JP2014072898A - イーサネットエクステンダー、クロック同期化方法および電源供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動通信装備のようにクロック同期化するのが重要なシステムに適用するために、クロック同期化機能を有したギガ−ビットPOEエクステンダーを提供する。
【解決手段】イーサネット(登録商標)伝送距離を拡張するイーサネットエクステンダー(Ethernet(登録商標) Extender)であって、システムクロックを発生させる発振器、前記システムクロックが第1リファレンスクロックに入力され、前記第1リファレンスクロックに同期化させて第1イーサネットケーブルを通して連結された第1イーサネット装置に第1イーサネットデータを送信する第1ギガイーサネット物理部、および前記システムクロックが第2リファレンスクロックに入力され、前記第2リファレンスクロックに同期化させて第2イーサネットケーブルを通して連結された第2イーサネット装置と第2イーサネットデータを送受信する第2ギガイーサネット物理部を含む。
【選択図】図3

Description

本発明はイーサネットエクステンダー、クロック同期化方法および電源供給方法に関する。
一般に、イーサネット(Ethernet)とは、IEEE802.3標準案に基づいた通信方式を意味する。イーサネットの標準案で最も幅広く利用されるのは“10/100Based−T”と呼ばれる方式であって、UTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブルを通して10Mbpsまたは100Mbpsのデータを送受信するラン伝送方式である。この方式はRJ−45コネクタを利用した100ohmのUTPケーブルを通してイーサネットデータ信号を送受信する方式であり、最大100mまで信号伝送できるように規定している。
現在、この方式はほとんどすべてのスイッチ、ハブ、ルーターなどに普遍的に適用して使用されており、すべての通信方式が光に転換される前までは支配的なイーサネット通信 方式として認められるであろう。
このような10/100Based−Tイーサネット伝送方式はUTPケーブルを通して最大100mまで送受信することができるので、室内ネットワーク環境の構築のためには非常に適した方式であるといえる。
このようなイーサネットシステムでSTP(shielded Twisted Pair)/UTPケーブルを利用してデータを伝送する際の最大伝送距離は100mである。既存のイーサネットシステムで伝送距離を拡張したり、新規イーサネットシステムで伝送距離が100mであるとき、イーサネットエクステンダー(Ethernet Extender)を使って伝送距離を最大200mまで延長することができる。
また、パワーオーバイーサネット(Power Over Ethernet、PoE)はイーサネットの既存Cat.5の配線基本構造(wiring fundamental structure)を変更せずにIP電話機、WLANのアクセスポイント、ウェブカメラなどのようなIP基盤ネットワーク端末機器のためにデータ信号を送信しながら、それらに直流電源(DC、Direct Current)を提供する技術をいう。PoE技術は既存の構造配線(structuring wiring)が安全でかつ既存のネットワークの適切な運用を保障し、コストを最大限に節約できる。
ここで、イーサネットケーブルを通して連結対象装置に電源を供給する機能をいい、電源供給とデータを同時に延長できる装備がPoEエクステンダーである。
しかし、従来のPOEエクステンダーの中にはクロック同期化を提供する技術が提案されていない。
また、一般的なイーサネット網ではイーサネットエクステンダー機能とPoEエクステンダー機能だけでも必要な機能(つまり、イーサネット網の拡張および電源供給)を実現できるが、これはイーサネットのデータ伝送の場合、非同期式のデータ伝送網であるためである。しかし、移動通信網の場合はデータがクロックに同期化されなければ、データの損失なしに正常に情報が伝達できない。
しかし、クロック同期化のために一般的なイーサネットエクステンダーを用いる場合、遠隔地の装置に移動通信網で使用するクロックを供給するというのはGPS装置を使ったり別途のクロックを供給するための網を構成しない限り、事実上ほとんど不可能である。
本発明が解決しようとする課題は、移動通信装備のようにクロック同期化するのが重要なシステムに適用するために、クロック同期化機能を有したギガ−ビットPOEエクステンダー(Giga−bit POE Extender)を提供することにある。
本発明の一実施例によるイーサネットエクステンダー(Ethernet Extender)は、イーサネット伝送距離を拡張するイーサネットエクステンダーであって、システムクロックを発生させる発振器、前記システムクロックが第1リファレンスクロックに入力され、前記第1リファレンスクロックに同期化させて第1イーサネットケーブルを通して連結された第1イーサネット装置に第1イーサネットデータを送信する第1ギガイーサネット物理部、および前記システムクロックが第2リファレンスクロックに入力され、前記第2リファレンスクロックに同期化させて第2イーサネットケーブルを通して連結された第2イーサネット装置と第2イーサネットデータを送受信する第2ギガイーサネット物理部を含む。
前記第1ギガイーサネット物理部は、
前記第1イーサネット装置から受信した第1イーサネットデータからクロック信号を抽出し、
前記発振器は、
前記クロック信号と同じ位相の前記システムクロックを発生させることができる。
前記第1ギガイーサネット物理部および前記発振器と連結され、前記第1ギガイーサネット物理部から出力されるクロック信号と前記発振器で生成されるシステムクロック間の位相差を導出して前記発振器に伝達する位相検出部をさらに含み、
前記発振器は、
前記位相差を利用して前記システムクロックを前記クロック信号と同じ位相を有するように調整できる。
前記位相差は電圧値で表現され、
前記発振器は、
前記電圧値を利用して前記システムクロックを調整することができる。
前記発振器は、
電圧制御クリスタルオシレータ(VCXO、Voltage Controlled Crystal Oscillator)を含むことができる。
前記第1イーサネット装置はパワーオーバーイーサネット(Power Over Ethernet、POE)装備であり、前記第2イーサネット装置は複数のネットワーク端末機器であり、
前記第1イーサネットケーブルをイーサネットエクステンダー内部と連結する第1コネクタ、前記第1コネクタと連結され、前記第1イーサネットデータから分離した交流電圧を出力する第1トランスフォーマー、前記第1トランスフォーマーと連結され、前記交流電圧を直流変換して出力する直流変換部、前記直流変換部から出力される直流電圧が供給される電子機器(PD、Powered Device)、前記電子機器(PD)から前記直流電圧の供給を受けて出力する電力供給装置(PSE、Power Sourcing Equipment)、前記電力供給装置(PSE)から前記直流電圧が入力され、前記第2イーサネット物理部から出力されるデータ信号に前記直流電圧を含む第2トランスフォーマー、および前記第2トランスフォーマーから出力される前記直流電圧が含まれたデータ信号を前記第2イーサネットケーブルに出力する第2コネクタを含むことができる。
イーサネットエクステンダー内部で用いるための電源を供給する電源部、および前記電子機器(PD)から入力された前記直流電圧を直流−直流に変換して前記電源部に供給するDC/DC(Direct Current to Direct Current)コンバータを含むことができる。
本発明の他の特徴に応じたクロック同期化方法は、イーサネット伝送距離を拡張するイーサネットエクステンダー(Ethernet Extender)のクロック同期化方法として、前記イーサネットエクステンダーが第1イーサネットケーブルを通して連結された第1イーサネット装置から第1イーサネットデータを受信する段階、前記イーサネットデータからクロック信号を抽出する段階、前記クロック信号と同じ位相のシステムクロックを生成する段階、前記システムクロックをリファレンスクロックにして第2イーサネットケーブルを通して連結された第2イーサネット装置と第2イーサネットデータを送受信する段階を含む。
前記システムクロックをリファレンスクロックにして前記第1イーサネットケーブルを通して前記第1イーサネットデータを送信する段階をさらに含むことができる。
前記生成する段階は、
前記システムクロックを発生させる段階、前記クロック信号と前記システムクロック間の位相差を導出する段階、および前記システムクロックが前記クロック信号と同じ位相を有するように前記位相差ほど前記システムクロックを調整する段階を含むことができる。
前記導出する段階は、
前記位相差を電圧値で出力する段階を含み、
前記調整する段階は、
前記電圧値を利用して前記システムクロックを調整する段階を含むことができる。
本発明の他の特徴に応じた、電源供給方法は、イーサネット伝送距離を拡張するイーサネットエクステンダー(Ethernet Extender)の電源供給方法として、前記イーサネットエクステンダーが第1イーサネットケーブルを通して連結された第1イーサネット装置から第1イーサネットデータを受信する段階、前記イーサネットデータから交流電圧を分離する段階、前記交流電圧を直流電圧に変換する段階、前記直流電圧を電子機器(PD、Powered Device)および電力供給装置(PSE、Power Sourcing Equipment)を利用して第2イーサネットケーブルを通して連結された第2イーサネット装置で利用できるように処理する段階、処理された前記直流電圧をデータ信号に含む段階、および前記直流電圧が含まれたデータ信号を前記第2イーサネットケーブルに出力する段階を含む。
前記第1イーサネット装置はパワーオーバーイーサネット(Power Over Ethernet、POE)装備であり、前記第2イーサネット装置は複数のネットワーク端末機器であることができる。
前記電子機器(PD)が処理した直流電圧を直流−直流に変換する段階、および前記直流−直流に変換された電圧をイーサネットエクステンダーの内部電源に供給する段階を含むことができる。
本発明の実施例によれば、イーサネットエクステンダー装置および遠隔地の装置に別途の電源線路を構成しなくてもシステムの電源を安定的に供給することができ、クロック同期化を実現することができる。
本発明の実施例によるイーサネットエクステンダーを利用したPOE装置とPOE方式のネットワーク装備間の連結参考図である。 本発明の実施例によるイーサネットエクステンダーの構成図である。 本発明の実施例によるクロックフローチャートである。 本発明の実施例によるクロック同期化方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例による電源供給方法を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施することができるように、詳しく説明する。しかし、本発明は様々な形態に具現でき、ここで説明する実施例に限られない。また、図面において本発明を明確に説明するために、説明上不要な部分についてはその説明を省略し、明細書全体にわたって同一の部分については同一の符号を付した。
明細書全体で、ある部分がある構成要素を‘含む’という場合、これは特に反対になる記載がない限り他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素がさらに含まれることを意味する。
また、明細書に記載されている‘部’、‘機器’、‘モジュール’等の用語は少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの結合で具現することができる。
次に、図面を参考にしてイーサネットエクステンダー、クロック同期化方法および電源供給方法について説明する。
図1は本発明の実施例によるPOEエクステンダーを利用したPOE装置とPOE方式のネットワーク装備間の連結図である。
図1を参照すれば、パワーオーバイーサネット(Power Over Ethernet、以下、'POE'という)装置100の場合、電源を供給する無停電電源装置(Uninterruptible power supply、UPS)200および外部からデータが伝送されるイーサネットスイッチ300と連結されてPOE方式のネットワーク装置400、例えばSOIP(Service On IP)ホン、無線アクセスポイント(Wireless Access Point:WAP)、ブルートゥースアクセスポイント(Bluetooth Access Point:BAP)にケーブルを通してデータとネットワーク装置の動作のための電圧を同時に供給する。つまり、POE方式のネットワーク装置の場合、別途の電源供給装置を連結せずにPOE装置100からデータと動作のための電源が同時に供給されることができる。
このとき、イーサネットエクステンダー500はPOE装置100および遠隔地に位置した複数のネットワーク端末機器600と連結されてイーサネット伝送距離を拡張する機能を有する。
このようなイーサネットエクステンダー500は電源供給とデータを同時に延長することができる装備であって、移動通信装備のようにクロック同期化するのが重要なシステムに適用するために、クロック同期化機能を有したギガ−ビットPOEエクステンダー(Giga−bit POE Extender)である。
一般的なイーサネット装置を利用してデータを送受信できる距離は約100mである。しかし、現場では距離が100m以上になる場所も多い。したがって、イーサネットエクステンダー500を利用してイーサネット網を構成する場合、イーサネットエクステンダーおよび遠隔地のネットワーク装置に別途の電源線路を構成しなくてもシステムの電源を安定的に供給することができる。
また、イーサネットエクステンダー500は上位装備つまり、POE装置100から転送した送信データを内部のギガイーサネット物理部(PHY)(図2の符号505)に受信した後、この信号を新たなギガイーサネット物理部(PHY)(図2の符号507)に入力して下位装備つまり、遠隔地のネットワーク装備600にデータを送信する。同様に、下位装備600から送られたデータを上位装置100にデータを送信する。このように、内部のギガイーサネット物理部(図2の符号505、507)を通じて弱くなった電気信号を再度増幅して新しい電気信号を送信することによって、距離拡張に応じたデータ損失を防止することができる。
また、イーサネットエクステンダー500はクロック同期化機能を備えて移動通信網で使用するクロックを遠隔地のネットワーク装備600にまで設備の追加や費用負担なしに供給することができる。
このようなイーサネットエクステンダー500の構成は図2のようである。
図2は本発明の実施例によるエクステンダーの構成図である。
図2を参照すれば、イーサネットエクステンダー500は第1コネクタ501、第2コネクタ503、第1トランスフォーマー(transformer)505、第2トランスフォーマー507、第1ギガイーサネット物理部(Giga Ethernet PHY)509、第2ギガイーサネット物理部511、PD(Powered Device)モジュール513、PSE(Power Sourcing Equipment)モジュール515、直流−直流コンバータ(DC/DC converter)517、位相検出部(phase detector)519、発振器521、ブリッジダイオード回路523、イーサネットデータ信号線525、システム電源527、POE出力電源529、イーサネット信号から抽出した直流(DC)電源531、クロック信号線533を含む。
第1コネクタ501、第2コネクタ503はRJ45コネクタであることができる。イーサネットケーブル(UTP)をシステム内部と連結するコネクタであって、イーサネット規格により8ピンを使用することができる。
ここで、第1コネクタ501はPOE装置100が連結された第1イーサネットケーブルをイーサネットエクステンダー500の内部と連結する。
第2コネクタ503は遠隔地に位置した複数のネットワーク装備600が連結された第2イーサネットケーブルをイーサネットエクステンダー500の内部と連結する。ここで、第2コネクタ503は第2トランスフォーマー507から出力される直流電圧が含まれたデータ信号を第2イーサネットケーブルに出力する。
第1トランスフォーマー(transformer)505、第2トランスフォーマー507はPoE機能を持ったトランスフォーマーであって、外部信号と内部信号の大きさを変化させる一種の変圧器である。第1トランスフォーマー(transformer)505、第2トランスフォーマー507は外部装置から信号に電圧を印加して伝送する場合、信号変換機能以外に電圧を分離したり信号線に電圧を乗せることができる機能を有したトランスフォーマーである。
図において、符号531は第1トランスフォーマー(transformer)505から分離された電源であり、符号529は下位に電源を供給するために信号線に供給される電源である。
第1ギガイーサネット物理部509、第2ギガイーサネット物理部511は外部装置で物理的な装置つまり、イーサネットケーブル(例えば、UTPケーブル)から伝送された信号をデジタル信号に変換させたり、反対の役割を果たす電子部品である。また、伝送速度がギガビットの速度を支援できる性能を有する。
ここで、第1ギガイーサネット物理部509は発振器521で生成されるシステムクロックが第1リファレンスクロックに入力される。そして、第1リファレンスクロックに同期化させて第1イーサネットケーブルを通して連結された第1イーサネット装置つまり、POE装置100に第1イーサネットデータを送信する。
また、第2ギガイーサネット物理部511は発振器521で生成されるシステムクロックが第2リファレンスクロックに入力される。そして、第2リファレンスクロックに同期化させて第2イーサネットケーブルを通して連結された第2イーサネット装置つまり、遠隔地のネットワーク装置600と第2イーサネットデータを送受信する。
PDモジュール513は、PoEつまり、イーサネットケーブルを利用して電源を供給する技術で、イーサネットケーブルから電源が供給される装置であって、第1コネクタ501に連結されたPOE装置100から供給される電源の供給を受けるために使用される。
PSEモジュール515は第1コネクタ501に連結されたPOE装置100から供給された電源を抽出した後、再び第2コネクタ503に連結された遠隔地のネットワーク装置600に電源を供給するための目的として使用される。
直流−直流コンバータ517はPDモジュール513で抽出した電源をイーサネットエクステンダー500のシステム内部で必要な電源に作るために必要な電子部品である。
PDモジュール513から入力された直流電圧を直流−直流に変換して電源部527に供給する。
位相検出部519は二つのクロックの位相を比較して差値を抽出するための電子部品である。
位相検出部519はクロック信号線533から出力されるクロック信号と発振器521で生成されるシステムクロックとの位相差を抽出する。このとき、位相差は電圧値で表現される。そして、位相差を発振器521に伝達して発振器521で生成されるシステムクロックをクロック信号線533から出力されるクロック信号に同期化されるようにする。
発振器521は電圧制御クリスタルオシレータ(Voltage Controlled Crystal Oscillator、VCXO)であって、生成したシステムクロックを電圧で調整することができる機能を有する。発振器521は位相検出部519から出力する電圧でシステムクロックの出力を調節する。つまり、クロック信号線533から出力されるクロック信号と同じ位相のシステムクロックを出力する。このように、出力されるシステムクロックは第1ギガイーサネット物理部509、第2ギガイーサネット物理部511それぞれのリファレンスクロックに入力される。
ブリッジダイオード回路523は整流回路であって、POE装置100から供給された電源を直流電源に整流する。
イーサネットデータ信号線525は第1ギガイーサネット物理部509、第2ギガイーサネット物理部511の間を連結するデータ信号線である。第1トランスフォーマー505で抽出された信号(つまり、POE装置100からの信号)を第2トランスフォーマー507に伝達する。そして、同時に第2トランスフォーマー507で抽出された信号(つまり、遠隔地のネットワーク装置600からの信号)を第1トランスフォーマー505に伝達するデータ信号線である。
電源部527はイーサネットエクステンダー500のシステム内部で使用可能な直流電源を供給する。このとき、POE装置100で供給された電源はシステム内部電源に使用されると同時に遠隔地のネットワーク装置600に供給される電源に使用される。
クロック信号線533は第1ギガイーサネット物理部507が第1イーサネットデータから抽出したクロック信号を位相検出部519に出力する。
次に、イーサネットエクステンダー500の動作について説明するが、クロック同期化方法および電源供給方法に分けて説明する。
ここで、図1および図2の構成要素と連係して同一の符号を使って説明する。
まず、図3は本発明の実施例によるクロックフローチャートであり、図4は本発明の実施例によるクロック同期化方法を示すフローチャートである。
図3を参照すれば、POE装置100のクロック源が第1イーサネットデータを通してイーサネットエクステンダー500に伝達される。イーサネットエクステンダー500は第1イーサネットデータからクロック信号を抽出して発振器521を制御する。つまり、発振器521で発生するシステムクロックは上位クロック源つまり、POE装置100のクロック信号と同じ位相情報を有する。
このとき、発振器521のシステムクロックはそれぞれのギガイーサネット物理部507、509のリファレンスクロックに供給される。
ここで、第1ギガイーサネット物理部509は第1リファレンスクロックに同期化させて第1イーサネットデータをPOE装置100に転送する。したがって、POE装置100は自分が送信したクロックと同じ位相を有する自分のリファレンスクロックに同期化された第1イーサネットデータを受信する。
また、第2ギガイーサネット物理部509は第2リファレンスクロックに同期化させてイーサネットデータを遠隔地のネットワーク装備600に送信する。そうすると、遠隔地のネットワーク装置600はこのような第2リファレンスクロックを受けて使用する。そして、遠隔地のネットワーク装置600はイーサネットエクステンダー500に第2イーサネットデータを送信する場合にも第2リファレンスクロックに同期化させて第2イーサネットデータを送信する。
図4を参照すれば、イーサネットエクステンダー500の第1コネクタ501が第1イーサネットケーブルを通して連結されたPOE装置100から第1イーサネットデータを受信する(S101)。
次に、第1ギガイーサネット物理部507は第1イーサネットデータからクロック信号を抽出する(S103)。
次に、位相検出部519は発振器521で生成された(S105)システムクロックとS103で抽出したクロック信号間の位相差を計算する(S107)。
次に、発振器521は位相検出部519から出力される位相差を示す電圧値を利用してクロック信号と同じ位相のシステムクロックになるようにシステムクロックを調整する(S109)。
次に、発振器521はS109で調整されたシステムクロックを第1ギガイーサネット物理部509の第1リファレンスクロックおよび第2ギガイーサネット物理部511の第2リファレンスクロックに供給する(S111)。
そうすると、第1ギガイーサネット物理部509は第1リファレンスクロックに同期化させて第1イーサネットケーブルに第1イーサネットデータを出力し、第2ギガイーサネット物理部511は第2リファレンスクロックに同期化させて第2イーサネットケーブルに第2イーサネットデータを出力する(S113)。
一方、図5は本発明の実施例による電源供給方法を示すフローチャートである。
図5を参照すれば、イーサネットエクステンダー500の第1コネクタ501が第1イーサネットケーブルを通して連結されたPOE装置100から第1イーサネットデータを受信する(S201)。
次に、第1トランスフォーマー505が第1イーサネットデータから交流電圧を分離する(S203)。
次に、ブリッジダイオード回路523は直流(DC)電源線531を通じて供給される第1イーサネットデータから抽出した交流電圧を直流電圧に変換する(S205)。
次に、変換された直流電圧がPDモジュール513に入力され処理された後、PSEモジュール515に出力されPSEモジュール515で処理された後、POE出力電源529線を通して第2トランスフォーマー507に伝達される。
次に、第2トランスフォーマー507はPOE出力電源529線を通して供給された直流電圧を第2イーサネットデータに含む(S209)。そして、このような直流電圧が含まれた第2イーサネットデータは第2ギガイーサネット物理部511、第2コネクタ503を通じて第2イーサネットケーブルに出力される。
一方、PDモジュール513から出力されるS205で変換された直流電圧を直流−直流に変換した後(S211)、このような直流−直流に変換された直流電圧を電源部527はイーサネットエクステンダー500のシステム電源に供給する(S213)。
以上で説明した本発明の実施例は装置および方法を通して実現されるだけでなく、本発明の実施例の構成に対応する機能を実現するプログラムまたはそのプログラムが記録された記録媒体を通しても具現されることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されるものではなく、次の特許請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の様々な変形および改良形態も本発明の権利範囲に属する。

Claims (14)

  1. イーサネット伝送距離を拡張するイーサネットエクステンダー(Ethernet Extender)であって、
    システムクロックを発生させる発振器、
    前記システムクロックが第1リファレンスクロックに入力され、前記第1リファレンスクロックに同期化させて第1イーサネットケーブルを通して連結された第1イーサネット装置に第1イーサネットデータを送信する第1ギガイーサネット物理部、および
    前記システムクロックが第2リファレンスクロックに入力され、前記第2リファレンスクロックに同期化させて第2イーサネットケーブルを通して連結された第2イーサネット装置と第2イーサネットデータを送受信する第2ギガイーサネット物理部、
    を含むことを特徴とするイーサネットエクステンダー。
  2. 前記第1ギガイーサネット物理部は、
    前記第1イーサネット装置から受信した第1イーサネットデータからクロック信号を抽出し、
    前記発振器は、
    前記クロック信号と同じ位相の前記システムクロックを発生させることを特徴とする請求項1に記載のイーサネットエクステンダー。
  3. 前記第1ギガイーサネット物理部および前記発振器と連結され、前記第1ギガイーサネット物理部から出力されるクロック信号と前記発振器で生成されるシステムクロック間の位相差を導出して前記発振器に伝達する位相検出部をさらに含み、
    前記発振器は、
    前記位相差を利用して前記システムクロックを前記クロック信号と同じ位相を有するように調整することを特徴とする請求項2に記載のイーサネットエクステンダー。
  4. 前記位相差は電圧値で表現され、
    前記発振器は、
    前記電圧値を利用して前記システムクロックを調整することを特徴とする請求項3に記載のイーサネットエクステンダー。
  5. 前記発振器は、
    電圧制御クリスタルオシレータ(VCXO、Voltage Controlled Crystal Oscillator)を含むことを特徴とする請求項4に記載のイーサネットエクステンダー。
  6. 前記第1イーサネット装置はパワーオーバーイーサネット(Power Over Ethernet、POE)装備であり、前記第2イーサネット装置は複数のネットワーク端末機器であり、
    前記第1イーサネットケーブルをイーサネットエクステンダー内部と連結する第1コネクタ、
    前記第1コネクタと連結され、前記第1イーサネットデータから分離した交流電圧を出力する第1トランスフォーマー、
    前記第1トランスフォーマーと連結され、前記交流電圧を直流変換して出力する直流変換部、
    前記直流変換部から出力される直流電圧が供給される電子機器(PD、Powered Device)モジュール、
    前記電子機器(PD)から前記直流電圧の供給を受けて出力する電力供給装置(PSE、Power Sourcing Equipment)モジュール、
    前記電力供給装置(PSE)から前記直流電圧が入力され、前記第2イーサネット物理部から出力されるデータ信号に前記直流電圧を含む第2トランスフォーマー、および
    前記第2トランスフォーマーから出力される前記直流電圧が含まれたデータ信号を前記第2イーサネットケーブルに出力する第2コネクタを含むことを特徴とする請求項2に記載のイーサネットエクステンダー。
  7. イーサネットエクステンダー内部で用いるための電源を供給する電源部、および
    前記電子機器(PD)から入力された前記直流電圧を直流−直流に変換して前記電源部に供給するDC/DC(Direct Current to Direct Current)コンバータを含むことを特徴とする請求項6に記載のイーサネットエクステンダー。
  8. イーサネット伝送距離を拡張するイーサネットエクステンダー(Ethernet Extender)のクロック同期化方法であって、
    前記イーサネットエクステンダーが第1イーサネットケーブルを通して連結された第1イーサネット装置から第1イーサネットデータを受信する段階、
    前記イーサネットデータからクロック信号を抽出する段階、
    前記クロック信号と同じ位相のシステムクロックを生成する段階、
    前記システムクロックをリファレンスクロックにして第2イーサネットケーブルを通して連結された第2イーサネット装置と第2イーサネットデータを送受信する段階、
    を含むことを特徴とするクロック同期化方法。
  9. 前記システムクロックをリファレンスクロックにして前記第1イーサネットケーブルを通して前記第1イーサネットデータを送信する段階をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のクロック同期化方法。
  10. 前記生成する段階は、
    前記システムクロックを発生させる段階、
    前記クロック信号と前記システムクロック間の位相差を導出する段階、および
    前記システムクロックが前記クロック信号と同じ位相を有するように前記位相差ほど前記システムクロックを調整する段階を含むことを特徴とする請求項9に記載のクロック同期化方法。
  11. 前記導出する段階は、
    前記位相差を電圧値で出力する段階を含み、
    前記調整する段階は、
    前記電圧値を利用して前記システムクロックを調整する段階を含むことを特徴とする請求項10に記載のクロック同期化方法。
  12. イーサネット伝送距離を拡張するイーサネットエクステンダー(Ethernet Extender)の電源供給方法であって、
    前記イーサネットエクステンダーが第1イーサネットケーブルを通して連結された第1イーサネット装置から第1イーサネットデータを受信する段階、
    前記イーサネットデータから交流電圧を分離する段階、
    前記交流電圧を直流電圧に変換する段階、
    前記直流電圧を電子機器(PD、Powered Device)および電力供給装置(PSE、Power Sourcing Equipment)を利用して第2イーサネットケーブルを通して連結された第2イーサネット装置で利用できるように処理する段階、
    処理された前記直流電圧をデータ信号に含む段階、および
    前記直流電圧が含まれたデータ信号を前記第2イーサネットケーブルに出力する段階、
    を含むことを特徴とする電源供給方法。
  13. 前記第1イーサネット装置はパワーオーバーイーサネット(Power Over Ethernet、POE)装備であり、前記第2イーサネット装置は複数のネットワーク端末機器であることを特徴とする請求項12に記載の電源供給方法。
  14. 前記電子機器(PD)で処理した直流電圧を直流−直流に変換する段階、および
    前記直流−直流に変換された電圧をイーサネットエクステンダーの内部電源に供給する段階をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の電源供給方法。
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