JP2011519762A - 車両用の早期警報方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、車両用の早期警報装置(1)であって、経路の確立を可能にするデータへのアクセス(20)と、経路を辿るよう設けられた車両の少なくとも1本のタイヤの圧力に関連付けられたデータへのアクセス(10)と、圧力に関連付けられたデータ及び更に確立された経路に関連付けられたデータに従って早期警報条件の検出を可能にする1組の基準に基づいて、警報作動条件のうちの少なくとも1つが満たされると、早期警報状態を発生させるよう特別に構成された試験モジュール(30)とを有することを特徴とする早期警報装置(1)に関する。

Description

本発明は、生じ得る圧力状態事前警報条件が車両の即時不動化を必要とする前に生じ得る圧力状態事前警報条件を検出することができ、適宜、運転手に運転手が必要な是正措置(影響を受けた又は問題の1本又は複数本のタイヤの再膨張、収縮、補修等)を容易且つ迅速に取ることができるようにする解決策を提供する車両用の事前警報方法に関する。
車両に装着されたタイヤの圧力を測定することができる手段と所与の旅行に沿って車両の存在場所を突き止めてこれを案内することができるナビゲーション技術との両方を含む「ハイブリッド」技術を用いた装置又は方法の多くの例が知られている。
例えば、英国特許第2420415号明細書は、タイヤの圧力を測定すると共に指示するシステムと「GPS」型のナビゲーションシステムの両方を有する装置を記載している。検出システムは、車両が動いているときにどのような圧力損失条件であってもこれを検出することができる。この条件が生じた場合、ナビゲーションシステムは、最も近い膨張箇所の存在場所を突き止めてこれをスクリーン上に表示することができる。これは、リアルタイムで動作する装置であり、圧力測定システムは、警報をナビゲーションシステムに提供し、ナビゲーションシステムは、リアルタイム位置に従って、膨張箇所又はガソリンスタンドに関する関心のある1つ又は2つ以上の箇所を提供する。
欧州特許第1184208号明細書は、車両の圧力条件及び生じ得る圧力損失条件を検出する手段及び車両位置決定手段を有する装置を記載している。車両が動いているときに圧力損失が生じた場合、この装置は、警報を出した1本又は複数本のタイヤの圧力損失速度について行われた評価に従って車両が最も近い膨張又は補修ステーションに達することができるかできないかを判定する。これも又、リアルタイムで動作する装置である。
タイヤの圧力を測定するシステムとナビゲーションシステムとの間の反復特徴に加えて、この装置は、圧力損失の検出箇所と膨張場所との間の旅行のパラメータを間接的に考慮に入れている。しかしながら、これは、ユーザによって選択された出発点と到着点との間の旅行全体に従って出発前に与えられる事前警報ではない。
これらシステムは全て、圧力損失が警報を引き起こした後において、リアルタイムで動作する技術であるという特徴を備えている。これらは、迅速なインターベンションが必要である緊急状況である。というのは、劣化圧力モードにおける走行を維持すると、必ず不快感、運転の困難さ、問題のタイヤの時期尚早な損傷の恐れ、それどころか運転手が自分の車両を不動化せざるを得ない全圧力損失の恐れと関連した或る特定の危害が生じるからである。
英国特許第2420415号明細書 欧州特許第1184208号明細書
これら欠点を解決するため、本発明は、まず最初に、計画された旅行を行うようになった車両用の事前警報判定方法であって、
‐試験モジュールを備えたデータ処理手段を用意するステップと、
‐車両についてタイヤのうちの少なくとも1本のための圧力に関するデータを得ることができるようにする手段を用意するステップと、
‐圧力に関連したデータをデータ処理手段に供給するステップと、
‐圧力状態事前警報条件を検出することができる1組の基準をデータ処理手段に供給するステップとを有する方法において、
‐行われるべき計画された旅行に関連した或る特定のデータをデータ処理手段に供給するステップと、
‐基準を一方において圧力に関連したデータにリンクすると共に他方において計画された旅行に関連したデータにリンクするステップと、
‐所与の旅行、圧力に関連したデータ及び事前警報基準に基づいてデータ処理手段を用いて試験を実施してどの圧力状態事前警報条件をも検出するようにするステップと、
‐事前警報条件が検出された場合、対応の信号を送信するステップとを有することを特徴とする事前警報判定方法を提供する。
この方法により、計画された旅行にリンクされたデータに従って車両の出発前に、とりわけ、緊急状況が路上で生じる恐れのある前に、従って従来のリアルタイム検出に先立って、圧力状態事前警報を出すことができる。
旅行の各形式は、特定のしかも特徴的な場合の多い物理的特性を含む。旅行の或る特定の物理的特性の存在は、走行条件、例えば乗り心地(快適さ)、安全性、燃料経済性等を最適化するために望ましいタイヤ圧力値に対して直接的な影響を及ぼす。計画された旅行データに従って、或る特定の重要な特性を求めて検出することができる。或る特定の既定の特性の存否に従って、事前警報が出され又は出されない。
事前警報、従って車両の出発前に出される警報に関し、リアルタイムで動作する公知の装置とは異なり、本発明の方法は、地球定位(geolocation )装置なしでも働くことができる。
第1の有利な実施形態によれば、
‐圧力に関連したデータは、旅行を行うようになった車両のタイヤについて推奨される少なくとも1つの圧力値と、車両のタイヤのうちの少なくとも1本についての漏れの存否に関連したデータと、漏れがある場合、問題のタイヤの圧力損失速度の値及び所与の時点で(例えば、出発の直前又はほんの少し前に)測定された圧力値とを含み、
‐行われるべき旅行に関連したデータは、少なくとも、旅行の計画された距離及び/又は期間を含み、
漏れが存在する場合及び計画された旅行が旅行中、タイヤの圧力値が推奨される最小圧力しきい値よりも小さい値に達することができるようにするのに十分な走行距離又は走行時間を含む場合、事前警報条件が見出される。
第2の有利な実施形態によれば、
‐圧力に関連したデータは、旅行を行うようになった車両のタイヤのうちの少なくとも1本についての漏れの存否に関連したデータを含み、
‐行われるべき旅行に関するデータは、少なくとも、旅行のうちの最高速(速度が最も高い)区分の速度の値を含み、
漏れが存在する場合及び計画された旅行が、交通速度のかなり高い(例えば、80km/時以上、好ましくは90km/時以上の)道路上における少なくとも1つの部分を含む場合、事前警報条件が見出される。
第3の有利な実施形態によれば、
‐圧力に関連したデータは、所与の時点(例えば、出発前)における車両について測定された圧力値と、車両の速度に準拠した車両のタイヤに関する多数の推奨圧力値とを含み、
‐行われるべき旅行に関するデータは、少なくとも、旅行のうちの最高速区分の速度の値を含み、
計画された旅行が、推奨圧力値が旅行を行うよう用意された車両のタイヤのうちの少なくとも1本について測定された値(現在の測定値)よりも大きい少なくとも1つの部分を含む場合、事前警報条件が見出される。
計画された旅行が、推奨された圧力値が少なくとも1つの所与の移行値だけ測定値(現在の測定値)よりも大きい少なくとも1つの部分を含む場合、事前警報条件が見出される(例えば、移行値は、現在の圧力値の5又は10%であるのが良い)。
第4の有利な実施形態によれば、
‐圧力に関連したデータは、所与の時点(例えば、車両の出発前)において、同一アクスルに取り付けられた2本のタイヤの圧力値相互間の差の値と、少なくとも1つの所与の差の最大値(EM)(及び必要ならば、同一アクスルの2本のタイヤの圧力測定値)とを含み、
‐行われるべき旅行に関するデータは、少なくとも、旅行のうちの最高速区分の速度の値を含み、
求められた差が所与の差の最大値(EM)よりも大きく、しかも計画された旅行が交通速度のかなり高い(好ましくは80km/時以上、より好ましくは90km/時以上の)道路上における少なくとも1つの部分を含む場合、事前警報条件が見出される。
有利には、車両に搭載され、マイクロプロセッサを含む車載型装置が用いられ、車載型装置は、圧力に関連したデータを受け取り、所与の旅行に基づいて、事前警報試験を実施するよう構成されている。
この装置は、ワイヤード又はワイヤレスリンクによって車両のタイヤの圧力センサにリンクされ、これら検出器によって提供される圧力値を分析することができるナビゲーション装置又は車両に装着されたタイヤの圧力を測定するシステムにリンクされたナビゲーション装置であるのが良い。ナビゲーション装置それ自体によって旅行をコンピュータ処理することができ、このナビゲーション装置は、この場合、この機能に適したソフトウェアを有し又は別のソースに源を発しても良い。
有利な変形例によれば、車両の外部に(車両から遠く離れて)設けられたマイクロプロセッサを含むコンピュータ処理装置が用いられ、コンピュータ処理装置は、圧力に関連したデータを受け取り、所与の旅行に基づいて、事前警報試験を実施するよう構成されている。
これは、建物内に設置されたマイクロコンピュータであっても良い。車両に装着されたタイヤの圧力を測定するシステムをマイクロコンピュータにリンクするために“ワイファイ(WiFi)”、“ワイマックス(wimax )”又は“ブルートゥース(Bluetooth)”又は他形式のデータ通信手段が提供される。コンピュータは、タイヤの圧力に関するデータを受け取り、所与の旅行に基づいて、事前警報試験を実施する。ナビゲーション装置それ自体によって旅行をコンピュータ処理することができ、このナビゲーション装置は、この場合、この機能に適したソフトウェアを有し又は別の、隣接の又は遠隔のソースに源を発しても良い。
事前警報判定方法は、有利には、メモリ媒体上にストレージされ、複数個のネットワーク要素、例えばノード及び/又はセクション並びにこれらノード及び/又はセクションに関する位置決定指標を含むディジタル道路ネットワークシステムに用いられるよう設計され、ネットワーク要素は、一方において、道路及び十字路の部分を形成するよう道路ネットワークの再構成の際に配置可能であり、他方において、データ処理手段を用いて出発地点Dと到着地点Aをリンクすることができる少なくとも1つの潜在的な旅行を決定することができるようになっている。
実施形態の詳細の全ては、図1〜図4によって補完される以下の詳細な説明に与えられている。
本発明の方法の種々のステップを概略的に示す機能流れ図である。 本発明の事前警報装置の略図である。 事前警報装置の第1の実施形態を概略的に示す図である。 事前警報装置の第2の実施形態を概略的に示す図である。
本明細書において、以下の用語は、特に以下の意味で用いられている。
「圧力状態事前警報」又は「圧力状態警告」又は「圧力パラメータ及び警告された旅行と関連した危険性事前警報条件」又は「望ましくない圧力状態事前警報」又は「事前警報」という表現は、技術的及び/又は物理的パラメータの少なくとも2つの互いに異なるしきい値に達し又はこれらを超えると共に/或いは2つの条件が満たされた状態を意味するために用いられている。これらパラメータのうちの1つは、膨張圧力又は単に事前警報条件が確かめられるべき旅行を行うために用意された車両のタイヤのうちの少なくとも1本の圧力に直接的に又は間接的にリンクされる。他の1つ又は複数のパラメータは、計画された旅行にリンクされる。事前警報モードでは、車両のタイヤは、周囲環境に応じて或る特定の限度内において適当な条件で走行することができるようにする状態にある。圧力にリンクされたパラメータが臨界しきい値を超えて劣化する場合、事前警報条件に変えて「膨張不足警報」条件を用いるのが良い。
「膨張不足警報」又は「膨張不足警報条件」という表現は、車両のタイヤのうちの少なくとも1本の圧力が所与の許容しきい値を下回った値を示す状態を意味するために用いられている。このしきい値は、種々の基準、例えば快適さ、安全性、路面保持等に従って設定されるのが良い。この警報レベルは、運転手が車両を運転している場合、状況を改善するために運転手側における即時インターベンションを要求する。
「旅行コンピュータ処理システム又は装置又はモジュール」又は「誘導システム又はモジュール」という表現は、1つ又は数個のハードウェア要素、例えばプロセッサ、ユーザに、ユーザが自分の車両を運転し、上述のシステムにより提供される誘導命令に従うことによって所望の旅行を完了させることができるようにする誘導又は運転指標を提供することができるメモリ手段又はデータベースへのアクセスを有する装置を示すために用いられている。かかる装置は、一般に、かかる装置が出発点Dと到達点Aとの間の旅行を決定することができるようにするプロセッサ手段を備えている。
「地球定位又は位置決定システム又は装置又はモジュール」という表現は、緯度/経度又は直交(デカルト)座標に従って直接又はコンピュータ処理により装置の位置を正確に判定することができるようにする1つ又は2つ以上の情報を受け取ることができる装置を意味するために用いられている。これらシステムの最もよく知られているものは、“GPS”システム、即ち「全地球測位システム」である。このシステムは、受信機にこれら自体の座標をコンピュータ処理する(三角測量により)ことができる情報を提供する1組の衛星を用いて動作する。GPSは、従来、路上を走行している車両を、航空機、船舶等の存在場所を突き止めるために用いられている。
「タイヤ圧力測定及び管理システム」又は「圧力モニタシステム」という表現は、その英語表現の頭文字“TPMS”(Tyre Pressure Management System)を取って呼ばれている場合が多く、かかる表現は、少なくとも、車両のタイヤの圧力値を収集し、例えばこれら値にリンクされた情報の形態の「出力」を提供することができるシステムを意味するために用いられている。この出力は、膨張不足状況に起因した警報、タイヤ内に存在する圧力値に関する情報、漏れが検出されたことを知らせる警報等であるのが良い。TPMSシステムは、別個独立に動作することができ又は車両の他の機器、例えば種々の状態及び警報を表示する手段としてのスクリーンにリンクされるのが良い。
「旅行に関するデータ」という表現は、旅行から生じるデータ、例えば移動時間、移動距離、種々のセクション上の速度等並びに旅行を規定することができるデータ、例えば次に来る中間地点(ノード、セクション、関心のある地点等)及び該当する場合にはその旅行に関連した誘導命令を意味するために用いられている。
「圧力に関するデータ」という表現は、例えばタイヤの絶対圧力値及び圧力に直接的又は間接的にリンクされた値、例えば漏れの存在、圧力損失速度等を意味するために用いられている。
「最大差(EM)」という表現は、同一アクスルに取り付けられた2本のタイヤ相互間の圧力差の最大許容値を意味するために用いられている。典型的な乗用車の場合、この値は、例えば、100〜200ミリバール、好ましくは、150〜200ミリバールである。
図2は、本発明の車両用事前警報装置1の略図である。この事前警報装置は、入力10又は旅行を行うために用意された車両の少なくとも1本のタイヤに源を発する圧力に関連したデータへのアクセスと、ソース20又は旅行に関連したデータへのアクセスとを有する。このソースは、外部ソースであっても良く又は事前警報装置内に設けられた旅行コンピュータ処理モジュールであるのが良い。一方において計画された旅行に関するデータ及び他方においてこの旅行を行うために用意された車両の少なくとも1本のタイヤの圧力に関するデータへのアクセスを有する試験モジュール30は、生じ得る事前警告条件を検出することができる。試験モジュールは、マイクロプロセッサ又は他のコンピュータ処理手段及び試験命令又は指令を含むのが良い。事前警報装置内に記憶され又は試験の実施前に供給される試験パラメータ40は、試験モジュールを構成して試験モジュールが、事前警報条件が存在しているかいないかの場合を識別することができるようにする。後で説明する図1は、試験モジュールの動作原理を示している。
事前警報条件の場合、事前警報出力50により、対応の信号を得ることができる。この信号を用いると、可視又は可聴信号によりメッセージをユーザに送ることができ又は実際には完全なメッセージを送ることによってそのようにすることができる。かかるメッセージは、例えば、発生させられるべき事前警報モードを引き起こした状態を説明することができ、必要に応じて、この状況を是正する仕方を説明した一部分を含む。例えば、メッセージは、ユーザが計画された旅行を行う前に識別された膨張ステーションに行くことを示唆することができる。旅行コンピュータ処理モジュール(内部又は外部に設置される)は、旅行をこのステーションに行くことを提案し、即ち、当初計画された旅行を変更することによってそのようにし又は車両を膨張ステーションに差し向けるようになった独立の旅行を提案する事前警報条件を考慮に入れるのが良い。事前警報出力50、ディスプレイ手段及びかかる機能を実行可能にする他の要素からの信号を処理する手段を事前警報装置1の外部に設けるのが良い。この場合、データ伝送にはワイヤード又はワイヤレスリンクを用いることができる。
図2に示されている事前警報装置は、有利には、2つの主要な実施形態の形態を取る。図3及び図4は、これら2つの実施形態の例、即ち図3に示されている移動(モバイル)モード及び図4に示されている固定モード又は非車載モードを示している。
図3は、移動又は車載バージョンで事前警報装置2の略図を示している。この実施形態により、事前警報装置を旅行を行うために用意された車両内に永続的に又はそうではない状態で組み込むことができる。アンテナ71及び処理モジュール72を備えた地球定位モジュール70(オプションとして設けられる)により、車両の存在場所をディジタルマッピングシステムで突き止めることができる。この機能に合ったソフトウェア及びマップデータベース22を有する旅行コンピュータ処理モジュール21により、旅行に関するコンピュータ処理を実施することができる。タイヤ圧力信号を受信するアンテナ11にリンクされた圧力信号処理モジュール12により、車両の少なくとも1本のタイヤの圧力に関するデータを受け取ってこれを処理することができる。試験モジュール30、試験パラメータ40、事前警報出力50は、図2の装置に関してあらかじめ提供された具体化を可能にする。ユーザインターフェイス60により、車両の運転手は、装置をパラメータ化し、データ、例えば旅行コンピュータ処理を生じさせるために必要な情報をエンターし、結果的に生じたデータ及びメッセージを受け取ることができる。スタンドアローン型の又は車両の電気回路にリンクされた電源80は、事前警報装置を作動させるのに必要なエネルギーを提供する。
変形実施形態によれば、旅行に関連したデータは、互いに異なるユーザ向きであり且つ例えば移動電話方式により送られる複数の別々の旅行コンピュータ処理を実施する別のソース、例えば中央集中型サーバ又は実際には車内に設置されるが、事前警報装置2とは別個の旅行コンピュータ処理モジュールに源を発していても良い。
図4は、固定又は非車載モードで一実施形態としての事前警報装置3を示している。かかる装置は、有利には、車両の外部に設置され、車両の近くに設置され又は車両の近くではない場所に設置されるコンピュータを用いて具体化される。車両のタイヤの圧力に関するデータの入力10により、車両のタイヤのうちの少なくとも1本の圧力に関する種々のデータをリアルタイムで又はオフラインで得ることができる。受け取りは、車両と装置3との間の直接リンクにより、例えば、ワイヤレスチャネル又は間接リンク、例えば移動電話方式、インターネット(Internet)又はデータを交換するための任意他形式の公衆(公共)又は私設ネットワークによるのが良い。
装置の他のモジュールは、固定バージョンでは設けられない地球定位モジュール70はさておき、図3の移動バージョンについて上述したモジュールとほぼ同じである。図4では、種々のモジュールは、マイクロコンピュータの従来要素によって具体化できる。例えば、試験モジュール30は、マイクロプロセッサによって具体化され、特定用途の命令は、有利には、特別に設計されたソフトウェアによって提供される。ディジタルマッピングデータ22、試験パラメータ40及び任意他の有用なデータは、コンピュータの内部又は外部に設けられるメモリ手段中に格納されている。ユーザインターフェイス60は、コンピュータの周辺機器、例えばキーボード、スクリーン、入力及び出力、マウス又はカーソルをスクリーン上で動かす他の装置、スピーカ等によって具体化される。旅行に関するデータは、この場合この機能に適応したソフトウェアを備えたコンピュータそれ自体で得られ又は近くに位置し又は遠隔に位置する別のソースに源を発しても良い。
移動型又は固定型実施形態のうちの一方又は他方において、圧力に関するデータは、有利には、圧力測定及び管理システムに源を発する。この種のシステムは、通常、車両の車輪又はタイヤ内に設置された圧力センサを備える。圧力に関するデータは、連続的に又は定期的に若しくは圧力の急変の検出時に無線波によって送られる。受信機及び中央コンピュータ処理ユニットにより、データを受け取ってこれを処理することができる。この処理の結果を用いると、情報を可聴形式及び/又は可視形式で運転手に送ることができる。この目的のため、非常に多くの圧力モニタシステムがこの機能に専用であるのが良い読み出し装置又は車両及び/又はその周囲環境の種々の形式のパラメータを提供するために用いられる読み出し装置にリンクされる。後者の場合は、圧力モニタシステムが元の機器として提供されている場合にはありふれている。
また、付属装置としてかかる圧力モニタシステムを設けることができる。かかる圧力モニタシステムは、この場合、任意形式の車両に設置できる。この場合、無線波を受信してこれを処理するユニットが乗員コンパートメント内に設置される。
図1は、本発明の方法及び装置の具体化例の重要なステップを示す図である。第1に、種々のソースに源を発する種々のデータ、即ち、計画された旅行に関するデータ、旅行を行うために用意された車両のタイヤの圧力に関するデータ及び事前警報トリガ基準が装置内にあらかじめ存在していない場合には、かかる事前警報トリガ基準に関するデータを受け取る。
有利な実施形態によれば、後者のデータを永続的に提供するのが良く、ユーザは、これについて気を揉む必要はない。変形実施形態によれば、例えばユーザインターフェイスに設けられていて、種々の車両使用状況又は用意された車両の形式に応じて種々の選択を提供するメニューを用いてこれらデータをユーザによって提供するのが良い。
データがいったん利用可能になると、試験モジュールは、何らかの事前警報条件を検出するのに必要な1種類又は複数の試験を実施することができる。
本発明の方法及び装置の具体的実施のためには、種々のパラメータを考慮する必要がある。第1に、タイヤの各々に関する絶対圧力値に加えて、圧力に関するパラメータに関し、漏れの存在、速度に応じて推奨される多くの圧力レベル及び同一アクスルに取り付けられた2本のタイヤ相互間の圧力差に関する知識は、或る特定の事前警報ケースを判定する際に有用である。
タイヤの圧力に関する多数の情報をタイヤ圧力測定及び管理システムによって得ることができる。
圧力測定及び管理システムの有無を問わず、有用な量は、圧力にリンクされ又は圧力に依存したデータであり、これを、本明細書では「圧力に関連したデータ」という。
これらは、具体的な以下のデータである。
‐旅行を行うために用意された車両のタイヤのうちの少なくとも1本の実際の又は現在の圧力値、測定は、好ましくは計画された出発時に近い時点で実施される。
‐1つ又は複数の推奨される圧力しきい値:これらは、一般に、車両製造業者によって指示される圧力値である。
‐漏れの存否:タイヤ圧力測定及び管理システムは、圧力の値の数回の測定を時間をあけて実施することができる。この特性により、システムは、圧力値対時間の傾向を辿ることができる。この傾向をあらかじめ定められた漏れしきい値比較することにより、漏れの存在を検出することができる。例えば、約100ミリバール/月のオーダの漏れを高い信頼度で検出することができる。この種の漏れは、「ゆっくりとした」漏れと称される場合が多い。というのは、こうであっても、或る特定の限度内においては、車両を用いることが可能だからである。逃げた空気の量全体が或る特定のしきい値を超えない限り、タイヤの圧力は、適正使用範囲内にある場合がある。或る特定の時間の経過後、圧力値は、推奨圧力値を下回り、圧力測定及び管理システムは、警報信号を出す場合がある。この時点において、漏れが「ゆっくりとした」漏れであっても、是正措置を非常に迅速に取らなければならない。また、漏れの増大を検出できることは明らかである。「早い」漏れは、100ミリバール/時オーダを超える漏れを称するために用いられる場合が多い。
‐同一アクスルに関する圧力アンバランスの存在:タイヤ圧力測定及び管理システムは、同一アクスルのタイヤの圧力値を測定すると共にこれらを比較する。2つの値相互の或る特定の差を超えている場合、例えば、差の値が150〜200ミリバール以上である場合、車両を或る特定の条件、特に高速で用いることを回避できるようにすることが望ましい。注目されるべきこととして、かかる場合、問題のタイヤの圧力値は、1本だけのタイヤ又はそれどころか両方のタイヤに関し、推奨される圧力限度内に収まっている場合がある。
旅行に関し、或る特定のパラメータ、例えば走行すべき距離及び/又は旅行期間(これら2つのパラメータは、直接的に互いにリンクしている)、旅行中に見受けられる最高速度が有用な場合がある。かくして、考慮対象の場合によれば、これらパラメータのうちの少なくとも1つは、利用可能でなければならない。旅行のデータが全て利用できる場合、有用なデータは、残りから隔離されるのが良い。
本発明によれば、4つの典型的なケースがこれら情報から得られ、最初の2つのケースは、タイヤのうちの少なくとも1本に関する漏れの経時的検出及び行われるべき旅行の或る特定の特性に基づいている。
第3のケースは、車両の走行速度に従って変化する推奨圧力しきい値に基づいている。
第4のケースは、同一アクスルのタイヤに関する圧力値のアンバランスの検出に基づいている。
表1は、遭遇する主要なケースを記載している。これらのケースについて以下に詳細に説明する。
Figure 2011519762
表1:旅行にリンクされたパラメータ及び圧力にリンクされたパラメータによる種々の典型的な場合;各場合に関し、知るべき特定のパラメータも又言及されている。
第1のケースに関し、圧力の値は、推奨最小しきい値よりも大きくても良く或るいはこれよりも僅かに小さくても良い。他方、少なくとも1本のタイヤに関し膨張ガスの漏れが存在する。従来、公知形式の圧力モニタシステムでは、この種の状況は、何ら警報を生じさせない。しかしながら、この状況は、満足のいくものではない。というのは、或る特定の時間の経過後、圧力値は、非許容レベルになり、運転手は、是正措置を考慮せざるを得ず、それどころか自分の車両を不動化せざるを得なくなる。
本発明によれば、例えば圧力測定及び管理システムによってかかる漏れが検出されると共に旅行がその旅行中に膨張不足しきい値に達し又は起こりそうな経路を取る場合、事前警報モードが作動される。この第1のケースに関連した試験を実施するため、圧力に関連したデータは、少なくとも以下の情報、即ち、旅行を行うために用意された車両のタイヤについて推奨される少なくとも1つの圧力値、車両のタイヤのうちの少なくとも1本に関する漏れの存否に関するデータ並びに漏れがある場合、問題のタイヤの圧力損失速度の値及び所与の時点で、好ましくは出発時にできるだけ近い時点で測定された実際の又は現在の圧力値を含まなければならない。
行われるべき旅行に関するデータは、これらの一部に関し、少なくとも以下の情報、即ち、少なくとも計画された旅行距離及び/又は旅行期間を含まなければならない。
最後に、この第1のケースによれば、かかる試験により、漏れが存在する場合及び計画された旅行が、タイヤの圧力値が旅行中、推奨最小圧力しきい値を下回る値に達することができるのに十分な走行距離又は走行時間を含む場合に事前警報条件が得られるかどうかをチェックすることが可能である。
この第1のケースの根源的な危険性は、車両が計画された旅行を行って走行している間に漏れを生じているタイヤが膨張不足状態になるということにある。これは、圧力及び計画された旅行パラメータと関連した第1の危険なケースである。確かに、旅行が実質的に短い旅行に合わせて変更される場合、この危険性は、減少し又はなくなる場合がある。
第2のケースに関し、漏れも又検出されなければならない。漏れの存在は、物体が多くの場合トレッド内ではなくタイヤの中に押し込まれて依然として入り込んだままであるという蓋然性がかなり高いことを意味する。この物体が存在している状態で実質的に高い速度で走行すると、物体の飛び出しが生じる恐れがある。これは、この物体がタイヤに進入したときにこの物体によって作られたオリフィスを開くという作用効果を有し、それによりタイヤがほんの僅かの間に(場合に応じ、特にパンク穴のサイズに応じて数秒又は数分で)膨張する。
かくして、運転手に運転手が危険な状況にあることを警報するため、旅行がかなり高い速度(例えば、80km/時を超え、それどころか90又は110km/時を超える速度)の部分を含む場合、事前警報モードが作動される。
この第2のケースに関連した試験を実施するため、圧力に関連したデータは、少なくとも以下の情報、即ち、旅行を行うために用意された車両のタイヤのうちの少なくとも1本に関する漏れの存否に関するデータを含まなければならない。
行われる旅行に関するデータは、これらの一部について、少なくとも以下の情報、即ち、旅行のうちの最高速区分の速度の値を含まなければならない。
最後に、この第2のケースによれば、漏れが存在する場合且つ計画された旅行がかなり高い交通速度(例えば、80km/時以上、好ましくは90km/時以上又はこれよりも高い速度)の道路上における走行の少なくとも一部分を含む場合、事前警報条件が存在するかどうかをチェックすることが可能である。
かかる事前警報により警告された運転手は、穿孔物体がタイヤの中に依然として存在しているかどうかをチェックするのが良い。かかる場合、最も賢明な解決策は、この物体を取り除き、タイヤに対応の補修を施すことである。
このケースにおける根源的な危険性は、タイヤが計画された旅行を行って走行している間、漏れを生じているタイヤが膨張不足状態になり又は実質的に急激な又は完全な圧力損失が生じるということにある。これは、圧力及び計画された旅行パラメータと関連した第2の危険なケースである。確かに、旅行が実質的に短い旅行に合わせて変更される場合、この危険性は、減少し又はなくなる場合がある。
第3のケースは、計画された旅行に沿う走行速度に関心が集中する。多くの車両は、速度に応じて変化する推奨圧力指標を有する。例えば、或る特定の車両に関し、推奨圧力しきい値は、推奨限度値相互間で300ミリバールだけ変化する場合がある。かくして、真の測定圧力値及び少なくとも1つの高速部分を含む旅行のデータによれば、膨張不足状況は、旅行のこの部分について生じる場合がある。かかる場合、事前警報モードを作動させる。
この第3のケースに関連した試験を実施するため、圧力に関するデータは、少なくとも以下の情報、即ち、所与の時点(例えば、出発前)における車両について測定された圧力値、この車両の速度に応じた車両のタイヤに関する多くの推奨圧力データを含まなければならない。
行われるべき旅行に関連したデータは、これらの一部として、少なくとも以下の情報、即ち、旅行のうちの最高速区分の速度の値を含まなければならない。
最後に、この第3のケースによれば、試験により、計画された旅行が、推奨圧力値が旅行を行うために用意された車両のタイヤのうちの少なくとも1本について測定された値よりも大きい走行の少なくとも一部分を含む場合、事前警報条件が存在しているかどうかをチェックすることができる。圧力差が最小である場合に再膨張を回避するために必要ならばマージンを施すのが良い。
これは、圧力及び計画された旅行パラメータと関連した第3の危険なケースである。確かに、旅行が高速部分を含まない旅行向きに変更された場合、危険性は、減少し又はなくなる。
最後に、第4のケースは、同一アクスルに関する圧力アンバランスモードに関連している。この場合、タイヤは全て、推奨値に一致した圧力値を取ることができる。他方、同一アクスルの2本のタイヤ相互間の圧力値の差が所与のしきい値(例えば、150〜200ミリバール以上又は公称圧力値の約8〜10%)を超えた場合、高速部分(例えば、110km/時以上、好ましくは130km/時)を含む旅行について事前警報モードが作動される。この場合の根源的な危険性は、圧力アンバランス状態の対をなすタイヤにより車両が異常な挙動を示すということにある。例えば、圧力のアンバランスにより、車両は、このアンバランスの形態及びそのレベルの多少に応じて一方の側又は他方の側による傾向が生じる場合がある。具体的に説明すると、圧力差が車両の挙動に対して最も大きな影響を及ぼすのは高速時である。後者は、場合に応じて左又は右に「引く」傾向をもつ場合がある。
この第4のケースに関連した試験を実施するため、圧力に関連したデータは、少なくとも次の情報、即ち、該当する場合には、同一アクスルの2本のタイヤの測定圧力値、同一アクスルの2本のタイヤの圧力値相互間の所与の時点(例えば、車両の出発前)における差の値、少なくとも所与の差の最大値EMを含まなければならない。
行われるべきタイヤに関連したデータは、これらの一部として、少なくとも次の情報、即ち、旅行の最も早い部分の速度の値を含まなければならない。
最後に、この第4のケースによれば、試験により、定められた差が所与の差の最大値EMよりも大きい場合に事前警報条件があるかどうか及び計画された旅行がかなり高い交通速度(例えば、80km/時を超え、それどころかより好ましくは90km/時を超える速度)の道路上における少なくとも1つの走行部分を含んでいるかどうかをチェックすることが可能である。
これは、圧力及び計画された旅行パラメータと関連した第4の危険なケースである。確かに、旅行が実質的に短い旅行に合わせて変更される場合、この危険性は、減少し又はなくなる場合がある。
これら全てのケースにおいて、事前警報モードにより、運転手が計画した旅行を行う前に運転手に警告することが可能である。かくして、運転手は、自分の出発前に必要な是正措置を取って幾つかの場合において、運転手の側での緊急措置を必要とするような状況にあるのを回避する可能性を得ることができる。
変形実施形態によれば、旅行コンピュータ処理モジュールにより、特に上述した最初の2つのケースに関し、必要ならば膨張箇所まで差し向けることができる変更後の旅行を運転手に指示することができる。
これら種々の例示の実施形態において、圧力モニタシステムにより通常用いられている最大膨張不足又は圧力損失速度の値に関するしきい値に対応した最大膨張不足又は圧力損失速度の値のしきい値を提供することも可能である。これらしきい値が交差する場合、車両が走行することができる条件に対応した事前警報条件に代えて、新たな旅行を行う前に、例えば再膨張又は補修のような是正措置を必要とする警報条件が用いられる。

Claims (9)

  1. 計画された旅行を行うようになった車両用の事前警報判定方法であって、
    ‐試験モジュールを備えたデータ処理手段を用意するステップと、
    ‐前記車両についてタイヤのうちの少なくとも1本のための圧力に関するデータを得ることができるようにする手段を用意するステップと、
    ‐前記圧力に関連した前記データを前記データ処理手段に供給するステップと、
    ‐圧力状態事前警報条件を検出することができる1組の基準を前記データ処理手段に供給するステップと、を有する方法において、
    ‐行われるべき前記計画された旅行に関連した或る特定のデータを前記データ処理手段に供給するステップと、
    ‐前記基準を一方において前記圧力に関連した前記データにリンクすると共に他方において前記計画された旅行に関連した前記データにリンクするステップと、
    ‐前記所与の旅行、前記圧力に関連した前記データ及び前記事前警報基準に基づいて前記データ処理手段を用いて試験を実施してどの圧力状態事前警報条件をも検出するようにするステップと、
    ‐事前警報条件が検出された場合、対応の信号を送信するステップと、を有する、事前警報判定方法。
  2. ‐前記圧力に関連した前記データは、前記旅行を行うようになった前記車両の前記タイヤについて推奨される少なくとも1つの圧力値と、前記車両の前記タイヤのうちの少なくとも1本についての漏れの存否に関連したデータと、漏れがある場合、問題のタイヤの圧力損失速度の値及び所与の時点で測定された圧力値と、を含み、
    ‐行われるべき旅行に関連した前記データは、少なくとも、前記旅行の計画された距離及び/又は期間を含み、
    漏れが存在する場合及び計画された旅行が前記旅行中、前記タイヤの前記圧力値が推奨される最小圧力しきい値よりも小さい値に達することができるようにするのに十分な走行距離又は走行時間を含む場合、事前警報条件が見出される、請求項1記載の事前警報判定方法。
  3. ‐前記圧力に関連した前記データは、前記旅行を行うようになった前記車両の前記タイヤのうちの少なくとも1本についての漏れの存否に関連したデータを含み、
    ‐行われるべき旅行に関する前記データは、少なくとも、前記旅行のうちの最高速区分の速度の値を含み、
    漏れが存在する場合及び前記計画された旅行が、交通速度のかなり高い道路上における少なくとも1つの部分を含む場合、事前警報条件が見出される、請求項1又は請求項2記載の事前警報判定方法。
  4. ‐前記圧力に関連した前記データは、所与の時点における前記車両について測定された圧力値と、前記車両の速度に準拠した前記車両の前記タイヤに関する多数の推奨圧力値と、を含み、
    ‐行われるべき旅行に関する前記データは、少なくとも、前記旅行のうちの最高速区分の速度の値を含み、
    前記計画された旅行が、前記推奨圧力値が前記旅行を行うよう用意された前記車両の前記タイヤのうちの少なくとも1本について測定された値よりも大きい少なくとも1つの部分を含む場合、事前警報条件が見出される、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の事前警報判定方法。
  5. 前記計画された旅行が、前記推奨された圧力値が少なくとも1つの所与の移行値だけ前記測定値よりも大きい少なくとも1つの部分を含む場合、事前警報条件が見出される、請求項4記載の事前警報判定方法。
  6. ‐前記圧力に関連した前記データは、所与の時点において、同一アクスルに取り付けられた2本のタイヤの圧力値相互間の差の値と、少なくとも1つの所与の差の最大値(EM)とを含み、
    ‐行われるべき旅行に関する前記データは、少なくとも、前記旅行のうちの最高速区分の速度の値を含み、
    前記求められた差が所与の差の最大値(EM)よりも大きく、しかも前記計画された旅行が交通速度のかなり高い道路上における少なくとも1つの部分を含む場合、事前警報条件が見出される、請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の事前警報判定方法。
  7. 車両に搭載され、マイクロプロセッサを含む車載型装置が用いられ、前記車載型装置は、前記圧力に関連した前記データを受け取り、所与の旅行に基づいて、事前警報試験を実施するよう構成されている、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の事前警報判定方法。
  8. 前記車両の外部に設けられたマイクロプロセッサを含むコンピュータ処理装置が用いられ、前記コンピュータ処理装置は、前記圧力に関連した前記データを受け取り、所与の旅行に基づいて、事前警報試験を実施するよう構成されている、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の事前警報判定方法。
  9. メモリ媒体上にストレージされ、複数個のネットワーク要素、例えばノード及び/又はセクション並びにこれらノード及び/又はセクションに関する位置決定指標を含むディジタル道路ネットワークシステムに用いられるよう設計された請求項1〜8のうちいずれか一に記載の事前警報判定方法であって、前記ネットワーク要素は、一方において、道路及び十字路の部分を形成するよう道路ネットワークの再構成の際に配置可能であり、他方において、前記データ処理手段を用いて出発地点Dと到着地点Aをリンクすることができる少なくとも1つの潜在的な旅行を決定することができるようになっている、請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の事前警報判定方法。
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