JP2012002133A - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】風洞体の筒部が短く、風速が低い場合であっても、風の流れを増速させ、プロペラを回転させて発電することが可能な風力発電装置を提供する。
【解決手段】風力発電装置Wが、発電機2bと、発電機2bに接続され、風力で回転するプロペラ1と、プロペラ1の周囲を取り囲んで設けられた風洞体3と、風洞体3の外側に設けられ、風を取り込む吸入口7と、吸入口7に連通する補助流路10と、補助流路10と連通してプロペラ1の風上側に設けられ、補助流路10を通過する風をプロペラ1へ向けて排出する排出口12と、を備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、風力発電装置などに関する。
風力発電装置は、風力を利用してプロペラを回転させ、それにより発電機を回転させる。しかし、地形や気候条件による風速変動、あるいは風力発電装置を設置している車や船の速度により、プロペラを回転させるための風力を十分得られないことがある。
水平軸風車の発電量を増やす方法として、ディフューザ効果を有する風洞体の出口近傍の内壁に複数個の孔を設け、この孔から風洞体の流出口近傍の空気を連通流路を経由して風車のナセル内部に導き、ナセルの風下の排気口から排出することにより、風洞体出口付近の流路を実質的に拡張し、風洞体入口の流入風速を高める方式が知られている(特許文献1参照)。これは、風洞体の流入口と流出口に圧力差を設けるようにして風速を増そうとするものである。
特開2006−152854号公報
しかしながら、従来は、風洞体の筒部を長くしなければ、風速が低い場合に風の流れを増速することは困難であった。
そこで、本発明では、風洞体の筒部が短く、風速が低い場合であっても、風の流れを増速させ、プロペラを回転させて発電することが可能な風力発電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、発電機と、前記発電機に接続され、風力で回転するプロペラと、前記プロペラの周囲を取り囲んで設けられた風洞体と、
前記風洞体の外側に設けられ、風を取り込む吸入口と、前記吸入口に連通する補助流路と、
前記補助流路と連通して前記プロペラの風上側に設けられ、前記補助流路を通過する風を当該プロペラへ向けて排出する排出口と、を備える風力発電装置が適用される。
本発明によれば、風洞体の筒部が短く、風速が低い場合であっても、風の流れを増速させ、プロペラを回転させて発電することが可能な風力発電装置を提供することができる。
風力発電装置を風上側から見た図である。 風力発電装置の側面図である。 風力発電装置を風下側から見た図である。 風力発電装置の断面図である。 風洞体の部分断面図である。 風力発電装置における風の流れを示す図である。 風力発電装置における風の流れを示す図である。 風力発電装置における風の流れを示す図である。 風力発電装置の特性図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。なお、同一の構成については同一の符号を付することにより、重複説明を適宜省略する。
<第1実施形態>
まず、図1から図5を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る風力発電装置の構成について説明する。図1は、風力発電装置を風上側から見た図である。図2は、風力発電装置の側面図である。図2において、左側が風上側、右側が風下側である。図3は、風力発電装置を風下側から見た図である。図4は、風力発電装置の断面図であり、図1におけるX−X断面図で、おおまかな風の流れも表示されている。図5は、風洞体の部分断面図である。
図4に示すように、風力発電装置Wのプロペラ1は、連結部2aを介して発電機2bに接続されている。したがって、風力によりプロペラ1が回転し、ナセル2の内部に納められている発電機2bを回転させることにより風力発電が行われる。
図1から図4に示すように、プロペラ1の周囲には、風を増速するための風洞体3がプロペラ2を取り囲んで設けられている。風洞体3は、その流路面積が風上側の流入口11から風下側の流出口6に向かって拡大する形状である。
なお、図示しないが、ナセル2と風洞体3は支柱によりタワーに固定されている。また、ナセル2と風洞体3は、風の方向により同時に向きを変えることができ、水抜き穴も備えている。
図5に示すように、風洞体3は2重フレームの構成で、外フレーム4と内フレーム5よりなっている。外フレーム4と内フレーム5とで挟まれた空間で補助流路10が形成されている。すなわち、補助流路10は、風洞体3の内部に形成されている。
風洞体3の流出口6の近傍の外フレーム4の外側表面には、風の吸入口7が複数個(本実施形態では6個)設けられている(図1参照)。言い換えると、風洞体3の外側であって、プロペラ1よりも風下側には、風を取り込む吸入口7が設けられている。補助流路11は、吸入口7に連通する。
吸入口7の外フレーム4と一体になった枠体7Aの後部(風下側)には、吸入口7の数に対応する複数個(本実施形態では6個)の穴8が設けられている。穴8の面積は吸入口7の面積より少し大きくなっている。
穴8には蓋9が取り付けられており、その蓋9には図示しないバネが組み込まれている。蓋9は、そのバネにより風上側に付勢されることによって閉じるようになっている。そのバネの弾発力により発電機2bの出力が定格出力に達する風速まで蓋9は穴8を閉じておくようになっている。なお、このとき、蓋9の風下側にはある程度の渦流が生じる。
定格出力以上の風速になった場合には、吸入口7を通った風の蓋9にかかる風圧がバネ力にまさり、蓋9が開いて吸入口7を通った風を風下側に逃がすようになっている。すなわち、補助流路10は、補助流路10を開閉して補助流路10を通過する風量を調整する風量調整手段としての蓋9を有しており、風速が所定値よりも高い場合には、蓋9が開放することによって、風を風洞体3の風下側から逃がすようになっている。
風洞体3の外フレーム4と内フレーム5間の風の補助流路10の断面積は、排出口12およびその近傍を除き、風の吸入口7の面積の総和とほぼ等しくなっている。また、外フレーム4と内フレーム5の内面は、風の流れの妨げとならないように、凹凸を極力排除した滑らかな面となっている。
風洞体3の外フレーム4が内側に曲がり込むことによって流入口11が形成されている。外フレーム4の内側部と内フレーム5の内側部により、リング状の補助流路10が形成されている。流入口11の近傍に、断面積が、風下側に向かったリング状の補助流路10の断面積よりも小さな隙間が形成されている。この隙間を、吸入口7から流入した風の排出口12とする。
すなわち、排出口12は、補助流路10と連通してプロペラ1の風上側であって風洞体3の内側表面に設けられており、補助流路10を通過する風をプロペラ1へ向けて排出する。
排出口12の大きさは、曲がり込んだ外フレーム4の先端部4aの内側径を風洞体3の内側を形成する内フレーム5の先端部5aの内径部にほぼ等しくしたものになっている。内フレーム5の内側部が排出面積を維持した状態で外フレーム4の内側に回り込んでおり、排出口12は、リング型ノズル構造になっている。
2重フレームからなる風洞体3の内径側では、風の流出口6の面積は流入口11の面積より大きくなっている。また、風洞体3の内径部では、排出口12が設けられている位置を最小内径として、内フレーム5の内径が流出口6に向かって曲線的に徐々に大きくなっている。
風洞体3の外径側においては、外フレーム4の外径が、流入口11の外周部から風下に向かって直線的に徐々に大きくなるように設定されている。外フレーム4と内フレーム5とは、風洞体3の流出口6の風洞端13で連結されている。風の吸入口7が設けられた枠体7Aは、外フレーム4の外側に複数個(本実施形態では6個)の凸部を設けることにより構成されている。
次に、図6から図8を参照しつつ、風力発電装置における風の流れを説明する。図6は、風力発電装置における風の流れを示す図であり、風速が所定値以下の場合である。図7は、風力発電装置における風の流れを示す図であり、風速が所定値を超えた場合である。図8は、風力発電装置における風の流れを示す図であり、突風が吹いた場合の風速変化にともなう風洞体の内側と外側の風の流れを示す説明図である。
図6に示すように風上から弱い風が吹いた場合、流入口11の風洞体3の近傍において、風は、(1)風洞体3の外フレーム4の風上側かつ内側に沿って風洞体3の内側に入り、内フレーム5に沿って流出口6に流れる風w1と、(2)風洞体3の外側に流れた風であって、(2−a)外フレーム4に沿って風洞端13達する風w2と、(2−b)吸入口7より風洞体3の中に入る風w3との3つに分かれる。
風洞体3の内部に入った風w3は、圧縮されリング状の排出口12から周辺風速より増速されて、風下方向に吐き出される。吐き出された増速風はコアンダ効果により内フレーム5に沿って流れ、プロペラ1の外周部分に向けて、プロペラ1の起動あるいは回転に十分な風を送ることができる。また、風洞体3の内フレーム5に沿って、周辺の風速より速い風が流れるので、風洞体3の流入口11より、さらに風洞体3に風を誘い込むことができるようになる。よって、周辺風速がそれ程速くならなくても効率良くエネルギーを得ることができる。
図7に示すように発電機2bの定格出力を越えるような周辺風速になった場合、風の吸入口7の後部(風下側)に位置する穴8の蓋9に作用する風圧が、蓋9を押しているバネの弾発力より強くなると蓋9は少し開くように、そのバネのバネ係数が設定されている。したがって、吸入口7から入った風は、風の流れの方向性により、穴8を抜ける風が排出口12に導かれる風の量より多くなるので、風洞体3の内部風速の変化は急激に生じない。したがって、周辺風速が速くなっても、プロペラ1の回転数はそれ程増えないので、風力発電装置Wとしての定出力範囲を広く得ることが可能となる。
図8に示すように突風が吹いた場合、吸入口7より入った風の強い風圧により、蓋9が図示せぬストッパーに当たるまで速やかに全開して、風を風下側に逃がすようになっている。よって、風は排出口12の方にはほとんど回りこむことはできず、排出口12より吐き出される風はほとんどない。
したがって、プロペラ1には風洞体3の流入口11から入った風が当たり、プロペラ1の空気特性を利用して、プロペラ1の回転を制御しやすいので(ストール制御)、速やかに発電停止(カットアウト)することが可能である。また、風洞体3にかかる風圧も軽減できる。
図9は、ストール制御を行う風力発電装置の特性図である。より詳しく説明すると、図9は、従来のストール制御を行っている風力発電装置の、風速と発電機出力の特性と、上記説明による本実施形態の風力発電装置Wの特性とを比較したものである。図9によれば、発電開始風速(カットイン)の低減、定格出力に達するまでの風速変化、発電機の定格出力範囲の広範囲化を読み取ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る風力発電装置Wは、風速が低くても水平軸風車のプロペラ1を回転させるために、風洞体3をその内部に風が通る補助流路10を有する2重フレームの構造とし、風上に向けた風洞体3の外径側に設けた吸入口7より周辺風速の風を取り込み、取り込んだ風が風洞体3の内部の補助流路10の壁に沿って、面積が吸入口7よりも小さい排出口12に向かって流れ、その排出口12は風洞体3の内径側の風洞体3の流入口11の近傍に位置し、かつ風洞体3の内面に沿ったように配置されている。そのため、排出口12より出る風は周辺風速より早くなり、その風を風洞体3の内面に沿って流すことにより、風洞体3の流出口6の近傍の風の背面剥離も無くなり、風洞体3の流入口11よりの風の吸い込み量も増える。したがって、風洞体3の筒が短くてもディフューザ効果を得ることができ、プロペラ1にもっとも揚力を与えやすいプロペラ1の外径部に周辺風速よりも速い風が効率よく当たるようになっている。
また、本実施形態に係る風力発電装置Wは、周辺風速より速い風を風洞体3の内径に沿って流すと共に、プロペラ1の外径部に強力な風を当てるために、風上に向けた吸入口7から入った風が、2重フレームにおける外フレーム4の内側表面と内フレーム5の外側表面の間に設けた補助流路10を回り込み、風洞体3の流入口11の近傍に位置し、吸入口7の面積と補助流路10の断面積より小さい面積を有する排出口12から吐き出すことにより、吸入口7の風速より排出口12の風速を速くすることができる。
流れの速い平行風は、通常、コアンダ効果により、近接するフレーム形状に沿って流れようとする。排出口12から出た風を風下に向かって風洞体3の内側表面に沿って流すには、排出口12に位置する外フレーム4の内側表面を内フレーム5の内径にほぼ等しくすることによって、内フレーム5の内側表面が排出口12の面積を維持した状態で、外フレーム4の内側表面に沿って内フレーム5の内側表面が曲がり込んだノズル構造を採用する。このようなノズル構造により、風洞体3の内径形状に沿った風速の速い風を流し、プロペラ1の外径部に強力な風を当てることができるようになる。
また、風洞体3の内径表面の風速が周辺風速より速いので、その速度差を緩和しようとして、さらに多くの空気が風洞体3の流入口12より吸い込まれ、プロペラ1を回転するのに十分な風を供給することができる。
また、本実施形態に係る風力発電装置Wは、風上に向けた風の吸入口7を有する枠体7Aの後部に、吸入口7に応じた風の逃げる穴8を設け、その穴8は風速が低い場合は蓋9がバネ力に押されて閉まっていて、吸入口7より吸い込まれた風は、2重フレームの中を通り排出口12に導かれ、周辺風速より増速されて吐き出され、弱い周辺風速でのプロペラ1の起動と設定された風速域までプロペラ1の回転数を急速に上げることができる。
設定された風速以上になると、吸入口7より入った風の風圧により蓋9は少し開き、風下側に吐き出される風と、2重フレームの中を通り排出口12に導かれる風に分かれるので、排出口12から出される風速は蓋9が閉じた状態よりそれほど速くならず、プロペラ1の急激な回転数上昇を防止することができる。
また瞬間的な突風が吹いた場合、吸入口7から入った風の大きな風圧により蓋9は全開して、風の大半を風下側に逃がすことにより、排出口12より噴出する風をほぼ無くすと同時に、風洞体3の全体にかかる大きな風圧を軽減することができる。
したがって、本実施形態に係る風力発電装置Wによれば、風洞体3の周辺の風速が遅くても、風洞体3の吸入口7より取り込んだ風は、風洞体3の流入口11の近傍の排出口12より、周辺風速より速い風となって風洞体3の内径に沿って吐き出されることにより、風洞体3の筒が短くても、風洞体3の流入口11から吸い込まれる風も増える。
したがって、弱い風速でもプロペラ1を確実に回転させるので、発電開始(カットイン)風速を従来に比べ低くすることができるとともに、定格出力を得るプロペラ1の回転数を弱い風速で得ることが可能となる。
また、風の吸入口7を有する枠体7Aの後部に設けている穴8の蓋9の押し付け力を、ある周辺風速に合わせて設定しておけば(例えば発電機2bの定格出力に達するプロペラ1の回転数)、その設定風速を越えた場合に、風圧に押されて蓋9は少し開き、排出口12に周る風の量を減らすので排出口12の増速された風速は、それほど上がらない。
さらに周辺風速が上がれば、蓋9の開きは今まで以上に大きくなり、風洞体3の風下側に風を逃がして排出口12からは増速された風は出てこず、周辺風速がだんだん速くなった割にはプロペラ1の回転数はそれほど上がらないので、発電機2bの定格出力領域を広くした状態で発電停止(カットアウト)風速まで発電することが可能となる。
また、突風などが吹けば、風圧により蓋9はほぼ完全に開いてしまい、制御的に追いつかない発電機2b、インバータ(図示せず)の焼損の防止、突風による風洞体3の破損圧と風音の軽減なども可能である。
以上、本発明の実施形態について説明した。ただし、いわゆる当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態から適宜変更が可能であり、また、上記実施形態と変更例による手法を適宜組み合わせて利用することも可能である。すなわち、このような変更等が施された技術であっても、本発明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、蓋9の押さえにバネ力を用いて、吸入口7より入った風の風圧で蓋9が開閉するようになっているが、風洞体3が大きくなり風速計を別途設けるならば、小型のブレーキ付きモータ(超音波モータ含む)で蓋9の開閉制御を行っても良い。また、風量調整手段として、蓋9の代わりに弁などを用いても良い。更に、排出口12の近傍にフィンなどの偏向手段を配置することにより、排出口12から排出される風の向きをプロペラ1の回転方向に合わせると、より効率良くプロペラ1を回転させることができるので望ましい。
1 プロペラ
2 ナセル
2b 発電機
3 風洞体
4 外フレーム
5 内フレーム
6 流出口
7 吸入口
8 穴
9 蓋
10 補助流路
11 流入口
12 排出口
13 風洞端

Claims (7)

  1. 発電機と、
    前記発電機に接続され、風力で回転するプロペラと、
    前記プロペラの周囲を取り囲んで設けられた風洞体と、
    前記風洞体の外側に設けられ、風を取り込む吸入口と、
    前記吸入口に連通する補助流路と、
    前記補助流路と連通して前記プロペラの風上側に設けられ、前記補助流路を通過する風を当該プロペラへ向けて排出する排出口と、
    を備えた風力発電装置。
  2. 前記風洞体は、その流路面積が風上側から風下側に向かって拡大する形状であり、
    前記吸入口は、前記風洞体の外側表面に設けられており、
    前記補助流路は、前記風洞体の内部に形成されており、
    前記排出口は、前記風洞体の内側表面に設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の風力発電装置。
  3. 前記排出口の面積は、前記吸入口の面積より小さい
    ことを特徴とする請求項2記載の風力発電装置。
  4. 前記補助流路が、当該補助流路を開閉する風量調整手段を有しており、
    風速が所定値よりも高い場合には、前記風量調整手段が開放することによって風を前記プロペラの風下側から逃がす
    ことを特徴とする請求項3記載の風力発電装置。
  5. 前記風量調整手段がバネにより風上側に付勢されることによって閉じる
    ことを特徴とする請求項4記載の風力発電装置。
  6. 前記排出口に、前記プロペラの回転方向へ風を偏向させる偏向手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の風力発電装置。
  7. 前記風洞体が、外フレームと内フレームからなる2重フレームで構成されており、
    前記補助流路が、前記外フレームと前記内フレームとで挟まれた空間で形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の風力発電装置。
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