JP2011527405A - 液体搬送時における逆流を確実に回避する方法 - Google Patents

液体搬送時における逆流を確実に回避する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、搬送される液体及び/又は他の液体を収容していて圧力下にある容器(3)内に、差圧切換え装置を備えた遮断装置(2)が配置されている搬送管路(1)を介して、圧力下で液体を搬送する場合に、逆流を確実に回避する方法であって、搬送管路(1)に、搬送方向で見て遮断装置(2)の上流側に蓄圧器(4)が配置されており、該蓄圧器が、搬送される液体によって所定のレベルまで満たされていて、液体鏡面の上で、搬送される液体と直に接触する不活性ガスによって満たされており、蓄圧器(4)における不活性ガスが、液体を満たされる容器(3)に対して所定の過圧と量とをもって存在していて、該不活性ガスの過圧及び量が、搬送管路(1)における圧力の降下時に不活性ガスが、容器(3)に通じる搬送管路(1)内において正の圧力差を所定の時間にわたって保証するように、設計されていて、該所定の時間が、遮断装置(2)の反応時間と少なくとも同じ長さを有しており、さらに遮断装置(2)が、排出弁(7)を備えた排出管路(6)を有している。

Description

本発明は、圧力下で搬送管路を介して容器に液体を搬送する場合に、逆流を確実に回避する方法並びに、エタノールアミン、イソプロパノールアミン、アルキルアルカノールアミン、アルキルジアルカノールジアミン及び/又はジアルキルアルカノールアミンを、アルキレンオキシドとアミン又はアンモニアとの反応によって製造するための、前記方法の使用に関します。
化学的な方法技術において、しばしば液体は圧力下で、圧力下にある容器内に搬送される。搬送は、流体静力学的な圧力降下に基づいて、特にしかしながらフィードポンプを用いて行うことができる。圧力低下時、特にフィードポンプの故障時には、液体が搬送方向とは逆向きに容器から搬送管路に逆流することがある。このことによって搬送管路において問題が生じ得る。
通常、逆流によって伝達される圧力は、安全弁によって排出されることができる。しかしながらこのことは、多くの物質にとって問題がある。それというのは、このような排出もしくは解放によって、有害な及び/又は発火性のガス混合物の生じるおそれがあるからである。さらにこの構成もしくは解決策は、物質が、逆流によって管路内に達することがある他の物質と反応して高熱を発したり、又は他の物質が少量存在しているだけで重合する物質である場合や、分解する傾向のある物質、又はこのような反応の熱によって分解又は重合する物質である場合には、極めて不都合であり、禁じられている。
従って搬送管路内には、圧力降下時に閉鎖する遮断装置が設けられる。しかしながら遮断装置の閉鎖時間は、任意に短縮することができないので、遮断装置の反応時間中に液体が搬送方向とは逆向きに搬送管路内を逆流することがある。
ゆえに本発明の課題は、エタノールアミン、イソプロパノールアミン、アルキルアルカノールアミン、アルキルジアルカノールジアミン及び/又はジアルキルアルカノールアミンを、単数又は複数のアルキレンオキシドとアルキルアミン又はアンモニアとの反応によって製造する方法において、特に反応が実施されるリアクタから、単数又は複数のアルキレンオキシドのための単数又は複数の供給管路内への逆流を確実に回避する方法を提供することである。
単数又は複数のアルキレンオキシドのための供給管路内への逆流は、リアクタにおける、アルキレンオキシドとは異なった成分のための計量供給系からも生じることがある。このような逆流もまた、本発明によって阻止されることが望まれている。
前記課題を解決するために、本発明では、搬送される液体及び/又は他の液体を収容していて圧力下にある容器内に、差圧切換え装置を備えた遮断装置が配置されている搬送管路を介して、圧力下で液体を搬送する場合に、逆流を確実に回避する方法において、搬送管路に、搬送方向で見て遮断装置の上流側に蓄圧器が配置されており、該蓄圧器が、搬送される液体によって所定のレベルまで満たされていて、液体鏡面の上で、搬送される液体と直に接触する不活性ガスによって満たされており、蓄圧器における不活性ガスが、液体を満たされる容器に対して所定の過圧と量とをもって存在していて、該不活性ガスの過圧及び量が、搬送管路における圧力の降下時に不活性ガスが、容器に通じる搬送管路内において正の圧力差を所定の時間にわたって保証するように、設計されていて、該所定の時間が、遮断装置の反応時間と少なくとも同じ長さを有しており、さらに遮断装置が、排出弁を備えた排出管路を有しているようにした。
本発明による方法は、搬送される液体及び/又は他の液体を収容していて圧力下にある容器内に、搬送管路を介して、圧力下で液体を搬送する方法に関する。液体の搬送は、流体静力学的な圧力差によって行うことができる。有利には液体はポンプを用いて搬送される。
ポンプは有利には容積型ポンプ、特にピストンポンプ、ダイヤフラムポンプ又はギヤポンプである。
ダイヤフラムポンプは、特に、高い搬送圧の場合や、攻撃的な特性を有する液体を搬送するために有利である。
また渦巻ポンプを使用することも可能であり、渦巻ポンプが、逆流を減じる装置、特に単数又は複数の逆止弁を有していて、該装置が有利には渦巻ポンプの圧力側に配置されていると、有利である。
搬送管路には、搬送管路内において圧力降下時に液体の逆流を阻止する遮断装置が配置されている。しかしながら問題は、遮断装置は常に、下回ることができないある程度の反応時間を有しており、この反応時間は従来技術では、秒単位であり、しばしば約2sである。
遮断装置には排出装置が、つまりブリード弁又は排出弁を備えたブリード管路又は排出管路が設けられている。
1実施形態では、排出弁を備えた排出管路が、シングル排出弁を備えたシングル排出管路であり、各1つのシングルブロック閉鎖弁が、シングル排出弁を備えたシングル排出管路の両側に設けられている。
遮断装置において液体のための排出装置が設けられていることによって、逆流した液体と搬送管路からの液体との物質的な接触が回避されることに加えて、間接的な熱接触も回避され、この場合例えば、液体が搬送される容器からの高温の液体と、搬送管路を介して容器内に搬送される低温の液体とが、熱伝導によって直接的に熱接触することが、回避される。
遮断装置の反応時間というのは、遮断のための作動信号の検出から弁の完全な閉鎖に至るまでの時間のことである。
安全技術的な理由から、しばしばダブル排出弁を備えたダブル排出管路が設けられている。
この場合、ダブル排出弁を備えたダブル排出管路の両側に、つまり下流側及び上流側に、各1つのダブルブロック閉鎖弁が設けられているように、遮断装置を形成すると有利である。
遮断装置は有利には、差圧切換え装置を介して制御される。この目的のためにはしかしながらまた、逆流を認識もしくは確認する他の装置、例えば質量貫流測定装置(Massendurchflussmessung)も適している。
本発明によれば、搬送管路において、ポンプを用いた液体の搬送時に液体を満たされる容器の前で、ポンプと充填される容器との間に、蓄圧器が配置されている。この蓄圧器は、搬送される液体によって部分的に満たされている。蓄圧器内において液体鏡面の上方には、供給管路を介して不活性ガスがもたらされる。このような装置は、従来技術において脈動を減衰するために公知である。しかしながら本発明において使用されている蓄圧器は、該蓄圧器が、搬送管路内における圧力降下時に搬送方向において正の差圧を維持するように、設計もしくは寸法設定されている。従ってこの蓄圧器は、圧力バッファ又は予負荷された圧縮ばねとして作用する。
蓄圧器は有利には、鉛直に配置された管を有していて、この管は、可能な限り低い液滞留量において良好なレベル調整を保証し、つまり液体容量の最小の変動が最大の液体レベル差を生ぜしめるように設計されている。この管は、有利にはその下端部において、液体のための搬送管路と接続されている。
しかしながら管の下端部における搬送管路との接続は、有利には液体の排出のためにだけ働き、供給は管の下端部の上において行われると有利である。このように構成されていると、管内において液体を良好に貫流させることができ、管内における液体の滞留時間を可能な限り短くすることができる。このことは特に、重合する傾向のある液体において有利である。
管は液体のためのレベル測定装置を備えて構成されている。
管はその上端部において容器に移行しており、この容器は、所定のレベルに至るまで液体を収容するために働く。液体鏡面の上において供給開口を介して、不活性ガス、例えば窒素が蓄圧器内にもたらされる。
管の上端部における容器は有利には、丸く形成されかつ対称的に構成されている。
蓄圧器の管は、1〜5mの範囲の長さ、有利には4〜5mの範囲の長さと、100〜300mmの範囲の直径、有利には90〜150mmの範囲の直径を有している。
蓄圧器の上端部における耐圧性の容器の寸法は、有利には下記の臨界条件、すなわち:
- 容器における最小圧、
- 蓄圧器における最大圧
- 遮断装置の差圧切換え装置の切換えポイント及び反応時間
- 遮断装置の閉鎖時間
- 及び搬送管路の前における搬送される液体のフィード圧
を考慮して設定されている。
有利な実施形態では、搬送される液体が、下記の式
Figure 2011527405
のアルキレンオキシド又はアルキレンオキシドの混合物であり、式中、R1〜R4がそれぞれ互いに独立して水素、C1-C4-アルキル基、C5-又はC6-シクロアルキル基又はフェニル基であるか、
又はR1及びR3及び/又はR2及びR4がそれぞれ互いに結合されて1つのシクロアルキル基となり、R1及びR3及び/又はR2及びR4が全部で有利には3つ又は4つのC-原子を有し、かつ、場合によっては互いに結合されていない基がそれぞれ水素又はC1-〜C4-アルキル基であるか、
又はR1及びR2及び/又はR3及びR4がそれぞれ互いに結合されて1つのシクロアルキル基となり、R1及びR2及び/又はR3及びR4が全部でそれぞれ2つ、3つ、4つ又は5つのC-原子を有している。
さらに、液体を満たされる容器はリアクタであり、このリアクタ内においてアルキレンオキシド又はアルキレンオキシドの混合物が、アルキルアミン又はアンモニアと反応させられる。
アルキレンオキシドは有利にはエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドである。
さらに有利なアルキレンオキシドはイソブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド又はスチレンオキシドである。
この場合有利には、通常予加熱されたアルキルアミンが、遮断装置の一部である混合弁を介して、アルキレンオキシドと混合され、リアクタに供給され、このリアクタの中で、高められた圧力と高められた温度で反応が行われる。アルキレンオキシドを有する管路において圧力及び温度は、アルキレンオキシドの沸騰が回避されるように、調節される。原則的には、管路内において、それぞれの方法のために必要な各運転圧を調節することができる。しばしば、5〜30又は70〜150バールの圧力が使用される。
不活性ガスとしては、窒素、希ガス、メタン又はCO2を使用すると有利である。
本発明の別の対象は、エタノールアミン、イソプロパノールアミン、アルキルアルカノールアミン、アルキルジアルカノールジアミン及び/又はジアルキルアルカノールアミンを、アルキレンオキシドとアミン又はアンモニアとの反応によって製造するためのリアクタからの、反応混合物の逆流を確実に回避する、上に述べた方法の使用を提供することである。
以下においては、実施例及び図面を参照しながら、本発明について詳説する。
実施例
連続的に運転される圧力装置の、長く延びた管型リアクタにおいて、アミン/水混合物がエチレンオキシド(以下においては単にEOと呼ぶ)と反応されて、アルキルエタノールアミンが形成される。エチレンオキシドの計量供給は、アルキルアミン/水混合物に対して、約90〜110℃の温度と約25〜30バールの絶対圧において行われる。管型リアクタの端部における圧力は、所定の運転時に、調整弁を介して26バールの絶対圧に保たれる。EOはダイヤフラムピストンポンプを介して約18バールの絶対圧(吸込み側)から約39バールの絶対圧(圧力側)に圧縮され、その後で圧力保持弁(回転円錐弁、Δb=8〜10バール)を介して管型リアクタに計量供給される。圧力保持弁の前には、逆流を阻止するために働く迅速閉鎖弁(ボールコック、Zクオリティ)が設けられている。ダイヤフラムピストンポンプと調整区間との間には蓄圧器が設置されており、この蓄圧器は、一方ではポンプの圧力側における圧力脈動を最小にし、かつ他方では、正の差圧を
十分に長く維持するために働く。蓄圧器の気相は、窒素(Pmax = 41バールの絶対圧)を供給される。EOの必要な充てんレベルもしくは脈動減衰器における必要な窒素量は、充填レベル調整装置を介して保証される。
このような装置は図1に略示されている。
以下のシナリオを保証することができる。
EO管路内においてダイヤフラムピストンポンプが故障したと仮定すると、これによりEO管路内において圧力が降下し、この際の最悪のケースでは、圧力はEO管路網における保護圧にまで低下する。さらに、ダイヤフラムピストンポンプが直ちに停止し、完全なシールが維持されないことも仮定される。
リアクタ圧は、EO管路網における保護圧よりも高いので、必然的にリアクタからEO管路への逆流が生じてしまう。逆流が始まるまでの時間は、主として蓄圧器からの排出もしくは流出の時間によって決定される。それというのは、蓄圧器内において予負荷されて存在していてその際に弛緩する不活性ガス容量は、管路内におけるEO質量の慣性を除けば、逆流に抗して作用するただ1つのファクタだからである。そしてこの時間内において、遮断装置は完全にかつ密に閉鎖されねばならない。なぜならば、さもないと、生成物がEO管路内に達することを完全に阻止することが保証できないからである。
そのために蓄圧器の耐圧性容器は、以下の臨界条件、すなわち:
- リアクタ20における最小圧が20バールの絶対圧であり、
- 蓄圧器の耐圧性容器における最大圧が41バールの絶対圧であり、
- 遮断装置の差圧切換え装置の切換えポイントが3.5バールの絶対圧であり、
- 遮断装置の反応時間が3.5sであり、
- 遮断装置の弁の閉鎖時間が2sであり、
- エチレンオキシド回路網における予圧が13バールの絶対圧である、
といった臨界条件を考慮して寸法設定される。
蓄圧器の寸法設定は、汎用のプログラムシステムである商品名SIR-3S(Release 6.3)を用いて計算が行われ、このプログラムシステムは、管路系における単相の可変の流れ動作をシミュレーションするために働く。
図1に示された装置は、流体力学的なシミュレーションモデルに置き換えられ、このシミュレーションモデルは図2に示され、図2のシミュレーションモデルでは計算ノードK001〜K005が定められている。
計算のために、遮断装置のための切換え信号は3.5バールの圧力差に決定された。また3.5sの遮断装置の反応時間と2sの遮断装置の弁の閉鎖時間が考慮された。
シミュレーション計算の結果から、21lの全容量を有し、そのうちの4lがエチレンオキシドによって満たされ、つまり17lが窒素によって満たされている蓄圧器が、所望の機能を果たすということが分かった。
このような蓄圧器のシミュレーション結果は、図3〜図5に示されており、以下に図面を参照しながら述べる。
本発明による方法を実施するための有利な装置を示す概略図であり、 図1に示された装置のための流体力学的なシミュレーションモデルを示す図であり、 図2に示された流体力学的なモデルのためのシミュレーション結果を示す図である。 図2に示された流体力学的なモデルのためのシミュレーション結果を示す図である。 図2に示された流体力学的なモデルのためのシミュレーション結果を示す図である。 蓄圧器の有利な1実施形態を示す図である。
図1に略示された有利な実施形態は、ポンプ5を用いて搬送管路1を介してエチレンオキシドを搬送する装置を示しており、この場合搬送管路1内には遮断装置2が配置されていて、この遮断装置2は、ダブルブリード弁7を備えたダブルブリード管路6と、該ダブルブリード管路6の両側に配置されたダブルブロック弁8とを有している。遮断装置2はさらに圧力変換器11と差圧測定器DPとを有している。
液体は容器3内に搬送され、この容器は圧力下にあって、液体を満たされている。搬送管路1内には蓄圧器4が配置されており、この蓄圧器4は管9を有していて、この管は、搬送される液体によって貫流され、該液体によって所定のレベルまで満たされており、さらに耐圧性の容器10内において液面の上には、管9の上端部に、窒素の圧力バッファが存在している。
図2には、図1に略示された装置が流体力学のシミュレーションモデルで示されており、この場合計算ノードK000〜K005のためのポジションが示されている。
図3〜図5には、蓄圧器のためのシミュレーション結果が示されている。
図3には、図2に示されたシミュレーションモデルにおける、計算ノードK000〜K005のための時間(横軸)に対する圧力(縦軸)の経過が示されている。計算ノードK001は、ポンプ5の圧力側における圧力を再現しており、計算ノードK002は、エチレンオキシドを搬送する搬送管路1への蓄圧器4の接続ポイントを示している。両方の計算ノードは、仮想の0mレベルに位置している。横軸には切換え時間t[s]がとられており、以下の図においても同様である。
計算ノードK003,K004,K005は、25mレベルに位置していて、迅速閉鎖弁(K003)の前のポイント、遮断装置2の圧力保持弁の前のポイント(K004)及びリアクタ3への供給ポイント(K005)を示している。シミュレーション時点t=1sにおけるフィードポンプ5の故障後に、5つのすべての計算ノードにおいて圧力は低下する。しかしながら搬送管路1(K001〜K004)における圧力は、リアクタ3(K005)におけるよりも迅速に低下する。それというのは、リアクタ3ではアミン/水の容積流は引き続き維持され、エチレンオキシド流だけが減じられるからである。ポイントK003とK005との間において搬送管路1における、遮断装置2の上方における静的に存在する8バールの圧力は、時間の経過と共に、シミュレーション時点2.4sにおいて3.5バールの値に達するまで、低減する。これによって遮断装置2のための切換えポイントが得られ、閉鎖動作が開始する。このシミュレーションにおいて閉鎖動作は(可能な信号遅延時間を考慮して)100ms後で、つまり時点t=2.5sにおいてスタートする。閉鎖動作は2s遅れて、シミュレーション時点4.5sにおいて終了する。計算ノードK004とK005との間における負の圧力差において顕著になる逆流は、時点4.5sまで発生しない。
逆流が記録されないということは、図4における容積流経過によっても確認される。調整弁を通る容積流(K004〜K005)は常に正である。線図から明らかなように、ポンプ5(5mm孔)を通る「漏れ容積流」は、リアクタ3に向かう容積流よりも大きい。つまり蓄圧器4から供給されるエチレンオキシド容量の大部分は、いわば「失われ」、すなわちリアクタ3に向かっての正の容積流の維持のためには、利用されない。この理由から、ポンプを通る漏れ流を考慮する必要がない場合には、蓄圧器4の容積は、必要であるよりも大きく選択されねばならない。
図5には、蓄圧器4におけるエチレンオキシド容量が示されている。時点4.5sにおいて、遮断装置2が完全に閉鎖されている場合に、なお僅かなエチレンオキシド容量(約0.2l)が蓄圧器4内に存在している。図示の例では、搬送管路1が遮断装置2の完全な閉鎖までエチレンオキシドによって満たされている、ということも保証されている。
以上の結果から導き出すことができるように、21lの全容積を有していて、そのうちの4lがエチレンオキシドによって満たされている蓄圧器は、上に述べた前提条件及び臨界条件下においても、遮断装置が完全に閉鎖されるまで、正の圧力差を維持するのに十分な寸法を有していることになる。
図6には蓄圧器のための有利な実施形態が示されており、この蓄圧器は、上端部において容器10に移行している鉛直に配置された管9と、円筒形の部分に移行する円錐形の移行部分とを備えている。図6に示されているように、搬送される液体が、鉛直に配置された管9の上部領域において供給され、かつ下端部において排出されるようになっていると有利であり、このようになっていると、蓄力器内において液体は完全に混合される。

Claims (16)

  1. 搬送される液体及び/又は他の液体を収容していて圧力下にある容器(3)内に、差圧切換え装置を備えた遮断装置(2)が配置されている搬送管路(1)を介して、圧力下で液体を搬送する場合に、逆流を確実に回避する方法であって、搬送管路(1)に、搬送方向で見て遮断装置(2)の上流側に蓄圧器(4)が配置されており、該蓄圧器が、搬送される液体によって所定のレベルまで満たされていて、液体鏡面の上で、搬送される液体と直に接触する不活性ガスによって満たされており、蓄圧器(4)における不活性ガスが、液体を満たされる容器(3)に対して所定の過圧と量とをもって存在していて、該不活性ガスの過圧及び量が、搬送管路(1)における圧力の降下時に不活性ガスが、容器(3)に通じる搬送管路(1)内において正の圧力差を所定の時間にわたって保証するように、設計されていて、該所定の時間が、遮断装置(2)の反応時間と少なくとも同じ長さを有しており、さらに遮断装置(2)が、排出弁(7)を備えた排出管路(6)を有していることを特徴とする、液体搬送時における逆流を確実に回避する方法。
  2. 液体が搬送管路内においてポンプ(5)を用いて圧送される、請求項1記載の方法。
  3. ポンプ(5)が容積型ポンプ、特にピストンポンプ、ダイヤフラムポンプ又はギヤポンプである、請求項2記載の方法。
  4. ポンプ(5)が渦巻ポンプである、請求項2記載の方法。
  5. 渦巻ポンプが、逆流を減じる装置、特に単数又は複数の逆止弁を有していて、該装置が有利には渦巻ポンプの圧力側に配置されている、請求項4記載の方法。
  6. 排出弁(7)を備えた排出管路(6)が、シングル排出弁を備えたシングル排出管路であり、各1つのシングルブロック閉鎖弁が、シングル排出弁(7)を備えたシングル排出管路(6)の両側に設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 排出弁(7)を備えた排出管路(6)が、ダブル排出弁を備えたダブル排出管路であり、各1つのダブルブロック閉鎖弁(8)が、ダブル排出弁を備えたダブル排出管路の両側に設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  8. 蓄圧器(4)が、液体レベルを測定する装置を備えた鉛直に配置された管(9)を有していて、該管(9)がその上端部において容器(10)に移行している、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 鉛直に配置された管(9)が、1〜5mの範囲の長さ、有利には4〜5mの範囲の長さと、100〜300mmの範囲の直径、有利には90〜150mmの範囲の直径を有している、請求項8記載の方法。
  10. 蓄圧器(4)の上端部における容器(10)の寸法が、下記の臨界条件、すなわち:
    - 容器(3)における最小圧、
    - 蓄圧器(4)の上端部での容器(10)における最大圧
    - 遮断装置(2)の切換えポイント及び反応時間
    - 遮断装置(2)の閉鎖時間
    - 及び搬送管路(1)の前における搬送される液体のフィード圧
    を考慮して設定されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 搬送される液体が、鉛直に配置された管(9)内に該管(9)の上端部の領域において供給され、該管(9)の下端部において排出される、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 搬送される液体が、下記の式
    Figure 2011527405
    のアルキレンオキシド又はアルキレンオキシドの混合物であり、式中、R1〜R4がそれぞれ互いに独立して水素、C1-C4-アルキル基、C5-又はC6-シクロアルキル基又はフェニル基であるか、
    又はR1及びR3及び/又はR2及びR4がそれぞれ互いに結合されて1つのシクロアルキル基となり、R1及びR3及び/又はR2及びR4が全部で有利には3つ又は4つのC-原子を有し、かつ、場合によっては互いに結合されていない基がそれぞれ水素又はC1-〜C4-アルキル基であるか、
    又はR1及びR2及び/又はR3及びR4がそれぞれ互いに結合されて1つのシクロアルキル基となり、R1及びR2及び/又はR3及びR4が全部でそれぞれ2つ、3つ、4つ又は5つのC-原子を有している
    、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. アルキレンオキシドがエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドである、請求項12記載の方法。
  14. アルキレンオキシドがイソブチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド及び/又はスチレンオキシドである、請求項12記載の方法。
  15. 不活性ガスが窒素、希ガス、メタン又はCO2である、請求項1から14までのいずれか1項記載の方法。
  16. エタノールアミン、イソプロパノールアミン、アルキルアルカノールアミン、アルキルジアルカノールジアミン及び/又はジアルキルアルカノールアミンを、アルキレンオキシドとアミン又はアンモニアとの反応によって製造するためのリアクタからの、反応混合物の逆流を確実に回避する、請求項1から15までのいずれか1項記載の方法の使用。
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