JP2012003379A - 棒金収納庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】棒金収納庫が様々な使用目的に用いられる際に、収納ドロアのロック方法として、これらの様々な使用目的の各々に適した方法を適宜用いることができる棒金収納庫を提供する。
【解決手段】棒金収納庫10は、筐体12に対して引き出し自在に設けられ、棒金硬貨を収納する棒金収納部16を有する収納ドロア14と、筐体12からの収納ドロア14の引き出しをそれぞれ阻止/容認するロック/ロック解除を行うロック機構60と、ロック機構60による収納ドロア14のロック/ロック解除を制御する制御部40とを備えている。棒金収納庫10には、制御部40における、ロック機構60による収納ドロア14のロック/ロック解除に関する制御内容を変更する変更手段46が設けられている。
【選択図】図10

Description

本発明は、棒金硬貨を収納する棒金収納庫に関し、とりわけ、棒金収納庫が様々な使用目的に用いられる際に、収納ドロアのロック方法として、これらの様々な使用目的の各々に適した方法を適宜用いることができる棒金収納庫に関する。
従来から、棒金硬貨を収納する棒金収納庫として、様々な種類のものが知られている(例えば、特許文献1乃至5参照)。一般的に、棒金収納庫は、略直方体形状の筐体と、この筐体に対して水平方向に引き出し自在に設けられた収納ドロアとを備えており、収納ドロアには、棒金硬貨を収納する棒金収納部が設けられている。また、棒金収納庫には、筐体からの収納ドロアの引き出しをそれぞれ阻止/容認するロック/ロック解除を行うロック機構が設けられている。すなわち、ロック機構が収納ドロアのロックを行っている間は筐体から収納ドロアを引き出すことができず、一方、ロック機構が収納ドロアのロック解除を行ったときに筐体から収納ドロアを引き出すことができるようになる。このようなロック機構が設けられていることにより、棒金収納庫に収納された棒金硬貨が第三者により持ち出されることを防止することができる。
従来の棒金収納庫においては、ロック機構による収納ドロアのロック/ロック解除についての制御方法として、様々なものがあった。
例えば、特許文献1、5等に示される棒金収納庫では、通常時はロック機構により収納ドロアがロックされ筐体から収納ドロアを取り出すことができないようになっており、ロック解除指令が棒金収納庫の制御部に与えられる度に収納ドロアのロック解除が行われるようになっている。また、この棒金収納庫では、筐体から引き出された収納ドロアが筐体に戻されるとこの収納ドロアがロック機構によりロックされるようになっている。このような棒金収納庫では、ロック機構による収納ドロアのロック/ロック解除に関して専用のソフトウエアを開発する必要がないので導入障壁が低いという利点がある。しかしながら、操作者が操作ミスにより筐体から引き出された収納ドロアを誤って筐体に戻してしまったら再度ロック解除指令を与えなければならず、使い勝手が低下するという問題がある。
一方、特許文献2、3、4等に示される棒金収納庫では、制御ユニットに対してロック指令が与えられている間以外の期間は筐体から収納ドロアが引き出し自在となっている。このような棒金収納庫では、操作者が操作ミスにより筐体から引き出された収納ドロアを誤って筐体に戻してしまっても収納ドロアを筐体から再度引き出すことができるので使い勝手が良くなり、また、専用のソフトウエアを開発することにより収納ドロアの引き出し可能なタイミングを決定できるのでセキュリティーの確保が実現可能であるという利点がある。しかしながら、前述のようにロック機構による収納ドロアのロック/ロック解除に関して専用のソフトウエアを開発する必要があるため導入障壁が高く、また、制御ユニットに対してロック指令が与えられている間以外の期間は収納ドロアをいつでも筐体から引き出すことができるので悪意ある第三者により棒金硬貨が盗まれてしまうおそれがあるという問題がある。
上述のように、ロック機構による収納ドロアのロック/ロック解除についての制御方法として1種類のものしか用いられない場合には、様々な不都合が生じるおそれがある。
特許第4316303号公報 特開2007−249405号公報 特開2009−193224号公報 特開2008−299567号公報 特開2009−276817号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、変更手段により、ロック機構による収納ドロアのロック/ロック解除に関する制御内容を変更することができるので、棒金収納庫が様々な使用目的に用いられる際に、収納ドロアのロック方法として、これらの様々な使用目的の各々に適した方法を適宜用いることができる棒金収納庫を提供することを目的とする。
本発明は、筐体と、前記筐体に対して引き出し自在に設けられ、棒金硬貨を収納する棒金収納部を有する収納ドロアと、前記筐体からの前記収納ドロアの引き出しをそれぞれ阻止/容認するロック/ロック解除を行うロック機構と、前記ロック機構による前記収納ドロアのロック/ロック解除を制御する制御部と、前記制御部における、前記ロック機構による前記収納ドロアのロック/ロック解除に関する制御内容を変更する変更手段と、を備えたことを特徴とする棒金収納庫である。
このような棒金収納庫によれば、制御部によりロック機構による収納ドロアのロック/ロック解除が制御されるようになっており、変更手段により、制御部における、ロック機構による収納ドロアのロック/ロック解除に関する制御内容が変更されるようになっている。このように変更手段により、ロック機構による収納ドロアのロック/ロック解除に関する制御内容を変更することができるので、棒金収納庫が様々な使用目的に用いられる際に、収納ドロアのロック方法として、これらの様々な使用目的の各々に適した方法を適宜用いることができる。
本発明の棒金収納庫においては、前記変更手段は、予め設定された複数の制御モードから一の制御モードを選択することにより前記制御部における制御内容を変更するようになっていてもよい。
この際に、前記複数の制御モードは、(i)前記制御部に対してロック解除指令が与えられる度に前記収納ドロアのロック解除が行われ、前記筐体から引き出された前記収納ドロアが前記筐体に戻されると当該収納ドロアが前記ロック機構によりロックされるコマンドモードと、(ii)前記制御部に対してロック指令が与えられている間以外の期間は前記筐体から前記収納ドロアが引き出し自在となる開放モードと、を含むようになっていてもよい。この場合には、例えば、売り場のレジ等に釣銭機とともに棒金収納庫を設置する場合には、制御モードとしてコマンドモードを選択し、サービスカウンタや後方の金庫室等に棒金収納庫を単体で設置する場合には、制御モードとして開放モードを選択することで、収納ドロアのロック方法を、棒金収納庫の使用目的に応じて適宜変更することができる。
本発明の棒金収納庫においては、前記コマンドモードにおいて、前記棒金収納庫とは別に設けられた釣銭機においてエラーが発生したとき、前記釣銭機においてリジェクト貨幣が生じたとき、前記棒金収納庫に収納された貨幣以外のものを返却する必要が生じたとき、および/または前記釣銭機が故障して前記棒金収納庫を釣銭機として用いる必要が生じたときに、前記制御部に対してロック解除指令が与えられるようになっていてもよい。
この際に、前記制御部に対してロック解除指令を与える条件を、前記棒金収納庫とは別に設けられた釣銭機においてエラーが発生したとき、前記釣銭機においてリジェクト貨幣が発生したとき、前記棒金収納庫に収納された貨幣以外のものを返却する必要が生じたとき、および前記釣銭機が故障することにより前記棒金収納庫を前記釣銭機として用いる必要が生じたときの中から1または複数設定することができるとともに設定内容が変更可能となっていてもよい。
また、前記開放モードにおいて、前記制御部に対して、前記棒金収納庫への棒金硬貨の補充指令、前記棒金収納庫とは別に設けられた釣銭機への硬貨の装填指令、または前記棒金収納庫からの棒金硬貨の回収指令が与えられている間は、前記筐体から前記収納ドロアが引き出し自在となっていてもよい。
本発明の棒金収納庫においては、前記変更手段において、前記棒金収納庫に収納されるものが棒金硬貨のみである場合には前記制御モードとして前記開放モードが選択され、前記棒金収納庫に棒金硬貨以外のものを収納することができる場合には前記制御モードとして前記コマンドモードが選択されるようになっていてもよい。
本発明の棒金収納庫においては、前記変更手段は、前記筐体または前記収納ドロアに対して取り外し自在となっているスイッチからなり、前記筐体または前記収納ドロアに取り付けられる前記スイッチの種類を変えることにより前記制御部における制御内容が変更されるようになっていてもよい。
あるいは、前記変更手段は、前記棒金収納庫とは別の装置から当該棒金収納庫に送信された信号に基づいて、前記制御部における制御内容を変更するようになっていてもよい。
本発明の棒金収納庫によれば、棒金収納庫が様々な使用目的に用いられる際に、収納ドロアのロック方法として、これらの様々な使用目的の各々に適した方法を適宜用いることができる。
本発明の一の実施の形態による棒金収納庫の斜視図である。 図1に示す棒金収納庫において、筐体から収納ドロアを引き出したときの状態を示す斜視図である。 図1等に示す棒金収納庫における収納ドロアの構成を示す上面図である。 図1等に示す棒金収納庫における収納ドロアおよび筐体を側方から見たときの概略的な構成を示す概略側面図である。 図1等に示す棒金収納庫に設けられたロック機構の構成を示す構成図であって、収納ドロアの前面が筐体の前面と略面一となった閉鎖位置にあるときの状態を示す図である。 図1等に示す棒金収納庫に設けられたロック機構の構成を示す構成図であって、図5に示すような状態から収納ドロアが筐体の内部奥方に更に押し込まれ、収納ドロアの前面が筐体の前面から少し引っ込んだ押込位置にあるときの状態を示す図である。 図1等に示す棒金収納庫における制御部の構成を示す制御ブロック図である。 図1等に示す棒金収納庫に釣銭機が併設された貨幣処理システムの構成を示す斜視図である。 図8に示す貨幣処理システムの構成を示す構成図である。 図1等に示す棒金収納庫の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態による棒金収納庫の他の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一の実施の形態について説明する。図1乃至図11は、本実施の形態に係る棒金収納庫およびこの棒金収納庫を備えた貨幣処理システムを示す図である。
図1および図2は、本実施の形態に係る棒金収納庫10の斜視図である。棒金収納庫10は、略直方体形状の筐体12と、筐体12に対して引き出し自在に設けられた収納ドロア14とを有している。図1は、棒金収納庫10の筐体12に収納ドロア14を完全に収容したときの状態を示し、図2は、棒金収納庫10の筐体12から収納ドロア14を手前側に引き出したときの状態を示している。
また、図3は、図1等に示す棒金収納庫10における収納ドロア14の上面図であり、図4は、図1等に示す棒金収納庫10における収納ドロア14および筐体12を側方から見たときの概略的な構成を示す概略側面図である。図2および図3に示すように、収納ドロア14は、棒金を収納する棒金収納部16と、当該棒金収納部16に対して引き出し方向手前側に配置され、紙葉類または棒金硬貨以外の硬貨を収納する補助収納部20とを有している。棒金収納部16には、1つの棒金硬貨を収納する棒金収納部分16aが複数設けられている。補助収納部20は、現金以外の紙葉類を収納する現金外紙葉類収納部分21と、予備紙幣を収納する予備紙幣収納部分22と、予備硬貨を収納する予備硬貨収納部分23と、異常硬貨を収納する異常硬貨収納部分24と、余った硬貨を収納する余剰硬貨収納部分25と、を有している。なお、現金以外の紙葉類とは、例えば小切手や商品券等のことをいい、異常硬貨とは、例えば汚損の激しい硬貨等のことをいう。
また、図4に示すように、棒金収納部16に収納された棒金硬貨を検出する検出センサ26が筐体12に設けられている。より詳細には、検出センサ26は、筐体12の下面内方に設けられ光を発光する発光部分26aと、筐体12の上面内方に設けられ発光部分26aによって発光された光を受光する受光部分26bとを有している。これらの発光部分26aおよび受光部分26bは、筐体12に収容された収納ドロア14を上下方向から挟むよう設けられている。また、図3に示すように、棒金収納部16の下面にはスリット31、32、33が設けられており、検出センサ26は、各スリット31、32、33に対応して筐体12の幅方向に沿って3つ設置されている。すなわち、各検出センサ26の発光部分26aから発光された光は、それぞれ、各スリット31、32、33内を通過して各受光部分26bにより受光されるようになっている。棒金収納部16の棒金収納部分16aに棒金硬貨が収納されている場合には、各検出センサ26の発光部分26aから発光された光は棒金収納部分16a内の棒金硬貨により遮られて各受光部分26bに届かなくなり、このことにより各検出センサ26は各棒金収納部分16a内の棒金硬貨を検出する。
また、図5および図6に示すように、筐体12にはロック機構60が設けられている。このロック機構60は、筐体12からの収納ドロア14の引き出しをそれぞれ阻止/容認するロック/ロック解除を行うようになっている。なお、図5は、収納ドロア14の前面が筐体12の前面と略面一となった閉鎖位置にあるときの状態を示し、図6は、図5に示すような状態から収納ドロア14が筐体12の内部奥方に更に押し込まれ、収納ドロア14の前面が筐体12の前面から少し引っ込んだ押込位置にあるときの状態を示している。また、図5および図6における右方は、棒金収納庫10の前方を示している。すなわち、収納ドロア14は図5および図6における右方向に引き出されるようになっている。図5および図6に示すように、収納ドロア14の後部には横方向(図5および図6における上下方向)に延びる仕切板14aが設けられており、この仕切板14aの後方には、収納ドロア14に対して固定されたロック板65および遮光板68が設けられている。また、これらのロック板65および遮光板68に対して、それぞれロックアーム61および検出センサ29が設けられている。ロックアーム61および検出センサ29は、それぞれ筐体12に取り付けられている。また、スライド部材66が筐体12に対して図5および図6における横方向にスライド自在に設けられている。
検出センサ29は、図5に示す収納ドロア14の閉鎖位置において、遮光板68を挟んで互いに対向した発光部分29aおよび受光部分29bを有している。また、ロックアーム61は、ロック板65の前端と係合可能な係合部分61aと、当該ロックアーム61を筐体12に対して回動自在に取り付ける回動軸62とを有している。このロックアーム61に対しては、プル型ソレノイド等の駆動装置69と、戻しバネ63とが接続されている。これらの駆動装置69および戻しバネ63により、ロックアーム61を、係合部分61aがロック板65と係合可能なロック位置と、係合部分61aがロック板65と係合しないように退避した解放位置との間で回動させることができるようになっている。
スライド部材66には、このスライド部材66を筐体12に対して前方(図5および図6における右方)へ付勢する付勢バネ67が接続されている。そして、図5に示す収納ドロア14の閉鎖位置において、付勢バネ67の付勢力により、スライド部材66の前端部が仕切板14aに当接して収納ドロア14を前方へわずかに付勢するようになっている。
ここで、これらのロックアーム61、戻しバネ63、ロック板65、スライド部材66、付勢バネ67、遮光板68、駆動装置69等によりロック機構60が構成されている。ロック機構60に収納ドロア14のロック/ロック解除の方法の詳細については後述する。
また、棒金収納庫10には、当該棒金収納庫10の各構成要素の制御を行う制御部40が設けられている。図7は、棒金収納庫10の制御部40の構成を示す制御ブロック図である。図7に示すように、制御部40は、検出センサ26、ロック機構60、検出センサ29等にそれぞれ接続されている。制御部40には各検出センサ26、29から検出信号が送られるようになっている。また、制御部40は、ロック機構60に指令信号を送り、当該ロック機構60による収納ドロア14のロック/ロック解除を制御するようになっている。
また、図7に示すように、制御部40にはロータリエンコーダ42が接続されている。このロータリエンコーダ42は、収納ドロア14と筐体12との間に設けられており、筐体12に対する収納ドロア14の位置を検出することができるようになっている。制御部40は、各検出センサ26により検出された棒金硬貨の情報、およびロータリエンコーダ42による位置情報に基づいて、棒金収納部16の各棒金収納部分16aに収納される棒金硬貨の直径を検出し、この棒金硬貨の金種の判定を行うようになっている。
また、図7に示すように、制御部40には変更手段46が接続されている。この変更手段46は、ロック機構60による収納ドロア14のロック/ロック解除に関する制御内容を変更するようになっている。より詳細には、変更手段46は、予め設定された複数の制御モードから一の制御モードを選択することにより制御部40におけるロック機構60の制御内容を変更するようになっている。なお、予め設定された複数の制御モードの詳細については後述する。
変更手段46として、例えば、棒金収納庫10の筐体12に対して取り外し自在となっているハードウェアスイッチ(専用コネクタ)が用いられるようになっている。このようなハードウェアスイッチは複数種類用意されており、各々の種類のハードウェアスイッチにはそれぞれ対応する制御モードが設定されるようになっている。そして、この筐体12に取り付けられるハードウェアスイッチの種類を変えることにより制御部40におけるロック機構60の制御内容が変更されるようになっている。なお、変更手段46としてのハードウェアスイッチは筐体12に取り付けられる代わりに収納ドロア14に取り付けられるようになっていてもよい。
また、図7に示すように、制御部40には通信インターフェース44が接続されており、この通信インターフェース44を介して制御部40は外部装置と信号の送受信を行うことができるようになっている。
また、図8に示すように、本実施の形態の棒金収納庫10は、釣銭機50が併設されるようになっていてもよい。釣銭機50は、紙幣釣銭機52および硬貨釣銭機54から構成されており、これらの紙幣釣銭機52および硬貨釣銭機54はそれぞれ棒金収納庫10の上面に左右に並ぶよう設置されるようになっている。
図9に、本実施の形態の棒金収納庫10およびこの棒金収納庫10に併設される釣銭機50を有する貨幣処理システムの概略的な構成を示す。図9に示すように、貨幣処理システムには外部装置であるPOSレジスタ58が設けられており、このPOSレジスタ58は釣銭機50に設けられた制御部56と通信接続されている。また、釣銭機50に設けられた制御部56は、棒金収納庫10に設けられた制御部40と通信接続されている。このことにより、制御部40は、釣銭機50の制御部56を介してPOSレジスタ58と信号の送受信を行うことができるようになっている。
なお、本実施の形態の棒金収納庫10においては、釣銭機50が併設されずに棒金収納庫10が単体で用いられるようになっていてもよい。この場合には、棒金収納庫10の制御部40にPOSレジスタ58が直接的に接続されることとなる。
次に、変更手段46により選択される、ロック機構60に関する予め設定された複数の制御モードについて説明する。制御モードとしては、少なくとも、コマンドモードおよび開放モードの2つのモードが含まれる。
制御モードとしてコマンドモードが用いられる場合には、制御部40に対してPOSレジスタ58等の外部装置から通信インターフェース44を介してロック解除指令が与えられる度に収納ドロア14のロック解除が行われるようになっている。そして、筐体12から引き出された収納ドロア14が筐体12に戻されると、この収納ドロア14がロック機構60によりロックされるようになる。
一方、制御モードとして開放モードが用いられる場合には、制御部40に対してPOSレジスタ58等の外部装置から通信インターフェース44を介してロック指令が与えられている間以外の期間は、筐体12から収納ドロア14が引き出し自在となる。
次に、このような構成からなる棒金収納庫10の動作について図10に示すフローチャートを用いて以下に説明する。
まず、制御モードとしてコマンドモードが選択されている場合について説明する。具体的には、コマンドモードが設定されたハードウェアスイッチが棒金収納庫10の筐体12に取り付けられた場合に、変更手段46において制御モードとしてコマンドモードが選択される。制御モードとしてコマンドモードが選択されたときに(図10のSTEP1の「YES」)、例えばPOSレジスタ58や釣銭機50等から棒金収納庫10の制御部40にロック解除指令が与えられると(図10のSTEP3の「YES」)、この制御部40はロック機構60にロック解除指令を与え、ロック機構60による収納ドロア14のロックが解除される(図10のSTEP4)。
より具体的には、(A)図8および図9に示すような棒金収納庫10に併設された釣銭機50においてエラーが発生したとき、(B)釣銭機50においてリジェクト紙幣やリジェクト硬貨等のリジェクト貨幣が発生したとき、(C)棒金収納庫10に収納された貨幣以外のものを返却する必要が生じたとき、および/または(D)釣銭機50が故障して棒金収納庫10を釣銭機として用いる必要が生じたときに、POSレジスタ58または釣銭機50から棒金収納庫10の制御部40に対してロック解除指令が与えられる。ここで、棒金収納庫10に収納された貨幣以外のものとは、例えば小切手や商品券等のことをいう。
なお、制御部40に対してロック解除指令が与えられるタイミングとして、(A)棒金収納庫10に併設された釣銭機50においてエラーが発生したときである理由としては、取引を継続するために、棒金収納庫10に収納された貨幣等で対応しなければならないことが挙げられる。また、制御部40に対してロック解除指令が与えられるタイミングとして、(B)釣銭機50においてリジェクト貨幣が発生したときである理由としては、これらのリジェクト貨幣を棒金収納庫10で保管させ、代わりの貨幣を棒金収納庫10から取り出して釣銭機50に収納しなければならないことが挙げられる。
また、制御部40に対してロック解除指令を与える条件は、上述の(A)〜(D)の中から1または複数設定することができるようになっている。また、この設定内容は変更可能となっている。具体的には、例えばPOSレジスタ58から棒金収納庫10の制御部40に指令を送ることにより、ロック解除指令を与える条件の設定や変更を行うことができるようになっている。
ロック機構60による収納ドロア14のロックが解除された後、操作者が収納ドロア14に棒金硬貨を含む貨幣や貨幣以外のものを収納したり、収納ドロア14から棒金硬貨を含む貨幣や貨幣以外のものを取り出したりする際の動作について以下に説明する。
図10のSTEP4に示すように収納ドロア14のロック解除が行われた後、操作者が収納ドロア14を図5に示す閉鎖位置から図6に示す押込位置まで手動で押し込むと、遮光板68の後退により、検出センサ29の発光部分29aから発光された光が受光部分29bに受光されるようになる。これに応じて、駆動装置69がロックアーム61を図5に示すロック位置から解放位置へ回動させる。そこで収納ドロア14を押し込んでいた力を緩めると、付勢バネ67の付勢力により収納ドロア14が閉鎖位置からわずかに引き出された位置まで前進する。これにより、操作者の手動による収納ドロア14の引き出しが可能となる。
一方、筐体12から引き出された収納ドロア14を操作者が再び筐体12に戻す動作は以下のように行われる。まず、操作者は引き出されていた収納ドロア14を筐体12に対して押し込む。この際に、収納ドロア14を図6に示すような押込位置まで押し込むことにより、検出センサ29において透光状態から遮光状態を経て再び透光状態に切り換わる。これに応じて、制御部40が駆動装置69を駆動させ、ロックアーム61をロック位置へ回動させる。その後収納ドロア14を押していた力を緩めると、付勢バネ67の付勢力により収納ドロア14が図5に示すような閉鎖位置まで戻ったところで、ロックアーム61の係合部分61aがロック板65と係合する。このようにして、収納ドロア14が筐体12に戻されると(図10のSTEP5の「YES」)、収納ドロア14のロックが行われる(図10のSTEP6)。
その後、棒金収納庫10において、各検出センサ26により検出された棒金硬貨の情報、およびロータリエンコーダ42による位置情報に基づいて、当該棒金収納庫10の棒金収納部16における棒金硬貨の在高確認が行われる。また、棒金収納庫10やPOSレジスタ58等に設けられたプリンタ(図示せず)から取引レシートが発行される(図10のSTEP7)。このようにして、棒金収納庫10における一連の動作が終了する。
次に、制御モードとして開放モードが選択されている場合について説明する。具体的には、開放モードが設定されたハードウェアスイッチが棒金収納庫10の筐体12に取り付けられた場合に、変更手段46において制御モードとして開放モードが選択される。制御モードとして開放モードが選択されたときに(図10のSTEP2の「YES」)、例えばPOSレジスタ58や釣銭機50等から棒金収納庫10の制御部40にロック指令が与えられている間以外の期間は(図10のSTEP8の「NO」)、収納ドロア14のロックが解除され(図10のSTEP9)、筐体12から収納ドロア14が引き出し自在となる。
より具体的には、(a)制御部40に対して棒金収納庫10への棒金硬貨の補充指令が与えられている間、(b)制御部40に対して棒金収納庫10とは別に設けられた釣銭機50への硬貨の装填指令が与えられている間、または(c)制御部40に対して棒金収納庫10からの棒金硬貨の回収指令が与えられている間は、制御部40にロック指令が与えられることはない。この間に、筐体12から収納ドロア14が引き出し自在となる。
なお、筐体12から収納ドロア14が引き出し自在となるタイミングとして、(a)制御部40に対して棒金収納庫10への棒金硬貨の補充指令が与えられている間である理由としては、操作者が棒金収納庫10の収納ドロア14を筐体12から引き出して棒金硬貨を収納ドロア14に補充する必要があることが挙げられる。また、筐体12から収納ドロア14が引き出し自在となるタイミングとして、(b)制御部40に対して棒金収納庫10とは別に設けられた釣銭機50への硬貨の装填指令が与えられている間である理由としては、操作者が棒金収納庫10の収納ドロア14を筐体12から引き出して、釣銭機50に装填するための棒金硬貨を収納ドロア14から取り出さなければならないことが挙げられる。なお、制御モードとして開放モードが選択されている場合には、釣銭機50は必ずしも棒金収納庫10のそばに設置される必要はない。また、筐体12から収納ドロア14が引き出し自在となるタイミングとして、(c)制御部40に対して棒金収納庫10からの棒金硬貨の回収指令が与えられている間である理由としては、操作者が棒金収納庫10の収納ドロア14を筐体12から引き出して、棒金硬貨の回収処理を行うために収納ドロア14から棒金硬貨を取り出さなければならないことが挙げられる。
POSレジスタ58や釣銭機50等から棒金収納庫10の制御部40にロック指令が与えられている間は、制御部40はロック機構60により収納ドロア14をロックさせ続ける。具体的には、駆動装置69がロックアーム61を回動させることなくロック位置に維持させ続ける。このことにより、操作者が収納ドロア14を図5に示す閉鎖位置から図6に示す押込位置まで手動で押し込んでも、ロック板65がロックアーム61の係合部分61aに引っかかることにより収納ドロア14を筐体12から引き出すことができないようになる。
一方、POSレジスタ58や釣銭機50等から棒金収納庫10の制御部40にロック指令が与えられている間以外の期間は、制御部40がロック機構60による収納ドロア14のロックを解除させ、収納ドロア14を筐体12から引き出し自在とする。具体的には、収納ドロア14が筐体12に収容されて図5に示すような閉鎖位置にあるときにこの収納ドロア14を筐体12の内部奥方に押し込むと、駆動装置69がロックアーム61を図5に示すロック位置から解放位置へ回動させることにより操作者の手動による収納ドロア14の引き出しが可能となる。また、引き出されていた収納ドロア14を筐体12に対して押し込むと、駆動装置69がロックアーム61をロック位置へ回動させることにより収納ドロア14が図5に示すような閉鎖位置で筐体12に収容させるが、その後、操作者が収納ドロア14を再び筐体12の内部奥方に押し込むと、駆動装置69がロックアーム61を再び解放位置へ回動させることにより操作者の手動による収納ドロア14の引き出しが可能となる。このようにして、POSレジスタ58や釣銭機50等から棒金収納庫10の制御部40にロック指令が与えられている間以外の期間は、収納ドロア14を筐体12から自在に引き出すことができるようになる。
収納ドロア14のロック解除が行われている状態において、POSレジスタ58や釣銭機50等から棒金収納庫10の制御部40にロック指令が与えられると(図10のSTEP10の「YES」)、制御部40はロック機構60により収納ドロア14をロックさせる(図10のSTEP11)。この場合には、操作者は収納ドロア14を筐体12から引き出すことができなくなる。その後、棒金収納庫10において、各検出センサ26により検出された棒金硬貨の情報、およびロータリエンコーダ42による位置情報に基づいて、当該棒金収納庫10の棒金収納部16における棒金硬貨の在高確認が行われる。また、棒金収納庫10やPOSレジスタ58等に設けられたプリンタ(図示せず)から補充レシートや回収レシートが発行される(図10のSTEP12)。ここで、補充レシートは、制御部40に対して棒金収納庫10への棒金硬貨の補充指令が与えられたときに発行される。また、回収レシートは、棒金収納庫10からの棒金硬貨の回収指令が制御部40に与えられたときに発行される。このようにして、棒金収納庫10における一連の動作が終了する。
上述のように、制御モードとしてコマンドモードが選択されると、(A)棒金収納庫10に併設された釣銭機50においてエラーが発生したとき、(B)釣銭機50においてリジェクト貨幣が発生したとき、(C)棒金収納庫10に収納された貨幣以外のものを返却する必要が生じたとき、および/または(D)釣銭機50が故障して棒金収納庫10を釣銭機として用いる必要が生じたときに、収納ドロア14のロック解除が行われ、筐体12から引き出された収納ドロア14が筐体12に戻されると収納ドロア14がロック機構60によりロックされる。このため、売り場のレジ等に釣銭機50とともに棒金収納庫10を設置する場合には、制御モードとしてコマンドモードを選択することが望ましいと考えられる。この場合には、棒金収納庫10は、釣銭機50の運用をフォローするような運用フォロー機能を発揮することができることとなる。また、制御モードとしてコマンドモードが選択されると、筐体12から収納ドロア14を引き出した後にこの収納ドロア14を筐体12に戻すと収納ドロア14はロックされるので、収納ドロア14を筐体12に戻した後に棒金収納庫10に収納された貨幣等が第三者により持ち出されることを防止することができる。
一方、制御モードとして開放モードが選択されると、(a)制御部40に対して棒金収納庫10への棒金硬貨の補充指令が与えられている間、(b)制御部40に対して棒金収納庫10とは別に設けられた釣銭機50への硬貨の装填指令が与えられている間、または(c)制御部40に対して棒金収納庫10からの棒金硬貨の回収指令が与えられている間は、制御部40にロック指令が与えられることはなく、筐体12から収納ドロア14が引き出し自在となる。このため、サービスカウンタや後方の金庫室等に棒金収納庫10を単体で設置する場合には、制御モードとして開放モードを選択することが望ましいと考えられる。この場合には、棒金収納庫10は、棒金硬貨を収納するための金庫機能を発揮することとなる。また、制御モードとして開放モードが選択されると、操作者は、制御部40に対してロック指令が与えられている間以外の期間において、自由なタイミングで収納ドロア14の引き出しを行うことができる。また、収納ドロア14を誤って筐体12に収容させてしまった場合でも、この収納ドロア14を筐体12から再び引き出すことができるようになる。
以上のように本実施の形態の棒金収納庫10においては、制御部40によりロック機構60による収納ドロア14のロック/ロック解除が制御されるようになっており、変更手段46により、制御部40における、ロック機構60による収納ドロア14のロック/ロック解除に関する制御内容が変更されるようになっている。このように変更手段46により、ロック機構60による収納ドロア14のロック/ロック解除に関する制御内容を変更することができるので、棒金収納庫10が様々な使用目的に用いられる際に、収納ドロア14のロック方法として、これらの様々な使用目的の各々に適した方法を適宜用いることができる。
また、上述のように、本実施の形態の棒金収納庫10においては、変更手段46は、予め設定された複数の制御モードから一の制御モードを選択することにより制御部40における制御内容を変更するようになっている。より詳細には、複数の制御モードは、(i)制御部40に対してロック解除指令が与えられる度に収納ドロア14のロック解除が行われ、筐体12から引き出された収納ドロア14が筐体12に戻されると当該収納ドロア14がロック機構60によりロックされるコマンドモード(図10のSTEP3〜STEP7参照)、および、(ii)制御部40に対してロック指令が与えられている間以外の期間は筐体12から収納ドロア14が引き出し自在となる開放モード(図10のSTEP8〜STEP12参照)を含んでいる。
また、上述のように、本実施の形態の棒金収納庫10においては、変更手段46は、筐体12に対して取り外し自在となっているハードウェアスイッチ等のスイッチからなり、筐体12に取り付けられるスイッチの種類を変えることにより制御部40における制御内容が変更されるようになっている。このため、店舗等における棒金収納庫10の導入時に、適切な制御モードが設定されたスイッチを筐体12に取り付けるだけで、制御部40は棒金収納庫10の用途等に応じてロック機構60による収納ドロア14のロック/ロック解除を適切に制御することができるようになる。
なお、本実施の形態による硬貨収納庫は、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。
例えば、棒金収納庫として、図11に示すような、棒金硬貨を収納する棒金収納部16のみが収納ドロア14に設けられたものを使用してもよい。すなわち、図11に示すような棒金収納庫10aでは、図1や図2等に示す棒金収納庫10と比較して、紙葉類または棒金硬貨以外の硬貨を収納する補助収納部20が設けられていない。このような棒金収納庫10aは、紙葉類や棒金硬貨以外の硬貨を収納することができないので、サービスカウンタや後方の金庫室等に単体で設置され、棒金硬貨を収納するための金庫として用いられる場合が多い。
ここで、本発明では、棒金収納庫に設けられた変更手段46において、図11に示す棒金収納庫10aのように、棒金収納庫に収納されるものが棒金硬貨のみである場合には制御モードとして開放モードが選択され、図1等に示す棒金収納庫10のように、棒金収納庫に棒金硬貨以外のものを収納することができる場合には制御モードとしてコマンドモードが選択されるようになっていてもよい。すなわち、棒金収納庫に収納されるものが棒金硬貨のみである場合には、このような棒金収納庫は紙葉類や棒金硬貨以外の硬貨を収納することができないので、釣銭機の運用をフォローするような機能を発揮することができず、売り場のレジ等に設置するのは好ましくない。このため、このような棒金収納庫は、サービスカウンタや後方の金庫室等に単体で設置し、棒金硬貨を収納するための金庫として用いることが好ましい。この場合には、ロック機構の制御モードとして、図10のSTEP8〜STEP12に示すような、開放モードを選択することが好ましいといえる。一方、棒金収納庫に棒金硬貨以外のものを収納することができる場合には、このような棒金収納庫は釣銭機の運用をフォローするような機能を有しており、釣銭機とともに売り場のレジ等に設置することが好ましい。この場合には、ロック機構の制御モードとして、図10のSTEP3〜7に示すような、コマンドモードを選択することが好ましいといえる。
また、他の変形例としては、変更手段46として、棒金収納庫10の筐体12に対して取り外し自在となっているハードウェアスイッチを用いる代わりに、他の機構を用いてもよい。例えば、変更手段は常時筐体12の内部において制御部40に接続されており、この変更手段は、POSレジスタ58や釣銭機50等の棒金収納庫10とは別の装置から当該棒金収納庫10の制御部40に送信された信号に基づいて、制御部40におけるロック機構60の制御内容を変更するようになっていてもよい。この場合には、棒金収納庫10における各取引の度に、変更手段は、予め設定された複数の制御モードから一の制御モードを選択することにより制御部40におけるロック機構60の制御内容を変更することができるようになる。
10、10a 棒金収納庫
12 筐体
14 収納ドロア
14a 仕切板
16 棒金収納部
16a 棒金収納部分
20 補助収納部
21 現金外紙葉類収納部分
22 予備紙幣収納部分
23 予備硬貨収納部分
24 異常硬貨収納部分
25 余剰硬貨収納部分
26 検出センサ
26a 発光部分
26b 受光部分
29 検出センサ
29a 発光部分
29b 受光部分
31、32、33 スリット
40 制御部
42 ロータリエンコーダ
44 通信インターフェース
46 変更手段
50 釣銭機
52 紙幣釣銭機
54 硬貨釣銭機
56 制御部
58 POSレジスタ
60 ロック機構
61 ロックアーム
61a 係合部分
62 回動軸
63 戻しバネ
65 ロック板
66 スライド部材
67 付勢バネ
68 遮光板
69 駆動装置

Claims (9)

  1. 筐体と、
    前記筐体に対して引き出し自在に設けられ、棒金硬貨を収納する棒金収納部を有する収納ドロアと、
    前記筐体からの前記収納ドロアの引き出しをそれぞれ阻止/容認するロック/ロック解除を行うロック機構と、
    前記ロック機構による前記収納ドロアのロック/ロック解除を制御する制御部と、
    前記制御部における、前記ロック機構による前記収納ドロアのロック/ロック解除に関する制御内容を変更する変更手段と、
    を備えたことを特徴とする棒金収納庫。
  2. 前記変更手段は、予め設定された複数の制御モードから一の制御モードを選択することにより前記制御部における制御内容を変更することを特徴とする請求項1記載の棒金収納庫。
  3. 前記複数の制御モードは、
    (i)前記制御部に対してロック解除指令が与えられる度に前記収納ドロアのロック解除が行われ、前記筐体から引き出された前記収納ドロアが前記筐体に戻されると当該収納ドロアが前記ロック機構によりロックされるコマンドモードと、
    (ii)前記制御部に対してロック指令が与えられている間以外の期間は前記筐体から前記収納ドロアが引き出し自在となる開放モードと、
    を含むことを特徴とする請求項2記載の棒金収納庫。
  4. 前記コマンドモードにおいて、前記棒金収納庫とは別に設けられた釣銭機においてエラーが発生したとき、前記釣銭機においてリジェクト貨幣が生じたとき、前記棒金収納庫に収納された貨幣以外のものを返却する必要が生じたとき、および/または前記釣銭機が故障して前記棒金収納庫を釣銭機として用いる必要が生じたときに、前記制御部に対してロック解除指令が与えられるようになっていることを特徴とする請求項3記載の棒金収納庫。
  5. 前記制御部に対してロック解除指令を与える条件を、前記棒金収納庫とは別に設けられた釣銭機においてエラーが発生したとき、前記釣銭機においてリジェクト貨幣が発生したとき、前記棒金収納庫に収納された貨幣以外のものを返却する必要が生じたとき、および前記釣銭機が故障することにより前記棒金収納庫を前記釣銭機として用いる必要が生じたときの中から1または複数設定することができるとともに設定内容が変更可能となっていることを特徴とする請求項4記載の棒金収納庫。
  6. 前記開放モードにおいて、前記制御部に対して、前記棒金収納庫への棒金硬貨の補充指令、前記棒金収納庫とは別に設けられた釣銭機への硬貨の装填指令、または前記棒金収納庫からの棒金硬貨の回収指令が与えられている間は、前記筐体から前記収納ドロアが引き出し自在となることを特徴とする請求項3記載の棒金収納庫。
  7. 前記変更手段において、前記棒金収納庫に収納されるものが棒金硬貨のみである場合には前記制御モードとして前記開放モードが選択され、前記棒金収納庫に棒金硬貨以外のものを収納することができる場合には前記制御モードとして前記コマンドモードが選択されるようになっていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の棒金収納庫。
  8. 前記変更手段は、前記筐体または前記収納ドロアに対して取り外し自在となっているスイッチからなり、前記筐体または前記収納ドロアに取り付けられる前記スイッチの種類を変えることにより前記制御部における制御内容が変更されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の棒金収納庫。
  9. 前記変更手段は、前記棒金収納庫とは別の装置から当該棒金収納庫に送信された信号に基づいて、前記制御部における制御内容を変更することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の棒金収納庫。
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