JP2011527596A - 連結装置及びインプラントシステムにおいて連結するための方法 - Google Patents
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Abstract
対応する連結部分と連結するための、インプラントシステムのための連結装置であって、連結装置には、中心軸に関して延在している少なくとも1つの壁部が設けられ、前記少なくとも1つの壁部の少なくとも一部は、前記対応する連結部分の少なくとも1つの対応する壁部に動作可能に当接し、それによって、前記連結装置と前記連結部分とが互いに対して所定の位置に動作可能に保たれ、前記少なくとも1つの壁部の第1の部分は、前記中心軸に対して略平行に延在し、又は前記中心軸に対する比較的小さな第1の角度で延在し、前記少なくとも1つの壁部の第2の傾斜された部分が前記中心軸に対して比較的大きくテーパーされ、又は前記第1の角度より大きい前記中心軸に対する第2の角度で延在し、それによって、前記連結装置を前記連結部分と連結すると、相対的なオープンスペースが、前記第2の傾斜された部分と前記対応する連結部分との間に設けられる。
Description
本願発明は、対応する連結部分と連結するための、インプラントシステムのための連結装置であって、連結装置には、中心軸に関して延在している少なくとも1つの壁部が設けられ、前記少なくとも1つの壁部の少なくとも1部は、前記対応する連結部分の少なくとも1つの対応する壁部に動作可能に当接し、それによって、前記連結装置と前記対応する連結部分とは、互いに対して相対的な位置に動作可能に保たれる、連結装置に関する。
本願発明はさらに、連結装置を連結するための方法に関する。
アバットメント(abutment)などの第二の部分をインプラントと連結することは、周知である。アバットメントは次いで、例えば義歯の支持部として役立つのに対して、インプラントは、患者の顎内に固定される、特にネジで留めされる必要がある。アバットメントには、例えば、八角形の突出部が設けられ、該八角形の突出部は、インプラントの八角形の穴内にスライドされることができ、アバットメントの外側表面は、インプラントの内側表面に近接して当接する。連結されると、アバットメントとインプラントとの間の相互の回転は、それらの表面が互いに当接する点において妨げられるであろう。その結果、インプラントに対するアバットメントの方向付け又は位置決めは、アバットメントの方向付けによって決定される。他の適切なインプラントシステムには、例えば、対応する穴とともに、三角形の突出部、四角形の突出部、又は六角形の突出部が設けられる。多く場合、複数のインプラントは、ブリッジを介して相互接続される複数のアバットメントの当接構造で、又はインプラントと同時に連結されミルバー(milled bar)、クラウン(crown)、インプリント(imprint)などの異なる構造で、顎に固定される。
原理上、インプラント及びアバットメントを連結すると、アバットメントの外側表面は、インプラントの内側表面に対して平行に延在する必要がある。その結果、アバットメントは、多くの場合インプラントの長手方向軸又は中心軸に対して略平行にインプラント内でスライドさせる。ブリッジを介して相互連結された複数のアバットメントを有する当接構造又は異なる構造が複数のインプラントと連結させるために必要とされる場合に、複数のインプラントが互いに対して平行に延在することは重要であり、それによって、同様に互いに平行に延在し、異なる相互連結されたアバットメントは、異なるインプラント内で同時にスライドさせることができ、再びそれらから取り除かれることができる。しかしながら、平行な位置においてインプラントを得ることは難しく、それ故に、平行な位置においてインプラントを得ることは常に実現可能ではない。そのような場合において、時々多角形が設けられていないアバットメントが使用され、それによって、アバットメントの装着の方向付け及び/又は方向は調節されることができる。しかしながら、その結果、システムの安定性、すなわち個別の方向付け及び回転の適正な防止は、多くの場合失われる。さらに、当接構造を有するインプラントのアセンブリはその結果、多くの場合堅くなくなる。
それ故に、既存の連結システム、特に既存のインプラントシステムに対して代替的なものを提供することは、本願発明の目的である。
この目的及び/又は他の目的は、請求項1による連結装置で達成されることができる。
この目的及び/又は他の目的はまた、請求項14による方法で達成されることができる。
本願発明のさらなる効果及び手段は、以下の説明から得られ、以下の説明において、それらの発明は、添付された図面を参照して複数の例示的な実施形態においてより詳細に記載されるであろう。
この説明において、同一の部品又は対応する部品は、同一の参照符号又は対応する参照符号によって示される。図面において、実施形態は、ほんの一例として示される。そこで使用された構成要素は、ほんの一例として言及され、任意の方法で限定されるように解釈されるべきではない。他の部品はまた、本願発明の範囲内で使用されることができる。
図1及び図2は、アバットメント1を示し、該アバットメント1には、八角形の連結装置2が設けられる。アバットメント1の中心を通じて、且つ連結装置2を通じて、第1の中心軸Mは、アバットメント1の長手方向において延在する。連結装置2には、第1の中心軸Mに関して延在している8つの隣接している外側連結表面3A及び3Bが設けられる。外側連結表面3A及び3Bは、連結装置を連結部分5Bと連結するために使用される突出部の一部である。外側連結表面3A及び3Bの周囲に延伸される(drawn)ことができる外周4は、上記の第1の中心軸Mに対して垂直な平面において延在することができ、八角形を形成する。そのようなアバットメント1は、例えば、その技術分野において八角形型アバットメント1と称される。
第1の表面3Aは、第1の中心軸Mに対して略平行に延在する、又は第1の中心軸Mに対して少なくとも比較的小さな第1の角度αで延在するので、第1の表面3Aは、アバットメント1の連結方向Kにおいていくらかテーパーされる。第1の角度αは、例えば、約0°と約15°との間であり、好ましくは0°と5°との間である。示された例において、第1の角度αは、約3.25°である。示された実施形態において、第1の表面3A、すなわち連結装置2の外側連結表面3A及び3Bの半分は、第1の中心軸Mに対して略平行に延在し、又は第1の中心軸Mに対して第1の角度αで延在する。示されるように、第1の表面3Aは、当接した状態で互いに隣接しており、表面境界域7Aによって接続される。
第1の表面3Aの反対側には、一連の隣接している傾斜された表面3Bが延在する。それらの傾斜された表面3Bは、第1の中心軸Mに対して特有の第2の角度βで延在し、該第2の角度βは、上記の第1の表面3Aの比較的小さな第1の角度αよりも大きい。例えば、傾斜された表面3Bの第2の角度βは、約5°と約75°との間であり、特に約10°と約40°との間であり、例えば約25°であり、それによって、第2の表面3Bは、アバットメント1の連結方向Kにおいて比較的大きくテーパーされる。例えば、第2の角度βは、第1の角度αより少なくとも5°大きく、特に少なくとも10°大きく、より具体的には少なくとも20°大きいので、第1の角度αは、0°であり、例えば0°と30°との間であり、好ましくは0°と15°との間である。示された実施形態は、外側連結表面3A及び3Bの合計数の半分である4つの傾斜された表面3Bを備えるので、好ましくは、傾斜された表面3Bはクリアされ、それによって約25°の第2の角度βを形成する。
図3には、インプラントシステムが示され、図3において、連結装置2は、この例においてインプラント5の一部である連結部分5B、より具体的には遠位のインプラント5である連結部分5Bと連結するために配置され、それによってアセンブリ13を形成する。図3において、2つのアバットメント1、1Aが示され、該2つのアバットメント1、1Aは、連結方向Kにおいて2つの対応するインプラント5、5Aと連結される。アバットメント1、1Aは次いで、剛接続(rigid connection)によって、特にブリッジ8によって、相互接続される。剛接続はまた、異なる構造によって、例えば(図5に見られるように)ミルバー(milled bar)、クラウン(crown)、又はインプリント(imprint)によって、形成されることができる。
第2の中心軸M’は、特にインプラント5の長手方向において、インプラント5の連結部分5Bの中心を通じて延在する。連結された状態(図4)において、インプラント5の第2の中心軸M’は、好ましくは、アバットメント1の第1の中心軸Mと少なくとも部分的に略一直線になる、又は第1の中心軸Mと略一直線になる。連結部分5Bには、内側連結表面6を有する穴が設けられ、第2の中心軸M’に対して略平行に延在する、又は第2の中心軸M’に対して比較的小さな角度で延在する。この比較的小さな角度は、例えば、上記の第1の角度αに略等しくてもよく、及び/又は特定の許容範囲の角度であってもよい。内側連結表面6の外周は好ましくは、略等しい寸法の側面を有する八角形であり、該外周は、第2の中心軸M’に対して垂直な平面において延在する。連結状態において、内側連結表面6の少なくとも一部は、アバットメント1の少なくとも外側の第1の表面3Aに当接する。対応する連結部分1、5の連結表面3A及び3Bの寸法及び角度は、特に、第1の中心軸M及び/又は第2の中心軸M’に関するアバットメント1の回転を妨げるために配置される。さらに、それによって、アバットメント1の方向付けは、インプラント5及び5Bの位置付けによって予め決定されることができる。
アバットメント1には、例えばネジ又は同様のものなどの固定手段を、それを通じて供給するための穴9が設けられることができる。例えば、インプラント5にはまた、例えばこの固定手段のための穴が設けられる。そのような固定手段とともに、アバットメント1は、インプラント5に連結されることができる。図4に見られることができるように、例えば固定手段を押し出すことによって、又は固定手段を締め付けることによって、アバットメント1の外部支持表面11は、インプラント5に対して押圧され、特にインプラント5の内側受容カラー10に対して押圧され、それによって、回転に対する、インプラント5からのアバットメント1の取り外しはまた、妨げられることができる。
一の実施形態において、インプラント5の内側受容カラー10は、アバットメント1の円錐状の外側支持表面11と同様に、連結方向Kにおいていくらかテーパーされる。それらの両方は、対応して斜めに延在すると同時に、内側受容カラー10は、アバットメント1の外側支持表面11に対して当接し、且つ少なくとも連結状態において、アバットメント1の外側支持表面11に対して略等しい角度で延在する。その結果として、連結装置2は、比較的容易にインプラント5内に供給されることができる。
連結状態において、アバットメント1の傾斜された表面3Bは、第1の中心軸Mに対して第2の角度βで延在する。第1の中心軸Mに対する傾斜された表面Bの第2の角度βは、好ましくは、第2の中心軸M’を有するインプラント5の対応する内側表面6の角度よりも大きく、それによって、連結状態において、空間12は、傾斜された表面3Bとインプラント5の対応する表面6との間に明らかに残されることができる。インプラント5の内側表面6の角度は、例えば約0°であり、又は第1の表面3Aの上述した第1の角度αに略等しく、それによって、内側表面6及び外側の第1の表面3Aは、連結状態において、互いに当接する。
傾斜された斜面3Bの利点は、連結装置2が連結方向Kにおいてインプラント5内に配置される一方、連結方向Kが(図4に見られるように)第1の中央軸M又は第2の中央軸M’に対して平行である必要がないことである。連結装置2はまた、連結方向Kと反対方向であり、且つ連結方向Kに対して平行であり、第1の中心軸M又は第2の中心軸M’の一方に対して平行ではない開放方向K’において、インプラント5から取り外されることができる。連結装置2は、傾斜された表面3Bによって、空間12が明確に残されており、且つ次いで、インプラント5の内側受容カラー10との衝突が起こる必要がないので、インプラント5の第2の中心軸M’に対していくらか傾斜している方向Kにおいて配置され、且つ/又は取り除かれることができる。追加の利点は、剛接続で連結された2つの連結装置2を配置すると、連結装置2が対応するインプラント5、5A内に同時に配置させることができ、且つ/又はインプラント5、5Aから同時に取り外されることができる一方、図3及び図4から明らかであるように、インプラント5、5A、及び少なくとも連結部分5Bが互いに対して平行に延在することを必要としないことである。このため、本願発明によるインプラントシステムとの作業は、従来のインプラントシステムより少ない正確さを必要とする。例えば、2つのインプラント5,5A、それらの少なくとも中心軸M’は、互いに対して少なくとも10°の角度である、具体的には40°の角度である、より具体的には少なくとも70°の角度であってもよい一方、2つの連結装置2は、回転を防止するようにインプラント5、5Aの連結部分5Bにおいて配置されることができ、インプラント5、5Aの方向付けの影響を逆に及ぼさずに、それらから開放させることができる。最大角度γは、本質的に、傾斜された表面3Bの第2の角度βに関連している。連結装置2には約25°の第2の角度βで傾斜された表面3Bが設けられている場合に、例えば、インプラント5とアバットメント1との間の空隙は、例えば0°と5°との間の小さな第1の角度α及び例えば約50°と約60°との間である最大角度γに応じて、約25°又は約30°から及び/又は約25°又は約30°まで達成されることができる。2つのアセンブリ13とともに、インプラント5、5Aは、例えば、約60°までの互いに対する角度γとされてもよい。
インプラント5、5Aの平行ではない位置とともに、傾斜された表面3Bの方向付けは、適切な方法で選択されることができる。図4の例に見られることができるように、インプラント5、5Aは、内部方向に傾く一方、傾斜された表面3Bは、外部方向に向けられる。インプラント5、5Aの上部がより外部方向に傾けられる場合に、その結果、傾斜された表面は、例えば、より内部方向に向けられるであろう。
インプラントシステムにおいて、使用は、多くの場合インプリント技術によって製造され、インプリント物質14によって、(図5に見られるように)口内の状況(mouth situation)のコピーは得られることができる。インプリント状況において、例えば2つ又は複数のインプラント5、5Aは、顎に配置され、その後、アバットメント1、1Aの連結装置2は、それぞれインプラント5、5Aの連結部分5Bと連結される。この後、インプリント物質14は、アバットメント1、1Aに亘って配置され、それによって、インプリントは、インプリント物質14においてアバットメント1、1Aから形成される。アバットメント1、1Aは、次いでインプリント物質14によって相互接続される。特定の角度γで傾斜された表面3Bとともに、連結方向Kと反対方向であり、且つ連結方向Kに対して平行である開放方向K’において、インプラント5、5Aからインプリント物質14とともにアバットメント1、1Aを取り出すことは可能である一方、インプリント物質14は、変形しない、又は変形することが難しい。インプリント物質14は、例えば、プラスチックとされることができる。従来のインプリント技術では、インプラント5、5Aは、正確なインプリントを得ることを可能にするように平行になる必要がある。
連結装置2及び八角形の外周4を有する対応する連結部分5と同一の原理によれば、連結装置2はまた、例えば、三角形、四角形、六角形、又は多角形、すなわち多角形で配置されることができると同時に、例えば、表面の半分は傾斜され、それによって空隙12を形成する。好ましくは、連結装置2には、連結部分5Bから明白である一部の連結部分5Bを当接する一部が設けられ、それによって、第2の中心軸M’に対する特定の角度でのアバットメント1の開放は、空隙12を通じて達成されることができる一方、同様に、回転方向において妨げられた位置付けは、連結装置2の当接部分及び連結部分5Bを通じて達成されることができる。これはまた、例えば、多角形と異なる設計で達成されることができる。例えば、連結装置2の外周及び/又は連結部分5Bは、クローバー形状とされてもよく、少なくとも部分的に丸みを帯びた壁部を有してもよい。また、これとともに、回転の防止は達成されることができ、同様に、インプラント5の第2の中心軸M’に対する角度又は少なくとも連結部分5Bに対する所定の角度でのアバットメント1の開放は、達成されることができる。
代替的な実施形態において、連結装置2及び/又は対応する連結部分5Bには、内側周面及び外側周面において、それぞれ、例えば周囲に連続的な壁部が設けられ、その一部は、好ましくはその半分は、傾斜される。例えば、壁部3Cは円筒であり、その一部3Dは傾斜される(図6A及び図6Bに見られる)。対応する連結部分5Bには、例えば、対応する略円筒の壁部が設けられることができる。当然ながら、連結部分5B及び連結装置2の内側壁部及び外側壁部はそれぞれ、中心軸Mに対する小さな角度αを有することができ、それによって、壁部3Cは、略円錐形状とされてもよい。この実施形態では、例えば、連結された状態で、その中心軸Mに関してアバットメント1をさらに回転することは、可能とされてもよい。第2の代替的な実施形態は、例えば、図7A及び図7Bに示されるように、連結装置2には外周に連続的な壁部3Eが設けられる一方、連結装置2の外周が、例えば丸みを帯びた角7Bを有する矩形形状を有するものである。対応する連結部分5Bの内壁部には、対応する内周が設けられる。連結装置2には、傾斜された表面3Fが設けられる。好ましくは、壁部3Eの約半分は傾斜される。この実施形態において、連結状態において、その中心軸Mに関するアバットメント1の回転は妨げられる。
アバットメント1の代わりに、他の装置にはまた、連結部分5Bと連結するための連結装置2が設けられることができる。インプラント5に固定される必要がある任意の装置は、本質的に本願発明による連結装置2を備えていることができる。インプラントに追加して、同様に、介在部材には、例えば連結装置2とインプラント5との間で連結するための連結部分5Bが設けられることができる。
上記の説明は、連結部分5Bの内側表面6と連結するための外側表面3A、3Bを有する連結装置2に関連する。異なる実施形態において、連結装置2には、例えば内側表面が設けられる一方、連結部分には、対応する外側表面が設けられることができる。
本願発明はまた、別個の部品のキット、例えば、連結装置2及び/又は連結部分5B及び/又は連結部分5Bと連結装置2を連結するための固定手段、及び/又は2つの連結装置2、2Aを接続するための剛接続、及び/又はその部品が例えばインプラントシステムの一部とされることができるインプリント装置、を備えることができる。そのようなキットとともに、例えば、アセンブリ13は、得られることができる。
記載された変形実施形態及び多くの類似の変形実施形態、並びにそれらの組み合わせは、特許請求の範囲に記載された発明の枠組み内に含まれるように理解される。当然ながら、異なる実施形態の異なる態様及び/又はそれらの組み合わせは、組み合わせることができ、本願発明の枠組み内で交換されることができる。よって、本願発明は、上述された実施形態のみに限定されるべきではない。
1、1A アバットメント
2 連結装置
3A 外側連結表面、第1の表面
3B 外側連結表面、傾斜された表面
4 外周
5、5A インプラント
5B 連結装置
6 内側連結表面
7A 表面境界域
8 ブリッジ
9 穴
10 内側受容カラー
11 外側支持表面
12 空間、空隙
13 アセンブリ
M 第1の中心軸
M’ 第2の中心軸
K 連結方向
α 第1の角度
β 第2の角度
γ 最大角度
2 連結装置
3A 外側連結表面、第1の表面
3B 外側連結表面、傾斜された表面
4 外周
5、5A インプラント
5B 連結装置
6 内側連結表面
7A 表面境界域
8 ブリッジ
9 穴
10 内側受容カラー
11 外側支持表面
12 空間、空隙
13 アセンブリ
M 第1の中心軸
M’ 第2の中心軸
K 連結方向
α 第1の角度
β 第2の角度
γ 最大角度
Claims (18)
- 対応する連結部分と連結するための、インプラントシステムのための連結装置であって、
前記連結装置には、中心軸に関して延在している少なくとも1つの壁部が設けられ、
前記少なくとも1つの壁部の少なくとも1部は、前記対応する連結部分の少なくとも1つの対応する壁部に動作可能に当接し、それによって、前記連結装置及び前記連結部分が互いに対して所定の位置に動作可能に保たれる、連結装置において、
前記少なくとも1つの壁部の第1の部分は、前記中心軸に対して略平行に延在し、又は前記中心軸に対する比較的小さな第1の角度で延在し、
前記少なくとも1つの壁部の第2の傾斜された部分は、前記中心軸に対して比較的大きくテーパーされ、又は前記第1の角度より大きい前記中心軸に対する第2の角度で延在し、それによって、前記連結装置を前記連結部分と連結すると、相対的なオープンスペースが、前記第2の傾斜された部分と前記対応する連結部分との間に設けられることを特徴とする連結装置。 - 前記連結装置の前記少なくとも1つの壁部は、中心軸に関して延在している隣接している表面を備え、前記隣接している表面の外周は、多角形を形成し、前記外周は、前記中心軸に対して垂直な平面において延在し、前記隣接している表面の少なくとも1部は、前記対応する連結部分の対応する表面に動作可能に当接し、それによって、前記連結装置を前記連結部分と連結すると、前記中心軸に関する相互回転は妨げられ、
第1の表面は、前記中心軸に対して少なくとも部分的に略平行に延在し、又は前記中心軸に対する少なくとも比較的小さな第1の角度で延在し、
第2の傾斜された表面は、前記中心軸に対して比較的大きくテーパーされ、又は前記第1の角度より大きい前記中心軸に対する少なくとも第2の角度で延在し、それによって、前記連結装置を前記連結部分と連結すると、相対的なオープンスペースが、前記第2の傾斜された表面と前記対応する連結部分との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の連結装置。 - 前記第2の角度は、約5°と約70°との間であり、特に前記第1の角度より約10°大きい角度と前記第1の角度より約40°大きい角度との間のであることを特徴とする請求項1又は2に記載の連結装置。
- 前記第1の角度は、約15°より小さい又は約15°に等しい、好ましくは約5°より小さい、又は約5°に等しいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の連結装置。
- 少なくとも3つの表面、好ましくは4つの表面が設けられ、それによって前記外周は、少なくとも三角形、好ましくは少なくとも四角形を形成することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の連結装置。
- 前記連結装置の前記少なくとも1つの壁部の約半分は、前記第2の傾斜された部分を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の連結装置。
- 前記連結装置の前記少なくとも1つの壁部の約半分は、前記第1の部分を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の連結装置。
- 前記連結装置は、アバットメントの一部であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の連結装置。
- 前記連結装置の前記少なくとも1つの壁部は、少なくとも1つの外壁部を形成し、前記連結部分の少なくとも1つの対応する内壁部を少なくとも部分的に動作可能に当接することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の連結装置。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の連結装置及び前記連結部分が設けられたインプラントシステム。
- 前記連結部分は、前記連結装置の少なくとも1つの外壁部に動作可能に当接する少なくとも1つの内壁部を有することを特徴にする請求項10に記載のインプラントシステム。
- 前記連結部分は、インプラントであることを特徴とする請求項10又は11に記載のインプラントシステム。
- 少なくとも2つのアセンブリを備え、
前記連結装置及び前記連結部分は、各アセンブリと連結され、
前記連結装置の少なくとも1つの壁部は、前記連結部分の少なくとも1つの壁部の一部に当接し、それによって、前記連結装置及び前記連結部分は、互いに対して所定の位置を取り、
第1のアセンブリの連結装置が第2のアセンブリの連結装置に対して所定の角度であることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載のインプラントシステム。 - インプラントシステムにおいて連結部分と連結装置を連結するための方法であって、
前記連結装置及び前記連結部分には、少なくとも1つの対応し、且つ部分的に動作可能に当接する壁部がそれぞれ設けられ、
前記連結装置の前記少なくとも1つの壁部の一部は、前記連結部分の少なくとも1つの対応する壁部に対して傾斜され、
前記連結装置及び前記連結部分は、互いに部分的に装着可能にスライドさせることを特徴とする方法。 - 前記連結装置の前記少なくとも1つの壁部の外周及び前記連結部分は、互いに対する前記連結装置及び前記連結部分の相互回転が妨げられるように、それぞれ配置されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 互いへの前記スライド後に、オープンスペースが前記連結装置の傾斜された部分と前記連結部分の対応する壁部との間に維持されることを特徴とする請求項14又は15に記載の方法。
- 2つの相互接続された連結装置は、2つの対応する連結部分とそれぞれ連結される一方、前記2つの接続された連結装置の間の距離は、略等しく維持され、
連結後、前記連結装置は、互いに対して所定の角度であり、特に10°以上の角度であり、より具体的には20°以上の角度であることを特徴とする請求項14〜16のいずれか一項に記載の方法。 - 2つの連結された連結装置は、互い対して所定の角度であり、特に10°以上の角度であり、より具体的には、20°以上の角度であり、
2つの連結された連結装置は、相互連結され、
前記連結装置は、前記対応する連結部分からそれぞれスライドされ、
前記連結装置の間の距離は、略等しく維持され、
前記連結部分の配置及び方向付けは略等しく維持されることを特徴とする請求項14〜17のいずれか一項に記載の方法。
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