JP2011509422A - 再帰反射安全物品 - Google Patents
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Abstract
Description
第1の主表面と第2の主表面とを有する、第1の基材と、
基材の第1の主表面に沿って貼り付けられる、複数の再帰反射素子とを備え、再帰反射素子は、
外側コア表面を備える、固体球形コアであって、外側コア表面は、第1の界面を提供する、固体球形コアと、
コア表面を被覆する内側表面と、外側表面とを有する、第1の完全同心光学干渉層であって、第1の完全同心光学干渉層の外側表面は、第2の界面を提供する、第1の完全同心光学干渉層と、
第1の完全同心光学干渉層の外側表面を被覆する内側表面と、外側表面とを有する、第2の完全同心光学干渉層であって、第2の完全同心光学干渉層の外側表面は、第3の界面を提供する、第2の完全同心光学干渉層と、を備え、
安全物品は、再帰反射性である。
例示的な反応において、水蒸気及び四塩化チタンは合わせて、金属酸化物前駆体材料と見なされる。
米国特許第5,673,148号(Morris et al.)に記載されるプロセスと同様の大気圧化学堆積プロセス(APCVD)を使用して、透明なビーズコア上に金属酸化物(チタニア又はシリカ)コーティングを堆積させることによって、複数の完全同心光学干渉層を有する再帰反射素子を形成した(その開示は、それを参照することによって本明細書に組み込まれる)。反応器の内径は、30mmであった。透明なビーズコアの初充填は、60gの重さであった。シリカコーティングに対して、反応温度を40℃に設定した一方で、チタニアコーティングは、140℃の反応温度を使用して堆積した。一定温度で維持された加熱油槽内に反応器を浸漬することによって、所望の反応温度を制御した。ガラスフリットの反応器の底面を通して反応器内に導入される窒素ガス流によって、ビーズ床を流動化した。一旦十分な流動化が達成されると、水バブラーを通過した窒素キャリアガス流を使用して、底面のガラスフリットを通して反応器内に水蒸気を導入した。原液前駆体を含有するバブラーに窒素キャリアガスを通し、流動ビーズ床へと下向きに延在するガラス管を通して、反応器内に蒸発化合物を導入することによって、金属酸化物前駆体化合物(SiCl4あるいはTiCl4)を蒸発させた。
再帰反射された白色度の測定は、再帰反射素子の層の再帰反射係数(Ra)の「パッチ白色度」測定を含む。クリアパッチ白色度、並びに白色パッチ白色度の測定を行った。クリアパッチ白色度の結果は、本明細書において「Ra(CP)」と表し、白色パッチ白色度の結果は、「Ra(WP)」と表す。いずれの場合においても、再帰反射素子の層を接着テープ上に散布し、レトロルミノメーターの下に構造を配置することによって、再帰反射素子の層を製造した。クリアパッチ白色度に対して、透明なテープ(3M Scotch 375 Clear Tape)の接着剤に再帰反射素子を部分的に埋め込み、暗色(黒色)背景を有する1枚の紙の上にテープを配置することによって、サンプル構造を製造した。接着剤を白色を付与するように二酸化チタンで着色したテープの接着剤に、再帰反射素子を部分的に埋め込むことによって、白色パッチ白色度サンプル構造を製造した。典型的には、再帰反射素子をその直径の<50%まで接着剤に埋め込んだ。パッチ白色度構造のそれぞれに対して、ASTM Standard E 809−94aの手順Bで確立された手順に従って、−4.0度の入口角及び0.2度の観測角において測定し、Cd/m2/luxでのRaを決定した。それらの測定に使用した光度計は、米国防衛公開第T987,003号に記載される。再帰反射素子又は素子の層を支持する上記の構造の主表面に入射する光によって、パッチ白色度を測定した。
光学分光計(Tec5 AG,Oberursol,Germanyから市販されている、MCS UV−NIR分光計及び50ワットのハロゲン光源及び二股光ファイバープローブを有する、MultiSpec Series System)を使用して、色座標を測定することによって、再帰反射色又はレトロクロミック効果を定量化した。同心円状に被覆された再帰反射素子を、市販されているテープ(3M Scotch 375 Clear Tape)の接着剤に部分的に埋め込んだ。〜5mmの距離において、光ファイバープローブの下に埋め込まれた再帰反射素子を配置し、黒色背景を使用して、300nm〜1050nmの波長範囲において、スペクトル測定を行った。前面鏡を基準として使用し、全ての測定値を正規化した。Tec5 AG,Oberursol,Germanから市販されている、色モジュールを有するMultiSpec(登録商標)Proソフトウェアを使用して、反射率スペクトルから色度座標を計算した。本明細書に定めるような、ある特定の比較実施例及びある特定の実施例に従って製造される再帰反射素子に対して、色座標を測定した。CIE色度ダイアグラム(1931バージョン)及び標準的な黒体曲線を参照した。黒体曲線は、約4800K〜7500Kの白色を通過する。これらの温度における対応する色座標は、(0.353、0.363)及び(0.299、0.317)である。再帰反射において可視的な色をほとんど又は全く示さない再帰反射素子から行われた測定は、4800K及び7500Kの黒体放射曲線の0.01内に位置する。(x、y)座標は、元の1931座標への1964の10度の視界の修正に対応することに留意されたい。CIEチャート及び黒体放射曲線は、Zukauskas et al.,Introduction to Solid State Lighting,John Wiley and Sons(2002);Chapter 2(Vision,Photometry,and Colorimetry),pp.7〜15に記載される。
比較実施例1〜44の製造に使用したビーズコアは、本明細書においてI型ビーズコアと称され、約1.93の屈折率、約60μmの平均直径、並びに44.2重量%のTiO2、29.2重量%のBaO、12.6重量%のSiO2、9重量%のNa2O、3重量%のB2O3、及び2重量%のK2Oの近似組成物を有する、透明なガラスビーズであった。比較実施例1は、被覆されていないI型ビーズコアであった。比較実施例2〜44は、上記の手順Aに従って製造し、単一の完全同心干渉層を備えた。比較実施例2〜25に対して、単一の完全同心干渉層が、シリカであった一方で、比較実施例26〜44は、チタニアの単一の完全同心干渉層を有した。再帰反射素子で製造されたクリアパッチ構造のコーティング時間、計算されたコーティング厚さ、及び再帰反射された白色度(Ra)を表2に記録する。
実施例45〜69は、I型ビーズコアを採用する。再帰反射素子が2つの同心光学干渉層を含むように、手順Aに従って、再帰反射素子を製造した。シリカの内側又は第1の光学干渉層、及びチタニアの外側又は第2の光学干渉層で被覆された、I型ビーズコアを使用して、実施例45〜60を製造した。I型ビーズコアを使用して、実施例61〜69を製造し、チタニアの内側又は第1の光学干渉層、及びシリカの外側又は第2の光学干渉層で被覆した。クリアパッチ構造のコーティング材料、厚さ、及び再帰反射された白色度(Ra)を表3に記録する。
実施例70〜80は、I型ビーズコア、及び実施例1〜44の製造に使用したものと同一のコーティング材料を採用した。手順Aに従って再帰反射素子を製造し、3つの完全同心干渉層を含むように、実施例70〜80を製造した。クリアパッチ構造のコーティング材料、厚さ、及び再帰反射された白色度(Ra)を表4に記録する。
比較実施例1〜15及び実施例45〜53と同一の方法で、比較実施例81〜95及び実施例96〜104をそれぞれ製造した。これらの再帰反射素子からの再帰反射色を観察及び記録した。再帰反射ビューア(3M Company,St.Paul,Minnesotaから商品名「3M VIEWER」の下で入手可能)を通して表示することによって、観察された再帰反射色を決定した。クリアパッチ白色度を決定するために、再帰反射素子の層をポリマー接着剤(3M Scotch 375 Clear Tape)に部分的に埋め込んだ。表5は、サンプルに対する構造、観察された再帰反射色及びクリアパッチ白色度を要約する。
すでに記載された再帰反射素子のいくつかに対して、白色パッチ白色度測定を行った。表6は、これらのサンプルに対する再帰反射素子の構造並びに白色パッチ白色度を要約する。
米国特許第6,245,700号に記載される方法に従って、ガラスセラミックビーズコアを製造した。II型ビーズコアは、12.0重量%のZrO2、29.5重量%のAl2O3、16.2重量%のSiO2、28.0重量%のTiO2、4.8重量%のMgO、9.5重量%のCaOの組成物を有し、屈折率は〜1.89であり、平均直径は約60μmであった。手順Aに従って、SiO2又はTiO2の単層でビーズコアを被覆した。再帰反射素子の構造、並びにクリアパッチ白色度及び白色パッチ白色度の両方の決定を表7に記録する。
米国特許第6,245,700号に記載される方法に従って、III型に指定されるビーズコアを製造した。III型ビーズコアは、61.3重量%のTiO2、7.6重量%のZrO2、29.1重量%のLa2O3、2重量%のZnOの組成物を有するガラスセラミック材料から製造され、RIは〜2.4であり、平均直径は、約60μmであった。手順Aに従って、SiO2又はTiO2の単層でビーズコアを被覆した。パッチ表面を水で被覆することによって、クリアパッチ白色度及び白色パッチ白色度測定値を記録した。コーティング材料、コーティング厚さ、並びに湿潤白色パッチ及び湿潤クリアパッチ白色度測定値を表8に要約する。
手順Aに従って、3つの完全同心光学干渉層をIII型ビーズコア上に堆積した。表9は、コーティング材料、コーティング厚さ、並びに白色パッチ及びクリアパッチ白色度測定値を要約する。実施例124〜145にあるような湿潤条件下で、白色パッチ及びクリアパッチ白色度測定を行った。
手順D:単層再帰反射素子:手順Aに記載するように、屈折率が〜1.9である、直径60マイクロメートルのビーズコアを、TiO2の単一の薄層で被覆し、比較実施例として使用した。(1)黄橙色(「黄橙色再帰反射素子」)及び(2)青色(「青色再帰反射素子」)の、2つの異なる再帰反射色の再帰反射素子を製造した。これらの再帰反射素子を接着剤基材に貼り付けた後でさえ、環境光において、それらの間の色差は観察されなかった。
キャストフィルム押出プロセスを使用して、Fusabond MC190Dエチレンビニルアセテート(EVA)(DuPont)及びPrimacor 3340エチレンアクリル酸共重合体(Dow)のフィルムを製造した。約200℃(392°F)の融解温度をもたらす、185℃(365°F)〜200℃(392°F)の温度プロファイルを有する、Brabender Instruments Inc.,South Hackensack,New Jerseyによって製造された1.9cm(3/4in)の単軸押出機に、樹脂ペレットを送り込んだ。フィルムを、約3m/分(10ft/分)で移動する、幅約15cm(6in)及び厚さ0.05mm(0.002in)のポリエチレンテレフタレート(PET)ベースのフィルムに成型するために、水平ダイを使用した。約0.1mm(0.004in)の厚さを有する層の状態に溶融樹脂を凝固させるために、スチール冷却ロールとゴムバックアップロールとの間に、得られたフィルム構造を通し、ロールを巻いて形成した。押出されたフィルムは「基材」と称される。
「画像再帰反射素子」を基材の特定の領域上に印刷した。基材の残部を被覆する「マトリックス再帰反射素子」とのコントラストの目的で、画像再帰反射素子を使用する。基材上に画像再帰反射素子を印刷するために、スタンプ印刷を使用し、着色剤が樹脂に添加されていない紫外線硬化性結合樹脂の極薄層(3M Companyから「CG 9720」の名称下で入手可能)を移動させるために、ゴムスタンプを使用した。印刷の直後に、画像再帰反射素子を印刷された領域上に散布した(2つ以上の色を使用した場合、異なる色の画像再帰反射素子を所望の領域上に注意深く散布した)。次いで、0.51m/s(100fpm)の強い紫外線光源下に印刷されたサンプルを通し、サンプルを0.25J/cm2まで露出させた。次いで、過剰な再帰反射素子を除去するために、軟らかいペンキブラシを使用して、サンプルを優しくブラッシングした。
基材の表面上にマトリックスのための再帰反射素子を被覆するために、本プロセスを使用した。画像再帰反射素子がパターン内に存在した場合、再帰反射照明条件において画像再帰反射素子を表示するためのコントラストとして、マトリックス再帰反射素子を追加した。レトロクロミック画像再帰反射素子を基材の表面上に大まかに散布し、150℃の温度に設定した対流式オーブン内で、3分間、基材を加熱した。基材をオーブンから除去し、30秒間冷却し、次いで、過剰な再帰反射素子を除去するために、剛毛ブラシを使用して強くブラッシングし、基材の頂部に結合した再帰反射素子の単層を得た。次いで、再帰反射素子をそれらの直径の20%を超える深さまで、基材に浸漬するために、0.008m/s(1.5fpm)の速度で、中圧で、163℃(325°F)(最前部)〜177℃(350°F)(最後部)に設定されたラミネーター(SDISによるモデル6060P)に基材を通した。
これらの材料の再帰反射性及び再帰反射コントラストを測定するために、3つの異なる技術を使用した。
手順Dに従って、黄橙色再帰反射素子を製造した。アカエイの形状のスタンプを使用した手順Gのスタンプ印刷プロセスを使用して、手順Fに従って製造されたFusabond MC190D EVA基材上に、素子を印刷した。基材の残部に黄橙色素子を配置するために、フラッドコーティングプロセス(手順H)を使用した。手順I(1)〜(3)に従って、隠蔽力、3M Viewerコントラスト、及び懐中電灯コントラストを評価した。本材料の隠蔽力は可であり、3M Viewerコントラストは不可であり、懐中電灯コントラストは非常に不可であった。
手順Dに従って、青色再帰反射素子を製造した。アカエイの形状のスタンプを使用した手順Gのスタンプ印刷プロセスを使用して、手順Fに従って製造されたFusabond MC190D EVA基材上に、素子を印刷した。基材の残部上に黄橙色素子を配置するために、フラッドコーティングプロセス(手順H)を使用した。手順I(1)〜(3)に従って、隠蔽力、3M Viewerコントラスト、及び懐中電灯コントラストを評価した。本材料の隠蔽力は可であり、3M Viewerコントラストは可であり、懐中電灯コントラストは可であった。
手順Eに従って、三層黄色再帰反射素子を製造した。アカエイの形状のスタンプを使用した手順Gのスタンプ印刷プロセスを使用して、手順Fに従って製造されたFusabond MC190D EVA基材上に、素子を印刷した。基材の残部上に黄色再帰反射素子を配置するために、フラッドコーティングプロセス(手順H)を使用した。手順I(1)〜(3)に従って、隠蔽力、3M Viewerコントラスト、及び懐中電灯コントラストを評価した。本材料の隠蔽力は可であり、3M Viewerコントラストは優秀であり、懐中電灯コントラストは非常に良好であった。
手順Eに従って、三層青緑色再帰反射素子を製造した。アカエイの形状のスタンプを使用した手順Gのスタンプ印刷プロセスを使用して、手順Fに従って製造されたFusabond MC190D EVA基材上に、素子を印刷した。基材の残部上に黄色再帰反射素子を配置するために、フラッドコーティングプロセス(手順H)を使用した。手順I(1)〜(3)に従って、隠蔽力、3M Viewerコントラスト、及び懐中電灯コントラストを評価した。本材料の隠蔽力は可であり、3M Viewerコントラストは優秀であり、懐中電灯コントラストは優秀であった。
手順Eに従って、三層青緑色再帰反射素子を製造した。アカエイの形状のスタンプを使用した手順Gのスタンプ印刷プロセスを使用して、手順Fに従って製造されたFusabond MC190D EVA基材上に、素子を印刷した。基材の残部上に三層黄色素子を配置するために、フラッドコーティングプロセス(手順H)を使用した。手順I(1)〜(3)に従って、隠蔽力、3M Viewerコントラスト、及び懐中電灯コントラストを評価した。本材料の隠蔽力は優秀であり、3M Viewerコントラストは優秀であり、懐中電灯コントラストは優秀であった。
手順Eに従って、三層青緑色再帰反射素子及び三層紫色再帰反射素子を製造し、アカエイの異なる部分が異なる色を有するように、アカエイの形状のスタンプを使用した手順Gのスタンプ印刷プロセスを使用して、手順Fに従って製造されたFusabond MC190D EVA基材上に印刷した。基材の残部上に三層黄色素子を配置するために、フラッドコーティングプロセス(手順H)を使用した。手順I(1)〜(3)に従って、隠蔽力、3M Viewerコントラスト、及び懐中電灯コントラストを評価した。本材料の隠蔽力は優秀であり、3M Viewerコントラストは優秀であり、懐中電灯コントラストは優秀であった。加えて、3M Viewer又は懐中電灯のいずれを使用しても、アカエイの二色は、すぐに明らかであり、顕著であった。
実施例152にあるように基材上に再帰反射素子を堆積させるために、スクリーン印刷動作を使用した。スクリーンは、印刷されたアカエイのしるしを提供した。着色剤が樹脂に添加されていない紫外線硬化性結合樹脂の極薄層(3M CompanyからCG 9720」の名称下で入手可能)を移動させるために、スクリーンスタンプを使用した。印刷の直後、実施例152からの画像再帰反射素子を印刷された領域上に散布した。次いで、0.51m/s(100fpm)の強い紫外線光源下に印刷されたサンプルを通し、サンプルを0.25J/cm2まで露出した。次いで、過剰な再帰反射素子を除去するために、軟らかいペンキブラシを使用して、サンプルを優しくブラッシングした。基材の残部上に三層黄色マトリックス再帰反射素子を配置するために、フラッドコーティングプロセス(手順H)を使用した。隠蔽力、3Mビューアコントラスト、及び懐中電灯コントラストは、実施例151のものと同一であった。アカエイの印刷解像度は、実施例151のものよりも良好であると観察された。
実施例73に記載する再帰反射素子をマトリックス再帰反射素子として使用し、30〜50%のレベルまで浸漬したことを除いて、実施例153に記載するプロセス及び材料を反復した。素子は、基材への浸漬前に青色を再帰反射し、浸漬後に、基材に対して垂直の角度で表示された場合に黄色を再帰反射した。加えて、浸漬後、垂直から傾斜されると、マトリックス再帰反射素子は、明確な黄色から青色への再帰反射色の変化を示した。この追加のコバート安全機能は、通常表示される機能と同一の隠蔽力をなおも有し、実施例153の隠蔽力と同じくらい良好であった。
Claims (37)
- 安全積層体であって、
第1の主表面と第2の主表面とを有する、第1の基材と、
該基材の前記第1の主表面に沿って貼り付けられる、複数の再帰反射素子とを備え、該再帰反射素子は、
外側コア表面を備える、固体球形コアであって、前記外側コア表面は、第1の界面を提供する、固体球形コアと、
前記コア表面を被覆する内側表面と、外側表面とを有する、第1の完全同心光学干渉層であって、該第1の完全同心光学干渉層の前記外側表面は、第2の界面を提供する、前記第1の完全同心光学干渉層と、
該第1の完全同心光学干渉層の前記外側表面を被覆する内側表面と、外側表面とを有する、第2の完全同心光学干渉層であって、該第2の完全同心光学干渉層の前記外側表面は、第3の界面を提供する、前記第2の完全同心光学干渉層と、を備え、
前記安全物品は、再帰反射性である、安全積層体。 - 前記第1の基材が、ポリマーを備える、請求項1に記載の安全積層体。
- 前記物品が、補助反射体を備えず、−4度の入口角及び0.2度の観測角で測定される、50Cd/lux/m2を超える再帰反射係数と、4800K〜7500Kの黒体発光を表す0.01の線内にある、CIE色度ダイアグラム(1931バージョン)上の点を画定する色度座標を有する、再帰反射色を有する、請求項1に記載の安全積層体。
- 前記ポリマーが、前記第1の基材の前記第1の主表面に沿って架橋される、請求項2に記載の安全積層体。
- 前記ポリマーが、ある勾配で架橋され、該ポリマーは、前記第2の主表面によりも、前記第1の基材の前記第1の主表面に沿って、より広範囲に架橋される、請求項4に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、前記第1の基材の前記第1の主表面に組み込まれる、請求項2に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子と前記第1の基材の前記第1の主表面とに結合される、シランカップリング剤を更に備える、請求項6に記載の安全積層体。
- 前記第1の基材の前記第1の主表面と再帰反射素子との間に配置される、補助反射体を更に備える、請求項6に記載の安全積層体。
- 前記補助反射体が、薄膜の誘電体スタックを備える、請求項8に記載の安全積層体。
- 前記第1の基材の前記第1の主表面と前記再帰反射素子との間に配置される、放射線感受性材料層を更に備え、該放射線感受性材料は、再帰反射モードで表示されるとき、前記積層体よりも上又は下に浮動画像が現れるように画像化される、請求項6に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、前記第1の主表面の第1の部分を被覆する、請求項1に記載の安全積層体。
- 前記主表面の前記第1の部分が、−4度の入口角及び0.2度の観測角で測定される、少なくとも50Cd/lux/m2の再帰反射係数を有し、前記再帰反射素子の後方に存在する補助反射体は存在しない、請求項11に記載の安全積層体。
- 前記第1の主表面の第2の部分が、再帰反射素子によって被覆され、前記第2の部分は、−4度の入口角及び0.2度の観測角で測定され、前記第1の部分の前記値の少なくとも10%前記第1の部分の再帰反射係数と異なる、再帰反射係数を有する、請求項12に記載の安全積層体。
- 前記積層体が、完全同心光学干渉層を有さない固体球形コアからなる再帰反射素子を備える、別様に同一の積層体の再帰反射係数の値よりも少なくとも4倍大きい再帰反射係数の値を示す、請求項1に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、前記第1の主表面の第1の部分を被覆し、前記積層体の残部が、更なる安全機能を含む、請求項11に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、前記第1の主表面の第1の部分を被覆し、前記第1の主表面の残部が、他の安全機能を備える、請求項15に記載の安全積層体。
- 前記他の安全機能が、回折性光学的可変画像デバイス(DOVID)、ホログラム、カラーシフトフィルム、又はこれらの両方から選択される、請求項16に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、前記再帰反射モードで表示されるとき、再帰反射色を提供する、請求項1に記載の安全積層体。
- 前記主表面の一領域が、前記第1の主表面に垂直に表示されるとき、第1の再帰反射色を示し、前記垂直から十分に大きい角度で表示されるとき、第2の再帰反射色を示し、前記第1の再帰反射色及び第2の再帰反射色は異なる、請求項1に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、前記第2の完全同心光学干渉層の前記第2の表面を被覆する、第3の完全同心光学干渉層を更に備え、該第3の完全同心光学干渉層は、前記第2の完全同心光学干渉層の前記外側表面を被覆する内側表面と、外側表面とを有し、前記第3の完全同心光学干渉層の前記外側表面は、第4の界面を提供し、該第4の界面は、入射光線に少なくとも部分的に反射する、請求項1に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、再帰反射色による増強された再帰反射白色度を示す、請求項20に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、再帰反射色を提供する、請求項20に記載の安全積層体。
- 前記第1の光学干渉層、前記第2の光学干渉層及び前記第3の光学干渉層が、それぞれ、TiO2、SiO2、ZnS、CdS、CeO2、ZrO2、Bi2O3、ZnSe、WO3、PbO、ZnO、Ta2O5、Al2O3、B2O3、MgO、AlF3、CaF2、CeF3、LiF、MgF2、Na3AlF6、及び上記のうちの2つ以上の組み合わせからなる群から選択される材料を含む、請求項20に記載の安全積層体。
- 前記第1の光学干渉層が、シリカであり、前記第2の光学干渉層が、チタニアであり、前記第3の光学干渉層が、シリカである、請求項20に記載の安全積層体。
- 前記第1の光学干渉層が、チタニアであり、前記第2の光学干渉層が、シリカであり、前記第3の光学干渉層が、チタニアである、請求項20に記載の安全積層体。
- 前記再帰反射素子が、前記第1の主表面の第1の部分を被覆し、前記主表面の前記第1の部分は、−4度の入口角及び0.2度の観測角で測定される、少なくとも100Cd/lux/m2の再帰反射係数を有し、前記再帰反射素子の後方に存在する補助反射体は存在しない、請求項20に記載の安全積層体。(実施例72〜76により支持される通り)。
- 接着剤が、前記第1の基材の前記第2の主表面に塗布される、請求項1に記載の安全積層体。
- 前記接着剤が、ホットメルト接着剤である、請求項27に記載の安全積層体。
- 前記接着剤が、感圧接着剤である、請求項27に記載の安全積層体。
- 前記第1の基材の前記第2の主表面が、第2の基材の主表面に貼り付けられる、請求項1に記載の安全積層体を備える、安全物品。
- 前記安全積層体が、前記第1の基材の前記第2の主表面に塗布される、改ざん表示層を更に備える、請求項30に記載の安全物品。
- 前記再帰反射素子の第1の部分が、第1の領域において前記第1の基材の前記第1の主表面に沿って貼り付けられ、前記再帰反射素子の第2の部分は、第2の領域において前記第1の基材の前記第1の主表面に沿って貼り付けられ、再帰反射素子の前記第1の部分は、あるレベルの再帰反射白色度を提供し、再帰反射素子の前記第2の部分は、第2のレベルの再帰反射白色度を提供し、前記安全積層体は、拡散照明において透明である、請求項31に記載の安全物品。
- 前記再帰反射素子の第1の部分が、第1の領域において前記第1の基材の前記第1の主表面に沿って貼り付けられ、前記再帰反射素子の第2の部分は、第2の領域において前記第1の基材の前記第1の主表面に沿って貼り付けられ、再帰反射素子の前記第1の部分は、第1の再帰反射色を提供し、再帰反射素子の前記第2の部分は、第2の再帰反射色を提供し、前記安全積層体は、拡散照明において透明である、請求項30に記載の安全物品。
- 前記第2の基材の前記主表面に関連するデータを更に含み、前記第1の基材の前記第2の主表面は、データを備え、前記積層体は、前記データが拡散照明において前記積層体を通して表示可能であるように、前記データ上で前記第2の基材の前記主表面に貼り付けられる、請求項33に記載の安全物品。
- 前記データが、個人化データを備える、請求項34に記載の安全物品。
- 前記第2の基材の前記主表面が、脆弱層を備え、前記データが、前記脆弱層に貼り付けられる、請求項34に記載の安全物品。
- 前記安全物品が、貨幣、権利文書、株券、クレジットカード、デビットカード、身分証明書又はパスポートからなる群から選択される、請求項30に記載の安全物品。
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