JP2011512905A - 何人(なんぴと)にも適合させ得る顔面マスク - Google Patents

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Abstract

顔面マスク(11)が、マスク材料から成る上部(23)および下部(25)を有する。この上下部は、側辺(29)および正面部(27)で接合されている。側辺は、顔面縁(15)から正面部まで延在して収束する。顔面マスクは、顔面縁と正面部の間に区分(A,B,C)を有し、各区分が、頭部保持手段(19)、鼻帯材(21)、または、その両者を有する。各区分は、両側辺間に延在する分離帯域(32)または分離帯に沿って互いに分離可能である。正面縁と短縮された側辺とを含む1つ以上の区分を残しながら、1つ以上の区分を取り除くことによって、顔面マスクのサイズを縮小できる。

Description

本発明は、着用者のために汚染物質の濾過に用いられる種類の顔面マスク、および、その製造法に関するものである。
顔面マスクは、汚染物質を濾過して取り除くために、また着用者の健康を守るために装着される。例えば、外科手術用顔面マスクは、手術室において医療関係者が装着する。顔面マスクは、外科手術を受ける患者から発出される感染性病原菌から医療関係者を守る。さらに、顔面マスクは、医療関係者によってもたらされる感染性病原菌から患者を守る。
顔面マスクには幾つかの種類がある。一つの種類は、平坦型である。平坦な顔面マスクは、ヒトの顔の湾曲にマスクを或る程度合わせ得るように、ひだが付けられるか、または、折り畳まれる。別の種類の顔面マスクは、「錐状体」または「カップ状」マスクである。この種類は型成形マスクである。
全ての顔面マスクは着用者の顔に適合する必要がある。ヒトの顔の大きさは、人それぞれに大きく異なる。或る顔はより小さく、小さな顔面マスクを必要とするが、より大きな顔は、より大きなマスクを必要とする。例えば、子供は顔が小さく、成人よりも小さなマスクを必要とする。
先行技術では、顔面マスクは幾つかのサイズで作られていた。例えば、平坦な顔面マスクは、大小のサイズで作られていた。幾つかのサイズの顔面マスクの仕入れは在庫問題を増大させる。
世界的な流行病(pandemic)等の公衆衛生上の危機に際しては、顔面マスクのサイズが多数あると、問題を生じる可能性がある。世界的な流行病は短期間に多数の顔面マスクを必要とする。その結果、マスクを前もって製造し、備蓄しておかなければならない。特定サイズのマスクを備蓄するには、或る程度の推量を必要とする。公衆衛生当局は、世界的な流行病またはニーズが高いその他の危機の期間中、特定サイズの顔面マスクが特定の貯蔵所で品切れになるという状況を回避したいと望む。例えば、或る貯蔵所では、子供サイズのマスクを切らしてしまうが、成人サイズのマスクはまだ在庫がある、ということがある。成人サイズのマスクは、子供にうまく適合しないだろうし、したがって、十分な保護が得られないだろう。
故に、多くの顔サイズに適合することのできる顔面マスクが必要とされる。
本発明は、顔面縁と正面部を有するマスク材料を含む顔面マスクを提供するものである。顔面縁は、マスクの内側に開口を作る。マスク材料は顔面縁から正面部に収束する。顔面マスクは、また、少なくとも2つの区分を含み、少なくとも1つの区分が顔面縁に沿った位置にあって正面部に向かって延在し、他方の区分が正面部を包含して前記少なくとも1つの区分に向かって延在する。前記少なくとも1つの区分が取り除かれると、第二の顔面縁が生じて、マスクの内側に第二の開口を作る。
本発明の一特徴によれば、各区分は、マスク材料に結合された頭部保持手段を有する。
本発明の別の特徴によれば、顔面マスクは、各区分にマスク材料と結合された鼻帯材を更に含む。
本発明の更に別の特徴によれば、顔面マスクは区分間のマスク材料に少なくとも1つの分離帯域を更に含む。
本発明の更に別の特徴によれば、分離帯域は、これに沿ってマスク材料を引き裂き易くするために、マスク材料に予め刻み目を付した線を含む。
本発明の更に別の特徴によれば、顔面マスクは、各区分にマスク材料と結合した鼻帯材を更に含む。分離帯域は鼻帯材間に位置する。
本発明の更に別の特徴によれば、頭部保持手段は頭部ループを含む。
本発明の更に別の特徴によれば、頭部保持手段が接着剤を含む。
本発明の更に別の特徴によれば、マスクは平坦型である。
本発明の更に別の特徴によれば、マスクは錐状体型(cone type)である。
また、本発明は、顔面縁および正面部を有するマスク材料を含む顔面マスクを提供する。顔面縁はマスクの内側に開口を形成する。マスク材料は顔面縁から正面部に収束する。顔面マスクは、また、少なくとも2つの区分を含み、一方の区分が顔面縁に沿う位置にあって正面部に向かって延在し、他方の区分が正面部を包含して前記一方の区分に向かって延在する。前記一方の区分が取り除かれると、第二の顔面縁が作り出されて、マスクの内側に第二の開口を形成する。各区分は、マスク材料に結合された鼻帯材を有する。
本発明の一特徴によれば、顔面マスクは、区分間のマスク材料に少なくとも1つの分離帯域を更に含む。
本発明の更に別の特徴によれば、分離帯域は、これに沿ってマスク材料を引き裂き易くするために、マスク材料に予め刻み目を付けた線を含む。
本発明の更に別の特徴によれば、分離帯域が鼻帯材間に位置する。
本発明の更に別の特徴によれば、マスクは平坦型である。
本発明の更に別の特徴によれば、マスクは錐状体型である。
本発明は、顔面マスクをヒトの顔に合わせる方法を提供する。顔面マスクには顔面縁および正面部を有するマスク材料が用意され、顔面マスクは顔面縁から正面部に収束する。顔面縁よりも正面部に近い第二の顔面縁が作り出される。顔面マスクは顔面に装着される。
本発明の一特徴によれば、第二の顔面縁を作り出す作業は、顔面縁から正面部に向かって延在するマスク材料を取り除く作業を更に含む。
本発明の更に別の特徴によれば、マスク材料と結合した第一および第二の鼻帯材が用意される。第一の鼻帯材は顔面縁に隣接する。第二の鼻帯材は第一の鼻帯材と正面部の間に位置する。マスク材料を取り除く作業は、マスクから第一の鼻帯材を切り離す作業を更に含む。
本発明の更に別の特徴によれば、第一および第二の頭部保持手段がマスク材料と結合する。第一の頭部保持手段は、少なくとも1つの第一結合位置でマスク材料と結合する。第二の頭部保持手段は、少なくとも1つの第二結合位置でマスク材料と結合する。マスク材料を取り除く作業は、マスクから第一の頭部保持手段を切り離す作業を更に含む。
本発明の更に別の特徴によれば、第二の顔面縁を作り出す作業は、顔面縁に隣接したマスク材料を第一部分に向かって巻回する作業を更に含む。
本発明の好適例である顔面マスクの上側平面図であり、実物大で示す。 図1に示す顔面マスクの下側平面図。 図1の顔面マスクの上側平面図(中間サイズに縮小変形した後の図面)。 図1に示す顔面マスクの上側平面図(小サイズに縮小変形した後の図面)。 図1における線V−Vで指示される顔面マスクの開口端の図面であり、顔面に装着するためにマスクが開かれている。 図3における線VI−VIで指示される顔面マスクの開口端の図面であり、顔面に装着するためにマスクが開かれている。 図4における線VII−VIIで指示される顔面マスクの開口端の図面であり、顔面に装着するためにマスクが開かれている。 図1に示す顔面マスクを製造について、図9、図10と共に種々の工程を示す説明図。 図1に示す顔面マスクを製造について、図8、図10と共に種々の工程を示す説明図。 図1に示す顔面マスクを製造について、図8、図9と共に種々の処置を示す説明図。 本発明の別実施例である顔面マスクの正面図。 図11に示す顔面マスクの上面図。 変形形態で示される、図11に示す顔面マスクの上面図。 別実施例であり、折り畳み状態で示される図1に示す顔面マスクの平面図。 別実施例であり、顔面マスクの平面図。 さらに別の実施例に係る顔面マスクの平面図。
本発明の顔面マスク11を、好適例である図1、図2に示す。図示の顔面マスクは、「アヒルの嘴(くちばし)」形状体であり、着用者の顔に接する顔面縁15を有する(図5参照)。図1,2の顔面マスク11は、実物大で示され、成人男性等の実物大の顔面に対する使用に適する。(図面は必ずしも実寸ではない。) 図5は、顔面マスク11の開口端を顔面縁15から示す。顔面縁15は開口を形成する。
本発明の顔面マスク11では、代替品顔面マスクを作るために、マスクの一部を取り除くことができる。一例によれば、顔面マスクがより小さな顔に適合するように、顔面マスクの或る区分を取り除くことができる。別の例によれば、複数の頭部ループまたは他の種類の頭部保持手段を設けることができる。使用されない頭部ループをマスクから取り除いて、着用者の顔面にマスクを適合させるような頭部ループを残すことができる。
より小さな顔に合うようにマスクのサイズを縮小することができる。マスクのサイズを縮小するために、或る区分を取り除くことができる。図1の顔面マスクには、3つの区分、すなわち、区分A,B,Cがある。例えば、図3は、サイズが縮小された後の顔面マスク11Bを示す。具体的には、より小さなマスク11Bを作るために、顔面マスク11の区分Aを取り除き、他の区分B,Cを残している。図3の顔面マスク11Bは、より小さな顔面縁15Bを有し、そのため開口がより小さく、成人男性等の中間サイズの顔に好適に使用される。図6はマスク11Bの開口端を示す。
ヒトの子供等の小さな顔に合うように、顔面マスクは、サイズを更に縮小することができる。図4は、より小さなサイズの顔面マスク11Cを示す。小サイズ顔面マスクは、図1の顔面マスクから区分A,Bを取り除いて、または図3の顔面マスク11Bから区分Bを取り除いて、区分Cを残すことにより、得られた。顔面マスク11Cには、より小さな顔面縁15Cがあり、そのため開口がより小さい。図7はマスク11Cの開口端を示す。
このように、各種サイズの顔に適合するように、単一の顔面マスクを改造することができる。図1,図3,図4、および、図5〜図7をも比較すると分かるように、マスクを原寸のままにすることができ、或るいはまた、マスクの一部を取り除くことによってマスクをより小さくすることができる。取り除かれるマスクの一部は既に露出している顔面縁15を包含し、より短いか、または、より小さい新しい顔面縁が、マスクの残部に創出される。より小さな顔面縁は、より小さな開口をもたらす。
本発明のマスクは、幾つかの異なるサイズの顔面マスクを保管しておく必要性を低減化し、これにより、在庫管理を簡素化し、また、殆どの顔に合う顔面マスクの在庫が保証される。
ここで、顔面マスクについて詳細に説明する。顔面マスクは、マスク材料、頭部保持手段19,19B,19C、および鼻帯材21,21B,21Cを有する。
マスク材料は、フィルターとして働き、上部23と下部25に形成される(図1,図2参照)。マスク材料は、1層またはそれ以上の層であってよい。一例では、マスク材料は、3層、すなわち内層、中間層および外層を有する。「内側」は、着用者の顔面に接し得るマスク部分であり、一方、「外側」は、マスクを装着していると、露出して目視できる。内層は、湿式漉き法等によって作成されたセルロース、ティシュー、または、バイコ(bico:2成分ポリマー)等の共重合体で形成可能である。内層は着用者の皮膚に対して柔らかい。中間層は、濾材であり、溶融ブロー成形によるポリプロピレン、または、溶融ブロー成形によるポリエステルであってよい。外層は、不織ポリプロピレン、またはティシュー、または通気性プラスチックであってよい。外層は、中間層を保護し、中間層よりも外観が美しい。中間層が主フィルター材であっても、全層が或る程度のフィルター材を成す。
その他の層を設け、また、その他の機能を付与することもできる。例えば、耐流体層を、独立層として、または、中間層に組み込んだ層として設けることができる。同様に、抗菌層を、独立層として、または、中間層に組み込んだ層として設けることができる。従来公知で市販されている耐流体層は、気体と液体を区別できる障壁材(すなわち、バリア材)である。障壁材には、液体の比較的高い表面張力に起因して、液体の通過を阻止する小さな穴がある。障壁材は、典型的には、いずれの方向(内側から外側に向かう方向、また、外側から内側に向かう方向)にも気体を自由に通過させるが、液体の通過を少なくとも一方向に制限する。抗菌層は、従来公知で市販されている抗菌剤を有する。例えば、抗菌剤はヨウ素を基剤とするものであってもよい。
図1,図3,図4に示す実施例では、顔面マスク11,11B,11Cは、不使用時には平坦な顔面マスクである。図1を見ると、平坦時のマスクは、顔面縁15、正面縁または正面部27、および、側辺または横辺側辺または横部分29を有する概ね台形状体である。側辺29は、顔面縁15から正面縁27に延びる。上部23には顔面縁15があり、下部25には別の顔面縁15がある(図5参照)。好ましくは、上部顔面縁および下部顔面縁は、単一の連続した顔面縁を成す。顔面縁15は、マスク材料の縁であっても、また、発泡材等の別材料で裏張りされていてもよい。上部と下部は、正面縁27および側辺29で互いに連結または接合される。好適例では、正面縁27が上部23と下部25の間の折り目であり、一方、側辺29は互いに接合される。側辺29は、縁部に沿って延在する接合領域39で互いに接合される。接合領域39は破線で示されている。マスク材料が2層以上の場合、顔面縁15における各層も互いに接合されて、各層の分離を防ぐ。上下部23,25の間、および、側辺または側部29,29の間に、顔面縁15で開いた内部空所31(図5参照)が形成される。マスクが装着されている間、顔面縁15が着用者の顔面に接する。
図1,図2のように上または下から見ると、顔面縁15は正面縁27よりも長い。2つの側辺29は顔面縁15から正面縁27まで延在して収束する。
マスク11は、2以上の区分A,B,Cを有する。各区分には、着用者の顔面にぴったり合う、頭部保持手段(頭部ループ19,19Bまたは19Cとして図示されている)、若しくは鼻帯材21,21A,21B、または頭部保持手段と鼻帯材の両者が設けられる。マスクのサイズは、1つ以上の区分を取り除くことによって小さくすることができる。これにより、各顔面縁15,15B,15Cによって作られる開口の大きさが縮小する(図5〜図7参照)。前記取り除きは、また、残された1つまたは複数の区分を含むマスク残部のサイズを縮小させる。取り除かれる1つまたは複数の区分は、既存の既に露出した顔面縁を含み、それらが取り除かれると、残された区分に新たな顔面縁を作り出す。顔面マスクの残された区分は、正面縁27はもちろんのこと、短かくなった側辺29を含む。このように、マスクをより小さくするために或る区分を取り除いても、マスク材料の一体性およびその濾過能力を損なうことはない。
マスクの上部23および下部25の両者は区分を有する。好適例では、上部23の各区分は、下部25の各区分に対応する。したがって、上部23には区分A,B,Cがあり、下部25には対応する区分A,B,Cがある。好適例において、各区分は上部と下部の間でサイズが等しい。しかしながら、このことは必須条件ではない。
各区分は分離帯域または分離帯32によって互いに分けられる。分離帯域33は、顔面縁15および正面縁27と概ね平行であり、側辺29,29間で延在する。分離帯域32は分離線33であってよい(図1〜図3参照)。分離線33は、マスク材料の外側に見える。図面には、接合領域39を示す破線、および鼻帯材21,21A,21B(図1,図3,図4)や、頭部ループ19,19B,19C(図10)等の隠れた構成部材を示す中破線と、目視で区別できるように、分離線33が2点鎖線で示されている。分離線33は、2点鎖線として示されているが、連続線、破線(いかなる長さでもよい)、間隔の狭い二重線などであってもよい。分離線は、上部および下部の両者で見ることができるが、これらの一方、典型的には上部23にのみ見えてもよい。顔面縁15B,15Cは、マスクが特定の分離線に沿って切断されるか、または引き裂かれると、該分離線に形成される。
分離帯域32または分離線33は、1つまたは複数の区分の分離または取除きを容易にするために使用可能である。例えば、マスク材料の区分が、マスクの1つまたは複数の残りの区分から引離し可能になるように、マスク材料の分離線33に予め刻み目を付けるか、または、分離線を弱化させておいてもよい。或るいはまた、引っ張ると、マスク材料の隣接する区分を分断する紐または帯材を、分離帯域または分離帯に取り付けてもよい。例えば、紐は、一端から引っ張ると、マスク材料を引き裂くことができる。別の例では、帯材が、隣接する2つの区分を接続するために用いられる。帯材を、その一端から引っ張ると、帯材によって2つの区分が引き剥がされて、2つの区分が分離される。別の代替例として、分離線を、マスクの外側に印刷された単なる線にすることができる。或る区分を取り除くには、印刷線に沿ってまたはその近傍を鋏またはナイフで切断する。
印刷によるか、または、他の方法で目に見えるようになされた分離帯域32または分離線33があると、マスクのサイズ変更をする際に、ユーザを誘導する助けになる。或るユーザは、いかなる手引きも必要としないかも知れない。このようなユーザは、以前マスクを使用したことのあるマスクに慣れ親しんでいるかも知れない。その場合、分離帯域は、印刷の必要がないか、またはマスクの他の外観と見分ける必要がない。例えば、複数のマスク材料層を互いに接合する線に分離線を組み込んでもよい。以下に述べるように、鼻帯材21,21A,21Bをマスク材料に結合するために、仕上げ層35が使用される。仕上げ層は、超音波接合等の接合法によりマスク材料に接合される。仕上げ層25の接合に用いられる線に、分離線または分離帯域としての機能を付与できる。代替法として、分離帯域は、鼻帯材21,21B,21Cの間に位置する間隔であってもよい。ユーザは、隣接する2つの鼻帯材間を側辺から側辺まで切断することによって、マスクのサイズを縮小できるだろう。
或る区分を取り除いてマスクのサイズを変更するには、当該区分について、上下部における両者が取り除かれる。或る区分を取り除くと、元の顔面縁よりも短い長さの新しい顔面縁が生じる。例えば、図1,図3を見ると、マスクを中間サイズに製作するために区分Aを取り除くと、上部顔面縁15の長さが、長さD(図1参照)から長さD´の上部顔面縁15A(図3参照)に縮小する。同様に、側辺29が短くなる。しかし、正面縁27の長さ変化はない。また、正面縁27から新しい顔面縁15Bまでの顔面マスクの幅は、図1に示す原寸の顔面マスク11よりも小さい。別の例として、図1,図4を見ると、マスクを小サイズにするために区分A,Bを取り除くと、上部顔面縁15が、長さD(図1参照)から長さD″の上部顔面縁15C(図4参照)に縮小する。側辺29も長さが短くなる。しかしながら、正面縁27の長さは変化しない。正面縁27と新しい顔面縁15Cとの間の顔面マスクの幅は、図3の中間サイズのマスク11Bまたは図1の原寸のマスク11のいずれよりも小さい。
顔面マスク11,11B,11Cは、頭部保持手段によって顔面に保持される。頭部保持手段は、頭部ループ19,19B,19Cであってよい。さらに、顔面マスク11,11B,11Cは、鼻の輪郭の周囲の上部顔面縁に合わせたそれぞれの顔面縁の近くに、鼻帯材21,21B,21Cを有する。好適例では、顔面マスクの各区分A,B,Cが、それぞれの頭部ループ19,19B,19Cおよびそれぞれの鼻帯材21,21B,21Cを有する。
頭部ループ19,19B,19Cは、弾性材料製編物またはプラスチックエラストマーからなる。各頭部ループは、マスクと結合された端部35(図1,9,10参照)を有する。好適例では、該端部が側辺29の接合部39に位置する。端部35は、各区分の側辺に位置する。例えば、図1により示されるように、区分Aで用いられる頭部ループ19の端部(図1に破線で示す)は、区分Aにおける側辺の接合部39に位置する。代替例では、端部が、各区分において、マスクの外側に位置してもよい。頭部ループは典型的には長さが異なり、区分Aの頭部ループ19は区分B,Cの頭部ループ19B,19Cよりも長く、区分Cの頭部ループ19Cが最も短い。
1区分につき2以上の頭部ループが存在することもあり得る。例えば、1区分当たり2つの頭部ループを用いてもよい。2つのループ(輪)を用いる場合、一方の頭部ループは後頭部の周りに延在するが、他方の頭部ループは頭頂部の周りに延在する。また、大きな区分(例えば、区分A,B)には2つの頭部ループを設けることができ、一方、小さな区分(例えば、区分C)には1つの頭部ループを設けるとよい。このように、頭部ループの数は区分毎に変えることができる。
代替案として、区分の数よりも少ない数の頭部ループすなわち頭部保持手段が可能である。例えば、図1のマスクに単一の頭部ループを設けてもよく、その端部は区分Cでマスクに結合される。使用に際しては、頭部ループが引き出される。区分A,Bの取り除いても、単一の頭部ループの取り除きはないだろう。
連続する輪の別の代替案は紐である。紐は2条の材料から成る。各紐は、頭部ループについて述べたように、各区分に接合または固定された一端を有する。他端は、自由端であり、頭部の周囲で互いに結び合わされてループ(輪)を成す。紐は、典型的には対で設ける。或る区分が、一対以上の紐を有することもあり得る。本明細書で使用されるとおり、「ループ」および「紐」をまとめて「頭部ループ」または「ループ」と称する。
頭部ループ(および紐)の他に、着用者の顔面にマスクを保持するその他の種類の頭部保持手段を用いてもよい。例えば、耳掛けループを用いることができる。耳掛けループは、弾性材料製編物またはポリマー弾性体等の1条の材料から成り、耳の周囲で輪状になされる。2つの端部が、顔面マスクの同じ側に結合される。顔面マスクの各辺に耳掛けループを設ける。耳掛けループの端部は、マスクの内側(接合された側辺内)または外側に位置づけられる。顔面マスクの各区分は一対の耳掛けループを有する。一方の耳掛けループが右耳用であり、他方の耳掛けループが左耳用である。使用しない耳掛けループは、絡み合い又はふらつきを避けるために切断するとよい。
さらに別の種類の頭部保持手段は、接着剤20である(図13参照)。接着剤は、顔面縁またはその近傍のマスクの内側に付される(接着剤20は図13,14に一点鎖線で示される)。マスクの上部23および下部25の両者に接着剤を設ける。接着剤は、マスク装着時に、着用者の顔面に接着剤が接触してくっつく種類のものである。接着剤は、マスク装着前に、マスクの上部と下部が互いにくっつくことのないように、剥離可能な裏当て層で被ってもよい。接着剤を露出させる際には、裏当て層が剥離され、次いで、マスクを顔面に当てがうことになる。接着剤を顔面にくっつけるためには、或る程度の押圧力を必要とする。接着剤20は、図14に示すように、分離線33を横断して延在するシート状であってよく、この場合、マスクの上部に接着剤シートを付し、下部に接着剤シートを付す。代替案として、接着剤は、ユーザがマスクの接着剤部分を通して呼吸できるように、不連続にするか、または、穴を開けてもよい。図13は、帯材間に(および分離線33に沿って)スロットを有する帯状接着剤20を示す。接着剤20は穿孔したシートであってよい。接着剤と共に、鼻帯材を用いる必要はない。
頭部保持手段の例として頭部ループを用いるマスクについて、さらに詳しく説明する。
頭部ループは区分内に位置する。図1〜4において、顔面縁に最も近い頭部ループが、説明目的で引き出された状態になされている。その他の区分では、頭部ループが依然として区分の内側にある。例えば、図1では、図示の区分Aに付された頭部ループ19がマスク内側から引き出されている。端部35は、側辺の接合領域に接合されている。図10は、各区分内に位置づけられた頭部ループ19,19B,19Cを(破線で)示す(図10は、製作過程における或る段階(ステップ)を示し、分離線32が未だマスクに付されていない)。区分B,Cは、各区分に位置づけられた同様な頭部ループを有する。顔の大きな着用者が図1のマスクを装着すると、区分Aの頭部ループ19が引き出されて着用者の頭部周囲に延在せしめられるが、区分B,Cの頭部ループ19B,19Cは、マスクの内側に維持される。同様に、中間サイズの顔を有する着用者が図3のマスク11Bを装着すると、区分Bの頭部ループ19Bが引き出されて着用者の頭部周囲に延在せしめられるが、区分Cの頭部ループ19Cはマスクの内側に維持される。区分Aおよびその頭部ループが既に取り除かれている場合、頭部ループを各区分内に維持しておけば、各頭部ループを切断せずに、各分離線33に沿って区分を分離し、または、切断することができる。例えば、原寸の顔面マスクから中間の顔面マスクを製作する際には、区分Aの取り除きを伴う。区分Bの頭部ループ19Bは、区分Bの内側に位置し、区分Aと区分Bを分離する分離線33を横断しない。そのように、マスクが区分Aと区分Bの間の分離線に沿って切断されても、頭部ループ19Bは切断されない。引裂きにより区分を分離する場合、各区分内にある頭部ループの位置はさほど重要でない。図10に示すように、頭部ループ19,19B,19Cは長さが異なり、頭部ループ19が最も長く、頭部ループ19Cが最も短い。これにより、各頭部ループは側辺29間で真っ直ぐに延在することができる。或るいは、各頭部ループの長さが等しいこともあり得る。
各区分には同様に鼻帯材21,21B,21Cがあり、これらは、それぞれ、各区分の上部23の顔面縁15,15B,15Cの近くに位置する(図1,3,4参照)。
各鼻帯材は、半剛性で、変形可能、または可鍛性であって、着用者の鼻の周囲に適合するように設計される。鼻帯材は、典型的にはアルミニウム製である。鼻帯材21Bは、鼻帯材21と正面縁または正面部27の間に位置する。鼻帯材21Cは、2つの鼻帯材21,21Bと正面部27の間に位置する。鼻帯材21,21B,21Cは、等長、または、そうでなくとてもよく、最も長い鼻帯材21が区分Aにあり、最も短い鼻帯材21Cが区分Cにある。一例では、鼻帯材は、マスク材料の外層と仕上げ層の間に位置する。仕上げ層は、独立した接合層35または帯材から成り、外層または内層と同一材料で形成可能である。好ましくは、各鼻帯材21,21B,21Cに、別体接合層または帯材35が存在する。単一仕上げ層を全鼻帯材に用いることができるが、これは区分の分離を難しくするだろう。
顔面マスク11を作るには、マスク材料の各層を互いに合体して、所定形状に切断し、マスク材料層に頭部ループ19,19B,19Cを取り付け、側辺29に結合し、鼻帯材21,21B,21Cを取り付け、そして、分離線32を付す。側辺29は、超音波結合により、加熱および加圧により、または、接着剤により互いに接合可能である。
マスク材料の各層は、連続ウェブとして提供され、典型的にはロールに巻回される。各層はロールから引き出されて互いに接合される。次いで、各層は、図8に示すように、「蝶型」すなわち二重台形状に切断される。上部23は一方の台形を形成し、他の部分25は他方の台形を形成する。また、折り目27が図示され、その外側は、2つの部分を合わせた時、正面縁27が形成される。図8,図9はマスク材料の内層を示す。マスク材料が2層以上で形成される場合、上部23の各層を顔面縁15で互いに接合することができる。同じく、下部25の各層が同様に互いに接合される。
所定長さの頭部ループ材料19,19B,19Cが、上部または下部のいずれかの内側層の一方に沿って置かれる(図9参照)。頭部ループの端部37は側辺29に隣接して置かれる。次いで、マスク材料は、頭部ループを被うように、上部23が下部25に隣接する折り目27で折り曲げられる。その後、側辺29が例えば超音波説合等により互いに接合されて、接合領域39を形成する(図10参照)。超音波説合する際に、マスク材料は一組のローラ間を通過する。一方のローラは側辺と同じ形をした超音波ホーンを有する。他方はアンビル(金床)として働く。超音波接合は、図10に示すように、側辺29から短い間隔で内方に延在する接合領域39を作り出す。頭部ループの端部37は、接合領域39内に捕捉される。
次に、鼻帯材21,21B,21Cが上部23の各区分に置かれる(図1参照)。鼻帯材は、仕上げ層帯材25で被われ、次いで鼻帯材は、超音波接合、加熱および加圧、または接着剤によりマスク材料に接合される。
分離線33を用いる場合、分離線はマスク材料の外側に付される。分離線に予め刻み目が付されている場合、マスクは刻み目付与ローラを通過せしめられる。分離線が引裂き帯材である場合、各帯材の両側に沿って予め刻み目が付される。マスク材料よりも高い引裂き強度を有する帯材または紐が、折曲作業前に内層に結合される。分離線33が切断用の案内線である場合、分離線がマスク材料の外層に印刷される。鼻帯材は、短い間隔で分離線から離れている。分離線33は、製造過程の任意の作業段階でマスク材料に付すことができる。
今や、マスクは使用準備ができている。
顔面マスクを使用する際には、適切なサイズが決定される。これは推量、または実際にあてがってみて可能である。マスクをあてがう際、顔面縁15を広げてマスク開口を開く(図5参照)。広げられたマスクは着用が見込まれる着用者の鼻および口に当てられる。マスクが適切なサイズであってサイズを縮小する必要がないならば、頭部ループ19が内側から引き出されて後頭部に通される。顔面縁の下部25が顎の下に広がるとともに、顔面縁の上部23が鼻の上に広がった状態で、顔面縁15は着用者の顔に接触する。鼻および口はマスクで覆われる。鼻帯材21は、押圧されて鼻の周りの曲線に合わせる。着用者はマスクを通して呼吸する。他の区分B,Cの鼻帯材21B,21Cおよび頭部ループ19B,19Cは、元のままの形を保つ。
マスクが大きすぎる場合、顔面縁15は顔にきちんと接触しない;典型的には、空気が濾過されずに通過することのある隙間が生じる。1以上の区分を取り除くことができる。マスクを中間の大きさの顔に合わせるには、区分Aがマスクから取り除かれ、一方、マスクを子供等のより小さな顔に合わせるには、区分A,Bが取り除かれる。適切な分離線33に沿って、または近接してマスク材料の上下部23,25を分断することによって、区分の取除きが生じる。分離線33に沿って、または近接してマスク材料を引き裂くか、または切断することができる。残った区分(C)または区分(B,C)は使用されるが、未使用の1つまたは複数の区分は廃棄される。残された1つまたは複数の区分を使用するには、新たに作り出された顔面縁15Bまたは15Cを引き離して(図6,7参照)、顔面開口を作り出し、それぞれの頭部ループ19B,19Cを引き出して後頭部側に通過させ、各顔面縁15B,15Cを前記のとおり顔面に接触させる。
顔面マスクが3つのサイズを有するとして図示および説明してきたが、マスクは2以上のサイズを有することができる。側辺29が正面縁27に収束する台形が、長い顔面縁から材料を除去することによりマスクのサイズを縮小するのに、また、側辺29および正面縁27に沿う上下部23,25間の結合の一体性を依然として維持するのに、適している。これは、確実にマスクを着用者のより小さな大きさの顔にぴったり合わせながら、フィルターとしての機能を果たすマスクの有効性を維持する。
顔面マスクは非台形状に収束するその他の形状としてもよい。例えば、マスクは、湾曲した側部29と真っ直ぐな正面縁27または湾曲した正面縁とを有する弓状であることもあり得る。側辺および正面縁が湾曲した弓状の顔面マスクでは、側辺および正面縁が、図1に示すように、角部を必要とすることなく合体することができる。
顔面マスクは各区分の顔面縁近くにガスケットを備えてもよい。マスクを通る液体の通過を減少させるガスケットは、顔面縁またはその近くのマスクの内側に位置する。ガスケットは発泡プラスチック製であってもよい。顔面縁および分離線の全てに沿って広がる上部および下部の各々に用いられる、単一のガスケット層が存在することもあり得る。分離線に沿って切断または引き裂かれると、ガスケット層も切断または引き裂かれる。或るいは、ガスケットを帯材で設けて、各区分の帯材がそれぞれの顔面縁に位置してもよい。帯材の形態をしたガスケットを設けると、空気が細長いガスケット片間を通過できる通気性の空間を作り出す。
好ましい実施の形態の顔面マスクは、使用しない時には、平坦であると説明されてきたが、マスクは平坦である必要がない。マスクは、開いた形状を保つに必要な程度に、幾分剛性でも堅くてもよい。例えば、マスクは、カモノハシ形状(図5〜7参照)でも円錐形(図11参照)であってもよい。かかる形状はマスク材料を成形することにより成就される。
実施例中の同じ符号は同様の要素を示す。
図11,11Aに示すように、円錐形のマスク51は、側辺に代えて側部53をおよび正面縁に代えて正面部55を有する。円錐形のマスク51は上部57および下部59を有する。全体的に見て、マスクは、側部が顔面縁15から正面部55に延びるにつれて、側部53が収束する錐状体を形成する。さらに、上下部57,59は、これらが顔面縁から正面部55に広がるにつれて収束する。顔面縁15は形状が幾分円形である。図11,11Aは顔面マスク51の外面を示す。
マスク51には、区分間の分離帯域32により分けられる区分A,B,Cがある。区分A等の或る区分が取り除かれると、新たな顔面縁が作り出される。図11の実施例では、分離帯域32が分離線33として示される。
マスク51は、各区分に鼻帯材21,21B,21Cを有する。鼻帯材21,21B,21Cは、膠または接着剤により所定の位置に固定される。マスク51は少なくとも1つの頭部保持手段を有する。図示の実施例では、頭部保持手段は1以上の頭部ループである。頭部ループ19,19B,19Cは、説明のために切り取られて図11に図示されているが、典型的にはマスクの外側に結合する。使用していない頭部ループは、輪の緩みを防止するために、マスクの外側の所定の位置に留められ得る。或るいは、未使用の頭部ループをマスクから切り取っても抜き出してもよい。平坦なマスクと同様に、頭部保持手段は、紐、耳掛けループ、または接着剤であってもよい。或るいは、頭部保持手段は、頭部ループ19′(即ち、紐)等の単一の頭部保持手段であってもよい。かかる輪は、例えば接着剤により、全ての区分と結合することになる。図11Bはこのようなマスクを示す。或る区分が取り除かれると、頭部ループ19′は、当該区分から離されることになるが、残りの1つまたは複数の区分と依然として結合したままである。図11Bにおけるマスク51が最も小さいサイズCに縮小される場合、頭部ループ19′は、着用者の頭の周りにぴったり合うには大きすぎるかも知れない。その場合、頭部ループ19′を切断して、より小さな頭の周りに結び合わされる2本の紐を形成してもよい。
マスクを開けた状態で、または成形されたマスクを用いて、平坦な顔面マスクが、上下部を同時に引き裂くか、または切断することにより或る区分を取り除き得る場合、上下部の区分を1つずつ、または連続して取り除くことができる。切断または引裂きは、1箇所で始まり、マスク材料の周囲に広がって、新たな顔面縁を作り出すことができる。マスクがあまり堅くないなら、区分を取り除きながら、開口端を一緒に締め付けることができる。
区分を切断または引き裂いて、新たな顔面縁を作り出し、マスクの残り部分から当該区分を取り除く。マスク材料を巻回するか、または折り曲げることにより、新たな顔面縁を作り出すことができる。例えば、図1,図12を見ると、顔面縁15に隣接するマスク材料(例えば、区分A)は、正面縁27に向かって伸ばされるか、または折り曲げられる。図12は伸ばされた区分の内層を示す。新たな顔面縁15Bが作り出され、その顔面縁はより小さな開口を作る(図6の開口サイズ、参照)。頭部ループ19Bが引き出され、鼻帯材21Bが着用者の鼻梁周囲の高低に合わされる。顔に合った新たな顔面縁およびより小さな開口を作り出すべく、未使用の区分を折り曲げ、または、巻回し易くするために、分離帯域32または分離線33を利用できる。
以上の開示および図面になされた表示は、単に本発明の原理を説明するためにすぎず、限定的に解釈すべきではない。

Claims (22)

  1. a)顔面縁および正面部を有するマスク材料であり、前記顔面縁が前記マスクの内側に開口を形成し、前記顔面縁から前記正面部に向かって収束する形状の前記マスク材料と、
    b)少なくとも2つの区分であり、一方の区分が顔面縁に沿う位置にあって正面部に向かって延在し、他方の区分が正面部を含むとともに、前記一方の区分に向かって延在する、前記少なくとも2つの区分とを含み、
    前記一方の区分が取り除かれると、第二の顔面縁が生じ、前記マスクの内側に第二の開口を形成するようになっている顔面マスク。
  2. 各区分が、前記マスク材料に結合された頭部保持手段を有する請求項1に記載された顔面マスク。
  3. 各区分が、前記マスク材料に結合された鼻帯材を更に含む請求項1に記載された顔面マスク。
  4. 前記各区分間のマスク材料に少なくとも1つの分離帯域を更に含む請求項1に記載された顔面マスク。
  5. 前記分離帯域に沿って前記マスク材料を引き裂き易くするために、前記マスク材料に予め刻み目を付した線を前記分離帯域が含む請求項4に記載された顔面マスク。
  6. a)各区分における、前記マスク材料と結合した鼻帯材と、
    b)前記鼻帯材間に位置する前記分離帯域とを更に含む請求項4に記載された顔面マスク。
  7. 前記頭部保持手段が頭部ループを含む請求項1に記載された顔面マスク。
  8. 前記頭部保持手段が接着剤を含む請求項1に記載された顔面マスク。
  9. 前記マスクが平坦型である請求項1に記載された顔面マスク。
  10. 前記マスクが錐状体型である請求項1に記載された顔面マスク。
  11. a)顔面縁および正面部を有するマスク材料であり、前記顔面縁が前記顔面マスクの内側に開口を形成し、前記顔面縁から正面部まで収束する形状の前記マスク材料と、
    b)少なくとも2つの区分であり、一方の区分が前記顔面縁に沿う位置にあって正面部に向かって延在し、他方の区分が前記正面部を含むとともに、前記一方の区分に向かって延在する前記2つの区分と、
    c)前記マスク材料に結合された鼻帯材を有する各区分とを含み、
    前記一方の区分が取り除かれると、第二の顔面縁が生じて、前記顔面マスクの内側に第二の開口を形成するようになっている顔面マスク。
  12. 前記各区分間の前記マスク材料に少なくとも1つの分離帯域を更に含む請求項11に記載された顔面マスク。
  13. 前記分離帯域に沿って前記マスク材料を引き裂き易くするために、前記分離帯域が前記マスク材料に予め付した刻み目から成る線を含む請求項12に記載された顔面マスク。
  14. 前記分離帯域が前記鼻帯材間に位置する請求項13に記載された顔面マスク。
  15. 前記顔面マスクが平坦型である請求項11に記載された顔面マスク。
  16. 前記顔面マスクが錐状体型である請求項11に記載された顔面マスク。
  17. 顔面マスクをヒトの顔に適合させる方法であり、
    a)マスク材料を有する前記顔面マスクを用意する段階であって、前記マスク材料が顔面縁および正面部を有し、前記顔面マスクが前記顔面縁から前記正面部まで収束する形状である、前記顔面マスクを用意する段階と、
    b)前記顔面縁よりも前記正面部に近い第二の顔面縁を作る段階と、
    c)前記顔面マスクを前記ヒトの顔に装着する段階とを含む、顔面マスクをヒトの顔に適合させる方法。
  18. 前記第二の顔面縁を作る段階が、前記顔面縁から前記正面部に向かって延在する前記マスク材料の一部を取り除く段階を更に含む請求項17に記載された方法。
  19. a)前記マスク材料に結合された第一および第二の鼻帯材を用意する段階であって、前記第一の鼻帯材が前記顔面縁に隣接し、前記第二の鼻帯材が前記第一の鼻帯材と前記正面部の間に位置する構成の前記第一および第二の鼻帯材を用意する段階を更に含み、
    b)前記マスク材料の一部を取り除く段階が、前記顔面マスクから前記第一の鼻帯材を分離する段階を含む請求項18に記載された方法。
  20. a)前記マスク材料に結合された第一および第二の頭部保持手段を用意する段階であり、前記第一の頭部保持手段が少なくとも1つの第一結合位置で前記マスク材料に結合され、前記第二の頭部保持手段が少なくとも1つの第二結合位置で前記マスク材料に結合されて成る、前記第一および第二の頭部保持手段を用意する段階を更に含み、
    b)前記マスク材料の一部を取り除く段階が、前記顔面マスクから前記第一の頭部保持手段を分離する段階を更に含む請求項18に記載された方法。
  21. a)前記マスク材料に結合された第一および第二の頭部保持手段を用意する段階であり、前記第一の頭部保持手段が少なくとも1つの第一結合位置で前記マスク材料に結合され、前記第二の頭部保持手段が少なくとも1つの第二結合位置で前記マスク材料に結合されて成る、前記第一および第二の頭部保持手段を用意する段階を更に含み、
    b)前記マスク材料の一部を取り除く段階が、前記顔面マスクから前記第一の頭部保持手段を分離する段階を更に含む請求項17に記載された方法。
  22. 前記第二の顔面縁を作る段階が、前記顔面縁に隣接した前記マスク材料の一部を前記正面部に向かって巻回する段階を更に含む請求項17に記載された方法。
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