JP2011521947A5 - - Google Patents

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  1. 式(II):
    Figure 2011521947
    [式中:
    Aは、官能化単環状及び多環状炭化水素、官能化単環状及び多環状へテロ環、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体並びにヒアルロン酸、並びに、それらの誘導体からなる群から選択される低分子量骨格であり;
    1、L2、L3及びL4は、それぞれ独立して、結合、又は、アミノ酸残基、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−NRa−、C1-6アルキル及び(CH2CH2O)1-15からなる群から選択される連結基であり、
    ここで、Raは、H又はC1-5アルキル、ヘテロシクリル、アリール若しくはヘテロアリールであり、
    また、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基で置換されていてもよく;
    Eは、RGD誘導体又はCA−IX配位子から選ばれる標的剤であり;
    Gは、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、ストレプトゾトシン、ベバシズマブ、プレドニソン及びパクリタキセルからなる群から選択される化学療法剤、又は抗体であり;
    Wは、トリアゾールであり;
    Zは、陽電子放出体若しくはガンマ線放出体からなる群から選択される放射性核種又は陽電子放出体若しくはガンマ線放出体のキレート化剤を含んでなる部分であり、前記キレート化剤は、陽電子放出体又はガンマ線放出体とキレートを形成しており;そして、
    m、n及びpは、それぞれ独立して、1ないし10の整数である。]で表わされる、単一の立体異性体又はその立体異性体の混合物の形態であってもよい、多官能化合物又はその薬学的に受容可能な塩。
  2. Aが、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体及びそれらの誘導体からなる群から選択されるものである請求項記載の化合物。
  3. Aが、アミノ酸残基又はジペプチドである請求項記載の化合物。
  4. Aが、リジン残基である請求項記載の化合物。
  5. Aが、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体及びそれらの誘導体からなる群から選択されるものであり;
    1、L2、L3及びL4が、それぞれ独立して、結合又はC1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又は−NR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基で置換されていてもよく;そして、
    m、n及びpが、それぞれ、1である、請求項記載の化合物。
  6. Aが、官能化単環状及び多環状炭化水素、官能化単環状及び多環状へテロ環、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体並びにヒアルロン酸、並びに、それらの誘導体からなる群から選択され;
    1、L2及びL3が、それぞれ独立して、結合又はC1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;
    4が、C1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;
    Eが、RGD誘導体又はCA−IX配位子であり;
    Gが、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、ストレプトゾトシン、ベバシズマブ、プレドニソン及びパクリタキセルからなる群から選択される化学療法剤、又は抗体であり
    Wが、トリアゾールであり;
    Zが、陽電子放出体若しくはガンマ線放出体からなる群から選択される放射性核種、又は陽電子放出体若しくはガンマ線放出体のキレート化剤であり、前記キレート化剤は陽電子放出体又はガンマ線放出体とキレートを形成しており;そして、
    m、n及びpが、それぞれ、1である、請求項記載の化合物。
  7. 前記抗体が触媒抗体である請求項記載の化合物。
  8. 前記触媒抗体がプロドラッグを活性薬物に変換する請求項記載の化合物。
  9. 前記放射性核種が、11C、13N、15O、18F、61Cu、62Cu、64Cu、67Cu、68Ga、124I、125I、131I、99Tc、75Br、153Gd及び32Pからなる群から選択されるものである請求項記載の化合物。
  10. 前記放射性核種が、11C、18F、125I及び64Cuからなる群から選択されるものである請求項記載の化合物。
  11. 下記式のいずれか1つを含んでなる化合物:
    Figure 2011521947
    Figure 2011521947
    Figure 2011521947
  12. 式(I):
    Figure 2011521947
    [式中:
    Aは、官能化単環状及び多環状炭化水素、官能化単環状及び多環状へテロ環、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体並びにヒアルロン酸、並びに、それらの誘導体からなる群から選択される低分子量骨格であり;
    1、L2及びL3は、それぞれ独立して、結合、又は、アミノ酸残基、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−NRa−、C1-6アルキル及び(CH2CH2O)1-15からなる群から選択される連結基であり、
    ここで、Raは、H、C1-5アルキル、ヘテロシクリル、アリール又はヘテロアリールであり、
    また、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基で置換されていてもよく;
    Vは、−N3又はC2−C4アルキニルであり;
    Xは、カルボキシル基の活性化部分であり;
    Yは、求電子基であり;そして、
    m、n及びpは、それぞれ独立して、1ないし10の整数である。]で表わされる、単一の立体異性体又はその立体異性体の混合物の形態であってもよい、多官能化合物又はその薬学的に受容可能な塩の請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の調製における使用。
  13. Aが、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体及びそれらの誘導体からなる群から選択されるものである請求項12記載の化合物の請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の調製における使用。
  14. Aが、アミノ酸残基又はジペプチドである請求項12記載の化合物の請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の調製における使用。
  15. Aが、リジン残基である請求項12記載の化合物の請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の調製における使用。
  16. Aが、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体及びそれらの誘導体からなる群から選択されるものであり;
    1、L2及びL3が、それぞれ独立して、結合又はC1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又は−NR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;そして、
    m、n及びpは、それぞれ、1である、請求項12記載の化合物の請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の調製における使用。
  17. Aが、官能化単環状及び多環状炭化水素、官能化単環状及び多環状へテロ環、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体並びにヒアルロン酸、並びに、それらの誘導体からなる群から選択されるものであり;
    1、L2及びL3が、それぞれ独立して、結合又はC1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又は−NR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;
    Xが、1−オキシピロリジン−2,5−ジオン又は1−オキシカルボニル−2,5−ジオンであり;
    Yが、マレイミジル又は−C(O)CH2CH2−マレイミジルであり;そして、
    m、n及びpが、それぞれ、1である、請求項12記載の化合物の請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の調製における使用。
  18. 治療有効量の請求項又は11のいずれか1項に記載の化合物と薬学的に受容可能な医薬品添加物とを含有してなり、単一の立体異性体又はその立体異性体の混合物の形態であってもよい、医薬組成物。
  19. a)腫瘍部位における癌標的に特異的な、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物を含有してなる、標識化バイオマーカーを用いて患者に対して分子イメージング手法を実施することにより、患者に対する治療処置について予め適格性を定める工程;及び、b)治療有効量の式(III)で表わされる、単一の立体異性体又はその立体異性体の混合物の形態であってもよい、化合物又はその薬学的に受容可能な塩を投与する工程;を含んでなる癌の処置を必要とする患者の癌の処置方法のための化合物の使用であって、式(III)で表わされる化合物が、工程(a)で使用される化合物の非放射標識化類似体である使用。
    Figure 2011521947
    [式中、
    Aは、官能化単環状及び多環状炭化水素、官能化単環状及び多環状へテロ環、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体並びにヒアルロン酸、並びに、それらの誘導体からなる群から選択される低分子量骨格であり;
    1、L2、L3及びL4は、それぞれ独立して、結合、又は、アミノ酸残基、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−NRa−、C1-6アルキル及び(CH2CH2O)1-15からなる群から選択される連結基であり、
    ここで、Raは、H又はC1-5アルキル、ヘテロシクリル、アリール若しくはヘテロアリールであり、
    また、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基で置換されていてもよく;
    Eは、RGD誘導体又はCA−IX配位子から選ばれる標的剤であり;
    Gは、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、ストレプトゾトシン、ベバシズマブ、プレドニソン及びパクリタキセルからなる群から選択される化学療法剤、又は抗体であり;
    Wは、トリアゾールであり;
    Zは、非放射性元素又は陽電子放出体若しくはガンマ線放出体のキレート化剤を含んでなる部分であり;
    m、n及びpは、それぞれ独立して、1ないし10の整数である。]
  20. 前記分子イメージング手法が陽電子放射断層撮影法(PET)である請求項19記載の使用。
  21. 前記治療有効量が癌の処置に有効である請求項19記載の使用。
  22. 式(III)で表わされる化合物について、Aが、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体及びそれらの誘導体からなる群から選択されるものである請求項19記載の使用。
  23. 式(III)で表わされる化合物について、Aが、アミノ酸残基又はジペプチドである請求項19記載の使用。
  24. 式(III)で表わされる化合物について、Aが、リジン残基である請求項19記載の使用。
  25. 式(III)で表わされる化合物について:
    Aが、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体及びそれらの誘導体からなる群から選択されるものであり;
    1、L2、L3及びL4が、それぞれ独立して、結合又はC1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又は−NR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;そして、
    m、n及びpが、それぞれ、1である、請求項19記載の使用。
  26. a)腫瘍部位における癌標的に特異的な、式(II)で表わされる化合物を含有してなる、標識化バイオマーカーを用いて患者に対して分子イメージング手法を実施することにより、患者に対する治療処置について予め適格性を定める工程;及び、b)治療有効量の式(III)で表わされる、単一の立体異性体又はその立体異性体の混合物の形態であってもよい、化合物又はその薬学的に受容可能な塩を投与する工程(ここで、式(III)で表わされる化合物は、式(II)で表わされる化合物の非放射標識化類似体である);を含んでなる癌の処置を必要とする患者の癌の処置方法のための化合物の使用。
    Figure 2011521947
    [式(II)中、
    Aは、官能化単環状及び多環状炭化水素、官能化単環状及び多環状へテロ環、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体並びにヒアルロン酸、並びに、それらの誘導体からなる群から選択される低分子量骨格であり;
    1、L2及びL3は、それぞれ独立して、結合又はC1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’はH又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;
    4は、C1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;
    Eは、RGD誘導体又はCA−IX配位子であり;
    Gは、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、ストレプトゾトシン、ベバシズマブ、プレドニソン及びパクリタキセルからなる群から選択される化学療法剤、又は抗体であり;
    Wは、トリアゾールであり;
    Zは、陽電子放出体若しくはガンマ線放出体からなる群から選択される放射性核種、又は陽電子放出体若しくはガンマ線放出体のキレート化剤であり、前記キレート化剤は、陽電子放出体又はガンマ線放出体とキレートを形成しており;そして、
    m、n及びpは、それぞれ、1である。]
    Figure 2011521947
    [式(III)中、
    Aは、官能化単環状及び多環状炭化水素、官能化単環状及び多環状へテロ環、アミノ酸残基、直鎖ペプチド、環状ペプチド、合成ペプチド、半合成ペプチド、ペプチド模倣体並びにヒアルロン酸、並びに、それらの誘導体からなる群から選択される低分子量骨格であり;
    1、L2及びL3は、それぞれ独立して、結合又はC1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’はH又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;
    4は、C1-6アルキルであり、ここで、前記C1-6アルキルの1個又は2個の炭素原子は、−O−、−C(O)−、−C(O)NR’−、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−S(O)2NR’−又はNR’−で置換されていてもよく、ここで、R’は、H又はC1-5アルキルであり、
    また、前記C1-6アルキルは、−OH、−SH、−NH2、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択される1個又は2個の置換基により置換されていてもよく;
    Eは、RGD誘導体又はCA−IX配位子であり;
    Gは、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、ストレプトゾトシン、ベバシズマブ、プレドニソン及びパクリタキセルからなる群から選択される化学療法剤、又は抗体であり;
    Wは、トリアゾールであり;
    Zは、非放射性元素又は陽電子放出体若しくはガンマ線放出体のキレート化剤であり;
    m、n及びpは、それぞれ、1である。]
  27. 抗体が触媒抗体である請求項26の使用。
  28. 触媒抗体がプロドラッグを活性薬物に変換する請求項26の使用。
  29. 式(II)で表わされる化合物における前記非放射性元素が、F、I及びBrからなる群から選択され、式(III)で表わされる化合物における前記放射性核種が、11C、13N、15O、18F、61Cu、62Cu、64Cu、67Cu、68Ga、124I、125I、131I、99Tc、75Br、153Gd及び32Pからなる群から選択されるものである請求項26の使用。
  30. 前記放射性核種が、11C、18F、125I及び64Cuからなる群から選択されるものである請求項29の使用。
  31. 式(II)で表わされる化合物が下記式のいずれか1つを含んでなるものであり;
    Figure 2011521947
    Figure 2011521947
    Figure 2011521947
    Figure 2011521947
    式(III)で表わされる化合物が下記式のいずれか1つを含んでなるものであり;
    Figure 2011521947
    Figure 2011521947
    Figure 2011521947
    Figure 2011521947
    式(III)で表わされる化合物は、式(II)で表わされる化合物の非放射標識化類似体である、請求項20〜30のいずれか1項に記載の使用。
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