JP2011504105A5 - - Google Patents

Claims (25)

1. 欠損Ｆ２Ｌ遺伝子を含むポックスウイルスを含み、増殖性疾患または破骨細胞活性の増加に関連する疾患を治療するための、医薬組成物。
2. 増殖性疾患が癌または再狭窄である、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 破骨細胞活性の増加に関連する疾患が、関節リウマチまたは骨粗しょう症である、請求項１に記載の医薬組成物。
4. 前記ポックスウイルスが、欠損Ｊ２Ｒ遺伝子を更に含んでなる、請求項１〜３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
5. 前記ポックスウイルスが、チョルドポックスウイルス亜科に属するものである、請求項１〜４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
6. 前記ポックスウイルスが、ワクシニアウイルス種に属するものである、請求項５に記載の医薬組成物。
7. 前記ポックスウイルスが、ワクシニアウイルス株コペンハーゲンである、請求項６に記載の医薬組成物。
8. 前記ポックスウイルスが、ワクシニアウイルス株ＷＲである、請求項６に記載の医薬組成物。
9. 前記ポックスウイルスが、自殺遺伝子を更に含んでなる、請求項１〜８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
10. 前記自殺遺伝子が、少なくともシトシンデアミナーゼ活性を有するタンパク質をコードするものである、請求項９に記載の医薬組成物。
11. 前記自殺遺伝子が、少なくともウラシルホスホリボシルトランスフェラーゼ活性を有するタンパク質をコードするものである、請求項９に記載の医薬組成物。
12. 前記自殺遺伝子が、ＦＣＹ１、ＦＣＡ１、もしくはＣｏｄＡ、またはそれらの類似体である、請求項１０に記載の医薬組成物。
13. 少なくともシトシンデアミナーゼ活性を有する前記タンパク質が、配列番号２に表されているＦＣＵ１−８ポリペプチドおよびその類似体である、請求項１０に記載の医薬組成物。
14. 前記自殺遺伝子が、少なくとも一つのシトシンデアミナーゼ活性と、一つのウラシルホスホリボシルトランスフェラーゼ活性とを有するタンパク質をコードするものである、請求項１０または１１に記載の医薬組成物。
15. 前記自殺遺伝子が、配列番号３（ｃｏｄａ：：ｕｐｐ）、配列番号１（ＦＣＵ１）、またはＦＣＹ１：：ＦＵＲ１のアミノ酸配列に表されるアミノ酸配列を実質的に含んでなるポリペプチドをコードするものである、請求項１４に記載の医薬組成物。
16. 前記ポックスウイルスが、パーミアーゼをコードする遺伝子を含んでなる核酸配列を更に含んでなる、請求項１〜１５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
17. パーミアーゼが、Ｓ．セレビシエのプリンパーミアーゼまたはシトシンパーミアーゼである、請求項１６に記載の医薬組成物。
18. パーミアーゼが、ＦＣＹ２およびＦｕｒ４ならびにそれらの類似体を含んでなる群から選択されるものである、請求項１７に記載の医薬組成物。
19. 前記ポックスウイルスが、前記自殺遺伝子の発現に必要なエレメントを更に含んでなる、請求項９〜１５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
20. 前記ポックスウイルスが、パーミアーゼの発現に必要なエレメントを更に含んでなる、請求項１６〜１８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
21. 薬学上許容される賦形剤を含んでなる、請求項１〜２０のいずれか一項に記載の医薬組成物。
22. 全身経路により投与されるものである、請求項１〜２１のいずれか一項に記載の医薬組成物。
23. 薬学上許容される量のプロドラッグがさらに投与される、請求項１〜２２のいずれか一項に記載の医薬組成物。
24. 前記プロドラッグが、前記ポックスウイルス投与の少なくとも３日後に投与されるものである、請求項２３に記載の医薬組成物。
25. 前記プロドラッグが、前記ポックスウイルスの投与の７日後に投与されるものである、請求項２３に記載の医薬組成物。