JP2011523541A - 長距離通信イーサネットシステムおよびリレー - Google Patents

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Abstract

相互に通信する第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスとを備える長距離通信イーサネットシステムであって、リレーをさらに備え、前記第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスのうち、一方は通常イーサネットデバイスであり、他方は通常イーサネットデバイスまたは長距離イーサネットデバイスであり、第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスはリレーを介して通信し、リレーは通常イーサネットデータと長距離イーサネットデータとの間の相互変換を行う。2つのイーサネットデバイスのうち、少なくとも1つのデバイスが通常イーサネットデバイスであり、かつ2つのデバイス間の動作距離が100メートルより遠い場合の相互通信を実現できる。

Description

本発明はネットワーク給電技術に関し、具体的には、長距離イーサネット(登録商標)システム、およびこのシステムにおけるリレーに関する。
イーサネットシステムにおいて、2つのイーサネットデバイスの間がケーブルを介して直接に接続され、この2つのイーサネットデバイスの間は通常イーサネットリンクであり、かつ動作距離が100メートル以内に制限される。100メートルより遠いような長距離イーサネット通信を実現するために、現在では長距離イーサネットデバイスが既にあり、この長距離イーサネットデバイスは先進の符号化方法を利用してイーサネットデータのボーレートを低減し、さらにイーサネットの動作距離を100メートルから500メートル以上に拡張する。2つの長距離イーサネットデバイスの間は長距離イーサネットデータを搭載する長距離イーサネットリンクである。しかしながら、長距離イーサネット通信では、通信の両側がいずれも長距離イーサネットデバイスであり、かつケーブルを介して直接に接続される必要があるが、従来の大量のイーサネットデバイスは通常イーサネット技術を用いて構築されている。従って、長距離通信を必要とする2つのイーサネットデバイスのうち、少なくとも1つが通常イーサネットデバイスであって、両者は正常に通信することができなくなる。
現在、IEEE標準化委員会により発行されたIEEE802.3af−2003標準規格において定義されているイーサネット給電(POE:Powered over Ethernet)技術も通信双方のデバイスタイプが同じであり、かつ直接に接続されることを基礎としている。POE技術は4対のシールド付きより対線を有するケーブルを介してデータ端末デバイスに給電する技術である。図1〜図3はIEEE802.3af−2003標準規格において定義されている3種類のPOEシステムを示している。
図1は従来技術のエンドポイントPSE(Endpoint PSE)モードAのPOEシステム構成を示す図であり、図1に示すように、このPOEシステムは給電機器(PSE:Power Sourcing Equipment)ユニット11と、受電機器(PD:Powered Device)ユニット31と、を備える。PSEユニット11は給電側であるネットワークスイッチデバイス10に設定され、このネットワークスイッチデバイス10はハブ、スイッチ、ルータなどのデバイスであってよい。PDユニット31は受電側である受電端末30に設定され、この受電端末30はIP電話機、無線LANアクセスポイント(AP:Access Point)、ネットワークビデオカメラなどのイーサネットデータ端末であってよい。ネットワークスイッチデバイス10と受電端末30との間はケーブル20を介して直接に接続される。ケーブル20での1/2芯(1/2芯は1芯と2芯を表す)、3/6芯、4/5芯、および7/8芯はそれぞれより対線を構成する。10Mbpsと100Mbpsイーサネットシステムではケーブルでの1対または2対のより対線を用いてイーサネットデータを伝送するが、1000Mbpsイーサネットシステムでは4対のより対線を用いてイーサネットデータを伝送する。2対のより対線を用いてイーサネットデータを伝送することを例とすると、ケーブル20での1/2芯と3/6芯で構成された2つのより対線をそれぞれデータ線対22とし、4/5芯と7/8芯で構成された2つのより対線は使用しないままでスペア線対24とする。ネットワークスイッチデバイス10での各データ線対13を1つの変圧器12を介してケーブル20でのデータ線対22とカップリングする。PSE11の正極・負極電源出力側をそれぞれ2つの変圧器12のセンタータップと接続することによって、給電電源を2つのデータ線対22の間に印加する。データ線対22はイーサネットデータと給電電源を同時に搭載し、そのうち、イーサネットデータは交流信号であり、給電電源は直流信号であり、異なる周波数で区別することができる。受電端末30での各データ線対33を1つの変圧器32を介してケーブル20でのデータ線対22とカップリングする。PDユニット31は2つの変圧器32のセンタータップと接続して、2つのデータ線対22の間から給電電源を取得する。
図1に示すエンドポイントPSEモードAはデータ線対22を用いて給電電源を搭載する実現方法であり、図2に示すエンドポイントPSEモードBはスペア線対24を用いて給電電源を搭載する実現方法である。図2を参照すると、PSEユニット11の正極・負極電源出力側をそれぞれ2つのスペア線対24と接続することによって給電電源を2つのスペア線対24の間に印加するという点で図1と異なっており、この場合、データ線対22はイーサネットデータだけを伝送し、PDユニット31はスペア線対24の間から給電電源を直接に取得する。図1と図2はいずれもPSEユニット11をネットワークスイッチデバイス10に設定するため、エンドポイントPSEモードと呼ばれる。図3はPSEユニット11を中間デバイスに設定するミッドスパン(Mid span)モードである。
図3は従来技術のミッドスパンモードのPOEシステム構成を示す図である。図3に示すように、このシステムのPSEユニット11はミッドスパンデバイス40に設定され、PSEユニット11から出力される直流給電電源は2つのスペア線対24の間に印加され、従って、PD31は2つのスペア線対24の間から電源を取得する必要がある。
上記の3つのモードでは、データ線対を用いて給電するか、またはスペア線対を用いて給電するかにかかわらず、PSEユニット11の所在デバイスはいずれもケーブルを介してPDユニット31の所在デバイスと直接に接続されている。そのため、PSEユニット11の所在デバイスとPDユニット31の所在デバイスのうち、少なくとも1つが通常イーサネットデバイスであり、かつ両者間の動作距離が100メートルより遠い場合には、従来のPOEシステムを用いてPDに給電することができなくなる。
上記のように、従来のイーサネットシステムにおいて、2つのイーサネットデバイスのうち、少なくとも1つが通常イーサネットデバイスであり、かつ両者間の動作距離が100メートルより遠い場合には、この2つのイーサネットデバイスが正常にデータ通信することができなくなり、従来のPOE技術を用いてイーサネット給電を実現することもできなくなる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、2つのイーサネットデバイスのうち少なくとも1つが通常イーサネットデバイスであり、かつ両者間の動作距離が100メートルより遠い場合の通信を実現できる長距離通信イーサネットシステム及びリレーを提供している。
相互に通信する第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスとを備える長距離通信イーサネットシステムであって、リレーをさらに備え、
前記第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスのうち、一方は通常イーサネットデバイスであり、他方は通常イーサネットデバイスまたは長距離イーサネットデバイスであり、
前記第1イーサネットデバイスと前記第2イーサネットデバイスはリレーを介して通信し、
前記リレーは通常イーサネットデータと長距離イーサネットデータとの間の相互変換を行う。
前記第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスはいずれも通常イーサネットデバイスであり、前記システムは2つのリレーを備え、
1つの場合は、前記第1イーサネットデバイスは通常イーサネットデータを搭載する通常イーサネットリンクを介して一方のリレーと接続し、第2イーサネットデバイスは通常イーサネットデータを搭載する通常イーサネットデータリンクを介して他方のリレーと接続し、前記2つのリレーは長距離イーサネットデータを搭載する長距離イーサネットリンクを介して接続する。
もう1つの場合は、前記第1イーサネットデバイスは長距離イーサネットデバイスであり、前記第2イーサネットデバイスは通常イーサネットデバイスであり、前記第1イーサネットデバイスは通常イーサネットデータを搭載する通常イーサネットリンクを介してリレーと接続し、前記第2イーサネットデバイスは長距離イーサネットデータを搭載する長距離イーサネットリンクを介して前記リレーと接続する。
好ましくは、前記第1イーサネットデバイスはイーサネット給電機器であり、前記第2イーサネットデバイスはイーサネット受電端末であり、前記リレーはさらにイーサネット給電機器から供給された給電電源をイーサネット受電端末へ伝送する。
ここで、前記リレーは、第1インターフェースユニットと、データリレーユニットと、第2インターフェースユニットと、を備え、前記第1インターフェースユニットと前記第2インターフェースユニットはそれぞれ通常イーサネットインターフェースユニットと長距離イーサネットインターフェースユニットのうちの一方と他方であり、
前記第1インターフェースユニットは、受信された双方向イーサネットデータに対して自局のインターフェースタイプ下の物理層処理を行い、前記イーサネット給電機器からの給電電源を電源伝送トンネルを介して前記第2インターフェースユニットに送信し、
前記データリレーユニットは、前記第1インターフェースユニットからのイーサネットデータを前記第2インターフェースユニットに伝達し、前記第2インターフェースユニットからのイーサネットデータを前記第1インターフェースユニットに伝達し、
前記第2インターフェースユニットは、受信された双方向イーサネットデータに対して自局のインターフェースタイプ下の物理層処理を行い、前記第1インターフェースユニットからの給電電源を前記イーサネット受電端末へ送信する。
ここで、前記長距離イーサネットインターフェースユニットは、第1コネクターと、第1カプラー群と、長距離イーサネット物理層チップと、を備え、前記通常イーサネットインターフェースユニットは、第2コネクターと、第2カプラー群と、通常イーサネット物理層チップと、を備え、
前記第1コネクターは長距離イーサネットリンクと接続し、
前記第1カプラー群は、前記第1コネクターにおいて長距離イーサネットデータを搭載する線対を前記長距離イーサネット物理層チップにカップリングし、前記第1コネクターにおいて給電電源を搭載する線対を前記第2コネクターにおいて給電電源を搭載する線対に接続し、
前記長距離イーサネット物理層チップは、双方向イーサネットデータに対して長距離イーサネット物理層処理を行い、
前記第2コネクターは通常イーサネットリンクと接続し、
前記第2カプラー群は、第2コネクターにおいて通常イーサネットデータを搭載する線対を前記通常イーサネット物理層チップにカップリングし、
前記通常イーサネット物理層チップは、双方向イーサネットデータに対して通常イーサネット物理層処理を行う。
好ましくは、前記リレーは、前記電源伝送トンネルから給電電源を取得し、取得された給電電源の電圧を所在リレーの動作電圧に変換して、所在リレーの動作電源とする受電機器PDユニットをさらに備える。
好ましくは、前記システムにおいて、前記リレーのPDユニットが前記イーサネット受電端末におけるPDユニットと並列接続して統合PDに等価し、
前記リレーのPDユニットはインポジション指示等価抵抗調節回路を備え、
前記インポジション指示等価抵抗調節回路は、その所在するPDユニットがPDインポジション検出段階で所定の等価抵抗値に現れるように設定され、この所定の等価抵抗値は前記統合PDのインポジション指示等価抵抗がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする。
好ましくは、前記リレーのPDユニットは、消費電力指示等価電流調節回路および/または開始インパルス電流調節回路をさらに備え、
前記消費電力指示等価電流調節回路は、その所在するPDユニットがPD消費電力検出段階で所定の等価電流値に現れるように設定され、この所定の等価電流値は前記統合PDの消費電力指示等価電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにし、
前記開始インパルス電流調節回路は、その所在するPDユニットの開始インパルス電流が給電開始段階で所定の最大開始電流値より小さいように設定され、この所定の最大開始電流値は前記統合PDの開始インパルス電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする。
好ましくは、前記所定の等価抵抗値は265Kオームより大きく、前記所定の等価電流値は0.5mAより小さく、前記所定の最大開始電流値は18μF等価容量により生じたインパルス電流より小さい。
リレーであって、
外部の通常イーサネットリンクと接続し、受信された双方向イーサネットデータに対して通常イーサネット物理層処理を行う通常イーサネットインターフェースユニットと、
前記通常イーサネットインターフェースユニットからのイーサネットデータを長距離イーサネットインターフェースユニットに伝達し、前記長距離イーサネットインターフェースユニットからのイーサネットデータを通常イーサネットインターフェースユニットに伝達するデータリレーユニットと、
外部の長距離イーサネットリンクと接続し、受信された双方向イーサネットデータに対して長距離イーサネット物理層処理を行う長距離イーサネットインターフェースユニットと、を備える。
ここで、前記通常イーサネットリンクと長距離イーサネットリンクはいずれもイーサネットデータと給電電源を搭載し、前記通常イーサネットインターフェースユニットと長距離イーサネットインターフェースユニットの間には給電電源を伝達する電源伝送トンネルがさらに備えられている。
ここで、前記長距離イーサネットインターフェースユニットは、第1コネクターと、第1カプラー群と、長距離イーサネット物理層チップと、を備え、前記通常イーサネットインターフェースユニットは、第2コネクターと、第2カプラー群と、通常イーサネット物理層チップと、を備え、
前記第1コネクターは外部の長距離イーサネットリンクと接続し、
前記第1カプラー群は、前記第1コネクターにおいて長距離イーサネットデータを搭載する線対を前記長距離イーサネット物理層チップにカップリングし、前記第1コネクターにおいて給電電源を搭載する線対を前記第2コネクターにおいて給電電源を搭載する線対に接続して、電源伝送トンネルを形成し、
前記長距離イーサネット物理層チップは、受信された双方向イーサネットデータに対して長距離イーサネット物理層処理を行い、
前記第2コネクターは外部の通常イーサネットリンクと接続し、
前記第2カプラー群は、前記第2コネクターにおいて通常イーサネットデータを搭載する線対を前記通常イーサネット物理層チップにカップリングし、
前記通常イーサネット物理層チップは、受信された双方向イーサネットデータに対して通常イーサネット物理層処理を行う。
ここで、前記第1カプラー群は4つのカプラーを備え、前記第2カプラー群は2つのカプラーを備え、
前記第1カプラー群において、給電電源を搭載する2つのカプラーはそれぞれ前記第1コネクターにおいて給電電源を搭載する2つの線対と対応的に接続し、この給電電源を搭載する2つのカプラーのセンタータップはそれぞれ前記第2カプラー群における2つのカプラーのセンタータップと対応的に接続し、またはこの給電電源を搭載する2つのカプラーのセンタータップはそれぞれ前記第2コネクターの2つのスペア線対と対応的に接続する。
ここで、前記第1コネクターにおいて長距離イーサネットデータを搭載する線対と給電電源を搭載する線対が同じ線対、または異なる線対であり、前記第2コネクターにおいて通常イーサネットデータを搭載する線対と給電電源を搭載する線対が同じ線対、または異なる線対である。
好ましくは、前記電源伝送トンネルは隔離インダクタをさらに備える。
好ましくは、前記リレーは、前記電源伝送トンネルから給電電源を取得し、取得された給電電源の電圧を所在リレーの動作電圧に変換して、所在リレーの動作電源とするPDユニットをさらに備える。
好ましくは、前記リレーをイーサネット給電POEシステムのデータと給電電源リレーとする場合、前記PDユニットと、所在POEにおけるイーサネット受電端末のPDユニットと、他のリレーのPDユニットとを並列接続して統合PDに等価し、
前記PDユニットは、整流器と、PD制御回路モジュールと、電圧変換回路モジュールと、を備え、
前記整流器は、電源伝送トンネルから取得された給電電源を整流し、
PD制御回路モジュールは、主制御回路と、インポジション等価抵抗調節回路とを備え、
前記主制御回路は、整流された給電電源を前記電源変換回路モジュールに供給して、PD検出での関連制御操作を実現し、
前記インポジション等価抵抗調節回路は、ぞの所在するPD制御回路モジュールがPDインポジション検出段階で所定の等価抵抗値に現れるように設定され、この所定の等価抵抗値は前記統合PDのインポジション指示等価抵抗がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにし、
電源変換回路モジュールは、PD制御回路モジュールからの給電電源電圧を所在リレーの動作電圧に変換して、所在リレーの動作電源とする。
好ましくは、前記PD制御回路モジュールは、消費電力指示等価電流調節回路および/または開始インパルス電流調節回路をさらに備え、
前記消費電力指示等価電流調節回路は、その所在するPD制御回路モジュールがPD消費電力検出段階で所定の等価電流値に現れるように設定され、この所定の等価電流値は前記統合PDの消費電力指示等価電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにし、
前記開始インパルス電流調節回路は、その所在するPD制御回路モジュールの開始インパルス電流が給電開始段階で所定の最大開始電流値より小さいように設定され、この所定の最大開始電流値は前記統合PDの開始インパルス電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする。
好ましくは、前記所定の等価抵抗値は265Kオームより大きく、前記所定の等価電流値は0.5mAより小さく、前記所定の最大開始電流値は18μF等価容量により生じたインパルス電流より小さい。
好ましくは、前記インポジション等価抵抗調節回路、前記消費電力指示等価電流調節回路、および前記開始インパルス電流調節回路はいずれも可変抵抗である。
以上の解決手段からわかるように、本発明の実施例に係るリレーは、通常イーサネットデータと長距離イーサネットデータとの相互変換を行うことができるため、このリレーに通常イーサネットデバイスと長距離イーサネットデバイスが接続された後に、通常イーサネットデバイスからのデータを長距離イーサネットデータに変換することができ、この長距離イーサネットデータがリンクで長距離伝送されることができることで、通信双方の1つだけが通常イーサネットデバイスであり、かつ両者間の動作距離が100メートルより遠い場合の通信を実現することができる。2つのリレーがある場合、2つの通常イーサネットデバイスを接続することができ、2つのリレーの間で長距離イーサネットデータを伝送し、この長距離イーサネットデータがリンクで長距離伝送されることができることで、通信双方がいずれも通常イーサネットデバイスであり、かつ両者間の動作距離が100メートルより遠い場合の通信を実現することができる。
長距離通信の2つのイーサネットデバイスのうち、一方はイーサネット給電機器であり、他方はイーサネット受電端末である場合、リレーはさらにイーサネット給電機器から供給された給電電源信号をイーサネット受電端末へ伝送する。このようにリレーの存在で、イーサネット給電機器からイーサネット受電端末への給電も可能になって、長距離イーサネット給電を実現すしている。
また、本発明ではさらにリレーを最適化して付加のPD機器とする。1つまたは複数のリレーは付加PD機器として1つの通常イーサネット受電端末と共に1つの統合PDとして、イーサネット給電を受ける。実施例では、リレーのインポジション(in position)等価抵抗調節回路、オプションの消費電力指示等価電流調節回路、オプションの開始インパルス電流調節回路に対して特別な設定を行って、リレーを付加受電負荷とする場合に発生可能なインポジション検出エラー、消費電力タイプ識別エラー、およびパワーオン開始電流過大の問題を避けている。
従来技術のエンドポイントPSEモードAのPOEシステム構成を示す図である。 従来技術のエンドポイントPSEモードBのPOEシステム構成を示す図である。 従来技術のミッドスパンモードのPOEシステム構成を示す図である。 イーサネット受電端末は通常イーサネット端末であり、イーサネット給電機器は通常イーサネットスイッチである長距離通信イーサネットシステムの構成を示す図である。 イーサネット受電端末は通常イーサネット端末であり、イーサネット給電機器は長距離イーサネットスイッチである長距離通信イーサネットシステムの構成を示す図である。 本発明に係るリレーの構成を示す図である。 実施例1に係るリレーの構成を示す図である。 図4のリレー420、430および通常イーサネット端末440をイーサネット受電負荷とすることを示す図である。 インポジション検出の際の、イーサネット給電等価負荷のモデルである。 負荷消費電力タイプ識別の際の、イーサネット給電等価負荷のモデルである。 本発明の実施例3に係るリレーの構成を示す図である。
本発明の実施例においては長距離通信イーサネットシステムを提供している。このシステムは2つのイーサネットデバイスを備え、この2つのイーサネットデバイスのうち、一方は通常イーサネットデバイスであり、他方は通常イーサネットデバイスまたは長距離イーサネットデバイスである。2つのイーサネットデバイスの間には長距離イーサネットリンクと、通常イーサネットリンクとが備えられている。通常イーサネットリンクと長距離イーサネットリンクはリレーを用いて接続される。通常イーサネットデバイスは通常イーサネットリンクと接続され、長距離イーサネットデバイスは長距離イーサネットリンクと接続される。リレーは通常イーサネットリンク上の通常イーサネットデータと長距離イーサネットリンク上の長距離イーサネットデータ間の相互変換を行い、2つのイーサネットデバイスはリレーを介して通信する。
2つのイーサネットデバイスがいずれも通常イーサネットデバイスである場合、この2つのイーサネットデバイス間には2つの通常イーサネットリンクと、1つの長距離イーサネットリンクと、2つのリレーとが備えられている。2つのイーサネットデバイスのうち、一方は通常イーサネットであり、他方は長距離イーサネットデバイスである場合、この2つのイーサネットデバイス間には1つの通常イーサネットリンクと、1つの長距離イーサネットリンクと、1つのリレーとが備えられている。
ここからわかるように、リレーの存在で、通常イーサネットデバイスを有する長距離イーサネットシステムに長距離イーサネットリンクが備えられ、長距離イーサネットリンクはイーサネットデバイスの動作距離を延長することができる。そのため、イーサネット通信両側のデバイスタイプが異なったり、またはいずれも通常イーサネットデバイスであっても、長距離通信を行うことができる。
好ましくは、長距離通信の2つのイーサネットデバイスのうち、一方がイーサネット給電機器であり、他方がイーサネット受電端末である場合、リレーは、さらに、イーサネット給電機器から提供される給電電源をイーサネット受電端末へ伝送することに用いられる。ここからわかるように、リレーが存在しているため、イーサネット給電機器はイーサネット受電端末へ給電できるようになる。このような場合に、通常イーサネットリンクと長距離イーサネットリンクはイーサネットデータと給電電源を同時に搭載する。
以下、長距離通信の2つのイーサネットデバイスのうち、一方は給電し、他方は受電することを例として、本発明の実施例に係る長距離通信イーサネットシステムを詳しく説明する。
図4は、イーサネット受電端末は通常イーサネット端末であり、イーサネット給電機器は通常イーサネットスイッチである長距離通信イーサネットシステムの構成を示す図である。図4に示すように、このシステムは、通常イーサネットスイッチ410と、リレー420と、リレー430と、通常イーサネット端末440とを備える。通常イーサネットスイッチ410は通常イーサネットリンクを介してリレー420と接続し、リレー420は長距離イーサネットリンクを介してリレー430と接続し、リレー430は通常イーサネットリンクを介して通常イーサネット端末440と接続する。ここで、イーサネットリンクはケーブルを伝送媒体として、イーサネットデータと給電電源を搭載する。
図4における通常イーサネットスイッチ410は通常イーサネットリンクを介して通常イーサネットデータを送受信し、また給電電源を通常イーサネットリンクに負荷する。リレー420は通常イーサネットデータと長距離イーサネットデータとの変換を行い、通常イーサネットスイッチ410との間の通常イーサネットリンクから給電電源を取得して、リレー430との間の長距離イーサネットリンクに負荷する。リレー430はリレー420の機能と類似しており、給電電源に対する処理として、長距離イーサネットリンクから取得された給電電源を通常イーサネットリンクに送信するという点で異なっている。通常イーサネット端末440は自局とリレー430との間の通常イーサネットリンクを介して通常イーサネットデータを送受信し、またこの通常イーサネットリンクから給電電源を取得する。
図5は、イーサネット受電端末は通常イーサネット端末であり、イーサネット給電機器は長距離イーサネットスイッチである長距離通信イーサネットシステムの構成を示す図である。図5に示すように、このシステムは、長距離イーサネットスイッチ510と、リレー520と、通常イーサネット端末540とを備える。長距離イーサネットスイッチ510は長距離イーサネットリンクを介してリレー520と接続し、リレー520は通常イーサネットリンクを介して通常イーサネット端末540と接続する。
ここで、リレー520は図4のリレー430の機能と同じであり、通常イーサネット端末540は図4の通常イーサネット端末440の機能と同じである。図5の長距離イーサネットスイッチ510は長距離イーサネットリンクを介して長距離イーサネットデータを送受信し、また給電電源を通常イーサネットリンクに負荷する。
図4と図5において給電側とするイーサネットスイッチは、図1と図2においてPSEユニットを備えるネットワークスイッチデバイスを参照して実現してよい。図3を参照してPSEを中間デバイスに設定してもよく、すると、イーサネットスイッチはPSEユニットを備える中間デバイスとともにイーサネット給電機器を構成する。
以下、イーサネットデータリレーおよび給電電源リレーを実現するリレーの構成を詳しく説明する。図6は本発明に係るリレーの構成を示す図である。図6に示すように、リレーは、第1インターフェースユニット61と、データリレーユニット62と、第2インターフェースユニット63とを備える。ここで、第1インターフェースユニット61はデバイス外部で給電側のケーブルと接続し、デバイス内部でデータ伝送トンネルを介してデータリレーユニット62と接続し、電源伝送トンネルを介して第2インターフェースユニット63と接続する。第2インターフェースユニット63はデバイス外部で受電側のケーブルと接続し、デバイス内部でデータ伝送トンネルを介してデータリレーユニット62と接続する。第1インターフェースユニット61と第2インターフェースユニット63は長距離イーサネットインターフェースユニットと通常イーサネットインターフェースユニットのうちの一方と他方である。即ち、第1インターフェースユニット61が長距離イーサネットインターフェースユニットである場合、第2インターフェースユニット63は通常イーサネットインターフェースユニットであり、第1インターフェースユニット61が通常イーサネットインターフェースユニットである場合、第2インターフェースユニット63は長距離イーサネットインターフェースユニットである。
第1インターフェースユニット61は、受信された双方向イーサネットデータに対して自局のインターフェースタイプ下の物理層処理を行い、給電側からの給電電源を電源伝送トンネルを介して第2インターフェースユニット63に送信する。いわゆる双方向イーサネットデータはケーブルから取得されるイーサネットデータとデータリレーユニット62から受信されるイーサネットデータを指す。
データリレーユニット62は、第1インターフェースユニット61からのイーサネットデータを第2インターフェースユニット63に伝達し、第2インターフェースユニット63からのイーサネットデータを第1インターフェースユニット61に伝達する。データ伝達はデータリレーユニット62の基本的な仕事である。実際に、実際の要求に応じてデータリレーユニット62にデータ信号の整形などのようなほかの処理任務を担当させる。
第2インターフェースユニット63は、受信された双方向イーサネットデータに対して自局のインターフェースタイプ下の物理層処理を行い、電源伝送トンネルから受信される電源信号をケーブルに負荷して、受電側へ送信する。
上記第1インターフェースユニットまたは第2インターフェースユニットが長距離イーサネットインターフェースユニットである場合、この長距離イーサネットインターフェースユニットは外部の長距離イーサネットリンクと接続し、受信された双方向イーサネットデータに対して長距離イーサネット物理層処理を行うことは、外部のケーブルから取得された長距離イーサネットデータに対して長距離物理層復号を行って、データリレーユニット62に送信し、データリレーユニット62からのイーサネットデータに対して長距離物理層符号化を行って、外部のケーブルに送信することを含む。この長距離イーサネットインターフェースユニットは、さらに、ケーブルから取得される電源信号を電源伝送トンネルを介して通常イーサネットインターフェースユニットに送信する。
ケーブルでの1対または2対のより対線をデータ線対とする場合、長距離イーサネット物理層の処理は3B2T変換符号化とPAM−3リンク符号化方法を用いてイーサネットデータを符号化・復号する。ケーブルでの4対のより対線をデータ線対とする場合、長距離イーサネット物理層の処理は8B1Q4変換符号化とPAM−5リンク符号化方法を用いてイーサネットデータを符号化・復号する。以上の符号化によって、通常イーサネットデータを長距離イーサネットデータに変換する。変換後のボーレートは通常イーサネットデータのボーレートより極めて低くなる。ボーレートの低下は、長距離イーサネットデータ伝送距離の増加につながる。
上記の第1インターフェースユニットまたは第2インターフェースユニットが通常イーサネットインターフェースユニットである場合、この通常イーサネットインターフェースユニットは外部の通常イーサネットリンクと接続し、受信された双方向イーサネットデータに対して通常イーサネット物理層処理を行い、電源伝送トンネルから取得される電源信号をケーブルに負荷する。ここで、通常イーサネット物理層処理は既知の技術手段であるため、ここで説明を省略する。
以下、第1インターフェースユニット61は長距離イーサネットインターフェースユニットであり、第2インターフェースユニット63は通常イーサネットインターフェースであることを例として、複数の実施例を挙げて図6のリレーにおける各モジュールの実現を詳しく説明する。このリレーは図4のリレー430および図5のリレー520とされることができる。
実施例1
本実施例では、ケーブルでのスペア線対を介して給電電源を伝送する。通常イーサネットインターフェースは2より対線モードで動作し、即ち、通常イーサネットインターフェースは2対のより対線を用いてイーサネットデータを伝送する。長距離イーサネットインターフェースも2より対線モードで動作する。
図7は実施例1に係るリレーの構成を示す図である。図7に示すように、このリレーは、長距離イーサネットインターフェースユニット71と、データリレーユニット72と、通常イーサネットインターフェースユニット73とを備える。ここで、データリレーユニット72の機能は図6の同名のモジュールと同じであるため、ここで説明を省略する。
長距離イーサネットインターフェースユニット71は、RJ45コネクター711と、変圧器群712と、長距離イーサネット物理層チップ713とを備える。通常イーサネットインターフェースユニット73は、RJ45コネクター731と、変圧器群732と、通常イーサネット物理層チップ733と、を備える。
RJ45コネクター711の8個のピンは長距離イーサネットリンクを搭載するケーブルの8本の芯線と対応的に接続する。本実施例では、長距離イーサネットが2より対線モードで動作するため、図7のRJ45コネクター711の1/2ピンおよび3/6ピンがデータ線対に対応して、長距離イーサネットデータを搭載することに用いられ、4/5ピンおよび7/8ピンがスペア線対に対応して、給電電源を搭載することに用いられる。
変圧器群712は、RJ45コネクター711でのデータ線対を長距離イーサネット物理層チップ713にカップリングして、イーサネットデータ信号を長距離イーサネット物理層チップ713に送信し、長距離イーサネット物理層チップ713で変換したイーサネットデータ信号を長距離イーサネットリンクに送信する。さらに、変圧器群712はRJ45コネクター711でのスペア線対を通常イーサネットインターフェースユニットのRJ45コネクター731で給電電源を搭載する線対に接続することにより、給電電源を伝送するための電源伝送トンネルを提供して、給電電源のリレーを実現する。
具体的に、図7を参照して、本実施例の変圧器群712は4対の変圧器を備え、変圧器群732は2対の変圧器を備える。ここで、変圧器群712において、1/2ピンおよび3/6ピンとそれぞれ接続されている変圧器はイーサネットデータを搭載する変圧器であり、4/5ピンおよび7/8ピンとそれぞれ接続されている変圧器は給電電源を搭載する変圧器であり、給電電源を搭載する2つの変圧器のセンタータップはそれぞれ変圧器群732での2つのスペア線対と接続する。図7からわかるように、物理的な側面で、変圧器群712は、さらに、RJ45コネクター711での4/5ピンに対応する線対および7/8ピンに対応する線対を長距離イーサネット物理層チップ713にカップリングする。しかしながら、長距離イーサネット物理層チップ713ではこの2パスの信号を処理しない。ここでの接続は、長距離イーサネット物理層チップ713が4より対線モードで動作する場合、4/5および7/8に対応する線対からイーサネットデータを取得できるようにするためである。
変圧器群はカップリング接続の機能を果たす。当業者は、カップリング機器が交流カップリング効果を果たすことが可能ないかなるカプラーであってよいことを理解すべきである。
好ましくは、この給電電源を伝送する電源伝送トンネルに隔離インダクタ77を追加して、低周波数直流電源のオンと高周波数イーサネット信号の隔離を実現する。
RJ45コネクター731での8個のピンはそれぞれ通常イーサネットリンクを搭載するケーブルの8本の芯線と対応的に接続する。通常イーサネットインターフェースユニット73が2より対線モードで動作するため、図7のRJ45コネクター731での1/2ピンおよび3/6ピンはデータ線対に対応して、イーサネットデータを搭載することに用いられ、4/5ピンおよび7/8ピンはスペア線対に対応して、給電電源を搭載することに用いられる。上記の変圧器群712の説明で述べたように、RJ45コネクター731でのスペア線対は変圧器群712で給電電源を搭載する変圧器のセンタータップと接続する。
変圧器群732は、RJ45コネクター731でのデータ線対を通常イーサネット物理層チップ733にカップリングして、外部からの通常イーサネットデータを通常イーサネット物理層チップ733に送信し、通常イーサネット物理層チップ733で処理された通常イーサネットデータを送出する。
長距離イーサネット物理層チップ713は、受信された双方向イーサネットデータに対して長距離イーサネット物理層処理を行う。
通常イーサネット物理層チップ733は、受信された双方向イーサネットデータに対して通常イーサネット物理層処理を行う。
本実施例でのリレーは外部電源から給電されるようにしてよい。リレーの消費電力が小さいため、特別な受電機器として、付加PD機器と呼ばれるようにしてもよい。1つまたは複数の付加PD機器は1つの通常受電機器と共にシステムでのイーサネットスイッチから給電される。この場合、付加PD機器としてのリレーは、通常イーサネットインターフェースと長距離イーサネットインターフェースとの間の電源伝送トンネルから給電電源を取得し、取得された給電電源電圧をリレーの動作電圧に変換して、リレーの動作電源とするPDユニット74をさらに備える。このPDユニット74の構成は図1〜図3に示す従来のPOEシステム内のPDユニット31と同じである。具体的には、整流器741と、PD制御回路モジュール742と、PD電源変換回路モジュール743と、を備える。
整流器741は、電源伝送トンネルから取得された給電電源を整流して、給電電源の電圧方向を固定にする。
PD制御回路モジュール742は、整流器741で整流された給電電源を電源変換回路モジュール743に供給して、イーサネット給電機器に合わせてPD検出を完成する。リレーを有するシステムに対して、PD検出の対象は図4と図5の通常イーサネット端末である。PD検出は、PDインポジション(in position)検出と、PD消費電力検出と、給電開始段落のパワーオンスロースタートと、を含む。
電源変換回路モジュール743は、イーサネット給電機器から供給された給電電源の電圧を所在機器の動作電圧に変換して、動作電源として所在機器の使用に供給する。
PDユニット74において、PD制御回路モジュール742はイーサネット給電機器に合わせてPD検出を完成する重要なユニットであり、以下、本発明の実施例に係るPD制御回路モジュール742を詳しく説明する。
PD制御回路モジュール742は、主制御回路と、インポジション等価抵抗調節回路とを備え、オプションとして、消費電力指示等価電流調節回路と、開始インパルス電流調節回路と、をさらに備えてよい。
主制御回路は、整流された給電電源を電源変換回路モジュール743に供給して、例えばスロースタート開閉などのようなPD検出の関連制御操作を実現する。これは従来技術と同じであるため、ここで説明を省略する。
インポジション等価抵抗調節回路の異なる設定によって、その所在するPD制御回路モジュール742(またはその所在するPDユニット)がPDインポジション検出段階で異なる大きさのインポジション等価抵抗に現れることが可能になる。
消費電力指示等価電流調節回路の異なる設定によって、その所在するPD制御回路モジュール742がPD消費電力検出段階で異なる大きさの消費電力検出等価電流に現れることが可能になる。
開始インパルス電流調節回路の異なる設定によって、その所在するPD制御回路モジュール742の給電開始段階における最大開始インパルス電流が異なる値に制限される。
この3つの調節回路の合理的な設定によって、イーサネット受電機器が給電機器に合わせてPD検出でのPDインポジション検出と、PD消費電力タイプ識別と、パワーオンスロースタートとをそれぞれ完成することが可能になる。実際では、可変抵抗を用いてこれらの調節回路としてよい。当業者にとっては、上記の可変回路が抵抗、電流調節を完成できるいかなる可変電子機器を用いて実現でき、可変抵抗に限られないことがわかる。
以下、本発明の実施例において如何に3つの調節回路を合理的に設定するかを説明する。
本発明の実施例において、リレーがイーサネットを用いて給電される場合、1つまたは2つのリレーとイーサネット端末とを共に受電端末として、リレーとイーサネット端末とを並列接続してイーサネット受電負荷とすることに相当する。図4の2つのリレーが通常イーサネットスイッチデバイスのデータと電源を通常イーサネット端末にリレーすることを例として、図8は図4のリレー420と430及び通常イーサネット端末440をイーサネット受電負荷とすることを示す図である。説明すべきところとして、図8は負荷を示す図だけで、システム構成を示す図ではない。図8に示すように、2つのリレーと1つの通常イーサネット端末のPDユニットが受電負荷として並列関係であるため、システムにおける全てのリレーのPDユニットとイーサネット端末のPDユニットとは並列して統合PDとなる。この統合PDはIEEE802.3af標準規格に準拠すべきで、即ち、統合PDのインポジション指示等価抵抗、消費電力指示等価電流、開始インパルス電流のようなPD検出指標はIEEE802.3af標準規格の要求に準拠すべきである。
しかしながら、統合PDは各PDユニットを並列接続してなったものであるため、2つのリレーと1つのイーサネット端末のインポジション指示等価抵抗をIEEE802.3afの規格値に設定する場合、IEEE802.3afの規定に準拠する3つの同じ値のインポジション指示等価抵抗が並列接続して、抵抗が規定値の1/3に等価する。このような設定では、並列接続された等価抵抗値を測定対象である通常イーサネット端末440の等価抵抗値とする場合、PD検出の失効につながる。また、並列接続後に、総消費電力指示等価電流値と総開始インパルス電流値がいずれも三者の和になり、単一の負荷より遥かに大きくなって、消費電力タイプ判別エラーと開始インパルス電流過大につながるおそれがある。
本実施例では、各PD制御回路モジュール742の調節回路を特別設定することにより、上記のPD検出失効、消費電力タイプ判別エラー、及び開始インパルス電流過大の問題を避ける。以下、PD検出のいくつかの段階の分析と結びつけて、各調節回路の設定方式を詳しく説明する。
1.PDインポジション検出:通常イーサネットスイッチ410側のPSEは給電する前に、通常イーサネット端末440が存在するかどうかを検出する。
IEEE802.3af−2003標準規格の規定によれば、PDインポジション検出の際に、イーサネット給電等価負荷のモデルは図9に示すようである。受電負荷は並列接続した等価抵抗と等価容量に等価し、図9の4つのダイオードは整流器を表す。こんな場合、PSEは2.8V〜10V間のインポジション検出直流電圧Vdetect+とVdetect−を出力して、等価抵抗と等価容量の大きさを検出し、等価抵抗が19K〜26.5Kオームにあり、かつ等価容量が150nFより小さい場合、PDインポジションを表す。PDインポジション検出段階で、等価抵抗はインポジション指示等価抵抗と呼ばれる。
本発明の実施例において、受電負荷はリレーのPDユニットをさらに備える。上記に述べたように、並列接続したインポジション指示等価抵抗はイーサネット端末のインポジション指示等価抵抗より遥かに小さくなり、並列接続した等価容量はイーサネット端末の単一の等価容量より大きくなって、通常イーサネット端末440へのインポジション検出の正確性に影響を与える。
リレーによるPDインポジション検出への影響を低減するために、本発明の実施例では各リレーのインポジション等価抵抗調節回路を調節して、その所在するPDユニットがPDインポジション検出段階で所定の等価抵抗値に現れるようにし、この所定の等価抵抗値は統合PDのインポジション指示等価抵抗がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする。
具体的には、インポジション等価抵抗調節回路を調節することにより、リレーのインポジション指示等価抵抗を26.5Kオームより遥かに大きくなるようにし、例えば265Kオームより大きくなるようにする。実際では、可変インポジション指示抵抗Rwをインポジション等価抵抗調節回路としてよく、簡単には、インポジション等価抵抗調節回路を470Kに設定する。すると、2つのリレーと通常イーサネット端末の並列接続インポジション指示等価抵抗は、通常イーサネット端末440のインポジション指示等価抵抗とほぼ同じになる。また、各リレーの等価容量を150nFより遥かに小さいように設定すると、PD制御回路モジュールの入力側で例えば2nFのような10nFより小さい容量を並列接続したり、またはいかなる容量も使用しないことができる。すると、並列接続等価容量は通常イーサネット端末440の等価容量とほぼ同じになる。
ここからわかるように、インポジション等価抵抗調節回路とPD制御回路モジュールの入力側に対して容量を並列接続する設定により、リレーのインポジション指示等価抵抗と等価容量が通常イーサネット端末440のインポジション指示等価抵抗と等価容量に影響を与えることがなく、PSEは通常イーサネット端末440がインポジションであるかどうかを正確に判断することができる。
2.PD消費電力検出:オプションとして、通常イーサネットスイッチ410側のPSEは給電の前に、通常イーサネット端末440の必要な消費電力タイプをさらに識別する。
IEEE802.3af−2003標準規格の規定によれば、負荷消費電力タイプを識別する際に、イーサネット給電等価負荷のモデルは図10に示すようである。受電負荷は直列接続した等価電流源と定電圧ダイオードに等価する。この等価電流源は消費電力指示等価電流Iclassと呼ばれる。図10の4つのダイオードは整流器を表す。PSEは15.5V〜20.5V間の消費電力タイプ判別直流電圧Vclass+とVclass−を出力すると共に、最大出力電流を100mAに制限し、こんな場合、定電圧ダイオードの電圧は10.1V〜14.5Vの電圧を維持する。PSEはIclassの大きさによって、負荷消費電力要求を判別して、負荷消費電力要求によって、供給する電源消費電力を決定する。
本発明の実施例において、受電負荷はリレーのPDユニットをさらに備える。上記にも述べたように、並列接続した総消費電力指示等価電流が通常イーサネット端末440の消費電力指示等価電流より大きくなって、負荷消費電力タイプ識別の正確性に影響を与える。
リレーによる負荷消費電力タイプ識別への影響を低減するために、本発明の実施例では各リレーの消費電力指示等価電流調節回路を調節して、所在PDユニットがPD消費電力検出段階で所定の等価電流値に現れるようにし、この所定の等価電流値は統合PDの消費電力指示等価電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする。
具体的には、消費電力指示等価電流調節回路を調節することにより、各リレーの消費電力指示等価電流を0mAに接近するようにし、例えば0.5mAより小さくなるようにする。実際では、可変消費電力指示抵抗Rpを消費電力指示等価電流調節回路としてよい。好ましくは、Rpを設定することで、各リレーの消費電力指示等価電流が0.25mAになるようにする。すると、2つのリレーと通常イーサネット端末440の並列接続消費電力指示等価電流は、通常イーサネット端末440の消費電力指示等価電流とほぼ同じになる。Rpの具体的な値はリレーの具体的なハードウェア構成に係り、実験によって決定することができる。
ここからわかるように、消費電力指示等価電流調節回路に対する設定により、リレーの消費電力指示等価電流が通常イーサネット端末440の消費電力指示等価電流に影響を与えることがなく、PSEは通常イーサネット端末440の消費電力タイプを正確に識別することができる。
3.スロースタート
IEEE802.3af−2003標準規格の規定によれば、パワーオンの過程において、受電負荷の等価容量が180μFより大きくないべきであり、さもないと、スロースタートを実施する必要がある。
本発明の実施例において、受電負荷はリレーのPDユニットをさらに備える。上記に述べたように、並列接続した等価容量が通常イーサネット端末の等価容量より大きくなって、スロースタートを行う必要かどうかの判断に影響を与える。
リレーによるスロースタートの判定への影響を低減するために、本発明の実施例では各リレーの開始インパルス電流調節回路を調節して、給電開始段階で所在PDユニットの開始インパルス電流が所定の最大開始電流値より小さいようにし、この所定の最大開始電流値は前記統合PDの開始インパルス電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする。
具体的には、開始インパルス電流調節回路を調節することにより、各リレーの開始インパルス電流を180μF等価容量により生じた開始インパルス電流より遥かに小さいようにし、例えば開始インパルス電流を18μF等価容量により生じた開始インパルス電流より小さいようにする。実際では、可変開始インパルス電流調節抵抗Rcを開始インパルス電流調節回路としてよい。好ましくは、各リレーの開始インパルス電流が10μF負荷容量により生じたインパルス電流と等しいように、Rcを設定する。Rcの具体的な値はリレーの具体的なハードウェア構成に係り、実験によって決定することができる。
4.リアルタイム負荷検出:PSEが給電した後に、受電負荷状況をリアルタイムに検出する。オーバーフロー、負荷切断などの異常があれば、直ちに電源をオフにし、再び給電する。
IEEE802.3af−2003標準規格の規定によれば、PSEが給電した後に、受電負荷の等価電流が10mAより大きく、等価抵抗が16.25Kオームより小さく、等価容量が0.05μFより大きいはずである。一般的に、2つのリレーと通常イーサネット端末440の並列接続負荷はこのような要求を満たすことができ、特別な処理を必要としない。
説明すべきところとして、一般的に、各リレーの消費電力が0.5Wより小さく、2つのリレーがPSEにより供給される総消費電力の小さな部分を占めており、長距離ケーブルの損失も増加するため、通常イーサネット端末の最大許可消費電力が減少される。そのため、例えば、PSEの出力電圧を向上させ、4より対線の給電を採用するような措置を取って長距離線路の損失を埋め合わせて、イーサネット受電端末の使用可能な消費電力を維持することができる。当業者にとって、これらの改善措置と本発明の実施例との結合は容易に理解でき、ここで説明を省略する。
上記では、本実施例1に係るリレーが、第1インターフェースユニットが長距離イーサネットインターフェースであることを例としたが、このリレーでの電源伝送トンネルが電気トンネルであって、方向の制限がないため、RJ45コネクター711を給電側に接続してもよく、受電側に接続してもよいので、このリレーは図4のリレー430であってもよい。
本実施例1では具体的に長距離イーサネットインターフェースと通常イーサネットインターフェースとがいずれもデータ線対を用いてイーサネットデータを伝送し、スペア線対を用いて給電電源を伝送するリレーの構成図を説明した。
本発明に係る実施例2において、リレーの長距離イーサネットインターフェースはデータ線対を用いてイーサネットデータを伝送し、スペア線対を用いて給電電源を伝送し、通常イーサネットインターフェースはデータ線対を用いてイーサネットデータと給電電源を伝送する。実施例2のリレーの構成は図7と類似しており、実施例2において、変圧器群712で給電電源を搭載する2つの変圧器のセンタータップをそれぞれ変圧器群732における2つの変圧器の2つのセンタータップと対応的に接続するという点で異なっている。
本発明に係る実施例3では、長距離イーサネットインターフェースと通常イーサネットインターフェースが全てデータ線対を用いてイーサネットデータと給電電源を伝送してもよい。図11は実施例3に係るリレーの構成図を示す。図11に示すように、長距離イーサネットインターフェースユニット71でのデータ線対がイーサネットデータと給電電源を搭載し、このデータ線対と接続されている変圧器のセンタータップを通常イーサネットインターフェースユニット73でのデータ線対と接続されている変圧器のセンタータップと接続するという点は実施例1と異なっている。
もちろん、長距離イーサネットインターフェースがデータ線対を用いてイーサネットデータと給電電源を伝送し、通常イーサネットインターフェースがスペア線対を用いてイーサネットデータと給電電源を伝送するようにしてもよい。この場合、図11の長距離イーサネットインターフェースユニット71でのデータ線対と接続されている変圧器のセンタータップは通常イーサネットインターフェースユニット73でのスペア線対のより対線と接続される。
実際において、長距離イーサネットインターフェースはまた1より対線モードまたは4より対線モードで動作することができる。4より対線モードで動作する場合、4より対線がいずれもデータ線対であって、給電電源はデータと同じ線対を共有するしかない。
上記からわかるように、リレーの長距離イーサネットインターフェースと通常イーサネットインターフェースがどのようなモードで動作するにかかわらず、電源信号伝送にデータ線対を用いるかまたはスペア線対を用いるかにかかわらず、リレーの一方のインターフェースがイーサネットデータを搭載する線対から得られたデータをデータリレーユニットを介して他方のインターフェースに送信し、給電電源を搭載する線対から得られた給電電源を直接に他方のインターフェースを介して送出することさえすれば、データと電源のリレーは実現できる。ここからわかるように、イーサネットデータを搭載する線対が給電電源を搭載する線対と同じでもよく、異なってもよい。
説明すべきところとして、長距離イーサネットインターフェースと通常イーサネットインターフェースの動作モード、及び電源信号伝送にデータ線対を用いるかまたはスペア線対を用いるかは、このインターフェースと接続されたイーサネットデバイスに対応される必要がある。例えば、図5において長距離イーサネットスイッチ510と通常イーサネット端末540はいずれも2より対線モードで動作し、ここで、長距離イーサネットスイッチ510はスペア線対を用いて給電電源信号を伝送し、通常イーサネット端末540はデータ線対を用いて給電電源信号を伝送する場合、リレー520は実施例2で説明された構成を採用すべきである。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
410 通常イーサネットスイッチ
420 リレー
430 リレー
440 通常イーサネット端末
510 長距離イーサネットスイッチ
520 リレー
540 通常イーサネット端末
61 第1インターフェースユニット
62 データリレーユニット
63 第2インターフェースユニット
71 長距離イーサネットインターフェースユニット
711 RJ45コネクター
712 変換器群
713 長距離イーサネット物理層チップ
72 データリレーユニット
73 通常イーサネットインターフェースユニット
731 RJ45コネクター
732 変換器群
733 通常イーサネット物理層チップ
74 PDユニット
741 整流器
742 PD制御回路モジュール
743 電源変換回路モジュール

Claims (21)

  1. 相互に通信する第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスとを備える長距離通信イーサネットシステムであって、リレーをさらに備え、
    前記第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスのうち、一方は通常イーサネットデバイスであり、他方は通常イーサネットデバイスまたは長距離イーサネットデバイスであり、
    前記第1イーサネットデバイスと前記第2イーサネットデバイスはリレーを介して通信し、
    前記リレーは通常イーサネットデータと長距離イーサネットデータとの間の相互変換を行う、
    ことを特徴とする長距離通信イーサネットシステム。
  2. 前記第1イーサネットデバイスと第2イーサネットデバイスはいずれも通常イーサネットデバイスであり、前記システムは2つのリレーを備え、
    前記第1イーサネットデバイスは通常イーサネットデータを搭載する通常イーサネットリンクを介して一方のリレーと接続し、第2イーサネットデバイスは通常イーサネットデータを搭載する通常イーサネットデータリンクを介して他方のリレーと接続し、前記2つのリレーは長距離イーサネットデータを搭載する長距離イーサネットリンクを介して接続する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1イーサネットデバイスは長距離イーサネットデバイスであり、前記第2イーサネットデバイスは通常イーサネットデバイスであり、前記第1イーサネットデバイスは通常イーサネットデータを搭載する通常イーサネットリンクを介してリレーと接続し、前記第2イーサネットデバイスは長距離イーサネットデータを搭載する長距離イーサネットリンクを介して前記リレーと接続する、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1イーサネットデバイスはイーサネット給電機器であり、前記第2イーサネットデバイスはイーサネット受電端末であり、前記リレーはさらにイーサネット給電機器から供給された給電電源をイーサネット受電端末へ伝送する、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記リレーは、第1インターフェースユニットと、データリレーユニットと、第2インターフェースユニットと、を備え、前記第1インターフェースユニットと前記第2インターフェースユニットはそれぞれ通常イーサネットインターフェースユニットと長距離イーサネットインターフェースユニットのうちの一方と他方であり、
    前記第1インターフェースユニットは、受信された双方向イーサネットデータに対して自局のインターフェースタイプ下の物理層処理を行い、前記イーサネット給電機器からの給電電源を電源伝送トンネルを介して前記第2インターフェースユニットに送信し、
    前記データリレーユニットは、前記第1インターフェースユニットからのイーサネットデータを前記第2インターフェースユニットに伝達し、前記第2インターフェースユニットからのイーサネットデータを前記第1インターフェースユニットに伝達し、
    前記第2インターフェースユニットは、受信された双方向イーサネットデータに対して自局のインターフェースタイプ下の物理層処理を行い、前記第1インターフェースユニットからの給電電源を前記イーサネット受電端末へ送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 前記長距離イーサネットインターフェースユニットは、第1コネクターと、第1カプラー群と、長距離イーサネット物理層チップと、を備え、前記通常イーサネットインターフェースユニットは、第2コネクターと、第2カプラー群と、通常イーサネット物理層チップと、を備え、
    前記第1コネクターは長距離イーサネットリンクと接続し、
    前記第1カプラー群は、前記第1コネクターにおいて長距離イーサネットデータを搭載する線対を前記長距離イーサネット物理層チップにカップリングし、前記第1コネクターにおいて給電電源を搭載する線対を前記第2コネクターにおいて給電電源を搭載する線対に接続し、
    前記長距離イーサネット物理層チップは、双方向イーサネットデータに対して長距離イーサネット物理層処理を行い、
    前記第2コネクターは通常イーサネットリンクと接続し、
    前記第2カプラー群は、第2コネクターにおいて通常イーサネットデータを搭載する線対を前記通常イーサネット物理層チップにカップリングし、
    前記通常イーサネット物理層チップは、双方向イーサネットデータに対して通常イーサネット物理層処理を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記リレーは、前記電源伝送トンネルから給電電源を取得し、取得された給電電源の電圧を所在リレーの動作電圧に変換して、所在リレーの動作電源とする受電機器PDユニットをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  8. 前記システムにおいて、前記リレーのPDユニットが前記イーサネット受電端末におけるPDユニットと並列接続して統合PDに等価し、
    前記リレーのPDユニットはインポジション指示等価抵抗調節回路を備え、
    前記インポジション指示等価抵抗調節回路は、その所在するPDユニットがPDインポジション検出段階で所定の等価抵抗値に現れるように設定され、この所定の等価抵抗値は前記統合PDのインポジション指示等価抵抗がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする、
    ことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 前記リレーのPDユニットは、消費電力指示等価電流調節回路および/または開始インパルス電流調節回路をさらに備え、
    前記消費電力指示等価電流調節回路は、その所在するPDユニットがPD消費電力検出段階で所定の等価電流値に現れるように設定され、この所定の等価電流値は前記統合PDの消費電力指示等価電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにし、
    前記開始インパルス電流調節回路は、その所在するPDユニットの開始インパルス電流が給電開始段階で所定の最大開始電流値より小さいように設定され、この所定の最大開始電流値は前記統合PDの開始インパルス電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする、
    ことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 前記所定の等価抵抗値は265Kオームより大きく、前記所定の等価電流値は0.5mAより小さく、前記所定の最大開始電流値は18μF等価容量により生じたインパルス電流より小さいことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. リレーであって、
    外部の通常イーサネットリンクと接続し、受信された双方向イーサネットデータに対して通常イーサネット物理層処理を行う通常イーサネットインターフェースユニットと、
    前記通常イーサネットインターフェースユニットからのイーサネットデータを長距離イーサネットインターフェースユニットに伝達し、前記長距離イーサネットインターフェースユニットからのイーサネットデータを通常イーサネットインターフェースユニットに伝達するデータリレーユニットと、
    外部の長距離イーサネットリンクと接続し、受信された双方向イーサネットデータに対して長距離イーサネット物理層処理を行う長距離イーサネットインターフェースユニットと、
    を備えることを特徴とするリレー。
  12. 前記通常イーサネットリンクと長距離イーサネットリンクはいずれもイーサネットデータと給電電源を搭載し、前記通常イーサネットインターフェースユニットと長距離イーサネットインターフェースユニットの間には給電電源を伝達する電源伝送トンネルがさらに備えられていることを特徴とする請求項11に記載のリレー。
  13. 前記長距離イーサネットインターフェースユニットは、第1コネクターと、第1カプラー群と、長距離イーサネット物理層チップと、を備え、
    前記通常イーサネットインターフェースユニットは、第2コネクターと、第2カプラー群と、通常イーサネット物理層チップと、を備え、
    前記第1コネクターは、外部の長距離イーサネットリンクと接続し、
    前記第1カプラー群は、前記第1コネクターにおいて長距離イーサネットデータを搭載する線対を前記長距離イーサネット物理層チップにカップリングし、前記第1コネクターにおいて給電電源を搭載する線対を前記第2コネクターにおいて給電電源を搭載する線対に接続して、電源伝送トンネルを形成し、
    前記長距離イーサネット物理層チップは、受信された双方向イーサネットデータに対して長距離イーサネット物理層処理を行い、
    前記第2コネクターは、外部の通常イーサネットリンクと接続し、
    前記第2カプラー群は、前記第2コネクターにおいて通常イーサネットデータを搭載する線対を前記通常イーサネット物理層チップにカップリングし、
    前記通常イーサネット物理層チップは、受信された双方向イーサネットデータに対して通常イーサネット物理層処理を行う、
    ことを特徴とする請求項12に記載のリレー。
  14. 前記第1カプラー群は、4つのカプラーを備え、
    前記第2カプラー群は、2つのカプラーを備え、
    前記第1カプラー群において、給電電源を搭載する2つのカプラーは、それぞれ前記第1コネクターにおいて給電電源を搭載する2つの線対と対応的に接続し、当該給電電源を搭載する2つのカプラーのセンタータップは、それぞれ前記第2カプラー群における2つのカプラーのセンタータップと対応的に接続し、または当該給電電源を搭載する2つのカプラーのセンタータップは、それぞれ前記第2コネクターの2つのスペア線対と対応的に接続する、
    ことを特徴とする請求項13に記載のリレー。
  15. 前記第1コネクターにおいて長距離イーサネットデータを搭載する線対と給電電源を搭載する線対が、同じ線対または異なる線対であり、
    前記第2コネクターにおいて通常イーサネットデータを搭載する線対と給電電源を搭載する線対が、同じ線対または異なる線対である、ことを特徴とする請求項13に記載のリレー。
  16. 前記電源伝送トンネルは、隔離インダクタをさらに備えることを特徴とする請求項12、13、14、または15に記載のリレー。
  17. 前記リレーは、前記電源伝送トンネルから給電電源を取得し、取得された給電電源の電圧を所在リレーの動作電圧に変換して、所在リレーの動作電源とするPDユニットをさらに備えることを特徴とする請求項12、13、14、または15に記載のリレー。
  18. 前記リレーをイーサネット給電POEシステムのデータと給電電源リレーとする場合、前記PDユニットと、所在POEにおけるイーサネット受電端末のPDユニットと、他のリレーのPDユニットとを並列接続して統合PDに等価し、
    前記PDユニットは、整流器と、PD制御回路モジュールと、電圧変換回路モジュールと、を備え、
    前記整流器は、電源伝送トンネルから取得された給電電源を整流し、
    PD制御回路モジュールは、主制御回路と、インポジション等価抵抗調節回路とを備え、
    前記主制御回路は、整流された給電電源を前記電源変換回路モジュールに供給して、PD検出での関連制御操作を実現し、
    前記インポジション等価抵抗調節回路は、その所在するPD制御回路モジュールがPDインポジション検出段階で所定の等価抵抗値に現れるように設定され、当該所定の等価抵抗値は、前記統合PDのインポジション指示等価抵抗がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにし、
    電源変換回路モジュールは、PD制御回路モジュールからの給電電源電圧を所在リレーの動作電圧に変換して、所在リレーの動作電源とする、
    ことを特徴とする請求項17に記載のリレー。
  19. 前記PD制御回路モジュールは、消費電力指示等価電流調節回路および/または開始インパルス電流調節回路をさらに備え、
    前記消費電力指示等価電流調節回路は、その所在するPD制御回路モジュールがPD消費電力検出段階で所定の等価電流値に現れるように設定され、当該所定の等価電流値は前記統合PDの消費電力指示等価電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにし、
    前記開始インパルス電流調節回路は、その所在するPD制御回路モジュールの開始インパルス電流が給電開始段階で所定の最大開始電流値より小さいように設定され、当該所定の最大開始電流値は前記統合PDの開始インパルス電流がIEEE802.3af標準規格の要求に符合するようにする、
    ことを特徴とする請求項18に記載のリレー。
  20. 前記所定の等価抵抗値は265Kオームより大きく、
    前記所定の等価電流値は0.5mAより小さく、
    前記所定の最大開始電流値は18μF等価容量により生じたインパルス電流より小さいことを特徴とする請求項19に記載のリレー。
  21. 前記インポジション等価抵抗調節回路、前記消費電力指示等価電流調節回路、および前記開始インパルス電流調節回路はいずれも可変抵抗である、ことを特徴とする請求項19に記載のリレー。
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