JP2012000330A - ブッキー撮影台 - Google Patents
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Abstract
【課題】可搬型の放射線画像撮影装置を装填する際に放射線画像撮影装置が落下することを的確に防止可能なブッキー撮影台を提供する。
【解決手段】可搬型の放射線画像撮影装置Fを装填可能なカセッテホルダ2を備えブッキー撮影台1において、カセッテホルダ2は、装填された放射線画像撮影装置Fを収納する本体部5と、本体部5に対して水平方向に引き出しおよび押し込み可能な引出部6と、引出部6の移動にあわせて本体部5に対して水平方向にスライドするとともに放射線画像撮影装置Fを保持可能な保持部7とを備え、保持部7は、引出部6を本体部5から引き出した状態で、その水平方向の両側の端部のうち、本体部5側の端部を支点として回動して、前記端部とは反対側の端部側が引出部6から離間する。
【選択図】図9
【解決手段】可搬型の放射線画像撮影装置Fを装填可能なカセッテホルダ2を備えブッキー撮影台1において、カセッテホルダ2は、装填された放射線画像撮影装置Fを収納する本体部5と、本体部5に対して水平方向に引き出しおよび押し込み可能な引出部6と、引出部6の移動にあわせて本体部5に対して水平方向にスライドするとともに放射線画像撮影装置Fを保持可能な保持部7とを備え、保持部7は、引出部6を本体部5から引き出した状態で、その水平方向の両側の端部のうち、本体部5側の端部を支点として回動して、前記端部とは反対側の端部側が引出部6から離間する。
【選択図】図9
Description
本発明は、ブッキー撮影台に係り、特に、放射線画像撮影装置等を装填して使用するためのブッキー撮影台に関する。
病気診断等を目的として、X線画像に代表される放射線を用いて撮影された放射線画像が広く用いられている。こうした医療用の放射線画像は、従来からスクリーンフィルムを用いて撮影されていたが、放射線画像のデジタル化を図るために輝尽性蛍光体シートを用いたCR(Computed Radiography)装置が開発され、最近では、照射された放射線を放射線検出素子で検出してデジタル画像データとして取得する放射線画像撮影装置(Flat Panel Detector)が開発されている。
CR装置では、従来から、輝尽性蛍光体シート等をカセッテ状の筐体内に収納した、いわゆるCRカセッテを、ブッキー撮影台に装填して放射線画像撮影が行われる。
一方、放射線画像撮影装置は、従来、支持台等と一体的に形成された、いわゆる専用機として開発されたが(例えば特許文献1、2参照)、近年、放射線検出素子等を筐体内に収納して可搬とした可搬型の放射線画像撮影装置が開発され、実用化されている(例えば特許文献3、4参照)。
以下、このような可搬型の放射線画像撮影装置をFPDカセッテと略称する。そして、FPDカセッテを装填するブッキー撮影台も、種々開発されている(例えば特許文献5等参照)。
しかし、病院や医院等では、CRカセッテ用のブッキー撮影台が既に設置されている場合も多く、FPDカセッテを、CRカセッテ用のブッキー撮影台に装填できるような構成とすることへの要望もある。そこで、例えば特許文献6に示すように、FPDカセッテを薄型に形成する技術も種々開発されている。
しかしながら、FPDカセッテは、通常、筐体内に、シンチレータやガラス基板、回路基板、制御基板、バッテリ等の比較的重量がある種々の部品が内蔵されている。そのため、FPDカセッテは、カセッテ全体の軽量化を図っても、通常、数kgの重量になることが避けられない。
一方、CRカセッテは、従来のスクリーンフィルム用のカセッテにおけるJIS規格サイズ(対応する国際規格はIEC 60406)に準拠して、いわゆる「14×17インチ」(外形寸法は383.5mm×459.5mm)等の寸法で形成されている場合が多い。また、放射線入射方向の厚さは13mm〜16mmの範囲内になるように形成されている。
そして、FPDカセッテを、上記のような大きさや厚さのCRカセッテと同じ規格で形成した場合、FPDカセッテは、いわば面積が広いが厚さが薄く、しかも比較的重量があるものになり、CRカセッテに比べて取り扱いが難しくなる。
そして、例えば、このようなFPDカセッテをブッキー撮影台に装填する場合、CRカセッテを装填する場合に比べて、FPDカセッテが落下し易くなり、FPDカセッテが床面等と衝突して破損したり故障したりすること等が想定される。
従って、FPDカセッテ側の軽量化は適宜行われるとしても、ブッキー撮影台側でも、FPDカセッテを装填する際に、FPDカセッテが脱落して落下することを確実に防止することができる構成とされることが望まれる。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、FPDカセッテを装填する際にFPDカセッテが落下することを的確に防止可能なブッキー撮影台を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明のブッキー撮影台は、
筐体に収納された可搬型の放射線画像撮影装置を装填可能なカセッテホルダを備えるブッキー撮影台であって、
前記カセッテホルダは、
装填された前記放射線画像撮影装置を収納する本体部と、
前記本体部に対して水平方向に引き出しおよび押し込み可能な引出部と、
前記引出部の移動にあわせて前記本体部に対して水平方向にスライドするとともに、前記放射線画像撮影装置を保持可能な保持部と、
を備え、
前記保持部は、前記引出部を前記本体部から引き出した状態で、その水平方向の両側の端部のうち、前記本体部側の端部を支点として回動して、前記端部とは反対側の端部側が前記引出部から離間することを特徴とする。
筐体に収納された可搬型の放射線画像撮影装置を装填可能なカセッテホルダを備えるブッキー撮影台であって、
前記カセッテホルダは、
装填された前記放射線画像撮影装置を収納する本体部と、
前記本体部に対して水平方向に引き出しおよび押し込み可能な引出部と、
前記引出部の移動にあわせて前記本体部に対して水平方向にスライドするとともに、前記放射線画像撮影装置を保持可能な保持部と、
を備え、
前記保持部は、前記引出部を前記本体部から引き出した状態で、その水平方向の両側の端部のうち、前記本体部側の端部を支点として回動して、前記端部とは反対側の端部側が前記引出部から離間することを特徴とする。
本発明のような方式のブッキー撮影台によれば、カセッテホルダの保持部は、引出部を本体部から引き出した状態で、少なくとも本体部側の端部を支点として回動して本体部側の端部とは反対側の端部が引出部から離間するため、FPDカセッテを持つ手がFPDカセッテと引出部との間に挟まれることはなく、引出部が邪魔にならない状態でFPDカセッテを保持部に装填することが可能となる。
そのため、FPDカセッテが、上記のように面積が広いが厚さが薄く、しかも比較的重量があるものであっても、装填の際に、FPDカセッテを最後まで確実に手で持って支持した状態で保持部に装填することが可能となるため、FPDカセッテが保持部から落下することを的確に防止することが可能となる。そして、FPDカセッテが床面等と衝突する等して破損したり故障したりすることを的確に防止することが可能となる。
以下、本発明に係るブッキー撮影台の実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の図示例のものに限定されるものではない。
図1(A)、(B)は、本実施形態に係るブッキー撮影台の外観図であり、(A)は外観斜視図、(B)は外観側面図である。本実施形態では、ブッキー撮影台1は、カセッテホルダ2と、カセッテホルダ2を上下方向に移動可能に支持する支柱3と、支柱3等を図示しない床面等に固定するための脚部4等を備えて構成されている。
なお、本実施形態では、ブッキー撮影台1が、図1(A)、(B)に示すように、カセッテホルダ2の手前側に被写体である患者等の図示しない被験者を起立させた状態で放射線画像撮影を行う、いわゆる立位撮影用のブッキー撮影台の場合について説明するが、例えば特許文献5に示されているように被験者を天板等の上に横臥させた状態で放射線画像撮影を行う、いわゆる臥位撮影用のブッキー撮影台の場合にも、本発明を適用することが可能である。
図1(A)、(B)や図2に示すように、カセッテホルダ2は、主に、本体部5と、引出部6と、保持部7とを備えて構成されている。なお、図2は、カセッテホルダ2の引出部6を本体部5から引き出した状態を表す図である。
カセッテホルダ2の本体部5は、側面部に開口51が設けられた筐体状に形成されており、筐体の上面部には、被験者の胸部レントゲン撮影等を行う際に被験者が顎を載せるための窪み52が設けられている。
カセッテホルダ2の引出部6は、略板状の背面板61を備えて形成されており、背面板61が、本体部5の開口51に挿入された状態で図示しないレールに沿って本体部5に対して水平方向に引き出したり押し込んだりすることができるようになっている。そして、引出部6を本体部5に押し込むことで、引出部6の背面板61が本体部5内に収納されるようになっている。
また、引出部6の背面板61の水平方向の一端側、すなわち引出部6が本体部5から引き出された状態における本体部5側とは反対側の端部側には、背面板61を本体部5に完全に押し込んだ状態で本体部5の開口51に嵌合して開口51を閉塞する蓋状部62が背面板61と一体的に形成されている。また、蓋状部62の外側には、放射線技師等が把持して引出部6を本体部5から引き出したり本体部5内に押したりするための取手63が設けられている。
また、引出部6の背面板61の手前側には、筐体に収納された可搬型の放射線画像撮影装置(以下、FPDカセッテという。)Fを保持することが可能な保持部7が配置されており、保持部7は、引出部6の移動にあわせて本体部5に対して水平方向にスライドするようになっている。すなわち、保持部7は、引出部6とともに、本体部5に対して水平方向に引き出されたり押し込まれたりするようになっている。
本実施形態では、カセッテホルダ2の保持部7は、図3に示すように、装填されたFPDカセッテF(図2参照)の下端部分を保持する下端保持部71と、装填されたFPDカセッテFの一端側、すなわちFPDカセッテFの側面側の両端部のうち保持部7が引出部6とともに本体部5から引き出された状態における本体部5側に位置する端部部分を保持する側端保持部72と、装填されたFPDカセッテFの背面を引出部6の背面板61側から支持する支持板73とを備えて構成されている。
なお、以下、保持部7における水平方向の両端のうち、仮に保持部7を引出部6とともに本体部5から引き出した場合にその状態における本体部5側の端部を、保持部7の本体部5側(各図中では保持部7の右側)の端部といい、その反対側の端部を、保持部7の取手側(各図中では保持部7の左側)の端部という。また、保持部7に装填されるFPDカセッテFの水平方向の各端部側についても同様に表記する。なお、取手側とは引出部6の取手63側を意味するものであり、保持部7に取手が設けられているわけではない。
本実施形態では、保持部7の支持板71は、その上端から取手側にかけての部分が切り欠かれて形成されている。このように形成されることが好ましいことについては後で説明する。
また、本実施形態では、図3に示すように、保持部7の下端保持部71と側端保持部72には、装填されたFPDカセッテFの下端部分や本体部5側の端部部分とそれぞれ嵌合する凹部71a、72aがそれぞれ設けられている。
そして、図2に示したように、FPDカセッテFを、その下端部分や本体部5側の端部部分がそれぞれ下端保持部71の凹部71aと側端保持部72の凹部72aに嵌合するように装填することで、保持部7によりFPDカセッテFが保持されるようになっている。
また、本実施形態では、図4の断面図に示すように、保持部7の下端保持部71の凹部71aと側端保持部72の凹部72aの各底部部分71b、72bには、それぞれ緩衝材74が設けられている。
各緩衝材74は、ゴムやスポンジ等の弾性体で形成されており、下端保持部71の凹部71aに設けられた緩衝材74では、その上側端面が、底部部分71bの上側端面より上方に突出するように設けられており、また、側端保持部72の凹部72aに設けられた緩衝材74では、その取手側端面が、底部部分72bの取手側端面より取手側(すなわち図中では左側)に突出するように設けられている。
そして、FPDカセッテFが保持部7に装填される際には、各緩衝材74が、装填されるFPDカセッテFの下端部分や端部部分にそれぞれ接触して、FPDカセッテFから保持部7に加わる圧力を吸収する。そして、各緩衝材74がFPDカセッテFからの圧力に応じて縮んでいき、FPDカセッテFの下端部分や端部部分を、保持部7の下端保持部71や側端保持部72の各底部部分71b、72bにそれぞれ緩やかに当接させる。
各緩衝材74は、このようにして、FPDカセッテFが保持部7に装填される際に、FPDカセッテFの下端部分や端部部分が、保持部7の下端保持部71や側端保持部72の各凹部71a、71bの各底部部分71b、72bにそれぞれ衝突することを防止するようになっている。
また、本実施形態では、保持部7の側端保持部72の底部部分72bには、後述するように引出部6の背面板61に設けられたコネクタ8との干渉を避けるための切り欠き部72cが設けられている。
図5(A)、(B)は、カセッテホルダ2の引出部6の背面板61に設けられたコネクタ8を表す正面図および側面図である。本実施形態では、コネクタ8は、基本的に、支持体8aから所定本数のピン8bが突出された構成とされており、各ピン8bの両側には、マグネット8cが上下方向に延在する状態でそれぞれ支持体8aに固定されている。
また、コネクタ8の各ピン8bは、先端部分がマグネット8cより外側にそれぞれ突出するように構成されているが、支持体8aに対して各ピン8bの軸方向に移動可能とされている。そして、図示を省略するが、各ピン8bは、支持体8aの内部でそれらの後端部分がバネ等の弾性体により突出方向(すなわち図5(A)では左向き、図5(B)では手前側)に付勢されている。
また、コネクタ8の支持体8aの各ピン8bが設けられた面の、各ピン8bの上下の位置には、後述するFPDカセッテFのコネクタ部分fcに設けられた孔fc3に挿入されることで、FPDカセッテFとコネクタ8との位置決め、すなわちそれらの上下方向や水平方向の相対的な位置関係を確定されるための位置決めピン8dがそれぞれ突設されている。
さらに、コネクタ8の支持体8aには、コネクタ8の各ピン8bをそれぞれ接続された図示しない各導線が内包されたケーブル9が接続されている。
一方、本実施形態では、FPDカセッテFの一端面には、図6に示すように、コネクタ部分fcが設けられている。そして、コネクタ部分fcには、コネクタ8の各ピン8bとそれぞれ接触する端面が平面状の各ピンfc1が並設されており、各ピンfc1の両側には、コネクタ8のマグネット8cが着磁可能な金属板fc2が設けられている。
また、FPDカセッテFのコネクタ部分fcの各ピンfc1の上下の位置には、上記のように、コネクタ8の各位置決めピン8dが挿入されることで、FPDカセッテFとコネクタ8との位置決めを行うための孔fc3がそれぞれ設けられている。本実施形態では、コネクタ8の各位置決めピン8dは、各孔fc3に挿入され易いように、角部がテーパ状に面取りされている。
そして、コネクタ8のマグネット8cがFPDカセッテFのコネクタ部分fcの金属板fc2と着磁する際に、各位置決めピン8dが各孔fc3に挿入されながらFPDカセッテFとコネクタ8との上下方向や水平方向の相対的な位置関係が確定されるとともに、FPDカセッテF側の端面が平面状の各ピンfc1にコネクタ8の各ピン8bの先端部分がそれぞれ当接した状態で、各ピンfc1により各ピン8bが押圧される。
そして、コネクタ8側の各ピン8bがFPDカセッテF側の各ピンfc1との接触を維持した状態でコネクタ8の支持体8a側に押し下げられて、コネクタ8のマグネット8cがFPDカセッテFの金属板fc2と着磁する。このようにして、FPDカセッテFとコネクタ8との位置決めがなされ、各ピンfc1と各ピン8bとが確実に電気的に接続された状態で、FPDカセッテFとコネクタ8とを接続することが可能となる。
なお、コネクタ8とFPDカセッテFのコネクタ部分fcとの各ピン8b、fc1同士が的確に電気的に接続されたか否かを、例えばコネクタ8側から電流を流して導通を確認する等して検出し、各ピン8b、fc1同士が接続されてコネクタ8とFPDカセッテFとが電気的に接続された場合に、放射線技師等のユーザに報知する報知手段をブッキー撮影台1に設けるように構成することも可能である。
この場合、報知手段として、例えばブッキー撮影台1のカセッテホルダ2や支柱3(図1(A)、(B)参照)等にLED等の発光装置を設けるように構成することが可能である。
また、コネクタ8とFPDカセッテFのコネクタ部分fcとの各ピン8b、fc1同士の接続が不完全な場合に、それを警告する警告手段を設けるように構成することも可能である。この場合、警告手段として、上記の報知手段とは異なる色の光を発光するLED等の発光装置を設けたり、音声で警告する発声装置を設ける等して構成することが可能である。
さらに、これらの報知や警告を、ブッキー撮影台1が設置された撮影室内に設けた発光装置や発声装置等で行うように構成してもよく、また、ブッキー撮影台1や放射線発生装置等をコントロールする図示しないコンソールの画面に表示したりコンソールから音声を発声させたりして行うように構成することも可能である。
コネクタ8は、図7(A)に示すように、引出部6の背面板61に、各ピン8bが引出部6の取手63方向を向くように取り付けられている。また、コネクタ8に接続されているケーブル9は、引出部6の背面板61に沿って(すなわち背面板61に接触または近接した位置で)巻回された状態で配置されており、図8に示すように、引出部6の背面板61と保持部7の支持板73との間隙に収まるように、背面板61に沿った状態に配置されている。
なお、図7(A)、(B)では保持部7等の図示が省略されており、図8は、引出部6の取手63側から見た図であるが、取手63や蓋状部62、本体部5等の図示、および後述するレール10やガイド11等の図示が省略されている。
本実施形態では、図7(A)に示すように、ケーブル9は、引出部6が本体部5に対して水平方向に引き出されてコネクタ8が引き出されると、コネクタ8の移動に追従してケーブル9の巻回の曲率半径が小さくなる。そして、図7(B)に示すように、ケーブル9は、引出部6が本体部5に対して水平方向に押し込まれてコネクタ8が本体部5内に押し込まれると、コネクタ8の移動に追従して巻回の曲率半径が大きくなるように構成されている。
このように、ケーブル9は、図8に示したように、引出部6の背面板61に沿って背面板61と保持部7の支持板73との間隙に収まった状態で、引出部6およびコネクタ8の水平方向の移動に追従してその巻回の曲率半径が拡大したり縮小したりするだけであるため、引出部6を本体部5から引き出したり押し込んだりする際に、ケーブル9が保持部7等の部材に絡みつく等の不都合が生じることを確実に防止することが可能となる。
また、引出部6の背面板61に沿ったケーブル9の巻回の拡大や縮小をより的確に行わせるようにするために、本実施形態では、図7(A)、(B)に示すように、引出部6の背面板61に、ケーブル9の巻回の中心部から背面板61に沿って放射状にレール10が設けられている。なお、本実施形態では、レール10は2本設けられているが、1本でもよく、或いはさらに多数のレール10を設けることも可能であり、レール10やガイド11は適宜設けられる。
また、上記のようにして設けられたレール10上を移動可能で、図示しないバネ等でケーブル9を巻回の中心部から外側に付勢するガイド11が設けられている。そして、ガイド11は、図7(A)に示すように、引出部6が本体部5に対して水平方向に引き出されてケーブル9の巻回の曲率半径が小さくなると、ケーブル9に押されて巻回の中心部方向に移動するが、図7(B)に示すように、引出部6が本体部5に対して水平方向に押し込まれると、ケーブル9を外側に付勢しながらレール10上を外側に移動して、ケーブル9の巻回の曲率半径を拡大させるようになっている。
なお、例えば、ガイド11のケーブル9との当接部分に凹部等を設け、ガイド11が移動してもケーブル9がその凹部等から逸脱しないように構成すれば、ケーブル9が引出部6の背面板61に沿って巻回された状態を的確に維持するようにすることが可能となる。
次に、本実施形態に係るブッキー撮影台1において、保持部7が引出部6に対して回動可能に構成されていること等について説明するとともに、本実施形態に係るブッキー撮影台1の作用について説明する。
本実施形態では、保持部7は、図9に示すように、引出部6を本体部5から引き出した状態で、保持部7の水平方向の両側の端部のうち本体部5側の端部を支点として回動可能とされており、本体部5側の端部とは反対側の端部側、すなわち保持部7の取手63(図示省略)側の端部が、引出部6の背面板61から離間することができるように構成されている。この回動動作は、例えば保持部7の本体部5側端部に蝶番構造を設けることにより実現することができるが、本実施形態に係る蝶番構造について後で説明する。
いま仮に、図10に示すように、下端保持部71*や側端保持部72*等が引出部6の背面板61に直接取り付けられ、或いは背面板61に一体的に形成されて保持部7*が設けられているような場合を想定する。
この場合、本実施形態の保持部7(図9等参照)においても同様であるが、下端保持部71*や側端保持部72*は、それらに装填されたFPDカセッテFが前後方向等にガタつかないように、その凹部(本実施形態の保持部7の場合の凹部71a、72a(図3参照)と同様の凹部)の幅がFPDカセッテFの厚みとほぼ同じになるように形成される。
そして、例えばFPDカセッテFの左端部や上端部或いは下端部を持って、このような凹部が狭い保持部7*にFPDカセッテFを装填すると、FPDカセッテFと引出部6の背面板61との間にFPDカセッテFを持つ手Hが挟まれるような状態になり、FPDカセッテFを保持部7に装填しづらい状態になる。
そして、FPDカセッテFを保持部7*にできる限り近づけても、最後にはFPDカセッテFから手Hを離さなければならず、FPDカセッテFを下端保持部71*にいわば投入するような状態になる。或いは、FPDカセッテFを引出部6の背面板61に押し付けるようにしながらFPDカセッテFの自重で下端保持部71*の上方から挿入するような状態にならざるを得ない。
そのため、重量があるFPDカセッテFを上記のように非常に不安定な状態で装填しなければならなくなるため、FPDカセッテFが下端保持部71*と衝突するように装填される状態になって下端保持部71*が損傷したり、FPDカセッテFが落下して床面等と衝突して破損したり故障したりすることが想定される。
それに対して、図9に示した本実施形態の場合のように、保持部7の取手側の端部が引出部6の背面板61から離間した状態になっていれば、上記と同様にFPDカセッテFを手Hで持った状態で保持部7に装填しても、引出部6の背面板61が邪魔にならず、FPDカセッテFを最後まで手Hで持った状態で保持部7に装填することが可能となる。
そのため、FPDカセッテFを下端保持部71に衝撃を加えない状態で穏やかに装填することが可能となり、下端保持部71が損傷されることを防止することが可能となる。また、装填の際にFPDカセッテFが落下して床面等と衝突して破損したり故障したりすることも的確に防止することが可能となる。
その際、保持部7の支持板73を、図9等に示したように、その上端から取手側にかけての部分が切り欠かれた状態に形成することで、FPDカセッテFを保持部7に装填する際に、手HがFPDカセッテFと保持部7の支持板73との間で挟まれずにFPDカセッテFを装填することが可能となる。
そのため、FPDカセッテFを最後まで手Hで持った状態で保持部7に装填することが可能となり、FPDカセッテFの保持部7への装填をより容易かつ的確に行うことが可能となり、好ましい。
なお、例えば、図11に示すように、保持部7の支持板73の取手側の端部部分と引出部6の背面板61との間にバネ等の弾性体12を設けておき、引出部6を本体部5に押し込む際には、弾性体12の弾発力に抗して保持部7を引出部6の背面板61側に押し、その状態で背面板61に設けられた係止部13を保持部7に係止して、保持部7の回動を抑制する。
そして、引出部6を本体部5から引き出してFPDカセッテFの装填や取り出しを行う場合には、係止部13による係止を解除して、弾性部13の弾発力により、上記のように保持部7を回動させて、保持部7の取手側の端部が引出部6の背面板61から離間した状態とするように構成することが可能である。
その際、例えば、引出部6を本体部5から所定量以上引き出した場合に、係止部13が自動的に外れて、保持部7が自動的に回動して上記の状態となるように構成することも可能である。また、引出部6の背面板61に対して保持部7が回動し過ぎると、保持部7やその他の部材が損傷する可能性があるため、保持部7が回動し過ぎないように、保持部7の回動を所定の角度範囲内に抑制するための構成を設けてもよい。
また、図9に示した本実施形態のように、保持部7が本体部5側の端部を支点として回動するように構成することは、保持部7からFPDカセッテFを取り外す際に容易に取り外すことが可能となるといった優れた効果も有している。
すなわち、前述したように、引出部6の背面板61に設けられたコネクタ8のマグネット8c(図5(A)、(B)、図6参照)がFPDカセッテFのコネクタ部分fcの金属板fc2に着磁することで、コネクタ8のコネクタ部分fcの各ピン8bとFPDカセッテFのコネクタ部分fcの各ピンfc1とが電気的に接続される。
FPDカセッテFを使用している最中にコネクタ8とFPDカセッテFのコネクタ部分fcとの接続が外れてしまうことを防止するために、通常、コネクタ8のマグネット8cは、比較的磁力が強いものが使用される。
そのため、コネクタ8とFPDカセッテFのコネクタ部分fcとが接続されている状態で、例えば図12(A)に示すように、引出部6の背面板61(図示省略)に固定されているコネクタ8に対してFPDカセッテFを図中の矢印方向に引き離そうとすると、相当に強い力が必要になり、容易に引き離すことができない。なお、図12(A)、(B)は、コネクタ8とFPDカセッテFとの接続部分を引出部6の背面板61側から見た図である。
それに対して、図9に示した本実施形態のように、保持部7が本体部5側の端部を支点として回動することができるように構成した場合、FPDカセッテFが装填された状態で保持部7を回動させると、図12(B)に示すように、FPDカセッテFが、図示を省略する引出部6の背面板61に固定されたコネクタ8の背面板61側から離れるようになる。
そのため、2本並設されたマグネット8c(図5(B)参照)が背面板61側から1本ずつFPDカセッテFから引き離されるようになるため、FPDカセッテFをコネクタ8から容易に引き離すことが可能となる。そのため、図9に示した本実施形態のように、保持部7が本体部5側の端部を支点として回動するように構成することで、コネクタ8のマグネット8cの磁力が強くても、FPDカセッテFを保持部7から容易に取り外すことが可能となる。
一方、図13に簡略化して示すように、保持部7にFPDカセッテFを装填する際に、保持部7の上下方向の両側の端部のうち、下側の端部が引出部6の背面板61から離間する距離L1が、上側の端部が引出部6の背面板61から離間する距離L2よりも大きくなるように回動するように構成することが好ましい。すなわち、保持部7の支持板73が、いわば斜め上側を向くように傾斜させることが好ましい。
このように構成すれば、保持部7に装填されたFPDカセッテFの重みが保持部7の支持板73にかかるようになる。すなわち、FPDカセッテFを保持部7に装填する際に、FPDカセッテFが保持部7の支持板73側に傾斜する状態になる。
そのため、FPDカセッテFを保持部7に装填する際に、FPDカセッテFが保持部7の手前側、すなわち保持部7の支持板73とは反対側(図13では保持部7の右側)に転倒して落下することを的確に防止することが可能となる。
本実施形態では、上記のような保持部7の本体部5側端部を支点とした回動動作(図9等参照)と、保持部7の支持板73の傾斜動作(図13参照)とを同時に実現するために、保持部7を引出部6の背面板61に回動可能に取り付ける蝶番構造として、図14や図15に示すような構造が採用されている。
なお、図14は、図11に示したように保持部7が係止部13で係止されて引出部6の背面板61に位置固定された状態を表す斜視図であり、図15は、この状態を引出部6の取手63側から見た側面図である。図14や図15では係止部13やコネクタ8等の図示が省略されている。
本実施形態の蝶番構造では、保持部7が、本体部5側の端部の上端の位置では、支持板73より引出部6の背面板61に近い位置を支点Aとし、本体部5側の端部の下端の位置では、引出部6の背面板61から支持板73より遠い位置を支点Bとして回動するように構成されている。
すなわち、本実施形態の蝶番構造は、引出部6の背面板61に対する保持部7の回動軸(図15中の1点鎖線参照)が、上側では背面板61に近く、下側に向かうに従って背面板61から離れるように、傾斜するように構成されている。
そして、このような回動軸周りに保持部7を回動させることで、保持部7を、本体部5側端部を支点として回動させつつ(図9等参照)、しかも、保持部7の支持板73を傾斜(図13参照)させることが可能となる。そして、例えば、保持部7を本体部5側端部を支点として10°程度回動させた状態で、支持板73が2〜3°程度傾斜した状態になるように、回動軸の傾き具合すなわち支点A、Bの位置関係が設定される。
このように構成した場合、上記のように、保持部7を回動させると、保持部7の取手側の端部が引出部6の背面板61から離間してFPDカセッテFを装填し易くなったり、支持板73が傾斜して装填されたFPDカセッテFの重みが支持板73にかかる状態になり、FPDカセッテFが転倒したり落下したりすることを防止することが可能となる。
また、保持部7を回動させた状態では、図16に示すように、保持部7の下端側よりも上端側が本体部5側に近くなる。すなわち、いわば保持部7全体が本体部5側に傾斜するようになる。なお、図16では、この傾斜が強調して表現されている。
保持部7がこのように傾斜すると、保持部7に装填されたFPDカセッテFの重みが、下端保持部71だけでなく、側端保持部72にもかかるようになる。
そのため、FPDカセッテFを保持部7に装填する際に、FPDカセッテFが保持部7の取手側(図16では保持部7の左側)に転倒して落下することを的確に防止することが可能となるとともに、FPDカセッテFの上端部分を保持する上端保持部を保持部7に設けなくても、FPDカセッテFを十分安定に保持することが可能となる。
なお、保持部7の回動角(すなわち引出部6の背面板61との角度)が小さい場合であっても、放射線技師等の操作者がFPDカセッテFの上側を掴んだまま保持部7への装填動作を行うことができるように、引出部6の背面板61の一部に切り欠きを設けるように構成することも可能である。
以上のように、本実施形態に係るブッキー撮影台1によれば、カセッテホルダ2の保持部7は、引出部6を本体部5から引き出した状態で、少なくとも本体部5側の端部を支点として回動して取手側の端部が引出部6の背面板61から離間する。そのため、FPDカセッテ(放射線画像撮影装置)Fを持つ手HがFPDカセッテFと引出部6の背面板61との間に挟まれることはなく、引出部6の背面板61が邪魔にならない状態でFPDカセッテFを保持部7に装填することが可能となる。
そのため、FPDカセッテFが、上記のように面積が広いが厚さが薄く、しかも比較的重量があるものであっても、装填の際に、FPDカセッテFを最後まで確実に手Hで持って支持した状態で保持部7に装填することが可能となるため、FPDカセッテFが保持部7から落下することを的確に防止することが可能となる。そして、FPDカセッテFが床面等と衝突する等して破損したり故障したりすることを的確に防止することが可能となる。
なお、本発明の効果がより的確に発揮されるように保持部7の形状等を改良する等の変更は、適宜行われる。
また、上記の実施形態では、FPDカセッテFが、CRカセッテ用のブッキー撮影台に装填できるように、CRカセッテが準拠する従来のスクリーンフィルム用のカセッテにおけるJIS規格サイズに準拠した寸法で形成されていることを前提に説明したが、上記のようなJIS規格サイズに準拠しないFPDカセッテFを装填して用いるブッキー撮影台に対しても、本発明を適用することができることは言うまでもない。
1 ブッキー撮影台
2 カセッテホルダ
5 本体部
6 引出部
7 保持部
8 コネクタ
9 ケーブル
10 レール
11 ガイド
61 背面板
71 下端保持部
71a、72a 凹部
71b、72b 底部部分
72 側端保持部
73 支持板
74 緩衝材
A、B 支点
F FPDカセッテ(可搬型の放射線画像撮影装置)
fc コネクタ部分
L1 距離(保持部の下側の端部が引出部から離間する距離)
L2 距離(保持部の上側の端部が引出部から離間する距離)
2 カセッテホルダ
5 本体部
6 引出部
7 保持部
8 コネクタ
9 ケーブル
10 レール
11 ガイド
61 背面板
71 下端保持部
71a、72a 凹部
71b、72b 底部部分
72 側端保持部
73 支持板
74 緩衝材
A、B 支点
F FPDカセッテ(可搬型の放射線画像撮影装置)
fc コネクタ部分
L1 距離(保持部の下側の端部が引出部から離間する距離)
L2 距離(保持部の上側の端部が引出部から離間する距離)
Claims (10)
- 筐体に収納された可搬型の放射線画像撮影装置を装填可能なカセッテホルダを備えるブッキー撮影台であって、
前記カセッテホルダは、
装填された前記放射線画像撮影装置を収納する本体部と、
前記本体部に対して水平方向に引き出しおよび押し込み可能な引出部と、
前記引出部の移動にあわせて前記本体部に対して水平方向にスライドするとともに、前記放射線画像撮影装置を保持可能な保持部と、
を備え、
前記保持部は、前記引出部を前記本体部から引き出した状態で、その水平方向の両側の端部のうち、前記本体部側の端部を支点として回動して、前記端部とは反対側の端部側が前記引出部から離間することを特徴とするブッキー撮影台。 - 前記保持部は、前記本体部側の端部とは反対側の端部側が前記引出部から離間するとともに、その上下方向の両側の端部のうち、下側の端部が前記引出部から離間する距離が、上側の端部が前記引出部から離間する距離よりも大きくなるように回動することを特徴とする請求項1に記載のブッキー撮影台。
- 前記保持部は、
装填された前記放射線画像撮影装置の下端部分を保持する下端保持部と、
装填された前記放射線画像撮影装置の側面側の両端部のうち、前記放射線画像撮影装置が装填された前記保持部が前記引出部とともに前記本体部から引き出された状態においては前記本体部側に位置する側の端部部分を保持する側端保持部と、
前記放射線画像撮影装置の背面を前記引出部側から支持する支持板と、
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブッキー撮影台。 - 前記保持部は、その前記本体部側の端部の上端の位置では、前記支持板より前記引出部に近い位置を支点とし、その前記本体部側の端部の下端の位置では、前記引出部から前記支持板より遠い位置を支点とする蝶番構造を介して、前記引出部に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のブッキー撮影台。
- 前記下端保持部および前記側端保持部は、装填された前記放射線画像撮影装置の前記下端部分および前記端部部分がそれぞれ嵌合する凹部がそれぞれ設けられており、前記各凹部の各底部部分には、前記放射線画像撮影装置が装填される際に、前記放射線画像撮影装置の前記下端部分および前記端部部分から前記各凹部の各底部部分にそれぞれ加わる圧力を吸収する緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のブッキー撮影台。
- 前記保持部の前記支持板は、その上端から、前記保持部が前記引出部とともに前記本体部から引き出された状態において前記本体部側とは反対側に位置する側の端部にかけての部分が切り欠かれていることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のブッキー撮影台。
- 前記引出部は、前記保持部の前記支持板の背面側に背面板を備え、
前記引出部の前記背面板には、前記保持部に装填された前記放射線画像撮影装置のコネクタ部分と接続するコネクタが設けられており、
前記コネクタに接続されているケーブルが、前記引出部の前記背面板と前記保持部の支持板との間隙で、前記背面板に沿って巻回された状態で配置されており、
前記ケーブルは、前記引出部が前記本体部に対して水平方向に引き出されて前記コネクタが引き出されると、前記コネクタの移動に追従して前記巻回の曲率半径が小さくなり、前記引出部が前記本体部に対して水平方向に押し込まれて前記コネクタが押し込まれると、前記コネクタの移動に追従して前記巻回の曲率半径が大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のブッキー撮影台。 - 前記引出部の前記背面板には、前記ケーブルの前記巻回の中心部から前記背面板に沿って放射状に設けられた単数または複数のレール上を移動可能で、前記ケーブルの巻回の中心部から外側方向に付勢されたガイドが設けられており、
前記ガイドは、前記引出部が前記本体部に対して水平方向に引き出されて前記ケーブルの前記巻回の曲率半径が小さくなると、前記ケーブルにより前記巻回の中心部方向に押されて移動し、前記引出部が前記本体部に対して水平方向に押し込まれると、前記ケーブルを外側に付勢しながら前記レール上を外側に移動して前記ケーブルの前記巻回の曲率半径を拡大させることを特徴とする請求項7に記載のブッキー撮影台。 - 前記コネクタと前記放射線画像撮影装置のコネクタ部分とが電気的に接続されたことを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のブッキー撮影台。
- 前記コネクタと前記放射線画像撮影装置のコネクタ部分との電気的な接続が不完全であることを警告する警告手段を備えることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか一項に記載のブッキー撮影台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010139395A JP2012000330A (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | ブッキー撮影台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010139395A JP2012000330A (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | ブッキー撮影台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012000330A true JP2012000330A (ja) | 2012-01-05 |
Family
ID=45533008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010139395A Pending JP2012000330A (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | ブッキー撮影台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012000330A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014171521A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Canon Inc | 放射線撮影システム、放射線撮影装置、及び装置 |
JP2017060632A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | コニカミノルタ株式会社 | 撮影台 |
RU210489U1 (ru) * | 2021-12-25 | 2022-04-18 | Общество с ограниченной ответственностью "М.С. КОРП" | Плоскопанельный детектор рентгеновского излучения |
-
2010
- 2010-06-18 JP JP2010139395A patent/JP2012000330A/ja active Pending
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