4は、論理1のスピードグレード信号SPG2−4を伴うバースト転送要求を出力しない。このため、アービタARBaに対応するプロトコル変換回路PCNVは、シングル転送モードSNGLによる転送要求TREQa(AD=A2)と、書き込みデータDA2とをマスターポートMaを介してスレーブSLVaに順に出力する(図12(l))。これにより、マスターMST1からの3番目のデータDA2がスレーブSLVaに書き込まれる(図12(m))。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、転送速度の低いバースト転送モードBRSTによるデータ転送をシングル転送モードSNGLによるデータ転送に分割することで、転送速度の高いバースト転送モードBRSTによるデータ転送を優先的に実施できる。この結果、データ処理システムDPSの性能を下げることなく、消費電力を削減できる。
なお、上述した実施形態では、マスターMSTからスレーブSLVaにデータを書き込むために転送要求TREQ1を出力する例について説明した。しかし、例えば、スレーブSLVaからマスターMST1にデータを読み出すために転送要求TREQ1を出力してもよい。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
ARB‥調停回路;BBRG‥バスブリッジ;BRST‥バースト転送モード;CKE‥クロックイネーブル信号;CKEGEN‥クロックイネーブル生成回路;CLKCNT‥クロック制御回路;CLK1−4、CLKa−d‥クロック信号;CLKGEN‥クロック生成回路;DPS‥データ処理システム;HIGH‥アドレス領域;HSUAD、HSBAD‥アドレス領域レジスタ;INTC‥インターコネクト;JDG‥判定回路;LOW‥アドレス領域;LSBUS‥低速バスインタフェース;Ma−Me‥マスターポート;MCKEGEN‥クロックイネーブル生成回路;MID‥アドレス領域;MSUAD、MSBAD‥アドレス領域レジスタ;MST‥マスター;PCNV‥プロトコル変換回路;S0−S4‥スレーブポート;SEL1−2‥セレクタ;SELCNT‥選択制御信号;SLV‥スレーブ;SPG‥スピードグレード信号;SPGSET‥スピードグレード設定レジスタ;SNGL‥シングル転送モード;TRCNT‥転送制御回路;TREQ‥転送要求;TRMD‥転送モードレジスタ;TRREG‥転送設定レジスタ

Claims (7)

  1. データの転送要求とともにデータの転送速度を示すスピードグレード信号を出力する複数のマスターと、
    前記複数のマスターからの前記転送要求および前記スピードグレード信号を調停する調停回路と、
    前記調停回路により調停された前記スピードグレード信号に応じて、有効期間の比率が異なるクロックイネーブル信号を生成するクロックイネーブル生成回路と、
    前記クロックイネーブル信号が有効なときにクロック信号を受けて動作し、前記調停回路により調停された前記転送要求に応じてデータを転送するスレーブと
    を備えていることを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記各マスターは、データの転送モードが設定される転送モードレジスタを含み、
    前記スピードグレード信号は、前記転送モードレジスタに設定される前記転送モードに応じて生成されること
    を特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。
  3. 前記転送モードは、前記転送要求毎に1つのデータを転送するシングル転送モードおよび前記転送要求毎に複数のデータを転送するバースト転送モードのいずれかであること
    を特徴とする請求項2記載のデータ処理システム。
  4. 前記調停回路と前記スレーブとの間に設けられ、前記バースト転送モードによる転送要求とともに、転送速度の最も低い第1転送速度を示すスピードグレード信号が前記マスターの1つから出力されるときに、前記バースト転送モードによる転送要求を前記シングル転送モードによる複数の転送要求に変換し、変換した前記シングル転送モードによるデータ転送中に、転送要求とともに前記第1転送速度より高い転送速度を示すスピードグレード信号が前記マスターの別の1つから出力されるときに、変換した前記シングル転送モードによるデータ転送を一時的に中断し、前記マスターの別の1つからの転送要求によるデータ転送を実施するプロトコル変換回路を含むこと
    を特徴とする請求項3記載のデータ処理システム。
  5. 前記転送モードは、前記スレーブに形成されるレジスタに対してデータを転送するレジスタ転送モードおよび前記スレーブに形成されるメモリセルに対してデータを転送するメモリ転送モードのいずれかであること
    を特徴とする請求項2記載のデータ処理システム。
  6. 前記各マスターは、前記転送モードレジスタの有効/無効を設定するスピードグレード設定レジスタを含み、前記スピードグレード設定レジスタにより前記転送モードレジスタが無効に設定されているとき、前記転送モードレジスタの設定値に拘わらず予め設定された転送速度を示す前記スピードグレード信号を出力すること
    を特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1項記載のデータ処理システム。
  7. 前記各マスターは、前記スレーブにおける複数の転送速度に対応するアドレス領域が設定される複数のアドレス領域レジスタを含み、データの転送アドレスが前記アドレス領域レジスタのいずれかに設定される前記アドレス領域に含まれるときに、対応する転送速度を示す前記スピードグレード信号を出力すること
    を特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。
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