JP2011523158A - 不揮発性メモリセルを含む電子デバイス用の回路および電子デバイスの製造方法 - Google Patents

不揮発性メモリセルを含む電子デバイス用の回路および電子デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

不揮発性メモリセル(10、20、30、40、50、60、70、80、90、100)に用いられる回路は、電荷変更端子(102,202,302,402,502,602,702,802,902,1001)および出力端子(108,208,308,408,508,608,708,808,908,1008)を備えている。回路は、電気的にフローティングの状態にあるゲート電極と電流伝達電極を備えるアクティブ領域とを有する第1のトランジスタ(11,21,31,41,51,61,71,81,91,1021)をさらに備え、電流伝達電極は出力端子に結合する。回路は第1および第2の電極を有する第2のトランジスタ(12,22,32,42,52,62,72,82,92,1002)をさらに備え、第1の電極は第1のトランジスタのゲート電極に、第2の電極は電荷変更端子に結合する。メモリセルの状態を変更するときには、第2のトランジスタをアクティブにし、第1のトランジスタのゲート電極とアクティブ領域の間に有意量の電荷の流出は生じない。他の実施例は電子デバイス自体およびその製法に関する。

Description

本開示は、不揮発性メモリセル用の回路、不揮発性メモリセルを含む電子デバイス、および該電子デバイスの製造方法に関する。
多くの不揮発性メモリセルのプログラムや消去には、ホットキャリア注入(従来のホットエレクトロン注入およびソースサイド注入を含む)、ファウラー=ノルドハイム・トンネル効果、またはその両方が用いられる(例えば、プログラムにホットエレクトロン注入が用いられ、消去にファウラー=ノルドハイム・トンネル効果が用いられる)。
不揮発性メモリセルの有するトランジスタ構造は、トランジスタ−トランジスタ論理において用いられるトランジスタ構造(通常、比較的高周波で動作するように設計されている)とは、相当異なることがある。例えば、不揮発性メモリセルは、ソース領域と基板との間の接合部の故障の尤度を減少させるための段階的なソース領域、プログラミング効率を改良するためにドレイン領域付近の電場を強めるためのハロー領域、別の適切なフィーチャ構造、またはそれらの組み合わせを有することがある。
それらのフィーチャは、特に読出動作に関して、他の結果を引き起こす場合がある。段階的なソース領域は、通常、論理トランジスタのソース領域と比較して、より大きな領域を占めるので、段階的なソース領域と基板との間の静電容量は、より大きくなる。
静電容量が大きくなると、読出動作が遅れることがある。ハロー領域は、ハロー領域の代わりに軽ドープドレインまたは拡張領域が用いられる場合より、不揮発性メモリセルに関する読出ディスターブの問題を引き起こす可能性が高いことがある。
1つの電子デバイスは、不揮発性メモリセルを含む。不揮発性メモリセル用の回路は、メモリセルの状態を変化させるとき(例えば、プログラムまたは消去)、電荷の導入または除去を行うためにトランジスタの1つの活性領域が用いられ、メモリセルを読み出すとき、異なるトランジスタの異なる活性領域が用いられるように設計されることが可能である。
このようにして、メモリセルの読出性能を犠牲にすることなく、不揮発性メモリセルの良好なプログラミングおよび消去性能を達成することができる。読出性能を、プログラミングおよび消去性能に有意に影響を与えることなく改良することができ、また反対に、読出性能に有意に影響を与えることなくプログラミングおよび消去性能を改良することができる。
特定の一実施形態では、トランジスタのゲート電極は単一のゲート電極層から作製される。
特定の一実施形態では、不揮発性メモリセル用の回路は、電荷変更端子と、不揮発性メモリセルを読み出すときにメモリセルの状態に対応する信号を供給するように構成された出力端子と、電気的に浮遊しているゲート電極と、電流伝達電極を含む活性領域とを含む第1のトランジスタと、第1の電極と第2の電極とを含む第2のトランジスタと、を備える。電流伝達電極は出力端子に結合されており、第1の電極は第1のトランジスタのゲート電極に結合され、第2の電極は電荷変更端子に結合されている。この回路は、メモリセルの状態を変化させるとき、第2のトランジスタが活性となり、第1のトランジスタのゲート電極と第1のトランジスタの活性領域との間において有意な量の電荷キャリアが移動しないように設計されている。他の実施形態には、電子デバイス自体、および電子デバイスを製造する方法が含まれる。
本明細書の読了後、当業者には、本明細書に記載の概念を示すために例示的な実施形態が開示されていることが認められる。本発明の範囲から逸脱することなく、他の多くの回路、電子デバイス、および製法が用いられる。
一実施形態による不揮発性メモリセルの回路図(1つの活性領域は不揮発性メモリセルのプログラムまたは消去を行うときに用いられ、別の活性領域は不揮発性メモリセルを読み出すときに用いられる)。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 他の実施形態による他の不揮発性メモリセルの回路図。 ウェル領域を形成した後のワークピースの一部の平面図。 フィールド分離領域を形成した後の図11のワークピースの平面図。 ゲート誘電体および電極層を形成した後の図12のワークピースの断面図。 ゲート電極を形成した後の図13のワークピースの平面図。 ソース/ドレイン領域を形成した後の図14のワークピースの平面図。 ソース/ドレイン領域を形成した後の図15のワークピースの平面図。 相互接続部を形成した後の図16のワークピースの平面図。
実施形態は例として示すものであり、添付の図面により限定されるものではない。図における要素は簡潔明瞭に示されており必ずしも縮尺に応じてはいないことが当業者には認められる。例えば、本発明の実施形態の理解を向上させるべく、図における一部の要素の寸法が他の要素に対して誇張されている場合がある。
以下に記載の実施形態の詳細に注意を向ける前に、幾つかの用語を定義や明確化を行う。用語「結合」は、導体部材または部品から別の導体部材または部品への信号の伝達を意味するものである。結合には、容量性カップリング、導電結合、電磁結合などが含まれる。導電結合には、互いに対し電気的に接続されている(すなわち、スイッチその他の部品を介さずに)2つの異なる導体部材、2つの異なる部品、または導体部材と部品との組み合わせの間をキャリア(電子または正孔)が流れることの可能な結合が含まれる。これに代えて、導電結合には、2つの異なる導体部材、2つの異なる部品、または導体部材と部品との組み合わせの間の1つ以上のスイッチも含まれてよく、スイッチが閉じているとき(例えば、トランジスタがオンであるとき)、キャリアが流れることが可能である。容量性カップリングは導電結合ではない。これは、通常動作伝導の下ではキャリアが流れることが誘電体層によってほぼ防止されるためである。
他に定義されない限り、本明細書において用いられる技術用語および科学用語はすべて、本発明の属する分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な説明、および特許請求の範囲から明らかとなる。本明細書に記載のない、特定の材料、処理作業、および回路に関する多くの詳細は従来的なものであり、半導体およびマイクロエレクトロニクスの分野における書籍その他の出典に見出される。
図1〜10では、不揮発性メモリセル用に様々な回路が用いられている。不揮発性メモリセルは、レジスタなど独立したメモリセルであってもよく、メモリアレイの一部であってもよい。不揮発性メモリセルはトランジスタを備えてよく、各トランジスタは1対の電流伝達電極と、制御電極とを備える。電界効果トランジスタでは、電流伝達電極は、ソース領域、ドレイン領域、ソース/ドレイン領域、またはそれらの組み合わせであってよい。
以下、本明細書において、用語「S/D領域」は、電流伝達電極が、回路の正常動作中(バイアス条件に応じて)、単にソース領域であるか、単にドレイン領域であるか、またはドレイン領域もしくはソース領域であるかにかかわらず、電界効果トランジスタの電流伝達電極を指して用いられる。図には特定の実施形態が示されているが、本明細書の読了語、当業者には、本明細書に記載の不揮発性メモリセルの機能を達成するために多くの他の回路が設計可能であることが認識される。
図1には、一実施形態による不揮発性メモリセル10の回路図が含まれる。不揮発性メモリセル10は、端子106に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ11を備える。また、不揮発性メモリセル10は、トランジスタ11のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ12も備える。トランジスタ12の電流伝達電極は端子104に結合されている。不揮発性メモリセル10は、さらに、トランジスタ13を備える。トランジスタ13は、端子110に結合された電流伝達電極と、フローティングノード19においてトランジスタ12,11のゲート電極に結合されているゲート電極と、トランジスタ11の別の電流伝達電極と出力端子108とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。不揮発性メモリセル10は、さらにまた、トランジスタ14を備える。トランジスタ14は、端子102に結合された電流伝達電極と、トランジスタ12の別の電流伝達電極に結合された別の電流伝達電極とを有する。トランジスタ14のゲート電極は選択ライン114に結合されている。また、不揮発性メモリセル10はトランジスタ15も備える。トランジスタ15の1つの電流伝達電極は出力端子108に結合されており、別の電流伝達電極はトランジスタ11,13の他の電流伝達電極に結合されている。トランジスタ15のゲート電極はパスライン115に結合されている。特定の一実施形態では、トランジスタ11,12,14はp−チャネルトランジスタであり、トランジスタ13,15はn−チャネルトランジスタである。
不揮発性メモリセル10は、トンネル効果(tunneling)またはホットキャリア注入によって、フローティングノード19における電荷を変更させることが可能である。電荷変更動作には、プログラミングまたは消去が含まれる。フローティングノード19における電荷を変更するとき、電子または正孔のトンネリングが起きる、すなわち、トランジスタ12内の活性領域を介し、電子または正孔は、フローティングノード19へ導入されるか、フローティングノード19から除去される。このように、端子102、端子104、または両方は電荷変更端子であり、フローティングノード19における電荷に影響を与える電子または正孔は、端子102,104、または両方を通じて通過することができる。特定の一実施形態では、端子102,104は適切な電位に置かれてよく、選択ライン114上の信号は、端子102,104の間に電流を流すようにトランジスタ14をオンとすることが可能である。ホットエレクトロン注入を用いてプログラムを行う場合、端子102は端子104より高電位であることがある。電流が端子102,104の間を流れるので、トランジスタ12のチャネル領域内でホットエレクトロンが生成され、ゲート誘電体層を通じてトランジスタ12のゲート電極へ注入されることが可能である。これに代えて、トランジスタ12のチャネル領域が存在する基板またはウェル領域は、トランジスタ12のゲート電極から電子が除去される場合、相当な高電圧に置かれることが可能であり、トランジスタ12のゲート電極から正孔が除去される場合、相当な低電圧に置かれることが可能である。この代替の実施形態では、ファウラー=ノルドハイム・トンネル効果が用いられる。図1に示すように、トランジスタ11,12,13のゲート電極は、導通するように結合されている、より詳細には、互いに対し電気的に接続されている。したがって、トランジスタ12のゲート電極上の電荷が変更されるとき、トランジスタ11,13のゲート電極上の電荷も同様に変更される。トランジスタ12のゲート電極の電荷を変更するとき、トランジスタ15がオフにされてもよい。
不揮発性メモリセル10からデータを読み出すとき、パスライン115上の信号はトランジスタ15をオンとし、トランジスタ11,13の他の電流伝達電極上の信号が出力端子108に流れることを可能とする。特定の一実施形態では、端子106は端子110より高電圧であることがある。より特定的な一実施形態では、端子106はVDD端子であってよく、端子110はVss端子であってよい。したがって、トランジスタ11,13の組み合わせはインバータとして動作することが可能である。この場合、フローティングノード19における電圧はインバータに対する入力であり、インバータの出力はトランジスタ15に対し結合される。
この特定の実施形態では、トランジスタ11,13は、トランジスタ11,13内にハロー領域、段階的な接合部などを形成する必要なく、論理デジタル用途用に設計されることができる。したがって、不揮発性メモリセル10の読出性能を、ハロー領域、段階的な接合部、または他のフィーチャが存在する場合より大きくできる。さらにまた、フローティングノードの電荷は、トランジスタ12を介してキャリアを追加または除去することによって変更される。したがって、トランジスタ12は、論理用途ではなく、より詳細には、プログラムおよび消去用に設計されることができる。
図2には、読取動作中に出力端子付近で単一のパストランジスタに代えてトランスミッションゲートが用いられている点を除き図1の実施形態に類似する、別の実施形態が含まれる。図2には、端子206に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ21を含む不揮発性メモリセル20の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル20は、トランジスタ21のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ22も備える。トランジスタ22の電流伝達電極は端子204に結合されている。不揮発性メモリセル20は、さらに、トランジスタ23を備える。トランジスタ23は、端子210に結合された電流伝達電極と、フローティングノード29においてトランジスタ22,21のゲート電極に結合されているゲート電極と、トランジスタ21の別の電流伝達電極と出力端子208とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。不揮発性メモリセル20は、さらにまた、トランジスタ24を備える。トランジスタ24は、端子202に結合された電流伝達電極と、トランジスタ22の別の電流伝達電極に結合された別の電流伝達電極とを有する。トランジスタ24のゲート電極は選択ライン224に結合されている。また、不揮発性メモリセル20はトランジスタ25,26も備える。トランジスタ25,26の電流伝達電極は出力端子208に結合されており、トランジスタ25,26の他の電流伝達電極は、トランジスタ21,23の他の電流伝達電極に結合されている。トランジスタ25のゲート電極はパスライン225に結合されており、トランジスタ26のゲート電極は別のパスライン226に結合されている。特定の一実施形態では、トランジスタ21,22,24,26はp−チャネルトランジスタであり、トランジスタ23,25はn−チャネルトランジスタである。
図2に示す実施形態では、図1に記載の実施形態のうちの1つ以上を用いて、フローティングノードにおける電荷を変更させることができる。図2の端子202,204、トランジスタ22,24、および選択ライン224は、図1の端子102,104、トランジスタ12,14、および選択ライン114と同様に用いられる。
トランジスタ25,26の組み合わせは、伝達ゲートとして実装されてよい。トランスミッションゲートは、トランジスタ21,23の他の電流伝達電極における信号を、その特定の信号の状態にかかわらず、より効率的に出力端子208に送信することができる。パスライン225,226上の信号は、正常動作中、互いに反対であってよい。すなわち、パスライン225上の信号が論理上の高(high)である場合、パスライン226上の信号は論理上の低(low)であり、また反対に、パスライン225上の信号が論理上の低である場合、パスライン226上の信号は論理上の高である。不揮発性メモリセル20からデータを読み出すとき、パスライン225,226上の信号はトランジスタ25,26をオンとし、トランジスタ21,23の他の電流伝達電極上の信号が出力端子208に流れることを可能とする。特定の一実施形態では、端子206は端子210より高電圧であることがある。より特定的な一実施形態では、端子206はVDD端子であってよく、端子210はVSS端子であってよい。したがって、トランジスタ21,23の組み合わせはインバータとして動作することが可能である。この場合、フローティングノード29における電圧はインバータに対する入力であり、インバータの出力はトランジスタ25,26によって受信される。
図3には、1つのn−チャネルトランジスタがp−チャネルトランジスタに置き換えられている点を除き図1の実施形態に類似する、別の実施形態が含まれる。図3には、端子306に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ31を含む不揮発性メモリセル30の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル30は、トランジスタ31のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ32も備える。トランジスタ32の電流伝達電極は端子304に結合されている。不揮発性メモリセル30は、さらに、トランジスタ33を備える。トランジスタ33は、端子310に結合された電流伝達電極と、フローティングノード39においてトランジスタ32,31のゲート電極に結合されているゲート電極と、トランジスタ31の別の電流伝達電極と出力端子308とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。不揮発性メモリセル30は、さらにまた、トランジスタ34を備える。トランジスタ34は、端子302に結合された電流伝達電極と、トランジスタ32の別の電流伝達電極に結合された別の電流伝達電極とを有する。トランジスタ34のゲート電極は選択ライン334に結合されている。また、不揮発性メモリセル30はトランジスタ35も備える。トランジスタ35の1つの電流伝達電極は出力端子308に結合されており、別の電流伝達電極はトランジスタ31,33の他の電流伝達電極に結合されている。トランジスタ35のゲート電極はパスライン335に結合されている。特定の一実施形態では、トランジスタ31,32,33,34はp−チャネルトランジスタであり、トランジスタ35はn−チャネルトランジスタである。
トランジスタ11がp−チャネルトランジスタ、トランジスタ13がn−チャネルトランジスタである図1と異なり、トランジスタ31,33はp−チャネルトランジスタである。ゲート誘電体層、チャネルドーピング、フェルミ準位、別のトランジスタ特性、またはそれらの組み合わせは、特定の状態中にある場合に不揮発性メモリセル30を読み出すとき、トランジスタの両方でなく一方がオンであるように、トランジスタ31,33の間で異なってよい。例えば、ゲート誘電体層は、異なる厚み、組成、または両方を有してもよい。トランジスタ31のチャネル領域は、トランジスタ33のチャネル領域と比較して、異なるドーピング濃度を有してもよい。トランジスタ31のゲート電極のフェルミ準位は価電子帯に近くてもよく、トランジスタ33のゲート電極のフェルミ準位は伝導帯に近くてもよい。本明細書の読了後、当業者は、所望の動作を達成するようにトランジスタ31,33のトランジスタ特性を決定することが可能である。
不揮発性メモリセル30のプログラミング、消去、および読出は、上述において図1に関して記載した実施形態のいずれを用いて行われてもよい。図3の端子302,304,306,308,310、トランジスタ31〜35、パスライン335、および選択ライン334は、図1の端子102,104、106,108,110、トランジスタ11〜15、パスライン115、および選択ライン114と同様に用いられる。
図4には、1つのp−チャネルトランジスタがn−チャネルトランジスタに置き換えられている点を除き図1の実施形態に類似する、別の実施形態が含まれる。図4には、端子406に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ41を含む不揮発性メモリセル40の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル40は、トランジスタ41のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ42も備える。トランジスタ42の電流伝達電極は端子404に結合されている。不揮発性メモリセル40は、さらに、トランジスタ43を備える。トランジスタ43は、端子410に結合された電流伝達電極と、フローティングノード49においてトランジスタ42,41のゲート電極に結合されているゲート電極と、トランジスタ41の別の電流伝達電極と出力端子408とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。不揮発性メモリセル40は、さらにまた、トランジスタ44を備える。トランジスタ44は、端子402に結合された電流伝達電極と、トランジスタ42の別の電流伝達電極に結合された別の電流伝達電極とを有する。トランジスタ44のゲート電極は選択ライン444に結合されている。また、不揮発性メモリセル40はトランジスタ45も備える。トランジスタ45の1つの電流伝達電極は出力端子408に結合されており、別の電流伝達電極はトランジスタ41,43の他の電流伝達電極に結合されている。トランジスタ45のゲート電極はパスライン445に結合されている。特定の一実施形態では、トランジスタ42,44はp−チャネルトランジスタであり、トランジスタ41,43,45はn−チャネルトランジスタである。
トランジスタ11がp−チャネルトランジスタ、トランジスタ13がn−チャネルトランジスタである図1と異なり、トランジスタ41,43はn−チャネルトランジスタである。ゲート誘電体層、チャネルドーピング、フェルミ準位、別のトランジスタ特性、またはそれらの組み合わせは、特定の状態中にある場合に不揮発性メモリセル40を読み出すとき、トランジスタの両方でなく一方がオンであるように、トランジスタ41,43の間で異なってよい。例えば、ゲート誘電体層は、異なる厚み、組成、または両方を有してもよい。トランジスタ41のチャネル領域は、トランジスタ43のチャネル領域と比較して、異なるドーピング濃度を有してもよい。トランジスタ41のゲート電極のフェルミ準位は価電子帯に近くてもよく、トランジスタ43のゲート電極のフェルミ準位は伝導帯に近くてもよい。本明細書の読了後、当業者は、所望の動作を達成するようにトランジスタ41,43のトランジスタ特性を決定することが可能である。
不揮発性メモリセル40のプログラミング、消去、および読出は、上述において図1に関して記載した実施形態のいずれを用いて行われてもよい。図4の端子402,404,406,408,410、トランジスタ41〜45、パスライン445、および選択ライン444は、図1の端子102,104、106,108,110、トランジスタ11〜15、パスライン115、および選択ライン114と同様に用いられる。
図5には、選択トランジスタまたはパストランジスタが用いられていない点を除き図1の実施形態に類似する、別の実施形態が含まれる。この図5に示す実施形態は、メモリアレイの一部ではない独立したビットに有用な場合がある。図5には、端子506に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ51を含む不揮発性メモリセル50の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル50は、トランジスタ51のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ52も備える。トランジスタ52の1つの電流伝達電極は端子504に結合されており、別の電流伝達電極は端子502に結合されている。不揮発性メモリセル50は、さらに、トランジスタ53を備える。トランジスタ53は、端子510に結合された電流伝達電極と、フローティングノード59においてトランジスタ52,51のゲート電極に結合されているゲート電極と、トランジスタ51の別の電流伝達電極と出力端子508とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。特定の一実施形態では、トランジスタ51,52はp−チャネルトランジスタであり、トランジスタ53はn−チャネルトランジスタである。
不揮発性メモリセル50は、トンネル効果またはホットキャリア注入によって、フローティングノード59の電荷を変更させることが可能である。フローティングノード59における電荷を変更するとき、電子または正孔のトンネリングが起きる、すなわち、トランジスタ52内の活性領域を介し、電子または正孔は、フローティングノード59へ導入されるか、フローティングノード59から除去される。このように、端子502、端子504、または両方は電荷変更端子であり、フローティングノード59における電荷に影響を与える電子または正孔は、端子502,504の一方または両方を通じて通過することができる。特定の一実施形態では、端子502,504は、端子502,504の間に電流を流すのに適切な電位に置かれてよい。ホットエレクトロン注入を用いてプログラムを行う場合、端子502は端子504より高電位であることもあり、また反対に端子504が端子502より高電位であることもある。ホットエレクトロンは、ゲート誘電体層を通じ、トランジスタ52のゲート電極へ注入されることが可能である。図5に示す実施形態では、トランジスタ51,52,53のゲート電極は、導通するように結合されている、より詳細には、互いに対し電気的に接続されている。したがって、トランジスタ52のゲート電極上の電荷が変更されるとき、トランジスタ51,53のゲート電極上の電荷も同様に変更される。
不揮発性メモリセル50からデータを読み出すとき、トランジスタ51,53の他の電流伝達電極上の信号は出力端子508に流れる。特定の一実施形態では、端子506は端子510より高電圧であることがある。より特定的な一実施形態では、端子506はVDD端子であってよく、端子510はVSS端子であってよい。したがって、トランジスタ51,53の組み合わせはインバータとして動作することが可能である。この場合、フローティングノード59における電圧はインバータに対する入力であり、インバータの出力は端子508によって受信される。
図6には、1つのn−チャネルトランジスタがp−チャネルトランジスタに置き換えられている点を除き図5の実施形態に類似する、別の実施形態が含まれる。図6には、端子606に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ61を含む不揮発性メモリセル60の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル60は、トランジスタ61のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ62も備える。不揮発性メモリセル60に結合されたトランジスタ62の電流伝達電極は、さらに、トランジスタ63を備える。トランジスタ63は、端子610に結合された電流伝達電極と、フローティングノード69においてトランジスタ62,61のゲート電極に結合されているゲート電極と、トランジスタ61の別の電流伝達電極と出力端子608とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。特定の一実施形態では、トランジスタ61,62,63は、p−チャネルトランジスタである。
トランジスタ51がp−チャネルトランジスタ、トランジスタ53がn−チャネルトランジスタである図5と異なり、トランジスタ61,63はp−チャネルトランジスタである。ゲート誘電体層、チャネルドーピング、フェルミ準位、別のトランジスタ特性、またはそれらの組み合わせは、特定の状態中にある場合に不揮発性メモリセル60を読み出すとき、トランジスタの両方でなく一方がオンであるように、トランジスタ61,63の間で異なってよい。例えば、ゲート誘電体層は、異なる厚み、組成、または両方を有してもよい。トランジスタ61のチャネル領域は、トランジスタ63のチャネル領域と比較して、異なるドーピング濃度を有してもよい。トランジスタ61のゲート電極のフェルミ準位は価電子帯に近くてもよく、トランジスタ63のゲート電極のフェルミ準位は伝導帯に近くてもよい。本明細書の読了後、当業者は、所望の動作を達成するようにトランジスタ61,63のトランジスタ特性を決定することが可能である。
不揮発性メモリセル60のプログラミング、消去、および読出は、上述において図5に関して記載した実施形態のいずれを用いて行われてもよい。図6の端子602,604,606,608,610、およびトランジスタ61〜63は、図5の端子502,504,506,508,510、およびトランジスタ51〜53と同様に用いられる。
図7には、1つのp−チャネルトランジスタがn−チャネルトランジスタに置き換えられている点を除き図5の実施形態に類似する、別の実施形態が含まれる。図7には、端子706に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ71を含む不揮発性メモリセル70の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル70は、トランジスタ71のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ72も備える。トランジスタ72の1つの電流伝達電極は端子704に結合されており、トランジスタ72の別の電流伝達電極は端子702に結合されている。不揮発性メモリセル70は、さらに、トランジスタ73を備える。トランジスタ73は、端子710に結合された電流伝達電極と、フローティングノード79においてトランジスタ72,71のゲート電極に結合されているゲート電極と、トランジスタ71の別の電流伝達電極と出力端子708とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。特定の一実施形態では、トランジスタ71,73はn−チャネルトランジスタであり、トランジスタ72はp−チャネルトランジスタである。
トランジスタ51がp−チャネルトランジスタ、トランジスタ53がn−チャネルトランジスタである図5と異なり、トランジスタ71,73はn−チャネルトランジスタである。ゲート誘電体層、チャネルドーピング、フェルミ準位、別のトランジスタ特性、またはそれらの組み合わせは、特定の状態中にある場合に不揮発性メモリセル70を読み出すとき、トランジスタ71,73の両方でなく一方がオンであるように、トランジスタ71,73の間で異なってよい。例えば、ゲート誘電体層は、異なる厚み、組成、または両方を有してもよい。トランジスタ71のチャネル領域は、トランジスタ73のチャネル領域と比較して、異なるドーピング濃度を有してもよい。トランジスタ71のゲート電極のフェルミ準位は価電子帯に近くてもよく、トランジスタ73のゲート電極のフェルミ準位は伝導帯に近くてもよい。本明細書の読了後、当業者は、所望の動作を達成するようにトランジスタ71,73のトランジスタ特性を決定することが可能である。
不揮発性メモリセル70のプログラミング、消去、および読出は、上述において図5に関して記載した実施形態のいずれを用いて行われてもよい。図7の端子702,704,706,708,710、およびトランジスタ71〜73は、図5の端子502,504,506,508,510、およびトランジスタ51〜53と同様に用いられる。
図8には、パストランジスタが用いられていない点を除き図1の実施形態に類似する、別の実施形態が含まれる。図8には、端子806に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ81を含む不揮発性メモリセル80の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル80は、トランジスタ81のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ82も備える。トランジスタ82の電流伝達電極は端子804に結合されている。不揮発性メモリセル80は、さらに、トランジスタ83を備える。トランジスタ83は、端子810に結合された電流伝達電極と、フローティングノード89においてトランジスタ82,81のゲート電極に結合されているゲート電極と、トランジスタ81の別の電流伝達電極と出力端子808とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。不揮発性メモリセル80は、さらにまた、トランジスタ84を備える。トランジスタ84は、端子802に結合された電流伝達電極と、トランジスタ82の別の電流伝達電極に結合された別の電流伝達電極とを有する。トランジスタ84のゲート電極は選択ライン884に結合されている。特定の一実施形態では、トランジスタ81,82,84はp−チャネルトランジスタであり、トランジスタ83はn−チャネルトランジスタである。
不揮発性メモリセル80のプログラミング、消去、および読出は、上述において図1に関して記載した実施形態のいずれを用いて行われてもよい。図8の端子802,804,806,808,810、トランジスタ81〜84、および選択ライン844は、図1の端子102,104、106,108,110、トランジスタ11〜15、および選択ライン114と同様に用いられる。
不揮発性メモリセル80からデータを読み出すとき、トランジスタ81,83の他の電流伝達電極上の信号は出力端子808に対し提供される。特定の一実施形態では、端子806は端子810より高電圧であることがある。より特定的な一実施形態では、端子806はVDD端子であってよく、端子810はVSS端子であってよい。したがって、トランジスタ81,83の組み合わせはインバータとして動作することが可能である。この場合、フローティングノード89における電圧はインバータに対する入力であり、インバータの出力は出力端子808に対し結合される。
図9には、パストランジスタが用いられておらずn−チャネルトランジスタがプルダウントランジスタとして構成されている点を除き図1の実施形態に類似する、別の実施形態が含まれる。図9には、端子906に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ91を含む不揮発性メモリセル90の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル90は、フローティングノード99においてトランジスタ91のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ92も備える。トランジスタ92の電流伝達電極は端子904に結合されている。不揮発性メモリセル90は、さらに、トランジスタ93を備える。トランジスタ93は、端子910に結合された電流伝達電極と、トランジスタ93のオン、オフを切り替えるゲート電極と、トランジスタ91の別の電流伝達電極と出力端子908とに結合されている別の電流伝達電極とを有する。不揮発性メモリセル90は、さらにまた、トランジスタ94を備える。トランジスタ94は、端子902に結合された電流伝達電極と、トランジスタ92の別の電流伝達電極に結合された別の電流伝達電極とを有する。
トランジスタ94のゲート電極は選択ライン994に結合されている。特定の一実施形態では、トランジスタ91,92,94はp−チャネルトランジスタであり、トランジスタ93はn−チャネルトランジスタである。
トランジスタ93は、トランジスタ91と比較して有意に強力であるように設計されることが可能である。例えば、トランジスタ93のトランスコンダクタンスは、トランジスタ91と比較して、有意に高くてよい。トランジスタのトランスコンダクタンスは、ゲート誘電体の厚みまたは組成、チャネルドーピング、チャンネル幅、チャネル長、またはそれらの組み合わせによって影響を受ける。そのような一設計では、フローティングノード99における電圧にかかわらず、プルダウンライン993上の信号がトランジスタ93をオンとするとき、端子908上の電圧はほぼ端子910上の電圧と同じになる。端子910がVSS端子である場合、トランジスタ93がオンのときには、端子908はほぼVSSである。不揮発性メモリセル90からのデータが読み出される場合、プルダウンライン993は使用不可能とされ、すなわち、不活性化され、トランジスタ93はオフとされる。フローティングノード99における電圧に応じて、トランジスタ91がオンである場合、端子908上の電圧はほぼ端子906と同じになり、そうでない場合、端子908上の電圧は、端子906上の電圧より端子910上の電圧に近い。
プログラミングおよび消去は、図1の実施形態に関して記載した実施形態のいずれを用いて行われてもよい。図9の端子902,904、トランジスタ92,94、および選択ライン994は、図1の端子102,104、トランジスタ12,14、および選択ライン114と同様に用いられる。
図10には、図9に示した実施形態の静的なバージョンである一実施形態が含まれる。
図10に示す実施形態には、フローティングノードと、ラッチとして作用するトランジスタの組み合わせとが含まれる。図10には、端子1006に結合された電流伝達電極を有するトランジスタ1021を含む不揮発性メモリセル100の回路図が含まれる。また、不揮発性メモリセル100は、フローティングノード1029においてトランジスタ1021のゲート電極に結合されたゲート電極を有する、トランジスタ1022も備える。トランジスタ1022の電流伝達電極は端子1004に結合されている。不揮発性メモリセル100は、さらに、トランジスタ1024を備える。トランジスタ1024は、端子1002に結合された電流伝達電極と、トランジスタ1022の別の電流伝達電極に結合された別の電流伝達電極とを有する。トランジスタ1024のゲート電極は選択ライン1044に結合されている。不揮発性メモリセル100は、さらにまた、トランジスタ1023を備える。トランジスタ1023は、端子1012に結合された電流伝達電極と、トランジスタ1021の別の電流伝達電極に結合された別の電流伝達電極とを有する。また、不揮発性メモリセル100はトランジスタ1025も備える。トランジスタ1025の1つの電流伝達電極は端子1010に結合されており、ゲート電極はトランジスタ1021,1023の他の電流伝達電極に結合されている。また、不揮発性メモリセル100は、さらに、トランジスタ1026を備える。トランジスタ1026の1つの電流伝達電極は端子1014に結合されており、ゲート電極はトランジスタ1021,1023の他の電流伝達電極とトランジスタ1025のゲート電極とに結合されている。トランジスタ1025,1026の他の電流伝達電極は、トランジスタ1023のゲート電極と出力端子1008とに結合されている。特定の一実施形態では、トランジスタ1021,1022,1024,1025はp−チャネルトランジスタであり、トランジスタ1023,1026はn−チャネルトランジスタである。
トランジスタ1023,1025,1026はラッチとして動作する。特定の一実施形態では、端子1006,1010はVDDであってよく、端子1012,1014はVSSであってよい。フローティングノード1029上の電圧が論理上の低であるとき、トランジスタ1021はオンであり、トランジスタ1025,1026のゲート電極をほぼVDDとする。トランジスタ1025,1026の組み合わせはインバータとして作用し、出力端子1008の電圧をほぼVSSとする。トランジスタ1023のゲート電極がほぼVSSであるとき、トランジスタ1023はオフである。これに代えて、フローティングノード1029上の電圧が論理上の高であるとき、トランジスタ1021はオフである。トランジスタ1025,1026のゲート電極は、ほぼVSSである。トランジスタ1025,1026の組み合わせはインバータとして作用し、出力端子1008の電圧をほぼVDDとする。トランジスタ1023のゲート電極がほぼVDDであるとき、トランジスタ1023はオンである。
プログラミングおよび消去は、図1に関して記載した実施形態のいずれを用いて行われてもよい。図10の端子1002,1004、トランジスタ1022,1024、および選択ライン1044は、図1の端子102,104、トランジスタ12,14、および選択ライン114と同様に用いられる。
不揮発性メモリセル100からデータを読み出すとき、出力端子1008は部品(図示せず)によってアクセスされることが可能である。別の実施形態(図示せず)では、パストランジスタまたはトランスミッションゲートは、出力端子1008とトランジスタ1025,1026の他の電流伝達電極との間に用いられてもよい。
多くの様々な回路について記載したが、本明細書の読了後、当業者には多くの他の回路が可能であることが認められる。選択トランジスタ、パストランジスタ、トランスミッションゲート、またはそれらの組み合わせの使用は、特定の用途における必要または要求に基づき決定される。さらにまた、メモリセルはより多い部品を含んでもよく、より少ない部品しか含まなくてもよい。例えば、図1を参照すると、プログラムまたは消去のディスターブの問題からトランジスタ12をよりよく分離するために、所望の場合、選択トランジスタ14は端子104とトランジスタ12との間に配置されてもよく、別の選択トランジスタ(図示せず)が端子104とトランジスタ12との間に用いられてもよい。本明細書の読了後、当業者には、特定の用途について図1〜10の1つ以上を用いる不揮発性メモリセルを実装する際における柔軟性が認められる。
図1〜10に示した不揮発性メモリセルは、単一の導体層を用いてすべてのトランジスタに対するゲート電極を形成可能なプロセスフローにおいて用いられることが可能である。そのようなプロセスは、通常、「単一ポリ(single poly)」プロセスと呼ばれており、これは、単一のポリシリコンの層を用いてすべてのゲートを形成可能であるためである。単一ポリプロセスでは、特に、電子デバイスの多くが独立したメモリチップとして用いられることしか目的にしていない用途以外の用途では、通常、加工操作はより少なく、不揮発性メモリセルを作製するときのプロセスフローが単純化される。そのような用途には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路などが含まれる。
図11〜17には、不揮発性メモリセル20を形成するときの電子デバイスが含まれる。図11〜17に関して記載される実施形態には、使用可能な幾つかの例示的な実施形態が含まれる。本明細書の読了後、当業者には、他の実施形態が特定の用途を達成するために用いられること、必要または要求に適合されてよいことが認められる。図11〜17の焦点の一部は、加工操作および得られる構造が上述の回路の不揮発性メモリセルにどのように対応しているかに関する。したがって、形成処理における多くの工程は図11〜17に関して記載されていない。本明細書の読了後、当業者には、不揮発性メモリセルを備える電子デバイスを作製するための完全なプロセスフローを生成するために、どんな加工操作が行われるかが理解される。
図11には、n−ウェル領域113およびp−ウェル領域114を形成した後のワークピースの平面図が含まれる。N−ウェル領域113およびp−ウェル領域114は、単結晶半導体ウエハ、セミコンダクタ・オン・インシュレータウエハ、フラットパネルディスプレイ(例えば、ガラス板を覆うシリコン層)、または電子デバイスの製造に従来的に用いられる他の基板など、基板内に形成可能である。一実施形態では、n−ウェル領域113およびp−ウェル領域114のドーパント濃度は、従来のまたは専用のドーパント、ドーピング濃度、および選択的ドーピング技術を用いて生成される。
図12には、n型の活性領域123およびp型の活性領域124を画定するフィールド分離領域120を形成した後のワークピースの平面図が含まれる。n型の活性領域123およびp型の活性領域124は、フィールド分離領域120の間に位置し、それぞれn−ウェル領域113およびp−ウェル領域114の一部を含む。フィールド分離領域120は、続いてn型の活性領域123およびp型の活性領域124内に形成されるソース/ドレイン領域より、n−ウェル領域113およびp−ウェル領域114内でフィールド分離領域120がより深いように形成されてよい。フィールド分離領域120は、シャロートレンチ分離、シリコンの局所的酸化、または別の従来のもしくは専用のプロセスを用いて形成可能である。
図13には、フィールド分離領域120、n型の活性領域123、およびp型の活性領域124の上方に、ゲート誘電体層132およびゲート電極層134を形成した後の、ワークピースの断面図が含まれる。ゲート誘電体層132は、従来のまたは専用のゲート誘電体材料を含んでよい。示した実施形態では、ゲート誘電体層132は堆積されてよく、別の実施形態(図示せず)では、ゲート誘電体層132は、n型の活性領域123およびp型の活性領域124内で半導体材料から熱的に成長させられる。別の実施形態(図示せず)では、異なる組成、厚み、またはそれらの組み合わせを有する異なるゲート誘電体層が、不揮発性メモリセル内に異なるトランジスタ構造を作製するために用いられてよい。
ゲート電極層134は1つ以上のフィルムを含んでよい。一実施形態では、ゲート電極層134は、アモルファスまたは多結晶シリコン材料を含んでよく、堆積されるとき、ドープされてもよく、ドープされなくてもよい。これに代えて、ゲート電極層134は、n型の活性領域123の上に位置する伝導帯に近いフェルミ準位を有するフィルムと、p型の活性領域124の上に位置する価電子(valance)帯に近い異なるフェルミ準位を有する異なるフィルムとを含むことが可能である。特定の一実施形態では、半導体または他のフィルムは、ゲート電極層134が接合ダイオードを形成せず導通するように、ゲート電極層134を一体に括るために用いられてもよい。さらに別の実施形態では、ゲート電極層134は、ゲート電極層134の上方に続いて形成されるマスク層(図示せず)のパターニングを行うときの反射を低減するために、抗反射フィルムを含んでもよい。本明細書の読了後、当業者は、従来のまたは専用の技術によりゲート電極層134を形成する際の組成および堆積順序を決定することが可能である。
図14には、ゲート電極層134のパターニングを行いゲート電極142,144,146,148を形成した後のワークピースの平面図が含まれる。また、図14には、レイアウト中に、図2のトランジスタ21〜26用のゲート電極を見出される場所を示す。
ゲート電極142は電気的に浮遊するとともに、n型の活性領域123およびp型の活性領域124の一部を覆っている。したがって、ゲート電極142は、図2に示すようにフローティングノード29を含む。なお、電荷は、図14の最も左にあるように示すn型の活性領域123を介し、ゲート電極142へ導入され、またゲート電極142から除去される。ゲート電極144は、ゲート電極142内の電荷を変更するために用いられる選択ゲートとして働くことが可能である。ゲート電極144は、続いて選択ラインに接続される。ゲート電極146,148は、それぞれパストランジスタ26,25に対するパスゲートとして働くことが可能である。ゲート電極146,148は、続いて異なるパスラインに接続される。ゲート電極142,144,146,148を形成するためのゲート電極層134のパターニングは、従来のまたは専用のマスクおよびエッチングシーケンスを用いて実行可能である。
示していないが、必要または所望の場合、軽ドープドレイン、拡張領域などや、サイドウォールスペーサが形成されてもよい。これに加えて、トランジスタ22の付近のn型の活性領域123は、ハロー注入を受けてもよく、プログラム特性、消去特性、または両方を向上させるのを支援するために形成される段階的な接合部を有してもよい。そのようなフィーチャは、トランジスタ21,23,25,26には不要である。したがって、トランジスタ21,23,25,26は、プログラムおよび消去ではなく、デジタル論理動作にさらに適合されることが可能である。
図15には、マスク部材150およびN+S/D領域152を形成した後のワークピースの平面図が含まれる。マスク部材150は、NS/Dドーピング操作からn型のドーパントを受けないように、ワークピースの一部を覆っている。NS/Dドーピング操作は、p型の活性領域124(図15に示さず)内にNS/D領域152を形成するためのイオン注入を用いて実行可能である。ゲート電極142,148の露出した部分も、NS/D領域152を形成するときにドープされてよい。マスク部材150は、ドーピング操作の実行後に除去される。アニール処理が、n型のドーパントの活性化または拡散を実行するために行われてもよく、行われなくてもよい。
図16には、マスク部材160およびPS/D領域162を形成した後のワークピースの平面図が含まれる。マスク部材160は、PS/Dドーピング操作からp型のドーパントを受けないように、ワークピースの一部を覆っている。PS/Dドーピング操作は、n型の活性領域123(図16に示さず)内にPS/D領域162を形成するためのイオン注入を用いて実行可能である。ゲート電極142,144,146の露出した部分も、PS/D領域162を形成するときにドープされてよい。マスク部材160は、ドーピング操作の実行後に除去される。アニール処理が、ドーパントの活性化を実行するために行われてもよい。NS/D領域およびPS/D領域は、1×1019原子/cm以上のドーパント濃度を有することができるので、それらの領域へオーミック接触が続いて形成されることが可能である。
図17には、相互接続部170〜178を形成した後の図16のワークピースの平面図が含まれる。接触は下に位置するフィーチャに対し作製され、四角で囲まれた×として示している。相互接続部170は、図2の端子210の物理的な表現である。特定の一実施形態では、相互接続部170はVSSレールに結合されることが可能である。相互接続部171は、トランジスタ21,23,25,26のS/D領域を互に対し電気的に接続する。特定の一実施形態では、相互接続部172、相互接続部173、または両方は、電荷変更端子に結合され、これはゲート電極142(図示せず)からの電荷の導入または除去の際に用いられることが可能である。相互接続部172は図2の端子202の物理的な表現であり、相互接続部173は図2の端子204の物理的な表現である。相互接続部174は、図2の選択ライン224の一部であってもよく、選択ライン224に対し電気的に接続されてもよい。相互接続部175,176は、それぞれ図2のパスライン225,226の一部であってもよく、パスライン225,226に対し電気的に接続されてもよい。相互接続部177は、図2の端子206の物理的な表現である。特定の一実施形態では、相互接続部177はVDDレールに結合されることが可能である。相互接続部178は、図2の端子208の物理的な表現である。電気的な接続はゲート電極142に対しては行われないが、これは、電気的に浮遊しているためである。ゲート電極142は図17に示されていないが、これは、相互接続部176によって覆われているためである。
相互接続部170〜178は1つ以上の異なるフィルムを含むことが可能である。相互接続部170〜178に関連する接触部は、相互接続部170〜178の一部であっても、相互接続部170〜178から分離していてもよい。例えば、接触部は導体プラグ(例えば、タングステンプラグ)の一部であってよい。相互接続部170〜178は、主としてアルミニウム、銅、金などを含んでよく、また、接着フィルム、バリアフィルム、抗反射フィルムまたはそれらの組み合わせを含んでもよいし、含まなくてもよい。相互接続部170,178は、従来技術を用いて形成されてもよく、プロプライエタリな技術を用いて形成されてもよい。追加の相互接続部レベル(図示せず)が、必要な場合または所望の場合、形成されてもよい。パッシベーション層(図示せず)が、ほぼ完成した電子デバイスを形成するために、相互接続部の最終レベルの上方に形成されてもよい。
図11〜17は不揮発性メモリセル20形成の1組の実施形態を示していることを当業者であれば理解する。不揮発性メモリセル20として他の多数のレイアウトを使用することができることを、この明細書を読んだ当業者は認識することができる。さらに、図1〜3,10に示した他の不揮発性メモリセルは、異なる多様なレイアウトを有することが可能である。したがって、ウェル領域、ゲート電極、S/D領域、および相互接続部の互いの相対位置は、特定の用途におけるニーズあるいは要求を満たすために多様となり得る。
したがって図11〜17のレイアウトは単に例示であり、本発明の範囲を限定するものではない。
下記の表1は、不揮発性メモリセル20のプログラム、および読み出しに使用することができる電圧の例を示している。
不揮発性メモリセル20あるいは上記の他の回路のために他の電圧を使用することもできる。ある実施形態では、メモリアレイは、本質的に不揮発性メモリセル20に関して上記に例示および記載されるものの鏡像である不揮発性メモリセル20および他のメモリセルを含むことができる。
表1 プログラミング、消去および読み出しのための信号の例
以下に記載する実施形態は、より高速で、より信頼性の高い不揮発性メモリセルを形成するために有用である。不揮発性メモリセルの電荷のフローティング・ゲート、あるいはノードからの導入および除去は、読み出しに使用された別の活性領域と異なる活性領域を経由して行うことができるので、メモリセル内のトランジスタ特性はそれらが行うべき機能に一層良好に一致させることができる。プログラムと消去の動作は比較的遅く、読み出しの動作と比較して、本質的に高い電圧を必要とすることがある。したがって、プログラミングと消去に使用されるトランジスタはそれらの読み出しのための設計を損なうことを必要とせずに、それらの動作に適合させることができる。また、同様に、読み出しに使用されるトランジスタはそれらの読み出しのための設計を損なうことを必要とせずに読み出しに適合させることができる。読み出しに使用される不揮発性メモリ内のトランジスタが濃度勾配を有するソース/ドレイン領域を必要としないので、メモリセルはより高速で駆動することができる。メモリセルは読み出しの間にフローティング・ゲートにホットキャリアが入る蓋然性が低いことにより、読み出しの障害となる問題が生じにくい。同様に、オペレーションを読み出しの間に使用されるトランジスタに使用されるゲート誘電体層を通過しなければならない電荷はより少量である。したがって、同じ活性領域が読み出しと、電荷を変更する動作(例えば、プログラムや消去)の少なくとも1つとに使用される従来の不揮発性メモリセルと比較して、不揮発性メモリセルはより高速、かつより高い信頼性を有することが可能となる。
単一のゲート導電体(例えばポリのみ)の工程を使用して、不揮発性メモリセルを形成することができるので不揮発性メモリのための製造フローを単純化することができる。
したがって、コントロールゲート電極を有するか、あるいは選択/コントロールゲート電極に重ねたフローティング・ゲート電極を有する不揮発性メモリセルと比較して、より少数の層が必要とする。作業工程の数を減らすことは、スループットおよび歩留まりを向上し、コストを削減させる。さらに、成長させ、および除去する酸化膜の数が増加すると、基板表面の粗さは増長する可能性がある。不揮発性メモリは、形成され、および除去される酸化膜をより少ない数だけ使用することが可能である。したがって、表面の粗さは比較的に少なく、ブレークダウンが生じる前に、酸化物を横切る、より高い電場の形成を可能とする。
多数の異なる態様および実施形態が可能である。それらの態様および実施例のうちのいくつかが下記に記載される。この明細書を読了した当業者は、それらの態様および実施例が単に例示であり、本発明の範囲を限定するものではないことを認識するだろう。
第1の態様では、不揮発性メモリセルのための回路は、電荷が変更される端末と、不揮発性メモリセルの読み出しのときにメモリセルの状態に対応する信号を提供するように構成された出力端子とを含むことができる。回路は、電気的にフローティングとなっているゲート電極、および電流伝達電極を含む活性領域を有している第1のトランジスタを含むことができる。そこでは電流伝達電極は、出力端子に結合される。回路はまた、第1の電極および第2の電極を有する第2のトランジスタをさらに含むことができる。そこでは第1の電極は第1のトランジスタのゲート電極に結合され、第2の電極は電荷が変更される端末に結合される。メモリセルの状態を変更する時、第2のトランジスタを作動し、第1のトランジスタのゲート電極と第1のトランジスタの活性領域の間で有意量の荷電粒子が送られることがないように、回路を設計することができる。
第1の態様の実施例によると、回路は、電流伝達電極を含む第3のトランジスタをさらに備え、第1のトランジスタの電流伝達電極および第3のトランジスタの電流伝達電極は、互いに導電可能に結合される。ある実施例では、第2のトランジスタの第1の電極はゲート電極を含んでいる。さらなる実施例では、第3のトランジスタは、第1のトランジスタのゲート電極に導電可能に結合されるゲート電極を含んでいる。他の実施例では、回路は、第1の電流伝達電極、第2の電流伝達電極およびゲート電極を備えている第4のトランジスタをさらに含んでいる。第4のトランジスタの第1の電流伝達電極は、第1のトランジスタの電流伝達電極および第3のトランジスタの電流伝達電極に結合され、第4のトランジスタの第2の電流伝達電極は出力端子に結合され、第4のトランジスタのゲート電極は第1のパスラインに結合される。
第1の態様のさらなる実施例では、回路は、第1の電流伝達電極、第2の電流伝達電極およびゲート電極を備えている第5のトランジスタをさらに含んでいる。第5のトランジスタの第1の電流伝達電極は、第1のトランジスタの電流伝達電極、第3のトランジスタの電流伝達電極および第4のトランジスタの第1の電流伝達電極に結合され、第5のトランジスタの第2の電流伝達電極は、第4のトランジスタの第2の電流伝達電極および出力端子に結合され、第5のトランジスタのゲート電極は別のパスラインに結合される。さらなる実施例において、第1のトランジスタ、第2のトランジスタおよび第5のトランジスタが、pチャネルトランジスタであり、第3のトランジスタおよび第4のトランジスタはnチャネルトランジスタである。
第1の態様のさらに特定の実施例では、回路は、第1の電流伝達電極、第2の電流伝達電極およびゲート電極を備えている第4のトランジスタをさらに含んでいる。第4のトランジスタの第1の電流伝達電極は、電荷が変更される端末に結合され、第4のトランジスタの第2の電流伝達電極は、第2のトランジスタの第2の電極に結合され、第4のトランジスタのゲート電極は選択ラインに結合される。さらなる特定の実施例では、第2のトランジスタおよび第4のトランジスタはpチャネルトランジスタである。
第1の態様のさらなる実施例では、第1のトランジスタおよび第3のトランジスタはnチャネルトランジスタかpチャネルトランジスタである。さらなる実施例では、第2のトランジスタの第1の電極はゲート電極を含み、第2のトランジスタの第2の電極は電流伝達電極を含む。回路は、電流伝達電極およびゲート電極を備える第4のトランジスタをさらに含み、第4のトランジスタの電流伝達電極および第2のトランジスタの電流伝達電極は、第1のトランジスーのゲート電極に結合され、第4のトランジスタのゲート電極は選択ラインに結合される。さらなる実施例では、回路は、電流伝達電極およびゲート電極を備えている第5のトランジスタ、および電流伝達電極およびゲート電極を備えている第6のトランジスタをさらに含んでいる。第1のトランジスタの電流伝達電極および第3のトランジスタの電流伝達電極は、第5のトランジスタのゲート電極および第6のトランジスタのゲート電極に結合される。第6のトランジスタの電流伝達電極および第5のトランジスタの電流伝達電極は、互いに結合される。さらなる実施例では、第1のトランジスタはpチャネルトランジスタであり、第3のトランジスタはnチャネルトランジスタである。
第2の態様において、電子デバイスは、第1の活性領域、および第1の活性領域から一定の距離をもって離間された第2の活性領域を有する不揮発性メモリセルを含む。電子デバイスは、第1の部分および第2の部分を含むフローティング・ゲート電極を有し、ここで第1のトランジスタは上記のフローティング・ゲート電極の第1の部分と第1の活性領域とを含み、第2のトランジスタはフローティング・ゲート電極の第2の部分と第2の活性領域とを含んでいて、他のゲート電極はフローティング・ゲート電極に重ならない。電子デバイスは、第1のトランジスタに結合された出力端子、および第2のトランジスタに結合された電荷が変更される端末をさらに有することが可能である。
第2の態様の実施例では、電子デバイスは第3の活性領域をさらに含み、第3のトランジスタは、フローティング・ゲート電極の第3の部分および第3の活性領域を含む。また、第1および第3の活性領域の各々は、出力端子に結合される電流伝達電極を有している。特定の実施例では、電子デバイスは、第2のトランジスタおよび電荷が変更される端子に結合された第4のトランジスタ、および第1および第3トランジスタおよび出力端子に結合された第5のトランジスタをさらに含んでいる。さらなる実施例では、第1,第2および第5のトランジスタはpチャネルトランジスタであり、第3および第4のトランジスタはnチャネルトランジスタである。
第3の態様において、不揮発性メモリセルを含む電子デバイスを形成する製造方法では、第1の活性領域および第2の活性領域を画成するためにフィールド絶縁領域を形成する工程を含むことができる。この製造方法はさらに、第1の部分および第2の部分を含んでいるフローティング・ゲート電極を形成する工程を含み、ここで、フローティング・ゲート電極の第1の部分は第1の活性領域に重なり、フローティング・ゲート電極の第2の部分は第2の活性領域に重なり、他のゲート電極はフローティング・ゲート電極に重ならない。この製造方法は、さらに、第1の活性領域および第2の活性領域内に、ソース/ドレイン領域を形成する工程を含むことができ、ここで第1のトランジスタは、第1の活性領域およびフローティング・ゲート電極の第1の部分の内部に、互いに離間している第1の組のソース/ドレイン領域を有し、第2のトランジスタは第2の活性領域およびフローティング・ゲート電極の第2の部分の内部に、互いに離間している第2の組のソース/ドレイン領域を有している。また、メモリセルは第1の活性領域ではなく第2の活性領域を用いてフローティング・ゲート電極の電荷を変更するように構成される。
第3の態様の実施例では、フローティング・ゲートの形成は、フィールド絶縁領域、第1の活性領域、および第2の活性領域の上方に第1の層を形成する工程を含み、第1の層は半導体材料を含み、フローティング・ゲート電極および他のゲート電極を形成するために第1の層がパターニングされる。そこではメモリセル内のすべてのゲート電極は上記の第1の層を含む。さらなる実施例において、第1の層のパターニングは、他のゲート電極が第1のゲート電極および第2のゲート電極を含み、第1のゲート電極は第1のトランジスタに結合されたパストランジスタの一部であり、第2のゲート電極は第2のトランジスタに結合された選択トランジスタの一部であるように、行われる。
一般的な説明あるいは上記の例として記載された要素のすべてが必要だとは限らず、動作の一部が必要ではないかもしれないし、また、1つ以上のさらなる動作が上記に加えて行なわれてもよいことに注意されたい。さらに、動作が記載された順序は必ずしも製造工程で行われる順序でなくてもよい。
長所、他の利点および課題を解決するための手段は、特定の実施例に関連づけて上記に記載した。しかしながら、長所、利点、課題を解決するための手段、および、あらゆる利益、利点あるいは解決策を生じさせ、あるいは、より明確に表すためのあらゆる技術的特徴は、いずれかあるいはすべての請求項の臨界的、必要、または重要な特徴として解釈されるべきものではない。
他の多くの実施例が、上記の開示事項を検討することによって当業者には明白となる。他の実施例が使用され、あるいは開示事項から派生することも可能であり、本発明の開示の範囲から逸脱しない範囲において、構造的な代用、論理的な代用あるいは別の変更がなされ得るものである。特定の実施例が本明細書に例示され、および記載されたが、同一または同様の目的を達成するように計画されたあらゆる変更も、上記の特定の実施例の代わりに用いられてもよいことが認識されるべきである。この開示は、様々な実施例の全ての以降の適応物あるいは変更をカバーするように意図される。上記の実施例と特に本明細書に記載されない他の実施例の組み合わせは、本明細書を検討した当業者には明白であろう。また、特定の技術的特徴は、明瞭な記載のために、個別の実施例の文脈において本明細書に記載されたものであっても、単一の実施例中の組み合わせとして提供されてもよいことが認識される。反対に、簡潔さのために、単一の実施例の文脈に記載される様々な特徴も、別々にあるいは任意のサブコンビネーションとして提供されてもよい。さらに、範囲が指定された数値への言及はその範囲内の各数値をすべて含むものである。
上記に示された主題は、実例あるいは限定的ではないものとして理解されるものである。また、添付の請求項は、本発明の範囲以内にある場合には、修正、増強および他の実施例のすべてを網羅するように意図される。したがって、法律によって許可された最大の程度まで、本発明の範囲は、次の請求項およびそれらの等価物の中で最も広い許容可能な解釈によって決定されることになっており、上記の発明の詳細な説明によって限定されるべきではない。

Claims (20)

  1. 不揮発性メモリセル用の回路であって、
    電荷変更端子と、
    不揮発性メモリセルを読み取るときにメモリセルの状態に対応する信号を供給するように構成された出力端子と、
    電気的に浮遊しているゲート電極と、電流伝達電極を含む活性領域とを含む第1のトランジスタと、電流伝達電極は出力端子に結合されていることと、
    第1の電極と第2の電極とを含む第2のトランジスタと、第1の電極は第1のトランジスタのゲート電極に結合され、第2の電極は電荷変更端子に結合されていることと、
    を含み、
    メモリセルの状態を変化させるとき、第2のトランジスタが活性となり、第1のトランジスタのゲート電極と第1のトランジスタの活性領域との間において有意な量の電荷キャリアが移動しないように設計されている回路。
  2. 電流伝達電極を含む第3のトランジスタをさらに含み、
    第1のトランジスタの電流伝達電極および第3のトランジスタの電流伝達電極は導通するように互いに結合されている、請求項1に記載の回路。
  3. 第2のトランジスタの第1の電極はゲート電極を含む、請求項2に記載の回路。
  4. 第3のトランジスタは、第1のトランジスタのゲート電極に対し導通するように結合されているゲート電極を含む、請求項3に記載の回路。
  5. 第1の電流伝達電極と、第2の電流伝達電極と、ゲート電極とを含む、第4のトランジスタをさらに含み、
    第4のトランジスタの第1の電流伝達電極は、第1のトランジスタの電流伝達電極および第3のトランジスタの電流伝達電極に結合されており、
    第4のトランジスタの第2の電流伝達電極は出力端子に結合されており、
    第4のトランジスタのゲート電極は第1のパスラインに結合されている、請求項3に記載の回路。
  6. 第1の電流伝達電極と、第2の電流伝達電極と、ゲート電極とを含む、第5のトランジスタをさらに含み、
    第5のトランジスタの第1の電流伝達電極は、第1のトランジスタの電流伝達電極、第3のトランジスタの電流伝達電極、および第4のトランジスタの第1の電流伝達電極に結合されており、
    第5のトランジスタの第2の電流伝達電極は、第4のトランジスタ第2の電流伝達電極と、出力端子とに結合されており、
    第5のトランジスタのゲート電極は第2のパスラインに結合されている、請求項5に記載の回路。
  7. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、および第5のトランジスタは、p−チャネルトランジスタであり、第3のトランジスタおよび第4のトランジスタはn−チャネルトランジスタである、請求項6に記載の回路。
  8. 第1の電流伝達電極と、第2の電流伝達電極と、ゲート電極とを含む、第4のトランジスタをさらに含み、
    第4のトランジスタの第1の電流伝達電極は電荷変更端子に結合されており、
    第4のトランジスタの第2の電流伝達電極は第2のトランジスタの第2の電極に結合されており、
    第4のトランジスタのゲート電極は選択ラインに結合されている、請求項3に記載の回路。
  9. 第2のトランジスタおよび第4のトランジスタはp−チャネルトランジスタである、請求項8に記載の回路。
  10. 第1のトランジスタおよび第3のトランジスタは、n−チャネルトランジスタまたはp−チャネルトランジスタである、請求項2に記載の回路。
  11. 第2のトランジスタの第1の電極はゲート電極を含み、
    第2のトランジスタの第2の電極は電流伝達電極を含み、
    前記回路は、電流伝達電極およびゲート電極を含む第4のトランジスタを含み、
    第4のトランジスタの電流伝達電極および第2のトランジスタの電流伝達電極は、第1のトランジスタのゲート電極に結合されており、
    第4のトランジスタのゲート電極は選択ラインに結合されている、請求項2に記載の回路。
  12. 電流伝達電極およびゲート電極を含む第5のトランジスタと、
    電流伝達電極およびゲート電極を含む第6のトランジスタとをさらに含み、
    第1のトランジスタの電流伝達電極および第3のトランジスタの電流伝達電極は、第5のトランジスタのゲート電極および第6のトランジスタのゲート電極に結合されており、
    第6のトランジスタの電流伝達電極および第5のトランジスタの電流伝達電極は互いに結合されている、請求項11に記載の回路。
  13. 第1のトランジスタはp−チャネルトランジスタであり、第3のトランジスタはn−チャネルトランジスタである、請求項1に記載の回路。
  14. 不揮発性メモリセルを含む電子デバイスにおいて、
    不揮発性メモリセルは、
    第1の活性領域と、
    第1の活性領域から離間した第2の活性領域と、
    第1の部分および第2の部分を含むフローティング・ゲート電極であって、
    第1のトランジスタは、フローティング・ゲート電極の第1の部分と、第1の活性領域とを含み、
    第2のトランジスタは、フローティング・ゲート電極の第2の部分と、第2の活性領域とを含み、
    他のゲート電極はフローティング・ゲート電極に重なっていない、フローティング・ゲート電極と、
    第1のトランジスタに結合されている出力端子と、
    第2のトランジスタに結合されている電荷変更端子とを備える電子デバイス。
  15. 第3の活性領域をさらに含み、
    第3のトランジスタは、フローティング・ゲート電極の第3の部分と、第3の活性領域とを含み、
    第1および第3の活性領域は各々、出力端子に結合されている電流伝達電極を含む、
    請求項14に記載の電子デバイス。
  16. 第2のトランジスタと電荷変更端子とに結合されている第4のトランジスタと、
    第1および第3のトランジスタと出力端子とに結合されている第5のトランジスタと、
    をさらに備える、請求項15に記載の電子デバイス。
  17. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、および第5のトランジスタは、p−チャネルトランジスタであり、
    第3および第4のトランジスタは、n−チャネルトランジスタである、請求項16に記載の電子デバイス。
  18. 不揮発性メモリセルを含む電子デバイスを製造する方法において、
    第1の活性領域および第2の活性領域を画定するためにフィールド分離領域を形成する工程と、
    第1の部分および第2の部分を含むフローティング・ゲート電極を形成する工程であって、
    フローティング・ゲート電極の第1の部分は第1の活性領域に重なり、
    フローティング・ゲート電極の第2の部分は第2の活性領域に重なり、
    他のゲート電極はフローティング・ゲート電極に重なっていない、
    フローティング・ゲート電極を形成する工程と、
    第1の活性領域および第2の活性領域内にソース/ドレイン領域を形成する工程であって、
    第1のトランジスタは、第1の活性領域およびフローティング・ゲート電極の第1の部分内に、第1の離間したソース/ドレイン領域の対を含み、
    第2のトランジスタは、第2の活性領域およびフローティング・ゲート電極の第2の部分内に、第2の離間したソース/ドレイン領域の対を含み、
    メモリセルは第1の活性領域ではなく第2の活性領域を介してフローティング・ゲート電極の電荷を変更するように構成されている、第1の活性領域および第2の活性領域内にソース/ドレイン領域を形成する工程とを含む方法。
  19. フローティング・ゲート電極を形成する工程は、
    フィールド分離領域の上方の第1の層と、第1の活性領域および第2の活性領域とを形成する工程と、第1の層は半導体材料を含むことと、
    フローティング・ゲート電極および他のゲート電極を形成するために第1の層のパターニングを行う工程と、メモリセル内のゲート電極はすべて第1の層を含むことと、
    を含む請求項18に記載の方法。
  20. 第1の層のパターニングは、前記他のゲート電極が第1のゲート電極および第2のゲート電極を含むように行われることと、
    第1のゲート電極は第1のトランジスタに結合されているパストランジスタの一部であることと、
    第2のゲート電極は第2のトランジスタに結合されている選択トランジスタの一部であることと、
    を含む請求項19に記載の方法。
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