JP2011522474A - 無線ネットワークにおいてリソース分割を可能にするシステムおよび方法 - Google Patents

無線ネットワークにおいてリソース分割を可能にするシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおける向上したリソース分割および干渉管理を円滑にするシステムおよび方法が、説明される。範囲拡張、制限された関連ネットワーク、および他の妨害シナリオに関連する干渉を管理するために、アクセス要求コマンド、R−SRUM(逆方向リンク特別リソース利用メッセージ)シグナリング、F−SRUM(順方向リンク特別リソース利用メッセージ)シグナリングなどの様々なタイプのシグナリングを送信するための、および使用するための技術が、本明細書で説明される。本明細書で説明される通り、ダウンリンクのリソース調整および干渉管理が、ユニキャストまたはブロードキャストの仕方で行われるアクセス要求またはR−SRUMシグナリングの使用を介して達せられ、アップリンクのリソース調整および干渉管理が、F−SRUMシグナリングの使用を介して達せられる。本明細書でさらに説明される通り、LRP(低再利用プリアンブル)チャネルなどのクリーンな通信チャネルが、干渉管理シグナリングのために利用され、さらに/または様々なシグナリングメッセージのタイミングを決定するために利用されることが可能である。

Description

関連出願
米国法典第35編119条の下における優先権の主張
本出願は、参照により全体が本明細書に組み込まれている、2008年5月28に出願した、「SYSTEM AND METHOD TO ENABLE RESOURCE PARTITIONING IN WIRELESS NETWORKS」という名称の米国仮出願第61/055,384号の利益を主張するものである。
本開示は、一般に、無線通信に関し、より具体的には、無線通信システムにおけるリソース管理および干渉管理のための技法に関する。
無線通信システムは、様々な通信サービスを提供するように広く展開されており、例えば、音声サービス、ビデオサービス、パケットデータサービス、ブロードキャストサービス、およびメッセージングサービスが、そのような無線通信システムを介して提供されることが可能である。これらのシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数の端末に関する通信をサポートすることができる多元接続システムであることが可能である。そのような多元接続システムの例には、CDMA(符号分割多元接続)システム、TDMA(時分割多元接続)システム、FDMA(周波数分割多元接続)システム、およびOFDMA(直交周波数分割多元接続)システムが含まれる。
高い転送速度のデータサービスおよびマルチメディアのデータサービスの需要が急速に高まるにつれ、強化されたパフォーマンスを有する効率的で、堅牢な通信システムの実施に向けての取り組みがなされてきた。例えば、近年、ユーザは、固定回線通信を移動通信で置き換えはじめており、高い音声品質、信頼できるサービス、および低価格をますます要求してきた。
現在、実施されている移動体電話ネットワークに加えて、ユーザの自宅に設置されることが可能であり、既存のブロードバンドインターネット接続を使用して移動ユニットに屋内無線カバレッジを提供することができる、新たなクラスの小さい基地局が出現している。そのような個人用小型基地局は、一般に、アクセスポイント基地局、あるいは、HNB(ホームノードB)またはフェムトセルとして知られている。通常、そのような小型基地局は、DSL(ディジタル加入者線)ルータ、ケーブルモデムなどを介してインターネット、ならびに移動体事業者のネットワークに接続される。
無線通信システムは、システム内のそれぞれロケーションに関するカバレッジを提供することができる、一連の無線アクセスポイントを含むように構成されることが可能である。そのようなネットワーク構造は、一般にセルラネットワーク構造と呼ばれ、アクセスポイント、および/またはアクセスポイントがネットワーク内でそれぞれサービスを提供するロケーションは、一般にセルと呼ばれる。
従来の無線ネットワーク実施形態では、基地局のセットが、それらの基地局に対応するそれぞれの地理的エリアに関するネットワークカバレッジを提供するのに利用される。さらに、無線ネットワークにおけるそれぞれの基地局の電力レベルは、それらの基地局が範囲に含むエリアの相対的サイズなどの要因、および/または他のそのような要因に基づいて、基地局ごとに異なる可能性がある。例えば、マクロ基地局は、大きいエリアを範囲に含み、大きい電力クラスを利用するように構成されることが可能であるのに対して、ピコ基地局および/またはフェムト基地局は、より小さいエリアを範囲に含み、より低い電力を利用するように構成されることが可能である。
したがって、移動端末が、異なる電力レベルの2つの基地局の中間に位置しているシナリオにおいて、移動端末は、様々な要因に基づいて、接続すべき基地局を隣接基地局から選択することができる。しかし、移動端末が、比較的低い電力レベルを有する基地局と通信を確立した場合、端末は、より高い電力を有する1つまたは複数の隣接基地局による妨害を受けるようになる可能性がある。同様のシナリオが、アップリンクで生じる可能性があり、遠く離れた基地局に比較的高い電力レベルで通信している移動端末が、移動端末により近い1つまたは複数の基地局のアップリンク通信に妨害を生じる可能性がある。
さらに、前述したような優勢な干渉条件において、移動端末によって所望されるサービング基地局に送信された通常のアクセス要求が、一部の事例において、アップリンク干渉のために、その基地局によって受信されない可能性がある。さらに、その基地局が、この通常のアクセス要求を認識して、この要求に応答した場合、端末は、一部の事例において、ダウンリンク干渉のためにその応答を受信することができない可能性がある。したがって、優勢な干渉条件に関する少なくとも以上の欠点を抑える、無線ネットワークのための向上した初期アクセス技術および/または干渉管理技術を実施することが望ましい。
以下に、主張される主題の様々な態様の簡略化された概要を、そのような態様の基本的理解をもたらすために提示する。この概要は、企図されるすべての態様の広範な概観ではなく、重要な要素もしくは不可欠な要素を特定することも、そのような態様の範囲を正確に記述することも意図していない。この概要の唯一の目的は、後段で提示されるより詳細な説明の前置きとして、開示される態様のいくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
或る態様によれば、無線通信システムにおいて機能することが可能な方法が、本明細書で説明される。この方法は、無線通信システムによって利用される通信チャネルを識別することと、干渉する1つまたは複数の基地局を検出することと、通信チャネルを介して、それぞれの検出された干渉する基地局に干渉低減要求を送信することと、を備えることが可能である。
本明細書で説明される第2の態様は、通信チャネル、および無線通信装置に妨害を生じさせる少なくとも1つの基地局と関係するデータを格納するメモリを備えることが可能である。この無線通信装置は、その通信チャネルを介してその少なくとも1つの基地局にそれぞれのリソースクリア要求を送信するように構成されたプロセッサをさらに備えることが可能である。
第3の態様は、無線通信システムにおいて機能することが可能な装置に関する。この装置は、干渉する1つまたは複数のノードBを識別するための手段と、リソース分割シグナリングのために指定された通信チャネルを識別するための手段と、それぞれに識別された干渉するノードBにリソース利用シグナリングを送信するための手段と、を備えることが可能であり、リソース利用シグナリングは、それぞれの干渉するノードBによって確保されるように要求されたリソースのセットのセットを指定する。
本明細書で説明される第4の態様は、コンピュータに通信チャネルを識別させるためのコードと、コンピュータに、リソースの選択された所定のセット上で干渉を生じさせる1つまたは複数のeNB(進化型ノードB)を識別させるためのコードと、コンピュータに、その通信チャネルを介して、識別された干渉するeNBにそれぞれのリソース利用メッセージを送信させるためのコードと、を備え、逆方向リンクリソース利用メッセージが、リソースの所定のセットをクリアすることを要求する、コンピュータ可読媒体を備えることが可能なコンピュータプログラム製品に関する。
本明細書で説明される第5の態様は、無線通信システムにおいて使用される方法に関する。この方法は、端末から干渉低減要求を受信することと、この干渉低減要求の中で与えられるダウンリンク通信リソースのセットを識別することと、端末にもたらされた干渉の量を計算することと、端末にもたらされた干渉の量が所定のしきい値を超えたと判定すると、干渉低減要求の中で与えられたダウンリンク通信リソースのセットを確保することと、を備えることが可能である。
本明細書で説明される第6の態様は、UE(ユーザ機器ユニット)と関係するデータ、およびこのUEから受信されたブロードキャストメッセージを格納するメモリを備えることが可能な無線通信装置に関する。この無線通信装置は、そのブロードキャストメッセージの中で指定されたダウンリンク通信リソースのセットを識別し、無線通信装置がUEに被らせている干渉の量を計算し、干渉の計算された量がしきい値以上であると判定すると、ダウンリンク通信リソースのそのセットを取っておくように構成されたプロセッサをさらに含むことが可能である。
第7の態様は、無線通信システムにおいて利用されることが可能な装置に関する。この装置は、端末からアクセスシグナリングを受信するための手段と、このアクセスシグナリングの中で指定されたリソースセットを識別するための手段と、装置によって端末にもたらされる干渉を計算するための手段と、計算された干渉がしきい値を満たす、または超える場合、アクセスシグナリングの中で指定されたリソースセットの中のリソースを取っておくための手段と、を備えることが可能である。
本明細書で説明される第8の態様は、コンピュータに、UE、およびこのUEから受信されたアクセス要求メッセージを識別させるためのコードと、コンピュータに、このアクセス要求メッセージから通信リソースの所望されるセットと関係する情報を抽出させるためのコードと、コンピュータに、UEが被る干渉の量を算出させるためのコードと、干渉の算出された量が干渉のあらかじめ定義された容認できる量以上であると判定した場合に、コンピュータに、アクセス要求メッセージの中で指定されたリソースの所望されるセットを取っておくようにさせるためのコードと、を備えるコンピュータ可読媒体を含むことが可能なコンピュータプログラム製品に関する。
以上、および関連する目的を達するのに、主張される主題の1つまたは複数の態様は、後段で完全に説明され、特許請求の範囲において特に指摘される特徴を備える。以下の説明、および添付の図面は、主張される主題の例示的ないくつかの態様を詳細に説明する。しかし、これらの態様は、主張される主題の原理が使用され得る様々な仕方のいくつかを示すに過ぎない。さらに、開示される態様は、そのようなすべての態様、および均等の態様を含むことを意図している。
様々な態様による無線通信システム内の制御リソースを調整するためのシステムを示すブロック図。 本明細書で説明される様々なリソース調整技術が実施されることが可能なそれぞれの妨害シナリオを示す図。 本明細書で説明される様々なリソース調整技術が実施されることが可能なそれぞれの妨害シナリオを示す図。 本明細書で説明される様々なリソース調整技術が実施されることが可能なそれぞれの妨害シナリオを示す図。 様々な態様による、ダウンリンクリソース調整のためにユニキャストメッセージを利用するためのシステムを示すブロック図。 様々な態様によるインクリメンタルダウンリンクリソース調整を実行するための技術を示す図。 様々な態様によるリソース調整メッセージングをタイミング制御するための技術を示す図。 様々な態様による、ダウンリンクリソース調整のためにブロードキャストメッセージを利用するためのシステムを示すブロック図。 様々な態様によるアップリンクリソース調整を行うためのシステムを示すブロック図。 様々な態様によるリソース調整メッセージングをタイミング制御するための技術を示す図。 様々な態様による介在するセルを介してネットワークセルに接続するための技術を示す図。 無線通信システムにおけるダウンリンクリソース分割のためのユニキャストメッセージングのためのそれぞれの方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるダウンリンクリソース分割のためのユニキャストメッセージングのためのそれぞれの方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるダウンリンクリソース分割のためのユニキャストメッセージングのためのそれぞれの方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるダウンリンクリソース分割のためのブロードキャストメッセージングのためのそれぞれの方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるダウンリンクリソース分割のためのブロードキャストメッセージングのためのそれぞれの方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるアップリンクリソース分割のためのそれぞれの方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるアップリンクリソース分割のためのそれぞれの方法を示すフローチャート。 無線通信システムにおけるエンティティの間のリソース調整を円滑にするそれぞれの装置を示すブロック図。 無線通信システムにおけるエンティティの間のリソース調整を円滑にするそれぞれの装置を示すブロック図。 無線通信システムにおけるエンティティの間のリソース調整を円滑にするそれぞれの装置を示すブロック図。 無線通信システムにおけるエンティティの間のリソース調整を円滑にするそれぞれの装置を示すブロック図。 無線通信システムにおけるエンティティの間のリソース調整を円滑にするそれぞれの装置を示すブロック図。 様々な態様において利用され得る例示的なアクセス手順を示すタイミング図。 本明細書で説明される様々な態様による例示的な無線通信システムを示す図。 本明細書で説明される様々な態様が機能することが可能である例示的な無線通信システムを示すブロック図。 ネットワーク環境内でアクセスポイント基地局の展開を可能にする例示的な通信システムを示す図。
次に、主張される主題の様々な態様を、同様の参照符号がすべての図面で同様の要素を指す図面を参照して説明する。以下の説明では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解をもたらすために多数の特定の詳細が示される。しかし、そのような態様は、これらの特定の詳細なしに実施されることも可能であることが明白であり得る。その他、既知の構造およびデバイスは、1つまたは複数の態様を説明することを円滑にするためにブロック図形態で示される。
本出願で使用される「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェアであるか、ハードウェアとソフトウェアの組合せであるファームウェアであるか、ソフトウェアであるか、または実行中のソフトウェアであるかにかかわらず、コンピュータ関連のエンティティを指すことを意図している。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されているプロセス、集積回路、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであることが可能であるが、以上には限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されているアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスがともに、コンポーネントであり得る。1つまたは複数のコンポーネントは、プロセス内、および/または実行のスレッド内に存在することが可能であり、さらにコンポーネントは、1つのコンピュータ上に局在化されること、および/または2つ以上のコンピュータの間に分散されることが可能である。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造が格納されている様々なコンピュータ可読媒体から実行されることが可能である。これらのコンポーネントは、1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなどして(例えば、1つのコンポーネントからのデータが、信号によって、ローカルシステムにおける別のコンポーネントと、分散システムにおける別のコンポーネントと、さらに/またはインターネットなどのネットワークを介して他のシステムと対話して)、ローカルプロセスおよび/または遠隔プロセスによって通信することができる。
さらに、様々な態様が、無線端末および/または基地局に関連して本明細書で説明される。無線端末は、ユーザに音声接続および/またはデータ接続を提供するデバイスを指すことが可能である。無線端末は、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータなどのコンピューティングデバイスに接続されることが可能であり、あるいはPDA(携帯情報端末)などの自己完結型のデバイスであることが可能である。無線端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、遠隔局、アクセスポイント、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはUE(ユーザ機器)と呼ばれることも可能である。無線端末は、加入者局、無線デバイス、セルラ電話機、PCS電話機、コードレス電話機、SIP(セッション開始プロトコル)電話機、WILL(無線ローカルループ)局、PDA(携帯情報端末)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続された他の処理デバイスであることが可能である。基地局(例えば、アクセスポイントまたはノードB)は、無線インターフェースを介して、1つまたは複数のセクタを通って、無線端末と通信するアクセスネットワークにおけるデバイスを指すことが可能である。基地局は、受信された無線インターフェースフレームをIP(インターネットプロトコル)パケットに変換することによって、無線端末と、IPネットワークを含むことが可能なアクセスネットワークのその他の部分との間でルータの役割をすることが可能である。また、基地局は、無線インターフェースに関する属性の管理を調整する。
さらに、本明細書で説明される様々な機能が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または以上の任意の組合せで実施されることが可能である。ソフトウェアで実施される場合、それらの機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に格納される、またはコンピュータ可読媒体を介して伝送されることが可能である。コンピュータ可読媒体には、コンピュータ記憶媒体と、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含む通信媒体がともに含まれる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることが可能な任意の利用可能な媒体であることが可能である。例として、限定としてではなく、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望されるプログラムコードを伝送する、もしくは格納するのに使用されることが可能であり、コンピュータによってアクセスされることが可能な他の任意の媒体を備えることが可能である。また、任意の接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL(ディジタル加入者線)、あるいは赤外線、電波、およびマイクロ波などの無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから伝送される場合、その同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、あるいは赤外線、電波、およびマイクロ波などの無線技術が、媒体の定義に含められる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)には、CD(コンパクトディスク(disc))、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、DVD(ディジタルバーサタイルディスク(disc))、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBD(ブルーレイディスク(disc))が含まれ、ただし、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再現し、ディスク(disc)は、レーザを使用してデータを光学的に再現する。また、以上の媒体の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められなければならない。
本明細書で説明される様々な技術は、CDMA(符号分割多元接続)システム、TDMA(時分割多元接続)システム、FDMA(周波数分割多元接続)システム、OFDMA(直交周波数分割多元接続)システム、SC−FDMA(シングルキャリアFDMA)システム、および他のそのようなシステムなどの様々な無線通信システムに関して使用されることが可能である。「システム」という用語と「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAシステムは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)、CDMA2000などの無線技術を実施することが可能である。UTRAは、W−CDMA(広帯域CDMA)、およびCDMAの他の変種を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000標準、IS−95標準、およびIS−856標準を範囲に含む。TDMAシステムは、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実施することが可能である。OFDMAシステムは、E−UTRA(進化型UTRA)、UMB(ウルトラモバイルブロードバンド)、Wi−Fi(IEEE802.11)、WiMAX(IEEE802.16)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などを実施することが可能である。UTRAおよびE−UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP LTE(Long Term Evolution)が、ダウンリンクでOFDMAを用い、アップリンクでSC−FDMAを用いる、E−UTRAを使用する来たるべきリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP(「第3世代パートナーシッププロジェクト」)という名称の組織からの文書において説明される。さらに、CDMA2000およびUMBは、3GPP2(「第3世代パートナーシッププロジェクト2」)という名称の組織からの文書において説明される。
様々な態様が、いくつかのデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことが可能なシステムに関して提示される。様々なシステムは、さらなるデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことが可能であり、さらに/または図に関連して説明されるデバイス、コンポーネント、モジュールなどのすべては含まないことも可能であることを理解し、認識されたい。また、これらのアプローチの組合せが使用されることも可能である。
次に図面を参照すると、図1が、様々な態様による無線通信システム内の制御リソースを調整するためのシステム100を示す。図1が示す通り、システム100は、1つまたは複数の端末120bと通信することができる1つまたは複数の基地局110を含むことが可能である。1つだけの基地局110、および1つだけの端末120が図1に示されるが、システム100は、任意の数の基地局110および/または任意の数の端末120を含むことが可能であることを認識されたい。さらに、システム100におけるそれぞれの基地局110は、マクロセル、フェムトセル(例えば、アクセスポイント基地局またはHNB(ホームノードB))に関連するエリア、および/または他の任意の適切なタイプのカバレッジエリアなどの任意の適切なカバレッジエリアにサービスを提供することが可能であることを認識することができる。
一態様によれば、端末120は、端末120に関するサービングeNBとして指定された基地局110と通信することが可能である。例えば、端末120は、基地局110への1つまたは複数のアップリンク(UL、これは、逆方向リンク(RL)とも呼ばれる)通信を行うことができ、基地局110は、端末120へのダウンリンク(DL、これは、順方向リンク(FL)とも呼ばれる)通信を行うことができる。一例において、端末120と基地局110の間のアップリンク通信および/またはダウンリンク通信は、近くの基地局および/または端末(図示せず)への干渉をさらにもたらすことが可能である。例えば、複数の基地局110および/または複数の端末120を有するシステムにおいて、それぞれの基地局のカバレッジ間の重なり合いの中にあるエリアに位置する端末が、様々な状況下で、その端末が通信していない、その端末の範囲内の1つまたは複数の基地局、および/または他の端末に干渉をもたらす可能性がある。
前述の干渉が生じる特定の例が、図2〜図4に示される。図2を最初に参照すると、範囲拡張に関連する例示的な干渉シナリオを示すシステム200の図が与えられている。システム200によって示される通り、UE(ユーザ機器ユニット)220が、eNB(進化型ノードB)212〜214のカバレッジエリアがUE220のロケーションで重なり合うように、複数のeNB212〜214のセットに対して位置していることが可能である。さらに図示される通り、第1のeNB212が、比較的高い電力レート(例えば、Phigh)を使用して通信することが可能であるのに対して、第2のeNB214は、より低い電力レート(例えば、Plow)を使用して通信することが可能である。eNB212とeNB214の間の電力レベルの違いは、例えば、それぞれのeNB212〜214の構成の違い、異なるeNBクラス(例えば、eNB212がマクロセルであり、さらにeNB214がピコセルまたはフェムトセルであるシナリオにおける)などによることが可能である。
一例において、UE220は、最少のパスロスを示すUE220の範囲内のeNB212または214に対して接続を確立することが可能であることを認識することができる。例えば、アップリンクで、UE220は、UE220からの固定の送信電力に関して、最低のパスロスを有するeNB214が最大の受信電力を同様に示すので、eNB214に最低のパスロスで接続することができる。さらに、ダウンリンクで、高い電力のeNB212からUE220への受信電力が、より低い電力を有するeNB214からの受信電力より大きい場合でさえ、それでも、UE220は、全体的なシステム干渉を低減するため、および/またはセル分割利得、より高いスループット、またはシステム200のパフォーマンスへの他の好ましい効果をもたらすために、低い電力のeNB214に接続することを選択することが可能である。そのような接続は、eNB214などの、より弱いeNBの範囲を拡張するので、当技術分野において、一般に、「範囲拡張」モードまたは「範囲拡大」モードと呼ばれる。
システム200によって示される一態様によれば、範囲拡張を可能にするのに、UE220は、システム200における他のeNB212の受信電力と比べて受信電力が低いeNB214に接続することを要求される可能性がある。eNB214とUE220の間の接続に続いて、eNB214は、UE220に、図2に実線として示される1つまたは複数の伝送を行うことができる。しかし、UE220は、eNB212とeNB214の間のカバレッジエリアの重なり合いの中に位置しているので、UE220は、図2に破線として示される、eNB212からの干渉する伝送をさらに経験する可能性がある。一例では、eNB212がeNB214より強力である場合、eNB212からの干渉する伝送が、UE220を妨害して、UE220がeNB214からの所望される伝送を検出する、または復号することを実質的にできなくする可能性がある。
制限された関連付けを有するネットワークセルと関係する第2の例示的な干渉シナリオが、図3のシステム300によって示される。図3によって示される通り、システム300は、関連するカバレッジエリア312を有するフェムトセル310と、フェムトセル310のカバレッジエリア312を含むエリアに関するカバレッジを提供するマクロセル320とを含むことが可能である。さらに、システム300は、フェムトセル310のカバレッジエリア312内に位置するUE330を含むことが可能である。
一例において、フェムトセル310は、例えば、UE330がフェムトセル310に接続することを許されないように、フェムトセル310に対する関連付けを制限することが可能である。そのような事例において、UE330は、フェムトセル310にではなく、UE330のロケーションにサービスを提供するマクロセル320に接続することを要求される可能性がある。しかし、そのようなシナリオは、フェムトセル310のアップリンク妨害と、UE330のダウンリンク妨害の両方をもたらす可能性がある。より詳細には、UE330のロケーションにおけるフェムトセル310の観測される信号強度が、マクロセル320の観測される信号強度より相当に大きい可能性があるという事実のため、図3に実線で示されるマクロセル320とUE330の間の通信が、フェムトセル310のアップリンクへの妨害および/または干渉を生じさせる可能性があり、さらにフェムトセル310と、フェムトセル310によるサービスを受けるUEとの間の通信が、UE330のダウンリンクに干渉および/または妨害を生じさせる可能性がある。フェムトセル310とUE330の間のそのような干渉が、図3に破線として示される。
フェムトセル、および/または関連するネットワークにおける他の1つまたは複数のセル414において経験されることが可能なアップリンク干渉と関係する第3の例示的な干渉シナリオが、図4のシステム400によって示される。システム400によって示される例において、複数のネットワークセル412〜414のセットが、所与のUE422のロケーションを含む地理的エリアに関するカバレッジを提供することが可能である。一例において、UE422が、図4に実線として示される、セル412への1つまたは複数の送信をUE422が行うことができるように、第1のネットワークセル412との接続を確立することが可能である。しかし、UE422は、システム400におけるセル414によるサービスを受けるエリアにも入っているので、UE422からセル412への通信は、図4に破線として示される、セル414における干渉もさらに生じさせる可能性があることを認識することができる。そのような干渉は、セル414によるサービスを受ける他のUE424がセル414に接続することができないように、逆方向リンクでセル414を妨害する可能性がある。セル414がUE422からの干渉する送信によって妨害を受ける程度は、例えば、UE422の相対的電力レベル、セル414からのUE422およびその他のUE424の相対的距離、および/またはその他の要因に基づくことが可能である。
図1に戻ると、図2〜図4によって示される干渉シナリオ、および/または干渉の他の任意の該当する原因に鑑みて、システム100におけるそれぞれのエンティティが、一態様により、システム100内で経験される干渉を軽減するリソース調整を行うことが可能である。これらの目的で、基地局110が、基地局110と端末120の間の制御リソース使用を調整して、システム100におけるエンティティ間の干渉の効果を軽減するように動作することができるリソース調整モジュール112を含むことが可能である。同様に、端末120が、干渉管理目的および/またはその他の適切な目的でリソース調整モジュール122を含むことが可能である。一例において、基地局110および端末120が、時間(例えば、サブフレーム、インタレースなど)、周波数(例えば、サブバンドなど)、コードなどの点で制御リソースの重なり合うセットを利用するように構成されている場合、それぞれ、基地局110および/または端末120におけるリソース調整モジュール112および/または122が、システム100における1つのエンティティからの重なり合うリソース上で行われる伝送が、近くの別のエンティティにおける通信に干渉しないように、重なり合う制御リソース間の調整を円滑にすることができる。リソース調整のために利用されることが可能な特定の技術が、以下にさらに詳細に与えられる。
一態様によれば、リソース調整モジュール112および/または122は、例えば、システム100におけるエンティティ間で、時間、周波数などの点でリソースを分割することを介して、リソース分割を円滑にすることが可能である。一例において、基地局110におけるリソース調整モジュール112が、確保要求モジュール114と協調して動作することが可能であり、モジュール114は、基地局110が、端末120、および/またはシステム100内の他のエンティティから情報を受信することを予期する特定の周波数サブバンド、サブフレーム、または時間的なインタレースにおいて沈黙するよう、干渉する1つまたは複数のエンティティに要求することが可能である。同様に、端末120が、リソース調整モジュール122と協調して動作して、端末120が情報を受信することを予期する周波数サブバンド、時間的なサブフレームもしくはインタレース、および/またはその他のリソースの上で沈黙するよう、システム100における干渉するエンティティに要求することが可能な確保要求モジュール124を含むことが可能である。したがって、特定の、限定的でない例として、端末120におけるリソース調整モジュール122および/または確保要求モジュール124を利用して、端末120が、干渉する他の基地局が存在する状態で、サービング基地局との接続を確立することができるようにされることが可能である。別の例において、リソース調整モジュール112および基地局110、および/または端末120におけるリソース調整モジュール122を利用して、基地局110と端末120の間で制御リソースおよび/またはデータリソースの使用が調整されることが可能である。端末120によって、通信する相手の基地局110を選択するため、選択された基地局110との通信に関連してクリアされるべきリソースを特定するためなどに利用されることが可能な技術が、以下にさらに詳細に説明される。
一例において、基地局110および/または端末120が、システム100における様々なエンティティにRUM(リソース利用メッセージ)を通信することによって、システム100におけるそれぞれのエンティティ間のリソース使用を調整することが可能である。例えば、基地局110が、リソースの確保(例えば、クリアすること、または取っておくこと)を要求するF−SRUM(FL特別RUM)を1つまたは複数の端末120にサブミットすることが可能であり、端末120が、システム100における1つまたは複数の基地局110にR−SRUM(RL特別RUM)をサブミットすることによって、リソース確保を要求することが可能である。一例において、RUMは、受信側エンティティによって確保されるべきリソースを指定することが可能であり、受信側エンティティは、このメッセージに応答して、それらの指定されたリソースを確保することが可能である。代替として、RUMは、リソース確保を求める一般的な要求を含むことが可能であり、この要求に基づいて、受信側エンティティは、所定の量のリソースを確保することができる。
一態様によれば、基地局110と端末120は、以下の仕方で、基地局110と端末120の間の通信の確立に関連してRUMを交換することが可能である。しかし、以下の説明は、例として、限定としてではなく与えられること、ならびに特に明記しない限り、特許請求の範囲は、そのような例に限定されることを意図していないことを認識されたい。特に、所望される基地局110との接続を可能にするのに、端末120は、リソースの或る特定のセットを介する送信をスケジュールするアクセス要求コマンドを基地局110に送信することが可能である。さらに、または代替として、端末120は、要求されるリソースにおいて干渉を生じさせている他の基地局(図示せず)に、所望されるリソースをクリアするよう、それらの他の基地局に要求するR−SRUMを伝送することが可能である。端末120は、所望される基地局110が、構成されたリソースにおいて端末120にメッセージを送信すべきであり、さらに他の基地局が、所望される基地局110より高い電力で同一のリソースを使用して送信する場合、端末120が、基地局110からの伝送を回復することをできなくされる可能性があるという事実のため、このようにR−SRUMを利用することが可能であることを認識することができる。したがって、このようにR−SRUMを使用することにより、所望される基地局110から端末120への伝送のためのクリーンなダウンリンクチャネルが確立されることが可能である。
さらに、または代替として、或る特定のサブバンド、および/またはリソースの或る特定のセットに関して端末120からアクセス要求コマンドを受信する基地局110が、対応するリソースにおいて相当な干渉を生じさせている他の端末に、それらのリソースをクリアするよう要求するF−SRUMを、その後、送信することが可能である。したがって、基地局110によるF−SRUMの使用は、端末120が基地局110にメッセージを送信するクリーンなアップリンクチャネルをもたらすことが可能であることを認識することができる。アクセス要求メッセージ、R−SRUMメッセージ、F−SRUMメッセージを送信するための特定の技術が、以下の説明、および関連する図面に示され、説明される。
一例において、端末120が、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)、PUSCH(物理アップリンク共有チャネル)、SRS(サウンディング基準信号)、PRACH(物理ランダムアクセスチャネル)、LRA(低再利用アクセス)チャネル、および/または他の任意の適切なチャネルを介して基地局110にそれぞれのアクセス要求コマンドおよび/またはR−SRUMを送信することが可能である。別の例において、基地局110が、PBCH(一次ブロードキャストチャネル)、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)、PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)、PHICH(物理ハイブリッドARQ(自動再送要求)指標チャネル)、SIB(システム情報ブロック)、PSS(一次同期系列)、SSS(二次同期系列)、LRP(低再利用プリアンブル)チャネルなどのプリアンブルチャネルなど、および/または他の任意の適切なチャネルを使用して、端末120に1つまたは複数のF−SRUMを送信することが可能である。さらに、L1(層1)シグナリング、L3(層3)シグナリングなどの任意の適切なシグナリングタイプが、本明細書で説明される通り、それぞれのアクセス要求コマンド、R−SRUM,および/またはF−SRUMを送信する際に基地局110および/または端末120によって利用されることが可能であることを認識することができる。
別の特定の例によれば、端末120が、LRP(低再利用プリアンブル)メッセージなどのプリアンブルメッセージ、および/または別の適切な機構を利用して、端末120の範囲内のそれぞれの基地局110を識別することが可能である。この特定に基づいて、端末120は、接続すべき基地局110、および/または干渉を生じさせている他の基地局110を識別することが可能である。その後、端末120は、所望される基地局110にアクセス要求コマンドをサブミットし、干渉を生じさせていると識別された基地局110にR−SRUMメッセージをサブミットすることが可能である。
一態様によれば、システム100における基地局110が、基地局110によってそれぞれサービスを提供される端末と通信し、アクセス要求のサブミットに先立って、所与の端末120と通信するリソースを有して構成されていない。同様に、システム100における端末120は、それぞれの非サービング基地局110と通信するために利用されるべきリソースを有して構成されていない。したがって、一例において、アクセス要求および/またはリソース確保要求のために排他的に利用されるクリーンなチャネルが、システム100内で確立されることが可能である。例えば、システム帯域幅の一部をアクセスチャネルに専用にして、その専用部分がアクセス要求および/または確保要求のためだけに使用されるようにすることによって、クリーンなチャネルが確立されることが可能である。一例において、そのような優勢な干渉条件における通信を許す、そのようなリソースが、すべての基地局110および/または端末120によってクリアされることが可能である。したがって、システム100における基地局110および/または端末120は、アクセス要求、リソース要求、または他のメッセージのための専用リソースをモニタするように構成されることが可能である。
特定の例として、アクセス要求シグナリングおよび/またはリソース確保要求シグナリングが送信されることが可能なリソースと関係する情報が、例えば、PDCCH、SIB、PBCH、LRP、および/または他の任意の適切なチャネルなどの1つまたは複数の通信チャネルを介して、システム100における端末120によって取得されることが可能である。さらに、アクセス要求シグナリングおよび/またはリソース確保要求シグナリングが送信されることが可能なリソースと関係する情報を取得する際に端末120によって利用される1つまたは複数のチャネルが、端末120が接続することを所望する相手の基地局110以外の基地局を含む、システム100における任意の適切な基地局110から、端末120が必要な情報を取得することができるように、グローバルチャネルとして構成されることが可能であることを認識することができる。別の特定の例において、それぞれの基地局110が、R−SRUMメッセージおよび/またはアクセス要求メッセージの受信のために1つまたは複数のPUCCH RB(リソースブロック)(例えば、システム周波数帯域の端部、および/または他の任意の適切なリソースロケーション)を確保することが可能である。さらに、または代替として、アクセス要求送信および/またはR−SRUM送信のためのクリーンなリソースが、PUSCHリソースを確保することによって取得されることが可能である。さらに、ダウンリンク上で、リソース利用シグナリングのためのクリーンなリソースが、スケジュールされたリソース上でそれぞれの端末120に/から制御伝送および/またはデータ伝送が全く行われないように、それぞれの基地局110によってPDSCHリソースがスケジュールされることを介して、取得されることが可能であることを認識することができる。
別の態様によれば、システム100における基地局110および/または端末120が、所与の時間に複数のメッセージが衝突した場合、メッセージが、意図される受信者によって適切に受信されなかった場合、および/または他の適切な原因により、専用のクリーンなチャネルを介して情報を再送するように構成されることが可能である。再送は、一様である、さらに/または時間につれ変化することが可能な時間再利用パターンによる時間間隔で実行されることが可能である。一例において、時間再利用は、所望される基地局110が、リソースの不足、および/または他の原因により、端末120をスケジュールできない場合、端末120においてトリガされることが可能である。このため、例えば、端末120は、端末120のスケジューリングが行われなかった場合に所定の期間が満了すると、アクセス要求を再送するように構成されることが可能である。
別の態様によれば、システム100における1つまたは複数の基地局110および/または端末120が、例えば、システム100および/またはシステム100内の1つまたは複数のエリアに関する管理サーバまたは管理エンティティであることが可能な、外部システムコントローラ(図示せず)の助けを借りて、通信リソースを調整することが可能である。一例において、そのようなシステムコントローラは、所与のエリア(例えば、近隣)内の1つまたは複数のチャネルの使用を調整することができるHMS(HNB(ホームノードB)管理サーバ)および/または別の適切なエンティティであることが可能である。別の例において、スタンドアロンシステムコントローラが、バックホールメッセージングを介して、さらに/または他の任意の適切な手段によってシステム100における基地局110および/または端末120と通信することが可能である。
システム100にさらに示される通り、基地局110が、リソース調整モジュール112、確保要求モジュール114、および/または基地局110の他の任意のコンポーネントの機能の一部またはすべてを実施するのに利用されることが可能なプロセッサ116および/またはメモリ118を含むことが可能である。同様に、図1は、端末120が、リソース調整モジュール122、確保要求モジュール124、および/または端末120の他の任意のコンポーネントの機能の一部またはすべてを実施するプロセッサ126および/またはメモリ128を含むことが可能である。
次に図5を参照すると、様々な態様による、ダウンリンクリソース調整のためにユニキャストメッセージを利用するための例示的なシステム500のブロック図が、示されている。図5に示される通り、システム500は、UE510を含むことが可能であり、UE510は、所望されるサービングeNB520、ならびにUE510に干渉を生じさせている1つまたは複数の隣接eNB532〜536が存在する状況に位置していることが可能である。図5にさらに示される通り、アクセス要求が、所望されるサービングeNB520に供給され、個々にあつらえられたR−SRUMが、それぞれの干渉するeNB532、534、および536に送信されるように、R−SRUMメッセージが、ユニキャストの仕方で送信されることが可能である。一例において、対応するeNB532〜536に供給されるそれぞれのR−SRUMは、意図されるeNBのID、明け渡されるべき特定のリソース、および/または他の適切な情報を含むことが可能である。
一態様によれば、システム500において示されるユニキャストR−SRUMが、R−SRUMのために特別に確保されたチャネル、および/またはレガシーチャネル(例えば、PRACH(物理ランダムアクセスチャネル))を介して送信されることが可能である。一例において、干渉するeNB532〜536にレガシーチャネル上で情報を送信するのに、UE510は、一部の事例において、それぞれのeNB532〜536によって送信される信号をリッスンすることによって、帯域幅パラメータなどのシステムパラメータを取得することを要求されることが可能である。UE510は、一部の事例において、干渉するすべてのeNB532と関係するパラメータを同時に取得することができない可能性がある。このため、一例では、図6によって示される通り、チャネル情報を取得して、それぞれのR−SRUMをサブミットするために多段技術が使用されることが可能である。
図6が示す通り、サービングeNB620、および干渉する複数のeNB632〜636が存在する状態にあるUE610が、ダイアグラム602に示される通り、UE610が接続することができるeNB632と関係するチャネル情報を取得することが可能である。UE610がチャネルパラメータを最初に抽出するeNB632は、UE610において観測される最強の干渉をもたらすeNB632であることが可能であるが、そうである必要はない。抽出されたチャネル情報に基づいて、UE610は、eNB632にR−SRUMをサブミットして、eNB632に、リソースのあらかじめ定義されたセットを取っておくようにさせることが可能である。eNB632が、定義されたリソースを確保することに続いて、ダイアグラム604で示される通り、UE610は、他の1つまたは複数のeNB634からチャネルパラメータを抽出して、対応するR−SRUMを送信することが可能である。一例において、UE610が通信する相手の、後続のeNB634は、それまで最も強く干渉していたeNB632によるリソースの確保の後に、UE610において観測される最強の干渉をもたらすeNBであることが可能であるが、そうである必要はない。一例において、ダイアグラム602〜604によって示されるプロセスは、UE610にしきい値より高い量の干渉を生じさせるすべてのeNB632〜636におけるリソース確保をUE610が要求することを可能にするために、さらなるeNB(例えば、システム600におけるeNB636および/または他のeNB)に関して、その後、続けられることが可能である。
図5に戻ると、ユニキャストR−SRUMメッセージングが、例えば、R−SRUMメッセージングを送信するのにシステム500における任意のUE510および/または他のエンティティによって利用されることが可能なクリーンなチャネルを利用することによって、さらに、または代替として行われることが可能である。一例において、R−SRUMメッセージングのために使用されるクリーンなチャネルは、R−SRUMに特別に割り当てられ、アクセス要求メッセージングおよび/または他の類似したタイプのメッセージングのために確保されたチャネルと合致するように構成され、さらに/または他の任意の適切な仕方で割り当てられることが可能である。例えば、図7のダイアグラム700で示される通り、LRPメッセージ712〜716などのプリアンブルメッセージが、LRP(低再利用プリアンブル)チャネル、および/またはLRPメッセージ712〜716などのプリアンブルメッセージのために確保された他の任意の適切なプリアンブルチャネルに関連するダウンリンク帯域幅702上で、それぞれのeNBによって送信されることが可能である。さらに、所望されるeNBへのアクセス要求コマンド722、および/または干渉する1つまたは複数のeNBへのR−SRUM724〜726が、メッセージ722〜726のタイミングが、ダウンリンク帯域幅702上で対応するeNBによって送信されるLRP712〜716のタイミングに結び付けられて、効率およびR−SRUM検出精度を向上させるように、アップリンク帯域幅704上で1つまたは複数のUEによって送信されることが可能である。
一例において、所与のeNBに向けられたユニキャストアクセス要求メッセージまたはユニキャストR−SRUMメッセージは、ダウンリンク帯域幅702上でeNBによって送信されるLRPの後に続いて、アップリンク帯域幅704上で所定の期間に送信されることが可能である。例えば、ダイアグラム700が、eNB0によって通信されるLRP712の後に続いて、eNB0に向けられたアクセス要求722が、LRP712の後に続く所定の期間にアップリンク帯域幅704上で送信されることが可能であることを示す。同様に、干渉するeNB1に向けられたR−SRUM724が、eNB1によって供給されるLRP714の後に続く所定の時間でアップリンク帯域幅704を使用して送信されることが可能である。したがって、それぞれの基地局は、LRPの送信の後に続く限られた時間的なセグメントにおいてアクセス要求メッセージングおよび/またはR−SRUMメッセージングを求めてスキャンするように構成されて、R−SRUM検出に要求されるリソースの量を低減し、さらにR−SRUMを誤って検出する確率を低減することが可能であることを認識することができる。一例において、LRPの送信から、対応するR−SRUMの送信までの間の所定の時間は、関連システム内のすべてのエンティティに関して一様であることが可能であり、あるいは時とともに、さらに/またはエンティティごとに異なることが可能である。別の例において、アクセス要求メッセージングとR−SRUMメッセージングは、ダイアグラム700で示されるチャネルなどの同一のチャネル上で行われることが可能であり、あるいは異なるチャネル上で行われることが可能である。
さらなる例において、アクセス要求メッセージおよび/またはR−SRUMは、複数のUEそれぞれによって送信されたそのようなメッセージ間で衝突が生じた場合、および/または送信されたメッセージへの応答が、その応答の意図される受信者によって受信されることを妨げる他の任意の障害イベントの場合、アップリンク帯域幅704上で再送されるように構成されることが可能である。
次に図8を参照すると、様々な態様による、ダウンリンクリソース調整のためにブロードキャストメッセージを利用するためのシステム800のブロック図が示されている。システム800によって示される通り、基地局810および/または820のセットが、端末830を含む地理的エリアに関するカバレッジを提供することが可能である。一態様によれば、1つまたは複数の基地局810および/または820が端末830に干渉を生じさせている場合、端末830は、ブロードキャストの仕方で基地局810および820にR−SRUMをサブミットすることが可能である。一態様によれば、ブロードキャストR−SRUMは、アクセス要求メッセージの一部としてサブミットされることが可能である。
図5〜図7によって示されるユニキャストR−SRUMメッセージング技術とは対照的に、端末830によって送信されるブロードキャストR−SRUMは、830の範囲内の複数の基地局810および820に関して一般化されることが可能であることを認識することができる。このため、例えば、ブロードキャストR−SRUMは、所望されるサービング基地局のID、R−SRUMが送信される送信電力、サブバンドインデックス、および/または所望されるリソースと関係する他の情報などの情報を含むことが可能である。基地局810および/または820においてブロードキャストR−SRUMを受信すると、基地局810および/または820は、干渉計算モジュール812および/または822を利用して、基地局810および/または820が端末830に少なくともしきい値レベルの干渉を生じさせているかどうかを判定することが可能である。例えば、干渉計算モジュール812および/または822は、R−SRUMが受信された電力レベルを測定し、この測定された電力レベルを、R−SRUMの中で与えられる送信電力レベルと比較して、端末830から対応する基地局810および/または820までのパスロスを計算することが可能である。この情報に基づいて、干渉計算モジュール812および/または822は、対応する基地局810および/または820が端末830に干渉している程度を算出することができる。この算出された干渉が少なくともしきい値である場合、対応するリソース確保モジュール814および/または824を利用して、R−SRUMの中で指定されたリソースが取っておかれることが可能である。
このため、一態様によれば、図5〜図7によって示されるユニキャストR−SRUM機構と、図8によって示されるブロードキャストR−SRUM機構は、端末830にもたらされる干渉を計算するエンティティが異なることが可能であることを認識することができる。より詳細には、本明細書で説明される通り、干渉計算は、ユニキャストR−SRUMの場合、端末側で実行されることが可能であり、ブロードキャストR−SRUMの場合、ネットワーク側で実行されることが可能である。
次に図9を参照すると、様々な態様によるアップリンクリソース調整を行うためのシステム900が示されている。一態様によれば、システム900は、eNB930のカバレッジエリア内に位置することが可能なそれぞれのUE910および/または920を含むことが可能である。一例において、eNB930がUE910および/または920に通信サービスを提供しない場合、1つまたは複数のUE910および/または920が、一部の事例において、アップリンクでeNB930に干渉または妨害を生じさせる可能性がある(例えば、図4に関連して前段で示される通り)。このため、eNB930において観測される干渉のレベルを管理するのに、eNBは、eNB930がeNB930に関連付けられたUEに通信することを許すために所与のリソースを取っておくよう、干渉するUE910および/または920にさせるために、1つまたは複数のUE910および/または920にF−SRUMメッセージングをブロードキャストすることが可能である。
一例において、F−SRUM通信は、システム800によって示されるブロードキャストR−SRUM通信と類似した仕方で行われることが可能である。より詳細には、eNB930が、F−SRUMを送信するのに使用された送信電力、使用されることが所望される特定のリソース、および/または他の情報を含むF−SRUMをUE910および/または920にブロードキャストすることが可能である。F−SRUMを受信すると、それぞれの干渉計算モジュール912および/または922が、F−SRUMの中の情報に基づいて、それぞれに関連するUE910および/または920がeNB930に干渉している程度を算出することが可能である。このことは、例えば、F−SRUMの中で指定された送信電力を、F−SRUMが受信された電力と比較することによって行われることが可能である。UE910および/または920が、eNB930に少なくとも所定の量の干渉を生じさせていると判定すると、リソース確保モジュール914および/または924は、eNB930によって所望されるリソースの一部またはすべてを取っておくことが可能である。
別の態様によれば、F−SRUMメッセージングは、プリアンブル送信に割り当てられたダウンリンクチャネル上でeNB930によって行われることが可能である。図10のダイアグラム1000によって示される特定の例として、F−SRUMメッセージングは、プリアンブルチャネルに、例えば、LRPチャネルに割り当てられたダウンリンクリソースを介して行われることが可能である。一例において、プリアンブルチャネルは、UEが隣接基地局を識別するのを助けるためにそれぞれの基地局によって利用される、通信システム内の共通チャネルとして構成されることが可能である。例として、関連する通信システムにおけるそれぞれの基地局は、UEがそれぞれの基地局を発見するのを助けるためにUEによって検出されることが可能な、対応するLRPメッセージ1010および/または1030を送信することが可能である。一例において、LRPメッセージ1010および/または1030は、異なる基地局からのLRPメッセージ1010および1030の間の絶え間ない衝突の可能性を低減するため、関連するLRPチャネル上でランダムな間隔で送信されることが可能である。
一例において、関連する通信システムにおけるそれぞれの基地局は、LRPメッセージ1010および/または1030に加えて、時間再利用を伴うLRPチャネル上でF−SRUMメッセージ1020を送信するようにさらに構成されることが可能である。代替例において、基地局は、それぞれのLRPメッセージ1010および/または1030の中にF−SRUM情報を組み込んで、それぞれのUEが、対応する1つまたは複数のLRPメッセージ1010および/または1030内のF−SRUMに対応する情報を得るように構成されるようにすることが可能である。
代替の例において、F−SRUMメッセージングが、例えば、それぞれのLRPメッセージ1010および/または1030の中に、対応する基地局がロードされているかどうかを示すパラメータを含めることによって、1つまたは複数のLRPメッセージ1010および/または1030の中に埋め込まれることが可能である。特定の例として、1ビットのローディング指標が、LRPメッセージ1010および/または1030内で利用されることが可能である。そのような例において、LRPメッセージ1010および/または1030がローディングを示す場合、干渉するそれぞれのUEは、LRPメッセージ1010および/または1030を送信した基地局が、基地局によるサービスを受けるUEの1つまたは複数と接続を確立するのに必要とするそれぞれのリソースをクリアするように構成されることが可能である。代替として、LRPメッセージ1010および/または1030がローディングを示さない場合、UEは、それぞれのリソースを継続して使用するように構成されることが可能である。一例において、それぞれのUEは、LRPメッセージ1010および/または1030の上で測定された電力に基づいて、または他の任意の適切な手段によって、それぞれのUEが、LRPメッセージ1010および/または1030に対応する基地局に干渉しているかどうかを判定することが可能である。
次に図11を参照すると、様々な態様による、介在するセルを介してネットワークセルに接続するための技術を示すダイアグラム1102〜1104のセットが与えられている。一例において、図11によって示されるシステムは、UE1120の通信範囲内にそれぞれが位置することが可能なネットワークセル1112および1114のセットを含むことが可能である。一態様によれば、UE1120は、例えば、セル1112および1114からの相対的距離、異なるセルタイプ(例えば、マクロセル、ピコセル、またはフェムトセル)などのために、第2のセル1114からの電力レベルより低い第1のセル1112からの電力レベルを観測することが可能である。しかし、範囲拡張、アクセス制限、および/または他の理由のため、UE1120は、一部の事例において、比較的低い観測された電力レベルを有するセル1112に接続するように構成されることが可能である。そのような接続は、前段で概ね説明された通り、干渉をもたらす可能性がある。さらに、一部の事例において、UE1120は、そのような干渉を軽減するためにそれぞれのセル1112および1114の間でリソースを調整する処理パワーまたは処理能力を欠いている可能性がある。
したがって、一例において、UE1120は、ダイアグラム1102に示される通り、リソース調整を円滑にするという限定された目的で非サービングセル1114に最初に接続することが可能である。セル1114とUE1120の間の接続が行われると、セル1114は、バックホールを介して、および/または他の適切な手段によってセル1112と通信して、UE1120にもたらされる干渉を軽減するようにセル1112と1114の間でリソース使用を調整することができる。ダイアグラム1102によって示されるリソース調整の後、UE1120に関する非サービングセル1114は、サービングセル1112へのハンドオフを円滑にすることが可能である。特定の例として、図11によって示される手順は、セル1114が制限されたフェムトセルであり、セル1112がマクロセルであり、さらにUE1120がセル1114に接続することが閉ざされるシナリオにおいて行われることが可能である。そのような例において、図11によって示される手順は、マクロセル1112へのハンドオフをネゴシエートするという限定された目的で、UE1120が、UE1120に閉ざされているフェムトセル1114からアクセス特権を受け取ることを可能にするのに利用されることが可能である。
次に図12〜図18を参照すると、本明細書で説明される様々な態様に従って実行されることが可能な方法が示されている。説明を簡単にするため、これらの方法は、一連の動作として示され、説明されるが、一部の動作は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で示され、説明されるのとは異なる順序で、さらに/または他の動作と同時に行われることが可能であるので、これらの方法は、動作の順序によって限定されないことを理解し、認識されたい。例えば、方法は、代替として、状態図などにおいて、一連の互いに関係する状態またはイベントとして表されることも可能であることが当業者には理解され、認識されよう。さらに、1つまたは複数の態様に従って方法を実施するのに、例示されるすべての動作が要求されるわけではない可能性がある。
図12を参照すると、図示されているのは、無線通信システム(例えば、システム500)におけるダウンリンクリソース分割のためのユニキャストメッセージングのための方法1200である。方法1200は、例えば、端末(例えば、UE510)および/または他の任意の適切なネットワークデバイスによって実行されることが可能であることを認識されたい。方法1200は、ブロック1202で始まり、クリーンな通信チャネル上で所望されるサービング基地局(例えば、サービングeNB520)にアクセス要求が送信される。次に、方法1200は、ブロック1204に進むことが可能であり、検出された干渉する1つまたは複数の基地局(例えば、干渉するeNB532〜536)にそれぞれのRUMが送信される。一例において、ブロック1202で送信されるアクセス要求、およびブロック1204で送信されるRUMは、ブロック1206で、アクセス要求およびRUMへの応答が受信されたかどうかが判定されるように、時間再利用を利用することが可能である。アクセス要求およびRUMへの応答が受信されていない場合、方法1200は、ブロック1208に進むことが可能であり、アクセス要求およびRUMが、時間再利用パターンに基づいて再送され、その後、ブロック1206における判定が繰り返されることが可能である。受信されている場合、方法1200は、終了することが可能である。
図13は、無線通信システムにおいてダウンリンクリソース分割のためにユニキャストメッセージングを利用するための別の方法1300を示す。方法1300は、例えば、端末(例えば、UE610)および/または他の任意の適切なネットワークデバイスによって実行されることが可能である。方法1300は、ブロック1302で始まり、最も強く干渉するeNB(例えば、干渉するeNB632)が識別される。次に、ブロック1304で、ブロック1302で識別されたeNBと関係するチャネル情報が観測される。ブロック1306で、ブロック1304で観測されたチャネル情報に基づいて、指定されたリソース(例えば、時間間隔、サブバンドなど)の確保を要求するメッセージが、この識別されたeNBに送信される。ブロック1308で、指定されたリソースが識別されたeNBによって取っておかれているかどうかを判定する検査が、その後に行われることが可能であり、否定的な判定が行われると、ブロック1306における送信が繰り返されることが可能である。肯定的な判定が行われると、方法1300は、ブロック1310に進むことが可能であり、他の干渉するeNB(例えば、eNB634〜636)が存在するかどうかが判定される。そのようなeNBが存在する場合、方法1300は、2番目に強く干渉するeNB(例えば、ダイアグラム604に示される)の処理のためにブロック1302に戻ることが可能である。
図14は、無線通信システムにおけるダウンリンクリソース分割に関連してユニキャストメッセージングを使用するためのさらなる方法1400を示す。方法1400は、例えば、UEおよび/または他の任意の適切なネットワークデバイスによって実行されることが可能である。方法1400は、ブロック1402で始まり、少なくともしきい値レベルの干渉を生じさせる基地局が識別される。次に、ブロック1404で、ブロック1402において識別された基地局によって、共通チャネル(例えば、LRPチャネル)上で送信されたメッセージ(例えば、LRP712またはLRP722)が識別される。方法1400は、ブロック1406で終了することが可能であり、ブロック1402で識別された基地局によるリソースの確保を要求するメッセージ(例えば、R−SRUM714またはR−SRUM724)が、ブロック1404で識別されたメッセージの後に続く所定の時間に共通チャネル上で送信される。
図15は、無線通信システムにおいてアップリンクでブロードキャストリソース調整メッセージングを送信するための方法1500を示す。方法1500は、例えば、移動端末(例えば、端末830)および/または他の任意の適切なネットワークデバイスによって実行されることが可能である。方法1500は、ブロック1502で始まり、所望されるサービングノードB(例えば、基地局810または820)が選択される。次に、ブロック1504で、ブロック1502で選択されたノードBとの通信のために指定されたリソースのセットが識別される。次に、方法1500は、ブロック1506で終了することが可能であり、選択されたノードBのID、アクセス要求が通信されている送信電力、およびブロック1504で識別されたリソースのセットと関係する情報を含むアクセス要求が、ブロードキャストされる。
次に図16を参照すると、ダウンリンクリソース分割に関連して、移動端末(例えば、端末830)によって供給されるブロードキャストアクセス要求メッセージングを活用するための方法1600が、示される。方法1600は、例えば、ノードB(例えば、基地局810および/または820)、および/または他の任意の適切なネットワークデバイスによって実行されることが可能である。方法1600は、ブロック1602で始まり、アクセス要求およびR−SRUM情報を含むメッセージが端末から受信される。次に、ブロック1604で、方法1600を実行するエンティティが、ブロック1602で受信されたメッセージの中で所望されるノードBとして指定されているかどうかが判定される。方法1600を実行するエンティティがそのように指定されている場合、方法1600は、ブロック1606で終了することが可能であり、端末との通信が確立される。
方法1600を実行するエンティティが所望されるノードBとして指定されていない場合、方法1600は、ブロック1608に代わりに進むことが可能であり、ブロック1602で受信されたメッセージの中で与えられた送信電力レベルが、メッセージが受信された電力レベルと比較される。ブロック1610で、ブロック1608における比較から、方法1600を実行するエンティティが、アクセス要求/R−SRUMメッセージが受信された端末に干渉しているかどうかの判定が行われる。ブロック1610でしきい値量未満の干渉が識別された場合、方法1600は、終了することが可能である。しきい値量以上の干渉が識別された場合、方法1600は、終了するのに先立ってブロック1612に進むことが可能であり、ブロック1602で受信されたメッセージの中で指定されたリソースが、方法1600を実行するエンティティによって取っておかれる。
図17を参照すると、アップリンクリソース分割を行うための方法1700が示されている。方法1700は、例えば、基地局(例えば、eNB930)および/または他の任意の適切なネットワークデバイスによって実行されることが可能である。方法1700は、ブロック1702で始まり、関連する通信システムによって利用されるLRPチャネルが識別される。次に、ブロック1704で、送信電力レベルおよびリソースインデックス情報が選択される。次に、方法1700は、ブロック1706で終了することが可能であり、ブロック1704で選択された、選択された送信電力レベルおよびリソースインデックス情報を識別するダウンリンクRUMが、LRPチャネル(例えば、ダイアグラム1000によって示される)を介して送信される(例えば、UE910および/または920に)。
図18は、無線通信システムにおけるアップリンクリソース分割のための別の方法1800を示す。方法1800は、例えば、端末(例えば、UE910および/または920)および/または他の任意の適切なネットワークデバイスによって実行されることが可能である。方法1800は、ブロック1802で始まり、F−SRUMメッセージングが、基地局(例えば、eNB930)から受信される。次に、ブロック1804で、ブロック1802においてF−SRUMメッセージングが受信された電力レベルが測定される。次に、ブロック1806で、F−SRUMメッセージングの中で指定された送信電力レベルが、ブロック1804で測定された電力レベルと比較される。ブロック1808で、ブロック1806における比較から、方法1800を実行するエンティティが、ブロック1802でF−SRUMメッセージングが受信された基地局に干渉しているかどうかが判定される。ブロック1808でしきい値量未満の干渉が識別された場合、方法1800は、終了することが可能である。ブロック1808でしきい値量以上の干渉が識別された場合、方法1800は、終了するのに先立ってブロック1810に進むことが可能であり、F−SRUMメッセージングの中で指定されたリソースが、方法1800を実行するエンティティによって取っておかれる。
次に図19〜図23を参照すると、無線通信システムにおいてリソース分割を円滑にするそれぞれの装置1900〜2300が示されている。装置1900〜2300は、プロセッサ、ソフトウェア、またはプロセッサとソフトウェアの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであることが可能な機能ブロックを含むものとして表されていることを認識されたい。
図19を最初に参照すると、図示されているのは、ユニキャストダウンリンクリソース調整シグナリングを行うための装置1900である。装置1900は、移動端末(例えば、UE610)および/または別の適切なネットワークデバイスによって実施されることが可能であり、所望されるサービングノードB、および干渉する1つまたは複数のノードBを識別するためのモジュール1902と、所望されるサービングノードBにアクセス要求を送信するためのモジュール1904と、干渉するそれぞれのノードBにユニキャストリソース確保要求を送信するためのモジュール1906とを含むことが可能である。
図20は、ブロードキャストダウンリンクリソース調整シグナリングを行うための装置2000を示す。装置2000は、UE(例えば、端末830)および/または別の適切なネットワークデバイスによって実施されることが可能であり、通信が確立されるべき相手の基地局を識別するためのモジュール2002と、リソースのセット、および送信電力レベルを選択するためのモジュール2004と、通信が確立されるべき相手の基地局に、リソースの選択されたセット、および選択された送信電力レベルを示すアクセス要求をブロードキャストするためのモジュール2006とを含むことが可能である。
図21を参照すると、アップリンクリソース分割メッセージを処理するための装置2100が示されている。装置2100は、端末(例えば、UE910および/または920)および/または別の適切なネットワークデバイスによって実施されることが可能であり、さらに基地局からダウンリンクRUMを受信するためのモジュール2102と、RUMの中で指定された送信電力レベルを、RUMが受信された電力レベルと比較するためのモジュール2104と、この比較に基づいて、基地局にもたらされた干渉の量を計算するためのモジュール2106と、計算された干渉がしきい値以上である場合、RUMの中で指定されたリソースを確保するためのモジュール2108と、を含むことが可能である。
次に図22を参照すると、ブロードキャストダウンリンクリソース調整メッセージングを処理するための装置2200が示されている。装置2200は、ノードB(例えば、基地局810および/または820)および/または別の適切なネットワークデバイスによって実施されることが可能であり、さらに端末からアクセス要求を受信するためのモジュール2202と、アクセス要求の中で指定された送信電力レベルを、アクセス要求の受信された電力レベルと比較するためのモジュール2204と、この比較に基づいて、端末にもたらされた干渉を計算するためのモジュール2206と、計算された干渉がしきい値を満たす、または超える場合、アクセス要求の中で指定されたリソースを取っておくためのモジュール2208と、を含むことが可能である。
図23は、アップリンクリソース調整シグナリングを行うための装置2300を示す。装置2300は、基地局(例えば、eNB930)および/または別の適切なネットワークデバイスによって実施されることが可能であり、さらにリソースインデックス情報および送信電力を識別するためのモジュール2302と、リソースインデックス情報および送信電力を指定するダウンリンクRUMを、その識別された送信電力で送信するためのモジュール2304と、を含むことが可能である。
図24を参照すると、本明細書の様々な態様に従って実施されることが可能である例示的なアクセス手順を示すタイミング図2400が与えられている。一例において、タイミング図2400によって示される手順は、アクセス手順を行うことを所望するUEおよびeNB、所望されるUEに干渉を生じさせる1つまたは複数のeNB、および所望されるeNBに干渉を生じさせる1つまたは複数のUEによって実行されることが可能である。ダイアグラム2400によって示される手順は、時刻2402に開始することが可能であり、アクセス手順を行うことを準備しているUEが、関連する通信システムにおける(例えば、そのようなシステムを介して)それぞれのeNBを検出し、所望されるeNB、および干渉するeNBを識別する。その後、所望されるUEが、時刻2404に、所望されるeNBにアクセス要求をサブミットし、時刻2406に、UEがアクセス許可の通知を受信すべきダウンリンクリソースを示すそれぞれのR−SRUMを、干渉するeNBに送信する。それぞれのR−SRUMを受信すると、時刻2408に、干渉する1つまたは複数のeNBは、R−SRUMによって示されたDLリソースをクリアすることが可能である。
所望されるUEからのアクセス要求が、所望されるeNBによって受信された後、所望されるeNBは、時刻2410に、クリアされたダウンリンクリソース上でR−SRUMによって所望されるUEにアクセス許可通知を送信すること、および所望されるUEが、このアクセス許可通知に応答するアップリンクリソースのセットを示すそれぞれのF−SRUMを、干渉するUEにサブミットすることによって応答することが可能である。一例において、所望されるUEは、所望されるeNBからアクセス許可が受信されるまで、時刻2404〜2406に示されるアクセス要求およびR−SRUMの送信を繰り返すことが可能である。
時刻2412に所望されるeNBからそれぞれのF−SRUMを受信したことに応答して、それぞれの干渉するUEは、時刻2414に、それらのF−SRUMの中で指定されたアップリンクリソースをクリアすることができる。最後に、時刻2416に、所望されるUEが、アクセス許可通知に対する応答を、時刻2414にクリアされたリソースを介して、所望されるeNBに戻すようにサブミットすることが可能である。一例において、所望されるeNBは、所望されるUEからアクセス許可通知への応答が受信されるまで、時刻2410〜2412に示されるアクセス許可およびF−SRUMの送信を繰り返すことが可能である。
図25を参照すると、例示的な無線通信システム2500が示されている。一例において、開示される様々な実施形態および態様が実施されることが可能なシステム2500が、多数のユーザをサポートするように構成されることが可能である。図25に示される通り、例として、システム2500は、複数のセル2502(例えば、マクロセル2502a〜2502g)に関する通信を提供することが可能であり、それぞれのセルは、対応するAP(アクセスポイント)2504(例えば、AP2504a〜2504g)によるサービスを受ける。一例において、1つまたは複数のセルは、それぞれのセクタ(図示せず)にさらに分割されることが可能である。
図25がさらに示す通り、AT2506a〜2506kを含む様々なAT(アクセス端末)2506が、システム2500全体に散らばっていることが可能である。一例において、AT2506が、そのATがアクティブであるかどうか、およびそのATがソフトハンドオフ状態および/または別の類似した状態にあるかどうかに依存して、所与の時点でFL(順方向リンク)および/またはRL(逆方向リンク)で1つまたは複数のAP2504と通信することが可能である。本明細書で使用され、さらに当技術分野で一般に使用される通り、AT2506は、UE(ユーザ機器)、移動端末、および/または他の任意の適切な名称で呼ばれることも可能である。一態様によれば、システム2500は、相当に大きい地理的領域にわたってサービスを提供することが可能である。例えば、マクロセル2502a〜2502gが、近隣における複数のブロック、および/または別の同様に適切なカバレッジエリアに関するカバレッジを提供することが可能である。
次に図26を参照すると、本明細書で説明される様々な態様が機能することが可能である例示的な無線通信システム2600を示すブロック図が示されている。一例において、システム2600は、送信機システム2610と、受信機システム2650とを含むMIMO(多入力多出力)システムである。しかし、送信機システム2610および/または受信機システム2650は、例えば、複数の送信アンテナ(例えば、基地局上の)が単一アンテナデバイス(例えば、移動局)に1つまたは複数のシンボルストリームを送信することが可能な、多入力単出力システムに適用されることも可能であることを認識されたい。さらに、本明細書で説明される送信機システム2610および/または受信機システム2650の態様は、単出力−単入力アンテナシステムに関連して利用されることも可能であることを認識されたい。
一態様によれば、いくつかのデータストリームに関するトラヒックデータが、送信機システム2610においてデータソース2612からTX(送信)データプロセッサ2614に供給される。一例において、次に、各データストリームが、それぞれの送信アンテナ2624を介して送信されることが可能である。さらに、TXデータプロセッサ2614が、符号化されたデータをもたらすために、各データストリームに関して選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データストリームに関するトラヒックデータをフォーマットし、符号化し、インタリーブすることが可能である。一例において、次に、各データストリームに関する符号化されたデータが、OFDM技術を使用してパイロットデータと多重化されることが可能である。パイロットデータは、例えば、知られている仕方で処理される、知られているデータパターンであることが可能である。さらに、パイロットデータは、受信機システム2650においてチャネル応答を推定するのに使用されることが可能である。送信機システム2610に戻ると、各データストリームに関する多重化されたパイロットデータと符号化されたデータが、変調シンボルをもたらすために、各データストリームに関して選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調される(すなわち、シンボルマップされる)ことが可能である。一例において、各データストリームに関するデータ転送速度、符号化、および変調は、プロセッサ2630上で実行される、またはプロセッサ2630によって与えられる命令によって決定されることが可能である。
次に、すべてのデータストリームに関する変調シンボルが、変調シンボル(例えば、OFDM)をさらに処理することが可能なTXプロセッサ2620に供給されることが可能である。次に、TX MIMOプロセッサ2620が、N個の変調シンボルストリームをN個のトランシーバ2622aないし2622tに供給することが可能である。一例において、各トランシーバ2622は、それぞれのシンボルストリームを受け取り、処理して、1つまたは複数のアナログ信号をもたらすことが可能である。次に、各トランシーバ2622は、それらのアナログ信号をさらに調整して(例えば、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートして)、MIMOチャネルを介して送信するのに適した、変調された信号をもたらすことが可能である。したがって、次に、トランシーバ2622aないし2622tからのN個の変調された信号が、N個のアンテナ2624aないし2624tからそれぞれ送信されることが可能である。
別の態様によれば、送信された、変調された信号は、受信機システム2650においてN個のアンテナ2652aないし2652rによって受信されることが可能である。次に、各アンテナ2652からの受信された信号が、それぞれのトランシーバ2654に供給されることが可能である。一例において、各トランシーバ2654は、受信されたそれぞれの信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし)、この調整された信号をディジタル化してサンプルをもたらし、次に、これらのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボルストリームをもたらすことが可能である。次に、RX MIMO/データプロセッサ2660が、或る特定の受信機処理技術に基づいて、N個のトランシーバ2654からのN個の受信されたシンボルストリームを受け取り、処理して、N個の「検出された」シンボルストリームをもたらすことが可能である。一例において、検出された各シンボルストリームは、対応するデータストリームに関して送信された変調シンボルの推定であるシンボルを含むことが可能である。次に、RXプロセッサ2660が、検出された各シンボルストリームを、少なくとも部分的に復調すること、ディインタリーブすること、および復号することによって処理して、対応するデータストリームに関するトラヒックデータを回復することが可能である。このため、RXプロセッサ2660による処理は、送信機システム2610においてTX MIMOプロセッサ2620およびTXデータプロセッサ2616によって実行される処理と相補的であることが可能である。RXプロセッサ2660は、処理されたシンボルストリームをデータシンク2664にさらに供給することが可能である。
一態様によれば、RXプロセッサ2660によって生成されたチャネル応答推定は、受信機において空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調レートもしくは変調スキームを変更し、さらに/または他の適切なアクションを行うのに使用されることが可能である。さらに、RXプロセッサ2660は、例えば、検出されたシンボルストリームのSNR(信号対雑音干渉比)などのチャネル特性をさらに推定することが可能である。次に、RXプロセッサ2660は、推定されたチャネル特性をプロセッサ2670に供給することが可能である。一例において、RXプロセッサ2660および/またはプロセッサ2670は、システムに関する「動作」SNRの推定をさらに導き出すことが可能である。その場合、プロセッサ2670は、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する情報を備えることが可能なCSI(チャネル状態情報)をもたらすことが可能である。この情報は、例えば、動作SNRを含むことが可能である。次に、このCSIが、TXデータデータプロセッサ2618によって処理され、変調器2680によって変調され、トランシーバ2654aないし2654rによって調整され、さらに送信機システム2610に送り返されることが可能である。さらに、受信機システム2650におけるデータソース2616が、TXデータプロセッサ2618によって処理されるべきさらなるデータを供給することが可能である。
送信機システム2610に戻ると、次に、受信機システム2650からの変調された信号が、アンテナ2624によって受信され、トランシーバ2622によって調整され、復調器2640によって復調され、RXデータプロセッサ2642によって処理されて、受信機システム2650によって報告されたCSIが回復されることが可能である。一例において、次に、報告されたCSIは、プロセッサ2630に供給されて、1つまたは複数のデータストリームに関して使用されるべきデータ転送速度、ならびに符号化スキームおよび変調スキームを決定するのに使用されることが可能である。次に、決定された符号化スキームおよび変調スキームが、量子化のため、および/または受信機システム2650への後の送信の際に使用するためにトランシーバ2622に供給されることが可能である。さらに、かつ/または代替として、報告されたCSIは、プロセッサ2630によって、TXデータプロセッサ2614およびTX MIMOプロセッサ2620のための様々な制御を生成するのに使用されることが可能である。別の例において、RXデータプロセッサ2642によって処理されたCSIおよび/または他の情報は、データシンク2644に供給されることが可能である。
一例において、送信機システム2610におけるプロセッサ2630、および受信機システム2650におけるプロセッサ2670が、それぞれのシステムにおける動作を導く。さらに、送信機システム2610におけるメモリ2632、および受信機システム2650におけるメモリ2672が、それぞれ、プロセッサ2630および2670によって使用されるプログラムコードおよびデータに関するストレージを提供することが可能である。さらに、受信機システム2650において、様々な処理技術が、N個の受信された信号を処理して、N個の送信されたシンボルストリームを検出するのに使用されることが可能である。これらの受信機処理技術には、等化技術とも呼ばれることが可能な空間受信機処理技術および時空間受信機処理技術、および/または「連続干渉除去」受信機処理技術もしくは「連続除去」受信機処理技術とも呼ばれることが可能な、「連続ゼロ化/等化および干渉除去」受信機処理技術が含まれることが可能である。
図27は、ネットワーク環境内でアクセスポイント基地局を展開することを可能にする例示的な通信システム2700を示す。図27に示される通り、システム2700は、例えば、HNB(ホームノードBユニット)2710などの複数のアクセスポイント基地局(例えば、フェムトセルまたはHNB)を含むことが可能である。一例において、それぞれのHNB2710は、例えば、1つまたは複数のユーザ住宅2730などの対応する小規模ネットワーク環境に設置されることが可能である。さらに、それぞれのHNB2710は、関連するUE2720および/または外部のUE2720にサービスを提供するように構成されることが可能である。一態様によれば、それぞれのHNB2710が、DSLルータ、ケーブルモデム、および/または別の適切なデバイス(図示せず)を介してインターネット2740および移動体事業者コアネットワーク2750に結合されることが可能である。一態様によれば、フェムトセルまたはHNB2710の所有者が、移動体事業者コアネットワーク2750を介して提供される、例えば、3G/4G移動体サービスなどの移動体サービスに加入することが可能である。したがって、UE2720は、マクロセルラ環境2760と住宅小規模ネットワーク環境の両方において動作することができるようにされることが可能である。
一例において、UE2720は、マクロセル移動体ネットワーク2760に加えて、フェムトセルまたはHNB2710(例えば、対応するユーザ住宅2730内に存在するHNB2710)のセットによるサービスも受けることが可能である。本明細書で使用され、さらに当技術分野で一般に使用される通りのホームフェムトセルは、ATまたはUEが動作することを許可されている基地局であり、ゲストフェムトセルは、ATまたはUEが動作することを一時的に許可されている基地局を指し、さらに外部フェムトセルは、ATまたはUEが動作することを許可されていない基地局である。一態様によれば、フェムトセルまたはHNB2710は、それぞれのマクロセル周波数と重なることが可能な単一の周波数上、または複数の周波数上に展開されることが可能である。
本明細書で説明される態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、または以上の任意の組合せによって実施されることが可能であることを理解されたい。システムおよび/または方法が、ソフトウェア、ミドルウェアもしくはマイクロコード、プログラムコードもしくはコードセグメントで実施される場合、これらのシステムおよび/または方法は、ストレージコンポーネントなどのマシン可読媒体の中に格納されることが可能である。コードセグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、またはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことが可能である。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容を送ること、および/または受け取ることによって、別のコードセグメント、またはハードウェア回路に結合されることが可能である。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ受渡し、トークン受渡し、ネットワーク伝送などを含む任意の適切な手段を使用して送られる、転送される、または送信されることが可能である。
ソフトウェア実施形態の場合、本明細書で説明される技術は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)を使用して実施されることが可能である。ソフトウェアコードは、メモリユニットの中に格納されて、プロセッサによって実行されることが可能である。メモリユニットは、プロセッサの内部に実装されることも、プロセッサの外部に実装されることも可能であり、プロセッサの外部に実装される場合、メモリユニットは、当技術分野で知られている様々な手段を介してプロセッサに通信するように結合されることが可能である。
以上に説明してきたことには、1つまたは複数の態様の実施例が含まれる。もちろん、前述した態様を説明する目的でコンポーネントまたは方法の考えられるすべての組合せを説明することは可能でないが、様々な態様のさらなる多数の組合せおよび置換が可能であることを、当業者は理解することができよう。したがって、説明される態様は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲に含まれるすべてのそのような変更、変形、および変種を包含することを意図している。さらに、「含む」という用語が、詳細な説明または特許請求の範囲において使用される限りで、そのような用語は、請求項におけるつなぎの語として使用される際に解釈される場合の「備える」という用語と同様に包含的であることを意図している。さらに、詳細な説明または特許請求の範囲において使用される「または」という用語は、「非排他的なまたは」であることが意図されている。

Claims (75)

  1. 無線通信システムによって利用される通信チャネルを識別することと、
    干渉する1つまたは複数の基地局を検出することと、
    前記通信チャネルを介して、検出された干渉するそれぞれの基地局に干渉低減要求を送信することと、
    を備える方法。
  2. 所望されるサービング基地局を識別することと、
    前記所望されるサービング基地局にアクセス要求を送信することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記干渉低減要求を送信することは、アクセス要求を前記送信することと同時に実行される、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記通信チャネルは、前記干渉する1つまたは複数の基地局に共通である請求項1に記載の方法。
  5. 前記通信チャネルと関係する情報は、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)、プリアンブルチャネル、SIB(システム情報ブロック)、またはPBCH(一次ブロードキャストチャネル)のうちの少なくとも1つから取得される請求項4に記載の方法。
  6. 前記送信することは、前記通信チャネルを介して、検出された干渉するそれぞれの基地局にユニキャスト干渉低減要求を送信することを備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記送信することは、
    高い量の干渉を生じさせる基地局を選択することと、
    少なくとも部分的に、前記選択された基地局からの通信を観測することによって、前記選択された基地局のチャネル特性を識別することと、
    前記選択された基地局に、その選択された基地局の識別されたチャネル特性を使用して、干渉低減要求を送信することと、
    をさらに備える請求項6に記載の方法。
  8. 前記基地局を選択すること、チャネル特性を識別すること、および前記選択された基地局に干渉低減要求を送信することは、少なくともしきい値量の干渉を生じさせているとして識別されたそれぞれの基地局に関して繰り返される、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記送信することは、時間再利用パターンに従って検出された干渉するそれぞれの基地局に干渉低減要求を送信すること、
    を備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記干渉低減要求は、R−SRUM(逆方向リンク特別リソース利用メッセージ)である、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記送信することは、L1(層1)シグナリングまたはL3(層3)シグナリングのうちの少なくとも1つを使用して、検出された干渉するそれぞれの基地局に干渉低減要求を送信すること、
    を備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記干渉低減要求は、干渉が観測されたリソースをクリアすることを求める要求を備え、前記リソースは、制御リソースまたはデータリソースのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の方法。
  13. 前記干渉が観測されたリソースは、時間における少なくとも1つのサブフレーム、または周波数における少なくとも1つのサブバンドを備える、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記送信することは、前記通信チャネルを介して、検出された干渉するそれぞれの基地局に1つまたは複数のブロードキャスト干渉低減要求を送信することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  15. 所望されるサービング基地局、および前記ダウンリンクで前記所望されるサービング基地局を相手に通信が行われるべきリソースのセットを選択することをさらに備え、
    前記送信することは、検出された干渉するそれぞれの基地局に、リソースの前記選択されたセットと関係する情報を指定する1つまたは複数の干渉低減要求を送信することをさらに備える、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記1つまたは複数の干渉低減要求は、前記所望されるサービング基地局のIDをさらに指定する、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記1つまたは複数の干渉低減要求は、前記1つまたは複数の干渉低減要求が送信される送信電力レベルをさらに指定する、
    請求項15に記載の方法。
  18. 前記送信することに先立って、前記1つまたは複数のブロードキャスト干渉低減要求をそれぞれのアクセス要求メッセージの中に埋め込むことをさらに備える、
    請求項14に記載の方法。
  19. 前記通信チャネルは、LRA(低再利用アクセス)チャネルである、
    請求項1に記載の方法。
  20. 前記送信することは、
    LRP(低再利用プリアンブル)送信のために指定されたダウンリンク帯域幅上で少なくとも1つの基地局によって送信されたLRPメッセージを検出することと、
    前記LRPメッセージの検出の後にあらかじめ定義された期間が満了すると、干渉低減要求シグナリングまたはアクセス要求シグナリングのために確保されたアップリンク帯域幅上で1つまたは複数の干渉低減要求を送信することと、
    を備える請求項1に記載の方法。
  21. 通信チャネル、および無線通信装置に妨害を生じさせている少なくとも1つの基地局と関係するデータを格納するメモリと、
    前記通信チャネルを介して前記少なくとも1つの基地局にそれぞれのリソースクリア要求を送信するように構成されたプロセッサと、
    を備える無線通信装置。
  22. 前記メモリは、所望されるサービング基地局と関係するデータをさらに格納し、前記プロセッサは、前記所望されるサービング基地局にアクセス要求コマンドを送信するようにさらに構成される、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  23. 前記通信チャネルは、前記少なくとも1つの基地局、および前記無線通信装置に共通である、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  24. 前記プロセッサは、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)、プリアンブルチャネル、SIB(システム情報ブロック)、またはPBCH(一次ブロードキャストチャネル)のうちの少なくとも1つから、前記共通の通信チャネルと関係する情報を取得するようにさらに構成される、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  25. 前記プロセッサは、前記通信チャネルを介して前記少なくとも1つの基地局にそれぞれのユニキャストリソースクリア要求を送信するようにさらに構成される、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  26. 前記プロセッサは、前記無線通信装置に高い量の妨害を生じさせる基地局を選択し、少なくとも部分的に、前記選択された基地局からの通信を観測することによって、前記選択された基地局のチャネル特性を識別し、前記選択された基地局に、該選択された基地局の識別されたチャネル特性を使用することによって、リソースクリア要求を送信するようにさらに構成される、
    請求項25に記載の無線通信装置。
  27. 前記プロセッサは、基地局の選択、前記選択された基地局のチャネル特性の識別、前記無線通信装置に少なくともしきい値量の妨害を生じさせているとして識別されたそれぞれの基地局に関するリソースクリア要求の送信、を繰り返すように構成される、
    請求項26に記載の無線通信装置。
  28. 前記プロセッサは、時間再利用パターンに従って前記少なくとも1つの基地局にそれぞれのリソースクリア要求を送信するようにさらに構成される、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  29. 前記プロセッサは、L1(層1)シグナリングまたはL3(層3)シグナリングのうちの少なくとも1つを使用してそれぞれのリソースクリア要求を送信するようにさらに構成される、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  30. それぞれのリソースクリア要求は、妨害が観測された、所望される通信リソースのセットを指定し、所望される通信リソースの前記セットは、制御リソースまたはデータリソースのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  31. 所望される通信リソースの前記セットは、時間における少なくとも1つのサブフレーム、または周波数における少なくとも1つのサブバンドを備える、
    請求項30に記載の無線通信装置。
  32. 前記プロセッサは、前記通信チャネルを介して前記少なくとも1つの基地局にそれぞれのブロードキャストリソースクリア要求を送信するようにさらに構成される、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  33. 前記メモリは、所望されるサービング基地局、およびリソースの関連するセットと関係するデータをさらに格納し、前記プロセッサは、前記所望されるサービング基地局のID、およびリソースの前記関連するセットを含むリソースクリア要求を構成するようにさらに構成される、
    請求項32に記載の無線通信装置。
  34. 前記メモリは、送信電力設定と関係するデータをさらに格納し、前記プロセッサは、前記送信電力設定によって指定された送信電力レベルで前記それぞれのブロードキャストリソースクリア要求を送信するようにさらに構成される、
    請求項32に記載の無線通信装置。
  35. 前記プロセッサは、リソースクリア要求をアクセス要求メッセージの中に埋め込むようにさらに構成される、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  36. 前記通信チャネルは、LRA(低再利用アクセス)チャネルである、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  37. 前記プロセッサは、LRP(低再利用プリアンブル)送信のために指定されたダウンリンクリソース上で少なくとも1つの基地局によって送信されたLRPメッセージを検出し、前記LRPメッセージの検出の後にあらかじめ定義された期間が満了すると、アクセス要求またはリソースクリア要求のために確保されたアップリンク上で1つまたは複数のリソースクリア要求を送信するようにさらに構成される、
    請求項21に記載の無線通信装置。
  38. 1つまたは複数の干渉するノードBを識別するための手段と、
    リソース分割シグナリングのために指定された通信チャネルを識別するための手段と、
    それぞれに識別された干渉するノードBにリソース利用シグナリングを送信するための手段と、
    を備え、前記リソース利用シグナリングは、前記干渉するそれぞれのノードBによって確保されることが要求されるリソースのセットを指定する、装置。
  39. 通信チャネルを前記識別するための手段は、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)、プリアンブルチャネル、SIB(システム情報ブロック)、またはPBCH(一次ブロードキャストチャネル)の1つまたは複数を介して取得された情報に基づいて前記通信チャネルを識別するための手段を備える、
    請求項38に記載の装置。
  40. 前記送信するための手段は、識別されたそれぞれのノードBにユニキャストリソース利用シグナリングを送信するための手段を備える、
    請求項38に記載の装置。
  41. 前記送信するための手段は、
    高い量の妨害を生じさせるノードBを選択するための手段と、
    前記選択されたノードBからのチャネルパラメータを観測するための手段と、
    前記観測されたチャネルパラメータを使用して、前記選択されたノードBにリソース利用シグナリングを送信するための手段と、
    をさらに備える請求項40に記載の装置。
  42. 前記選択するための手段、観測するための手段、および前記選択されたノードBにリソース利用シグナリングを送信するための手段は、少なくともしきい値量の干渉が観測されたそれぞれのノードBに関して利用される、
    請求項41に記載の装置。
  43. 前記送信するための手段は、L1(層1)シグナリングまたはL3(層3)シグナリングのうちの少なくとも1つを使用して、識別されたそれぞれのノードBにリソース利用シグナリングを送信するための手段を備える、
    請求項38に記載の装置。
  44. 前記干渉するそれぞれのノードBによって確保されることが要求されるリソースの前記セットは、制御リソースまたはデータリソースのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項38に記載の装置。
  45. 前記干渉するそれぞれのノードBによって確保されることが要求されるリソースの前記セットは、時間における少なくとも1つのサブフレーム、または周波数における少なくとも1つのサブバンドを備える、
    請求項38に記載の装置。
  46. 前記送信するための手段は、識別されたそれぞれのノードBにブロードキャストリソース利用シグナリングを送信するための手段を備える、
    請求項38に記載の装置。
  47. 通信が確立されるべき相手のノードBを識別するための手段をさらに備え、前記送信するための手段は、通信が確立されるべき相手の前記ノードB、および前記干渉するそれぞれのノードBによって確保されるように要求されるリソースの前記セットを指定するリソース利用シグナリングを送信するための手段をさらに備える、
    請求項46に記載の装置。
  48. 前記リソース利用シグナリングは、前記リソース利用シグナリングが送信される送信電力レベルを指定する、
    請求項46に記載の装置。
  49. アクセス要求メッセージに前記リソース利用シグナリングをオーバロードするための手段をさらに備える、
    請求項38に記載の装置。
  50. 前記送信するための手段は、
    LRP(低再利用プリアンブル)送信のために指定されたダウンリンクリソース上で少なくとも1つのノードBによって送信されたLRPメッセージを検出するための手段と、
    前記LRPメッセージの検出の後にあらかじめ定義された期間が満了すると、アクセス要求シグナリングまたはリソース利用シグナリングのために確保されたアップリンクリソース上でリソース利用シグナリングを送信するための手段と、
    を備える請求項38に記載の装置。
  51. コンピュータに通信チャネルを識別させるためのコードと、
    コンピュータに、リソースの所定のセット上で干渉を生じさせる1つまたは複数のeNB(進化型ノードB)を識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記通信チャネルを介して、識別された干渉するeNBに、リソースの前記所定のセットをクリアすることを要求するそれぞれのリソース利用メッセージを送信させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ可読媒体を備える、
    コンピュータプログラム製品。
  52. コンピュータに通信チャネルを識別させるための前記コードは、コンピュータに、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)、プリアンブルチャネル、SIB(システム情報ブロック)、またはPBCH(一次ブロードキャストチャネル)のうちの少なくとも1つから取得された情報に基づいて、前記通信チャネルを識別させるためのコードを備える、
    請求項51に記載のコンピュータプログラム製品。
  53. コンピュータに送信させるための前記コードは、コンピュータに、前記識別された干渉するeNBにそれぞれのユニキャストリソース利用メッセージを送信させるためのコードを備える、
    請求項51に記載のコンピュータプログラム製品。
  54. コンピュータに送信させるための前記コードは、
    コンピュータに、第1の干渉するeNBを選択させるためのコードと、
    コンピュータに、前記第1の干渉するeNBのチャネル特性を識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記第1の干渉するeNBにリソース利用メッセージを送信させるためのコードと、
    をさらに備える請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。
  55. コンピュータに送信させるための前記コードは、前記第1のeNBによってリソースの前記所定のセットがクリアされると、コンピュータに、少なくとも第2の干渉するeNBによる前記リソースの所定のセットのクリアを要求させるためのコードをさらに備える、
    請求項54に記載のコンピュータプログラム製品。
  56. コンピュータに送信させるための前記コードは、コンピュータに、L1(層1)シグナリングまたはL3(層3)シグナリングのうちの少なくとも1つを使用して、識別された干渉するeNBにそれぞれのリソース利用メッセージを送信させるためのコードを備える、
    請求項51に記載のコンピュータプログラム製品。
  57. 前記リソースの所定のセットは、制御リソースまたはデータリソースのうちの少なくとも1つを備え、前記制御リソースまたは前記データリソースは、時間における少なくとも1つのサブフレーム、または周波数における少なくとも1つのサブバンドを備える、
    請求項51に記載のコンピュータプログラム製品。
  58. コンピュータに送信させるための前記コードは、コンピュータに、前記識別された干渉するeNBにそれぞれのブロードキャストリソース利用メッセージを送信させるためのコードを備える、
    請求項51に記載のコンピュータプログラム製品。
  59. コンピュータに送信させるための前記コードは、
    コンピュータに、送信電力を選択させるためのコードと、
    コンピュータに、前記送信電力の指標を備えるリソース利用メッセージを構築させるためのコードと、
    コンピュータに、前記選択された送信電力で前記リソース利用メッセージを送信させるためのコードと、
    を備える請求項58に記載のコンピュータプログラム製品。
  60. 前記コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、リソース利用メッセージをアクセス要求メッセージの中に埋め込むようにさせるためのコードをさらに備える、
    請求項51に記載のコンピュータプログラム製品。
  61. コンピュータに送信させるための前記コードは、
    コンピュータに、LRP(低再利用プリアンブル)送信のために指定されたダウンリンク帯域幅上で少なくとも1つのeNBによって送信されたLRPメッセージを検出させるためのコードと、
    コンピュータに、前記LRPメッセージの検出の後にあらかじめ定義された期間が満了すると、アクセス要求メッセージまたはリソース利用メッセージのために確保されたアップリンク帯域幅上でリソース利用メッセージを送信させるためのコードと、
    を備える請求項51に記載のコンピュータプログラム製品。
  62. 端末から干渉低減要求を受信することと、
    前記干渉低減要求の中で与えられたダウンリンク通信リソースのセットを識別することと、
    前記端末にもたらされた干渉の量を計算することと、
    前記端末にもたらされた干渉の前記量があらかじめ定義されたしきい値を超えたと判定すると、前記干渉低減要求の中で与えられたダウンリンク通信リソースの前記セットを確保することと、
    を備える方法。
  63. 前記識別することは、前記干渉低減要求の中で与えられた送信パラメータのセットを識別することを備え、
    前記計算することは、前記干渉低減要求の中で与えられた送信パラメータの前記セットに少なくとも部分的に基づいて、前記端末にもたらされた干渉の量を計算することを備える、
    請求項62に記載の方法。
  64. 前記干渉低減要求の中で与えられた送信パラメータの前記セットは、前記干渉低減要求の送信のために使用された送信電力レベルを備える、
    請求項63に記載の方法。
  65. 前記計算することは、
    前記干渉低減要求が受信された電力レベルを測定することと、
    前記測定された電力レベルを、前記干渉低減要求の中で与えられた前記送信電力レベルと比較することと、
    前記比較に基づいて、前記端末にもたらされた干渉の量を計算することと、
    を備える請求項64に記載の方法。
  66. 前記受信することは、前記干渉低減要求が埋め込まれているアクセス要求を受信することを備える、
    請求項62に記載の方法。
  67. UE(ユーザ機器ユニット)と関係するデータ、および前記UEから受信されたリソース利用メッセージを格納するメモリと、
    前記リソース利用メッセージの中で指定されたダウンリンク通信リソースのセットを識別し、前記リソース利用メッセージに基づいて、前記無線通信装置が前記UEに被らせている干渉の量を計算し、干渉の前記計算された量がしきい値以上であると判定すると、ダウンリンク通信リソースの前記セットを取っておくように構成されたプロセッサと、
    を備える無線通信装置。
  68. 前記プロセッサは、前記リソース利用メッセージの中で指定された送信パラメータのセットを識別し、送信パラメータの前記セットに少なくとも部分的に基づいて、前記無線通信装置が前記UEに被らせている干渉の量を計算するようにさらに構成される、
    請求項67に記載の無線通信装置。
  69. 送信パラメータの前記セットは、前記リソース利用メッセージの送信のために前記UEによって使用された送信電力レベルを備え、前記プロセッサは、前記リソース利用メッセージが前記UEから受信された受信電力レベルを識別し、前記識別された受信電力レベルを、前記指定された送信電力レベルと比較し、前記比較に基づいて、前記UEにもたらされた干渉の前記量を計算するようにさらに構成される、
    請求項68に記載の無線通信装置。
  70. 前記UEから受信される前記リソース利用メッセージは、アクセス要求メッセージの中に含められる、
    請求項67に記載の無線通信装置。
  71. 端末からアクセスシグナリングを受信するための手段と、
    前記アクセスシグナリングの中で指定されたリソースセットを識別するための手段と、
    装置によって前記端末にもたらされた干渉を計算するための手段と、
    前記計算された干渉がしきい値を満たす、または超える場合、前記アクセスシグナリングの中で指定された前記リソースセットの中のリソースを取っておくための手段と、
    を備える装置。
  72. 前記アクセスシグナリングの中で指定された送信電力レベルを識別するための手段をさらに備え、
    前記計算するための手段は、
    前記識別された送信電力レベルを、前記アクセスシグナリングの受信された電力と比較するための手段と、
    前記比較に基づいて、前記装置によって前記端末にもたらされた干渉を計算するための手段と、
    を備える請求項71に記載の装置。
  73. 前記アクセスシグナリングは、1つまたは複数のアクセス要求コマンドを備える、
    請求項71に記載の装置。
  74. コンピュータに、UE(ユーザ機器ユニット)、および前記UEから受信されたアクセス要求メッセージを識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記アクセス要求メッセージから通信リソースの所望されるセットと関係する情報を抽出させるためのコードと、
    コンピュータに、前記UEにもたらされた干渉の量を算出させるためのコードと、
    前記干渉の算出された量が、干渉のあらかじめ定義された容認できる量以上であると判定すると、コンピュータに、前記アクセス要求メッセージの中で指定された前記リソースの所望されるセットを取っておくようにさせるためのコードと、
    を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
  75. 前記コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、前記アクセス要求メッセージから送信電力パラメータを抽出させるためのコードをさらに備え、
    コンピュータに前記算出させるためのコードは、少なくとも部分的に、前記アクセス要求メッセージから抽出された前記送信電力パラメータを、前記アクセス要求メッセージが受信された電力と比較することによって、コンピュータに、前記UEにもたらされた干渉の量を算出させるためのコードを備える、
    請求項74に記載のコンピュータプログラム製品。
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