JP2011516691A - 空気ブローと共にポリリン酸を使用して改良されたアスファルトを製造するプロセス - Google Patents

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Abstract

改良されたアスファルト組成物を製造するプロセスが提供される。アスファルトに、空気が短時間ブローされ、その後にポリリン酸が添加される。空気ブローのプロセスは、高温、かつ空気ブローンアスファルトに対して通常使用される空気量で行われる。このプロセスは、ストレートアスファルトを使用して行い得るし、またはアスファルトに、フラックス、スロップ、またはフラックスとスロップの混合物を混合したものを使用して行い得る。初期の空気ブロー期間の後、ポリリン酸がアスファルトに添加される。ポリリン酸は、アスファルトが高温度にあるときに添加できるし、またはアスファルトは、ポリリン酸の添加のわずかに前に冷却させておくこともできる。ポリリン酸の添加に続いて、アスファルトをさらに空気ブローして、所望の特性を得ることができる。

Description

本願は、2008年4月7日に出願された米国仮特許出願第61/043,067号に対して米国特許法第119条に基づいて優先権を主張するものであり、その全内容を本明細書に参考文献として引用する。
本発明は、態様の一つでは、ポリリン酸で改質された空気ブローン(air−blown)アスファルトの製造のための改良されたプロセスに関する。他の態様では、本発明は、ポリリン酸で改質された空気ブローンアスファルトを含む改良された組成物、および得られた組成物の使用に関する。
ある種の適用に対して、残油から、すなわち、ストレート処理からのアスファルト(時にビチューメン(bitumen)とも称される)は、ある種の使用には製造時のままでは不適なこともある。多くの場合、アスファルトは、酸化プロセス、すなわち、空気吹き込みプロセス(air blowing process)で改質される。一般に、この技法によって、アスファルトの硬度、軟化点、融通性および耐候性が上昇し、一方では温度変化に対する伸度および感度が低下する。
空気ブローを使用してアスファルトの酸化を行う既往のプロセスは、通常、アスファルト原料に空気ブローを行ってアスファルト酸化を行うステップを伴う。この空気吹き込みプロセスは、通常、400°F〜550°Fの範囲の温度で、通常、約3,000CFMの流量の空気で行われ、この空気接触の結果として改質された性質を有するアスファルトが製造される。これらのプロセスで、空気のブローは、通常、最大20時間にわたって行われる。
空気ブローンアスファルトの総括的特性を向上し、処理時間を短縮する目的で、従来から添加剤も使用されている。空気吹き込みプロセスで現在使用されている添加剤の一つは、ポリリン酸(PPA)である。空気吹き込み工程の際にアスファルトにPPAを添加すると、吹き込みプロセスの際に必要なアスファルトの温度を下げることが、通常可能となり、結果としてコーク形成が減少する。空気吹き込み工程の際にアスファルトにPPAを添加すると、処理時間も短縮できる。また、PPA添加を行うと、PPAの添加なしの空気吹き込みプロセスで製造されたアスファルトに比較して、より高い軟化点とより優れた針入度を有するアスファルト製品を製造するのに役立ち得る。
原油の天然起源に依存して、製造されるアスファルトは、極めて特有な性質、ユニークな特性を有し得る。したがって、相異なる原油源から製造されるアスファルトは、空気吹き込みプロセスの間に相異なる挙動を示す。発見されたことは、アスファルトは種類によっては、空気ブロー酸化プロセスの際にPPAの存在の下で反応させると、空気ブロー塔で固形沈殿物が形成するということである。この現象は、明らかに望ましくなく、PPAと反応して沈殿物を形成するアスファルトには、PPAの使用は現在まで制限されてきている。従って、望ましいことは、向上した性質を備えるアスファルトを生成するのにPPAと共に使用し得る空気ブロー酸化プロセスを提供することである。
本発明は、改良されたアスファルト組成物を製造するプロセスに関する。本プロセスでは、アスファルトの空気ブローは、ポリリン酸の添加の前に短時間で行われる。空気ブローのプロセスは、高温、かつ空気ブローンアスファルトに対して通常使用される空気量で行われる。このプロセスは、ストレートアスファルト(neat asphalt)を使用して行い得るし、またはアスファルトと、フラックス(flux)、スロップ(slop)、またはフラックスとスロップの混合物とを混合したものを使用して行い得る。
初期の空気ブロー時間の後、ポリリン酸がアスファルトに添加される。ポリリン酸は、アスファルトが高温度にあるときに添加できるし、またはアスファルトは、ポリリン酸の添加の前に少しだけ冷却しておくこともできる。ポリリン酸の添加に続いて、アスファルトをさらに空気ブローして、所望の特性を得ることもできる。
本プロセスの利点は、改良された特性を有する空気ブローンアスファルトが得られるのと同時に、ポリリン酸を使用する既往の空気吹き込みプロセスで形成される沈殿物を最小限に抑え、あるいは皆無にすることができることである。さらに、望ましい性質を有するアスファルトが、より少ない回数の空気ブローで製造され、従って処理コストが低減されることである。本プロセスの他の利点は、以下に記載される発明の詳細な説明に基づけば、当業者には明らかであろう。
スロップ90%と減圧残油10%の混合物に対して本発明のプロセスを使用して得られた結果を示す図である。 アスファルト70%と減圧残油30%の混合物に対して本発明のプロセスを使用して得られた結果を示す図である。 アスファルト70%と減圧残油30%の混合物に対して本発明のプロセスを使用して得られた結果を示す図である。 空気ブローを約250分間行った場合の軟化点変化対時間を示すもので、PPA無添加と、PPA濃度0.5%と1%と2%のケースを示す図である。 空気ブローを約510分間行った場合の軟化点変化対時間を示すもので、PPA無添加と、PPA濃度0.5%と1%と2%のケースを示す図である。
発見されたことは、改良された性質を有するアスファルトが、空気ブロー酸化プロセスを使用して製造し得るが、これは、先ず、フル空気吹き込みプロセスに比較して短時間でアスファルトを空気ブローすることによって「セミブローン(semi−blown)」アスファルトが製造される。次に、このセミブローンアスファルトにPPAが添加される。セミブローンアスファルトにPPAを添加すると、針入度を過剰に減少させずに軟化点を顕著に上昇させる。さらに、望ましい特性が、短時間のブローで達成し得る。
本発明は、典型的な工業的アスファルト空気ブロー装置と操作法が使用されるものと想定する。空気ブローのプロセスは、350°F〜550°Fの範囲の典型的な温度で、そして最大3,000CFMの流量でブローされる空気で行い得る。セミブローンアスファルトは、通常の空気吹き込みプロセスと比べて短時間でアスファルトに空気を吹き込んで製造される。本プロセスに対するブロー空気は、約60分間〜700分間、好ましくは約200分間〜300分間、より好ましくは約225分間〜260分間にわたって行い得る。
本発明に使用されるPPAは、好ましくは、105%〜118%当量のものである。PPAは、0.1重量%〜3重量%のPPA濃度となるように添加される。PPAの添加の後、PPAとアスファルトは良好な混合が達成されるに好適な時間、通常、15分間〜10時間にわたって撹拌される。PPAの添加は、アスファルトが使用される空気ブロー温度にある時に行うことができるし、またはPPA添加以前にアスファルトを冷却しておくこともできる。実施の形態の一つでは、アスファルトは、PPA添加以前に320°F(160℃)に冷却しておくことができる。本プロセスは、極めてPPAとの反応性に富むアスファルトのタイプ、またはフラックスまたはスロップとアスファルトとの混合物で極めてPPAとの反応性に富む混合物を改質するのに特に望ましい。
所望ならば、アスファルト改質に使用される他の添加剤をアスファルトに添加し得る。これらの添加剤は、PPAの添加の前でも、PPAと一緒にでも、またはPPA添加後にでも、添加し得る。改質アスファルトに取り入れ得る添加剤としては、例えば、リン酸、硫酸、塩酸、有機酸のような他の酸、またはアスファルトを改質するのに使用される他のどのような酸でもよい。酸化プロセスに通常使用される他の添加剤、例えば、ワックスまたは塩化鉄も、改質アスファルトに添加し得る。
理解されるべきであるが、特に所望の性質を有するアスファルトを得るのに使用される正確な条件は、ストレートアスファルト製造に使用される原油の起源、温度と空気流、および使用されるPPAのグレードに依存する。当業者は、これらのパラメータを容易に変更し、所望の性質を有するアスファルトを得ることができる。
以下の実施例は、本発明の好ましい実施の形態を説明するものである。これらの実施例は、本発明プロセスの特定の実施形態を示すために提供されるものであり、本発明の範囲をいかなる形でも限定するものではない。
<実施例1>
PPAを空気ブロー後に添加したセミブローンアスファルトの性質を測定するために実験室試験を行った。ベースライン条件を確立するため、空気を30リットル/分の流量でアスファルトにブローした。使用アスファルトは、ロシア原油から製造した。アスファルトのサンプルは、様々なブロー時間で試験した後で取り出し、試験に供した。ベースライン条件のアスファルトに対して処理時間を選択した後の軟化点と針入度を、以下の表1に示す。
Figure 2011516691
同じアスファルトのサンプル二つを、ベースラインのアスファルトで使用したのと同じ温度と同じ空気流で空気ブローして処理した。第一のサンプルでは、空気を230分間アスファルトにブローし、PPAを添加し、撹拌し、上記のアスファルトを得た。使用PPAは、HPO105%当量のものであり、アスファルトを320°F(160℃)の温度に冷却したとき、添加した。第二のサンプルでは、空気を255分間アスファルトにブローし、105%当量PPAを上記のように撹拌しながら添加した。軟化点と針入度を、表2に示す。
Figure 2011516691
Figure 2011516691
表2で分かるように、表1のストレートアスファルトと比較して、空気ブローを230分間と255分間行った後にPPAを添加すると、軟化点が顕著に改良され、針入度も減少する。さらに、PPAの添加に続いて、サンプルを篩分したが、篩上はクリーンであって、沈殿物は認められなかった。
<実施例2>
空気ブローを約255分間行い、上記のように105%または115%当量PPAで改質した後、運転中の工業用ブロー塔からアスファルトのサンプルを採取した。空気ブローは、400°F〜550°Fの典型的な運転範囲で行った。アスファルトは、ロシア原油から製造した。セミブローンアスファルト約3kgを実験室に運び、表3と4に記載の比率で上記のようにPPAを混合した。サンプルに対する軟化点と針入度を、以下に示す。
Figure 2011516691
Figure 2011516691
表3と4で分かるように、軟化点と針入度が、上記の表1に記載の対照標準サンプルに対して同様に改良されていることを示す。
本発明のプロセスは、ストレートアスファルトに使用できるが、あるいはアスファルトと、フラックス、スロップ、またはフラックスとスロップの混合物とを混合したものにも使用し得る。当業者に既知のように、フラックスとスロップは、蒸留塔で得られる特定の留分を記述するのに使用される用語である。通常、これらは、蒸留される原油の軽質留分であって、多くは原油蒸留から得られた減圧残油の最後の揮発性留分である。これらの留分は、軽油またはディーゼル油に混合し得る。さらに、本プロセスは、フラックスとスロップの混合物の性質を改良するのにも使用し得る。
図1は、スロップ90%と減圧残油(vacuum residue)10%の混合物を使用して得られた結果を示す。空気は500°Fの混合物にブローされた。サンプルは、図1の表に示されている処理時間で採取し、軟化点と針入度に関して試験を行った。230分間でサンプルを採取し、105%PPA(Innovalt N200と称する)を、上記のように当該混合物に添加した。サンプルの一つでは、添加PPAは1重量%で、二つ目のサンプルでは、添加PPAは2重量%であった。図1の表に示されているように、PPA添加の混合物は、同じ空気ブロー時間に対してPPAなしの混合物に比して、より優れた性質を有した。
図2は、アスファルト70%と減圧残油30%の混合物を使用して得られた結果を示す。空気は460°Fの混合物にブローされた。サンプルは、図2の表に示されている処理時間で採取し、軟化点と針入度に関して試験を行った。「ブロー5」とラベルされた表は、PPAを含まないアスファルト/減圧残油混合物の結果を示し、一方、「ブレンド1」とラベルされた表は、上記のようにブローンアスファルト/減圧残油混合物のサンプルに105%PPAを1重量%添加して得られた結果を示す。図2の表に示されているように、PPA添加の混合物は、同じ空気ブロー時間に対してPPAなしの混合物に比して、より優れた性質を有した。
図3は、アスファルト70%と減圧残油30%の混合物を使用して得られた結果を示す。空気は460°Fの混合物にブローされた。サンプルは、空気ブロー298分後のセミブローンアスファルトから採取し、軟化点と針入度に関して試験を行った。「ブロー6」とラベルされた表は、PPAを含まないアスファルト/減圧残油混合物の結果を示し、一方、「ブレンド2」とラベルされた表は、空気ブローン混合物のサンプルに105%PPAを1重量%添加して得られた結果を示す。図3の表に示されているように、PPA添加の混合物は、同じ空気ブロー時間に対してPPAなしの混合物に比して、より優れた性質を有した。
追加試験を、450°Fで空気をブローしたToricor Bakersfield Valero AC-1アスファルトを使用して行った。ストレートアスファルトに対する軟化度と針入度の変化は、表5に要約されている。表から分かるように、約100℃の軟化点と約17の針入度を得るには、約12時間かかる。
Figure 2011516691
図4が示すのは、軟化点変化対時間である。図4の表に示されているように、PPA添加なしに約250分間空気ブローしたときは、軟化点は48.6℃であり、針入度は、74dmmである。図4の表に示されているように、PPA濃度が0.5%、1%、2%となるようにPPAを添加すると、ストレートアスファルトと比較して、軟化点が上昇し、針入度が減少する。
図5が示すのは、軟化点変化対時間である。図5の表に示しているように、PPA添加なしに約510分間空気ブローしたときは、軟化点は78.2℃であり、針入度は、26dmmである。図5の表に示されているように、PPA濃度が0.5%、1%、2%となるようにPPAを添加すると、ストレートアスファルトと比較して、軟化点が上昇し、針入度が減少する。

Claims (11)

  1. (a)アスファルト組成物を提供するステップと、
    (b)60分間〜700分間にわたって空気ブローすることによって前記アスファルトを処理するステップと、
    (c)前記空気ブロー処理に続いて、撹拌しながら、前記アスファルトにポリリン酸を添加するステップと、
    を含むことを特徴とする空気ブローンアスファルトの製造プロセス。
  2. 請求項1のプロセスにおいて、前記空気ブロー処理が350°F〜550°Fの温度で行われることを特徴とするプロセス。
  3. 請求項2のプロセスにおいて、前記ポリリン酸が105%〜118%当量であることを特徴とするプロセス。
  4. 請求項3のプロセスにおいて、前記ポリリン酸が、0.1重量%〜3重量%の濃度になるように添加されることを特徴とするプロセス。
  5. 請求項4のプロセスにおいて、前記ポリリン酸の添加に続いて、前記アスファルトとポリリン酸との混合物が15分間〜10時間にわたって撹拌されることを特徴とするプロセス。
  6. 請求項5のプロセスにおいて、空気ブローの前に、前記アスファルトが、フラックス、スロップ、またはフラックスとスロップの混合物に混合されることを特徴とするプロセス。
  7. 請求項5のプロセスが、前記ポリリン酸を添加する前に300°F〜340°Fの温度にアスファルトを冷却するステップをさらに含むことを特徴とするプロセス。
  8. (a)アスファルト組成物を提供するステップと、
    (b)200分間〜300分間にわたって温度400°F〜550°Fで空気ブローすることによって前記アスファルトを処理するステップと、
    (c)前記空気ブロー処理に続いて、撹拌しながら、アスファルトに105%〜118%当量のポリリン酸を添加して、0.1重量%〜3重量%の濃度になるようにするステップと、
    を含むことを特徴とする空気ブローンアスファルトの製造プロセス。
  9. 請求項8のプロセスにおいて、前記ポリリン酸の添加に続いて、前記アスファルトとポリリン酸との混合物が、15分間〜10時間にわたって撹拌されることを特徴とするプロセス。
  10. 請求項9のプロセスにおいて、空気ブローの前に、前記アスファルトが、フラックス、スロップ、またはフラックスとスロップの混合物と混合されることを特徴とするプロセス。
  11. 請求項10のプロセスが、前記ポリリン酸を添加する前に300°F〜340°Fの温度にアスファルトを冷却するステップをさらに含むことを特徴とするプロセス。
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