JP2011527166A - フェムト・セルの存在下における干渉キャンセルをともなうシステム獲得 - Google Patents

フェムト・セルの存在下における干渉キャンセルをともなうシステム獲得 Download PDF

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Abstract

干渉するセルの存在化においてセルの獲得を容易にするシステムおよび方法が記載される。ユーザ機器ユニット(UE)に近接する所望されないセルは、所望されるセルの検出を阻止しうる。例えば、UEの近傍のフェムト・セルは、マクロ・セルの検出および獲得と干渉しうる。UEは、所望されないセルを検出し、所望されないセルによって送信された信号の推定値を再構築しうる。この推定値は、所望のセルの獲得を容易にするために、受信信号からの干渉をキャンセルするために適用される。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2008年7月2日に出願され“SYSTEM ACQUISITION WITH INTERFERENCE CANCELLATION IN THE PRESENCE OF FEMTOCELLS”と題された米国仮出願61/077,538号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の記載は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、モバイル・デバイスが、1または複数のフェムト・セルの存在下においてセルを獲得するために、干渉キャンセル・メカニズムを提供することを可能にすることに関する。
無線通信システムは、例えば音声およびデータのようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、(例えば、帯域幅、送信電力などのような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどを含む。さらに、これらシステムは、例えば第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPP2、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)、LTEアドバンスト(LTE−A)等のような仕様に準拠しうる。
高レート・サービスおよびマルチメディア・データ・サービスに対する需要が急速に増大するとともに、増強されたパフォーマンスを備えた効率的かつロバストな通信システムの実現に向けた努力がなされている。例えば、近年、ユーザは、固定線通信をモバイル通信と置き換え、優れた音声品質、信頼できるサービス、および低価格をますます要求し始めた。
現在使用されているモバイル電話ネットワークに加えて、小さな基地局からなる新たなクラスが出現してきた。これらは、ユーザの住宅に設置され、既存のブロードバンド・インターネット接続を用いて、屋内無線通信範囲をモバイル・ユニットに提供する。そのような個人的な小型の基地局は、一般に、アクセス・ポイント基地局、あるいは、ホーム・ノードB(HNB)またはフェムト・セルとして知られている。一般に、そのような小型の基地局は、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブル・モデム等を経由して、インターネットおよびモバイル・オペレータのネットワークに接続される。
無線通信システムは、システム内のそれぞれの場所のための有効通信範囲を提供する一連の無線アクセス・ポイントを含むように構成されうる。そのようなネットワーク構成は一般に、セルラ・ネットワーク構成と称され、ネットワーク内においてサービス提供するアクセル・ポイントおよび/またはその所在地は、一般にセルと称される。
信号強度は一般に、通信距離が長くなると減少するので、ネットワーク・ユーザは、さまざまな環境の下、ユーザから遠く離れて位置するセルに比べて、ユーザに物理的に近くに位置するセルとの間で、実質的に強い信号を交換しうる。しかしながら、さまざまな理由で、ユーザは、ユーザに最も近いセルを通って無線通信システムと通信することができない。例えば、ネットワーク内のそれぞれのセルの能力の違いにより、ユーザに最も近いセルは、ユーザに対して所望のサービスを提供することができないか、あるいは、遠くに離れているセルよりも低い品質でしかサービスを提供することができない。別の例として、ユーザに対して最も近いセルは、制限されたアクセスしか有しておらず、ユーザは、このセルに接続することが許可されていない。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、そのような実施形態の簡単な概略を示す。この概要は、考えられるすべての実施形態の広範囲な概観ではなく、すべての実施形態の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたはすべての実施形態のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の実施形態のいくつかの概念を表すことである。
態様によれば、システム獲得中に干渉キャンセルを適用することを容易にする方法が記載される。この方法は、無線通信ネットワークにおける少なくとも1つの所望されないセルを発見することを含みうる。この方法はまた、少なくとも1つの所望されないセルによって送信された信号を推定することを含みうる。さらに、この方法は、推定された信号を、受信合計信号から引き去ることによって、クリーンな信号を生成することを備えうる。さらに、この方法は、クリーンな信号を用いて、無線通信ネットワークにおける所望のセルを獲得することを含みうる。
本明細書で記載された第2の態様は、装置に関する。この装置は、干渉する基地局によって送信された信号を識別する検出モジュールを備えうる。この装置はまた、干渉する基地局によって送信された信号の近似値(approximation)を生成する推定モジュールを含みうる。さらに、この装置は、受信合計信号から、信号の近似値を引き去るキャンセル・モジュールを備えうる。
第3の態様は、干渉キャンセルを容易にする無線通信装置に関する。この無線通信装置は、無線通信ネットワークにおける少なくとも1つの所望されないセルを発見する手段を備えうる。この無線通信装置はさらに、少なくとも1つの所望されないセルによって送信された信号を推定する手段を含みうる。それに加えて、この無線通信装置は、推定された信号を、受信合計信号から引き去ることによって、クリーンな信号を生成する手段を備えうる。この無線通信装置はまた、クリーンな信号を用いて、無線通信ネットワークにおける所望のセルを獲得する手段を含みうる。
本明細書に記載された第4の態様は、少なくとも1つのコンピュータに対して、干渉する基地局によって送信された信号を識別させるためのコードを備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、干渉する基地局によって送信された信号の信号近似値を生成させるためのコードを含みうる。それに加えて、このコンピュータ読取可能媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、受信合計信号から、信号近似値をキャンセルさせるためのコードを含みうる。
第5の態様は、無線通信ネットワークにおける少なくとも1つの所望されないセルを発見するように構成されたプロセッサを備える無線通信装置に関する。このプロセッサはさらに、少なくとも1つの所望されないセルによって送信された近似信号を再構築するように構成されうる。加えて、このプロセッサは、受信合計信号から、近似信号を引き去ることによって、クリーンな信号を生成するように構成されうる。このプロセッサはさらに、クリーンな信号を用いて、無線通信ネットワークにおける所望のセルを獲得するように構成されうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され、特許請求の範囲において特に指摘されている特徴を備える。次の記載および添付図面は、1または複数の実施形態のある実例となる態様を詳細に記載する。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちの僅かしか示しておらず、記載された実施形態は、そのような全ての局面およびそれらの均等物を示すことが意図されている。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの実例である。 図2は、本明細書で述べられたさまざまな態様にしたがう無線通信システムを例示する。 図3は、さまざまな態様にしたがって、干渉するセルの存在下における基地局の獲得を容易にするシステムを例示する。 図4は、さまざまな態様にしたがって、基地局の獲得を可能にするために、受信した信号から干渉をキャンセルすることを容易にする無線通信システムを例示する。 図5は、さまざまな態様にしたがって干渉する基地局のキャンセルを容易にするシステムの実例である。 図6は、さまざまな態様にしたがって、干渉の存在下におけるセルの獲得を容易にする方法の実例である。 図7は、さまざまな態様にしたがって、所望されない強いセルからの信号のキャンセルを容易にする方法の実例である。 図8は、態様にしたがって、干渉キャンセルを可能にするシステムの実例である。 図9は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうる無線通信デバイスのブロック図である。 図10は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうる無線通信デバイスのブロック図である。 図11は、本明細書に記載されたさまざまな態様が機能しうる無線通信システムを例示するブロック図である。 図12は、ネットワーク環境内にアクセス・ポイント基地局を配置することを可能にする通信システムを例示する。
さまざまな実施形態が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。次の記述では、説明の目的のために、多数の特定の詳細が、1または複数の実施形態についての完全な理解を提供するために記述される。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明からである。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのようなコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、複数のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを経由して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、集積回路、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、複数のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを経由して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、さまざまな態様は、本明細書において、無線端末および/または基地局に関して記載される。無線端末は、ユーザに音声および/またはデータ接続を提供するデバイスを称しうる。無線端末は、例えばラップトップ・コンピュータまたはデスクトップ・コンピュータのようなコンピュータ・デバイスに接続されるか、あるいは、例えば携帯情報端末(PDA)のような自己完結型デバイスでありえる。無線端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、遠隔局、アクセス・ポイント、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザー・デバイス、あるいはユーザ機器(UE)とも称されうる。無線端末は、加入者局、無線デバイス、セルラ電話、PCS電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。基地局(例えばアクセス・ポイントあるいはノードB)は、1または複数のセクタを介して、オーバ・ザ・エアによって無線端末と通信するアクセス・ネットワーク内のデバイスを称しうる。基地局は、受信したエア・インタフェース・フレームをIPパケットに変換することによって、インターネット・プロトコル(IP)ネットワークを含みうるアクセス・ネットワークの無線端末とその他との間のルータとして動作することができる。基地局はまた、このエア・インタフェースのための属性管理をも調整する。
さらに、本明細書に記載のさまざまな機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはこれらの組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能はコンピュータ読取可能媒体に格納されうるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることが可能なあらゆる利用可能な媒体でありうる。例として、限定することなく、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、ディジタル多目的ディスク(disc)(DVD)、フロッピ(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)(BD)を含んでいる。ここで、diskは通常磁気的にデータを再生し、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
本明細書に記載されたさまざまな技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムのために使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。さらに、CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記述されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)からの文書に記載されている。さらに、そのような無線通信システムは、しばしばアンペア(unpaired)な無許可のスペクトルを用いるピア・トゥ・ピア(例えば、モバイル・トゥ・モバイル)アド・ホック・ネットワーク・システム、802xx無線LAN、Bluetooth(登録商標)、および、その他任意の短距離または長距離の無線通信技術を含みうる。
多くのデバイス、構成要素、モジュール等を含みうるシステムの観点から、さまざまな態様が示されるだろう。さまざまなシステムが、追加のデバイス、構成要素、モジュール等を含みうるか、および/または、図面に関連して説明されたデバイス、構成要素、モジュール等の必ずしもすべてを含んでいる訳ではないことが理解され認識されるべきである。これらのアプローチの組み合わせもまた使用されうる。
図1に示すように、本明細書に記載されたさまざまな実施形態にしたがった無線通信システム100が例示されている。システム100は、多数のアンテナ・グループを含みうるeNB102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2つのアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。eNB102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって認識されるように、信号の送信および受信に関連付けられた複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)に関連付けられた複数の構成要素を備えうる。
eNB102は、UE116およびUE122のような1または複数のUEと通信することができる。しかしながら、eNB102は、UE116、122に類似した実質的に任意の数のUEと通信しうる。UE116、122は、例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピューティング・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100によって通信するその他任意の適切なデバイスでありうる。図示するように、UE116は、アンテナ112、114と通信し、アンテナ112、114は、ダウンリンク118によってUE116に情報を送信し、アップリンク120によってUE116から情報を受信する。さらに、UE122は、アンテナ104、106と通信し、アンテナ104、106は、ダウンリンク124によってUE122に情報を送信し、アップリンク126によってUE122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、ダウンリンク118は、アップリンク120によって使用されるものとは異なる周波数を利用し、ダウンリンク124は、アップリンク126によって適用されるものとは異なる周波数を適用する。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、ダウンリンク118およびアップリンク120が、共通の周波数帯域を利用し、ダウンリンク124およびアップリンク126は、共通の周波数帯域を利用しうる。
通信するように指定した領域および/またはアンテナからなるグループはおのおのの、eNB102のセクタと称されうる。例えば、アンテナ・グループは、eNB102によってカバーされた領域のセクタ内のUEと通信するように設計されうる。ダウンリンク118、124による通信では、eNB102の送信アンテナは、UE116、122に向けられたダウンリンク118、124の信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用しうる。さらに、eNB102が、関連する有効通信範囲にわたってランダムに分布しているUE116、122に送信するためにビームフォーミングを適用している間、近隣セルにおけるUEは、eNBが、すべてのUEに対して単一のアンテナで送信している場合と比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、UE116、122は、ピア・トゥ・ビアまたはアド・ホック技術(図示せず)を使用して、互いにダイレクトに通信しうる。
例によれば、システム100は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムでありうる。さらに、システム100は、例えばFDD、FDM、TDD、TDM、CDM等のような通信チャンネル(例えば、ダウンリンク、アップリンク)を分割するために実質的に任意のタイプのデュプレクス技術を利用しうる。さらに、通信チャンネルは、チャネルによって複数のデバイスまたはUEとの同時通信を可能にするために直交化されうる。この観点において、一例としてOFDMが利用されうる。したがって、チャネルは、期間にわたる周波数の部分に分割されうる。さらに、フレームは、期間の集合にわたる周波数の部分として定義され、例えば、フレームは、多くのOFDMシンボルを含みうる。eNB102は、さまざまなタイプのデータのために生成されうるチャネルによってUE116、122へ通信しうる。例えば、チャネルは、様々なタイプの一般的な通信データ、制御データ(例えば、他のチャネルのための品質情報、チャネルを介して受信されたデータのためのアクノレッジメント・インジケータ、干渉情報、基準信号等)等を通信するために生成されうる。
一例において、eNB102はマクロ・セルeNBでありえる。そして、フェムト・セルeNB、ピコ・セルeNB、中継ノード等のような小規模なeNB128が提供される。一例において、この小規模なeNB128は、eNB102のものと類似した技術を使用して、UEと通信しうる。例えば、小規模なeNB128は、ラジオ通信によるチャネルと同様に定義することができ、アップリンク134による受信を行いながら、ダウンリンク132によって例えばUE130のような1または複数のUEへ送信しうる。例えば、UE130は、小規模なeNB128の獲得を試みる際に、eNB102によってもたらされた干渉を受ける場合がある。あるいは、UE116および/またはUE122は、eNB102を経由してサービスの獲得を試みている間、小規模なeNB128からの干渉を受ける場合がある。例えば、eNB102からの信号よりも、小規模なeNB128からの信号の方が、UE116および/またはUE122に対してはるかに強く見えるように、小規模なeNB128は、UE116および/またはUE122に対して近接している場合がある。UE116、122は、この小規模なeNB128を検出し(例えば、スクランブリング符号を検出し)、小規模なeNB128によって送信された信号の推定値を生成しうる。この推定された信号は、eNB102による検出を容易にするために、受信合計信号から引き去られうる。
図2に示すように、多くのUEをサポートするように構成された無線通信システム200が例示される。このシステム200は、例えばマクロ・セル202A−202Gのような複数のセルのための通信を提供する。ここで、おのおののセルは、対応するeNB204A−204Gによってサービス提供される。例えば前述したように、マクロ・セル202A−202Gに関連するeNBs204A−204Gは、基地局またはその他のアクセス・ポイントでありうる。UE206A−206Iは、無線通信システム200の全体にわたる様々な位置に分散して示される。説明したように、UE206A−206Iのおのおのは、ダウンリンクおよび/またはアップリンクによって、1または複数のeNB204A−204Gと通信しうる。さらに、eNBs208A−208Cも示されている。これらは、例えば、フェムト・セルeNB、ピコ・セルeNB、中継ノード、モバイル基地局等のような小規模なeNBsであり、説明したように、特定のサービス位置に関連するサービスを提供する。UE206A−206Iは、さらにあるいはその代わりに、提供されたサービスを受信するために、これら小規模なeNB208A−208Cと通信しうる。無線通信システム200は、一例において、大規模な地理的領域にわたってサービスを提供しうる(例えば、マクロ・セル202A−202Gが、近隣の数ブロックをカバーし、小規模なeNBs208A−208Cが、例えば住宅、オフィス・ビル等説明したような領域に存在しうる。)。一例として、UE206A−206Iは、エアによって、および/または、バックホール接続によって、eNB204A−204Gおよび/または208A−208Cとの接続を確立しうる。
図3に移って、さまざまな態様にしたがって、干渉するセルの存在下における基地局(例えば、eノードB、eNB)の獲得を容易にする無線通信システム300が例示されている。図3が例示しているように、システム300は、1または複数のイボルブド・ノードB(eNB)320および/または330と通信しうる1または複数のユーザ機器ユニット(UE)310を含みうる。図3には、1つのUE310および2つのeNBs320、330だけしか例示されていないが、システム300は、任意の数のUE310および/またはeNB320、330を含みうることが認識されるべきである。さらに、システム300内のそれぞれのeNBが、例えばマクロ・セル、フェムト・セル(例えば、アクセス・ポイント基地局またはホーム・ノードB(HNB))に関連付けられた領域であるか、および/または、その他任意の適切なタイプの有効通信範囲領域のような任意の適切な有効通信範囲領域にサービス提供しうる。
1つの態様によれば、UE310は、UE310のためのサービス提供eNB(例えば、eNB320)として指定されているeNBと通信しうる。例えば、UE310は、eNB320への1または複数のアップリンク(UL、逆方向リンク(RL)とも称される)通信を行い、eNBは、UE310への1または複数のダウンリンク(DL、順方向リンク(FL)とも称される)通信を行う。システム300によって図示された例では、UE310とeNB320との間の通信は、実線を用いて示される。一例では、UE310とeNB320との間のアップリンク通信および/またはダウンリンク通信はさらに、例えばeNB330のような近くのeNBに対して干渉をもたらす。例えば、システム300内の複数のeNBの有効通信範囲領域がオーバラップする場合、複数のeNBの有効通信範囲間のオーバラップする領域に位置するUEは、UEの範囲内の1または複数のeNBに対する干渉をもたらし、これによって、UEは、さまざまな環境において通信することができなくなる。これは、例えば、UEがフェムト・セルの有効通信範囲領域内に位置する場合、フェムト・セルを含むシステム内で生じる。フェムト・セルは、マクロ・セルの有効通信範囲領域に組み込まれている。
1つの態様によれば、通信する距離が長くなると、一般に、信号強度は減少するので、UE310は、さまざまな環境において、UE310から遠く離れて位置するeNB320および/またはeNB330と比べて、UE310に物理的に近くに位置するeNB320および/またはeNB330と、実質的に強い信号を交換する。しかしながら、さまざまな要因によって、UE310は、システム300内での通信のために、UE310に対して最も近くにあるeNB320および/またはeNB330以外のeNB320および/またはeNB330を選択しうる。例えば、それぞれのeNBsの能力の違いの結果として、UEに最も近いeNBは、所望のサービスを提供することができないか、あるいは、遠くに位置するeNBよりも低い品質のサービスしか提供できないかもしれない。eNBの能力のそのような違いは、例えば、異なる送信電力レベル、バックホール実装、利用されるアンテナの数、デュプレクス能力(例えば、ハーフ・デュプレクス対フル・デュプレクス)等から生じうる。他の例として、UEに最も近いeNBは、制限されたアクセスしか持っておらず(例えば、eNBは、制限された関連ネットワークにしか対応しておらず)、UEは、このeNBに接続することが許可されていない。
一例において、UE310は、eNB320の獲得を試みるが、eNB330から高レベルの干渉を受けるかもしれない。例えば、eNB330は、一般に、通信ネットワーク内で低い電力のアクセス・ポイント基地局であるフェムト・セルに関連付けられているかもしれない。クローズされた加入者グループ(CSG)のメンバではない加入者(例えばUE310)がeNB330を経由して通信ネットワークに接続することが許可されないように、eNB330は、CSGを含みうる。別の例において、eNB330が、eNB320と同じキャリア周波数を用いて送信する結果、干渉が生じる。この干渉は、UE310がeNB320から信号を受信する能力を奪いうる。ある場合には、この干渉は、eNB320の検出および獲得を阻止するレベルに達しうる。例えば、UE310は、eNB330に近接しているものの、関連するCSGのメンバではないことがありうる。UE310がeNB330のCSGのメンバである場合、同様の干渉がeNB320によって引き起こされる場合があることが認識されるべきである。
態様によれば、eNB320と同じキャリア周波数を利用するeNB330が存在することによって干渉が生じる場合であっても、UE310は、eNB320へのアクセスを試みている場合、適切に機能するように構成されうる。例えば、UE310は、干渉キャンセル技術を適用しうる。UE310は、eNB330によって送信された信号を識別する検出モジュール312を含みうる。例えば、eNB330は、UE310に近接しているフェムト・セルまたはマクロ・セルであり、eNB320の獲得と干渉しうる。UE310は、検出されるとeNB330によって送信された信号の推定を生成する推定モジュール314を含む。例えば、推定モジュール314は、eNB330によって送信された信号と同様の信号を再生成するために、eNB330から受信した信号を符号化および変調しうる。UE310は、推定した信号を、受信合計信号から引き去る、すなわち、キャンセルする。これによって、クリーンな信号を生成するキャンセル・モジュール316を利用しうる。信号のキャンセルの後、UE310は、eNB320の検出を試みうる。一例において、UE310は、eNB320によって送信された基準信号、パイロット、および/または、同期を求めて探索しうる。さらに、UE310は、ブロードキャスト・チャネル、または、システム獲得に含まれるeNB320のその他のチャネルを復調しうる。
システム300においてさらに例示されるように、UE310は、プロセッサ317および/またはメモリ318を含みうる。これらは、検出モジュール312、推定モジュール314、キャンセル・モジュール316、および/または、UE310のその他任意の構成要素の機能のうちのいくつかまたはすべてを実現するために利用されうる。同様に、図3は、eNB320の機能のうちのいくつかまたはすべてを実現するプロセッサ322および/またはメモリ324を含みうるeNB320を例示する。図3には、eNB320のみがプロセッサ322とメモリ324を含んでいるように示されているが、eNB330がさらに、あるいは、別の方式で、同様にプロセッサおよび/またはメモリを実装しうることが認識されるべきである。
図4に示すように、さまざまな態様にしたがって、基地局の獲得を可能にするために、受信信号から干渉を除去することを容易にするシステム400が例示されている。システム400は、所望のセルの獲得を阻止する干渉を低減する信号キャンセル・メカニズムを利用するUE310を含む。UE310は、(例えばeノードB、ホーム・ノードB等のような)複数の基地局によって送信された信号を含む合計信号を取得する受信モジュール402を含みうる。基地局は、マクロ・セル、フェムト・セル、ピコ・セル等に関連付けられうる。一例において、UE310は、UE310が各加入者グループのメンバではないフェムト・セルに関連付けられた基地局に近接して位置しているマクロ・セルに関連付けられた基地局の獲得を試みる。したがって、UE310によって取得された合計信号は、フェムト・セルからの干渉を含み、これが、マクロ・セルの獲得を阻止する。別の例において、UE310は、フェムト・セルへのアクセスを所望するものの、マクロ・セルからの干渉を受ける。
受信モジュール402は、複数の基地局からの信号の受信を容易にするために、例えば、プロセッサ、アンテナ、復調器、デコーダ等のような構成要素および/またはデバイスを含みうる。受信合計信号は、(例えば、所望のセルに関連付けられていない基地局のような)干渉する基地局からの信号を検出する検出モジュール312へ提供されうる。一例では、検出モジュール312は、基地局の存在を検出するために、受信合計信号を分析しうる。検出された基地局が、所望のセルに関連付けられている場合、UE310はシステム獲得を続けることができる。しかしながら、所望されないセル(例えば、UE310が許可されないフェムト・セル、あるいはフェムト・セルと干渉しているマクロ・セル)は、所望のセルの検出を阻止する干渉を生成しうる。検出された基地局が、所望されないセルに関連付けられている場合、UE310は、干渉キャンセルを実行する。
UE310は、所望されないセルによって送信された信号と同様の推定信号すなわち近似信号を生成または再構築する推定モジュール314を含む。例えば、検出モジュール312は、所望されないセルによって適用されるスクランブリング符号を識別または発見しうる。推定モジュール314は、所望されないセルによって送信された信号の近似値を生成するためにスクランブリング符号を利用しうる。再構築された信号は、キャンセル・モジュール316へ提供されうる。キャンセル・モジュール316は、再構築された信号を、適切なスケーリングの後、受信合計から引き去り、引き去られた信号を生成する。これは、所望されないセルからの干渉をわずかしか含んでいない。キャンセル・モジュール316によって生成された引き去られた信号は、所望のセルを求める探索のためにUE310によって利用されうる。例えば、UE310は、同期(例えば、プライマリおよび/またはセカンダリ同期信号)信号、パイロット信号、および/または、所望されるセルによって送信された基準信号を識別する獲得モジュール404を適用しうる。適切な信号が識別されると、獲得モジュール404は、所望のセルとの同期を行い、ブロードキャスト・チャネルおよび/またはシステム獲得に関連付けられたその他のチャネルの受信および復調を行いうる。
図5に移って、干渉する基地局のキャンセルを容易にするシステム500が例示される。図5に関して、本明細書に記載されたキャンセル技術を利用するネットワーク構成の例としてシステム500が提供されており、特許請求の範囲は、そのようなネットワーク構成に限定されないことが認識されるべきである。
図5が例示するように、システム500は、関連付けられた有効通信範囲領域502を有するフェムト・セル510と、大きな有効通信範囲領域504に関連付けられたマクロ・セル520とを含みうる。一例において、フェムト・セル510の有効通信範囲領域502は、フェムト・セル510の有効通信範囲領域502がマクロ・セル520の有効通信範囲領域504内に全体的に含まれるように、マクロ・セル520の有効通信範囲領域504内に組み込まれうる。例えば、フェムト・セル510は、ユーザの住宅および/または類似の領域のための通信有効範囲を提供し、マクロ・セル520は、フェムト・セル510に関連付けられた住宅を含む住宅グループのための有効通信範囲を提供する。しかしながら、本明細書に記載された技術は、フェムト・セル510の有効通信範囲領域502が、マクロ・セル520の有効通信範囲領域504内に全体的に位置している必要は無く、しかも、本明細書に記載される技術は、複数のセルがある程度のオーバラップを有する場合に、所望のセルの獲得を容易にするために利用されうることが認識されるべきである。
1つの態様によれば、フェムト・セル510は、フェムト・セル510に関連付けられたクローズド加入者グループ(CSG)内のUEのみが、フェムト・セル510にアクセスすることが許可されるように、制限されたアクセス・ネットワークでありうる。アクセス制御は、例えばアクセス制約モジュール512によって、および/または、フェムト・セル510に関連付けられたその他任意の適切な構成要素によって、フェムト・セル510において実行されうる。したがって、フェムト・セル510内の有効通信範囲領域内の所与のUE310が、フェムト・セル510にアクセスすることが許可されていない場合、UE310は、代わりに、UE310が位置する領域のために有効通信範囲を提供するマクロ・セル520にアクセスすることが必要とされる。そのような例において、UE310は、フェムト・セル510の近くに存在しうるので、マクロ・セル520は、検出および/または獲得が困難になる。
したがって、UE310は、フェムト・セル510によって生成された干渉に対する干渉キャンセルを実行するために、検出モジュール312、推定モジュール314、キャンセル・モジュール316、および/または、その他任意の適切な機能を利用しうる。例えば、UE310は、マクロ・セル520の検出を容易にするために、フェムト・セル510を検出し、フェムト・セル510によって送信された信号を再構築し、再構築された信号を、受信合計信号から引き去る。検出モジュール312、推定モジュール314、およびキャンセル・モジュール316は、前述した図面を参照して説明された類似の指定されたモジュールのような同様の機能であるか、および/または、同様の機能を実行することが認識されるべきである。
別の態様によれば、そのような干渉キャンセル技術は、フェムト・セル510の獲得中に、マクロ・セル520からの信号を抑制するために適用されうることが認識されるべきである。例えば、UE310は、フェムト・セル510のCSG内に存在しうるが、フェムト・セル510の検出および獲得が阻止されるほど十分にマクロ・セル520に近接している。説明したように、UE310は、フェムト・セル510の検出および獲得が可能になる程度にマクロ・セル520の信号を抑制するために、検出モジュール312、推定モジュール314、およびキャンセル・モジュール316を適用しうる。
別の態様では、UE310は、複数のフェムト・セル(図示せず)によって取り囲まれうる。したがって、UE310は、マクロ・セル520の検出および獲得が可能になるまで、受信合計信号を継続的に改善するために、信号の検出、推定、およびキャンセルを複数回数反復しうる。例えば、UE310は、第1のセルを検出し、この第1のセルの信号の推定および抑制を行いうる。その後、UE310は、第2のセルを検出し、それぞれの信号の推定および抑制を行いうる。UE310は、所望されないすべてのセルが検出されキャンセルされるまで、この処理を繰り返す。
図6乃至7を参照して、システム獲得中に、所望されないセルからの干渉のキャンセルに関連する方法が記載される。説明を単純にする目的で、これら方法は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法は、1または複数の実施形態にしたがって、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示されたすべての動作が必要とされる訳ではない。
図6に移って、さまざまな態様にしたがって、干渉の存在下におけるセルの獲得を容易にする方法600が例示される。方法600は、例えば、検出された所望されないセルまたは基地局から受信した信号を引き去るモバイル・デバイス(例えば、ユーザ機器(UE))によって適用されうる。参照番号602では、信号が受信されうる。この信号は、所望のセル(例えば、eノードB、ホーム・ノードB等)の同期信号、パイロット信号、および/または基準信号であり、所望されないセルの類似する信号からの高レベルの干渉を伴う。例えば、所望されないセルは、マクロ・セルラUEに近接したフェムト・セルでありうる。特に、フェムト・セルは、マクロ・セルラUEが、クローズされたそれぞれの加入者グループのメンバではなく、もって、フェムト・セルを介して通信ネットワークにアクセスできないセルである。所望されないセルは、所望のセルからの信号に関して、高レベルの干渉を生成しうるので、UEは、所望されないセルを介して所望のセルを検出することができない。
参照番号604では、所望されないセルからの干渉がキャンセルされ、改善された信号が生成される。一例において、所望されないセルからの送信の近似値または信号推定値が構築されうる。この近似値は、スケールされ、受信信号から引き去られうる。参照番号606では、この改善された信号が適用され、所望のセルの検出および獲得がなされる。
図7に示すように、さまざまな態様にしたがって、所望されない強いセルからの信号のキャンセルを容易にする方法700が例示される。方法700は、参照番号702で始まり、少なくとも2つのセルから信号が受信される。一例では、少なくとも2つのセルは、所望されないフェムト・セルと、所望されるマクロ・セルとを含みうる。他の例では、少なくとも2つのセルは、所望されないマクロ・セルと、所望されるフェムト・セルとを含みうる。参照番号704では、受信信号強度の観点から最強のセルが、所望のセルであるかが判定される。最強のセルは、近さ、および/または、セルによって適用される送信電力に基づいて確認されうる。例えば、UEに近接した最低電力のセルが、UEに対して最強のセルとして見える。最強のセル(例えば、受信信号に基づいて容易に検出されうるセル)が、所望のセルである場合、方法700は、参照番号706に進み、最強のセルにおいてサービスが獲得される。参照番号704では、最強のセルが所望されないセルであると判定されると、方法700は、参照番号708に進み、最強のセルからの信号が推定される。一例では、最強のセルに関連付けられたスクランブリング符号が検出される。そして、信号近似値を生成するために利用されうる。参照番号710では、推定された信号が、受信信号から引き去られうる。参照番号712では、引き去られた信号が、所望のセルを獲得するために利用される。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、(例えば、基地局、eNB、HNB等のような)セルの検出、信号近似値の生成、引き去られた信号におけるセルの検出等に関連する推論がなされうることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる用語は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得されたような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態の推論あるいはそれらに関する推理のプロセスを称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、該当する状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
図8を参照して、態様にしたがって、干渉キャンセルを可能にするシステム800が例示される。例えば、システム800は、ユーザ機器ユニット内に少なくとも部分的に存在しうる。システム800は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム800は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ802を含む。例えば、論理グループ802は、無線通信ネットワークにおいて、所望されないセルを検出するための電子構成要素804を含みうる。さらに、論理グループ802は、所望されないセルによって送信された信号を推定するための電子構成要素806を備えうる。さらに、論理グループ802は、推定された信号を、受信合計信号から引き去るための電子構成要素808を備えうる。論理グループ802はまた、無線通信ネットワークにおいて、所望のセルを獲得するための電子構成要素810をも含みうる。さらに、システム800は、電子構成要素804、806、808、810に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ812を含みうる。メモリ812の外側にあること示されているが、電子構成要素804、806、808、810の1または複数は、メモリ812内に存在しうることが理解されるべきである。
図9は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうる別のシステム900のブロック図である。一例では、システム900は、モバイル・デバイス902を含んでいる。図示されるように、モバイル・デバイス902は、1または複数の基地局904から信号を受信し、1または複数のアンテナ908によって1または複数の基地局904へ送信しうる。それに加えて、モバイル・デバイス902は、アンテナ908から情報を受け取る受信機910を備えうる。一例において、受信機910は、受信した情報を復調する復調器(Demod)912と動作可能に関連付けられうる。その後、復調されたシンボルは、プロセッサ914によって分析されうる。プロセッサ914は、モバイル・デバイス902に関連するデータおよび/またはプログラム・コードを格納しうるメモリ916に接続されうる。モバイル・デバイス902はまた、送信機920によるアンテナ908を介した送信のために信号を多重化する変調器918を含みうる。
図10は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうるシステム1000のブロック図である。一例では、システム1000は、基地局すなわち基地局1002を含んでいる。図示されるように、基地局1002は、1または複数のUE1004からの信号を、1または複数の受信(Rx)アンテナ1006から受信し、1または複数の送信(Tx)アンテナ1008を介して1または複数のUE1004へ送信しうる。それに加えて、基地局1002は、受信アンテナ1006から情報を受信する受信機1010を備えうる。一例において、受信機1010は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1012と動作可能に関連付けられうる。復調されたシンボルは、その後、プロセッサ1014によって分析されうる。プロセッサ1014は、符号クラスタ、アクセス端末割当、これらに関連するルックアップ・テーブル、ユニークなスクランブリング・シーケンスに関連する情報、および/または、その他の適切なタイプの情報を格納しうるメモリ1016に接続されうる。一例において、基地局1002は、方法700および/またはその他の類似かつ適切な方法を実行するためのプロセッサ1014を適用しうる。基地局1002はまた、送信機1020による送信アンテナ1008を介した送信のために、信号を多重化しうる変調器1018を含みうる。
図11は、無線通信システム1100の例を示す。無線通信システム1100は、簡潔さの目的で、1つの基地局1110と1つのモバイル・デバイス1150とを示している。しかしながら、システム1100は、1より多い基地局、および/または、1より多いモバイル・デバイスを含むことができ、これら追加の基地局および/またはモバイル・デバイスは、以下に説明する基地局1110およびモバイル・デバイス1150の例と実質的に同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。それに加えて、基地局1110および/またはモバイル・デバイス1150は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1,2、3、4、5、および8乃至10)および/または方法(図6乃至7)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局1110では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース1112から送信(TX)データ・プロセッサ1114へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームが、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ1114は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイル・デバイス1150において使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ1130によって実行または提供される指示によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ1120に提供される。TX MIMOプロセッサ1120は、その後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個送信機(TMTR)1122a乃至1122tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ1120は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機1122は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機1122a乃至1122tからのN個の変調信号が、N個のアンテナ1124a乃至1124tから送信される。
モバイル・デバイス1150では、送信された変調信号が、N個のアンテナ1152a乃至1152rによって受信され、各アンテナ1152から受信された信号が、それぞれの受信機(RCVR)1154a乃至1154rへと提供される。おのおのの受信機1154は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1160は、N個の受信機1154からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ1160は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ1160による処理は、基地局1110におけるTX MIMOプロセッサ1120およびTXデータ・プロセッサ1114によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ1170は、前述したように、どの事前符号化行列を利用すべきかを定期的に確認しうる。さらに、プロセッサ1170は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、データ・ソース1136から多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをも受け取るTXデータ・プロセッサ1138によって処理され、変調器1180によって変調され、送信機1154a乃至1154rによって調整され、基地局1110へと送り返される。
基地局1110では、モバイル・デバイス1150からの変調信号が、アンテナ1124によって受信され、受信機1122によって調整され、復調器1140によって復調され、RXデータ・プロセッサ1142によって処理されることにより、モバイル・デバイス1150によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ1130は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ1130およびプロセッサ1170は、基地局1110およびモバイル・デバイス1150それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ1130およびプロセッサ1170はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ1132およびメモリ1172に関連付けられうる。プロセッサ1130およびプロセッサ1170はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
図12は、ネットワーク環境内のアクセス・ポイント基地局の配置を可能にする通信システム1200を例示する。図12に示すように、システム1200は、例えばHNB1210のような複数のアクセス・ポイント基地局(例えば、フェムト・セルあるいはホーム・ノードBユニット(HNB))を含みうる。一例において、それぞれのHNB1210は、例えば、1または複数のユーザ住宅1230のような対応する小規模なネットワーク環境に配置されうる。さらに、それぞれのHNB1210は、関連付けられたおよび/または外部のUE1220にサービス提供するように構成されうる。1つの態様によれば、それぞれのHNB1210は、DSLルータ、ケーブル・モデム、および/または、他の適切なデバイス(図示せず)を経由してインターネット1240およびモバイル・オペレータ・コア・ネットワーク1250に接続されうる。1つの態様によれば、フェムト・セルまたはHNB1210の所有者は、モバイル・オペレータ・コア・ネットワーク1250によって提供される例えば3G/4Gモバイル・サービスのようなモバイル・サービスに加入しうる。したがって、UE1220は、マクロ・セルラ環境1260と、住宅の小規模ネットワーク環境との両方で動作することが可能とされうる。
一例において、UE1220は、マクロ・セル・モバイル・ネットワーク1260に加えて、フェムト・セルまたはHNB1210(例えば、対応するユーザ住宅1230内に存在するHNB1210)のセットによってサービス提供されうる。本明細書で使用され、当該技術分野で一般的であるように、ホーム・フェムト・セルは、ATまたはUEが動作することが許可されている基地局であり、ゲスト・フェムト・セルは、ATまたはUEが一時的に動作することが許可されている基地局を称し、外部のフェムト・セルは、ATまたはUEが動作することが許可されていない基地局である。1つの態様によれば、フェムト・セルあるいはHNB1210は、それぞれのマクロ・セル周波数とオーバラップしうる単一の周波数または複数の周波数に設定されうる。
本明細書に記載された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロ・プロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶素子のような機械読取可能媒体に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡および/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を用いて引渡、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
上述したものは、1または複数の実施形態のうちの一例を含む。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法の考えられるすべての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、特許請求の範囲の精神およびスコープ内にあるそのようなすべての変更、変更、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈される用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。

Claims (38)

  1. システム獲得中に干渉キャンセルを適用することを容易にする方法であって、
    無線通信ネットワークにおける少なくとも1つの所望されないセルを検出することと、
    前記少なくとも1つの所望されないセルによって送信された信号を推定することと、
    前記推定された信号を、受信合計信号から引き去ることによって、クリーンな信号を生成することと、
    前記クリーンな信号を用いて、前記無線通信ネットワークにおける所望のセルを獲得することと
    を備える方法。
  2. 前記少なくとも1つの所望されないセルおよびか所望のセルらの送信を含む合計信号を受信することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの所望されないセルは、フェムト・セルである請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの所望されないセルは、マクロ・セルである請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの所望されないセルを検出することは、前記少なくとも1つの所望されないセルによって利用されるスクランブリング符号を発見することを備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記信号を推定することは、前記少なくとも1つの所望されないセルのスクランブリング符号を適用して、前記信号を再構築することを備える請求項5に記載の方法。
  7. 前記所望のセルを獲得することは、同期信号、パイロット信号、または基準信号のうち少なくとも1つを求めて探索することを備える請求項1に記載の方法。
  8. 干渉する基地局によって送信された信号を識別する検出モジュールと、
    前記干渉する基地局によって送信された信号の近似値を生成する推定モジュールと、
    前記信号の近似値を、受信合計信号から引き去るキャンセル・モジュールと
    を備える装置。
  9. 前記干渉する基地局は、前記装置が、関連するクローズされた加入者グループのメンバでないフェムト・セルである請求項8に記載の装置。
  10. 前記干渉する基地局はマクロ・セルである請求項8に記載の装置。
  11. 前記検出モジュールは、前記干渉する基地局のスクランブリング符号を識別する請求項8に記載の装置。
  12. 前記推定モジュールは、前記スクランブリング符号を適用して、前記信号の近似値を生成する請求項11に記載の装置。
  13. 所望のセルからのサービスを獲得する獲得構成要素をさらに備え、
    前記獲得構成要素は、サービスを獲得するために、改善された信号を利用し、前記改善された信号は、前記キャンセル・モジュールによって、前記信号の近似値が引き去られた受信合計信号である請求項8に記載の装置。
  14. 前記獲得構成要素は、前記所望の基地局の基準信号、パイロット信号、または同期信号のうちの少なくとも1つを識別する請求項13に記載の装置。
  15. 前記獲得構成要素は、前記所望の基地局のブロードキャスト・チャネルを受信し復調する請求項13に記載の装置。
  16. 干渉キャンセルを容易にする無線通信装置であって、
    無線通信ネットワークにおける少なくとも1つの所望されないセルを検出する手段と、
    前記少なくとも1つの所望されないセルによって送信された信号を推定する手段と、
    前記推定された信号を、受信合計信号から引き去ることによって、クリーンな信号を生成する手段と、
    前記クリーンな信号を用いて、前記無線通信ネットワークにおける所望のセルを獲得する手段と
    を備える無線通信装置。
  17. 前記少なくとも1つの所望されないセルおよび所望のセルからの送信を含む合計信号を受信する手段をさらに備える請求項16に記載の無線通信装置。
  18. 前記少なくとも1つの所望されないセルは、フェムト・セルである請求項16に記載の無線通信装置。
  19. 前記少なくとも1つの所望されないセルは、マクロ・セルである請求項16に記載の無線通信装置。
  20. 前記少なくとも1つの所望されないセルを検出する手段は、前記少なくとも1つの所望されないセルによって利用されているスクランブリング符号を発見する手段を備える請求項16に記載の無線通信装置。
  21. 前記信号を推定する手段は、前記少なくとも1つの所望されないセルのスクランブリング符号を適用して、前記信号を再構築する手段を備える請求項20に記載の無線通信装置。
  22. 前記所望のセルを獲得する手段は、同期信号、パイロット信号、または基準信号のうちの少なくとも1つを求めて探索する手段を備える請求項16に記載の無線通信装置。
  23. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、干渉する基地局によって送信された信号を識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記干渉する基地局によって送信された信号の信号近似値を生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、受信合計信号から、前記信号近似値をキャンセルさせるためのコードと
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  24. 前記干渉する基地局はマクロ・セルである請求項23に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  25. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記干渉する基地局のスクランブリング符号を確認させるためのコードを備える請求項23に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  26. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記スクランブリング符号を適用して、前記信号近似値を生成させるためのコードを備える請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  27. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、所望の基地局からサービスを獲得させるためのコードを備える請求項23に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  28. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、改善された信号を用いて、サービスを獲得させるためのコードを備え、前記改善された信号は、前記信号近似値が引き去られた受信合計信号である請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  29. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記所望する基地局の基準信号、パイロット信号、または同期信号のうちの少なくとも1つを識別させるためのコードを備える請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  30. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記所望の基地局のブロードキャスト・チャネルの受信および復調をさせるためのコードを備える請求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  31. 無線通信ネットワークにおける少なくとも1つの所望されないセルを検出し、
    前記少なくとも1つの所望されないセルによって送信された近似信号を再構築し、
    受信合計信号から、前記近似信号を引き去ることによって、クリーンな信号を生成し、
    前記クリーンな信号を用いて、前記無線通信ネットワークにおける所望のセルを獲得する
    ように構成されたプロセッサを備える無線通信装置。
  32. 前記プロセッサはさらに、前記少なくとも1つの所望されないセルおよび所望のセルからの送信を含む合計信号を受信するように構成された請求項31に記載の無線通信装置。
  33. 前記少なくとも1つの所望されないセルは、フェムト・セルである請求項31に記載の無線通信装置。
  34. 前記少なくとも1つの所望されないセルは、マクロ・セルである請求項31に記載の無線通信装置。
  35. 前記プロセッサはさらに、前記少なくとも1つの所望されないセルによって利用されているスクランブリング符号を発見するように構成された請求項31に記載の無線通信装置。
  36. 前記プロセッサはさらに、前記少なくとも1つの所望されないセルのスクランブリング符号を適用して、前記近似信号を再構築するように構成された請求項35に記載の無線通信装置。
  37. 前記プロセッサはさらに、同期信号、パイロット信号、または基準信号のうちの少なくとも1つを求めて探索するように構成された請求項31に記載の無線通信装置。
  38. 前記プロセッサはさらに、引き去りを行う前に、前記近似信号をスケールするように構成された請求項31に記載の無線通信装置。
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