JP2011515793A - 燃料電池スタック遮断用冷却システム - Google Patents

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Abstract

冷却システムは、燃料電池における電圧持続の有害な作用をなくす、燃料電池車両システムにおける遮断プロセス時用の冷却システムであって、或る量の冷媒流体を雰囲気温度で収容する冷媒流体リザーバと、ポンプと、該ポンプ及び冷媒流体リザーバを、車両用燃料電池スタックに冷媒流体を循環させる冷却システムの一セクションに相互接続させる流体回路と、制御可能な弁システムとを備え、それにより、車両における遮断の発生時に、リザーバ内の雰囲気温度の流体が、車両用燃料電池スタックに冷却流体を循環させる冷却システムの一セクションに送られる。

Description

本発明は、残留電圧発生の影響によって生じる、燃料電池の膜電極接合体の腐食を低減する、停止時に作動可能な、燃料電池スタック用の冷却システムに関する。
燃料電池では、自動車の駆動システム等の動力装置に通じる電気回路が燃料電池の停止時に開にされ、燃料電池に電気負荷がない場合、カソードに空気が存在すると、これがアノードに残存している水素燃料と結合することで、許容できないアノード電位及びカソード電位を生じさせ、その結果、触媒及び触媒アセンブリ支持体の腐食、それに伴う燃料電池アセンブリ及び燃料電池性能の劣化が生じる。従来、燃料電池セルの遮断直後にアノード流れ場及びカソード流れ場の双方をパージしてアノード及びカソードの電位をなくすのに不活性ガスが使用されている。自動車においては、停止時のパージの際に窒素等の不活性ガスの車載用供給源を使用することから重量及びコストがかさみ、この車載用供給源は車両の停止手順及び起動手順の妨げになりかねない。
燃料電池システム停止手順の別の態様では、電力消費回路の接続解除時の遮断後に、アノード側に水素、カソード側に空気、及び発生した水が残存している。開回路電圧がアノード及びカソード間に発生し(各燃料電池セルにつき約1ボルト)、残存している燃料、水素及び空気が消費されるまでそのままである。遮断後の持続電圧により膜電極接合体(MEA)が損傷を受ける。この電圧により燃料電池のカソード側の白金触媒がイオン化する。
白金が膜に移動してラジカル分子要素又は荷電分子要素を発生し、これらの要素が膜の分子構造に損傷を与える。
一解決案としては、アノード側に残存している水素を消費して電気を発生させ、この電気を電圧コンバータを介してコンデンサに蓄電する。カソード側に残存している水はポンプによって空気で吹き飛ばす。車両の水ポンプが止まると、冷媒が燃料電池スタック及び冷却システム内に残ったままとなるが、一部の水素も依然としてアノード側に残っているままとなり、数時間経過後に持続電圧をもたらす。作動していない燃料電池セルに持続電圧があると膜の損傷が生じる。特許文献1(「空気パージを用いる燃料電池装置の運転遮断方法」)は、主要負荷装置の接続を解除し、アノードへの水素含有燃料の流れを停止し、アノード燃料流れ区域を通して空気を送風することによりアノード燃料流れ区域内に残留する燃料を空気に置き換えることによって、作動中の燃料電池装置を運転停止することを提案している。特許文献1では、水素の流れを停止し、運転停止時にアノード燃料流れ区域を通して空気を送風することにより、残留する水素を迅速に置き換える。この方法を用いる場合、水素と空気とが混合する前線における水素と空気との反応により、燃料電池内で熱が発生して局部的に何らかの損傷を引き起こす可能性がある。
特許文献2(「冷媒を用いた燃料電池セルのパージ装置およびその方法」)には、起動及び停止の過渡運転時に、冷媒、典型的には水で燃料電池スタックをパージする、燃料電池の起動−停止方法及び装置が記載されている(第6欄、27行目から43行目;第2欄、43行目から46行目)。特許文献3(「直接接触型熱交換器を備えた耐凍結性燃料電池発電装置」)には、耐凍結性燃料電池に関し、遮断中に冷媒を燃料電池を通して通流させる冷媒入口と冷媒出口とを含む燃料電池を有する発電装置(第2欄、28行目から31行目;第6欄、32行目〜48行目)が開示されている。ユらによる特許文献4(2006年2月23日出願)及びツツイの特許文献5(2007年1月18日出願)は、遮断プロセス時に燃料電池スタックの温度を下げる装置を記載している。Cho他の特許文献6(2007年2月8日出願)及びBach他の特許文献7(2007年6月7日出願)はそれぞれ、腐食を低減すると共に燃料電池自体ではなく水素ガス流を冷却する燃料電池冷却システム、及び水素枯渇を低減するために冷却を行うシステムに関している。
米国特許第6,858,336号明細書 米国特許第6,391,485号明細書 米国特許第7,090,940号明細書 米国特許出願公開第2006/0040140号明細書 米国特許出願公開第2007/0015018号明細書 米国特許出願公開第2007/0031713号明細書 米国特許出願公開第2007/0128474号明細書
本発明の目的は、車両用燃料電池の遮断用の冷却システムを提供することである。本発明の更なる目的は、停止時の燃料電池に存在する水素、空気、水及び高温状態が組み合わされることに起因する触媒移動の現象を引き起こす、燃料電池における電圧持続を最小限にすることである。高温状態が触媒を活性にし、アノード及びカソード間に電位を生じさせ、この電位が強制的に燃料電池膜への触媒移動を引き起こす。
本発明の冷却システムは、スタック温度を雰囲気レベルまで迅速に冷却し、それにより、電池を腐食させると共に電池の有効寿命を減らす持続電圧をもたらす温度差をなくすことによって、電圧持続をなくす。要するに、本発明は、或る量の冷却液を雰囲気温度で収容する二次冷媒流体リザーバを提供する。本発明は停止時に燃料電池を冷却し、その際、停止時にポンプが冷媒流体リザーバ内の冷却流体(雰囲気温度で貯蔵されている)を燃料電池スタックに移動させるように作動する。次に、冷媒はスタックアセンブリを冷却し、温度差によって生じる触媒活性の有害な作用を軽減する。
本発明は、図面を参照して検討される好適な実施形態の以下の記載においてより十分に説明する。
車両用主ラジエータを組み合わせた場合の従来の燃料電池発電設備及び冷却システムの概略図である。 本発明の冷却システム及び該システムを構成する関連部材を示す図である。 本発明の冷却システム、及び本発明の該システムと車両運転中の車両用発電設備システムとの関係を示す概略図である。 車両用燃料電池発電設備の遮断プロセス時に燃料電池とつながっているときにおける本発明の冷却システムの概略図である。
本発明は、車両用燃料電池スタック用の冷却システムであって、遮断直後の燃料電池における高温状態をなくすと共に、燃料電池アセンブリ部材の劣化を引き起こす触媒活性作用を軽減する、冷却システムを提供する。本発明では、燃料電池冷却システムには、放熱性の高い放熱壁を有する冷媒流体リザーバを有する二次冷却回路が設けられている。燃料電池車両が走行中で燃料電池電力を消費しているときに二次冷媒流体リザーバ内の冷媒流体が雰囲気温度まで冷却される。燃料電池スタックによる発電の遮断後、水ポンプが冷媒流体を補助リザーバから燃料電池スタックに移動させて一般的に高温の従来の燃料電池冷媒を迅速に入れ替える。したがって、燃料電池用触媒成分の温度が雰囲気温度まで急速に下がることで、熱、又はスタック温度と雰囲気温度の温度差がなくなり、残留電圧の生成が止まる。瞬時冷却により、触媒活性、高電圧発生及び膜劣化が軽減する。
停止時用の補助リザーバ内の冷媒(好ましくは水)は、次の燃料電池の遮断手順に必要とされるまで車両駐車中及び車両走行中に冷却される。本発明のシステムは、車両及び燃料電池の停止後に燃料電池アセンブリ(特に触媒)の急速な温度冷却を行うように燃料電池スタック部材及び車両制御システムに相互接続される、リザーバと、水ポンプと、水ポンプ制御装置とを備える。二次冷媒流体リザーバは、停止時に燃料電池を冷却する雰囲気温度の冷却液を収容する。ポンプは停止時に作動してリザーバ内の雰囲気温度の冷却流体を燃料電池スタックに流す。次にスタックが冷却され、温度差によって生じる触媒活性の有害な作用が軽減される。
図1には、車両用主ラジエータを組合せた場合の従来の燃料電池発電設備1及び冷却システムが示されている。一般に、燃料電池発電装置1は温度制御プロセッサ6に相互接続され、温度制御プロセッサ6は例えばサーモスタット2によって感知される燃料電池熱を監視し、一連のポンプ4、弁V1及びV2、並びにラジエータシステム3(ファン5付き)を介して車両用一次冷媒の流れを調整して発電装置及び燃料電池アセンブリを最適温度に維持する。
本発明の冷却システム及び該システムのアセンブリを構成する関連部材が図2に示されている。遮断時用の冷却システム20が、或る量の冷媒を雰囲気温度で収容する冷媒流体リザーバ22と、水ポンプ26と、該ポンプ及び冷媒流体リザーバを燃料電池冷却システム28に相互接続する流体管路27と、流体回路内の少なくとも1つの制御可能な弁(好適な実施形態では二方向バルブV5及びV6が示されている)と、燃料電池制御システム(図示せず)及び少なくとも1つの弁V5、V6及びポンプ26に連関させた遮断時用の制御システム21とを備える。発電装置の運転状態時、少なくとも1つの弁が、停止時用のシステムを分離するように、且つ補助冷媒が発電装置冷却システムに流れ込まないように閉位置に維持される。
車両の動作時、流体回路内のポンプはオフ状態にあり、リザーバ内の流体の温度は雰囲気温度に維持される。冷媒の温度は、停止時用の制御システム21に相互接続されるサーモスタットTによって維持され、このサーモスタットTは、ラジエータ/熱交換器23と、リザーバ22への冷媒の流れの供給の際に相互接続される開閉弁V3及びV4並びに流量ポンプ25とを介して冷媒温度を調整し得る。ラジエータ23、ポンプ25並びに弁システムV3及びV4は、燃料電池への雰囲気温度の流体の冷媒の流れに対する補足的な一実施形態の態様である。遮断時用の制御システムは、燃料電池が遮断するという信号を燃料電池制御システム又は車両運転制御装置から受け取ると、ポンプ26及び少なくとも1つの弁(図示の例ではV5及びV6)を開位置にして発電設備冷却回路28への流れを可能にし、リザーバ内の雰囲気温度の冷却流体を燃料電池スタックに送り、次にスタックを冷却して、システム停止時の温度差によって生じる触媒活性の有害な作用を軽減する。停止時にリザーバからの流れが作動すると、発電装置冷却システムにおける燃料電池への冷媒の流れは弁V5及びV6によって停止し、弁V5及びV6は、管28を通る冷却システムの流れに対して閉位置にある。
図3は、本発明の冷却システム、並びに該システムと車両の動作中の車両用発電設備及び車両用主ラジエータシステムとの関係を示す概略図である。図示のように、二方向バルブV5及びV6は、車両及び燃料電池の冷却を主要な車両用冷却システム10、ラジエータ3及び冷却管路28を介して行うことを可能にして車両運転を続けるように開いている。停止時用の冷却システム20は、補助冷却システム20を主要な冷却システム10から分離するように弁V5及びV6がポンプ26及びリザーバ22の方向に閉じているため、主要な冷却システムから分離している。
遮断時に、遮断時用の制御システム21は主要な冷却システム10を作動不能にし、補助冷却システム20を作動させる。図4は、車両用燃料電池発電装置の停止プロセス時に本発明の冷却システムが弁V5及びV6をリザーバ22からの流れに対して開位置に切り換えることによって作動させ、それにより、貯蔵された雰囲気温度の流体がリザーバ22からポンプ26によって燃料電池冷却管回路28に該管28を通って送られる。弁V5及びV6は主要な冷却システム10に対して閉位置に切り換えられる。そのため、雰囲気温度の冷媒はループ形態でリザーバ22からポンプ26を通って弁V5を介して管28に流れて燃料電池発電装置1に入り、弁V6を介してリザーバ22に戻る。主要な冷却システム内の冷媒管28に対する弁V5及びV6の開閉位置もまた、車両に関して生成された起動又は遮断の信号と同時に車両制御システム31によって調整され得ることは明らかである。このように、システム10内には遮断時にラジエータ28及びポンプ4に接続されている管28を通る流れはなく、システム20内には遮断時に管28を通る冷媒流が生じる。
現行の車両技術は高圧のCNG又は水素ガスを燃料とする車両の使用を支持している。燃料電池では、自動車の駆動システム等の動力装置に通じる電気回路が燃料電池の停止時に開にされ、燃料電池に電気負荷がない場合、カソードに空気が存在すると、これがアノードに残存している水素燃料と結合することで、許容できないアノード電位及びカソード電位を生じさせ、その結果、触媒及び触媒アセンブリ支持体の腐食、それに伴う燃料電池アセンブリ及び燃料電池性能の劣化が生じる。従来、燃料電池の停止直後にアノード流れ場及びカソード流れ場の双方をパージしてアノード及びカソードの電位をなくすのに不活性ガスが使用されている。自動車においては、停止時のパージの際に窒素等の不活性ガスの車載用供給源を使用することから重量及びコストがかさみ、この車載用供給源は車両の停止手順及び起動手順の妨げになりかねない。本発明は、燃料システムのアセンブリ、すなわちタンクアセンブリに付随するガス流システムの保全性及び耐久性を効果的且つ効率的に高め、燃料電池の膜電極接合体(MEA)を損傷させる遮断後の持続電圧を低減する。

Claims (5)

  1. 燃料電池車両における遮断プロセス時用の冷却システムであって、或る量の冷媒流体を雰囲気温度で収容する冷媒流体リザーバと、ポンプと、該ポンプ及び前記冷媒流体リザーバを、車両用燃料電池スタックに冷媒流体を循環させる冷却システムの一セクションに相互接続させる流体回路と、該流体回路内の少なくとも1つの制御可能な弁と、燃料電池制御システム及び前記少なくとも1つの制御可能な弁及び前記ポンプと相関する遮断時用の制御システムとを備え、車両の発電装置運転状態時に、前記少なくとも1つの制御可能な弁が閉位置に維持され、前記流体回路内の前記ポンプがオフ状態にあり、前記リザーバ内の前記流体の温度が雰囲気温度に維持され、そのため、前記遮断時用の制御システムは、前記燃料電池が遮断するという信号を前記車両制御システムから受け取ると、前記ポンプをオンにして前記少なくとも1つの制御可能な弁を開位置に切り換え、前記リザーバ内の雰囲気温度の流体が、前記車両用燃料電池スタックに冷媒流体を循環させる冷却システムの前記セクションに送られ、
    それにより、前記雰囲気温度の流体を、前記リザーバから前記車両用燃料電池スタックに冷媒流体を循環させる冷却システムの前記セクションに流して前記スタックを冷却する冷却システム。
  2. 請求項1に記載の冷却システムであって、
    前記ポンプ及び前記冷媒流体リザーバと、前記車両用燃料電池スタックを介して冷媒流体を循環させる冷却システムの一セクションとを相互接続させる流体回路は、第1の位置で、主要な車両用冷却システムから前記燃料電池スタックを通る冷媒の流れを可能にすると共に前記リザーバから前記燃料電池への冷媒流体の流れを防げ、第2の位置で、前記リザーバから前記燃料電池への冷媒流体の流れを可能にすると共に前記主要な車両用冷却システムから前記燃料電池スタックを通る冷媒流体の流れを防げる一対の二方向バルブを含む冷却システム。
  3. 請求項1に記載の冷却システムであって、
    前記一対の二方向バルブは、前記燃料電池スタックに対し、前記冷却システムへ、または該冷却システムから、通じる流体管の対向する両側に配置される冷却システム。
  4. 車両における遮断の発生時にスタック温度を雰囲気レベルまで迅速に冷却することによって、自動車の燃料電池スタックにおける電圧持続をなくす冷却システムであって、或る量の冷媒流体を雰囲気温度で収容する二次冷媒流体リザーバと、前記燃料電池スタックに対し前記冷却システムへ/から通じる流体流管の対向する両側に配置される一対の二方向バルブと、第1の位置で、主要な車両用冷却システムから前記燃料電池スタックを通る冷媒の流れを可能にすると共に前記リザーバから前記燃料電池への冷媒流体の流れを防げ、第2の位置で、前記リザーバから前記燃料電池スタックへの冷媒流体の流れを可能にすると共に前記主要な車両用冷却システムから前記燃料電池スタックを通る冷媒流体の流れを防げる一対の二方向バルブを制御する切換えシステムとを備える、冷却システム。
  5. 請求項4に記載の冷却システムであって、
    前記冷却システムは、前記リザーバ内の前記流体を雰囲気温度に維持するサーモスタット制御システムを有し、該制御システムは、雰囲気温度を測定する温度センサと、熱交換器と、流体流回路内で該リザーバへ、または該リザーバから相互接続される弁システムとを含み、雰囲気温度を監視し、前記リザーバ内の前記流体の温度を雰囲気温度に維持する冷却システム。
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