JP2011525991A - 地域衛星ビークルの位置特定探索 - Google Patents

地域衛星ビークルの位置特定探索 Download PDF

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Abstract

位置特定システム、方法および装置が開示される。無線装置は、第1の信号を受信し、第1の信号から第1の位置を示す識別子を取得する。第1の信号はセルラ基地局から受信され得、第1の識別子は移動体国コードとされ得る。無線装置は、識別子を使用して第1の位置における地域衛星システムからの信号の可用性を決定する。地域衛星システムからの信号が第1の位置で使用可能である場合、無線装置は地域衛星システムにおける1つまたは複数の衛星ビークルに関連付けられている情報を取り出す。情報は、第1の位置に対応する擬似ランダムコードおよびドップラ探索範囲を含み得る。無線装置は第2の信号を受信し、第1の衛星信号情報を取得するように第2の信号を処理する。無線装置は、第1の衛星信号情報に少なくとも一部基づいてその位置を決定する。

Description

本開示は、一般に位置を特定することに関し、より詳細には地域衛星システムからの信号で位置決め(positioning)することに関する。
グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)は、世界中のユーザに測位データを提供する。異なるGNSS衛星からの情報を使用して、グローバルカバレージエリア内の位置を決定し、衛星時刻と同期することが可能である。
つい最近、既存のGNSSシステムを強化するために、地域衛星システムが開発された。地域衛星システムは、世界の特定地域にサービスを提供し、とりわけ、それぞれのサービスエリア内のグローバルな衛星測位の精度、保全性および可用性を向上させることを目的とする。
グローバル衛星システムおよび地域衛星システムから信号を受信し、処理することができるモバイル機器がますます使用可能になっている。本質的に、これらの装置は位置を変え、従って異なる地域衛星システムのカバレージエリアに入ったり、そこから出たりすることができる。
その結果、モバイル機器は現在の位置からアクセスできない地域衛星ビークルを探索する場合がある。この無益な探索は、時間、電力および探索能力を無駄にし、従って測位の性能を低下させる。あるいは、地域衛星の可用性を決定する前に位置決定(position fix)が得られるまで待つように、モバイル機器をプログラムする場合がある。また、これは完全に正確な位置に到達するために必要な時間を長引かせ、結果的に性能を低下させることになる。
位置特定システム、方法および装置が開示される。無線装置は、第1の信号を受信し、第1の信号から第1の位置を示す識別子を取得する。第1の信号はセルラ基地局から受信され得、第1の識別子は移動体国コードとされ得る。無線装置は、識別子を使用して第1の位置における地域衛星システムからの信号の可用性を決定する。地域衛星システムからの信号が第1の位置で使用可能である場合、無線装置は地域衛星システムにおける1つまたは複数の衛星ビークルに関連付けられている情報を取り出す。情報は無線装置で維持され得、第1の位置に対応する擬似ランダムコードまたは他の衛星識別子およびドップラ探索範囲を含み得る。無線装置は、1つまたは複数の衛星ビークルからの衛星信号を処理し、衛星信号から取得された情報に少なくとも一部基づいてその位置を決定する。無線装置は、地域衛星システムからの信号を処理することができると共に、1つまたは複数の全地球測位衛星システムからの信号も処理する。
一実施形態において、位置特定方法が開示されている。この方法は第1の信号を受信し、第1の信号から第1の位置を示す識別子を取得することを含む。また、この方法は識別子を使用して地域衛星システムに属する少なくとも1つの衛星ビークルに関連付けられている情報を取り出すことも含む。この方法は第2の信号を受信し、少なくとも1つの衛星ビークルの第1の衛星信号情報を取得するように第2の信号を処理することを含む。この方法は、第1の衛星信号情報に少なくとも一部基づいて無線装置の位置を決定することを含む。この方法は、少なくとも1つの衛星ビークルの軌道タイプを決定し、軌道タイプが対地同期(geosynchronous orbits)と決定された場合、第1の位置におけるドップラシフトに対応するドップラ探索範囲を取り出すことを含み得る。ドップラ探索範囲は、第1の衛星信号の探索を限定する。いくつかの実施形態において、この方法は第1の衛星信号情報を取得しつつグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)の一部である少なくとも1つの衛星ビークルから第2の衛星信号情報を取得するように第2の信号を処理することを含む。
一実施形態において、無線装置が開示されている。この無線装置は、第1の位置を示す第1の識別子を有する情報を運ぶ信号を受信するように構成された第1の受信機を含む。また、この無線装置は複数の衛星信号を受信し、複数の衛星信号からの情報を使用して無線装置の位置を決定するように構成された第2の受信機も含み、第2の受信機は地域衛星システムの一部である衛星ビークルの第2の識別子を使用して複数の衛星信号のうちの少なくとも1つを受信する。また、この無線装置は情報を運ぶ信号から第1の識別子を取得し、第1の識別子に基づいて無線装置のメモリから第2の識別子を取り出すように構成されたプロセッサも有する。また、このプロセッサは地域衛星システムの一部である衛星ビークルの軌道タイプを決定し、軌道タイプが対地同期であるが、必ずしも静止ではない場合、メモリからドップラ探索範囲を取り出すように構成され得る。第2の受信機は、ドップラ探索範囲に基づいて、複数の衛星信号のうちの少なくとも1つの搬送周波数の探索を限定する。いくつかの実施形態において、第2の受信機は第3の識別子を使用してグローバルナビゲーション衛星システムから信号を受信し、同時に第2の識別子を使用して複数の衛星信号のうちの少なくとも1つを受信する。
一実施形態において、モバイル機器の位置特定方法が開示されている。この方法は、地域衛星システムの衛星ビークルに関連付けられている情報をモバイル機器のメモリにおいて維持し、セルラ基地局から地上信号を受信することを含む。地上信号は、第1の位置を示す識別子を含む。また、この方法は識別子に基づいて第1の位置における第1の地域衛星システムの可用性を決定し、第1の地域衛星システムが第1の位置で使用可能である場合、第1の地域衛星システムの第1の衛星ビークルに対応する擬似ランダムコードをメモリから取り出すことも含む。この方法は、第2の信号を受信し、第1の衛星信号情報を取得するように擬似ランダムコードを使用して第2の信号を処理することを含む。また、この方法は第1の衛星信号情報に少なくとも一部分基づいてモバイル機器の位置を決定することを含む。
一実施形態において、無線装置の位置を見つけるための1つまたは複数の命令で符号化されるコンピュータ可読媒体が開示されている。この1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、第1の信号を受信するステップと、第1の信号から第1の位置を示す識別子を取得するステップと、識別子を使用して少なくとも1つの衛星ビークルについての情報を取り出すステップとを実行させる命令を含む。少なくとも1つの衛星ビークルは、地域衛星システムの一部である。1つまたは複数のプロセッサによって実行されるステップは、第2の信号を受信し、少なくとも1つの衛星ビークルの第1の衛星信号情報を取得するように第2の信号を処理し、第1の衛星信号情報に少なくとも一部基づいて無線装置の位置を決定することも含む。
グローバル衛星ナビゲーションシステムおよび地域衛星システムを含む通信システムの一実施形態を示す高レベルブロック図である。 1つのグローバルナビゲーション衛星システムおよび2つの地域衛星システムを特定の地理的エリアとの関連で含む通信システムの別の実施形態を示す図である。 例えば図1A〜図1Bの通信システムと共に使用することができるモバイル機器を示す機能ブロック図である。 地域衛星システムについての情報を格納するためのデータ構造例を示す図である。 地域衛星システムについての情報を格納するためのデータ構造例を示す図である。 無線装置と共に使用するための位置特定方法の一実施形態を示す流れ図である。
本開示の実施形態の特徴、目的および利点は、以下に示される詳細な説明を図面と併せ読めば、より明らかになる。図中、類似の要素には類似の参照番号を付す。
図1Aは、本発明の一実施形態による通信システム100Aの高レベルブロック図である。図示するように、モバイル機器140はグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)110、地域衛星システム(RNSS)120および送信機130から信号を受信可能である。モバイル機器140は、送信機130から取得した情報を使用して特定のRNSS衛星ビークル(以下、「SV」および「衛星」とも呼ぶ)からの衛星信号の可用性を決定し、こうした衛星信号のドップラ探索を限定する。有利には、モバイル機器140は送信機130からの情報を使用することによって、モバイル機器それが位置決定を取得する前に、信号がその現在の位置で使用できる可能性が高い特定の地域SVを探索する。さらに、モバイル機器140は地域SVからの信号の探索を位置固有のドップラ探索範囲に限定することができる。
グローバルナビゲーション衛星システム110は、世界中のユーザに測位データを提供する1つまたは複数の衛星ナビゲーションシステムを含む。例えば、GNSS110は米国によって稼働されるNavigation Signal Timing and Ranging全地球測位システム(GPS)を含み得る。一般に、各GPS衛星ビークルはL1周波数(1575.42MHz)などのキャリアを擬似ランダムコード(PRN)およびナビゲーションメッセージにより変調する。PRNは、信号を送信した特定のSVを識別し、衛星ビークルにおける信号の送信と、受信機における受信時との間の時間を決定するために受信機によって使用され、それから衛星と受信機との間の距離が決定され、位置の決定に使用され得る。ナビゲーションメッセージは、軌道情報(送信側SVの軌道に関連するエフェメリスデータおよびGPS衛星配置における他のSVの近似位置に関するアルマナック情報)を時間情報(例えば、週の時刻またはTOW)など他の情報と共に含む。ここでは、説明の目的でGPSシステムが使用されているが、GNSS110はロシアによって稼働されるGLONASSシステム、欧州連合によって開発中のガリレオシステム、中国によって将来的に開発される予定のCOMPASSシステムなどのグローバル衛星ナビゲーションプロジェクトなど、他のグローバル衛星ナビゲーションシステムを含み得る。異なる衛星システムは、位置の決定に使用される情報を送信するために、異なる方式を使用することができる。例えば、GLONASSシステムの衛星はそれぞれ異なる周波数チャネル上で送信される同じPRNコードを使用する。しかし、本明細書に記載されている技術は、特定のメッセージタイプまたは送信方式に限定されない。
地域衛星システム120は、GNSS110の能力を強化する衛星ビークルを含む。RNSS衛星ビークルは、通常、静止軌道または対地同期軌道のいずれかを有し、その結果、世界のいくつかの部分でのみ可視である。言い換えれば、RNSS120は、その特定の衛星の軌道によって定義される特定の地理的領域(「カバレージエリア」)にサービスを提供する。例えば、RNSS120は、米国を対象とするWAAS(Wide Area Augmentation System)、欧州および周辺地域を対象とするEGNOS(Euro Geostationary Navigation Overlay Service)、日本にサービスを提供するMSAS(MTSAT Satellite-based Augmentation System)およびQZSS(Quasi-Zenith Satellite System)を含み得る。RNSS120は、GAGAN(GPS Aided Geo Augmented Navigation)およびインドによって開発中のIRNSS(Indian Regional Navigation Satellite System)など他の地域衛星システムおよび他の類似のシステムを含み得ることを理解されたい。
RNSS120における衛星ビークルは、測位データを含むメッセージを送信する。通常、RNSSメッセージはGNSS110におけるSVと同じ搬送周波数上で送信されるが、特定のRNSS衛星を識別し、異なるメッセージフォーマットを使用するために符号化される。WAASやEGNOSなどの地域衛星システムは、地上局を使用してそれぞれのサービスエリア内のGNSS衛星ビークルを監視する。地上局は相関データを地域SVにアップロードし、次いでSVは相関データを符号化された衛星メッセージで送信する。RNSS120の1つの側面は、GPSおよびGLONASSなどのグローバルナビゲーションシステムの精度、保全性および信頼性を向上させることである。
モバイル機器140は、衛星測位および他の通信信号を受信可能な無線装置である。例えば、モバイル機器140は位置特定の能力を有するセルラ電話とすることができる。図示するように、モバイル機器140は音声信号およびデータ信号をセルラ基地局などの送信機130から受信する。しかし、モバイル機器140はセルラ電話に限定されず、個人用デジタル補助装置、ノート型コンピュータ、スマートフォンおよび同様の通信機器も含み得る。いくつかの実施形態において、モバイル機器140はFM無線信号、デジタルテレビ信号およびイーサネット(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、WiMAX(登録商標)(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの有線/無線ネットワーク通信などを受信する。
送信機130は、その一般的な位置またはサービスエリアを示す情報を含む信号を提供する。一実施形態例において、送信機130はセルラ基地局であり、そのサービスエリアは国コードまたは類似のデータによって識別される。しかし、送信機130はFM無線局、デジタルテレビ放送、無線または有線のデータネットワークなど、他の地上および/または衛星ソースを含むことができる。一実施形態において、送信機130はそのクライアントにNITZ(ネットワーク識別および時間帯)情報を提供する無線アクセスポイントである。世界(絶対)時間帯は、例えば別個の地理的領域に対応し、従って位置識別子としての役割を果たし得る。別の実施形態において、送信機130はモバイル機器140にネットワークアドレスまたは類似の識別子を提供可能なサーバである。例えば、インターネットサービスプロバイダは、おおよそある地理的位置に対応するIP(インターネットプロトコル)をクライアントコンピュータに割り当てることができる。
モバイル機器140は、送信機130からの位置情報を使用してRNSS120衛星ビークルの可用性を決定する。例えば、位置情報が欧州におけるある国を示す場合、モバイル機器140はそれがEGNOSカバレージエリア内にありそうだと決定することができ、EGNOS衛星ビークルを探索することができる。同様に、位置情報が米国を示す場合、移動局140はそれがWAASカバレージエリア内にありそうだと決定することができ、それに応じてその探索を限定することができる。RNSS120衛星ビークルは、静止軌道または対地同期軌道を維持し、固有のカバレージエリア内で使用するための相関データを提供するので、モバイル機器140は不可視および/またはその位置を決定するために使用可能なデータを持たないSVの探索を回避する。
一例として、モバイル機器140は欧州のどこかにあり、位置決定を有していないと仮定する。また、モバイル機器140には前の位置決定から取得され得たデータがないか、または前の測位データが古くなったと仮定する。このコールドスタートの状態では、モバイル機器140にはRNSS120の衛星ビークルの可用性についての情報がない。しかし、モバイル機器140が基地局から信号を受信した場合(現在の電力オン状態の前でさえ)、移動体国コード(MCC)または類似の地理的識別子を取得したかもしれない。例えば、モバイル機器140は、稼働されるとそれがドイツのどこかであることを示す信号をサービス提供側基地局から自動的に取得したかもしれない。この情報を使用して、モバイル機器140はそれがEGNOSカバレージエリア内にあることを決定し、測位データを受信することができる特定のEGNOS(地域)衛星ビークルを識別する。これをGNSS110におけるグローバル衛星ビークルの探索と並列して行うことができ、それによって正確な位置決定を取得するプロセスを加速することができる。あるいは、モバイル機器はRNSS120のSVから取得されたヘルス情報を使用して、GNSS衛星のその探索をさらに改良することができる。
図1Bは、特定の地理的エリアにおける通信システム100Bの態様を示す図である。図示するように、GNSS110およびRNSS120の衛星ビークルは、日本を含むカバレージエリアを有する。モバイル機器140は、送信機130からまたグローバルナビゲーション衛星110−Gおよび地域衛星120−MT、120−QZから信号を受信するPDA(personal digital assistant)である。
現在説明している実施形態において、RNSS120は2つの地域システムを含む。第1の地域システムは、衛星ビークル120−MTによって表されるMSAS(MTSAT Satellite-based Augmentation System)である。MSAS衛星120−MTは、日本上に静止軌道を維持し、上述したように補強データを提供する。衛星ビークル120−QZ1、120−QZ2は、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)の一部である。QZSS衛星120−QZは、おおよそ日本からオーストラリアに伸びるカバレージエリア(地表面軌跡)を有する対地同期軌道を維持する。QZSS衛星ビークル120−QZの軌道は既知であり、従ってそれらの高度およびドップラ特性は、カバレージエリアにわたって国毎に決定され得る。
モバイル機器140は、地理的エリアを示す識別子を送信機130から受信する。上述したように、異なる識別子を使用してもよく、様々な精度を有していてもよい。世界時間帯識別子は、例えば位置(日本)が地球の特定の15度の経度スライス内にあることのみを示し得る。一方、国コードまたは類似の識別子は、位置が日本、または場合によっては日本の島の1つであることを示し得る。
モバイル機器140は、識別子を使用してRNSS120衛星ビークルの可用性についての情報を取り出す。日本の場合、モバイル機器140はGNSS110グローバルナビゲーション衛星に加えてMSASおよびQZSSの両方の衛星ビークルが使用可能であると決定する。同様に、モバイル機器140は、可能な探索候補としてWAASおよびEGNOSのシステムにおけるSVを取り除くことができる。
1つまたは複数の地域衛星システムの可用性を決定した後、モバイル機器140はSVの探索に優先順位を付ける。例えば、QZSS衛星120−QZは、位置特定のためのGPS相互運用信号(GPS-interoperable signal)およびQZSSカバレージエリア内のGNSS衛星110−Gのための相関データを送信すると予想される。同様に、QZSS衛星ビークルの軌道は、東京上空に高い傾斜角で少なくとも1つがほぼ常に存在するようになる。モバイル機器140は、これおよびRNSS120についての他の情報およびその特定のSVを格納し、それを使用して測位信号の探索に優先順位を付けることができる。
モバイル機器140は、地域衛星システムの可用性を超えて特定の地域衛星ビークルからの信号の探索を限定する情報にアクセスすることができる。これは送信機130から受信された位置識別子に基づいて、QZSS衛星ビークルのドップラ探索を限定することを含み得る。例えば、QZSS衛星ビークル120−QZからの信号のドップラシフトは位置に依存する。これは一般に、日本では約±250m/sであるが、オーストラリアでは±500m/sに達し得る。最悪のシナリオでは、QZSSドップラシフトは約±650m/sである。従って、識別子が日本をおおよその位置として示す場合、探索時間を著しく向上させるために、QZSS衛星ビークル120−QZの探索範囲を約±250m/sのドップラシフトに対応する周波数に制限することができる。
本発明は、特定の地理的領域、または特定の地域衛星システムに限定されないことを理解されたい。代わりに、本発明の実施形態は広範には位置識別子に基づいてRNSSシステムの可用性を決定し、使用可能なRNSSシステム内の衛星ビークルを識別することを含む。また、地域衛星システム内の特定のSVを識別するために、擬似ランダム(PRN)コードなどの衛星識別子および周波数チャネル番号を使用することができることを理解されたい。周波数チャネル番号は、例えば周波数分割多元接続(FDMA)または類似の技術を使用して信号を送信する、Glonassなどの衛星システムと共に使用することができる。探索性能を向上させ、位置特定の決定を強化するために、使用可能なRNSSシステムおよびそれらの衛星についての情報にアクセスする。従って、本発明の実施形態は制限なく、既存のおよび将来の地域衛星システムと共に使用することができることが特に企図される。
図2は、モバイル機器140の一実施形態の機能ブロック図である。図示するように、モバイル機器140はRFトランシーバ220および衛星受信機260を含み、それらはいずれもアンテナ210に結合されている。RFトランシーバ220は、ベースバンドプロセッサ230にも結合されている。受信パスにおいて、RFトランシーバ220は入来RF信号を受信し、それをベースバンドプロセッサ230に配信する。ベースバンドプロセッサ230は、RF信号から情報を復元する。例えば、ベースバンドプロセッサ230は他の信号処理機能を実行することに加えて、受信信号を復調し、復号することができる。送信パスにおいて、ベースバンドプロセッサ230はプロセッサ240から受信したデータの符号化および変調を行い、送出RF信号をRFトランシーバ220に配信する。
様々な実施形態において、プロセッサ240はベースバンドプロセッサ230によって復元されたデータから位置識別子を取得する。上述したように、位置識別子はセルラ基地局によって送信される国コード、世界時間帯情報、ネットワークアドレス、または特定の地理的エリアを示す類似のデータとすることができる。メモリ250は、1つまたは複数の地域衛星システムの可用性および特定の地域衛星ビークルの識別子を決定するための情報を格納する。さらに、メモリ250は特定の位置の領域衛星ビークルのドップラ探索領域を格納することができる。いくつかの実施形態において、メモリ250はフラッシュメモリやバッテリ駆動のスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)装置など、不揮発性記憶要素を含む。
図3A〜図3Bは、例えば地域衛星システムにおける衛星についての情報を提供するために使用可能なデータ構造300の例を示す。各データ構造は、個々のデータ要素の配列を含んでいてもよく、プロセッサ240によってアクセスできるようにメモリ250に格納されていてもよい。例えば、データ構造300は各地域衛星システムにおける衛星毎のデータ要素を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、メモリ250はいくつかの異なるデータ構造300を格納し、そのそれぞれは1つまたは複数の位置識別子に従ってインデックスすることができ、プロセッサ240によって更新され得る。
データ構造300Aは、Country_Code310別にまとめた地域衛星システムにおける衛星ビークルに関連する情報例を含む。図示するように、国コード310別に地域衛星についてのRNSS_ID320、SV_Name330、SV_ID340の値が提供される。一実施形態において、国コード310はITU E.212(国際電気通信連合による勧告212)で公表されたものなど、移動体国コード(MCC)のリストに対応する。RNSS_ID320は、WAAS、EGNOS、MSAS、QZSSなど、特定の地域衛星システムに対応する。SV_Name330は、RNSS_IDによって示されるRNSS内の特定の衛星ビークルの名前である。SV_ID340は、その送信を符号化するために地域衛星ビークルによって使用されるPRNに対応する擬似ランダム(PRN)コードなどの識別子である。軌道350は、衛星ビークル(SV_Name)が対地同期軌道上にあるか、静止軌道上にあるか、他の地球軌道上にあるかを示す。静止軌道上にある衛星ビークルについて、ドップラ探索範囲360はゼロでもよく、または省略されてもよい。そうでない場合、ドップラ探索範囲360は国コード310によって示される位置にあるSV_Name330のキャリア信号の探索の限定に使用する値を指定することができる。
例示の目的で、データ構造300Aは国コード208(フランス)、441(日本)および505(オーストラリア)のデータ要素例で示されている。フランスは、欧州内にあり、従って国コード208に対応するRNSS_IDはEGNOSである。EGNOS地域衛星システム内で、衛星ビークルAOR−E、ARTEMISおよびIND−Wは、フランスにおけるいくつかの位置の可能な探索候補として識別される。EGNOS衛星ビークルの擬似ランダムコードは、それぞれ120、124および126である。示すように、これらの衛星ビークルは静止軌道(GEOSTAT)を維持し、従ってそれらのドップラシフトは通常、非常に小さい。例えば、米国にあるWAAS衛星ビークルに関連付けられているドップラシフトは、約±40m/s(すなわち、約±40m/sの受信機に向かって/から離れる衛星の相対速度に対応する周波数シフト)とされ得る。従って、いくつかの実施形態において、ゼロのドップラ探索値は静止地域衛星ビークルのために使用され得る。他の実施形態において、データ構造300はドップラシフトのより正確な測定値および/または各地理的位置における地域衛星ビークル毎にドップラ探索範囲を格納することができる。
上述したように、日本はMSASおよびQZSSの両方の地域衛星システムのカバレージエリア内にある。従って、国コード441は両方の地域衛星システムにおける衛星ビークルについての情報を含む。日本のデータ要素例は、QZSSシステムにおける衛星ビークルQZS1の可用性を示す。データ要素例は、QZS1によって送信されるデータが擬似ランダムコード183で符号化されること、QZS1が対地同期(GEOSYNC)軌道上にあることおよび日本内のいくつかの位置のドップラ探索範囲が約±225m/sであることも示す。
最後に、国コード501(オーストラリア)のデータ要素例が比較のために含まれている。示したように、国コード505もQZSSカバレージエリア内にあり、擬似ランダムコード183を使用してQZS1から衛星信号を受信することができる。しかし、オーストラリアにおいてQZS1信号を探し出すために、より広範な周波数を探索する必要がある場合がある。従って、データ要素例は国コード505では衛星QZS1が潜在的に使用可能であり、その位置についてドップラ探索範囲の適切な値が約±550m/sであることを示す。
図3Bは、例えば地域衛星ビークルの可用性および識別についての情報を格納するために使用可能な代替のデータ構造300Bを示す。データ構造300Bは、メモリ250に格納され得、いくつかの実施形態においてデータ構造300Aを補う、または置き換えることができる。各データ要素は、対応する地理的領域を示すTime_Zone380フィールドを含む。時間帯毎に、地理的衛星システム(RNSS_ID)、衛星ビークル(SV_Name)および擬似ランダムが上述したように識別される。可視性インデックス(Visibility_Ndx390)も提供される。世界時間帯は地球の経度スライスを表すため、衛星可視性は特定の時間帯内で変わり得る。
このポイントを例証するために、時間帯のデータ要素例UTC+01が示されている。UTC+01は、イタリアおよびナミビアの両方を含む。EGNOS衛星が欧州(および北アフリカの一部)から可視であり、アフリカ大陸のその他の場所で不可視の場合がある。従って、Visibility_Ndx390は特定の地域衛星が特定の時間帯内のいくつかの位置から可視である尤度の表示を提供する。ここで、Visibility_Ndx390は、UTC+01時間帯内にいくつかの位置で衛星AOR−Eから測位データを受信する尤度が60%であることを示す。可視性インデックスは、人口、エリアおよび特定の時間帯内のカバレージの可用性に関連する他の基準に従って決定され得る。
別々に説明したが、データ構造300A、300Bを単一のデータ構造に結合してもよく、本発明の実施形態は地域衛星システムについての位置固有の情報を含む追加のデータ構造を含み得ることを理解されたい。例えば、データ構造例は国コード、時間帯、ネットワークアドレスおよび類似の識別子に基づいて複数の探索キーを含み得る。また、説明の目的で、各データ構造の一部のみが描かれている。いくつかの実施形態において、データ構造300は関連の位置ベースの識別子の一意の各値との関連で各RNSSシステムおよびその衛星についての情報を格納する。
再度図2を参照すると、プロセッサ240は位置識別子を使用してメモリ250におけるデータ構造(例えば、300A、300B)にアクセスする。1つまたは複数の地域衛星システムが使用可能であると決定された場合、プロセッサ240はそのSVについての情報を位置特定プロセッサ270に提供する。数ある情報の中でも、プロセッサ240は符号化された衛星信号の探索を補助するために、各地域SVの擬似ランダムコード(または他の衛星識別子)およびドップラ探索値を位置特定プロセッサ270に提供することができる。プロセッサ240は、RNSSおよびそのSVについての情報をモバイル機器140の表示画面上に表示することもできる。様々な実施形態において、プロセッサ240は静止SVの相対位置と位置識別子が重なっているおよび/または対地同期SVの地表面軌跡の表示に相当するマップを表示する。
いくつかの実施形態において、プロセッサ240は地域衛星システムにおける変化に応答してデータ構造300を更新するように構成される。例えば、地域衛星ビークルが特定のRNSSに追加され、またはそこから削除されると、プロセッサ240はこれらの地域SVに対応するデータ要素を追加または削除することができる。また、地域衛星システムのカバレージエリアが変わる場合、または新しい地域衛星システムが特定の位置において使用可能になる場合、プロセッサ240はそれに応じてデータ構造300内のデータ要素を更新することができる。データ構造300に対する更新は定期的に、または必要に応じて行われ得、それによってモバイル機器140は現在の情報を維持することができる。
位置特定プロセッサ270は衛星受信機260の操作を制御し、モバイル機器140の位置を決定する。位置特定プロセッサ270は、PRNコードやドップラ探索値などのパラメータをプロセッサ240から受信し、衛星受信機260で受信された対応する信号を探索する。いくつかの実施形態において、位置特定プロセッサ270は衛星信号と特定のSVのPRNを使用して局所的に生成される信号とを相互に関係付ける。PRN値が地理的位置にサービスを提供する地域SVに対応するため、信号を見つける確率が高まり、従ってモバイル機器140はその現在の位置の測位データを提供しない地域SVの探索を回避する。
さらに、位置特定プロセッサ270はドップラ探索データを使用して所望の衛星信号を探し出すために、探索する必要があり得るドップラの範囲を最低限に抑える。例えば、GPS衛星で位置特定プロセッサ270は±900m/sまでのドップラシフトに対応する搬送周波数を探索する必要がある場合がある。すなわち、位置特定プロセッサ270が受信した衛星信号を異なるコードオフセットおよび可能なドップラシフトの範囲にわたる異なるドップラシフト値で内部生成されたバージョンのPRNコードと相関(2次元探索)させる必要がある場合がある。相関結果における最大値は、受信した衛星信号の特定のコード位相に対応し、これは次いで受信機の位置を決定するために使用され得る。最初の探索(「取得」)は、位置特定プロセッサ270にとって使用可能な情報量に応じて、かなり時間がかかる可能性がある。しかし、特定のSVが静止軌道にあることがわかっている場合、この追加の周波数探索を低減または無くすことができる(受信機に向かうまたはそこから離れる衛星の相対速度は小さいため)。同様に、対地同期SVでは、位置特定プロセッサ270はその探索をドップラ探索範囲360に基づいて決定される位置固有のドップラ範囲に限定することができ、これはグローバル衛星システムの探索範囲よりかなり小さい可能性がある。このようにして、位置特定プロセッサ270は位置に適したPRNコードおよび/または他の衛星識別子および最適なドップラ探索パラメータを使用して地域SVを探索することができる。
本発明の実施形態は、地上ソースから取得され得るものなど、近似の地理的位置に基づいて衛星ビークルの位置固有の探索を実行することができることを理解されたい。探索を実行するために、追加の情報は必要ない。特に、最初に取得されたエフェメリス、アルマナックまたは衛星時刻情報を有している必要はない。検出の確率が高い地域衛星ビークルからの信号を検索し、使用不可であることがわかっている地域衛星の検索を回避することによって、効率が向上する。また、位置に依存するドップラ探索範囲を使用することによって、衛星信号を取得する時間を低減することができる。特に、開示された技術は現在のアルマナック、エフェメリス、または他の時間依存の衛星軌道情報を必要することなくドップラシフト探索スペースを低減する(または無くす)ため、コールドスタート状態において取得時間に関して実質的な利益を提供することができる。例えば、特定の実施形態において衛星受信機は限定されたドップラ探索範囲(すなわち、GNSS衛星の最小のドップラ探索範囲より小さい)を使用して、現在の衛星軌道情報(例えば、現在のエフェメリス、アルマナックおよび/またはより長期の軌道情報など他の軌道情報)にアクセスする前に、地域衛星ビークルに関連付けられている位置情報を取得することができる。
図4は、無線装置の位置特定方法400の例を示す流れ図である。位置特定方法400は、プロセッサ240および/または位置特定プロセッサ270などのプロセッサによって実行され得る。ブロック410で、第1の信号が無線装置で受信される。いくつかの実施形態において、第1の信号は地理的位置を示す識別子を有する地上信号である。識別子は、例えば無線装置が配置されるエリアのおおよそのインジケータとして働き得る。
ブロック420で、第1の信号から識別子が取得される。その後、ブロック430で識別子は第1の位置における地域衛星システムの可用性を決定するために使用される。これは、例えば第1の位置がWAAS、EGNOS、MSAS、QZSSなど、1つまたは複数の地域衛星システムのカバレージエリア内にあるかどうかを決定することを伴い得る。第1の位置が1つまたは複数の地域衛星システムのカバレージエリア内にある場合、特定の衛星ビークルについての情報が取り出される。ブロック440で、第1の位置で使用可能であると決定された地域衛星ビークルの衛星識別子およびドップラ探索範囲が無線装置にとってアクセス可能なメモリまたは他のストレージから取り出される。いくつかの実施形態において、地域衛星についての情報は無線装置の不揮発性メモリで維持される。
ブロック450で、1つまたは複数の衛星ビークルからの信号を含む第2の信号が衛星受信機で受信され、メモリから取り出された情報を使用して地域衛星ビークルの探索が行われる。探索は、特定の地域衛星ビークルのPRNコードを使用して無線装置で参照信号を生成し、位置情報を取得するために、参照信号と衛星受信機から取得された信号とを相互に関係付けることを含み得る。ドップラ探索範囲は、参照信号で探索される周波数を限定することができる。このようにして、第1の位置にサービスを提供する地域衛星ビークルについての照準を当てた探索が行われ、第1の位置に従って探索スペースが決定される。さらに、探索性能をさらに向上させるために、全地球測位衛星の探索と並列して地域衛星の位置ベースの探索を行うことができる。
ブロック460で、衛星信号から取得された情報を使用して無線装置の位置が決定される。例えば、相関を使用して複数の衛星ビークルの受信信号のコード位相を決定し、コード位相を使用して衛星と受信機との間の距離を決定し、次いでこれを使用して位置を決定することができるよく知られている技術に従って位置を決定することができる。いくつかの例において、例えばQZSSシステムで地域衛星ビークルだけで無線装置の位置決定を取得するのに十分な測位データを提供することができる。他の場合、地域衛星ビークルはグローバル衛星ビークルから取得された測位情報を補うための相関データのみを提供してもよい。いくつかの実施形態において、無線装置の位置を取得するために、1つまたは複数の衛星信号を追加の情報と共に使用することができ、例えば、位置の決定のために衛星信号と共に飛行時間、地上ソースの往復遅延情報を使用することができる。
本明細書に開示した実施形態との関連で記載した様々な論理ブロック、モジュールおよび回路の例は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASICS)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルなロジックデバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア部品、または本明細書に記載した機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせにより実施または実行れ得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとされ得るが、代替でプロセッサは任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とされ得る。プロセッサは、コンピューティング装置の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のマイクロプロセッサとDSPコア、または他の任意のこうした構成としても実施され得る。
ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、不揮発性メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当分野で知られている他の任意の形の記憶媒体にあってもよい。記憶媒体例は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、そこに情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替では、記憶媒体はプロセッサに内蔵されていてもよい。
本明細書に開示した実施形態との関連で記載した方法、プロセス、またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組み合わせで具体化することができる。方法またはプロセスにおける様々なステップまたは行為を、示した順序で実行してもよく、または他の順序で実行してもよい。さらに、1つまたは複数のプロセスまたは方法ステップは、省略されてもよく、または1つまたは複数のプロセスまたは方法ステップが方法およびプロセスに追加されてもよい。方法およびプロセスにおける既存の要素の最初、最後、または途中に追加のステップ、ブロック、またはアクションを追加してもよい。
開示した実施形態の上記の説明は、当業者が本開示を作成し、または使用することができるように提供されている。これらの実施形態への様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書に定義されている一般的な原理を、本開示の意図または範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用することができる。従って、本開示は本明細書に示した実施形態に限定されるものではなく、本明細書に開示した原理および新規の特徴と合致する最も広い範囲が付与されるものとする。

Claims (41)

  1. 第1の信号を受信することと、
    前記第1の信号から第1の位置を示す識別子を取得することと、
    前記識別子を使用して地域衛星システムに属する少なくとも1つの衛星ビークルに関連付けられている情報を取り出すことと、
    第2の信号を受信することと、
    前記少なくとも1つの衛星ビークルについての第1の衛星信号情報を取得するように前記第2の信号を処理することと、
    前記第1の衛星信号情報に少なくとも一部が基づいて無線装置の位置を決定することと、
    を備える無線装置のための位置特定方法。
  2. 前記識別子は、前記第1の位置に対応する国コードを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の信号を受信することは、セルラ基地局から信号を受信することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の衛星信号情報を取得するように前記第2の信号を処理することは、現在の衛星軌道情報にアクセスする前に、限定されたドップラ探索範囲を使用して前記第2の信号を処理することを備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記識別子は、前記第1の位置の世界時間帯を備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の識別子は、前記無線装置のネットワークアドレスの少なくとも一部を備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの衛星ビークルに関連付けられている情報を更新することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの衛星ビークルに関連付けられている情報を取り出すことは、前記無線装置の不揮発性装置内のデータにアクセスすることをさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの衛星ビークルに関連付けられている情報は、前記第1の衛星信号の符号化に使用される擬似ランダムコード(PRN)を備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の信号を処理することは、
    前記擬似ランダムコードを使用して参照信号を生成することと、
    前記第2の信号と前記参照信号とを相互に関係付けることと、
    を備える請求項9に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つの衛星ビークルに関連付けられている情報は、前記第1の位置に対応するドップラ探索範囲を備え、前記第2の信号を処理することは、前記ドップラ探索範囲に基づいて前記少なくとも1つの衛星ビークルのキャリアを探索することを備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記地域衛星システムは、前記地域衛星システムは、WAAS(Wide Area Augmentation System)、EGNOS(European Geostationary Overlay Service)、MSAS(MTSAT Satellite-based Augmentation System)、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)、GAGAN(GPS Aided Geo Augmented Navigation)システムおよびIRNSS(Indian Regional Navigation Satellite System)システムからなるグループなるから選択される請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1の衛星信号情報を取得しつつ、GNSS(グローバルナビゲーション衛星システム)の一部である第2の衛星ビークルについての第2の衛星信号情報を取得するように前記第2の信号を処理することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  14. 前記グローバルナビゲーション衛星システムは、前記GPS、GLONASS、GALILEOおよびCOMPASSのシステムからなるグループから選択される請求項13に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つの衛星ビークルの軌道タイプを決定することと、
    前記軌道タイプが対地同期と決定された場合、前記少なくとも1つの衛星ビークルに対応するドップラ探索範囲を取り出すことと、
    をさらに備え、前記第2の信号を処理することは、前記ドップラ探索範囲に基づいて前記第1の衛星信号の探索を限定することを備える請求項1に記載の方法。
  16. 前記第1の位置は、前記QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)のカバレージエリア内の国であり、
    前記識別子によって示される前記国の前記少なくとも1つの衛星ビークルに対応するドップラ探索範囲を取り出すことと、
    前記ドップラ探索範囲に基づいて前記第1の衛星信号の探索を限定することと、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  17. 第1の位置を示す第1の識別子を有する情報を運ぶ信号を受信するように構成された第1の受信機と、
    複数の衛星信号を受信し、前記複数の衛星信号からの情報を使用して前記無線装置の位置を決定するように構成され、地域衛星システムの一部である衛星ビークの第2の識別子を使用して前記複数の衛星信号のうちの少なくとも1つを受信する第2の受信機と、
    前記情報を運ぶ信号から前記第1の識別子を取得し、前記第1の識別子を使用して前記無線装置のメモリから前記第2の識別子を取り出すように構成されたプロセッサと、
    を備える無線装置。
  18. 前記第2の識別子は、そのカバレージエリア内の前記第1の位置を有する少なくとも1つの地域衛星システムの一部である衛星ビークルに関連付けられている請求項17に記載の無線装置。
  19. 前記第1の受信機は、セルラ基地局から前記情報を運ぶ信号を受信する請求項17に記載の無線装置。
  20. 前記第1の識別子は、前記セルラ基地局に関連付けられている国コードを備える請求項19に記載の無線装置。
  21. 前記第1の識別子は、前記第1の位置の世界時間帯を備える請求項17に記載の無線装置。
  22. 前記第1の識別子は前記無線装置のネットワークアドレスの一部を備え、前記プロセッサは前記ネットワークアドレスの前記一部に基づいて前記メモリから前記第2の識別子を取り出すように構成された請求項17に記載の無線装置。
  23. 前記第1の識別子は国コードを備え、前記プロセッサは前記国コードに基づいて前記メモリから前記第2の識別子を取り出すように構成された請求項17に記載の無線装置。
  24. 前記メモリは不揮発性メモリを備え、前記第2の識別子は前記不揮発性メモリに格納される請求項17に記載の無線装置。
  25. 前記プロセッサは、前記メモリにおける前記第1および第2の識別子を更新するように構成された請求項17に記載の無線装置。
  26. 前記第2の識別子は、前記地域衛星システムの一部である前記衛星ビークルの少なくとも1つの擬似ランダム(PRN)コードを備える請求項17に記載の無線装置。
  27. 前記第2の受信機は、前記少なくとも1つの擬似ランダムのうちの1つを使用して参照信号を生成し、前記複数の衛星信号のうちの前記少なくとも1つと前記参照信号とを相互に関係付けるように構成された請求項26に記載の無線装置。
  28. 前記プロセッサは前記第1の識別子を使用して前記第1の位置に対応するドップラ探索範囲を取り出し、前記第2の受信機は前記ドップラ探索範囲に基づいて前記複数の衛星信号のうちの前記少なくとも1つのキャリアを探索する請求項17に記載の無線装置。
  29. 前記地域衛星システムは、WAAS(Wide Area Augmentation System)、EGNOS(European Geostationary Overlay Service)、MSAS(MTSAT Satellite-based Augmentation System)、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)、GAGAN(GPS Aided Geo Augmented Navigation)システムおよびIRNSS(Indian Regional Navigation Satellite System)システムからなるグループから選択される請求項17に記載の無線装置。
  30. 前記第2の受信機は、第3の識別子を使用してグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)から信号を受信し、同時に前記第2の識別子を使用して前記複数の衛星信号のうちの前記少なくとも1つを受信する請求項17に記載の無線装置。
  31. 前記グローバル衛星測位システムは、GPS、GLONASS、GALILEOおよびCOMPASSのシステムからなるグループから選択される請求項30に記載の無線装置。
  32. 前記プロセッサは、前記地域衛星システムの一部である前記衛星ビークルの軌道タイプを決定し、前記軌道タイプが対地同期である場合、前記メモリからドップラ探索範囲を取り出し、前記第2の受信機は、前記ドップラ探索範囲に基づいて前記複数の衛星信号のうちの前記少なくとも1つの搬送周波数の探索を限定する請求項17に記載の無線装置。
  33. 前記第1の識別子は国を示し、前記地域衛星システムはQZSS(Quasi-Zenith Satellite System)であり、前記プロセッサは前記QZSS衛星ビークルおよび前記識別子によって示される前記国に対応するドップラ探索範囲を取り出すように構成され、前記第2の受信機は前記ドップラ探索範囲に基づいて前記複数の衛星信号のうちの前記少なくとも1つの搬送周波数の探索を限定する請求項17に記載の無線装置。
  34. モバイル機器 地域衛星システムの衛星ビークルに関連付けられている情報をモバイル機器のメモリで維持することと、
    セルラ基地局から地上信号を受信することと、
    前記地上信号から第1の位置を示す識別子を取得することと、
    前記識別子を使用して前記第1の位置における第1の地域衛星システムの可用性を決定することと、
    前記第1の地域衛星システムが前記第1の位置で使用可能である場合、前記第1の地域衛星システムの第1の衛星ビークルに対応する擬似ランダムコードを前記メモリから取り出すことと、
    第2の信号を受信することと、
    第1の衛星信号情報を取得するように前記擬似ランダムコードを使用して前記第2の信号を処理することと、
    前記第1の衛星信号情報に少なくとも一部基づいて前記モバイル機器の位置を決定することと、
    を備えるモバイル機器の位置特定方法。
  35. 前記第1の衛星信号情報を取得するように前記第2の信号を処理することは、現在の衛星軌道情報にアクセスする前に、限定されたドップラ探索範囲を使用して前記第2の信号を処理することを備える請求項34に記載の位置特定方法。
  36. 前記第1の位置における前記第1の衛星ビークルに対応するドップラ探索範囲を前記メモリから取り出すこと、
    をさらに備え、前記第2の信号を処理することは、前記ドップラ探索範囲に基づいて前記第1の衛星信号のキャリアを探索することを備える請求項34に記載の位置特定方法。
  37. 前記第1の地域衛星システムが前記第1の位置で使用可能である場合、前記第1の地域衛星システムに関連付けられている情報を表示すること、
    をさらに備える請求項34に記載の位置特定方法。
  38. 前記第1の衛星信号情報を取得しつつ、GNSS(グローバルナビゲーション衛星システム)の一部である第2の衛星ビークルについての第2の衛星信号情報を取得するように前記第2の信号を処理することをさらに備える請求項34に記載の位置特定方法。
  39. 前記第1の位置が前記QZSS(Quasi-Zenith Satellite System()システムのカバレージエリア内の国であり、
    前記第1の衛星ビークルおよび前記第1の位置に関連付けられているドップラ探索範囲を決定することをさらに備える請求項34に記載の位置特定方法。
  40. 無線装置の位置を突き止めるための1つまたは複数の命令により符号化されるコンピュータ可読媒体であって、前記1つまたは複数の命令が1つまたは複数のプロセッサによって実行されると前記1つまたは複数のプロセッサに、
    第1の信号を受信するステップと、
    前記第1の信号から第1の位置を示す識別子を取得するステップと、
    前記識別子を使用して地域衛星システムに属する少なくとも1つの衛星ビークルに関連付けられている情報を取り出すステップと、
    第2の信号を受信するステップと、
    前記少なくとも1つの衛星ビークルについての第1の衛星信号情報を取得するように前記第2の信号を処理するステップと、
    前記第1の衛星信号情報に少なくとも一部基づいて前記無線装置の位置を決定するステップと、
    を実行させる命令を含むコンピュータ可読媒体。
  41. 第1の位置を示す第1の識別子を有する情報を運ぶ信号を受信する手段と、
    複数の衛星信号を受信し、前記衛星信号からの情報を使用して前記無線装置の位置を決定する手段であって、地域衛星システムの一部である衛星ビークルの第2の識別子を使用して前記複数の衛星信号のうちの少なくとも1つを受信する手段と、
    前記情報を運ぶ信号から前記第1の識別子を取得し、前記第1の識別子を使用して前記無線装置の記憶手段から前記第2の識別子を取り出す手段と、
    を備える無線装置。
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