JP2011527286A5

JP2011527286A5 -

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Publication number: JP2011527286A5
Application number: JP2011508667A
Authority: JP
Filing date: 2009-05-07
Publication date: 2012-06-21
Anticipated expiration: 2029-05-07

Claims

下記構造式で表される化合物、又はそのエナンチオマー、又は異性体、又は医薬的に許容され得る塩:

(式中、
YはC又はNであり；
Xは、O、S、又はNR^Nであり;
R ^N は、水素又はC _1-6 アルキルからなる群より選ばれ;
Bは、C _1-6 アルキル、C _1-6 アルケニル、又はF、Cl、Br又はIの少なくとも1つのハロゲン原子を置換基として有するC _1-6 アルキルであり;
R³は、水素又はC _1-6 アルキルであり;
R ₁は、各々独立して、水素、又はC _1-6 アルキルであり;
R₂は、各々独立して、置換された又は置換されていないフェニルである)。
R ₂ が、フェニル、4-クロロフェニル、3-トリフルオロメチルフェニル、3-フルオロフェニル、4-トリフルオロメチルフェニル、4-フルオロフェニル、3-クロロフェニルおよび３-メチルフェニルからなる群より選択される、請求項１記載の化合物。
下記構造式で表される、請求項１に記載の化合物:

(式中、X、B、Y、R ₁ 、R ₂ およびR ³ は請求項１において定義したとおりである)。
（+）-エナンチオマーである、請求項１に記載の化合物。
下記化合物からなる群より選ばれる請求項１に記載の化合物:
下記化合物からなる群より選ばれる、請求項１に記載の化合物:
下記の定義を有する、請求項１に記載の化合物:
YがC又はNであり;
Xが酸素であり;
BがC _1-6 アルキル又はC _1-6 ハロアルキルであり;
R ³ が水素原子又はC _1-6 アルキルであり;
R ₁ は各々独立に水素原子又はC _1-6 アルキルであり;
R ₂ は各々独立に置換された又は置換されていないフェニルである。
下記化合物からなる群より選ばれる、請求項７に記載の化合物:
下記定義を有する、請求項１に記載の化合物:
YがCであり;
Xが硫黄であり;
BがC _1-6 アルキルであり;
R ³ が水素原子またはC _1-6 アルキルであり;
R ₁ が各々独立に水素原子又はC _1-6 アルキルであり;
R ₂ は各々独立に置換された又は置換されていないフェニルである。
下記化合物からなる群より選ばれる、請求項９に記載の化合物:
下記定義を有する、請求項１に記載の化合物:
YがCであり;
XがNR ^N であり;
R ^N が水素原子又はC _1-6 アルキルであり;
BがC _1-6 アルキル又はC _1-6 アルケニルであり;
R ³ が水素原子であり;
R ₁ が各々独立に水素原子又はC _1-6 アルキルであり;
R ₂ は各々独立に置換された又は置換されていないフェニルである。
下記化合物からなる群より選ばれる、請求項１１に記載の化合物:
哺乳動物においてスフィンゴシン-1-ホスフェート3 (S1P3)受容体によって仲介される疾患又は状態の治療用薬剤の製造における請求項１に記載の化合物の使用。
疾患又は状態が、緑内障、高眼圧、虚血性神経障害、視神経症、疼痛、内臓痛、角膜痛、頭痛、偏頭痛、癌疼痛、背痛、過敏性腸症候群疼痛、筋肉疼痛、糖尿病性神経障害に伴う疼痛、糖尿病性網膜症、網膜変性疾患、ドライアイ、血管形成、未熟児網膜症、糖尿病性網膜症、視神経症、緑内障性網膜症、黄斑変性、脈絡膜血管新生、眼創傷癒合、網膜浮腫、鬱血性心不全、心不整脈、アテローム性動脈硬化症、徐脈、喘息、慢性閉塞性肺疾患、急性肺損傷、急性呼吸困難症候群、特発性肺線維症、人工呼吸器誘発肺損傷、瘢痕のない創傷治癒、瘢痕のない皮膚創傷及び美容的治癒からなる群より選ばれる、請求項１３に記載の使用。
哺乳動物がヒトである、請求項１４に記載の使用。