JP2012002297A - 送り装置における送り誤差修正方法と送り装置における送り誤差修正装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】線状体操作機131や案内部材171を引張対象要素として選択する。引張対象要素を線状体161A・161Bの引張方向に移動自在なるように配置しておく。引張対象要素を線状体161A・161Bの引張方向に移動させるための引張機械181に連結する。送り装置111の停止時や運転時に、引張機械181を介して引張対象要素を線状体161A・161Bの引張方向に移動させて線状体161A・161Bに引張荷重をかけ、かつ、線状体線状体161A・161Bに引張荷重をかけている引張対象要素が線状体引張方向の反対方向には戻らないように当該引張対象要素を保持する。
【選択図】図5
Description
<01> 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体がそれぞれの線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、それぞれの線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置について、この送り装置の送り誤差を修正の対象とする方法であり、かつ、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための方法において、
往動力伝達用線状体操作機と復動力伝達用線状体操作機とのうちの一つ以上を引張対象要素として選択し、その引張対象要素を線状体の引張方向に移動自在なるように配置しておくとともに当該引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械に連結しておき、
送り装置の停止時および/または送り装置の運転時に、引張機械を介して引張対象要素を線状体の引張方向に移動させて線状体に引張荷重をかけ、かつ、線状体に引張荷重をかけている引張対象要素が線状体引張方向の反対方向には戻らないように当該引張対象要素を保持すること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正方法。
<02> 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体が共通の線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、移動体の往復動方向に線状体を案内するための案内部材が、移動体と一つ以上の線状体操作機との間に配置されて線状体の一部がその案内部材により保持されていること、および、各線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置について、この送り装置の送り誤差を修正の対象とする方法であり、かつ、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための方法において、
一つ以上の線状体操作機と一つ以上の案内部材とを合わせたうちから一つ以上のものを引張対象要素として選択し、その引張対象要素を線状体の引張方向に移動自在なるように配置しておくとともに当該引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械に連結しておき、
送り装置の停止時および/または送り装置の運転時に、引張機械を介して引張対象要素を線状体の引張方向に移動させて線状体に引張荷重をかけ、かつ、線状体に引張荷重をかけている引張対象要素が線状体引張方向の反対方向には戻らないように当該引張対象要素を保持すること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正方法。
<03> 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体が共通の線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、移動体の往復動方向に線状体を案内するための案内部材が移動体と線状体操作機との間に配置されて線状体の一部がその案内部材により保持されていること、および、共通の線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置について、この送り装置の送り誤差を修正の対象とする方法であり、かつ、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための方法において、
線状体操作機と案内部材とのうちの一つ以上のものを引張対象要素として選択し、その引張対象要素を線状体の引張方向に移動自在なるように配置しておくとともに当該引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械に連結しておき、
送り装置の停止時および/または送り装置の運転時に、引張機械を介して引張対象要素を線状体の引張方向に移動させて線状体に引張荷重をかけ、かつ、線状体に引張荷重をかけている引張対象要素が線状体引張方向の反対方向には戻らないように当該引張対象要素を保持すること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正方法。
<04> 一つの送り装置からなるものを単一型送り装置、複数の送り装置からなるものを複合型送り装置とした場合、単一型送り装置と複合型送り装置とのうちから選択された任意のものを用いる上記<01>〜<03>のいずれかに記載された送り装置における送り誤差修正方法。
<05> 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体がそれぞれの線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、それぞれの線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置にあって、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための装置において、
往動力伝達用線状体操作機と復動力伝達用線状体操作機とのうちの一つ以上のものが引張対象要素として選択されているとともに当該引張対象要素が線状体の引張方向に移動自在なるように配置されていること、および、引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械が当該引張対象要素に連結されていること、および、引張対象要素を線状体引張方向の反対方向には戻らないように保持するための保持手段が当該引張対象要素に設けられていること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正装置。
<06> 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体がそれぞれの線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、移動体の往復動方向に線状体を案内するための案内部材が、移動体と一方および/または他方の線状体操作機との間に配置されて線状体の一部がその案内部材により保持されていること、および、各線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置にあって、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための装置において、
一つ以上の線状体操作機と一つ以上の案内部材とを合わせたうちから一つ以上のものが引張対象要素として選択されているとともに当該引張対象要素が線状体の引張方向に移動自在なるように配置されていること、および、引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械が当該引張対象要素に連結されていること、および、引張対象要素を線状体引張方向の反対方向には戻らないように保持するための保持手段が当該引張対象要素に設けられていること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正装置。
<07> 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体が共通の線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、移動体の往復動方向に線状体を案内するための案内部材が移動体と線状体操作機との間に配置されて線状体の一部がその案内部材により保持されていること、および、共通の線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置にあって、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための装置において、
線状体操作機と案内部材とのうちの一つ以上のものが引張対象要素として選択されているとともに当該引張対象要素が線状体の引張方向に移動自在なるように配置されていること、および、引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械が当該引張対象要素に連結されていること、および、引張対象要素を線状体引張方向の反対方向には戻らないように保持するための保持手段が当該引張対象要素に設けられていること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正装置。
<08> 引張機械と保持手段とを有する送り装置が複数組み合わされている上記<05>〜<07>のいずれかに記載された送り装置における送り誤差修正装置。
<11> 線状体は送り装置の精度の維持する上で枢要な部品(部材)である。この線状体との関連で送り装置の精度を維持するというとき、線状体に生じる初期伸びや弾性伸びに対処しなければならない。これを達成するための手段として、既述の引張対象要素を引張機械で線状体の引張方向に移動させたり、当該引張対象要素をその移動後の位置に保持したりする。これで線状体には引張荷重が作用し、初期伸びを上回るところの弾性伸びが発生する。このような引張荷重が作用するところの線状体についていうと、初期伸びに起因した弛みが生じないのはもちろんのこと、弾性伸びがすでに発生していて高度の緊張状態にあるから、送り装置運転時の縦振れや横振れも起こりがたいものとなる。ゆえに線状体の初期伸びや弾性伸びに同時対処することができ、それによって送り装置の精度の維持することができる。かかる対策は、また、線状体に引張荷重を加えておきさえすればよいというものであり、それで線状体の各種伸びに起因した送り誤差がほぼ自動的に修正されるのであるから、誤差修正のための制御性がよい。
<12> 線状体に引張荷重を付与するための引張対象要素は、線状体への不可逆的な荷重付与移動後、保持手段によってその移動後の位置に保持される。これは誤差修正のために作動した引張対象要素が元に戻ることなく所定位置に保たれるのであるから、誤差修正状態の安定性が高く、かつ、誤差修正状態の信頼性も高いものになる。
<13> 引張対象要素はこれを引張機械で所定方向へ移動させるだけであり、その移動後の引張対象要素を保持手段がしっかりと確保するから、誤作動やその他危険な事態が起こりがたい。ゆえにシステム上の安全性が高い。
<14> 誤差修正のために線状体の初期伸びや弾性伸びに対処するときの当該対策は、既述のとおり、引張機械を介して引張対象要素を所定方向へ移動させるだけでよいのであり、あとは保持手段が引張対象要素を安全に保持してくれる。これは主たる操作として、引張対象要素を単純移動させるだけでよいのであるから、操作易度が格段に高い。
<15> 線状体の弾性伸びは計算などで予測できるが、送り装置を運転するごとに顕著にあらわれる線状体の初期伸びについては、発生前・発生中・発生後(発生直後)など任意の時点で随時応答処理できることが望ましい。それは応答処理に時期や時限がないことにより、線状体伸びの状況変化などに対しても適時適切に対処できるからである。これを送り装置との関係でいうと、装置運転前(装置停止中)・装置運転中・装置運転後(装置停止中)など、任意の時点で線状体の伸びに適切に対処できるということである。これについて上記のように、引張機械で移動させたり保持手段で保持したりするだけでよい引張対象要素は、装置運転前(装置停止中)・装置運転中・装置運転後(装置停止中)など任意の時点で安全に操作できるから、送り装置の誤差を修正する上で都合のよい随時応答処理性がある。
<16> 送り装置の誤差修正のための主要な構成要素としては、引張機械や保持手段などを新たに追加すれば足りる。また、これらは送り装置の端部などに組み込めばよいだけである。このように主要な構成要素が少なくて装置端部などに簡単に組み込めるものは構造上の嵩張りがない省スペース型で構成も簡潔である。送り装置の誤差を修正する上で、高価な測定手段を要したりはしない。よって誤差修正技術として低価格も満足させることができる。これに加えて保守点検も、引張機械や保持手段を点検したり整備したりするだけでよく、それに引張機械や保持手段は故障しがたいものであるから、保守点検も簡易で安価に実施できる。
<17> 送り装置の誤差修正のために線状体に引張荷重を加えること、すなわち、引張機械を介して引張対象要素を所定方向へ移動させるということは、手動で行ってもよいし動力源を用いて行ってもよいものである。これを手動で行うときは運転費がほとんどゼロである。また、動力源を用いる場合でも、引張対象要素の移動量がmm単位やcm単位なのであるから、多くのエネルギ要しない。それに移動後の引張対象要素を保持手段が保持するので、引張機械を定常的にONの状態にしておくこともない。これは送り装置の誤差修正のために要する運転費がほんの僅かでよいということである。ゆえに低運転費を満足させることができる。
<18> 上述のように引張機械を介して引張対象要素を所定方向へ移動させ、その移動状態を保持手段で保持するというときは、これの自動化が要請されたりする。そのような場合は送り装置の仕事内容に応じて引張機械の操作開始時間や操作回数を適当に設定し、そのプログラムにしたがって引張機械の操作を電気的にコントロールすればよい。ゆえに自動化も簡潔な構成で確立する。
<19> 送り装置の誤差修正のための手段は上述のとおり、線状体に引張荷重を加えるべく引張機械で引張対象要素を所定方向へ移動させるというものである。このような引っ張り系を主体にした誤差修正手段は、送り装置内に介入させることのない送り装置端部などに組み込むことができるものであるから、送り手段に対する送り装置の送り機能を干渉したりすることがない。したがって高精度の送り装置についても、そのまま高精度を維持することができる。
121 走行路体
131 線状体操作機
134 巻取機
141 原動機
151 移動体
161A 線状体
161B 線状体
171 案内部材
181 引張機械
182 連結部材
184 引取部材
185 動力伝達部
186 回転部材
211 保持手段
301 圧力機械
TY1 送り機械ユニット
TY2 送り機械ユニット
Claims (8)
- 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体がそれぞれの線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、それぞれの線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置について、この送り装置の送り誤差を修正の対象とする方法であり、かつ、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための方法において、
往動力伝達用線状体操作機と復動力伝達用線状体操作機とのうちの一つ以上を引張対象要素として選択し、その引張対象要素を線状体の引張方向に移動自在なるように配置しておくとともに当該引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械に連結しておき、
送り装置の停止時および/または送り装置の運転時に、引張機械を介して引張対象要素を線状体の引張方向に移動させて線状体に引張荷重をかけ、かつ、線状体に引張荷重をかけている引張対象要素が線状体引張方向の反対方向には戻らないように当該引張対象要素を保持すること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正方法。 - 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体が共通の線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、移動体の往復動方向に線状体を案内するための案内部材が、移動体と一つ以上の線状体操作機との間に配置されて線状体の一部がその案内部材により保持されていること、および、各線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置について、この送り装置の送り誤差を修正の対象とする方法であり、かつ、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための方法において、
一つ以上の線状体操作機と一つ以上の案内部材とを合わせたうちから一つ以上のものを引張対象要素として選択し、その引張対象要素を線状体の引張方向に移動自在なるように配置しておくとともに当該引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械に連結しておき、
送り装置の停止時および/または送り装置の運転時に、引張機械を介して引張対象要素を線状体の引張方向に移動させて線状体に引張荷重をかけ、かつ、線状体に引張荷重をかけている引張対象要素が線状体引張方向の反対方向には戻らないように当該引張対象要素を保持すること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正方法。 - 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体が共通の線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、移動体の往復動方向に線状体を案内するための案内部材が移動体と線状体操作機との間に配置されて線状体の一部がその案内部材により保持されていること、および、共通の線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置について、この送り装置の送り誤差を修正の対象とする方法であり、かつ、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための方法において、
線状体操作機と案内部材とのうちの一つ以上のものを引張対象要素として選択し、その引張対象要素を線状体の引張方向に移動自在なるように配置しておくとともに当該引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械に連結しておき、
送り装置の停止時および/または送り装置の運転時に、引張機械を介して引張対象要素を線状体の引張方向に移動させて線状体に引張荷重をかけ、かつ、線状体に引張荷重をかけている引張対象要素が線状体引張方向の反対方向には戻らないように当該引張対象要素を保持すること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正方法。 - 一つの送り装置からなるものを単一型送り装置、複数の送り装置からなるものを複合型送り装置とした場合、単一型送り装置と複合型送り装置とのうちから選択された任意のものを用いる請求項1〜3のいずれかに記載された送り装置における送り誤差修正方法。
- 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体がそれぞれの線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、それぞれの線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置にあって、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための装置において、
往動力伝達用線状体操作機と復動力伝達用線状体操作機とのうちの一つ以上のものが引張対象要素として選択されているとともに当該引張対象要素が線状体の引張方向に移動自在なるように配置されていること、および、引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械が当該引張対象要素に連結されていること、および、引張対象要素を線状体引張方向の反対方向には戻らないように保持するための保持手段が当該引張対象要素に設けられていること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正装置。 - 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体がそれぞれの線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、移動体の往復動方向に線状体を案内するための案内部材が、移動体と一方および/または他方の線状体操作機との間に配置されて線状体の一部がその案内部材により保持されていること、および、各線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置にあって、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための装置において、
一つ以上の線状体操作機と一つ以上の案内部材とを合わせたうちから一つ以上のものが引張対象要素として選択されているとともに当該引張対象要素が線状体の引張方向に移動自在なるように配置されていること、および、引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械が当該引張対象要素に連結されていること、および、引張対象要素を線状体引張方向の反対方向には戻らないように保持するための保持手段が当該引張対象要素に設けられていること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正装置。 - 走行路体に沿って往復動自在な移動体を備えていること、および、往動力伝達用の線状体と復動力伝達用の線状体とが移動体に接続されているとともに該各線状体が共通の線状体操作機に巻き取り巻き戻し自在に繋がれていること、および、移動体の往復動方向に線状体を案内するための案内部材が移動体と線状体操作機との間に配置されて線状体の一部がその案内部材により保持されていること、および、共通の線状体操作機による移動体往動用の動力と移動体復動用の動力とが往動力伝達用の線状体や復動力伝達用の線状体を通じて移動体に付与されることを満たす送り装置にあって、この送り装置の線状体の伸びに起因した移動体の送り誤差を修正するための装置において、
線状体操作機と案内部材とのうちの一つ以上のものが引張対象要素として選択されているとともに当該引張対象要素が線状体の引張方向に移動自在なるように配置されていること、および、引張対象要素を線状体の引張方向に移動させるための引張機械が当該引張対象要素に連結されていること、および、引張対象要素を線状体引張方向の反対方向には戻らないように保持するための保持手段が当該引張対象要素に設けられていること
を特徴とする送り装置における送り誤差修正装置。 - 引張機械と保持手段とを有する送り装置が複数組み合わされている請求項5〜7のいずれかに記載された送り装置における送り誤差修正装置。
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